JP2009293539A - デュアル排気系用接続ブラケット構造 - Google Patents

デュアル排気系用接続ブラケット構造 Download PDF

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Yohei Ichiyanagi
洋平 一柳
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Abstract

【課題】 左右排気系の熱延び差によって発生する応力による耐久性の悪化を防止することができるデュアル触媒コンバータ用接続ブラケット構造の提供。
【解決手段】 両触媒コンバータ1、相互間に掛け渡し、その両端縁部に沿ってそれぞれ触媒コンバータ1、1に溶接P1、P1して固定するようにしたデュアル触媒コンバータ用接続ブラケット構造であって、接続ブラケット2はその両端部22、22と中間部21とで相互の熱延びの差を吸収するように面方向に曲線が形成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、デュアル排気系用接続ブラケット構造に関する。
従来、触媒コンバータが2個並設されたデュアル触媒コンバータのように左右独立した排気系では、振動を抑えるために両触媒コンバータ相互間に板状のブラケットを掛け渡し、その両端縁部に沿ってそれぞれ触媒コンバータに溶接固定するようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−301288号公報
しかしながら、従来例のデュアル触媒コンバータ用接続ブラケット構造にあっては、左右の排気系において、1−4気筒側チューブと2−3気筒側チューブの長さが違う為、入熱時に、左右の排気系で熱延び差が生じ、板状ブラケットと両触媒コンバータの固定点(溶接部)に応力が発生し、耐久性を悪化させるという問題点があった。
本発明の解決しようとする課題は、左右排気系の熱延び差によって発生する応力による耐久性の悪化を防止することができるデュアル排気系用接続ブラケット構造を提供することにある。
上記課題を解決するため請求項1記載のデュアル排気系用接続ブラケット構造は、併設された2つの排気系相互間に掛け渡し、その両端縁部に沿ってそれぞれ排気系に溶接固定するようにしたデュアル排気系用接続ブラケット構造であって、接続ブラケットはその両端部と中間部とで相互の熱延びの差を吸収するように面方向に曲線が形成されていることを特徴とする手段とした。
本発明のデュアル触媒コンバータ用接続ブラケット構造では、上述のように、接続ブラケットはその両端部と中間部とで面方向に曲線が形成されている構成とすることで面方向への剛性が弱くなるため、排気ガスによる入熱時に左右の排気系で熱延び差が生じ、板状の接続ブラケットに応力が作用すると、該接続ブラケットが面方向でねじれる方向に変形することで、熱延びによる左右の変形差が吸収され、これにより、接続ブラケットと両触媒コンバータの固定点(溶接部)に作用する応力が軽減される。
従って、左右排気系の熱延び差によって発生する応力による耐久性の悪化を防止することができるようになるという効果が得られる。
以下にこの発明の実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例のデュアル排気系用接続ブラケット構造は、請求項1〜3に記載の発明に対応する。
まず、この実施例のデュアル排気系用接続ブラケット構造を図面に基づいて説明する。
図1はこの実施例のデュアル排気系用接続ブラケット構造を示す斜視図、図2は図1のA1−A1線における拡大縦断面図、図3は接続ブラケットを示す斜視図、である。
このデュアル排気系用接続ブラケット構造は、横方向に併設された一対の触媒コンバータ(排気系)1、1と、接続ブラケット2と、を備えている。
さらに詳述すると、触媒コンバータ1、1は、図1に示すように、例えば、図示を省略した4気筒エンジンの各気筒に接続されたエキゾーストマニホールドにおいて、1−4気筒側チューブ31、34と、2−3気筒側チューブ32、33をそれぞれ集合した集合パイプ41、42にそれぞれ接続され、それぞれ2系列で排気ガスの浄化を行なうようになっている。
そして、この各触媒コンバータ1は、円筒状の外筒11内に排気浄化触媒が担持された触媒担体12が収容され、外筒11の両端開口部に排気を触媒担体にスムーズに導入導出するディフューザ13がそれぞれ接続されている。
接続ブラケット2は、左右独立した排気系における振動を抑える役目をなすもので、両触媒コンバータ1、1相互間に掛け渡し、その両端縁部に沿ってそれぞれ触媒コンバータ1、1に溶接P1、P1して固定することにより、両触媒コンバータ1、1をその外面側で連結している。
