JP6546754B2 - 制御装置および制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、リニアソレノイドへ供給する電流を制御する制御装置および制御方法に関する。
近年、例えば、自動変速機や可変吸排気バルブなどにリニアソレノイドが用いられている。リニアソレノイドは、供給される電流に応じて可動体である弁体の位置を直線的に変更するソレノイドである。
かかるリニアソレノイドの制御において、ハウジングとスプールなどの弁体との間の摩擦を軽減させて摺動性を高めるために、弁体を振動させるディザ制御が行われる(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−301224号公報
しかしながら、従来のディザ制御では、例えば、リニアソレノイドへ供給される電流の大きさによってはディザ波の振幅であるディザ振幅を適切な大きさまで出すことができない場合などがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ディザ振幅の制御を適切に行うことができる制御装置および制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、リニアソレノイドへディザ波を重畳した駆動電流を供給して前記リニアソレノイドを制御する制御装置であって、n周期分(nは、2以上の整数)のPWM信号によって1周期分の前記ディザ波を生成する第1モードと、m周期分(mは、前記nよりも小さな整数)のPWM信号によって1周期分の前記ディザ波を生成する第2モードとを予め設定された切替条件に基づいて切り替えて実行するPWM制御部を備えることを特徴する。
本発明によれば、ディザ振幅の制御を適切に行うことができる制御装置および制御方法を提供することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る油圧制御システムの一例を示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係る制御装置の構成の一例を示す図である。 図3の(a)は、第1制御モードでのPWM信号の一例を示す図であり、(b)、(c)は、デューティ比とディザ振幅との関係を示す図である。 図4の(a)、(b)は、駆動電流の増減特性の一例を示す図である。 図5は、第2モードでのPWM信号の一例を示す図である。 図6の(a)は、第1モードにおける指示電流とディザ振幅の限界値との関係の一例を示す図であり、(b)は、第2モードにおける指示電流とディザ振幅の限界値との関係の一例を示す図である。 図7は、制御部の機能ブロック図の一例を示す図である。 図8は、モード切替条件が第1モード切替条件に設定されている場合の制御部の処理の流れを示す図である。 図9は、モード切替条件が第2モード切替条件に設定されている場合の制御部の処理の流れを示す図である。 図10は、制御モードが第2モードである場合の制御部の処理の流れの他の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態に係る制御装置および制御方法を詳細に説明する。なお、以下の実施形態においては、自動変速機の変速ギア機構へ供給する作動油の油圧を制御する油圧制御システムについて説明するが、リニアソレノイドへ供給する電流を制御する制御装置を含むシステムであればよく、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
[1.油圧制御システム]
図1は、本発明の実施形態に係る油圧制御システムの一例を示す図である。図1に示すように、実施形態に係る油圧制御システムは、リニアソレノイドバルブ1と、制御装置2とを含む。なお、図1に示すリニアソレノイドバルブ1は、中空筒状のハウジングに配置された弁体が軸方向に駆動するスプール式であるが、リニアソレノイドバルブ1は、弁座上を弁体がスライドするスライド式やその他の方式であってもよい。
