JP6540244B2 - 硬貨振分装置及び硬貨処理装置 - Google Patents

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本発明は、簡易な構成で、硬貨の振分を適正に行うことができる硬貨振分装置及び硬貨処理装置に関する。
硬貨振分装置は、投入された硬貨を金種毎に振り分けて収納するものである。例えば、特許文献1には、金種毎の収納庫への通過口となる切り欠きを硬貨搬送路上に設け、各切り欠きの幅を硬貨の直径に応じて順次広げて硬貨を落下させることによって振分を行うものが記載されている。
しかし、特許文献1では、1つの搬送通路上の振分スリットで日本の硬貨を振り分ける場合、硬貨の最小外径差が5円硬貨と100円硬貨との間で0.6mmと小さい。一般に硬貨は摩耗などによって外径寸法が小さくなったり、傷によって突起ができたりする場合がある。この場合、上述した最小外径差は、実質的にさらに小さくなる。
そこで、特許文献2では、各硬貨の材質を白銅と白銅以外とに判別し、この判別結果に応じて振分ゲートが硬貨通路を分岐し、分岐された各搬送通路を通過する硬貨を搬送方向に順次、各硬貨の外径に応じて振分スリットのスリット幅を大きくして各硬貨を振り分けている。白銅の硬貨(50円硬貨、100円硬貨、500円硬貨)の最小外径差は1.6mmであり、白銅以外の硬貨(1円硬貨(アルミ)、5円硬貨(黄銅)、10円硬貨(青銅))の最小外径差は1.5mmである(図3参照)ことを利用している。これによって、特許文献2では、1つの搬送通路とした場合の最小外径差0.6mmに対して、最小外径差を約2.5倍の1.5mmに大きくし、振分精度を向上させている。
特開2009−238078号公報 特開平9−231431号公報
しかしながら、特許文献2に記載された2つの分岐された搬送通路は、それぞれ個別の搬送通路を形成しているため、装置構成が大きくならざるを得なかった。また、特許文献2では、2つの搬送通路を、断面がV字状となるように形成して硬貨を転動させるものが記載されているが、この場合、硬貨が転動するため、硬貨の運動が自由となり、安定した振分ができない場合があった。
なお、金種を判別する検銭部の検銭結果を用い、ソレノイドなどにより硬貨を金種別に振り分ける方法がある。しかし、この場合、検銭した各硬貨の金種及び順番を記憶しておき、各収納庫への振分部に設けた複数の硬貨検知センサによって、記憶した硬貨の搬送位置を確認し、収納庫に対応した金種の硬貨が振分部に到達した時点で、ソレノイドなどを含むゲートユニットを可動して硬貨を振り分けるようにしている。この方法では、各金種毎に硬貨検知センサやゲートユニットを設ける必要があり、装置構成が複雑になり、コストが高くなる。また、振分部内を搬送する硬貨の速度が不安定になると、到達するはずの硬貨が硬貨検知センサに到達しないものと判断されて硬貨詰まりの誤判定が生じる場合があるとともに、金種振分の間違いが発生する可能性もある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、簡易な構成で、硬貨の振分を適正に行うことができる硬貨振分装置及び硬貨処理装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる硬貨振分装置は、複数の硬貨を金種毎に振り分ける硬貨振分装置であって、前記硬貨の材質が白銅か否かを判別する硬貨材質判別部と、前記硬貨材質判別部が白銅であると判別した硬貨を第1硬貨グループとし白銅以外であると判別した硬貨を第2硬貨グループとして振り分ける第1振分部と、前記第1硬貨グループ及び前記第2硬貨グループに振り分けられた硬貨をそれぞれ抑えつつ搬送する第1搬送ベルト及び第2搬送ベルトが設けられ、