JP2009167865A - 板状ブラケットの取付方法及び板状ブラケットの取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 被固定部材や板状ブラケットの剛性を高く設定することなしに、板状ブラケットの取付強度を高めることができる板状ブラケットの取付構造の提供。
【解決手段】 触媒コンバータ1、1に対する板状ブラケット2の固定側端部付近にプレス成形により舌片21を切り起こし、板状ブラケット2の固定側端部と舌片21の先端部を触媒コンバータ1に対しそれぞれ溶接a1、bして固定する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、板状ブラケットの取付方法及び板状ブラケットの取付構造に関する。
従来、板状ブラケットの取付構造として、例えば、触媒コンバータが2個並設されたデュアルコンバータ等の被固定部材を板状ブラケットで連結固定する場合、板状ブラケットを両コンバータに掛け渡し、その両端縁部に沿ってそれぞれコンバータに溶接固定するようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−301288号公報
しかしながら、従来例のように、板状ブラケットの先端縁部に沿って溶接しただけでは、振動や衝撃等の外部入力を受けた際に、板状ブラケット両端の溶接部に応力が集中するため、デュアルコンバータ等の被固定部材や板状ブラケットの剛性を高くまた、板状ブラケットを幅広の大型に設定する必要がある。
このため、重量の増加やコストアップになるという問題点があった。
本発明の解決しようとする課題は、被固定部材や板状ブラケットの剛性を高く大型に設定することなしに、板状ブラケットと非固定部材との取付強度を高めることができる板状ブラケットの取付構造を提供することにある。
上記課題を解決するため請求項1記載の板状ブラケットの取付方法は、被固定部材に対する板状ブラケットの固定側端部付近にプレス成形により舌片を切り起こし、前記板状ブラケットの固定側端部と前記舌片の先端部を前記被固定部材に対しそれぞれ溶接固定することを特徴とする手段とした。
また、請求項2記載の板状ブラケットの取付構造は、被固定部材に対する板状ブラケットの固定側端部付近に切り起こした舌片を備え、前記板状ブラケットの固定側端部と前記舌片の先端部を前記被固定部材に対し溶接固定したことを特徴とする手段とした。
本発明では、上述のように、被固定部材に対する板状ブラケットの固定側端部付近にプレス成形により舌片を切り起こし、板状ブラケットの固定側端部と舌片の先端部を被固定部材に対しそれぞれ溶接固定するようにしたことで、外部入力に対する応力が板状ブラケットの固定側端部と舌片の端部に分散される。
従って、被固定部材や板状ブラケットの剛性を高く大型に設定することなしに、板状ブラケットと被取付部材との取付強度を高めることができるようになるという効果が得られる。
以下にこの発明の実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例1の板状ブラケットの取付構造は、請求項1、2、4〜7に記載の発明に対応する。
まず、この実施例1の板状ブラケットの取付構造を図面に基づいて説明する。
なお、この実施例1では、被固定部材として2個の触媒コンバータが並設されたデュアルコンバータ(車両の排気系部材)を一枚の板状ブラケットで連結した状態で車両に取り付ける場合を例にとって説明する。
図1はこの実施例1の板状ブラケットの取付構造を示す平面図、図2は実施例1の板状ブラケットの取付構造を示す要部の斜視図、図3は図1のA1−A1線における拡大断面図である。
この板状ブラケットの取付構造は、幅方向に並設された触媒コンバータ1、1と、板状ブラケット2と、を備えている。
さらに詳述すると、上記触媒コンバータ1、1は、図1に示すように、例えば、図示を省略した6気筒エンジンの各気筒に接続されたエキゾーストマニホールドにおいて3気筒毎に集合された2本の排気パイプにそれぞれ接続され、それぞれ2系列で排気ガスの浄化を行なうようになっている。
そして、この各触媒コンバータ1は、円筒状の外筒11内に排気浄化触媒が担持された触媒担体12が収容され、外筒11の両端開口部に排気を触媒担体にスムーズに導入導出するディフューザ13がそれぞれ接続されている。
上記板状ブラケット2は、上記幅方向に並設された2個の触媒コンバータ1、1をその上面側で連結し、または連結した状態で車体側に、または図外の固定部材を介して車体床下に吊り下げた状態で取り付ける役目をなすもので、図2、3に示すように、長手方向において円弧状に形成されている。
