JP6537923B2 - 溶接部品の取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、触媒をマット材を介し内部にフローティング保持したケーシングに対して溶接部品を取り付ける場合の構造に関するものである。
従来、自動車のディーゼルエンジンには、排気ガスが流通する排気管の途中に、酸素共存下でも選択的にNOx(窒素酸化物)をアンモニアと反応させる性質を備えた選択還元型触媒を装備し、該選択還元型触媒の上流側に還元剤として尿素水を添加してNOxの排出濃度を低減し得るようにしたものがある。
即ち、尿素水を選択還元型触媒の上流側で排気ガス中に添加すれば、該排気ガス中で尿素水が次式によりアンモニアと炭酸ガスに熱分解され、選択還元型触媒上で排気ガス中のNOxがアンモニアにより良好に還元浄化されることになる。
[化1]
(NH22CO+H2O→2NH3+CO2
一般的に、選択還元型触媒における触媒成分の担体としては、高気孔のセル壁がハニカムを形成するようにしたセラミック構造体が採用されているが、この種のセラミック構造体は強度的に脆い材質であるため、その周囲をマット材により被包することでケーシング内にフローティング保持させるようにしている。
即ち、図4〜図6に示す如く、車両への搭載性の向上を図るべく排気管1途中の円筒状のマフラ2をケーシングとして利用し、このマフラ2の内部に円柱状の選択還元型触媒3を同心状に配置して周囲をマット材4で被包し、該マット材4による緩衝作用によりエンジン振動や走行振動又は冷熱の繰り返し等によるガタつきを防ぐようにしている。
ここで、選択還元型触媒3を内蔵したマフラ2は、シャシ(図示せず)側にブラケット等を介し締結して吊り下げ支持する必要があり、これまでは、マフラ2の胴回りにブラケット付きのクランプを外嵌装着してシャシ側との締結を図るようにしているが、周辺構造物との干渉を避ける観点から、外側への張り出し量の多いクランプに換えて、マフラ2の外周面の上側にブラケットを直接溶接して固定することが求められている。
尚、本発明に関連する先行技術文献情報としては、本発明と同じ出願人による下記の特許文献1等がある。
特開2005−113795号公報
しかしながら、マフラ2の外周面の上側にブラケットを直接溶接して固定する場合には、ブラケットの土台部分を成す円弧断面の絞り形状を付したプレート5を溶接部品としてマフラ2の外周面の上側に沿わせ、その外縁部分の複数箇所(図5及び図6中の符号6が溶接箇所を示す)を溶接して固定することになるが、この溶接時における入熱の影響により外縁部分に歪みが生じると、図6に示す如く、この歪みがプレート5の全体に及んで絞り形状の曲がり具合をきつくするような変形を招き、これに伴いマフラ2の胴部分にも変形が及んで該マフラ2の胴部分と選択還元型触媒3との隙間が一部で狭くなり、排気温度の高い運転領域でマット材4が熱膨張して選択還元型触媒3に対する面圧が局所的に高くなる結果、エンジン振動や走行振動等の影響により選択還元型触媒3に損傷を招く虞れが生じた。
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、触媒をマット材を介し内部にフローティング保持したケーシングの外周面に溶接部品を溶接するにあたり、溶接時の入熱の影響によるケーシング側の変形を抑制して触媒に対する面圧が局所的に高くなる事態を回避し得るようにした溶接部品の取付構造を提供することを目的とする。
本発明は、排気管途中に介装された円筒状のマフラを触媒のケーシングとし、該触媒をマット材を介し内部にフローティング保持した前記ケーシングへの溶接部品の取付構造であって、前記ケーシングの外周面に沿う円弧断面のプレートを溶接部品とし、該プレートにおける少なくとも円周方向に向かう外縁部分に切欠部を形成し、該切欠部を間に挟みながら前記プレートの外縁部分の複数箇所を溶接したことを特徴とするものである。
而して、このようにすれば、溶接部品の外縁部分における剛性が切欠部の形成により低下し、この切欠部を間に挟みながら前記溶接部品の外縁部分の複数箇所を溶接した場合に、その溶接時の入熱の影響による歪みが切欠部で吸収されることで前記溶接部品の全体に及ぶ変形が抑制され、これに伴いケーシング側に生じる変形も抑制される結果、ケーシングと触媒との隙間の均一性が保たれ、排気温度の高い運転領域でマット材が熱膨張しても、触媒に対する面圧が局所的に高くなる事態を招かなくて済むので、エンジン振動や走行振動等の影響による選択還元型触媒の損傷が未然に回避される。