それぞれ搬送方向下流に向けて硬貨の外径の小さい順に順次振り分ける振分穴群が形成された第2振分部と、を備え、前記第2振分部は、前記第1硬貨グループの硬貨を搬送する第1硬貨搬送領域と前記第2硬貨グループの硬貨を搬送する第2硬貨搬送領域とが搬送方向に沿って並列に形成され、前記第1硬貨搬送領域及び前記第2硬貨搬送領域の搬送方向に沿う外側片面にそれぞれ硬貨の外周縁を案内する第1案内レールと第2案内レールとが設けられ、前記第1搬送ベルト及び前記第2搬送ベルトと前記第1案内レール及び前記第2案内レールとのそれぞれの間の幅は各搬送入口から搬送方向下流に向けて小さくなるように形成されることを特徴とする。
また、本発明にかかる硬貨振分装置は、複数の硬貨を金種毎に振り分ける硬貨振分装置であって、前記硬貨の穴の有無を判別する硬貨穴判別部と、前記硬貨穴判別部が穴がないと判別した硬貨を第1硬貨グループとし穴があると判別した硬貨を第2硬貨グループとして振り分ける第1振分部と、前記第1硬貨グループ及び前記第2硬貨グループに振り分けられた硬貨をそれぞれ抑えつつ搬送する第1搬送ベルト及び第2搬送ベルトが設けられ、それぞれ搬送方向下流に向けて硬貨の外径の小さい順に順次振り分ける振分穴群が形成された第2振分部と、を備え、前記第2振分部は、前記第1硬貨グループの硬貨を搬送する第1硬貨搬送領域と前記第2硬貨グループの硬貨を搬送する第2硬貨搬送領域とが搬送方向に沿って並列に形成され、前記第1硬貨搬送領域及び前記第2硬貨搬送領域の搬送方向に沿う外側片面にそれぞれ硬貨の外周縁を案内する第1案内レールと第2案内レールとが設けられ、前記第1搬送ベルト及び前記第2搬送ベルトと前記第1案内レール及び前記第2案内レールとのそれぞれの間の幅は各搬送入口から搬送方向下流に向けて小さくなるように形成されることを特徴とする。
また、本発明にかかる硬貨振分装置は、上記の発明において、前記第1搬送ベルト及び前記第2搬送ベルトをそれぞれ駆動する第1ローラ及び第2ローラの前記第1搬送ベルト及び前記第2搬送ベルトに対する接触面は、前記第1案内レール及び前記第2案内レール側が高くなるように傾斜し、前記第1搬送ベルト及び第2搬送ベルトをそれぞれ前記第1案内レール及び前記第2案内レール側に寄せつつ駆動することを特徴とする。
また、本発明にかかる硬貨振分装置は、上記の発明において、前記第1搬送ベルトは、前記第1硬貨グループの振分穴群上のみを通り、前記第2搬送ベルトは、前記第2硬貨グループの振分穴群上のみを通ることを特徴とする。
また、本発明にかかる硬貨振分装置は、上記の発明において、並列に形成される前記第1硬貨搬送領域と前記第2硬貨搬送領域とは、搬送方向に沿って重複した領域を有し、前記第1硬貨グループの振分穴群と前記第2硬貨グループの振分穴群とは搬送方向に沿って連続配置されることを特徴とする。
また、本発明にかかる硬貨振分装置は、上記の発明において、前記第1硬貨グループの振分穴群及び前記第2硬貨グループの振分穴群は、それぞれ前記振分穴群を構成する各振分穴が結合した切り欠きで形成されることを特徴とする。
また、本発明にかかる硬貨処理装置は、上記の発明のいずれか一つに記載の硬貨振分装置と、入力された硬貨の金種及び真贋を判別する検銭部と、前記硬貨振分装置によって振り分けられた金種毎の硬貨を収納する収納庫と、を備え、前記検銭部は、前記硬貨材質判別部または前記硬貨穴判別部として機能することを特徴とする。
また、本発明にかかる硬貨処理装置は、上記の発明のいずれか一つに記載の硬貨振分装置と、入力された硬貨の金種及び真贋を判別する検銭部と、前記検銭部によって検銭された硬貨を一時保留する一時保留部と、前記硬貨振分装置によって振り分けられた金種毎の硬貨を収納する収納庫と、を備え、前記硬貨材質判別部または前記硬貨穴判別部は、前記一時保留部の後段に設けられることを特徴とする。
