JP6739206B2 - 基礎と鉄骨鉄筋コンクリート製の柱との接合構造及び該接合構造を備える建築構造物 - Google Patents
基礎と鉄骨鉄筋コンクリート製の柱との接合構造及び該接合構造を備える建築構造物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6739206B2 JP6739206B2 JP2016068044A JP2016068044A JP6739206B2 JP 6739206 B2 JP6739206 B2 JP 6739206B2 JP 2016068044 A JP2016068044 A JP 2016068044A JP 2016068044 A JP2016068044 A JP 2016068044A JP 6739206 B2 JP6739206 B2 JP 6739206B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foundation
- steel frame
- steel
- column
- pillar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Foundations (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
このような構成によれば、柱の上方に横方向の大きな力が作用した場合には、柱の鉄骨の下端は基礎に当接または近接しているため、一方の柱脚部が浮き上がり、反対側の柱脚部が基礎中にめり込むように、鉄骨の下端を中心として柱が回転、傾斜しようとする。
ここで、基礎と柱間に鉛直方向に設けられて、両者を接合している軸方向筋が備えられている。周知のように、回転しようとする物体を停止する場合においては、回転を停止させる力を回転の中心から遠い場所に対して作用させるほど、効果的に停止させることができる。この場合においても同様に、軸方向筋の設置位置は、水平断面視上、支点となる鉄骨の外側に設けられているため、地震時の柱の傾斜に引張力で抵抗することが可能である。同時に、軸方向筋の設置位置は、水平断面視上、外周近傍に位置する柱の鉄筋よりも内側、すなわち支点となる鉄骨に近寄った位置に設けられており、柱の鉄筋の下端は、基礎に至る手前で終端しているため、鉄骨から遠く位置する柱の鉄筋を下方に延在させて基礎に定着させた、柱を剛に基礎に接合した場合に比べると、一方の柱脚の一定の浮き上がりを許容することができる。
更に、柱の下端部は、下に向かって断面積が減少するように絞られており、柱と基礎との接合面を小さくしているため、基礎にめり込むように移動する上記反対側の柱脚部の移動を妨げない。
上記の様々な要因により、柱と基礎とが半剛接合された構造になっており、これにより、地震エネルギーを吸収して曲げモーメントに効果的に対抗可能な接合構造を実現することが可能となる。
このような構成によれば、より強い引張力が作用した場合であっても、それに対抗する半剛接合を実現することができる。
このような構成によれば、上部における鉄骨の剛性を確保しつつ、鉄骨寄りに配される軸方向筋との干渉をなくすことができる。
このような構成によれば、建築構造物の施工に際し、柱の上方に横方向の大きな力が作用した場合に、柱脚部により大きな引張力が作用する建築構造物の外側の柱を基礎と剛接合し、引張力が外側の柱よりも小さな内側の柱を上記したような半剛接合とした構造とするような構造を実現可能となり、より効果的に、曲げモーメントに対抗することが可能となる。
次に、図3を用いて、上記実施形態として示した接合構造1の、第1の変形例を説明する。図3(a)は、第1の変形例における接合構造20の側断面図、図3(b)、(c)、(d)はそれぞれ、図3(a)のD−D´断面図、E−E´断面図、F−F´断面図である。第1の変形例における接合構造20は、上記の接合構造1とは、軸方向筋22の上端22aが鋼板21に接合されている点が異なっている。
次に、図4を用いて、上記実施形態として示した接合構造1の、第2の変形例を説明する。図4(a)は、第2の変形例における接合構造30の側断面図、図4(b)、(c)、(d)はそれぞれ、図4(a)のG−G´断面図、H−H´断面図、I−I´断面図である。第2の変形例における接合構造30は、上記の接合構造1と、第1の変形例における接合構造20を組み合わせたものである。
次に、図5を用いて、上記実施形態として示した接合構造1の、第3の変形例を説明する。図5は、第3の変形例における接合構造40の側断面図である。第3の変形例における接合構造40は、上記の接合構造1とは、鉄骨の下端における幅は、上部における幅よりも短くなっておらず、同等である点が異なっている。
次に、図6を用いて、上記実施形態として示した接合構造1の、第4の変形例を説明する。図6は、第4の変形例における接合構造50の側断面図であり、コンクリート部4と鉄骨5のみを示したものである。第4の変形例における接合構造50は、上記の接合構造1とは、鉄骨5の下端5aは、鋼板9を介して、基礎2に当接している点が異なっている。
次に、図7を用いて、上記実施形態として示した接合構造1の、第5の変形例を説明する。図7は、第5の変形例における接合構造60の側断面図であり、コンクリート部4と鉄骨5のみを示したものである。第5の変形例における接合構造60は、上記の接合構造1とは、柱61はプレキャストコンクリート製であり、グラウト層63は、鉄骨5の鋼板9の下側だけでなく、コンクリート部62の下面62aの、間隙14に相当する部分を除いた全域に形成されている点が異なっている。