また、本発明を具体的に実施するにあたっては、前記プレートがケーシングをシャシ側に締結するためのブラケットの構成要素を成していても良い。
上記した本発明の溶接部品の取付構造によれば、触媒をマット材を介し内部にフローティング保持したケーシングの外周面に溶接部品を溶接するにあたり、溶接部品の外縁部分に切欠部を形成するという簡易な工夫を施すだけで、溶接時の入熱の影響によるケーシング側の変形を効果的に抑制することができ、排気温度の高い運転領域でマット材が熱膨張しても、触媒に対する面圧が局所的に高くなる事態を回避することができるので、触媒の強度信頼性を従来よりも大幅に向上することができるという優れた効果を奏し得る。
本発明を実施する形態の一例を上方から見た平面図である。 図1のプレートの溶接による固定位置での断面図である。 図1のプレートを単品で示す斜視図である。 従来例を示す斜視図である。 図4のマフラを上方から見た平面図である。 図5のプレートの溶接による固定位置での断面図である。
以下本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1〜図3は本発明を実施する形態の一例を示すもので、図4〜図6と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
本形態例においては、先に図4〜図6で説明した従来例の場合と同様に、選択還元型触媒3をマット材4を介し内部にフローティング保持したマフラ2に対し、該マフラ2を図示しないシャシ側に締結するためのブラケットの土台部分を成すプレート5を溶接する場合で例示しているが、マフラ2の外周面に沿わせて溶接を行うべきプレート5の外縁部分に切欠部7を形成し、該切欠部7を間に挟みながら前記プレート5の外縁部分の複数箇所を溶接したことを特徴としている。
ここで、前記プレート5には、マフラ2の外周面に沿う円弧断面の絞り形状が付され、該マフラ2における円周方向及び軸心方向に向かう夫々の外縁部分に切欠部7が形成されており、図示する例ではU字形に切れ込む切欠部7として形成してあるが、この形状に限定されるものではない。
而して、このようにすれば、プレート5の外縁部分における剛性が切欠部7の形成により低下し、この切欠部7を間に挟みながら前記プレート5の外縁部分の複数箇所を溶接した場合に、その溶接時の入熱の影響による歪みが切欠部7で吸収されることで前記プレート5の全体に及ぶ変形が抑制され、これに伴いマフラ2側に生じる変形も抑制される結果、マフラ2と選択還元型触媒3との隙間の均一性が保たれ、排気温度の高い運転領域でマット材4が熱膨張しても、選択還元型触媒3に対する面圧が局所的に高くなる事態を招かなくて済むので、エンジン振動や走行振動等の影響による選択還元型触媒3の損傷が未然に回避される。
従って、上記形態例によれば、選択還元型触媒3をマット材4を介し内部にフローティング保持したマフラ2の外周面にプレート5を溶接するにあたり、プレート5の外縁部分に切欠部7を形成するという簡易な工夫を施すだけで、溶接時の入熱の影響によるマフラ2側の変形を効果的に抑制することができ、排気温度の高い運転領域でマット材4が熱膨張しても、選択還元型触媒3に対する面圧が局所的に高くなる事態を回避することができるので、選択還元型触媒3の強度信頼性を従来よりも大幅に向上することができる。
尚、本発明の溶接部品の取付構造は、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、ブラケットの土台部分を成すプレート以外の溶接部品を取り付ける場合にも適用できること、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
2 マフラ(ケーシング)
3 選択還元型触媒(触媒)
4 マット材
5 プレート(溶接部品)
7 切欠部

Claims (2)

  1. 排気管途中に介装された円筒状のマフラを触媒のケーシングとし、該触媒をマット材を介し内部にフローティング保持した前記ケーシングへの溶接部品の取付構造であって、前記ケーシングの外周面に沿う円弧断面のプレートを溶接部品とし、該プレートにおける少なくとも円周方向に向かう外縁部分に切欠部を形成し、該切欠部を間に挟みながら前記プレートの外縁部分の複数箇所を溶接したことを特徴とする溶接部品の取付構造。
  2. プレートがケーシングをシャシ側に締結するためのブラケットの構成要素を成していることを特徴とする請求項に記載の溶接部品の取付構造。
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