本発明によれば、硬貨の穴の有無を判別する硬貨穴判別部または硬貨の材質が白銅か否かを判別する硬貨材質判別部と、前記硬貨材質判別部が白銅であると判別した硬貨を第1硬貨グループとし白銅以外であると判別した硬貨を第2硬貨グループとして振り分け、あるいは前記硬貨穴判別部が穴がないと判別した硬貨を第1硬貨グループとし穴があると判別した硬貨を第2硬貨グループとして振り分ける第1振分部と、前記第1硬貨グループ及び前記第2硬貨グループに振り分けられた硬貨をそれぞれ抑えつつ搬送する第1搬送ベルト及び第2搬送ベルトが設けられ、それぞれ搬送方向下流に向けて硬貨の外径の小さい順に順次振り分ける振分穴群が形成された第2振分部と、を備え、前記第2振分部は、前記第1硬貨グループの硬貨を搬送する第1硬貨搬送領域と前記第2硬貨グループの硬貨を搬送する第2硬貨搬送領域とが搬送方向に沿って並列に形成され、前記第1硬貨搬送領域及び前記第2硬貨搬送領域の搬送方向に沿う外側片面にそれぞれ硬貨の外周縁を案内する第1案内レールと第2案内レールとが設けられ、前記第1搬送ベルト及び前記第2搬送ベルトと前記第1案内レール及び前記第2案内レールとのそれぞれの間の幅は各搬送入口から搬送方向下流に向けて小さくなるように形成される。このため、簡易な構成で、前記第1硬貨搬送領域及び前記第2硬貨搬送領域での硬貨の搬送が安定し、対応する振分穴への落とし込みを確実に行えるので、硬貨の振分を適正に行うことができる。
図1は、本発明の実施の形態1である硬貨振分装置の構成を示す模式図である。 図2は、図1に示した第2振分部の構成を示すA−A線断面図である。 図3は、金種と外径と材質と外径差との関係を示す図である。 図4は、50円硬貨の振分処理状態を説明する説明図である。 図5は、100円硬貨の振分処理状態を説明する説明図である。 図6は、10円硬貨の振分処理状態を説明する説明図である。 図7は、第1硬貨搬送領域及び第2硬貨搬送領域の複数の振分穴を結合して切り欠きとした場合の例を示す模式図である。 図8は、金種と外径と穴の有無と外径差との関係を示す図である。 図9は、本発明の実施の形態2である硬貨振分装置の構成を示す模式図である。 図10は、実施の形態1に示した硬貨振分装置を用いた硬貨処理装置の構成を示す模式図である。
以下、添付図面を参照してこの発明を実施するための形態について説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1である硬貨振分装置1の構成を示す模式図である。また、図2は、図1に示した第2振分部5の構成を示すA−A線断面図である。図1に示すように、硬貨振分装置1は、硬貨投入口2、硬貨材質判別部3、第1振分部4、第2振分部5、及び収納庫20を有する。
硬貨材質判別部3は、硬貨投入口2から投入されて搬送された硬貨の材質が、白銅か否かを判別する。この判別は、硬貨を上下で挟むように配置した複数の磁気コイルセンサなどの検出結果をもとに行うことができる。この場合、白銅(50円硬貨、100円硬貨、500円硬貨)とアルミ(1円硬貨)、黄銅(5円硬貨)、青銅(10円硬貨)との検出出力には差があるため、硬貨の材質が白銅と白銅以外とを十分に判別することができる。なお、アルミと黄銅と青銅との間にも検出出力差があるが、これらの差は小さく、安定した振分を行うためには、搬送姿勢、搬送速度、センサとの距離などを精度よく一定に保つ必要がある。
第1振分部4は、硬貨材質判別部3の判別結果をもとに、白銅である硬貨の場合には、第1硬貨グループの硬貨として第2振分部5の第1硬貨搬送領域E1の搬送入口P1側に振り分け、白銅以外である硬貨の場合には、第2硬貨グループの硬貨として第2振分部5の第2硬貨搬送領域E2の搬送入口P2側に振り分ける。