リニアソレノイドバルブ1は、バルブハウジング10と、スプール11と、スプリング12と、リニアソレノイド13とを備える。バルブハウジング10は、中空筒状に形成されており、スプール11は、スプリング12によって付勢され、バルブハウジング10内を直線的に摺動可能に配置される。
バルブハウジング10は、例えば、入力ポート14と、出力ポート15と、排出ポート16とを備える。入力ポート14には、例えば、元圧調整バルブ(図示せず)などから供給される作動油が入力される。また、出力ポート15は、例えば、変速ギア機構の変速クラッチ(図示せず)へ作動油を出力し、排出ポート16は、例えば、ドレン側の油路に作動油を排出する。
リニアソレノイド13は、スプール11に連結されたプランジャ17と、プランジャ17の外周と空隙を介して対向するコイル18とを備え、制御装置2からコイル18へ供給される電流に応じてプランジャ17が移動する。プランジャ17にはスプール11が連結されており、プランジャ17の移動に応じてスプール11がバルブハウジング10内を摺動する。
制御装置2は、コイル18へ供給する電流Io(以下、駆動電流Ioと記載する)を制御して、出力ポート15から変速クラッチへ供給する作動油の圧力(以下、油圧と記載する)を調整する。
かかる制御装置2は、駆動電流Ioの目標値である指示電流値Irefに応じた直流電流に交流電流であるディザ波Ivが重畳された駆動電流Ioをコイル18へ供給し、ディザ波Ivによってスプール11を振動させるディザ制御を行う。かかるディザ制御により、バルブハウジング10とスプール11との間の摩擦を軽減させて摺動性を高めることができる。
制御装置2は、ディザ制御を行うための制御モードとして、n波制御モードである第1モードとm波制御モードである第2モードとを有している。制御装置2は、制御モードが第1モードである場合、ディザ波Ivの周期Ts(以下、ディザ周期Tsと記載する)の1/n倍(nは2以上の整数)の周期のPWM(Pulse Wide Modulation)制御によってディザ波Ivを含む駆動電流Ioを生成する。この場合、制御装置2がn周期分のPWM信号に基づくパルス電圧をリニアソレノイド13のコイル18へ出力する毎に、1周期分のディザ波Ivがコイル18へ供給される。
また、制御モードが第2モードである場合、制御装置2は、ディザ周期Tsの1/m倍(mはnよりも小さい整数)の周期のPWM制御によってディザ波Ivを含む駆動電流Ioを生成する。この場合、制御装置2がm周期分のPWM信号に基づくパルス電圧を出力する毎に、1周期分のディザ波Ivがコイル18へ供給される。
第1モードにおいては、n周期分のPWM信号によってディザ波Ivを生成することができるため、m周期分のPWM信号によってディザ波Ivを生成する場合に比べ、ディザ波Ivの振幅Av(以下、ディザ振幅Avと記載する)を制御することができる。しかし、第1モードにおいて、指示電流値Irefが小さい領域では、第1モードに比べ、ディザ振幅Avを精度よく制御できない場合などがある。
そこで、制御装置2は、例えば、指示電流値Irefを切替条件とし、指示電流値Irefが大きい領域では、制御モードを第1モードとしてディザ制御を行い、指示電流値Irefが小さい領域では、制御モードを第2モードとしてディザ制御を行う。これにより、ディザ振幅Avを精度よく制御することができる。
なお、図1では、n=6、m=1の例を示しているが、n>mの関係であればよく、図1に示す例に限定されない。また、上述においては、指示電流値Irefの大きさの領域に基づいて制御モードを切り替える例を説明したが、ディザ振幅Avを適切に制御できるように第1モードおよび第2モードの切り替えを行えばよく、上記切り替え条件に限定されるものではない。以下、制御装置2の構成例や制御例について、n=6、m=1の場合を例に挙げて具体的に説明する。
[2.制御装置2]
図2は、制御装置2の構成の一例を示す図である。図2に示すように、制御装置2は、電流供給部20と、電流検出部21と、制御部22とを備える。
電流供給部20は、制御部22から出力されるPWM信号Spwmに基づいて、端子Toに対して電源電圧VBを断続的に出力することによって、リニアソレノイド13のコイル18に駆動電流Ioを流す。
