JP6538241B1 - 乗客コンベア - Google Patents

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Abstract

【課題】手摺りベルトの速度の遅れが発生する前に、手摺りベルトの走行抵抗が増大していることを報知する乗客コンベアを提供する。【解決手段】ベルトシーブ100は、駆動スプロケット24と同期して回転する円板状の内輪102と、内輪102の外周に配されたリング状の外輪104と、内輪の外周部に設けられた凹部108と、外輪104の内周部に設けられた突部116と、突部116と凹部108の間に設けられたバネ118と、手摺りベルト38の走行抵抗による外輪104と内輪102の角度のずれを光センサ124で検出し、検出した角度のずれが基準値より大きいときに報知する制御部50を有する。【選択図】 図5

Description

本発明の実施形態は、乗客コンベアに関するものである。
エスカレータや動く歩道などの乗客コンベアにおいては、乗客が乗る踏段の左右に欄干が設けられ、この欄干の上部を手摺りベルトが走行している。この手摺りベルトの速度は、踏段と同期している。
特許第4391926号公報
しかし、踏段に乗る乗客が増え、手摺りベルトを持つ人が増えると、手摺りベルトの走行抵抗が増大し、手摺りベルトの速度が踏段よりも遅くなり、手摺りベルトに?まっている乗客が後方に転倒する可能性があるという問題点があった。
そこで本発明の実施形態は上記問題点に鑑み、手摺りベルトの速度の遅れが発生する前に、手摺りベルトの走行抵抗が増大していることを報知する乗客コンベアを提供することを目的とする。
本発明の実施形態は、トラスと、前記トラスに設けられたモータを含む駆動装置と、前記駆動装置によって回転する左右一対の駆動スプロケットと、左右一対の駆動スプロケットによって駆動する無端状に連結された複数の踏段と、前記駆動スプロケットと同期して回転する左右一対のベルトシーブと、左右一対の前記ベルトシーブにそれぞれ巻き付けられて駆動する左右一対の手摺りベルトと、を有し、前記ベルトシーブは、前記駆動スプロケットと同期して回転する円板状の内輪と、前記内輪の外周に配されたリング状の外輪と、前記内輪に対し前記外輪が一定の角度の範囲内で回転するのを許容する範囲結合手段と、前記内輪に対し前記外輪が一定の力の範囲内で回転するのを許容する力結合手段と、前記手摺りベルトの走行抵抗による前記外輪と前記内輪の角度のずれを検出する検出手段と、前記検出手段が検出した前記角度のずれが基準値より大きいときに、前記手摺りベルトの前記走行抵抗が異常であるという報知を行う報知手段と、を有する乗客コンベアである。
実施形態1のエスカレータの側面説明図。 ベルトシーブの回転状態を示す拡大図。 ベルトシーブの停止中の拡大側面図。 図3におけるA−A線断面図。 運転中における正常な走行抵抗のベルトシーブの一部拡大側面図。 運転中の異常な走行抵抗における拡大側面図。 内反射部と外反射部を有する部分のベルトシーブの拡大側面図。 図7におけるB−B線断面図。 エスカレータのブロック図。 実施形態2における正常な走行抵抗におけるベルトシーブの拡大側面図。 図10におけるC−C線断面図。 ベルトシーブの異常な走行抵抗における一部拡大側面図。
本発明の一実施形態の乗客コンベアをエスカレータ10に適応して、図面を参照して説明する。
実施形態1
本発明の実施形態1のエスカレータ10について図1〜図9を参照して説明する。
(1)エスカレータ10
エスカレータ10の構造について、図1を参照して説明する。図1はエスカレータ10を側面から見た説明図である。
エスカレータ10の枠組みであるトラス12が、建屋1の上階と下階に跨がって支持アングル2,3を用いて支持されている。
トラス12の上端部にある上階側の機械室14内部には、踏段30を走行させる駆動装置18、左右一対の駆動スプロケット24,24、左右一対のベルトシーブ100,100が設けられている。駆動装置18は、誘導電動機(インダクションモータ)よりなるモータ20と、減速機と、この減速機の出力軸に取り付けられた出力スプロケットと、この出力スプロケットにより駆動する駆動チェーン22と、モータ20の回転を停止させ、かつ、停止状態を保持する電磁ブレーキとを有している。この駆動チェーン22により駆動スプロケット24が回転する。左右一対の駆動スプロケット24,24と左右一対のベルトシーブ100,100とは、不図示の伝達チェーンによって連結されて回転する。また、上階側の機械室14内部には、モータ20や電磁ブレーキなどを制御する制御部50が設けられている。