第2振分部5は、各金種毎に振り分けて、対応する収納庫20に硬貨を収納させる。第2振分部5は、第1硬貨グループの硬貨を搬送する第1硬貨搬送領域E1と、第2硬貨グループの硬貨を搬送する第2硬貨搬送領域E2とに分けられ、搬送路6上に搬送方向ALに対して並列に形成される。第1硬貨搬送領域E1及び第2硬貨搬送領域E2の搬送方向ALに垂直な方向の外側片面(図上、第1硬貨搬送領域E1の右側及び第2硬貨搬送領域E2の左側)には、それぞれ第1案内レール7a及び第2案内レール7bが設けられる。
なお、第1硬貨搬送領域E1の幅は、第1硬貨グループで最大外径を有する500円硬貨の外径である。また、第2硬貨搬送領域E2の幅は、第2硬貨グループで最大外径を有する10円硬貨の外径である。
第1硬貨搬送領域E1の搬送方向下流側には、搬送方向ALに沿って第1硬貨グループの硬貨(50円硬貨、100円硬貨、500円硬貨)の外径が小さい順序(50円硬貨、100円硬貨、500円硬貨の順)で、各硬貨が、対応する収納庫(50円収納庫20d、100円収納庫20e、500円収納庫20f)の位置で落とし込まれる振分穴10d,10e,10fが形成される。なお、各振分穴10d,10e,10fの第1案内レール7a側の辺部は揃えられる。一方、第2硬貨搬送領域E2の搬送方向上流側には、搬送方向ALに沿って第2硬貨グループの硬貨(1円硬貨、5円硬貨、10円硬貨)の外径が小さい順序(1円硬貨、5円硬貨、10円硬貨の順)で、各硬貨が、対応する収納庫(1円収納庫20a、5円収納庫20b、10円収納庫20c)の位置で落とし込まれる振分穴10a,10b,10cが形成される。なお、各振分穴10a,10b,10cの第2案内レール7b側の辺部は揃えられる。また、各振分穴10a〜10fは、第1案内レール7a及び第2案内レール7b間で、搬送方向ALに沿って、振分穴10a、10b、10c、10d、10e、10fの順で重複せずに設けられる。なお、第1硬貨搬送領域E1の最下流に形成される振分穴10fは、次段の振分穴の存在を考慮する必要がないため、500円硬貨を落とし込める以上の幅をもたせてもよい。また、第2硬貨搬送領域E2の最下流に形成される振分穴10cの幅も、第1硬貨搬送領域E1の振分穴10d〜10fに影響を与えない程度に幅を大きくしてもよく、その振分穴10cの穴の加工精度も低くてよい。
ここで、硬貨の搬送状態の一例を説明する。例えば、図4に示すように、第1硬貨グループの50円硬貨101は、第1振分部4によって第1硬貨搬送領域E1の搬送入口に振り分けられる。その後、50円硬貨101は、第1搬送ベルト8aによって第1硬貨搬送領域E1上を移動し、振分穴10dで50円収納庫20dに落とし込まれる。
また、図5に示すように、第1硬貨グループの100円硬貨102は、第1振分部4によって第1硬貨搬送領域E1の搬送入口に振り分けられる。その後、100円硬貨102は、第1搬送ベルト8aによって第1硬貨搬送領域E1上を移動する。100円硬貨102の外径は、振分穴10dの大きさよりも大きいため、振分穴10dを通過し、その後、振分穴10eで100円収納庫20eに落とし込まれる。
一方、図6に示すように、第2硬貨グループの10円硬貨103は、第1振分部4によって第2硬貨搬送領域E2の搬送入口に振り分けられる。その後、10円硬貨103は、第2搬送ベルト8bによって第2硬貨搬送領域E2上を移動する。10円硬貨103の外径は、振分穴10a,10bの大きさよりも大きいため、振分穴10a,10bを通過し、その後、振分穴10cで10円収納庫20cに落とし込まれる。