かかる電流供給部20は、例えば、MOSFETやIGBTなどのスイッチング素子Q1を有しており、かかるスイッチング素子Q1がPWM信号SpwmによってON/OFFされることによって、端子Toに電源電圧VBが断続的に出力される。なお、電流供給部20は図2に示す構成に限定されず、PWM信号Spwmに基づいてコイル18に駆動電流Ioを流すことができる構成であればよい。
電流検出部21は、コイル18に流れる駆動電流Ioを検出し、検出結果を検出電流Iodetとして出力する。かかる電流検出部21は、例えば、抵抗R1と、増幅器AMP1を有する。抵抗R1は、コイル18の一端が接続される端子Tiとグランド電位との間に接続され、かかる抵抗R1の電圧は駆動電流Ioに応じた電圧になる。
増幅器AMP1は、抵抗R1の電圧を増幅して検出電流Iodetを生成し、制御部22へ出力する。なお、電流検出部21は、図2に示す構成に限定されず、コイル18に流れる駆動電流Ioに応じた検出電流Iodetとして検出することができる構成であればよい。
制御部22は、第1モードおよび第2モードのうちのいずれの制御モードでPWM信号Spwmを生成するかを決定し、決定した制御モードでPWM信号Spwmを生成して出力する。
第1モードは、ディザ周期Tsの1/n倍の周期でPWM制御を行ってディザ波Ivを含む駆動電流Ioがリニアソレノイド13のコイル18に流れるようにPWM信号Spwmを生成する制御モードである。なお、以下において、PWM制御の周期Tcを、PWM周期Tcと記載する。
図3(a)は、第1制御モードでのPWM信号Spwmの一例を示す図であり、PWM周期Tcがディザ周期Tsの1/6倍である。PWM制御のデューティ比Do(=Ton/Tc)は後半の3周期分のPWM周期Tcよりも前半の3周期分のPWM周期Tcの方が大きくなるように設定される。これにより、ディザ波Ivが重畳された駆動電流Ioが生成される。
図3(b)、(c)は、デューティ比Doとディザ振幅Avとの関係を示す図であり、後半の3周期分のPWM周期Tcと前半の3周期分のPWM周期Tcとでデューティ比Doの差を大きくするほど、ディザ振幅Avが大きくなる。このように、第1モードは、ディザ周期Tsよりも短い周期でPWM制御を行うことによって、ディザ振幅Avを精度よく調整することができる。
駆動電流Ioは、リニアソレノイド13などの特性上、図4(a)に示すように、増加しやすいが低下しにくい傾向がある場合がある。かかる傾向は、特に指示電流値Irefが小さい領域で顕著になる場合がある。そのため、第1モードにおいて、図4(b)に示すように、制御することができるディザ振幅Avが目標振幅よりも小さくなる場合がある。
一方、第2モードは、1周期分のPWM周期Tcでディザ波Ivを生成するようにPWM信号Spwmを生成する制御モードであり、第1モードの場合に比べ、指示電流値Irefが小さい領域において、制御することができるディザ振幅Avの上限を大きくすることができる。図5は、第2モードでのPWM信号Spwmの一例を示す図であり、かかる第2モードでは、図5に示すように、PWM周期Tcとディザ周期Tsとが同じ周期である。なお、第2モードは、上述したように、Tc=Ts/m(m<n)であればよく、m=1に限定されない。
図6(a)は、第1モードにおける指示電流値Irefとディザ振幅Avの限界値との関係の一例を示す図であり、図6(b)は、第2モードにおける指示電流値Irefとディザ振幅Avの限界値との関係の一例を示す図である。図6に示すように、指示電流値Irefが小さい領域において、第2モードの場合の方が第1モードの場合よりもディザ振幅Avの限界値が大きいことがわかる。
そこで、制御部22は、例えば、指示電流値Irefに応じて第1モードおよび第2モードのうちのいずれの制御モードでPWM信号Spwmを生成するかを決定し、決定した制御モードでPWM信号Spwmを生成して出力する。これにより、制御部22は、ディザ振幅Avの制御を適切に行うことができる。以下、制御部22についてさらに詳細に説明する。
制御部22は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)30、ROM(Read Only Memory)31、RAM(Random Access Memory)32、入出力ポート33、および、A/D変換器34などを有する。
