JP6543871B2 - 起立支持具 - Google Patents

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本発明は、用紙を係止するための起立支持具に関する。
従来の起立支持具は、側面視ほぼ三角形の台紙で上辺に複数の穴をあけ、リング状綴じ具で用紙を綴じた卓上カレンダーに見られる形式がある。また用紙と前部支持板と後部支持板にそれぞれ横長のスリットを設け、それぞれのスリットにシート状綴じ具の端に形成した突片を折り曲げて通した後に折り曲げた突片を曲げ戻して、シート状綴じ具を前部支持板と後部支持板に係止し、さらに前部支持板と後部支持板の上端を連接して弾性接着剤を塗布して過開きを防止し、前部支持板と後部支持板の下端に弾性接着剤を塗布して滑り止めとすることで、起立支持具が卓上に起立する形式を本出願人が提案している。(特許文献1参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【特許文献1】特開2014−76642号
上記の起立支持具(特許文献1)は、前部支持板と後部支持板が湿気や乾燥等で歪んだり変形したりすると、前部支持板と後部支持板の下端面に固着したゴム状弾性体の滑り止めが一部分しか卓上面に接しなくなり、また下端面に固着したゴム状弾性体の滑り止めにゴミが多く附着すると滑り止め効果が減少して開閉角度が大きくなり起立が不安定になった。
製造に際しても、前部支持板と後部支持板を多く重ねて上端と下端に弾性接着剤を塗布する工程は、一定量の均一な塗布に技術的な熟練を要した。また前部支持板と後部支持板に固着したゴム状弾性体を切断分離しなくてはならなかった。さらに弾性接着剤の乾燥固着には24時間以上を要し作成に時間が必要だった。
また前部支持板と後部支持板の外側の色やデザインなどが前部支持板と後部支持板の上端に固着したゴム状弾性体で途切れる問題があった。
本発明は、長方形の台紙に折り筋を入れ、2つ折りして前部支持板と後部支持板を構成(以下、2つ折りした台紙は折り曲げ部を上端とし折り曲げ台紙と呼称する)し、前部支持板上部と後部支持板上部に施した横長のスリットにシート状綴じ具を係止して用紙を綴じ、前部支持板と後部支持板の下部に切り込み又は切り込みにつながる切り抜きを施して、糸状開閉角度固定具又はシート状開閉角度固定具を折り曲げ台紙に配設した起立支持具を提供することを課題とする。
本発明は以上の問題を解決するためになされたものであって、第1の発明は、長方形の台紙を2つ折りして構成した前部支持板と後部支持板並びにシート状綴じ具からなり、前部支持板と後部支持板の上部に横長のスリットを設けて用紙を係止したシート状綴じ具を配設する起立支持具において、前部支持板と後部支持板に起立角度又は接地間隔を決める開閉角度固定具を配設したことを特徴とする起立支持具である。
第2の発明は、前記開閉角度固定具を前部支持板と後部支持板に装着する切り込み又は穴を設けたことを特徴とする上記第1の発明に記載する起立支持具である。
第3の発明は、前記開閉角度固定具が糸、紙又はフィルムから選ばれたことを特徴とする上記第1の発明又は第2の発明に記載する起立支持具である。
本発明による効果は、第1の発明では、長方形の台紙を2つ折りして構成した前部支持板と後部支持板並びにシート状綴じ具からなり、前部支持板と後部支持板の上部に横長のスリットを設けてシート状綴じ具を配設する起立支持具において、前部支持板と後部支持板に起立角度又は接地間隔を一定に固定する開閉角度固定具を配設したことを特徴とする起立支持具であり、一定の開閉角度が固定され過開きにならない。
また前部支持板と後部支持板の上端と下端にゴム状弾性体を塗布しないので、技術的な熟練を要せず、作業の簡便化が図れ、作業時間の短縮になり、生産効率が良く、製作が容易で一定品質の商品が出来る。
台紙を2つ折りするので台紙の上端で色やデザインが途切れず視覚的に自然である。また開閉角度固定具を前部支持板と後部支持板に配設するから開閉角度固定具の長さで起立角度が決まり安定して起立する。さらにシート状綴じ具が着脱出来るから用紙の交換が出来る。
第2の発明は、開閉角度固定具を前部支持板と後部支持板に装着する切り込み又は穴を設けたから、開閉角度固定具を着脱出来るので、折り曲げ台紙の内側を広げ容易にシート状綴じ具を着脱出来る。
第3の発明は、前部支持板と後部支持板に配設する開閉角度固定具が糸、紙又はフィルムから選ばれるので、開閉角度固定具の長さによって起立角度が容易に調整出来る。このため起立支持具の起立角度が容易に変更出来る。また開閉角度固定具に糸を選ぶと色数も多く入手が容易であり色に対しての要望に応えられる。
本発明の起立支持具の実施形態を示す斜視図 2つ折りした前部支持板、後部支持板の展開図 横長スリット図 台紙下端の切り込みに連接する円形切り抜きを設けた展開図 台紙下端の切り込みに連接しない円形切り抜きを設けた展開図 両端に結び目を施した糸状開閉角度固定具を示す図 両端を重ねて結び輪にした糸状開閉角度固定具を示す図 折り筋を施したシート状開閉角度固定具を示す図 両端を山形にしたシート状綴じ具を示す図 シート状綴じ具を折り曲げ台紙内側に収納した正面図 シート状綴じ具をループ状に折り曲げ台紙に配設した正面図 図1におけるA−A’の断面図 前部支持板1に切り抜き窓を設けた斜視図 前部支持板1と後部支持板2に切り抜き窓を設けた展開図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は本発明の使用状態を示す斜視図である。長方形の台紙を2つ折りした1は前部支持板、2は後部支持板である。3はシート状綴じ具で、シート状綴じ具3に用紙Pを差し込み、前部支持板1及び後部支持板2の上部に設けたスリット4にシート状綴じ具3を配設する起立支持具である。C1、C2は前部支持板1及び後部支持板2の下部にそれぞれ設けた切り込みである。Sは両端に結び目を施した糸状開閉角度固定具であり、C1とC2に結び目Msをそれぞれ支持板外側にして挟んで係止する。図12に示すのは、図1のA−A’断面図である。用紙Pを保持したシート状綴じ具3がループ形状で折り曲げ台紙に配設され、前部支持板1と後部支持板2に糸状開閉角度固定具Sを取り付けている。
図2は2つ折りした前部支持板1、後部支持板2の展開図である。前部支持板及び後部支持板は図2に示すように1枚の台紙からなり、中央部に入れた折り筋5で2つ折りにして前部支持板1,後部支持板2を構成する。台紙は1枚の厚紙でも2枚以上を貼り合わせた厚紙でもよく、中央部に折り筋5を設け、2つ折りにする。W1は支持板の幅をHは支持板の高さを示す。支持板の大きさは、用紙より大きめで、例えば、用紙Pの大きさに四方プラス10mm程度の大きさで形成するのが好ましい。
前部支持板1と後部支持板2に施すスリット4は、図2、図3に示すように前部支持板1,後部支持板2の上部に設けられ、上端から17mmの位置W2に幅4mmで両端にスリットの幅よりも大きい円4aを切り抜いた形状である。図3に示すWsはスリット4の横長さを示す。またスリット4の形状は、例えば、長方形のスリットや両端が半円のスリットなどでも良い。
切り込みC1、C2は、1枚の台紙を2つ折りにすることで、前部支持板1、後部支持板2の間隔が開くように作用するので、C1、C2に図6に示す糸状開閉角度固定具Sを係止し、その間隔を一定に調節するためのものである。糸状開閉角度固定具Sは起立支持具を安定的に起立させるもので、適宜の長さ、例えば、結び目の間隔が100mm程度の長さが好ましい。またC1とC2は下端でなくても良い。
図4は糸状の開閉角度固定具の別実施形態で、前部支持板1の切り込みにつながる穴を空けたC1aとC1bを間隔をあけて施している。図7に示す糸の両端を重ねて結び目Msを施し輪にした糸状開閉角度固定具S1を、結び目を外側にして後部支持板2の切り込みC2に挟み、C1aとC1bの2箇所の切り込みを通して切り抜き穴に係止し開閉角度を一定する。