ここで、第1搬送ベルト8aは、第1硬貨搬送領域E1上の硬貨を搬送路6に押圧しつつ搬送する。また、第2搬送ベルト8bは、第2硬貨搬送領域E2上の硬貨を搬送路6に押圧しつつ搬送する。ここで、第1搬送ベルト8aと第1案内レール7aとの間の幅と、第2搬送ベルト8bと第2案内レール7bとの間の幅とは、それぞれ搬送方向下流に向けて小さくなるように形成される。したがって、第1硬貨搬送領域E1上で搬送される硬貨は第1案内レール7aに押圧されて移動する。すなわち、第1硬貨搬送領域E1上で搬送される硬貨は第1案内レール7aに寄せられつつ移動する。同様に、第2硬貨搬送領域E2上で搬送される硬貨は第2案内レール7bに押圧されて移動する。すなわち、第2硬貨搬送領域E2上で搬送される硬貨は第2案内レール7bに寄せられつつ移動する。
さらに、図2に示すように、複数の第1ローラ9aは、第1搬送ベルト8aを第1案内レール7a側に寄せつつ駆動する。また、複数の第2ローラ9bは、第2搬送ベルト8bを第2案内レール7b側に寄せつつ駆動する。このため、第1ローラ9aが第1搬送ベルト8aに接する面Saは、第1案内レール7a側が高くなるように傾斜して配置される。また、第2ローラ9bが第2搬送ベルト8bに接する面Sbは、第2案内レール7b側が高くなるように傾斜して配置される。そのため、第1ローラ9a及び第2ローラ9bの回転軸Ca,Cbは、それぞれ第1案内レール7a側及び第2案内レール7b側が高くなるように傾斜していることが好ましい。また、第1ローラ9aは、第1案内レール7aから第2案内レール7b側に向けて太くなるテーパ形状であることが好ましい。さらに、第2ローラ9bは、第2案内レール7bから第1案内レール7a側に向けて太くなるテーパ形状であることが好ましい。また、第1ローラ9a及び第2ローラ9bの回転軸Ca,Cbの方向は、それぞれ第1案内レール7a及び第2案内レール7bに対して垂直であってもよいし、それぞれ第1搬送ベルト8a及び第2搬送ベルト8bの長手方向に垂直であってもよい。
また、第1搬送ベルト8a及び第2搬送ベルト8bは、断面が台形形状となっている。このように第1搬送ベルト8a及び第2搬送ベルト8bの断面を台形形状や矩形形状とすると、それぞれ第1ローラ9a及び第2ローラ9bからの押圧力を硬貨100に安定して伝達することができる。
したがって、第1硬貨搬送領域E1上で搬送される硬貨は、搬送路6及び第1案内レール7aに圧せられた状態で移動する。また、第2硬貨搬送領域E2上で搬送される硬貨は、搬送路6及び第2案内レール7bに圧せられた状態で移動する。このため、第1案内レール7a側に対して辺部が揃えられた振分穴10d、10e、10fと硬貨との位置整合、及び第2案内レール7bに対して辺部が揃えられた振分穴10a、10b、10cと硬貨との位置整合を確実に行うことができる。また、各硬貨は、搬送路6に圧せられて移動するので、搬送姿勢及び搬送速度が安定する。
また、第1搬送ベルト8aは、第1硬貨グループの硬貨を落とし込む振分穴10d、10e、10f上のみを通る。同様に、第2搬送ベルト8bは、第2硬貨グループの硬貨を落とし込む振分穴10a、10b、10c上のみを通る。したがって、第1搬送ベルト8a及び第2搬送ベルト8bの押圧力をも用いて、確実に振分穴10a〜10fに硬貨を落とし込むことができる。
なお、図1に示すように、第1硬貨搬送領域E1と第2硬貨搬送領域E2とは、搬送方向ALに沿って重複した領域を有することが好ましい。この領域重複によって第1案内レール7aと第2案内レール7bとの間の幅を、1つの搬送通路とした場合に近い幅とすることができ、装置構成を小型化することができる。
また、本実施の形態1では、第2振分部5にセンサやゲートユニットを設けていないので、簡易な構成で振分精度の高い硬貨振分装置を実現することができる。