トラス12の下端部にある下階側の機械室16内部には、踏段従動スプロケット26が設けられている。上階側の駆動スプロケット24と下階側の踏段従動スプロケット26との間には、左右一対の無端の踏段チェーン28,28が掛け渡されている。すなわち、左右一対の踏段チェーン28,28には、複数の踏段30の前輪301が等角度で取り付けられている。この前輪301はトラス12に固定された不図示の案内レールに沿って走行すると共に、駆動スプロケット24の外周部にある凹部と踏段従動スプロケット26の外周部にある凹部にそれぞれ係合して上下に反転する。また、後輪302はトラス12に固定された案内レール25を走行する。
トラス12の左右両側には、左右一対の欄干36,36が立設されている。この欄干36の上部に手摺りレール39が設けられ、この手摺りレール39に沿って無端状の手摺りベルト38が移動する。欄干36の上階側の正面下部には上階側の正面スカートガード40が設けられ、下階側の正面下部には下階側の正面スカートガード42が設けられ、正面スカートガード40,42から手摺りベルト38の出入口であるインレット部46,48がそれぞれ突出している。
欄干36の側面下部には、スカートガード44が設けられ、左右一対のスカートガード44,44の間を踏段30が走行する。上下階のスカートガード44の内側面には、操作盤52,56、スピーカ54,58がそれぞれ設けられている。
手摺りベルト38は、上階側のインレット部46から正面スカートガード40内に侵入し、案内ローラ群64を介してベルトシーブ100に掛け渡され、その後、案内ローラ群66を介してスカートガード44内を移動し、下階側のインレット部48から正面スカートガード42外に表れる。そして、手摺りベルト38は、ベルトシーブ100が駆動スプロケット24と共に回転することにより踏段30と同期して移動する。また、回転するベルトシーブ100に走行する手摺りベルト38を押圧するための押圧ローラ群70を有する。
上階側の左右一対のスカートガード44,44の乗降口であって、機械室14の天井面には、上階側の乗降板32が水平に設けられている。下階側の左右一対のスカートガード44,44の乗降口であって、機械室16の天井面には、下階側の乗降板34が水平に設けられている。上階側の乗降板32の先端には櫛歯状のコム60が設けられ、このコム60に踏段30が侵入する。また、下階側の乗降板34の先端にも櫛歯状のコム62が設けられている。
(2)ベルトシーブ100
次に、ベルトシーブ100について図2〜図8を参照して説明する。ベルトシーブ100は、円板状の内輪102と、内輪102とは独立したリング状の外輪104とより構成されている。
円板状の内輪102は、図2に示すように、回転軸68を中心に回転するものであり、この回転軸68は、駆動スプロケット24と同期して回転する。図2、図4に示すように、この内輪102の外周部から外方にフランジ部106が突出している。このフランジ部106の厚みは、内輪102の厚みよりも薄く形成されている。内輪102の外周部であって、フランジ部106が設けられていない部分には、図2〜図6に示すように、扇型の凹部108が等角度毎に複数個(図2においては6箇所)設けられている。
リング状の外輪104は、図2と図4に示すように、内輪102の外周部に配されるものであり、内輪102のフランジ部106と係合するために、図4に示すように、リング状の嵌め込み部110が設けられている。この嵌め込み部110が設けられている部分は、フランジ部106と係合するために、外輪104の他の部分の厚みよりも薄く形成されている。外輪104の外周部には、図2〜図6に示すように、手摺りベルト38が係合するためのリング状のベルト係合輪114が設けられている。外輪104の内周部には、図2〜図6に示すように、複数の突部116が突出している。この突部116が突出する箇所は、内輪102の凹部108が設けられている位置に対応し、かつ、凹部108の円周方向の長さよりも、突部116は小さく形成されている。そのため突部116は、凹部108内部で円周方向に移動自在となっている。