CPU30は、ROM31に記憶されているプログラムを読み出し、RAM32を作業領域としてプログラムを実行する。これにより、制御部22は、例えば、図7に示すように、指示電流値生成部40およびPWM制御部41として機能する。図7は、制御部22の機能ブロック図の一例を示す図である。なお、各部の少なくともいずれか一部または全部をハードウェアのみで構成することもできる。
指示電流値生成部40は、例えば、変速ギア機構の目標変速比に基づいて、目標油圧Ptを決定し、かかる目標油圧Ptに基づいて指示電流値Irefを決定する。
PWM制御部41は、指示電流値Irefに基づいてPWM信号Spwmを生成する。かかるPWM制御部41は、電流デューティ比設定部42、モード決定部43、出力デューティ比設定部44およびPWM信号生成部45としての機能を有する。電流デューティ比設定部42は、例えば、検出電流Iodetから直流成分を抽出し、検出電流Iodetの直流成分と指示電流値Irefとの偏差に基づいて電流デューティ比Dfbを生成する。
電流デューティ比設定部42は、検出電流Iodetから直流成分を、例えば、検出電流Iodetの移動平均値を演算することによって抽出することができ、また、検出電流Iodetをローパスフィルタによってフィルタリングすることによって、抽出することができる。
電流デューティ比設定部42は、検出電流Iodetの直流成分と指示電流値Irefとが一致するように電流デューティ比Dfbを生成する。例えば、電流デューティ比設定部42は、PID(比例積分微分)制御やPI(比例積分)制御を行って、検出電流Iodetの直流成分と指示電流値Irefとの偏差がゼロになるように電流デューティ比Dfbを生成する。
モード決定部43は、第1モードおよび第2モードのうちのいずれの制御モードでPWM信号Spwmを生成するかを決定する。モード決定部43は、制御モードを決定するための条件(以下、モード切替条件と記載する)を複数有しており、例えば、図示しない入力部からの入力によって指定されたモード切替条件に基づいて制御モードを決定する。
モード切替条件には、例えば、第1モード切替条件と第2モード切替条件とがある。第1モード切替条件は、指示電流値Irefが閾値Ith以上である場合に、制御モードを第1モードにし、指示電流値Irefが閾値Ith未満である場合に、制御モードを第2モードにするという条件である。
閾値Ithは、例えば、ディザ周波数fv(=1/Ts)によって異ならせることができる。例えば、モード決定部43は、ディザ周波数fvと閾値Ithとを関連付けたテーブルを記憶することができ、かかるテーブルに基づいて、指示電流値Irefと比較する閾値Ithを決定することができる。
例えば、fv=150[Hz]の場合にIth=0.6[A]とし、fv=200[Hz]の場合にIth=0.7[A]とし、fv=250[Hz]の場合にIth=0.8[A]とするなどである。これにより、ディザ振幅Avの制御をより適切に行うことができる。
第2モード切替条件は、デューティ比Doの値が条件である。例えば、指示電流値Irefが所定範囲Dth内である場合に、制御モードを第1モードに決定し、指示電流値Irefが所定範囲Dth外である場合に、制御モードを第2モードに決定する。
所定範囲Dthは、例えば、0[%]<Do<100[%]の範囲であるが、例えば、第1モードにおける振幅制御が第2モードにおける振幅制御よりも精度がよい範囲に設定することができる。例えば、所定範囲Dthは、リニアソレノイド13などの特性に応じて5[%]<Do<95[%]やその他の範囲にすることもできる。
出力デューティ比設定部44は、モード決定部43によって決定された制御モードに応じたPWM制御のデューティ比Do(以下、出力デューティ比Doと記載する)を設定する。出力デューティ比設定部44は、制御モードが第1モードである場合、例えば、ディザ振幅Avが目標振幅Avrefと一致するように、振幅デューティ比Dvを演算する。