さらに、本実施の形態1では、図3に示したように、硬貨の最小外径差は、1.5mmであり、従来の1つの搬送通路を用い、外径差のみによる振分を行った場合の最小外径差0.6mmに比して2.5倍程度の外径差であるため、振分穴の加工精度を高くする必要もなく、精度の高い振分を行うことができる。
なお、上述した実施の形態1では、振分穴10a〜10fは、個別の矩形穴であったが、図7に示すように、振分穴10a〜10cを連続的に結合した段差のある切り欠き11とし、振分穴10d〜10fを連続的に結合した段差のある切り欠き12としてもよい。この切り欠き11,12とすることによって、装置構造がさらに容易なものとなる。
(実施の形態2)
上述した実施の形態1では、硬貨の材質が白銅か否かによって第1硬貨グループと第2硬貨グループとに分けたが、この実施の形態2では、硬貨の穴の有無によって、穴がない硬貨を第1硬貨グループとし、穴がある硬貨を第2硬貨グループとして振分処理している。
すなわち、図8に示したように、穴のない1円硬貨、100円硬貨、10円硬貨、500円硬貨の第1硬貨グループと、穴のある50円硬貨、5円硬貨の第2硬貨グループに分ける。このグループ分けによって最小外径差は、100円硬貨と10円硬貨との間における0.9mmとなる。この場合、従来の1つの搬送通路を用い、外径差のみによる振分を行った場合の最小外径差0.6mmに比して実施の形態2の最小外径差は、1.5倍程度である。しかし、振分穴の公差は、0.2〜0.3mm程度であれば硬貨の摩耗や変形に対して十分である。この実施の形態2の場合においても、精度の高い振分を行うことができる。
図9は、本発明の実施の形態2である硬貨振分装置1の構成を示す模式図である。図9に示すように、図1に示した硬貨材質判別部3に替えて硬貨穴判別部13を設けている。そして、第1振分部4は、穴のない、1円硬貨、100円硬貨、10円硬貨、及び500円硬貨を第1硬貨グループとして第1硬貨搬送領域E1の搬送入口P1に振り分け、穴のある、50円硬貨及び5円硬貨は第2硬貨グループとして第2硬貨搬送領域E2の搬送入口P2に振り分ける。第1硬貨搬送領域E1では、外径の小さい順に、1円硬貨を落とし込む振分穴10a、100円硬貨を落とし込む振分穴10e、10円硬貨を落とし込む振分穴10c、500円硬貨を落とし込む振分穴10fが搬送方向下流側に向けて配置される。また、第2硬貨搬送領域E2では、外径の小さい順に、50円硬貨を落とし込む振分穴10d、5円硬貨を落とし込む振分穴10bが搬送方向下流側に向けて配置される。その他の構成は実施の形態1と同じである。
なお、硬貨穴判別部13は、フォトセンサであってもよいし、実施の形態1で用いたコイルセンサによる時間変化パターンによって穴の有無を検出してもよい。
本実施の形態2も、実施の形態1と同様に、簡易な装置で精度の高い振分を行うことができる。
(実施の形態3)
本実施の形態3は、上述した実施の形態1を用いた硬貨処理装置である。図10は、本実施の形態3である硬貨処理装置30の構成を示す模式図である。図10に示した硬貨処理装置30は、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗においてPOSレジスタ装置に接続される自動釣銭機の一部として用いられる。自動釣銭機のその他の構成は、例えば紙幣処理装置を有する。なお、本実施の形態3は、上述した実施の形態2も適用することができる。
図10において、硬貨投入口2は、上述したように、投入された硬貨を装置本体内部に受け入れるための開口である。硬貨投入口2に投入された硬貨は、図示しないPOSレジスタ装置などの上位装置側からの入金許可指令を受け、図示せぬ投入検出センサによって検出された後、入金搬送部31によって搬送される。入金搬送部31内に設けられた検銭部32は、硬貨の真贋及び金種を判定する。搬送された硬貨が正貨である場合、一時保留部34に保留される。一方、搬送された硬貨が正貨でない場合、この硬貨は、切換ゲート33を介して硬貨出金口36に返却される。なお、上位装置側からの返却指示があった場合、一時保留部34に保留された硬貨は、硬貨材質判別部3をそのまま通過し、第1振分部4が切換ゲートと機能して硬貨返却口37に返却される。
