JP6548104B2 - 光源モジュール及び光源ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、生体におけるメラトニン(melatonin)の分泌を抑制することが可能な光源モジュール及び光源ユニットに関するものである。
近年、照明光源としては、メラトニンの分泌を抑制し、生体リズムの調整や生体の覚醒を促す作用効果を得るものが提案されている(特許文献1)。
特開2011−72388号公報
特許文献1に記載された照明光源は、相関色温度が7100Kを超えており、一般の室内空間で使用した場合の照明空間が、やや青みの強い印象を与える空間であった。
また、一般的に、生体のメラトニン分泌の抑制効果は、光源色が低色温度側になるにつれて低下する傾向にあることが知られている。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、光源色が昼光色でありながらも生体のメラトニン分泌抑制効果の向上を図ることが可能で、且つ、肌見えの良さ及び演色性の向上を図ることが可能な光源モジュール及び光源ユニットを提供する。
本発明の光源モジュールは、発光部と、波長変換部と、を備える。前記波長変換部は、前記発光部から放射された光の一部を波長変換して異なる波長の光を放射する波長変換材料を含む。前記発光部から放射される光と前記波長変換材料で波長変換された光との混色光であって1つの前記波長変換部から出射される合成光の相関色温度は、5700K以上7100K以下である。前記合成光の分光分布は、440nm〜480nmの波長域に、第1極大値を有し、450nm〜520nmの波長域に、第1極小値を有する。前記第1極大値に対する前記第1極小値の比率は、少なくとも0.4である。前記発光部は、350nm〜420nmの波長域にピーク波長を有する第1固体発光素子のみを含む。前記波長変換材料は、前記第1固体発光素子からの光により励起され、発光スペクトルが440nm〜480nmの波長域にピーク波長を有し且つ40nm〜70nmの範囲の半値幅を有する、青色蛍光体と、前記第1固体発光素子からの光により励起され、発光スペクトルが500nm〜540nmの波長域にピーク波長を有し且つ20nm〜40nmの範囲の半値幅を有する、青緑色蛍光体と、黄色蛍光体と、赤色蛍光体と、を含む。前記合成光の分光分布から下記(2)式で計算される、メラトニン分泌抑制効果を示す生体作用度が、0.85以上である。
Figure 0006548104
ここで、S(λ)は、前記合成光の分光分布、A(λ)は、メラトニン分泌抑制の作用関数、V(λ)は、比視感度である。前記合成光の平均演色評価数Raが85以上であり、
前記合成光の分光分布から計算される肌色の好ましさ指数が80以上である。
この光源モジュールにおいて、前記合成光の分光分布は、490nm〜540nmの波長域に、第2極大値を有し、前記第1極大値に対する前記第2極大値の比率が、0.6〜1.0の範囲にある、ことが好ましい。
この光源モジュールにおいて、前記波長変換部は、前記波長変換材料と、可視光を透過する透光性材料との混合体で形成され、前記発光部を覆っており、前記黄色蛍光体と前記赤色蛍光体とが、前記青色蛍光体及び前記青緑色蛍光体よりも前記第1固体発光素子の近くに配置されている、ことが好ましい。
本発明の光源ユニットは、第1光源モジュールと、第2光源モジュールと、を備える。前記第1光源モジュールは、350nm〜420nmの波長域にピーク波長を有する第1固体発光素子と、前記第1固体発光素子からの光により励起され、発光スペクトルが440nm〜480nmの波長域にピーク波長を有し且つ40nm〜70nmの範囲の半値幅を有する、青色蛍光体と、前記第1固体発光素子からの光により励起され、発光スペクトルが500nm〜540nmの波長域にピーク波長を有し且つ20nm〜40nmの範囲の半値幅を有する、青緑色蛍光体と、を備える。前記第2光源モジュールは、430nm〜470nmの波長域にピーク波長を有する第2固体発光素子と、前記第2固体発光素子からの光により励起され、黄色光を放射する黄色蛍光体と、前記第2固体発光素子からの光により励起され、赤色光を放射する赤色蛍光体と、を備え、相関色温度が3250K〜5500Kの白色光を放射するように構成される。前記第1光源モジュールの出射光と前記第2光源モジュールの出射光との合成光は、相関色温度が5700K以上7100K以下である。前記合成光の分光分布から下記(2)式で計算される、メラトニン分泌抑制効果を示す生体作用度が、0.90以上である。
Figure 0006548104
ここで、S(λ)は、前記合成光の分光分布、A(λ)は、メラトニン分泌抑制の作用関数、V(λ)は、比視感度である。前記合成光の平均演色評価数Raが85以上であり、
前記合成光の分光分布から計算される肌色の好ましさ指数が80以上である。
本発明の光源モジュールは、合成光の相関色温度が、5700K以上7100K以下であり、前記合成光の分光分布が、440nm〜480nmの波長域に、第1極大値を有し、450nm〜520nmの波長域に、第1極小値を有する。また、光源モジュールは、前記第1極大値に対する前記第1極小値の比率が、少なくとも0.4である。また、光源モジュールは、前記発光部が、350nm〜420nmの波長域にピーク波長を有する第1固体発光素子を含む。また、光源モジュールは、前記波長変換材料が、前記第1固体発光素子からの光により励起され、発光スペクトルが440nm〜480nmの波長域にピーク波長を有し且つ40nm〜70nmの範囲の半値幅を有する、青色蛍光体と、前記第1固体発光素子からの光により励起され、発光スペクトルが500nm〜540nmの波長域にピーク波長を有し且つ20nm〜40nmの範囲の半値幅を有する、青緑色蛍光体と、黄色蛍光体と、赤色蛍光体と、を含む。よって、本発明の光源モジュールにおいては、光源色が昼光色でありながらも生体のメラトニン分泌抑制効果の向上を図ることが可能で、且つ、肌見えの良さ及び演色性の向上を図ることが可能となる。
本発明の光源ユニットは、前記第1光源モジュールの出射光と前記第2光源モジュールの出射光との合成光は、相関色温度が5700K以上7100K以下である。よって、本発明の照明装置においては、光源色が昼光色でありながらも生体のメラトニン分泌抑制効果の向上を図ることが可能で、且つ、肌見えの良さ及び演色性の向上を図ることが可能となる。