具体的には、出力デューティ比設定部44は、検出電流Iodetからディザ波Ivの成分を抽出し、ディザ振幅Avを検出する。例えば、出力デューティ比設定部44は、検出電流Iodetから直流成分を除去した後、ローパスフィルタによって高周波成分を除去したなまし電流(例えば、図3(b)、(c)や図4(b)に破線で示す部分)の振幅をディザ振幅Avとして検出することができる。
出力デューティ比設定部44は、例えば、検出したディザ振幅Avが目標振幅Avrefと一致するように振幅デューティ比Dvを求める。出力デューティ比設定部44は、例えば、PID(比例積分微分)制御やPI(比例積分)制御を行って、検出したディザ振幅Avと目標振幅Avrefとの偏差がゼロになるように振幅デューティ比Dvを生成する。
なお、出力デューティ比設定部44は、目標振幅Avrefを例えばリニアソレノイドバルブ1へ供給される作動油の温度に応じて変更することができ、これにより、スプール11の摺動性を向上させることができる。
出力デューティ比設定部44は、振幅デューティ比Dvと電流デューティ比Dfbとに基づいて、出力デューティ比Doを設定する。例えば、出力デューティ比設定部44は、前半の3周期分のPWM周期Tcの出力デューティ比Doを下記式(1)に基づいて演算し、後半の3周期分のPWM周期Tcの出力デューティ比Doを下記式(2)に基づいて演算する。
Do=Dfb+Dv ・・・(1)
Do=Dfb−Dv ・・・(2)
一方、制御モードが第2モードである場合、出力デューティ比設定部44は、電流デューティ比Dfbを出力デューティ比Do(=Dfb)として設定する。
PWM信号生成部45は、出力デューティ比設定部44によって設定された出力デューティ比Doを有するPWM信号Spwmを生成する。かかるPWM信号生成部45は、制御モードを切り替えるタイミングでディザ周波数fvを一時的に変更した後、ディザ周波数fvを段階的に戻すことができる。
例えば、PWM信号生成部45は、第1モードから第2モードへの切り替えタイミングで、設定されているディザ周期Ts(以下、設定ディザ周期Tsx)よりもPWM周期Tcを所定時間Tαだけ小さくした後、所定時間Tαを低減していき最終的にゼロにする。PWM信号生成部45は、例えば、下記式(3)の演算を行って、PWM周期Tcを求めることができる。
Tc=Tsx−Tα ・・・(3)
第1モードから第2モードへ切り替えた場合、Ts=n×Tcであれば、ディザ振幅Avが小さくなるおそれがあるが、PWM信号生成部45は、ディザ周波数fvを一時的に上げることで、制御モードの切り替えに伴う油圧の変動を抑制することができる。
また、PWM信号生成部45は、例えば、第2モードから第1モードへの切り替えタイミングで、設定ディザ周期Tsxの1/nよりもPWM周期Tcを所定時間Tα/nだけ大きくした後、所定時間Tα/nを低減していき最終的にゼロにする。PWM信号生成部45は、例えば、下記式(4)の演算を行って、PWM周期Tcを求めることができる。なお、上記「n」は、ディザ周期Tsに含まれるPWM周期Tcの数である(例えば、図3参照)。
Tc=(Tsx+Tα)/n ・・・(4)
第2モードから第1モードへ切り替えた場合、Ts=Tcであれば、ディザ振幅Avが小さくなり、出力ポート15から出力される油圧が急に小さくなるおそれがあるが、PWM信号生成部45は、ディザ周波数fvを一時的に下げることで、制御モードの切り替えに伴う油圧の変動を抑制することができる。
[3.制御部22による処理]
図8は、モード切替条件が第1モード切替条件に設定されている場合の制御部22の処理の流れを示す図である。かかる処理は、例えば、ディザ周期Ts毎に繰り返し行われる。
図8に示すように、制御部22の電流デューティ比設定部42は、例えば、検出電流Iodetと指示電流値Irefに基づいて電流デューティ比Dfbを算出する(ステップS1)。次に、制御部22のモード決定部43は、第1モードの条件が成立するか否かを判定する(ステップS2)。かかる処理において、モード決定部43は、指示電流値Irefが閾値Ith以上である場合に、第1モードの条件が成立すると判定する。