また、この板状ブラケット2は、両触媒コンバータ1、1への固定側端部である長手方向両端部にプレス成形により一部が連結された略コ字状の舌片21がそれぞれに円弧内方向へ向けて傾斜状に切り起こされている。
また、板状ブラケット2の両固定側端縁部と両舌片21の先端縁部を各触媒コンバータ1における外筒11の円弧状外面に面で当接する当接面2a、21aがそれぞれ折曲形成されている。
また、板状ブラケット2の長手方向中央部には車体側との固定に用いる固定部材を装着するための方形の開口部22がプレス成形時に打ち抜き形成されている。なお、板状ブラケット2を両コンバータ1、1同士のみの固定に用いてもよい。
そして、板状ブラケット2を両触媒コンバータ1、1の外面側に掛け渡し、板状ブラケット2における当接面2aが形成された固定側端縁部と舌片21における当接面21aが形成された先端縁部を両触媒コンバータ1、1の円弧上面に対し該上面の曲がり方向と交差する状態でそれぞれ溶接a1、bして固定することにより、両触媒コンバータ1、1をその外面側で連結している。
次に、この実施例1の作用・効果を説明する。
この実施例1の板状ブラケットの取付構造では、上述のように、触媒コンバータ1、1に対する板状ブラケット2の固定側端部付近にプレス成形により一部板状ブラケットに接続された舌片21を切り起こし、板状ブラケット2の固定側端部と舌片21の先端部を触媒コンバータ1に対しそれぞれ溶接a1、bして固定するようにしたことで、外部入力に対する応力が板状ブラケット2の固定側端部と舌片21の端部に分散される。
従って、触媒コンバータ1、1や板状ブラケット2の剛性を高く設定することなしに、板状ブラケット2と触媒コンバータ1、1との取付強度を高めることができ、これにより、信頼性を高めることができるようになるという効果が得られる。
また、被固定部材として車体及びエンジンからの振動という外部入力を受ける車両の排気系部材である触媒コンバータ1、1に対する板状ブラケット2の取付構造に適用したことで、振動入力に対する耐久性を高めることができるようになる。加えて、触媒コンバータ1、1の共振を防止することができる。
また、板状ブラケット2における当接面2aが形成された固定側端縁部と舌片21における当接面21aが形成された先端縁部を両触媒コンバータ1、1の円弧上面に対し該上面の曲がり方向と交差する状態でそれぞれ溶接a1、bして固定するようにしたことで、溶接a1、bを直線部でしかも同方向から行うことができ、これにより、作業性を高めることができるようになる。
次に、他の実施例について説明する。この他の実施例の説明にあたっては、前記実施例1と同様の構成部分については図示を省略し、もしくは同一の符号を付けてその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
この実施例2の板状ブラケットの取付構造は、請求項3に記載の発明に対応する。
この実施例2は、実施例1における板状ブラケットの取付構造の変形例を示すものであり、図4の平面図に示すように、板状ブラケット2の両固定側端部付近に舌片23が複数(この実施例2では2個)切り起こされ、この舌片23、23が板状ブラケット2の固定側端部に沿って並設されている点が上記実施例1とは相違したものである。
従って、この実施例2では、板状ブラケット2の取付強度を更に高めることができるようになる。
この実施例3の板状ブラケットの取付構造は、請求項3に記載の発明に対応する。
この実施例3は、実施例1における板状ブラケットの取付構造の変形例を示すものであり、図5の平面図及び図6の断面図に示すように、板状ブラケット2の両固定側端部付近に舌片21が複数(この実施例2では2個)切り起こされ、この舌片24、25が板状ブラケット2の固定側端部に対し交差する方向に並設されている点が上記実施例1、2とは相違したものである。
また、この実施例3では、複数(この実施例2では2個)の舌片21の幅をそれぞれ異ならせ、幅広側の舌片24にその一部が食い込む状態でそれより幅狭側の舌片25が切り起こされている。
従って、この実施例3では、板状ブラケット2の取付強度を更に高めることができるようになる。
この実施例4の板状ブラケットの取付構造は、請求項1に記載の発明に対応する。
この実施例4は、実施例1における板状ブラケットの取付構造の変形例を示すものであり、図7の斜視図に示すように、舌片21の切り起こし方向を実施例1とは逆方向にした点で相違する。
従って、この実施例4では、実施例1と同様の効果が得られる。
この実施例5の板状ブラケットの取付構造は、請求項3に記載の発明に対応する。