図1は、実施形態1の光源モジュールの分光分布の説明図である。 図2は、第1最大値に対する第1最小値の比率と、生体作用度との関係説明図である。 図3は、実施形態1の光源モジュールの概略断面図である。 図4は、メラトニン分泌抑制の作用関数及び比視感度関数の説明図である。 図5は、実施形態1の光源モジュールの特性説明図である。 図6は、実施形態1の光源モジュールにおける波長変換材料の特性説明図である。 図7は、実施形態1の光源モジュールの第1変形例を示す概略断面図である。 図8は、実施形態1の光源モジュールの第2変形例を示す概略断面図である。 図9は、実施形態2の光源ユニットを備えた照明装置の概略構成図である。 図10は、実施形態2の光源ユニットの合成光の色度軌跡の説明図である。 図11は、実施例1の光源モジュールから出射される合成光の分光分布である。 図12は、実施例2の光源ユニットから出射される合成光の分光分布である。 図13は、比較例1の光源モジュールから出射される合成光の分光分布である。
(実施形態1)
以下では、本実施形態の光源モジュール1について、図1〜6に基づいて説明する。
図3に示すように、光源モジュール1は、発光部11と、波長変換部12と、を備える。波長変換部12から出射される合成光の相関色温度は、5700K以上7100K以下である。光源モジュール1の合成光の分光分布は、440nm〜480nmの波長域に、第1極大値(Ma1:図1参照)を有し、450nm〜520nmの波長域に、第1極小値(Mi1:図1参照)を有する。第1極大値に対する第1極小値の比率は、少なくとも0.4である。発光部11は、350nm〜420nmの波長域にピーク波長を有する第1固体発光素子11aを含む。波長変換材料は、第1固体発光素子11aからの光により励起され、発光スペクトルが440nm〜480nmの波長域にピーク波長を有し且つ40nm〜70nmの範囲の半値幅を有する、青色蛍光体を含む。また、波長変換材料は、第1固体発光素子11aからの光により励起され、発光スペクトルが500nm〜540nmの波長域にピーク波長を有し且つ20nm〜40nmの範囲の半値幅を有する、青緑色蛍光体を含む。また、波長変換材料は、黄色蛍光体と、赤色蛍光体と、を含む。よって、光源モジュール1は、光源色が昼光色でありながらも生体のメラトニン分泌抑制効果の向上を図ることが可能で、且つ、肌見えの良さ及び演色性の向上を図ることが可能となる。
光源モジュール1の各構成要素については、以下に、より詳細に説明する。
発光部11における第1固体発光素子11aは、例えば、発光ダイオード(light emitting diode:LED)により構成することができる。これにより、光源モジュール1は、LED光源を構成することができる。LED光源とは、例えば、JIS Z9112:2012に定義されているように、LED発光装置の総称である。
第1固体発光素子11aは、例えば、350nm〜420nmの波長域にピーク波長を有するLEDにより構成することができる。つまり、第1固体発光素子11aは、ピーク波長が350nm〜420nmの範囲にある紫色LEDにより構成することができる。これにより、光源モジュール1は、LEDと波長変換材料との組み合わせにおいて、波長変換材料の選択肢が多くなる。
紫色LEDは、紫色の光を放射するLEDチップにより構成することができる。紫色の光を放射するLEDチップとしては、例えば、窒化ガリウム系紫色LEDチップを採用することができる。LEDは、例えば、LEDチップがパッケージに収納されたものでもよい。LEDは、パッケージに収納するLEDチップの個数が1個でも複数でもよい。なお、第1固体発光素子11aは、LEDに限らず、例えば、レーザダイオード(半導体レーザ)により構成してもよい。
LEDチップとしては、チップサイズが0.3mm□(0.3mm×0.3mm)や0.45mm□(0.45mm×0.45mm)や1mm□(1mm×1mm)のもの等を用いることができる。また、LEDチップの平面形状は、正方形状に限らず、例えば、長方形状等でもよい。LEDチップは、平面形状が長方形状の場合、例えば、チップサイズが0.5mm×0.24mmのもの等を用いることができる。
第1固体発光素子11aは、第1電極と、第2電極と、を備えている。第1固体発光素子11aは、第1電極と第2電極とのうち一方がアノード電極、他方がカソード電極である。
光源モジュール1は、第1固体発光素子11aが実装された実装基板13を備えている。実装基板13は、第1固体発光素子11aを実装する基板である。「実装する」とは、第1固体発光素子11aを配置して機械的に接続すること及び電気的に接続することを含む概念である。
実装基板13は、支持体14と、支持体14に支持され第1固体発光素子11aが電気的に接続される配線部(図示せず)と、を備える。
配線部は、第1固体発光素子11aの第1電極、第2電極がそれぞれ電気的に接続される第1導体部、第2導体部を備えている。
実装基板13は、支持体14が平板状に形成されている。実装基板13は、支持体14の形状が、平板状に限らず、例えば、第1固体発光素子11aを収納する凹部が一面に形成されたものでもよい。
支持体14の外周形状は、矩形状としてある。支持体14の外周形状は、矩形状に限らず、例えば、矩形以外の多角形状や、円形状等でもよい。支持体14の平面サイズは、第1固体発光素子11aの平面サイズよりも大きく設定してある。
発光部11は、第1固体発光素子11aの個数を特に限定するものではなく、複数個の第1固体発光素子11aを備えていてもよい。したがって、実装基板13は、実装可能な第1固体発光素子11aの個数を特に限定するものではなく、例えば、複数個の第1固体発光素子11aを実装可能に構成されていてもよい。要するに、光源モジュール1は、複数個の第1固体発光素子11aが直列接続された構成を有してもよいし、並列接続された構成を有してもよいし、直並列接続された構成を有してもよい。
また、発光部11は、第1固体発光素子11aの他に、例えば、430nm〜470nmの波長域にピーク波長を有する第2固体発光素子(図示せず)を備えていてもよい。第2固体発光素子は、例えば、青色LEDにより構成することができる。青色LEDは、青色の光を放射するLEDチップにより構成することができる。青色の光を放射するLEDチップとしては、例えば、窒化ガリウム系青色LEDチップを採用することができる。