モード決定部43が第1モードの条件が成立すると判定した場合(ステップS2;Yes)、制御部22の出力デューティ比設定部44は、振幅デューティ比Dvを算出する(ステップS3)。さらに、出力デューティ比設定部44は、振幅デューティ比Dvと電流デューティ比Dfbとに基づいて、出力デューティ比Doを算出する(ステップS4)。
一方、モード決定部43が第1モードの条件が成立しないと判定した場合(ステップS2;No)、制御部22のPWM信号生成部45は、電流デューティ比Dfbを出力デューティ比Do(=Dfb)として設定する(ステップS5)。
ステップS4、S5の処理が終了すると、ステップS4、S5で設定された出力デューティ比Doを有するPWM信号Spwmを生成し(ステップS6)、かかるPWM信号Spwmを電流供給部20へ出力し(ステップS7)、図8に示す処理を終了する。
図9は、モード切替条件が第2モード切替条件に設定されている場合の制御部22の処理の流れを示す図である。かかる処理は、例えば、ディザ周期Ts毎に繰り返し行われる。なお、ステップS11、S13、S14、S17、S18、S19の処理は、ステップS1、S3、S4、S5、S6、S7の処理と同じであるため、以下においては説明を省略する。
ステップS12において、制御部22のモード決定部43は、第1モードの条件が成立するか否かを判定する。かかる処理において、モード決定部43は、指示電流値Irefが切替電流値Iswを超える値である場合に、第1モードの条件が成立すると判定する。なお、切替電流値Iswが記憶されてない場合、モード決定部43は、処理をステップS13へ移行する。
また、ステップS15において、制御部22のモード決定部43は、ステップS14において設定された出力デューティ比Doの値が所定範囲Dth外(例えば、Do=0[%]または100[%])であるか否かを判定する。
モード決定部43は、出力デューティ比Doの値が所定範囲Dth外であると判定した場合(ステップS15;Yes)、内部の記憶部(図示せず)に、ステップS11で用いた指示電流値Irefを切替電流値Iswとして記憶し(ステップS16)、処理をステップS17へ移行する。一方、モード決定部43は、出力デューティ比Doの値が所定範囲Dth外ではないと判定した場合(ステップS15;No)、処理をステップS18へ移行する。
このように、図9に示す処理では、制御部22は、出力デューティ比Doの値が所定範囲Dth外である場合の指示電流値Irefを切替電流値Iswとして記憶して第1モードによりPWM信号Spwmを生成する。そして、その後、制御部22は、指示電流値Irefが切替電流値Iswを超える場合に、第1モードを実行し、指示電流値Irefが切替電流値Isw以下である場合に、第2モードを実行する。
かかる処理により、制御装置2は、ディザ周期Tsに設定される複数の出力デューティ比Doが所定範囲Dth外であるか否かを毎回確認する必要がなく、指示電流値Irefが切替電流値Iswを超えるか否かによって制御モードを決定するため、処理負荷を軽減することができる。
図10は、制御モードが第2モードである場合の制御部22の処理の流れの他の一例を示す図であり、図8のステップS5の処理、および、図9のステップS17の処理は、図10に示す処理に置き換えることができる。
図10に示すように、制御部22のPWM信号生成部45は、電流デューティ比Dfbを出力デューティ比Do(=Dfb)として設定する(ステップS21)。次に、PWM信号生成部45は、モード切り替え時から所定期間内であるか否かを判定する(ステップS22)。
PWM信号生成部45は、モード切り替え時から所定期間内であると判定した場合(ステップS22;Yes)、かかるモード切り替えが第1モードから第2モードへの切り替えであるか否かを判定する(ステップS23)。例えば、PWM信号生成部45は、モード切り替え時からディザ周期Tsのp周期(pは1以上の整数)以内である場合に、モード切り替え時から所定期間内であると判定する。
第1モードから第2モードへの切り替えであると判定した場合(ステップS23;Yes)、PWM信号生成部45は、例えば、下記式(5)の演算を行ってPWM周期Tcを短くする(ステップS24)。なお、下記式(5)において「β」は、例えば、モード切り替え時に「1」であり、その後ディザ周期Tsが経過する毎に1/pずつ減少する値である。