また、突部116の側面と凹部108の内面との間には、図2〜図6に示すように、それぞれ板状のバネ118,118が設けられている。一対のバネ118,118によって、エスカレータ10が停止中は、図3に示すように、凹部108の中央部に突部116が位置する。この位置を以下では「基準位置」という。また、エスカレータ10の運転中であって、正常な走行抵抗が掛かっている場合には、図5に示すように、凹部108の中央部よりやや外れた位置に突部116が位置する。この位置を以下では「正常な位置」という。さらに、エスカレータ10の運転中であって、異常に大きな走行抵抗が掛かっている場合には、図6に示すように、凹部108の中央部より外れた位置に突部116が位置する。この位置を以下では「異常な位置」という。
図2と図7に示すように、複数の凹部108と突部116の中で、1箇所の凹部108の基準位置に相当する位置には内反射部122が設けられ、この凹部108に対応した突部116には外反射部120が設けられている。この内反射部122と外反射部120が設けられている側方のトラス12(トラス12は不図示)には、図8に示すように、光センサ124が取り付けられている。なお、図3〜図6においては、基準位置などをわかりやすくするために、内反射部122と外反射部120は省略している。
(3)手摺りベルト38の押圧構造
次に、手摺りベルト38をベルトシーブ100に押圧する構造について図2を参照して説明する。
図2に示すように、回転軸68を中心に回転するベルトシーブ100の下側には、手摺りベルト38が巻き付けられ、その外周部には、上記したように押圧ローラ群70が配されている。この押圧ローラ群70は、複数の押圧ローラ72から構成され、隣接する2つの押圧ローラ72,72は、チェーンを構成する一対のリンク板74によって回動自在に挟持されている。1枚のリンク板74は、2つの軸受けを有し、それぞれに押圧ローラ72の回転軸76が回転自在に嵌め込まれ、1つの回転軸76には1枚のリンク板74の軸受けと、それと隣接するもう1枚のリンク板74の軸受けが嵌め込まれている。これにより、複数組の一対のリンク板74が、押圧ローラ72の回転軸76を介してチェーン状に連結されている。
図2に示すように、連結されている最も下側にあるリンク板74の下端部は、固定部材78を用いてトラス12に固定されている。
図2に示すように、連結されている最も上側にあるリンク板74の上端は、付勢手段であるバネ支持部材80を用いてトラス12に固定されている。バネ支持部材80は、コイルバネ82、雄ネジ棒84、固定端86及び移動端88、ナット90とより構成されている。バネ支持部材80の雄ネジ棒84の下端がリンク板74の上端部に固定され、雄ネジ棒84の上端に移動端88が嵌合し、移動端88には縮む方向に付勢力を有するコイルバネ82の上端が固定されている。コイルバネ82の下端には固定端86が固定され、この固定端86は、トラス12に固定されている。移動端88がナット90の締め具合によって雄ネジ棒84に沿って移動し、コイルバネ82の付勢力が変化する。これにより、押圧ローラ群70の複数の押圧ローラ72によるベルトシーブ100の径内方向への押圧力を、調整できる。
図2に示すように、ベルトシーブ100の上階側には、上記したように案内ローラ群64がトラス12に設けられている。案内ローラ群64は、複数の案内ローラ92が回転自在に配され、インレット部46からベルトシーブ100の下外周部に手摺りベルト38を案内する。
図2に示すように、ベルトシーブ100の下階側には、上記したように案内ローラ群66がトラス12に設けられている。案内ローラ群66は、複数の案内ローラ94が回転自在に配され、ベルトシーブ100の下外周部から引き出された手摺りベルト38を下階側に向かって案内する。
(4)エスカレータ10の電気的構成
エスカレータ10の電気的構成について図9のブロック図を参照して説明する。制御部50には、モータ20を駆動する駆動回路51、操作盤52,56、スピーカ54,58、光センサ124が接続されている。また、制御部50内部には、エスカレータ10の外部にある管理装置などに報知信号などを送信する通信部126が接続されている。
(5)ベルトシーブ100の動作状態
ベルトシーブ100の動作状態について説明する。
まず、エスカレータ10が停止している場合には、図3に示すように、突部116が、凹部108の中心部にある「基準位置」にある。この理由は、一対のバネ118,118によってバランスのとれた状態で付勢力によって押圧されているからである。
