JP6537034B2 - 床材 - Google Patents

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本発明は、釘固定がしにくい床下地に好適な床材に関する。
従来から既設の床面をリフォームする場合、既存の床材を剥がし、新たに床材を施工する方法がなされていたが、これでは床材の撤去作業に手間と時間がかかり、大量の廃材が発生してしまう点が問題となる。
そこで、既存の床材の上に新たな床材を上貼りする施工方法が行われており、施工を容易にするため、表裏に接着面を有した両面テープを用いて床材を床下地に固定するものが提案されている(下記特許文献1、2参照)。
特開2005−113570号公報 特開2007−56561号公報
しかしながら、木質系基板の表面は、木質特有の凹凸があり、接着剤の場合は凹凸面にも接着剤が行き渡るため、接着性に問題はないが、両面テープは接着剤に比べるとこのような凹凸面に接着されにくい点が問題となる。
本発明は、このような事情を考慮して提案されたもので、その目的は、釘固定がしにくい床下地に好適な床材を提供することにある。
木質系基板と、表面が平坦面で前記木質系基板の裏面に貼着されたシート体とを備え、前記シート体の前記表面には、表裏に接着面を有した両面テープが貼着されており、前記木質系基板は、長方形状の板体とされ、前記シート体は、短冊状とされ前記木質系基板の長手方向に所定の間隔を空けて略平行に複数貼着され、前記シート体の短手方向の寸法は、前記両面テープが貼着される領域よりも幅広であることを特徴とする。
本発明において前記間隔は、接着剤を塗布する塗布領域としてもよい。
本発明の床材によれば、上述の構成となっているため、釘固定がしにくい床下地に好適である。
(a)、(b)は、本発明の一実施形態に係る床材の裏面側を示す模式的斜視図である。 同実施形態に係る床材の施工方法を説明するために施工状態を示す模式的斜視図である。
以下に、本発明の床材に係る実施の形態について、添付図面をもとに説明する。
本実施形態に係る床材1は、木質系基板2と、表面3aが平坦面で木質系基板2の裏面2bに貼着されたシート体3とを備え、シート体3の前記表面3aには、表裏に接着面を有した両面テープ4が貼着されている。
以下、詳細に説明する。
この床材1は、図1(a)に示すように、平面視して略長方形状の板体とされている。この床材1の幅寸法及び長さ寸法は、搬送時や施工時等における取扱性等の観点等から適宜、設定するようにしてもよい。例えば、平面視して、1尺(303mm)×6尺(1818mm)程度とされた一般的な床材1と同寸法としてもよいし、これよりも小さい寸法、例えば、半分程度の寸法とされたものとしてもよい。
本実施形態では、実構造のない平板体で構成された床材1を示しているが、長手方向両側端部に雌雄の実部が設けられたものであってもよい。
この床材1は、複数枚を長手方向及び幅方向に並べるようにして床下地10(図2参照)上に施工され、隣り合う床材1,1を突き合わせて隙間がないように施工される。この床材1が施工される床下地10としては、床根太や、捨て張り合板、コンクリート下地等の床下地に限られず、既設の床材表面や、床暖房パネルの表面を床下地としてもよい。特に本実施形態の床材1は、釘等のねじ部材を使わなくても固定できる構成としているので、図2に示すように小根太11を跨ぐようにして床暖房パネルの配管12が配設されているような床下地の上に敷設する床材として好適である。
木質系基板2は、合板やLVL(単板積層材)等の木質積層板、パーティクルボード等の木質ボード、インシュレーションボードやMDF(中密度繊維板)等の木質繊維板などの木質系材料から形成されたものとしてもよい。また、木質系基板2は、木粉に、合成樹脂系材料や無機フィラー、相溶化剤、着色剤などを所定の含有割合で含有させた木粉・プラスチック複合材(WPC)から形成されたものとしてもよい。さらにこれら種々の材料からなる板材を積層した複層構造とされたものとしてもよい。
木質系基板2の表面2aには、化粧材(不図示)が積層して貼着されている。化粧材は、薄シート状とされ、木目模様等の模様が施されたものとしてもよいし、防湿層を構成するものとしてもよい。化粧材としては、特に限定されないが、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂製シートを採用するようにしてもよい。
木質系基板2の裏面2bには、複数のシート体3,3・・・が貼着されている。
図1(a)及び図1(b)に示すシート体3は、短冊状(細長の長方形状)とされ木質系基板2の長手方向に所定の間隔を空けて略平行に複数貼着されている。
シート体3はその表面3aが平坦面でテープ粘着性のよいものであればよく、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂製シートやアルミニウム製のシート等を採用するようにしてもよい。
シート体3と木質系基板2とは、ウレタン系樹脂接着剤、酢酸ビニル系接着剤、変成ゴム系樹脂系接着剤、メラミン系接着剤等、適宜接着性のよい接着剤によって貼着される。