Tc=Tsx−Tα×β ・・・(5)
一方、第2モードから第1モードへの切り替えであると判定した場合(ステップS23;No)、PWM信号生成部45は、例えば、下記式(6)の演算を行ってPWM周期Tcを長くする(ステップS25)。なお、下記式(6)の「β」は、上記式(5)の「β」と同じであるが、異なる値にしてもよい。
Tc=(Tsx+Tα×β)/n ・・・(6)
ステップS22において、モード切り替え時から所定期間内ではないと判定した場合(ステップS22;No)、PWM信号生成部45は、PWM周期Tcを設定ディザ周期Tsxと同じ周期に設定する(ステップS26)。
このように、ディザ周波数fvを一時的に変更することで、制御モードの切り替えに伴う油圧の変動を抑制することができる。ステップS24〜S26の処理が終了した場合、PWM信号生成部45は、図10の処理を終了する。
なお、PWM信号生成部45は、モード切り替えによって変速クラッチへ出力される作動油の圧力が大きくなる程度に応じて上述した「p」や「β」を変更することができる。例えば、PWM信号生成部45は、設定ディザ周期Tsxに応じて「p」や「β」を変更することができる。
また、PWM信号生成部45は、モード切り替え時に油圧が大きくならないようにディザ周波数fvを変更することができれば、上述した処理に限定されず、また、PWM信号生成部45は、ディザ周波数fvを変更することに代えて出力デューティ比Doを変更することもできる。
また、上述した実施形態では、第1モードにおいて、前半の3周期分のPWM周期Tcの出力デューティ比Doを同じ値にし、後半の3周期分のPWM周期Tcの出力デューティ比Doを同じ値にしたが、各PWM周期Tcにおいて異なる出力デューティ比Doを設定することもできる。
また、上述した実施形態では、PWM制御部41は、出力デューティ比Doの値が所定範囲Dth外であると判定した場合に指示電流値Irefを切替電流値Iswとして記憶するものとして説明したが、かかる処理に限定されない。
例えば、PWM制御部41は、出力デューティ比Doの値が所定範囲Dth外となる場合の指示電流値Irefを予め切替電流値Iswとして記憶しておくこともできる。この場合、PWM制御部41は、作動油の温度毎に切替電流値Iswを記憶し、作動油の温度毎に切替電流値Iswを読み出すことによって、ディザ振幅Avの制御をより適切に行うことができる。
また、例えば、PWM制御部41は、切替電流値Iswとして記憶せずに、出力デューティ比Doの値が所定範囲Dth外であるか所定範囲Dth内であるかに基づいて、制御モードの切り替えを行うこともできる。
また、上述した実施形態では、第1モードから第2モードへの切り替え時と、第2モードから第1モードへの切り替え時とで同じモード切替条件を用いた例を説明したが、かかる例に限定されない。
例えば、PWM制御部41は、第1モードから第2モードへの切り替え時と、第2モードから第1モードへの切り替え時とで異なるモード切替条件を用いることもできる。これにより、ヒステリシスを持たせることができ、制御モードの切り替えが連続して行われることを抑制することができる。
また、上述した実施形態では、指示電流値Irefや出力デューティ比Doなどに基づいて、動作モードの切り替えを行う例を説明したが、動作モードの切り替えの条件は、かかる例に限定されない。
例えば、PWM制御部41は、指示電流値Irefや出力デューティ比Doなどに加え、さらに、リニアソレノイドバルブ1に供給される作動油の温度または目標振幅Avrefに基づいて、動作モードの切り替えを行うこともできる。これにより、制御モードの切り替えをより適切に行うことができる。
また、上述した実施形態では、リニアソレノイド13などの特性上、駆動電流Ioが増加しやすいが低下しにくい傾向がある場合について説明したが、PWM制御部41は、駆動電流Ioが増加しにくく低下しやすい傾向がある場合にも同様に制御モードを選択することができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 リニアソレノイドバルブ