次に、エスカレータ10が運転を開始し、手摺りベルト38に正常な走行抵抗が掛かると、図5に示すように、内輪102に対し手摺りベルト38の走行抵抗によって外輪104が、回転方向に対し内輪102よりも遅れる状態となる。そのため、図5に示すように、正常な走行抵抗が掛かると突部116は凹部108の「基準位置」よりもずれた「正常な位置」となる。すなわち、内輪102に対する外輪104の遅れの大きさが、手摺りベルト38の走行抵抗の大きさに比例する。
しかし、手摺りベルト38に走行抵抗が異常に大きく掛かると、図6に示すように、外輪104のずれがより大きくなり、突部116がバネ118の付勢力に反して「正常な位置」よりもずれて「異常な位置」となる。
この位置ずれは、6箇所の突部116と凹部108において同様に発生する。そして、内反射部122と外反射部120が設けられている突部116と凹部108においても同様である。そのため、光センサ124は、回転している内輪102の内反射部122の検出時間と、遅れて回転している外輪104の外反射部120の検出時間との差Δtを検出し、その差Δtが基準値以内であれば図5に示すような正常位置内にあり正常な走行抵抗となっている。しかし、図6に示すような異常な位置にあると差Δtが基準値より大きくなり、異常な走行抵抗が掛かっていることになる。そのため、制御部50は、光センサ124の外反射部120と内反射部122のそれぞれの検出時間の差Δtが基準値以上になると、異常な走行抵抗が掛かっているとして、通信部126を介して外部に警告信号を報知する。
(6)効果
本実施形態によれば、内輪102に対する外輪104の回転の遅れを検出することにより、手摺りベルト38の走行抵抗の大きさを検出できるため、この遅れの時間を、光センサ124を用いて検出することにより、走行抵抗が異常か否かを判定し、走行抵抗が異常な場合には警告信号を外部に報知して、手摺りベルト38に異常な走行抵抗が掛かっていることを報知する。
実施形態2
次に、実施形態2のエスカレータ10について図10〜図12を参照して説明する。本実施形態と実施形態1の異なる点は、内輪102と外輪104のずれを検出する構造にある。
本実施形態では、内輪102のフランジ部106に断面円形の内貫通孔128が厚み方向に貫通し、外輪104にも断面円形の外貫通孔130が厚み方向に貫通している。また、内貫通孔128と外貫通孔130が回転して通過する位置には、図11に示すように、光センサ132の発光部と受光部が、この部分を挟むようにトラス12(但し、トラス12は不図示)に取り付けられている。
まず、内輪102と外輪104とが基準位置にある場合には、2つの内貫通孔128と外貫通孔130が完全に重なり、光センサ132の発光部が発光した光が通過し、受光部で通過光を受光できる。
そして、走行抵抗が正常範囲内で突部116が正常な位置では、図10に示すように、内貫通孔128と外貫通孔130の一部が重なっても、光センサ132の発光部が発光した光が開いている孔の部分を通過して、受光部で通過光を受光できる。
しかし、走行抵抗が異常で突部116が異常な位置になると、図12に示すように、内貫通孔128と外貫通孔130が完全にずれ、光センサ132の発光部が発光した光が通過できず、受光部で通過光を受光できない。
以上により、ベルトシーブ100が1回転する時間に相当する時間に、光センサ132の発光部から発光した光の通過光を受光部で受光できると、制御部50は、正常な走行抵抗であるとする。一方、ベルトシーブ100が1回転する時間に相当する時間に、光センサ132の発光部から発光した光の通過光を受光部で受光できないと、制御部50は、異常な走行抵抗であるとする。
変更例
次に、変更例について説明する。
(1)変更例1
上記各実施形態では、内輪102の外周部に凹部108を設け、外輪104の内周部に突部116を設けたが、これに代えて内輪102の外周部から突部を突出させ、外輪104の内周部に凹部を設けてもよい。
(2)変更例2
上記実施形態では、弾性部材として板状のバネ118を設けたが、これに代えてコイル状のバネ、ダンパを設けてもよい。また、ダンパとバネを併用してもよい。
弾性部材としてダンパを使用した場合には、内輪102の回転が停止したときに、ダンパによってこの停止時の反動が外輪104に伝わらず、手摺りベルト38が脈動しない。