光源モジュール1において、波長変換部12は、波長変換材料と、可視光を透過する透光性材料との混合体で形成され、発光部11を覆っていることが好ましい。これにより、光源モジュール1は、第1固体発光素子11aとして紫色LEDチップを用いている場合等、波長変換部12が、第1固体発光素子11aを封止する封止部を兼ねることが可能となる。光源モジュール1は、波長変換部12の形状を半球状としてある。波長変換部12の形状は、半球状に限らず、例えば、半楕円球状、ドーム状、直方体状等の形状でもよい。また、光源モジュール1は、支持体14として、第1固体発光素子11aを収納する凹部が一面に形成された形状を採用する場合、波長変換部12の形状として、例えば、半球状、半楕円球状、ドーム状、直方体状、平板状等の形状を採用することができる。
光源モジュール1は、1個の波長変換部12により1個の第1固体発光素子11aを覆っているが、これに限らず、1個の波長変換部12により複数個の第1固体発光素子11aを覆うように構成してもよい。この場合、光源モジュール1は、複数個の第1固体発光素子11aの配置に基づいて、波長変換部12の形状を適宜変更することが好ましい。例えば、光源モジュール1は、実装基板13の平面形状が細長の長方形状であり、実装基板13の長手方向に複数個の第1固体発光素子11aが配列されている場合、波長変換部12を、複数個の第1固体発光素子11aを覆う半円柱状の形状とすることができる。
波長変換部12から出射される合成光とは、発光部11から放射され波長変換部12において波長変換されずに波長変換部12から出射する光と、波長変換材料で波長変換されて波長変換部12から出射する光と、の混色光を意味する。
光源モジュール1は、合成光の相関色温度が、5700K以上7100K以下である。相関色温度は、光源(ここでは、光源モジュール1)の光色を表すものとして使用されるもので、その光源のuv色度座標に最も近い色度座標をもつ黒体放射の絶対温度として定義される。相関色温度は、JIS Z8113:1998やIEC 60050−845等で定義されている。相関色温度は、例えば、JIS Z8725:1999で規定されている相関色温度の測定方法に従って求める値である。光源の色度座標から最も近い黒体放射のもつ色度座標は、CIE 1960 UCS(uniform-chromaticity-scale)色度座標において光源の色度座標の点から、黒体放射軌跡に垂線を下したときの交点として求められる。5700Kは、JIS Z9112:2012等で定義される昼光色の相関色温度の範囲(5700K〜7100K)の下限である。7100Kは、昼光色の相関色温度の上限であり、また、IEC 60050等で定義される常用光源D65として用いる蛍光ランプの相関色温度の上限である。
ところで、光源モジュール1は、波長変換部12から出射される合成光の分光分布から下記の(1)式で計算される、メラトニン分泌抑制効果を示す生体作用度が、0.90以上であるのが好ましい。
Figure 0006548104
S(λ)は、光源モジュール1の分光分布である。λは、波長である。S(λ)は、光源モジュール1の分光分布の最大値を基準にとって分光分布を相対的に表したものでもよい。分光分布及び相対分光分布については、例えば、JIS Z8113:1998やIEC 60050−845等において定義されている。
A(λ)は、メラトニン分泌抑制の作用関数である。メラトニン分泌抑制の作用関数は、メラトニン分泌を抑制し、生体リズムの調整や生体の覚醒を促す作用効果曲線であり、図4に実線で示すような曲線である。λは、波長である。メラトニン分泌抑制の作用関数A(λ)は、略400nm〜略600nmの範囲において上に凸の曲線となり、波長λが464nmの付近にピークを有する。メラトニン分泌抑制の作用関数は、例えば、参考文献1:G. C. Brainer著、「Action Spectrum for Melatonin Regulation in Humans: Evidence for a Novel Circadian Photoreceptor」、The Journal of Neuroscience、2001年8月15日、21(16)、pp.6405-6412)等に記載されている。
V(λ)は、比視感度である。λは、波長である。標準比視感度曲線は、図4に一点鎖線で示すような曲線である。比視感度については、例えば、JIS Z8113:1998やIEC 60050−845等において定義されている。比視感度は、明所視のCIE標準比視感度を用いるのが好ましい。
上述の(1)式の右辺の分母及び分子における積分波長範囲は、可視光の波長範囲とすればよく、例えば、380nm〜780nmとすることができる。よって、(1)式は、下記の(2)式のように表すことができる。
Figure 0006548104
可視光の波長範囲の短波長限界は、360nm〜400nmの範囲にある。また、可視光の波長範囲の長波長限界は、760nm〜830nmの範囲にある。このため、積分波長範囲は、360nm〜830nmとしてもよい。
光源モジュール1は、合成光の分光分布から計算される、肌色の好ましさ指数(Preference Index of Skin Color:PS)が80以上であるのが好ましい。
PSは、肌色の好ましさを示す値である。PSは、参考文献2〔橋本 健次郎 他、“照明光下での日本人女性の肌色に対する好ましさの評価方法”、照明学会誌、Vol.82、No.11、p895、1998年〕や参考文献3〔特開平11−258047号公報〕の開示プロセスに準じて導出できる。すなわち、PSは、上記参考文献2、3に記載された計算手順において、照明ランプの分光分布、色度座標の代わりに、光源モジュール1の分光分布、色度座標それぞれを使用し、導出できる。要するに、PSの計算手順では、肌色の好ましさに関する算出評価値Pを求めた後に、PS=4×5の計算式を用いてPSを算出することができる。肌色の好ましさ指数とは、上述のように肌色の好ましさを示す値であるが、言い換えれば、人の肌の色見えの好ましさを示す値である。
PSは、標準光源D65の光での値を80と規定されている。したがって、光源モジュール1は、合成光のPSが80以上であることにより、標準光源D65の光と同等以上に肌の色を好ましく見せることが可能となる。