2 制御装置
10 バルブハウジング
11 スプール
13 リニアソレノイド
17 プランジャ
18 コイル
20 電流供給部
21 電流検出部
22 制御部
40 指示電流値生成部
41 PWM制御部
42 電流デューティ比設定部
43 モード決定部
44 出力デューティ比設定部
45 PWM信号生成部

Claims (7)

  1. リニアソレノイドへディザ波を重畳した駆動電流を供給して前記リニアソレノイドを制御する制御装置であって、
    n周期分(nは、2以上の整数)のPWM信号によって1周期分の前記ディザ波を生成する第1モードと、m周期分(mは、前記nよりも小さな整数)のPWM信号によって1周期分の前記ディザ波を生成する第2モードとを予め設定された切替条件に基づいて切り替えて実行するPWM制御部と、
    前記駆動電流の目標値である指示電流値を生成する指示電流値生成部とを備え、
    前記PWM制御部は、
    前記指示電流値を前記切替条件として、前記指示電流値が閾値以下になった場合に、前記第1モードから前記第2モードへ切り替える
    ことを特徴とする制御装置。
  2. 前記PWM制御部は、
    前記ディザ波の周波数に応じた閾値に基づいて、前記第1モードから前記第2モードへ切り替える
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. リニアソレノイドへディザ波を重畳した駆動電流を供給して前記リニアソレノイドを制御する制御装置であって、
    n周期分(nは、2以上の整数)のPWM信号によって1周期分の前記ディザ波を生成する第1モードと、m周期分(mは、前記nよりも小さな整数)のPWM信号によって1周期分の前記ディザ波を生成する第2モードとを予め設定された切替条件に基づいて切り替えて実行するPWM制御部を備え、
    前記PWM制御部は、
    前記第1モードにおいて演算したPWM制御のデューティ比を前記切替条件として、前記デューティ比が所定範囲外になった場合に、前記第1モードから前記第2モードへ切り替える
    ことを特徴とする制御装置。
  4. 前記駆動電流の目標値である指示電流値を生成する指示電流値生成部を備え、
    前記PWM制御部は、
    前記デューティ比が前記所定範囲外になる場合の前記指示電流値を前記切替条件となる切替電流値として記憶し、その後、前記指示電流値が前記切替電流値を超える場合、前記第1モードを実行し、前記指示電流値が前記切替電流値以下である場合、前記第2モードを実行する
    ことを特徴とする請求項3に記載の制御装置。
  5. 前記PWM制御部は、
    前記第1モードと前記第2モードとを切り替える場合に前記ディザ波の周波数を変更する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の制御装置。
  6. 前記PWM制御部は、
    前記第2モードにおいて1周期分のPWM信号によって1周期分の前記ディザ波を生成する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の制御装置。
  7. ソレノイドにディザ波を重畳した駆動電流を供給して前記ソレノイドを制御する制御方法であって、
    n周期分(nは、2以上の整数)のPWM信号によって1周期分の前記ディザ波を生成する第1モードと、m周期分(mは、前記nよりも小さな整数)のPWM信号によって1周期分の前記ディザ波を生成する第2モードとを予め設定された切替条件に基づいて切り替えて実行するステップと、
    前記駆動電流の目標値である指示電流値を生成するステップとを含み、
    前記第1モードと前記第2モードとを切り替えて実行するステップでは、
    前記指示電流値を前記切替条件として、前記指示電流値が閾値以下になった場合に、前記第1モードから前記第2モードへ切り替えられる
    ことを特徴とする制御方法。
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