上位装置側からの返却指示等がない場合、一時保留部34に保留された硬貨は、順次、実施の形態1と同様に、硬貨材質判別部3によって硬貨の材質が白銅であるか白銅以外であるかを判別する。第1振分部4は、実施の形態1と同様に、第1硬貨グループと第2硬貨グループとに分け、それぞれ第2振分部5の第1硬貨搬送領域E1及び第2硬貨搬送領域E2にと振り分ける。その後、実施の形態1と同様に、第2振分部5は、硬貨を金種毎の収納庫20に振り分ける。
その後、上位装置側からの出金指令に応じた金種の硬貨が収納庫20から出金搬送部35を介して搬出され、硬貨出金口36から装置外部に払い出される。なお、出金搬送部35を介して搬出された硬貨は、切換ゲート38を介して一時保留部34に一時保留することができる。
本実施の形態3では、検銭部32と第1振分部4との間に一時保留部34が介在し、一時保留部34に複数の硬貨が保留されるため、第1振分部4の前段に硬貨材質判別部3を設けている。
なお、一時保留部34が第1振分部4の前段に設けられず、検銭部32から搬送される硬貨が順次、第1振分部4に送り込まれる場合、硬貨材質判別部3を削除し、検銭部32が硬貨材質判別部3の機能をもつようにしてもよい。また、実施の形態2に対応する硬貨穴判別部13を用いた硬貨処理装置を実現する場合も同様に、検銭部32から搬送される硬貨が順次、第1振分部4に送り込まれる場合、硬貨穴判別部13を削除し、検銭部32が硬貨穴判別部13の機能をもつようにすればよい。
また、図10に示した制御部Cは、上位装置との通信を行うとともに、硬貨処理装置30内の各部に対する制御を行う。
1 硬貨振分装置
2 硬貨投入口
3 硬貨材質判別部
4 第1振分部
5 第2振分部
6 搬送路
7a 第1案内レール
7b 第2案内レール
8a 第1搬送ベルト
8b 第2搬送ベルト
9a 第1ローラ
9b 第2ローラ
10a〜10f 振分穴
13 硬貨穴判別部
20,20a〜20f 収納庫
30 硬貨処理装置
31 入金搬送部
32 検銭部
33,38 切換ゲート
34 一時保留部
35 出金搬送部
36 硬貨出金口
37 硬貨返却口
AL 搬送方向
C 制御部
Ca,Cb 回転軸
E1 第1硬貨搬送領域
E2 第2硬貨搬送領域
P1,P2 搬送入口

Claims (7)

  1. 複数の硬貨を金種毎に振り分ける硬貨振分装置であって、
    前記硬貨の材質が白銅か否かを判別する硬貨材質判別部と、
    前記硬貨材質判別部が白銅であると判別した硬貨を第1硬貨グループとし白銅以外であると判別した硬貨を第2硬貨グループとして振り分ける第1振分部と、
    前記第1硬貨グループ及び前記第2硬貨グループに振り分けられた硬貨をそれぞれ抑えつつ搬送する第1搬送ベルト及び第2搬送ベルトが設けられ、それぞれ搬送方向下流に向けて硬貨の外径の小さい順に順次振り分ける振分穴群が形成された第2振分部と、
    を備え、
    前記第2振分部は、前記第1硬貨グループの硬貨を搬送する第1硬貨搬送領域と前記第2硬貨グループの硬貨を搬送する第2硬貨搬送領域とが搬送方向に沿って並列に形成され、前記第1硬貨搬送領域及び前記第2硬貨搬送領域の搬送方向に沿う外側片面にそれぞれ硬貨の外周縁を案内する第1案内レールと第2案内レールとが設けられ、前記第1搬送ベルト及び前記第2搬送ベルトと前記第1案内レール及び前記第2案内レールとのそれぞれの間の幅は各搬送入口から搬送方向下流に向けて小さくなるように形成され