(3)変更例3
上記実施形態では、エスカレータ10に適用して説明したが、これに代えて動く歩道に適用してもよい。
(4)その他
上記では本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10・・・エスカレータ、12・・・トラス、100・・・ベルトシーブ、38・・・手摺りベルト、70・・・押圧ローラ群、102・・・内輪、104・・・外輪、106・・・フランジ部、108・・・凹部、110・・・嵌め込み部、114・・・ベルト係合輪、116・・・突部、118・・・バネ、120・・・外反射部、122・・・内反射部、124・・・光センサ、126・・・通信部

Claims (10)

  1. トラスと、
    前記トラスに設けられたモータを含む駆動装置と、
    前記駆動装置によって回転する左右一対の駆動スプロケットと、
    左右一対の駆動スプロケットによって駆動する無端状に連結された複数の踏段と、
    前記駆動スプロケットと同期して回転する左右一対のベルトシーブと、
    左右一対の前記ベルトシーブにそれぞれ巻き付けられて駆動する左右一対の手摺りベルトと、
    を有し、
    前記ベルトシーブは、
    前記駆動スプロケットと同期して回転する円板状の内輪と、
    前記内輪の外周に配されたリング状の外輪と、
    前記内輪に対し前記外輪が一定の角度の範囲内で回転するのを許容する範囲結合手段と、
    前記内輪に対し前記外輪が一定の力の範囲内で回転するのを許容する力結合手段と、
    前記手摺りベルトの走行抵抗による前記外輪と前記内輪の角度のずれを検出する検出手段と、
    前記検出手段が検出した前記角度のずれが基準値より大きいときに、前記手摺りベルトの前記走行抵抗が異常であるという報知を行う報知手段と、
    を有する乗客コンベア。
  2. 前記範囲結合手段と前記力結合手段とは、前記ベルトシーブにおいて、等角度毎に複数箇所設けられている、
    請求項1に記載の乗客コンベア。
  3. 前記範囲結合手段は、
    前記外輪の内周部から突出した突部と、
    前記内輪の外周部に設けられ、前記突部が一定の角度で移動自在な凹部と、
    を有し、
    前記力結合手段は、
    前記突部と前記凹部の間に配された弾性部材である、
    請求項1に記載の乗客コンベア。
  4. 前記範囲結合手段は、
    前記内輪の外周部から突出した突部と、
    前記外輪の内周部に設けられ、前記突部が一定の角度で移動自在な凹部と、
    を有し、
    前記力結合手段は、
    前記突部と前記凹部の間に配された弾性部材である、
    請求項1に記載の乗客コンベア。
  5. 前記弾性部材は、バネである、
    請求項3又は4に記載の乗客コンベア。
  6. 前記弾性部材は、ダンパである、
    請求項3又は4に記載の乗客コンベア。
  7. 前記検出手段は、
    前記内輪に設けられた内反射部と、
    前記外輪に設けられた外反射部と、
    前記トラスに設けられた光センサと、
    を有し、
    前記報知手段は、
    前記光センサによる前記内反射部の検出時間と前記外反射部の検出時間との差が前記基準値より大きいときに、前記手摺りベルトの前記走行抵抗が異常であるという報知を行う、
    請求項1に記載の乗客コンベア。
  8. 前記検出手段は、
    前記内輪の幅方向に設けられた内貫通孔と、
    前記外輪の幅方向に設けられた外貫通孔と、
    前記トラスに設けられた光センサと、
    を有し、
    前記報知手段は、
    前記内貫通孔と前記外貫通孔が重ならず、前記光センサによる光が受光できないときに、前記基準値より大きいとして、前記手摺りベルトの前記走行抵抗が異常であるという報知を行う、
    請求項1に記載の乗客コンベア。
  9. 前記ベルトシーブの外周部に配され、前記手摺りベルトを押圧する複数の押圧ローラを有する、
    請求項1に記載の乗客コンベア。
  10. 前記乗客コンベアは、エスカレータ、又は、動く歩道である、
    請求項1に記載の乗客コンベア。
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