2 基礎
3、61 柱
3a 下端部
4、62 コンクリート部
5、41 鉄骨
5a 下端
6 下側鉄骨
6a 下端
7 上側鉄骨
8 接合鋼板
9、21 鋼板
10 鉄筋
10a 下端
12、22 軸方向筋
22a 上端
14 間隙
Claims (3)
- 基礎と鉄骨鉄筋コンクリート製の柱との接合構造であって、
前記柱は、最下端に鋼板が接合された鉄骨と、前記鉄骨の周囲に設けられた柱の鉄筋と、前記鉄骨及び前記柱の鉄筋が埋設されるコンクリート部と、で形成されており、
前記柱の下端部は、下に向かって断面積が減少するように絞られており、
前記柱の鉄筋の下端は、前記基礎に至る手前で終端し、前記コンクリート部に埋設され、
前記柱の鉄骨の下端は、前記基礎に当接または近接し、前記コンクリート部に埋設されており、
前記基礎と前記柱間には鉛直方向に設けられて、両者を接合している軸方向筋を備え、
前記軸方向筋は、水平断面視上、前記柱の鉄筋よりも内側で、かつ、前記鉄骨の外側に設けられるとともに、前記軸方向筋の下端は前記基礎に定着され、前記軸方向筋の上端は前記コンクリート部に定着されていることで、地震時の前記柱の傾斜を許容して引張力で抵抗する、かつ前記鋼板を介した前記柱のめり込みに対して前記基礎が反作用として対抗することを特徴とする、基礎と鉄骨鉄筋コンクリート製の柱との接合構造。 - 前記鉄骨は、当該鉄骨の下端部に位置する下側鉄骨と、前記下側鉄骨の上方に位置する上側鉄骨とを備え、
前記下側鉄骨における幅は、前記上側鉄骨における幅よりも短く、
前記軸方向筋の上端は、前記下側鉄骨と前記上側鉄骨との間に設けられることを特徴とする、請求項1に記載の基礎と鉄骨鉄筋コンクリート製の柱との接合構造。 - 水平断面視上、内側に位置する柱が請求項1または2に記載の基礎と鉄骨鉄筋コンクリート製の柱との接合構造によって基礎に接合されていることを特徴とする、建築構造物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016068044A JP6739206B2 (ja) | 2016-03-30 | 2016-03-30 | 基礎と鉄骨鉄筋コンクリート製の柱との接合構造及び該接合構造を備える建築構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016068044A JP6739206B2 (ja) | 2016-03-30 | 2016-03-30 | 基礎と鉄骨鉄筋コンクリート製の柱との接合構造及び該接合構造を備える建築構造物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2017179852A JP2017179852A (ja) | 2017-10-05 |
| JP6739206B2 true JP6739206B2 (ja) | 2020-08-12 |
Family
ID=60005524
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016068044A Active JP6739206B2 (ja) | 2016-03-30 | 2016-03-30 | 基礎と鉄骨鉄筋コンクリート製の柱との接合構造及び該接合構造を備える建築構造物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6739206B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109797772B (zh) * | 2019-01-31 | 2024-03-15 | 深圳市建筑设计研究总院有限公司 | 一种抗剪柱脚连接结构及其施工方法 |
| CN114775677A (zh) * | 2022-04-11 | 2022-07-22 | 中南建筑设计院股份有限公司 | 一种球面半刚性柱脚 |
| CN115467380A (zh) * | 2022-08-11 | 2022-12-13 | 绍兴锦坤工程科技有限公司 | 倾斜建筑纠偏加固结构及其施工方法 |
Family Cites Families (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2758809B2 (ja) * | 1993-07-06 | 1998-05-28 | 日立金属株式会社 | 鉄骨鉄筋コンクリート造柱脚 |
| JP3706250B2 (ja) * | 1998-06-23 | 2005-10-12 | 岡部株式会社 | 柱脚用ベースプレート |
| JP2002338018A (ja) * | 2001-05-11 | 2002-11-27 | Nippon Steel Corp | 立体倉庫 |
| JP4284056B2 (ja) * | 2002-11-28 | 2009-06-24 | 岡部株式会社 | 非埋込み型柱脚の施工方法及びその非埋込み型柱脚構造 |
| JP2004353244A (ja) * | 2003-05-28 | 2004-12-16 | Ohki Corp | 鋼管柱と基礎との接合構造 |