光源モジュール1は、相関色温度が5700K以上7100K以下では、生体作用度が0.85以上、且つ、PSが80以上、平均演色評価数Raが85以上、となるように構成されているのが好ましい。ここで、光源モジュール1は、相関色温度が6500Kにおいて、生体作用度が0.9以上となるように構成されているのが好ましい。これにより、光源モジュール1は、サーカディアンリズム(circadian rhythm)を整える生体作用効果と肌見えの良さとの両立が可能となる。例えば、相関色温度が6500Kで生体作用度が0.90未満の場合には、サーカディアンリズムを整えるために使用するために、照度を高くする必要があり、人が眩しすぎると感じてしまう懸念がある。光源モジュール1は、例えば、高齢者福祉施設の入居者の部屋やホスピタルの入院患者の病室等において、主として起床時から昼間における光源として利用することができる。この場合、光源モジュール1は、照明空間にいる生体のメラトニン分泌を抑制してサーカディアンリズムを整え、かつ肌見えの良い環境を演出可能となる。照明空間とは、光源モジュール1からの合成光により照明される空間である。照明空間としては、例えば、高齢者福祉施設の入居者の部屋やホスピタルの入院患者の病室等がある。サーカディアンリズムとは、地球上に生息する人に行動や身体機能として現れる、24時間に近い周期のリズムを意味する。24時間に近い周期とは、24±4時間又は24±5時間の周期を意味する。
光源モジュール1は、合成光の平均演色評価数Raが、85以上であることが好ましい。これにより、光源モジュール1は、演色性が高いことで、様々な物の色見えを自然な色合いにすることが可能となり、高齢者福祉施設の入居者やホスピタルの病室にいる入院患者等に違和感を与えない照明環境を提供することが可能となる。平均演色評価数Raは、例えば、JIS Z8726−1990で規定されている計算手順に従って求める値である。
分光分布は、例えば、JIS C8155:2010の5.3(試験条件)において規定された試験の条件の下で、JIS Z8724−1997の4.2(分光分布の測定方法)によって測定することができる。
光源モジュール1の合成光の分光分布は、図1に示すように、3つのピークを有している。以下では、3つのピークのうち、最も短波長側のピークに対応する波長を「第1のピーク波長」と称し、真ん中のピークに対応する波長を「第2のピーク波長」と称し、最も長波長側のピークに対応する波長を「第3のピーク波長」と称する。図1に示した、合成光の分光分布は、一例であり、特に限定するものではない。
第1極大値(Ma1)は、合成光の分光分布において、第1のピーク波長における強度である。
第1極小値(Mi1)は、第1のピーク波長と第2のピーク波長との間における強度の最小値である。言い換えれば、第1極小値(Mi1)は、第1のピーク波長と第2のピーク波長との間の波長域における強度の極小値であり、0よりも大きな値である。
図2は、相関色温度が6500Kの場合における、第1極大値に対する第1極小値の比率と生体作用度との関係説明図である。図2は、横軸が第1極小値(Mi1)/第1極大値(Ma1)であり、縦軸が生体作用度である。図2からは、相関色温度が6500Kの場合、第1極小値(Mi1)/第1極大値(Ma1)が0.4以上であれば、生体作用度が0.9以上となることが分かる。
光源モジュール1の合成光の分光分布は、第1のピーク波長が、430nm〜470nmの波長域にあり、第2のピーク波長が490nm〜540nmの波長域にあり、第3のピーク波長が600nm〜640nmの波長域にあるのが好ましい。
図1に示すように、合成光の分光分布は、第2極大値(Ma2)と、第2極小値(Mi2)と、第3極大値(Ma3)と、を有している。第2極大値は、合成光の分光分布において、第2のピーク波長における強度である。第2極小値は、合成光の分光分布において、第2のピーク波長と第3のピーク波長との間における強度の極小値であり、0よりも大きな値である。
光源モジュール1は、第2極大値と第1極小値との差分が、第2極大値に対して、30%〜55%の範囲の値が好適である。言い換えれば、光源モジュール1は、下記の(3)式で求められる、第2極大値(Ma2)に対する、第2極大値(Ma2)と第1極小値(Mi1)との差分の割合(Xa)が30%〜55%であるのが好ましい。
Figure 0006548104
また、第2極大値と第2極小値との差分は、第2極大値Ma2に対して、20%〜45%の範囲の値が好適である。言い換えれば、光源モジュール1は、下記の(4)式で求められる、第2極大値(Ma2)に対する、第2極大値(Ma2)と第2極小値(Mi2)との差分の割合(Xb)が20%〜45%であるのが好ましい。
Figure 0006548104
上述のXaが55%を超えている場合には、第1極小値が小さすぎ、相関色温度が6500Kの場合、生体作用度が0.90よりも小さくなる傾向にあり、十分なメラトニン分泌抑制効果が得られない傾向にある。また、Xaが30%未満の場合には、第1極小値が大きすぎ、相対的に、Xbが大きくなる傾向にある。このため、Xaが30%未満の場合には、平均演色評価数Raが85よりも低い値となってしまう傾向にある。
また、上述のXbが45%を超えている場合には、第2極小値が小さすぎ、平均演色評価数Raが85よりも低い値となってしまう傾向にある。また、Xbが20%未満の場合には、第2極小値が大きすぎ、相対的に、Xaが大きくなる傾向にある。このため、Xbが20%未満の場合には、生体作用度が0.85よりも小さくなる傾向にあり、十分なメラトニン分泌抑制効果が得られない傾向にある。
光源モジュール1は、Xaが30%〜55%、Xbが20%〜45%であることにより、光源色が昼光色でありながらも生体のメラトニン分泌抑制効果の向上を図ることが可能となり、かつ、演色性が高く、かつ、肌の色見えの良い環境を演出可能となる。昼光色は、JIS Z9112:2012で定義されている。LEDの光源色は、XYZ表色系における色度によって、昼光色、昼白色、白色、温白色及び電球色の5種類に区分される。
青色蛍光体は、第1固体発光素子11aからの光により励起され青色の光を放射する。青色蛍光体は、発光スペクトルが440nm〜480nmの波長域にピーク波長を有し且つ40nm〜70nmの範囲の半値幅を有する。青色蛍光体としては、例えば、Eu2+付活アルミネート蛍光体等を採用することができる。Eu2+付活アルミネート蛍光体としては、例えば、BaMgAl1017:Eu2+等が挙げられる。光源モジュール1は、青色蛍光体の半値幅が40nmよりも小さいと、生体作用度が0.9よりも小さくなってしまう。
青緑色蛍光体は、第1固体発光素子11aからの光により励起され青緑色の光を放射する。青緑色蛍光体は、発光スペクトルが500nm〜540nmの波長域にピーク波長を有し且つ20nm〜40nmの範囲の半値幅を有する。青緑色蛍光体としては、例えば、Eu,Mn付活アルミネート蛍光体等を採用することができる。Eu,Mn付活アルミネート蛍光体としては、例えば、BaMgAl1017:Eu,Mn等が挙げられる。光源モジュール1は、波長変換材料が青緑色蛍光体を含んでいることにより、生体作用度が向上する。