シート体3の表面3aには、表裏に接着面を有した両面テープ4が貼着されている。両面テープ4は、細長い帯状のテープ基材の両面に接着面を有した建築用の高粘着のものが用いられる。両面テープ4は、シート体3に貼着される前は、巻状とされており、内側が粘着面、外側は剥離シートを剥がすと粘着面が現れるようになっている。
ここでシート体3の縦横の寸法は特に限定されず、両面テープ4が貼着される領域よりも広い面積を備えたシート体3であればよい。
例えば図1(a)に示す例は、シート体3の長手方向の寸法が、木質系基板2の短手方向の寸法とほぼ一致する寸法とし、シート体3の短手方向の寸法は、両面テープ4が貼着される領域よりもやや幅広となるように設定した例である。
また図1(b)に示す例は、シート体3の短手方向の寸法が図1(a)と異なる例であり、この例では、シート体3の短手方向の寸法が、両面テープ4が貼着される領域よりも倍以上広くなるように設定した例である。
図1(b)に示すように、シート体3が貼られている領域が広い場合は、両面テープ4を貼着させる領域も広くなる。よって、両面テープ4を図1(b)に示すように1つのシート体3につき、1本の両面テープ4を貼着されるのではなく、2本の両面テープ4を貼着させてもよい。また両面テープ4をシート体3の角から角まで対角線状に貼着させてもよいし、2本の両面テープ4をクロスさせて貼着させてもよい。
以上によれば、木質系基板2は、木質特有の凹凸があるため、両面テープ4がつきにくいが、平坦面のシート体3を介しているので、両面テープ4を木質系基板2の裏面2b側に接着性がよい状態で、貼着することができる。また図1に示すようにシート体3が配されている位置に、両面テープ4を貼着していけばよいので、両面テープ4の貼り位置がわかりやすい。
シート体3とシート体3との間に形成された間隔は、木質系基板2が露出しており、いわばこの木質露出面が、接着剤5が塗布される接着剤5の塗布領域となる。
接着剤5としては、木質系基板2と床下地10との接着性に優れた接着剤が好適に用いられ、例えばウレタン系樹脂接着剤、酢酸ビニル系接着剤、変成ゴム系樹脂系接着剤、メラミン系接着剤等、適宜採用することができる。
以上によれば、シート体3とシート体3との間に接着剤を塗布していけばよいので、接着剤を塗布する領域がわかりやすい。また両面テープ4による接着と接着剤5による接着との併用で、床材1をより強固に床下地10に固定し、施工時のズレを防止でき、さらには接着剤5の使用量を減らすことができるので、接着剤硬化中の重石を不要としてもよい。
次に本実施形態における床材1の施工方法の一例について説明する。
まずは、床材1を裏面2b側に上に向けて置く。このとき、木質系基板2の裏面2bには、予め工場出荷段階で複数のシート体3,3・・・が貼着されており、シート体3の上には両面テープ4が貼着されている。
そしてシート体3とシート体3との間隔に接着剤5を塗布していく。次いで、シート体3の上に貼着されている両面テープ4の剥離シートを剥がしていく。
床材1の裏面2bを下に向けて、床下地10上の設置位置に床材1を敷設し固定する。
以上のように本実施形態における床材1によれば、両面テープ4と接着剤5との併用により、釘固定なしに床下地10に固定することできる。よって既存の床材の上等に上貼りしやすいリフォームに適した床材1とすることができる。また上述のように、小根太11を跨ぐようにして床暖房パネルの配管12が配設されているような床下地の上に施工する場合でも、釘を使わずに床材1を固定できるので、温水パイプ等を破損させるおそれがない。
なお、本実施形態における床材1の形状、構成は、上述の例に限定されるものではなく、例えば正方形の床材1にも適用可能である。またシート体3と接着剤5を塗布する塗布領域の構成も図例に限定されるものではない。例えば上述では、シート体3と接着剤5を塗布する塗布領域を互い違いに構成する例について説明したが、これに限定されない。木質系基板2の裏面2b両端に短冊状のシート体3を複数枚近接させて並べ、そこを両面テープ4を貼着する領域とし、残りの中央部分を接着剤5の塗布領域としてもよい。またその逆で、木質系基板2の裏面2b両端を接着剤5の塗布領域とし、中央部分にシート体3を貼着させて両面テープ4を貼着する領域としてもよい。
1 床材
2 木質系基板
3 シート体
3a 表面
4 両面テープ
5 接着剤

Claims (2)

  1. 木質系基板と、表面が平坦面で前記木質系基板の裏面に貼着されたシート体とを備え、
    前記シート体の前記表面には、表裏に接着面を有した両面テープが貼着されており、
    前記木質系基板は、長方形状の板体とされ、
    前記シート体は、短冊状とされ前記木質系基板の長手方向に所定の間隔を空けて略平行に複数貼着され、前記シート体の短手方向の寸法は、前記両面テープが貼着される領域よりも幅広であることを特徴とする床材。
  2. 請求項1において、
    前記間隔は、接着剤を塗布する塗布領域であることを特徴とする床材。
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