    並列に形成される前記第1硬貨搬送領域と前記第2硬貨搬送領域とは、搬送方向に沿って重複した領域を有し、前記第1硬貨グループの振分穴群と前記第2硬貨グループの振分穴群とは搬送方向に沿って連続配置されることを特徴とする硬貨振分装置。
  2. 複数の硬貨を金種毎に振り分ける硬貨振分装置であって、
    前記硬貨の穴の有無を判別する硬貨穴判別部と、
    前記硬貨穴判別部が穴がないと判別した硬貨を第1硬貨グループとし穴があると判別した硬貨を第2硬貨グループとして振り分ける第1振分部と、
    前記第1硬貨グループ及び前記第2硬貨グループに振り分けられた硬貨をそれぞれ抑えつつ搬送する第1搬送ベルト及び第2搬送ベルトが設けられ、それぞれ搬送方向下流に向けて硬貨の外径の小さい順に順次振り分ける振分穴群が形成された第2振分部と、
    を備え、
    前記第2振分部は、前記第1硬貨グループの硬貨を搬送する第1硬貨搬送領域と前記第2硬貨グループの硬貨を搬送する第2硬貨搬送領域とが搬送方向に沿って並列に形成され、前記第1硬貨搬送領域及び前記第2硬貨搬送領域の搬送方向に沿う外側片面にそれぞれ硬貨の外周縁を案内する第1案内レールと第2案内レールとが設けられ、前記第1搬送ベルト及び前記第2搬送ベルトと前記第1案内レール及び前記第2案内レールとのそれぞれの間の幅は各搬送入口から搬送方向下流に向けて小さくなるように形成され
    並列に形成される前記第1硬貨搬送領域と前記第2硬貨搬送領域とは、搬送方向に沿って重複した領域を有し、前記第1硬貨グループの振分穴群と前記第2硬貨グループの振分穴群とは搬送方向に沿って連続配置されることを特徴とする硬貨振分装置。
  3. 前記第1硬貨グループの振分穴群及び前記第2硬貨グループの振分穴群は、それぞれ前記振分穴群を構成する各振分穴が結合した切り欠きで形成され、各切り欠きは搬送方向に沿って連続配置されることを特徴とする請求項1に記載の硬貨振分装置。
  4. 前記第1搬送ベルト及び前記第2搬送ベルトをそれぞれ駆動する第1ローラ及び第2ローラの前記第1搬送ベルト及び前記第2搬送ベルトに対する接触面は、前記第1案内レール及び第2案内レール側が高くなるように傾斜し、前記第1搬送ベルト及び第2搬送ベルトをそれぞれ前記第1案内レール及び前記第2案内レール側に寄せつつ駆動することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の硬貨振分装置。
  5. 前記第1搬送ベルトは、前記第1硬貨グループの振分穴群上のみを通り、前記第2搬送ベルトは、前記第2硬貨グループの振分穴群上のみを通ることを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の硬貨振分装置。
  6. 請求項1〜のいずれか一つに記載の硬貨振分装置と、
    入力された硬貨の金種及び真贋を判別する検銭部と、
    前記硬貨振分装置によって振り分けられた金種毎の硬貨を収納する収納庫と、
    を備え、
    前記検銭部は、前記硬貨材質判別部または前記硬貨穴判別部として機能することを特徴とする硬貨処理装置。
  7. 請求項1〜のいずれか一つに記載の硬貨振分装置と、
    入力された硬貨の金種及び真贋を判別する検銭部と、
    前記検銭部によって検銭された硬貨を一時保留する一時保留部と、
    前記硬貨振分装置によって振り分けられた金種毎の硬貨を収納する収納庫と、
    を備え、
    前記硬貨材質判別部または前記硬貨穴判別部は、前記一時保留部の後段に設けられることを特徴とする硬貨処理装置。
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