本明細書における「半値幅」は、半値全幅を意味する。つまり、「半値幅」は、発光スペクトルの最大値の1/2の発光強度における波長の幅を意味する。
黄色蛍光体は、第1固体発光素子11aからの光により励起され黄色の光を放射する。黄色蛍光体は、発光スペクトルが530nm〜580nmの波長域にピーク波長を有するのが好ましい。黄色蛍光体としては、例えば、Eu2+付活酸窒化物蛍光体、Eu2+付活シリケート系蛍光体、Ce3+付活YAG(Yttrium Aluminum Garnet)蛍光体等を採用することができる。Eu2+付活酸窒化物蛍光体としては、例えば、SrSi222:Eu2+等が挙げられる。Ce3+付活YAG蛍光体としては、例えば、Y3Al512:Ce3+等が挙げられる。光源モジュール1は、発光部11が第2固体発光素子を含んでいる場合、黄色蛍光体が、第2固体発光素子からの光によっても励起され黄色の光を放射する。
赤色蛍光体は、第1固体発光素子11aからの光により励起され赤色の光を放射する。赤色蛍光体は、発光スペクトルが600nm〜670nmの波長域にピーク波長を有するのが好ましい。赤色蛍光体としては、例えば、Eu2+付活窒化物蛍光体、Eu2+付活酸窒化物蛍光体等を採用することができる。Eu2+付活窒化物蛍光体としては、例えば、(Sr,Ca)AlSiN3:Eu2+や、CaAlSiN3:Eu2+等が挙げられる。光源モジュール1は、発光部11が第2固体発光素子を含んでいる場合、赤色蛍光体が、第2固体発光素子からの光によっても励起され赤色の光を放射する。
光源モジュール1の合成光の分光分布は、490nm〜540nmの波長域に、第2極大値を有し、第1極大値に対する第2極大値の比率が、0.6〜1.0の範囲にあるのが好ましい。これにより、光源モジュール1は、6500K、DUVが0となる光色において、生体作用度を0.9以上とし、かつ、平均演色評価数Raを90以上とすることが可能となる。よって、光源モジュール1は、演色性の向上を図りながらも、生体のメラトニン分泌抑制効果の更なる向上を図ることが可能となる。
UVは、例えば、JIS Z8725−1999で定義されている。DUVは、CIE 1960 UCS色度座標の黒体放射軌跡からの偏差を下記(5)式で表した値であるdUVを1000倍した値(DUV=1000dUV)である。dUV及びDUVは、光源(ここでは、照明光源1)の色度座標が黒体放射軌跡の上側にあるときは正の値をとり、下側にあるときは負の値をとる。
Figure 0006548104
ここで、us,vsは、光源のCIE 1960 UCS色度座標である。また、u0,v0は、CIE 1960 UCS色度図上で、光源の色度座標に最も近い、黒体放射軌跡上の点の座標である。
図5は、第1極大値(Ma1)に対する第2極大値(Ma2)の比率と平均演色評価数Ra及び生体作用度との関係説明図である。図5は、横軸が第2極大値(Ma2)/第1極大値(Ma1)であり、左側の縦軸が平均演色評価数Ra、右側の縦軸が生体作用度である。図5中の黒菱形(◆)は、平均演色評価数Raの測定値である。また、図5中の白四角(□)は、生体作用度の測定値である。図5から、生体作用度は、第2極大値(Ma2)/第1極大値(Ma1)が増加するにつれて向上することが分かる。また、図5から、平均演色評価数Raは、第2極大値(Ma2)/第1極大値(Ma1)の変化に対して上に凸となる曲線状に変化することが分かる。そして、図5からは、第2極大値(Ma2)/第1極大値(Ma1)が0.6以上であれば、生体作用度が0.9以上となり、且つ、平均演色評価数Raが85以上となることが分かる。なお、図5は、相関色温度が6500Kの場合を例示したものであるが、相関色温度が5700K〜7100Kの範囲であれば、図5と同様の傾向となる。
波長変換部12は、上述のように、波長変換材料と、可視光を透過する透光性材料との混合体で形成され、発光部11を覆っている。波長変換部12は、黄色蛍光体と赤色蛍光体とが、青色蛍光体及び青緑色蛍光体よりも第1固体発光素子11aの近くに配置されているのが好ましい。これにより、光源モジュール1は、青色蛍光体及び青緑色蛍光体それぞれで発光した光が、黄色蛍光体や赤色蛍光体で吸収されるのを抑制することが可能となり、光取り出し効率の向上を図ることが可能となる。図6では、青色蛍光体の発光スペクトルS1を破線で示し、青緑色蛍光体の発光スペクトルS2を実線で示し、黄色蛍光体の吸収スペクトルS3を一点鎖線で示し、赤色蛍光体の吸収スペクトルS4を二点鎖線で示してある。
光源モジュール1は、波長変換部12のうち相対的に第1固体発光素子11aに近い領域のほうが相対的に第1固体発光素子11aから遠い領域に比べて、黄色蛍光体及び赤色蛍光体の配合率が高くなるように構成されていてもよい。
透光性材料としては、シリコーン樹脂を用いているが、これに限らず、例えば、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ガラス、有機・無機ハイブリッド材料等を用いることもできる。
図7は、光源モジュール1の第1変形例の光源モジュール1bを示す概略断面図である。第1変形例の光源モジュール1bは、波長変換部12が、第1波長変換部121と、第2波長変換部122と、を備える。第1波長変換部121は、可視光を透過する第1透光性材料と黄色蛍光体と赤色蛍光体との混合体で形成され、発光部11を覆っている。第2波長変換部122は、可視光を透過する第2透光性材料と青色蛍光体と青緑色蛍光体との混合体で形成され、第1波長変換部121を覆うように配置されている。これにより、第1変形例の光源モジュール1bは、第1波長変換部121を形成する工程と、第2波長変換部122を形成する工程と、の2つの工程で波長変換部12を形成することが可能となり、容易に、光取り出し効率の向上を図ることが可能となる。第1透光性材料及び第2透光性材料としては、シリコーン樹脂を用いているが、これに限らず、例えば、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ガラス、有機・無機ハイブリッド材料等を用いることもできる。第1透光性材料と第2透光性材料とは、同じ材料に限らず、異なる材料でもよい。