| JP4424112B2 (ja) * | 2004-08-02 | 2010-03-03 | Jfeスチール株式会社 | 多層鉄骨構造物 |
| JP5196638B2 (ja) * | 2007-09-26 | 2013-05-15 | 大成建設株式会社 | 柱脚半剛接合建築物 |
| JP5591503B2 (ja) * | 2009-09-03 | 2014-09-17 | 久廣 平石 | 圧壊抑制型コンクリート柱部材 |
| JP5323653B2 (ja) * | 2009-11-25 | 2013-10-23 | 大成建設株式会社 | 柱構造 |
| JP5841887B2 (ja) * | 2012-04-17 | 2016-01-13 | 清水建設株式会社 | 柱脚用ピン構造 |
| JP5841889B2 (ja) * | 2012-04-17 | 2016-01-13 | 清水建設株式会社 | 柱脚用ピン構造 |
| JP2015098771A (ja) * | 2013-10-16 | 2015-05-28 | 清水建設株式会社 | 柱脚ピン構造 |
| JP6216644B2 (ja) * | 2014-01-16 | 2017-10-18 | 大成建設株式会社 | 壁柱構造および建物 |
| JP6227452B2 (ja) * | 2014-03-18 | 2017-11-08 | 大成建設株式会社 | 壁柱構造 |
-
2016
- 2016-03-30 JP JP2016068044A patent/JP6739206B2/ja active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2017179852A (ja) | 2017-10-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6550319B2 (ja) | ブレース付き柱架構 | |
| KR101414254B1 (ko) | 프리캐스트 콘크리트 기둥과 프리캐스트 콘크리트 무량판 슬래브와 프리캐스트 콘크리트 거더를 이용한 건축물의 시공구조 및 그 시공방법 | |
| JP7532737B2 (ja) | 基礎構造及び基礎構築方法 | |
| JP6499853B2 (ja) | 耐震壁構造 | |
| JP6033139B2 (ja) | 杭とフーチングとの接合構造 | |
| JP6096367B1 (ja) | 鋼管杭と鉄骨柱の接合構造 | |
| JP2018096188A (ja) | 免震装置と鋼管柱との接合構造および免震建物 | |
| JP6739206B2 (ja) | 基礎と鉄骨鉄筋コンクリート製の柱との接合構造及び該接合構造を備える建築構造物 | |
| JP4812324B2 (ja) | 擁壁及びその施工方法 | |
| JP7284621B2 (ja) | 建築物の基礎構造 | |
| JP6026794B2 (ja) | 鉄骨柱の柱脚構造 | |
| JP7532735B2 (ja) | 仕口部構造 | |
| JP2016205051A (ja) | 構造物の施工方法 | |
| JP2008075425A (ja) | 杭と柱の接合構造 | |
| JP5509374B1 (ja) | 既存建物の耐震補強構造及び耐震補強方法 | |
| JP6461690B2 (ja) | 基礎構造及び基礎施工方法 | |
| KR101297110B1 (ko) | 충전 강관 | |
| JP7449880B2 (ja) | 鋼管柱の柱脚部構造 | |
| JP7386367B1 (ja) | 構造物のシステム | |
| JP2017082548A (ja) | コンクリート基礎接合部材及び杭構造 | |
| JP6177052B2 (ja) | 補強筋及びユニット式建物 | |
| CN110258819A (zh) | 一种钢筋混凝土柱与无梁楼盖的连接节点及其施工方法 | |
| JP2020084579A (ja) | 構真柱支持方法 | |
| JP2011163082A (ja) | 地盤改良体を用いた基礎構造 | |
| KR101161993B1 (ko) | 강도 보강용 합성 구조체 및 이를 이용한 시공방법 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190207 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20191113 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191119 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200109 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200623 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200721 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6739206 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |