JP6541793B2 - エレベータ装置 - Google Patents

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Description

本発明はエレベータ装置に係り、特に、ディスクブレーキ装置を備えたものに好適なエレベータ装置に関する。
ディスクブレーキ装置を備えたエレベータ装置として、特許文献1に記載されたものがある。この特許文献1には、機器の回転体に連動して回転するディスクと、それぞれディスクに対向配置された複数のパッドと、各パッドをディスクの表面に押し付ける抑圧機構とを備えたエレベータ装置用ブレーキ装置が記載されている。
また、自動車用ディスクブレーキ装置として、特許文献2、特許文献3及び特許文献4に記載されたものがある。これらの各特許文献には、ブレーキパッドに複数の溝が形成されている。
特開2012−225513号公報 特開2007−24286号公報 特開2014−70651号公報 特開2015−10635号公報
しかしながら、特許文献1には、上述した構成のエレベータ装置用ブレーキ装置が記載されているだけであり、一方、特許文献2〜4に記載されたものは、自動車用ディスクブレーキ装置である。
一般に、エレベータ装置では、ディスクブレーキ装置が停止させる対象となる乗りかご、釣合おもり及びロープといった質量の総計が自動車に比べて大きくなり、特に、高速エレベータでは速度も速いことから、制動エネルギーが非常に大きくなるため、制動中に発生する摩擦熱によりディスクとブレーキパッドの摩擦面が非常に高温となり、また、制動停止までの時間は数秒〜数十秒となる。
しかも、エレベータ装置用ディスクブレーキ装置では、高温によりブレーキパッドの材質の一部に用いられている樹脂からガスが発生したり、摩耗が発生したりしやすくなるため、多くの摩耗粉が発生するなどの現象があり、これらが摩擦面に介在すると摩擦特性が安定しにくくなることから、摩擦特性を安定化させるためには、制動中に発生するガスや摩耗粉を摩擦面になるべく介在させないで除去する必要がある。
本発明は上述の点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、ブレーキパッドの強度を低下させることなく、ブレーキパッドの中心部近傍から発生するガスや摩耗粉を速やかに除去して安定した摩擦特性を発揮できるディスクブレーキ装置を備えたエレベータ装置を提供することにある。
本発明のエレベータ装置は、上記目的を達成するために、主索が巻回され、駆動モータと回転軸を介して連結されている巻上機と、該巻上機に巻回されている前記主索の一方の端部に接続されている乗りかご及び前記主索の他方の端部に接続されている釣合おもりと、前記巻上機の回転軸に連結されているブレーキディスク及び該ブレーキディスクに押圧されて制動力を与え、前記巻上機を停止させて前記乗りかご及び釣合おもりを停止状態にするブレーキパッドを有したディスクブレーキ装置とを備えたエレベータ装置において、前記ブレーキパッドにおける前記ブレーキディスクとの摺接面に、前記ブレーキパッドの中心を通る一本の直線状溝と、前記一本の直線状溝に直交する二本の直線状溝とが形成されていると共に、前記一本の直線状溝と前記二本の直線状溝との交差部は、前記摺接面における前記ブレーキパッドの中心を避けて位置しており、前記一本の直線状溝と前記二本の直線状溝のいずれか一方が、前記ブレーキパッドと前記ブレーキディスクとの摺接方向に形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、ブレーキパッドの強度を低下させることなく、ブレーキパッドの中心部近傍から発生するガスや摩耗粉を速やかに除去して安定した摩擦特性を発揮できるようにしたディスクブレーキ装置を備えたエレベータ装置を得ることができる。
本発明のエレベータ装置の実施例1を示す概略構成図である。 本発明のエレベータ装置の実施例1を構成する巻上機の拡大図である。 図2に示した巻上機の側面図である。 図3に示した巻上機を構成するディスクブレーキ装置の拡大平面図である。 図4に示したディスクブレーキ装置の要部拡大図である。 図4に示したディスクブレーキ装置のブレーキパッドを拡大して示す正面図である。 図6に示したブレーキパッド側面図である。 本発明のエレベータ装置の実施例2として、ブレーキパッドの他の例を拡大して示す正面図である。 本発明のエレベータ装置の実施例3を構成する巻上機の拡大図である。
以下、図示した実施例に基づいて本発明のエレベータ装置を説明する。なお、各図において同一構成部品には同符号を使用する。
図1に、本発明のエレベータ装置の実施例1の全体構成を示す。
該図に示す如く、昇降路1の上部に形成された機械室2には、巻上機3が設置され、巻上機3のシーブに主索(ロープ)4が巻回されている。主索4の一方の端部には乗りかご5が連結され、主索4の他方の端部には釣合おもり6が連結されている。
図2及び図3に、上述した巻上機3の詳細構成を示す。
該図に示す如く、巻上機3は機械室2の床部に固定した固定ベース7上に設置されており、固定ベース7には駆動モータ8及び軸受け台9、10がそれぞれ固定されている。軸受け台9、10は、駆動モータ8の駆動力を巻上機3に伝達する回転軸11を回転可能に支持している。巻上機3を駆動する回転軸11には、シーブ13と、このシーブ13より径の大きなブレーキディスク14が同軸で固定されている。
また、軸受け台10には、真横で支持腕部19の二箇所にディスクブレーキ装置15、16が取り付けられている。このディスクブレーキ装置15、16は、ブレーキディスク14の中心を通る水平線上に設置されている。
上述したディスクブレーキ装置15、16は、同一構成であり、図示しない電磁コイルとばねとを含むアクチュエータを有している。また、ディスクブレーキ装置15、16は、駆動モータ8への通電を断った後、非励磁状態とし、ばねの弾性力によりキャリパと称されるブレーキシュー17及び18をブレーキディスク14の両面に押し付けて、ブレーキディスク14に対する制動力を発生するように構成されている。
図4及び図5に、上述したディスクブレーキ装置16の詳細構成を示す。
上述した固定ベース7に固定した軸受け台10の支持腕部19には、複数本のボルト20などによってディスクブレーキ装置16が取り付けられている。このディスクブレーキ装置16の外形は円柱状にされているが、ブレーキシュー17及び18は、後述するように矩形状にされている。
ブレーキシュー17及び18は、ブレーキディスク14との両側の制動接触面に対向して配置されたブレーキパッド21をそれぞれ有している。ブレーキシュー18は、制動時の作動距離を調整するストローク調整ボルト23の締め付けによって、ブレーキ本体22に固定されている。これに対して、ブレーキシュー17は、図示しない電磁コイルとばねとを含むアクチュエータ24によって、ブレーキディスク14と接触する制動方向(図4の横方向)に移動可能に構成されている。
ブレーキシュー17及び18の構造はほぼ同様であるから、ここでは、アクチュエータ24の駆動ロッド25に取り付けられたブレーキシュー17について説明する。
図5に示すように、アクチュエータ24の駆動ロッド25の先端部は、ブレーキシュー17の係合部(凹状になっている)26に回動自在に接合されている。駆動ロッド25の先端部の外周部には、取付用ばね部材27が取り付けられており、この取付用ばね部材27は、その先端の屈曲部がブレーキシュー17に取り付けられたピン28と係合されている。ブレーキシュー17の側面には、ピン28と係合する切欠29を有するプレート30が配置され、このプレート30は、止めねじ31によりブレーキシュー17に固定されている。ピン28には抜け止め用の割ピン32が挿入されて、ブレーキシュー17と取付用ばね部材27及びプレート30が結合された状態を保持している。こうしてブレーキシュー17側は、駆動ロッド25の先端部に回動可能(搖動自在)に保持されている。
図4に示したストローク調整ボルト23の先端に取り付けられたブレーキシュー18の取り付け構造も、ブレーキシュー17側とほぼ同様である。
制動時は、図4に示したアクチュエータ24に内蔵された図示しないばねにより、ブレーキシュー17が駆動ロッド25を介してブレーキディスク14側に押圧される。この結果、ブレーキディスク14の両面側に設けられた一対のブレーキシュー17及び18は、それぞれのブレーキパッド21をブレーキディスク14に押圧して制動力を与え、図1に示した巻上機3を停止させ、乗りかご5及び釣合おもり6を停止状態にする。
図6及び図7に、ブレーキシュー17のブレーキパッド21を拡大して示す。
ブレーキシュー17及びブレーキシュー18は同一構成であるから、ここではブレーキシュー17側のブレーキパッド21を代表して説明する。同図は、ブレーキパッド21におけるブレーキディスク14との摺接面を示しており、矢印12は、ブレーキパッド21とブレーキディスク14との摺接方向(円周の接線方向)を示している。
図6に示す如く、ブレーキパッド21は四角形をしており、このブレーキパッド21は、ブレーキディスク14とのほぼ摺接方向(本実施例では、鉛直方向(重力方向))に沿って形成した第一直線状溝33A及び第二直線状溝33Bと、摺接方向12に対してほぼ直交する方向に形成した第三直線状溝33Cとを有している。
そして、本実施例では、ブレーキパッド21の中心を35とするとき、第一直線状溝33A及び第二直線状溝33Bは、ブレーキパッド21の中心35を避け、ブレーキパッド21の中心35の両側に詳細を後述する距離を隔ててほぼ平行に形成され、一方、第三直線状溝33Cは、ブレーキパッド21のほぼ中心35を通る位置に形成されている。
これらの各直線状溝33A、33B、33Cは、ブレーキパッド21の中心35を外して交差しており、この交差部で溝部が連通されている。言い換えると、ブレーキパッド21の中心35で、各直線状溝33A、33B、33Cを交差させる溝構造を避けている。
ブレーキパッド21の幅寸法をLとし、ブレーキパッド21の中心35から第一直線状溝33A及び第二直線状溝33Bまでの距離をL1とすると、0.1L≦L1≦0.25Lの条件を満たして第一直線状溝33A及び第二直線状溝33Bを形成している。
上述した如く、エレベータ装置では、ディスクブレーキ装置15、16で停止させることになる乗りかご5、釣合おもり6及び主索4の総質量が相当大きく、特に、高速エレベータ装置では速度も速いことから、制動エネルギーが非常に大きくなる。そのため、制動中に発生する摩擦熱によりブレーキディスク14とブレーキパッド21の摺接面は非常に高温となる。また、制動停止までの時間は数秒〜数十秒となり、温度上昇によりブレーキパッド21の材質の一部に用いられている樹脂からガスが発生し、また、摩耗粉が発生する。特に、四角形のブレーキパッド21では、ブレーキパッド21の中心35の近傍が最も強く押圧されるため、ブレーキパッド21の中心35の近傍でガスが発生し、また、摩耗粉が発生する。
しかし、本実施例では、第三直線状溝33Cが、ほぼブレーキパッド21の中心35を通るように形成されているため、特に、ブレーキパッド21の中心35の近傍から発生したガスを速やかに排出することができる。また、ブレーキディスク14とブレーキパッド21の摺接方向12に直交する方向であるため、第三直線状溝33Cによって発生しやすい摩耗粉については、第一直線状溝33A及び第二直線状溝33Bから速やかに排出される。つまり、図2に示したように、ブレーキディスク14の中心を通る水平線上にディスクブレーキ装置15、16を配置した方式では、第一直線状溝33A及び第二直線状溝33Bの形成方向が鉛直方向、つまり重力方向となるため、摩耗粉が第一直線状溝33A及び第二直線状溝33Bを通して下方に速やかに排出され除去される。
しかも、第一直線状溝33A及び第二直線状溝33Bは、ブレーキパッド21の中心35を避けて形成され、かつ、ブレーキパッド21のほぼ中心35を通る第三直線状溝33Cと連通されているため、最も強く押圧されるブレーキパッド21の中心35の近傍におけるブレーキパッド21の強度を低下させることなく、上述したように、特に、ブレーキパッド21の中心35近傍から発生する摩耗粉を除去することができる。特に、二本の第一直線状溝33A及び第二直線状溝33Bの間にブレーキパッド21の中心35が位置するようにすると、ブレーキパッド21は、ブレーキパッド21の中心35近傍に広い接触面を形成できるので強度を高めることができ、しかも、ブレーキパッド21のほぼ中心35を通る第三直線状溝33Cによって、ブレーキパッド21の中心35近傍の広い接触面からの発生ガスを速やかに排出することができる。
このような本実施例の構成とすることにより、ブレーキパッド21の中心35近傍の接触面からの発生ガスの排出と共に、強度を保ちながら摩耗粉を除去できるので、従来のように摩耗粉が溜まりやすい構成に比べて、ブレーキパッド21の中心35付近によるブレーキディスク14への摩擦特性を安定させて、安定した制動特性を有するディスクブレーキ装置15、16を備えたエレベータ装置を得ることができる。
図8に、本発明のエレベータ装置の実施例2として、ブレーキシュー17のブレーキパッド21の他の例を拡大して示す。
該図に示す如く、本実施例のブレーキパッド21は、矢印で示した摺接方向12に長い長方形をしており、このブレーキパッド21は、ブレーキパッド21のほぼ中心35を通り、かつ、ブレーキディスク14とのほぼ摺接方向12に沿って形成された一本の第一直線状溝34Aと、摺接方向12に対してほぼ直交する方向には、ブレーキパッド21の中心35を避けて、ブレーキパッド21の中心35を挟んだ位置に形成された二本の第二直線状溝34B及び第三直線状溝34Cとを有している。これらの各直線状溝34A、34B、34Cは、ブレーキパッド21の中心35を避けた交差部で溝部が連通している。
ブレーキパッド21の高さ寸法をHとし、ブレーキパッド21の中心35から第二直線状溝34B及び第三直線状溝34Cまでの距離をH1とすると、0.1H≦H1≦0.25Hの条件を満たして第二直線状溝34B及び第三直線状溝34Cを形成している。
このような本実施例でも、ブレーキパッド21の中心35で、第一直線状溝34Aと第二直線状溝34B及び第三直線状溝34Cとを交差させるのを避けて、かつ、第一直線状溝34Aは、ブレーキパッド21のほぼ中心35を通るように形成されているため、特に、ブレーキパッド21の中心35の近傍から発生したガスを速やかに排出することができる。また、ブレーキディスク14とブレーキパッド21の摺接面に直交する第二直線状溝34B及び第三直線状溝34Cによって発生する磨耗粉については、第一直線状溝34Aを通して速やかに排出される。つまり、図2に示したように、ブレーキディスク14の中心を通る水平線上にディスクブレーキ装置15、16を配置した方式では、第一直線状溝34Aの形成方向が鉛直方向、つまり重力方向となるため、摩耗粉は第一直線状溝34Aを通して落下して速やかに除去される。
しかも、第一直線状溝34Aは一本であり、第二直線状溝34B及び第三直線状溝34Cは、ブレーキパッド21の中心35を避けて形成されているため、最も強く押圧されるブレーキパッド21の中心35の近傍におけるブレーキパッド21の強度を低下させることなく、上述したように、特に、ブレーキパッド21の中心35近傍から発生する摩耗粉を重力方向に落下させて除去することができる。二本の第二直線状溝34B及び第三直線状溝34Cの間に、ブレーキパッド21の中心35が位置するように二本の第二直線状溝34B及び第三直線状溝34Cを形成すると、ブレーキパッド21は中心35近傍に広い接触面を形成できるので強度を高めることができ、しかも、ブレーキパッド21のほぼ中心35を通る第一直線状溝34Aによって、ブレーキパッド21の中心35近傍の広い接触面から発生したガスを速やかに排出することができる。
本実施例によっても、発生ガスの排出と共に、強度を保ちながら摩耗粉を除去できるので、従来のように摩耗粉が溜まりやすい構成に比べて、ブレーキパッド21の中心35付近によるブレーキディスク14への摩擦特性を安定させて、安定した制動特性を有するディスクブレーキ装置15、16を備えたエレベータ装置を得ることができる。
図9に、本発明のエレベータ装置の実施例3を構成する巻上機を拡大して示す。
該図に示す本実施例では、ディスクブレーキ装置が、ブレーキディスク14の中心を通る水平線上に配置されるディスクブレーキ装置15及び16と、このディスクブレーキ装置15及び16の上方に設置されているディスクブレーキ装置36及び37とから成り、これら全てのディスクブレーキ装置15、16、36及び37のブレーキパッド21が、上述した図6に示す実施例1の構成、即ち、ブレーキパッド21とブレーキディスク14との摺接方向12に延びて形成された二本の第一直線状溝33A及び第二直線状溝33Bと、この第一直線状溝33A及び第二直線状溝33Bに連通するよう交差すると共に、摺接方向12に直交する方向に延びて形成され、ブレーキパッド21の中心35を通る一本の第三直線状溝33Cとを有し、第一直線状溝33A及び第二直線状溝33Bと第三直線状溝33Cとの交差部は、ブレーキパッド21の中心35を避けて位置しているものである。
そして、ディスクブレーキ装置15及び16は、第一直線状溝33A及び第二直線状溝33Bが鉛直方向(重力方向)に延びて形成され、一方、ディスクブレーキ装置36及び37は、摺接方向12に延びている第一直線状溝33Cが鉛直方向(重力方向)に対して傾斜して形成されている。
なお、本実施例では、全てのディスクブレーキ装置15、16、36及び37のブレーキパッド21が、上述した図8に示す実施例1の構成、即ち、ブレーキパッド21とブレーキディスク14との摺接方向12に延びて形成され、ブレーキパッド21の中心36を通る一本の第一直線状溝34Aと、この第一直線状溝34Aに連通するよう交差すると共に、摺接方向12に直交する方向に延びて形成された第二直線状溝34B及び第三直線状溝34Cとを有し、第一直線状溝34Aと第二直線状溝34B及び第三直線状溝34Cとの交差部は、ブレーキパッド21の中心35を避けて位置し、ディスクブレーキ装置15及び16は、第一直線状溝34Aが鉛直方向(重力方向)に延びて形成され、一方、ディスクブレーキ装置36及び37は、摺接方向12に延びている第二直線状溝34B及び第三直線状溝34Cが鉛直方向(重力方向)に対して傾斜して形成していてもよい。
また、本実施例では、ディスクブレーキ装置15、16及びディスクブレーキ装置36、37のブレーキパッド21が、実施例1の構成と実施例2の構成を組み合わせて形成してもよい。
例えば、ディスクブレーキ装置15、16のブレーキパッド21は、実施例1の構成(図6の構成)又は実施例2の構成(図8の構成)であり、ディスクブレーキ装置36、37は、実施例2の構成又は実施例1の構成とするか、或いは、3つのディスクブレーキ装置15、16及び36が、実施例1の構成(図6の構成)又は実施例2の構成(図8の構成)であり、残りの1つのディスクブレーキ装置37が、実施例2の構成又は実施例1の構成としてもよい。
つまり、図9に示す本実施例では、固定ベース7に支持固定した軸受け台10の支持腕部19には、4台のディスクブレーキ装置15、16、36及び37が取り付けられている。ディスクブレーキ装置15、16は、先の実施例1及び/又はと同様に、ブレーキディスク14のほぼ中心35を通る水平線上に配置されているため、先の実施例1及び2と同一構成のブレーキパッド21を使用することによって同一効果を得ることができる。
一方、ディスクブレーキ装置36、37で使用するブレーキパッド21は、種々の構成を採用することができる。例えば、上述した実施例1の構成(図6)及び実施例2の構成(図8)のブレーキパッド21と同様に、第一直線状溝33A、第二直線溝33B又は34Aを鉛直方向にして使用することもできるし、ディスクブレーキ装置36、37の取り付け位置における摺接方向12に第一直線状溝33A、第二直線溝33B又は第一直線状溝34Aをほぼ合致させ向きを変えて使用することもできる。
前者の構成では、ディスクブレーキ装置36、37でもディスクブレーキ装置15、16と同様の効果を得ることができる。
これに対して後者の構成では、ディスクブレーキ装置15、16に比べて第一直線状溝33A、第二直線溝33B又は第一直線状溝34Aに傾きが生じてしまう。例えば、ディスクブレーキ装置36におけるブレーキパッド21は、図6に示したブレーキパッド21を時計方向に45度だけ回転して取り付けたことになる。しかし、摺接方向12に形成されている第一直線状溝33A、第二直線溝33Bが重力方向に対して傾くことになるものの、この第一直線状溝33A、第二直線溝33Bに連通した第三直線状溝33Cも、重力方向に対して45度傾いて形成されることになるため、この第三直線状溝33Cからも摩耗粉が排出されることになり、程度の差があるがほぼ同様の効果を期待することができる。
以上説明したように、本発明のエレベータ装置は、ディスクブレーキ装置のブレーキパッド21に、ブレーキパッド21のほぼ中心35を通る一本の第三直線状溝33C又は第一直線状溝34Aと、一本の第三直線状溝33C又は第一直線状溝34Aに直交して形成され、かつ、ブレーキパッド21の中心35から離れた位置にブレーキパッド21の中心35を挟んで対向配置した二本の他の第一直線状溝33A、第二直線状溝33B又は第二直線溝34B第三直線状溝34Cを形成している。
このような構成によれば、ブレーキパッド21の中心35の近傍から発生したガスや摩耗粉を速やかに排出される。つまり、各直線状溝は、ブレーキパッド21の中心35を避けて交差して連通されているため、最も強く押圧されるブレーキパッド21の中心35の近傍におけるブレーキパッド21の強度を低下させることなく、特に、ブレーキパッド21の中心35近傍から発生する摩耗粉および発生ガスを除去することができる。従って、ブレーキパッド21の中心35付近によるブレーキディスク14への摩擦特性を安定させて、安定した制動特性を有するディスクブレーキ装置を有するエレベータ装置とすることができる。
また、本発明は、上述の構成に加えて、少なくとも一つのディスクブレーキ装置16は、ブレーキディスク14のほぼ中心35を通る水平線上に配置して設け、当該ディスクブレーキ装置16のブレーキパッド21は、ブレーキパッド21とブレーキディスク14との摺接方向12に延びて形成された二本の第一直線状溝33A及び第二直線状溝33Bと、第一直線状溝33Aおよび第二直線状溝33Bに連通するよう交差させると共に、摺接方向12にほぼ直交する方向に延びて形成された第三直線状溝33Cとを有し、第一直線状溝33A及び第二直線状溝33Bと第三直線状溝33Cとの交差部はブレーキパッド21の中心35を避けて位置させている。
このような構成によれば、主に第三直線状溝33Cを通してブレーキパッド21の中心35の近傍から発生したガスを速やかに排出することができる。また、摺接方向12に直交する方向である第三直線状溝33Cによって発生しやすい摩耗粉については、第一直線状溝33A及び第二直線状溝33Bから速やかに排出される。つまり、ブレーキディスク14の中心を通る水平線上にディスクブレーキ装置15、16を配置した方式では、第一直線状溝33A及び第二直線状溝33Bの形成方向が鉛直方向つまり重力方向となるため、摩耗粉が第一直線状溝33A及び第二直線状溝33Bを通して下方に速やかに排出され除去される。
また、本発明は、上述の構成に加えて、少なくとも一つのディスクブレーキ装置16は、ブレーキディスク14のほぼ中心35を通る水平線上に配置して設け、当該ディスクブレーキ装置16のブレーキパッド21は、ブレーキパッド21とブレーキディスク14との摺接方向12に延びて形成された一本の第一直線状溝34Aと、第一直線状溝34Aに連通するよう交差させると共に摺接方向12にほぼ直交する方向に延びて形成された第二直線状溝34B及び第三直線状溝34Cとを有し、第一直線状溝34Aと第二直線状溝34B及び第三直線状溝34Cとの交差部はブレーキパッド21の中心35を避けて位置させている。
このような構成によれば、主に第一直線状溝34Aを通してブレーキパッド21の中心35の近傍から発生したガスを速やかに排出することができる。また、摺接方向12に直交する方向である第二直線状溝34B及び第三直線状溝34Cによって発生しやすい摩耗粉については、第一直線状溝34Aから速やかに排出される。つまり、ブレーキディスク14の中心を通る水平線上にディスクブレーキ装置15、16を配置した方式では、第一直線状溝34Aの形成方向が鉛直方向、つまり重力方向となるため、摩耗粉が第一直線状溝34Aを通して下方に速やかに排出され除去される。
従って、本発明によれば、ブレーキパッドの強度を低下させることなく、ブレーキパッドの中心部近傍から発生するガスや摩耗粉を速やかに除去して安定した摩擦特性を発揮できるようにしたディスクブレーキ装置を備えたエレベータ装置を得ることができる
なお、本発明は、上述した実施例に限定するものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上述した実施例は本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定するものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることが可能である。
1…昇降路、2…機械室、3…巻上機、4…主索、5…乗りかご、6…釣合おもり、7…固定ベース、8…駆動モータ、9、10…軸受け台、11…回転軸、12…摺接方向、13…シーブ、14…ブレーキディスク、15、16、36、37…ディスクブレーキ装置、17、18…ブレーキシュー、19…支持腕部、20…ボルト、21…ブレーキパッド、22…ブレーキ本体、23…ストローク調整ボルト、24…アクチュエータ、25…アクチュエータの駆動ロッド、26…ブレーキシューの係合部、27…取付用ばね部材、28…ピン、29…切欠、30…プレート、31…止めねじ、32…抜け止め用割ピン、33A、34A…第一直線状溝、33B、34B…第二直線状溝、33C、34C…第三直線状溝、35…ブレーキパッドの中心。

Claims (10)

  1. 主索が巻回され、駆動モータと回転軸を介して連結されている巻上機と、該巻上機に巻回されている前記主索の一方の端部に接続されている乗りかご及び前記主索の他方の端部に接続されている釣合おもりと、前記巻上機の回転軸に連結されているブレーキディスク及び該ブレーキディスクに押圧されて制動力を与え、前記巻上機を停止させて前記乗りかご及び釣合おもりを停止状態にするブレーキパッドを有したディスクブレーキ装置とを備えたエレベータ装置において、
    前記ブレーキパッドにおける前記ブレーキディスクとの摺接面に、前記ブレーキパッドの中心を通る一本の直線状溝と、前記一本の直線状溝に直交する二本の直線状溝とが形成されていると共に、前記一本の直線状溝と前記二本の直線状溝との交差部は、前記摺接面における前記ブレーキパッドの中心を避けて位置しており、前記一本の直線状溝と前記二本の直線状溝のいずれか一方が、前記ブレーキパッドと前記ブレーキディスクとの摺接方向に形成されていることを特徴とするエレベータ装置。
  2. 前記ディスクブレーキ装置は、前記ブレーキディスクの中心を通る水平線上に配置され、かつ、前記ディスクブレーキ装置の前記ブレーキパッドは、前記ブレーキパッドとブレーキディスクとの摺接方向に延びて形成された二本の第一直線状溝及び第二直線状溝と、該第一直線状溝及び第二直線状溝に連通するよう交差すると共に、前記摺接方向に直交する方向に延びて形成され、前記ブレーキパッドの中心を通る一本の第三直線状溝とを有し、前記第一直線状溝及び第二直線状溝と前記第三直線状溝との交差部は、前記ブレーキパッドの中心を避けて位置していることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  3. 前記第一直線状溝及び第二直線状溝は、鉛直方向に延びて形成されていることを特徴とする請求項2に記載のエレベータ装置。
  4. 前記ブレーキパッドは、四角形に形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のエレベータ装置。
  5. 前記ディスクブレーキ装置は、前記ブレーキディスクの中心を通る水平線上に配置され、かつ、前記ディスクブレーキ装置の前記ブレーキパッドは、前記ブレーキパッドとブレーキディスクとの摺接方向に延びて形成され、前記ブレーキパッドの中心を通る一本の第一直線状溝と、該第一直線状溝に連通するよう交差すると共に、前記摺接方向に直交する方向に延びて形成された第二直線状溝及び第三直線状溝とを有し、前記第一直線状溝と前記第二直線状溝及び前記第三直線状溝との交差部は、前記ブレーキパッドの中心を避けて位置していることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  6. 前記第一直線状溝は、鉛直方向に延びて形成されていることを特徴とする請求項5に記載のエレベータ装置。
  7. 前記ブレーキパッドは、前記摺接方向に縦長となる長方形に形成されていることを特徴とする請求項5又は6に記載のエレベータ装置。
  8. 主索が巻回され、駆動モータと回転軸を介して連結されている巻上機と、該巻上機に巻回されている前記主索の一方の端部に接続されている乗りかご及び前記主索の他方の端部に接続されている釣合おもりと、前記巻上機の回転軸に連結されているブレーキディスク及び該ブレーキディスクに押圧されて制動力を与え、前記巻上機を停止させて前記乗りかご及び釣合おもりを停止状態にするブレーキパッドを有したディスクブレーキ装置とを備え、
    前記ディスクブレーキ装置は、少なくとも前記ブレーキディスクの中心を通る水平線上に配置されるディスクブレーキ装置A及び該ディスクブレーキ装置Aの上方に設置されたディスクブレーキ装置Bから成るエレベータ装置において、
    前記ディスクブレーキ装置A及びディスクブレーキ装置Bの前記ブレーキパッドの全てが、請求項2又は請求項5に記載の前記ブレーキパッドの構成であるか、
    或いは前記ディスクブレーキ装置A及びディスクブレーキ装置Bの前記ブレーキパッドが、請求項2と請求項5に記載の前記ブレーキパッドを組み合わせた構成であることを特徴とするエレベータ装置。
  9. 前記ディスクブレーキ装置Aは、請求項2又は請求項5に記載の前記ブレーキパッドの構成であり、前記ディスクブレーキ装置Bは、請求項5又は請求項2に記載の前記ブレーキパッドの構成であることを特徴とする請求項8に記載のエレベータ装置。
  10. 前記ディスクブレーキ装置Aは、前記請求項2に記載の前記ブレーキパッドの第一直線状溝及び第二直線状溝が鉛直方向に延びて形成されているか或いは前記請求項5に記載の前記ブレーキパッドの第一直線状溝が鉛直方向に延びて形成され、かつ、前記ディスクブレーキ装置Bは、前記請求項2に記載の前記ブレーキパッドの第一直線状溝及び第二直線状溝或いは請求項5に記載の前記ブレーキパッドの前記第一直線状溝が、前記鉛直方向に対して傾斜して形成されていることを特徴とする請求項9に記載のエレベータ装置。
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