図8は、光源モジュール1の第2変形例の光源モジュール1cを示す概略断面図である。第2変形例の光源モジュール1cは、波長変換部12が、第1波長変換部121と、第2波長変換部122と、を備える。第1波長変換部121は、可視光を透過する第1透光性材料と黄色蛍光体と赤色蛍光体との混合体で形成され、発光部11を覆っている。第2波長変換部122は、可視光を透過する第2透光性材料と青緑色蛍光体との混合体で形成され、第1波長変換部121とは非接触の状態で第1波長変換部121を覆うように配置されている。第1波長変換部121とは非接触の状態で第1波長変換部121を覆うように配置されている。これにより、第2変形例の光源モジュール1cは、光源モジュール1及び光源モジュール1bに比べて、発光部11、黄色蛍光体及び赤色蛍光体それぞれの発熱に起因して青色蛍光体及び青緑色蛍光体が温度上昇するのを抑制することが可能となる。よって、光源モジュール1cは、光源モジュール1、1bに比べて、合成光の色度の変化を抑制することが可能となる。第1透光性材料及び第2透光性材料としては、シリコーン樹脂を用いているが、これに限らず、例えば、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ガラス、有機・無機ハイブリッド材料等を用いることもできる。第1透光性材料と第2透光性材料とは、同じ材料に限らず、異なる材料でもよい。また、第2波長変換部122と第1波長変換部121との間に、気体層15が形成されている。気体層15は、実装基板13と第1波長変換部121と第2波長変換部122とで囲まれた空間に存在する気体により構成することができる。気体としては、例えば、空気や不活性ガス等を挙げることができる。
青緑色蛍光体は、一般的に、黄色蛍光体及び赤色蛍光体に比べて変換効率の温度依存性が大きいものが多く、温度上昇による変換効率の低下率が大きい傾向にある。光源モジュール1cは、青緑色蛍光体を含む第2波長変換部122が、黄色蛍光体及び赤色蛍光体を含む第1波長変換部121から離れて配置されていることにより、第1変形例の光源モジュール1bに比べて、合成光の色度の変化を抑制することが可能となる。
(実施形態2)
以下では、本実施形態の光源ユニット30について図9に基づいて説明する。なお、実施形態1と同様の構成要素については、実施形態1と同じ符号を付して説明を省略する。なお、図9は、光源ユニット30を備えた照明装置3の概略構成図である。
光源ユニット30は、第1光源モジュール31と、第2光源モジュール32と、を備える。第1光源モジュール31は、350nm〜420nmの波長域にピーク波長を有する第1固体発光素子11aと、青色蛍光体と、青緑色蛍光体と、を備える。青色蛍光体は、発光スペクトルが、440nm〜480nmの波長域にピーク波長を有し且つ40nm〜70nmの範囲の半値幅を有する。青緑色蛍光体は、発光スペクトルが、500nm〜540nmの波長域にピーク波長を有し且つ20nm〜40nmの範囲の半値幅を有する。第2光源モジュール32は、430nm〜470nmの波長域にピーク波長を有する第2固体発光素子11bと、黄色蛍光体と、赤色蛍光体と、を備える。黄色蛍光体は、第2固体発光素子11bからの光により励起され、黄色光を放射する。赤色蛍光体は、第2固体発光素子11bからの光により励起され、赤色光を放射する。第2光源モジュール32は、相関色温度が3250K〜5500Kの白色光を放射するように構成されている。第1光源モジュール31の出射光と第2光源モジュール32の出射光との合成光は、相関色温度が5700K以上7100K以下である。第1光源モジュール31の出射光と第2光源モジュール32の出射光との合成光は、生体作用度が0.90以上、且つ、PSが80以上、平均演色評価数Raが85以上となるように構成されている。よって、光源ユニット30は、光源色が昼光色でありながらも生体のメラトニン分泌抑制効果の向上を図ることが可能で、且つ、肌見えの良さ及び演色性の向上を図ることが可能となる。光源ユニット30は、サーカディアンリズムを整える生体作用効果と肌見えの良さとの両立が可能となる。要するに、光源ユニット30は、人体のサーカディアンリズムを整えるのにより適した環境を提供可能となる。光源ユニット30は、光源としての効率の向上を図ることが可能となる。光源の効率とは、光源の全光束を、単位時間当たりの消費エネルギで除した値である。
光源ユニット30の各構成要素については、以下に、より詳細に説明する。
光源ユニット30は、第1光源モジュール31からの出射光と第2光源モジュール32からの出射光との合成光が出射されるように構成されている。
第1光源モジュール31は、第1固体発光素子11aと、波長変換部12aと、を備える。波長変換部12aは、透光性材料と、青色蛍光体と、青緑色蛍光体と、の混合体により形成されている。波長変換部12aの透光性材料としては、シリコーン樹脂を用いているが、これに限らず、例えば、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ガラス、有機・無機ハイブリッド材料等を用いることもできる。
第2光源モジュール32は、第2固体発光素子11bと、波長変換部12bと、を備える。波長変換部12bは、透光性材料と、黄色蛍光体と、赤色蛍光体と、の混合体により形成されている。波長変換部12bの透光性材料としては、シリコーン樹脂を用いているが、これに限らず、例えば、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ガラス、有機・無機ハイブリッド材料等を用いることもできる。
光源ユニット30は、第1合成光と第2合成光とを合成した第3合成光の色度点を、図10に破線で示す色度軌跡L2上で変化させることが可能である。図10は、xy色度図上に、第1合成光の色度点をP1、第2合成光の色度点をP2として示してあり、色度点P1と色度点P2とを結ぶ直線を色度軌跡L2として示してある。また、図10中のL1で示した曲線は、黒体軌跡を示している。光源ユニット30は、第1光源モジュール31の光色と第2光源モジュール32の光色との間の中間色においても、PS及び平均演色評価数Raそれぞれの向上を図ることができる。
ところで、LEDの光源色については、例えば、JIS Z9112:2012で定義され、XYZ表色系における色度によって、昼光色、昼白色、白色、温白色及び電球色の5種類に区分される。第2光源モジュール32が放射する、3250K〜5500Kの白色光とは、JIS Z9112:2012で定義されているLEDの光源色における昼白色、白色及び温白色を含む。