この接続ブラケット2は、図2、3に示すように、板状で、溶接固定される長手方向両端部22、22より中間部21が排気ガスの上流側へ向けて面方向へ突出するように曲線が形成されている。
そして、接続ブラケット2の長手方向両側縁部には上向きに補強リブ23、23が折曲形成されている。
次に、この実施例の作用・効果を説明する。
この実施例のデュアル触媒コンバータ用接続ブラケット構造では、上述のように、接続ブラケット2を、両触媒コンバータ1、1に対して溶接固定される長手方向両端部22、22より中間部21が高くなるように板厚方向に高低差が形成されている構造とすることで、排気ガスによる入熱時に左右の排気系で熱延び差が生じ、板状の接続ブラケット2に応力が作用すると、該接続ブラケット2が面方向にねじれる方向に変形することで、熱延びによる左右の変形差が吸収され、これにより、接続ブラケット2と両触媒コンバータ1、1の固定点(溶接P1、P1部)に作用する応力が軽減される。
従って、左右排気系の熱延び差によって発生する応力による耐久性の悪化を防止することができるようになるという効果が得られる。
また、接続ブラケット2の長手方向両側縁部には上向きに補強リブ23、23が折曲形成されている構成とすることで、振動抑制方向(熱延び方向と直交する方向)の剛性を維持しつつ、熱延びによるねじれ方向の剛性が低くなって変形し易いように接続ブラケット2の板厚を薄くすることができるようになる。
また、補強リブ23、23を立てることにより、振動抑制方向の剛性を維持しつつ接続ブラケット2の幅を狭くすることができ、これにより、熱延び方向の剛性をさらに小さくすることができる。
以上本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、実施例では、両触媒コンバータ1、1に対して溶接固定される長手方向両端部22、22より中間部21が高くなるように板厚方向に高低差が形成されている構造としたが、図4に示すように、両端部22、22より中間部21が面方向に複数のジグザク状曲線を形成してもよい。
また、実施例では、両触媒コンバータ1、1を接続ブラケット2で接続固定する例を示したが、両触媒コンバータ1、1の下流側の排気パイプを接続固定するようにしてもよい。
また、実施例では、両触媒コンバータ1、1の外筒11、11に溶接固定する例を示したが、遮熱板が付設されている場合は、接続ブラケット2を遮熱板に対して溶接固定する。
また、接続ブラケット2は、固定部材を介して車体床下につり下げた状態で取り付けるようにしてもよい。
実施例のデュアル触媒コンバータ用接続ブラケット構造を示す斜視図である。 図1のA1−A1線における拡大縦断面図である。 接続ブラケットを示す斜視図である。 接続ブラケットの他の実施例を示す斜視図である。
符号の説明
1 触媒コンバータ(排気系)
11 外筒
12 触媒担体
13 ディフューザ
2 接続ブラケット
21 中間部
22 両端部
23 補強リブ
31 1気筒側チューブ
32 2気筒側チューブ
33 3気筒側チューブ
34 4気筒側チューブ
41 集合パイプ
42 集合パイプ
5 排気パイプ(排気系)
P1 溶接

Claims (4)

  1. 併設された2つの排気系相互間に掛け渡し、その両端縁部に沿ってそれぞれ排気系に溶接固定するようにしたデュアル排気系用接続ブラケット構造であって、
    前記接続ブラケットはその両端部と中間部とで相互の熱延びの差を吸収するように面方向に曲線が形成されているデュアル排気系用接続ブラケット構造。
  2. 請求項1に記載のデュアル排気系用接続ブラケット構造において、
    前記2つの排気系が触媒コンバータであることを特徴とするデュアル排気系用接続ブラケット構造。
  3. 請求項1または2に記載のデュアル排気系用接続ブラケット構造において、
    前記面方向の曲線が複数の波状に形成されていることを特徴とするデュアル排気系用接続ブラケット構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のデュアル排気系用接続ブラケット構造において、
    前記接続ブラケットは、その長手方向両側縁部又は中間部の少なくとも1箇所に補強リブが形成されていることを特徴とするデュアル排気系用接続ブラケット構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014095348A (ja) * 2012-11-09 2014-05-22 Honda Motor Co Ltd 鞍乗り型車両

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