図5は糸状の開閉角度固定具の別実施形態で、前部支持板1と後部支持板2の切り込みC1とC2につながらない穴をそれぞれ切り抜いている。この場合は切り抜いた穴に糸状開閉角度固定具Sをそれぞれ通して折り曲げ台紙外側から切り込みC1とC2に挟み折り曲げ台紙の開閉角度を一定する。またいずれの切り込みや穴もその位置と数を特定しない。
図6は、両端に結び目Msを設けた糸状開閉角度固定具Sである。
図7は、糸の両端を揃えて結び目Msを設け輪にした糸状開閉角度固定具S1である。
図8は、3箇所に折り筋を施したシート状開閉角度固定具Fである。このシート状開閉角度固定具Fは3箇所の折り筋PLを折り曲げて、両端を前部支持板1と後部支持板2に接着材や両面テープでそれぞれ接着して折り曲げ台紙の開閉角度を一定する。なお、図6、図7、図8に示す各開閉角度固定具の長さLは必要な長さを自由に決め起立角度を固定する。
図9は別の実施形態であるシート状綴じ具3の形状を示すもので、両端を山形に形成し山形の左右の突片TにそれぞれSr1とSr2の丸みを設けてある。これは突片Tを折り曲げずにスリット4に通すためである。またWtはシート状綴じ具3の幅であり、Whは突片Tを含まない幅である。W3は突片Tの長さである。ここでスリット4の横長さWsとシート状綴じ具3の幅Wtと突片Tを含まない幅Whの関係は、Wt>Ws>Whである。
シート状綴じ具3の山形先端を用紙Pと折り曲げ台紙に施したスリット4に外側から差し込んで強く押す又は差し込んだ山形先端を折り曲げ台紙内側から引っ張ると、シート状綴じ具3の突片Tが撓んでスリット4を通過する。またシート状綴じ具3の先端は半円形でも良くスリット4に着脱が出来れば形状に拘らない。
図10に示すのは、シート状綴じ具3の山形形状を施した部分に組立手順を印刷し、用紙Pと前部支持板1のスリット4を通して折り曲げ台紙の内側にシート状綴じ具3を差し込んだ形態である。シート状綴じ具3が用紙Pを折り曲げ台紙に保持しており、折り曲げ台紙と用紙Pの大きさが違っても包装内でバラけることがない。
図11に示すのは、用紙Pを折り曲げ台紙とシート状綴じ具3でループ状に綴じた状態の正面図である。用紙Pはカレンダー用紙や写真や絵手紙やメモ用紙や紙芝居など各種の用紙を使用することが出来るので広範な商品が出来る。
図13に示すのは、図1に示した斜視図の折り曲げ台紙右端を延長し、前部支持板1に角丸方形の切り抜き窓M1を施した斜視図である。切り抜き窓の形状は特に限定しないが、切り抜き窓を施すと折り曲げ台紙の内側に写真や印刷物を貼り付けて利用できる。また切り抜き窓内側に透明な袋状のフィルムを貼ると写真や印刷物の差し換えが出来る。
図14に示すのは、図13に示した斜視図の前部支持板1と後部支持板2にそれぞれ形状の違う切り抜き窓M1、M2を施した展開図である。
また図示はしないが、筒に糸状開閉角度固定具Sを通して前部支持板1と後部支持板2の内側に筒を配設することが出来る。例えば、紙筒、樹脂筒、木筒、螺旋状のバネなどである。
1 前部支持板
2 後部支持板
3 シート状綴じ具
4 横長スリット
5 折り筋
P 用紙
S、S1 糸状開閉角度固定具
F シート状開閉角度固定具
M1、M2 切り抜き窓
Ms 結び目
C1、C2、C1a、C1b 切り込み

Claims (2)

  1. 長方形の台紙を2つ折りして構成した前部支持板と後部支持板並びにシート状綴じ具からなり、前部支持板と後部支持板並びに用紙の上部に横長のスリットを設け用紙を係止したシート状綴じ具を配設した起立支持具において、前部支持板と後部支持板の起立角度又は接地間隔を決める開閉角度固定具を前部支持板及び後部支持板の下端部に設けた切り込み又は切り込みに連接した穴に配設することを特徴とする起立支持具。
  2. 前記開閉角度固定具が、糸、紙又はフィルムから選ばれたことを特徴とする請求項に記載する起立支持具。
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