一般的に、蛍光体は、吸収した光の一部を、その光よりもエネルギの小さい、より長波長の光に変換して放出するが、吸収した光の波長におけるエネルギと放出する光の波長におけるエネルギとの差が大きいほど、波長変換によるエネルギ損失が大きくなる。したがって、黄色蛍光体及び赤色蛍光体については、第1固体発光素子11aに比べて長波長側にピーク波長がある第2固体発光素子11bからの光により励起したほうが、第1固体発光素子11aからの光により励起する場合に比べて、エネルギ損失が小さくなる。よって、光源ユニット30は、黄色蛍光体及び赤色蛍光体が、第1固体発光素子11aからの光ではなく第2固体発光素子11bからの光で励起されるように構成されていることにより、効率の向上を図ることが可能となる。
光源ユニット30は、正面視において、例えば、複数個の第1光源モジュール31と複数個の第2光源モジュール32とが交互に配置されている構成とすることができる。これにより、光源ユニット30は、第1光源モジュール31と第2光源モジュール32との両方が点灯したときに、第1光源モジュール31の出射光と第2光源モジュール32の出射光とを効率良く合成することが可能となる。
光源ユニット30における第1光源モジュール31及び第2光源モジュール32の配置は、これに限らない。例えば、光源ユニット30は、複数個の第1光源モジュール31と複数個の第2光源モジュール32とが千鳥状に配置されていてもよい。
また、光源ユニット30は、第1光源モジュール31の個数と第2光源モジュール32の個数とが、同じでもよいし、異なっていてもよい。
照明装置3の各構成要素については、以下に、より詳細に説明する。
照明装置3は、電源33から光源ユニット30への供給電力を制御する制御部34を備えているのが好ましい。照明装置3は、制御部34が光源ユニット30への供給電力を制御することで、色温度をコントロールできるようにすることもできる。
上述の実施形態1、2等において説明した各図は、模式的なものであり、各構成要素の大きさや厚さそれぞれの比が、必ずしも実際のものの寸法比を反映しているとは限らない。また、実施形態1、2等に記載した材料、数値等は、好ましいものを例示しているだけであり、それに限定するものではない。更に、本願発明は、その技術的思想の範囲を逸脱しない範囲で、構成に適宜変更を加えることが可能である。
(実施例1)
実施例1は、実施形態1で説明した図3の構造の光源モジュール1である。
第1固体発光素子11aは、ピーク波長が400nmの紫色LEDである。紫色LEDは、窒化ガリウム系紫色LEDチップである。波長変換部12は、波長変換材料として、青色蛍光体と、青緑色蛍光体と、黄色蛍光体と、赤色蛍光体と、を含む。青色蛍光体は、460nmにピーク波長を有し半値幅が60nmであるBaMgAl1017:Eu2+である。青緑色蛍光体は、520nmにピーク波長を有し半値幅が30nmであるBaMgAl1017:Eu,Mnである。黄色蛍光体は、550nmにピーク波長を有するSrSi222:Eu2+である。赤色蛍光体は、630nmにピーク波長を有する(Sr,Ca)AlSiN3:Eu2+である。透光性材料は、シリコーン樹脂である。光源モジュール1は、合成光の色温度が6500Kとなり、且つ、DUVが0となるように、波長変換部12における波長変換材料の配合比を調整した。
図11は、実施例1の光源モジュール1から出射される合成光の分光分布を示している。合成光の分光分布は、第1極大値に対する第1極小値の比率が0.5である。また、合成光の分光分布は、第1極大値に対する第2極大値の比率が0.7である。また、生体作用度は、0.93である。PSは、95である。平均演色評価数Raは、95である。
(実施例2)
実施例2は、実施形態2で説明した図9における光源ユニット30である。
第1光源モジュール31の第1固体発光素子11aは、ピーク波長が400nmの紫色LEDである。紫色LEDは、窒化ガリウム系紫色LEDチップである。第1光源モジュール31の波長変換部12aは、波長変換材料として、青色蛍光体と、青緑色蛍光体と、を含む。青色蛍光体は、460nmにピーク波長を有し半値幅が60nmであるBaMgAl1017:Eu2+である。青緑色蛍光体は、520nmにピーク波長を有し半値幅が30nmであるBaMgAl1017:Eu,Mnである。波長変換部12aの透光性材料は、シリコーン樹脂である。波長変換部12aは、第1光源モジュール31の出射光の、xy色度図上での色度座標が、(x,y)=(0.143,0.190)となるように波長変換材料の配合比を調整した。
第2光源モジュール32の第2固体発光素子11bは、ピーク波長が450nmの青色LEDである。青色LEDは、窒化ガリウム系青色LEDチップである。第2光源モジュール32の第2波長変換部12bは、波長変換材料として、黄色蛍光体と、赤色蛍光体と、を含む。黄色蛍光体は、540nmにピーク波長を有するY3Al512:Ce3+である。赤色蛍光体は、630nmにピーク波長を有する(Sr,Ca)AlSiN3:Eu2+である。透光性材料は、シリコーン樹脂である。波長変換部12bは、第2光源モジュール32の出射光の色温度が4000Kとなり、且つ、DUVが0となるように、波長変換材料の配合比を調整した。
光源ユニット30は、第1光源モジュール31の出射光と第2光源モジュール32の出射光との合成光の色温度が6500Kとなるように、第1光源モジュール31の個数と第2光源モジュール32の個数との比を調整した。
図12は、実施例2の光源ユニット30から出射される合成光の分光分布を示している。合成光の分光分布は、第1極大値に対する第1極小値の比率が0.45である。また、合成光の分光分布は、第1極大値に対する第2極大値の比率が0.63である。また、生体作用度は、0.92である。PSは、82である。平均演色評価数Raは、94である。
(比較例1)
比較例1の光源モジュールは、実施例1の光源モジュール1と基本構造が同じであり、波長変換材料が、青色蛍光体と、青緑色蛍光体と、黄色蛍光体と、赤色蛍光体と、を含み、青色蛍光体の材料が相違する。青色蛍光体は、450nmにピーク波長を有し半値幅が30nmであるSr10(PO46Cl2:Eu2+である。青緑色蛍光体は、520nmにピーク波長を有し半値幅が30nmであるBaMgAl1017:Eu,Mnである。黄色蛍光体は、550nmにピーク波長を有するSrSi222:Eu2+である。赤色蛍光体は、630nmにピーク波長を有する(Sr,Ca)AlSiN3:Eu2+である。透光性材料は、シリコーン樹脂である。比較例の光源モジュールは、合成光の色温度が6500Kとなり、且つ、DUVが0となるように、波長変換材料の配合比を調整した。