この実施例5は、実施例2における板状ブラケットの取付構造の変形例を示すものであり、図8の斜視図に示すように、両舌片23、23の切り起こし方向が実施例2とは逆方向であり、かつ、板状ブラケット2の両側縁部を切り起こしている点で相違するものである。
従って、この実施例5では、実施例2と同様の効果が得られる。
以上本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、実施例では、板状ブラケットの両端を被取付部材に取り付ける場合を例にとったが、板状ブラケットの一端を被取付部材に取り付ける場合にも適用することができる。
また、実施例では、被取付部材として車両の排気系である触媒コンバータを例にとったが、排気管等であってもよく、また、車両の排気系以外であってもよい。
また、被取付部材における板状ブラケットの取付部の形状も任意で、曲面に限らず、平面であってもよい。
また、舌片の板状ブラケットとの接続部を固定側端部に設けて、被固定部材の曲面を挟むように固定してもよい。
実施例1の板状ブラケットの取付構造を示す平面図である。 実施例1の板状ブラケットの取付構造を示す要部の斜視図である。 図1のA1−A1線における拡大断面図である。 実施例2の板状ブラケットを示す平面図である。 実施例3の板状ブラケットを示す平面図である。 実施例の板状ブラケットの取付構造を示す断面図である。 実施例4の板状ブラケットを示す要部の斜視図である。 実施例5の板状ブラケットを示す要部の斜視図である。
符号の説明
a1 溶接
b 溶接
1 触媒コンバータ(被固定部材)
11 外筒
12 触媒担体
13 ディフューザ
2 板状ブラケット
2a 当接面
21 舌片
21a 当接面
22 開口部
23 舌片
24 舌片
25 舌片

Claims (7)

  1. 被固定部材に対する板状ブラケットの固定側端部付近にプレス成形により舌片を切り起こし、
    前記板状ブラケットの固定側端部と前記舌片の先端部を前記被固定部材に対しそれぞれ溶接固定することを特徴とする板状ブラケットの取付方法。
  2. 被固定部材に対する板状ブラケットの固定側端部付近に切り起こした舌片を備え、
    前記板状ブラケットの固定側端部と前記舌片の先端部を前記被固定部材に対し溶接固定したことを特徴とする板状ブラケットの取付構造。
  3. 請求項2に記載の板状ブラケットの取付構造において、
    前記舌片が複数切り起こされ、
    前記板状ブラケットの固定側端部と前記複数の舌片を前記被固定部材に対しそれぞれ溶接固定したことを特徴とする板状ブラケットの取付構造。
  4. 請求項2または3に記載の板状ブラケットの取付構造において、
    前記被固定部材における前記板状ブラケットの溶接固定部分が曲面に形成され、
    該曲面の曲がり方向と交差する状態で該板状ブラケットを溶接固定したことを特徴とする板状ブラケットの取付構造。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項に記載の板状ブラケットの取付構造において、
    前記被固定部材が車両の排気系部材であることを特徴とする板状ブラケットの取付構造。
  6. 請求項2〜5のいずれか1項に記載の板状ブラケットの取付構造において、
    前記被固定部材が隣接して2個配置され、
    前記板状ブラケットの両端を前記固定側端部として該板状ブラケットを両被固定部材に掛け渡す状態で各固定側端部と各舌片をそれぞれ前記被固定部材に溶接固定したことを特徴とする板状ブラケットの取付構造。
  7. 請求項6に記載の板状ブラケットの取付構造において、
    前記2個の被排気管固定部材が車両の触媒コンバータであることを特徴とする板状ブラケットの取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017025815A (ja) * 2015-07-23 2017-02-02 日野自動車株式会社 排気浄化装置の連結構造
JP2017036683A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 日野自動車株式会社 溶接部品の取付構造
JP2018091148A (ja) * 2016-11-30 2018-06-14 いすゞ自動車株式会社 ブラケットおよびブラケットの支持構造
JP2018184927A (ja) * 2017-04-27 2018-11-22 日野自動車株式会社 排気浄化装置の支持構造

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