図13は、比較例の光源モジュールから出射される合成光の分光分布を示している。合成光の分光分布は、第1極大値に対する第1極小値の比率が0.13である。また、合成光の分光分布は、第1極大値に対する第2極大値の比率が0.8である。また、生体作用度は、0.87である。PSは、91である。平均演色評価数Raは、89である。
実施例1、2及び比較例1それぞれの特性をまとめると、下記の表1に示すような結果が得られた。
Figure 0006548104
表1から、実施例1の光源モジュール1及び実施例2の光源ユニット30は、相関色温度が5700K以上7100K以下では、生体作用度が0.85以上、且つ、PSが80以上、平均演色評価数Raが85以上、という条件を満足することが分かる。更に、表1から、実施例1の光源モジュール1及び実施例2の光源ユニット30は、相関色温度が6500Kにおいて、生体作用度が0.9以上、という条件を満足することが分かる。光源モジュール1及び光源ユニット30は、合成光の、相関色温度が5700K以上7100K以下であることにより、居住空間でも違和感なく自然に見える白色光を得ることができる。また、光源モジュール1及び光源ユニット30は、例えば、相関色温度が6500Kにおいて、合成光の、生体作用度が0.90以上であることにより、生体が、覚醒時に合成光を受けることでサーカディアンリズムを整えやすくなる。また、実施例1の光源モジュール1及び実施例2の光源ユニット30は、合成光の、平均演色評価数Raが90以上であることにより、合成光が照射される被照射体の見えの忠実性が高くなる。よって、ホスピタル等においては、医師による患者の診察に役立てることが可能となる。また、光源モジュール1及び光源ユニット30は、PSが80以上であることにより、合成光が照射される患者等に、肌の色を好ましく見せることが可能となる。
1、1b、1c 光源モジュール
11 発光部
11a 第1固体発光素子
11b 第2固体発光素子
12 波長変換部
30 光源ユニット
31 第1光源モジュール
32 第2光源モジュール
121 第1波長変換部
122 第2波長変換部

Claims (4)

  1. 発光部と、
    前記発光部から放射された光の一部を波長変換して異なる波長の光を放射する波長変換材料を含む波長変換部と、を備え、
    前記発光部から放射される光と前記波長変換材料で波長変換された光との混色光であって1つの前記波長変換部から出射される合成光の相関色温度が、5700K以上7100K以下であり、
    前記合成光の分光分布は、440nm〜480nmの波長域に、第1極大値を有し、450nm〜520nmの波長域に、第1極小値を有し、
    前記第1極大値に対する前記第1極小値の比率が、少なくとも0.4であり、
    前記発光部は、350nm〜420nmの波長域にピーク波長を有する第1固体発光素子のみを含み、
    前記波長変換材料は、
    前記第1固体発光素子からの光により励起され、発光スペクトルが440nm〜480nmの波長域にピーク波長を有し且つ40nm〜70nmの範囲の半値幅を有する、青色蛍光体と、
    前記第1固体発光素子からの光により励起され、発光スペクトルが500nm〜540nmの波長域にピーク波長を有し且つ20nm〜40nmの範囲の半値幅を有する、青緑色蛍光体と、
    黄色蛍光体と、
    赤色蛍光体と、
    を含み、
    前記合成光の分光分布から下記(2)式で計算される、メラトニン分泌抑制効果を示す生体作用度が、0.85以上であり、
    Figure 0006548104
    ここで、S(λ)は、前記合成光の分光分布、A(λ)は、メラトニン分泌抑制の作用関数、V(λ)は、比視感度であり、
    前記合成光の平均演色評価数Raが85以上であり、
    前記合成光の分光分布から計算される肌色の好ましさ指数が80以上である、
    ことを特徴とする光源モジュール。
  2. 前記合成光の分光分布は、490nm〜540nmの波長域に、第2極大値を有し、
    前記第1極大値に対する前記第2極大値の比率が、0.6〜1.0の範囲にある、
    ことを特徴とする請求項1記載の光源モジュール。
  3. 前記波長変換部は、前記波長変換材料と、可視光を透過する透光性材料との混合体で形成され、前記発光部を覆っており、前記黄色蛍光体と前記赤色蛍光体とが、前記青色蛍光体及び前記青緑色蛍光体よりも前記第1固体発光素子の近くに配置されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の光源モジュール。
  4. 第1光源モジュールと、第2光源モジュールと、を備え、
    前記第1光源モジュールは、
    350nm〜420nmの波長域にピーク波長を有する第1固体発光素子と、
    前記第1固体発光素子からの光により励起され、発光スペクトルが440nm〜480nmの波長域にピーク波長を有し且つ40nm〜70nmの範囲の半値幅を有する、青色蛍光体と、
    前記第1固体発光素子からの光により励起され、発光スペクトルが500nm〜540nmの波長域にピーク波長を有し且つ20nm〜40nmの範囲の半値幅を有する、青緑色蛍光体と、を備え、
    前記第2光源モジュールは、
    430nm〜470nmの波長域にピーク波長を有する第2固体発光素子と、
    前記第2固体発光素子からの光により励起され、黄色光を放射する黄色蛍光体と、
    前記第2固体発光素子からの光により励起され、赤色光を放射する赤色蛍光体と、を備え、相関色温度が3250K〜5500Kの白色光を放射するように構成され、
    前記第1光源モジュールの出射光と前記第2光源モジュールの出射光との合成光は、相関色温度が5700K以上7100K以下であり、
    前記合成光の分光分布から下記(2)式で計算される、メラトニン分泌抑制効果を示す生体作用度が、0.90以上であり、
    Figure 0006548104
    ここで、S(λ)は、前記合成光の分光分布、A(λ)は、メラトニン分泌抑制の作用関数、V(λ)は、比視感度であり、
    前記合成光の平均演色評価数Raが85以上であり、
    前記合成光の分光分布から計算される肌色の好ましさ指数が80以上である、
    ことを特徴とする光源ユニット。
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