JP6537013B2 - 水栓取付用台座の取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、水栓取付用台座の取付構造に関する。
従来から、洗面化粧台等、手洗いや水飲みに使用する水を水槽で受ける水槽付き家具では、その水槽に近接して設けられる立壁を取付対象壁として、当該立壁に水栓を取り付ける構造が広く採用されている。
下記特許文献1には、洗面化粧台において水槽(ボール2)の奥側に立壁(壁面3)が設けられ、その立壁の背面側に給水管を配設する構造が開示されている。給水管の水槽側の端部は、立壁に形成された貫通孔(取付開口9)を挿通して前面側に引き出され、水栓(水栓本体4)と接続される。この水栓は、水栓取付用台座(取付金具11)を介して立壁部の前面に取り付けられる。すなわち、立壁部の前面に固定された水栓取付用台座に水栓を取り付けることにより、水栓は立壁部の前面に取り付けられる。これにより、水栓と給水管との接続作業と、水栓の立壁部への取付作業を、立壁の前面側で行うことができる。
特開平9−144083号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の取付構造では、複数のネジ(ビス12)によって水栓取付用台座を立壁の前面に固定しているため、立壁の前面にネジ孔を開設する作業が必要となり、製造コストの増大を招いていた。
また、ネジによる水栓取付用台座の固定強度を確保するため、ネジ孔を貫通孔から離れた位置に設けており、かつ、それらのネジ孔に挿入されたネジを前面から水栓で覆って隠しているため、水栓が大型化してしまう。仮に、カバー等の、水栓とは別個の部材を用いてネジを覆った場合でも、カバー等は大型化してしまうので、これによって意匠性が損なわれるという課題があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、水栓が取り付けられる水栓取付用台座を、水栓の取付対象壁にネジ孔を開設することなく、取付対象壁の手前側から取り付け可能にする水栓取付用台座の取付構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る水栓取付用台座の取付構造は、貫通孔が形成
された取付対象壁に、水栓取付用台座を取り付ける構造であって、前記取付対象壁に形成
された貫通孔に前面側から挿入される挿入体と、前記挿入体の周囲に設けられ、且つ、前
記挿入体とともに前面側から前記貫通孔に挿入可能であり、前記挿入体が前記貫通孔に挿
入された状態で前記取付対象壁の背面に当接する当接部と、を有し、前記当接部と前記貫
通孔から前面側に臨出する前記挿入体の一部に対し固定される固定部材とで、前記取付対
象壁および前記水栓取付用台座を挟持することで、前記水栓取付用台座を前記取付対象壁
に対し固定するものであり、前記挿入体は、前記当接部が前記挿入体とともに前面側から前記貫通孔に挿入可能な第1の状態と、前記挿入体が前記貫通孔に挿入された状態で前記当接部が前記取付対象壁の背面に当接可能な第2の状態とに変形可能に構成されており、
前記第2の状態を維持させる状態維持手段を有し、前記挿入体は、可撓性を有する筒状体であり、さらに、押圧によって前記挿入体が前記第1の状態に変形可能となるよう、前記挿入体を形成する外壁の一部が切欠かれた切欠部を有しており、前記状態維持手段は、前記挿入体が前記貫通孔に挿入された状態で前面側から前記切欠部に挿入可能に構成された、前記切欠部を埋める切欠埋部材であることを特徴とする。
水栓を取付対象壁に取り付けた状態においては、使用者が水栓に不意に力をかけてしまった場合に、水栓の根元に大きな力がかかりやすい。したがって、水栓の根元を支持する支持部材には破損が生じやすい。本発明に係る水栓取付用台座の取付構造は、水栓と水栓を支持する水栓取付用台座を別部材で設けているため、そのように水栓に大きな力がかかり、水栓取付用台座が破損したとしても、水栓取付用台座のみを交換すれば良いため、水栓自体を交換する必要がなく、維持費用を抑えることができる。
また、本発明に係る水栓取付用台座の取付構造は、貫通孔から前面側に臨出する挿入体の一部に対して固定される固定部材と取付対象壁の背面に当接する当接部とで、取付対象壁および水栓取付用台座を挟持することで水栓取付用台座を取付対象壁に固定する。これにより、取付対象壁にネジ孔を開設する作業が不要となり、製造コストの増大を抑制することが可能となる。また、ネジを覆い隠すために水栓を大型化させたり、カバー等の別個の部材を用意したりする必要もないため、意匠性が損なわれることもない。さらに、取付対象壁に所定の大きさの貫通孔を設けておくだけで、使用者の好みに応じて、デザインや機能が異なる別の水栓に交換することも容易となる。
さらに、この好ましい態様では、挿入体は、当接部が挿入体とともに前面側から貫通孔に挿入可能な第1の状態と、挿入体が貫通孔に挿入された状態で当接部が取付対象壁の背面に当接可能な第2の状態とに変形可能に構成されており、また、その第2の状態を維持させる状態維持手段を有する。したがって、水栓取付用台座を取付対象壁に長期に亘って安定的に取り付けることができる。
加えて、この好ましい態様では、挿入体は可撓性を有する筒状体であり、押圧によって挿入体が第1の状態に変形可能となるよう構成されているため、挿入体を貫通孔に前面側から挿入する際に、押圧するとういう簡単な動作で施工者は挿入体を挿入することができる。また、挿入体を形成する外壁の一部が切欠かれた切欠部を、挿入体が貫通孔に挿入された状態で前面側から切欠部に挿入可能に構成された切欠埋部材で埋めることで、第2の状態を維持することができるため、挿入体を小型に抑えることでき、水栓取付用台座の取付作業性をより向上させることができる。
また、本発明に係る水栓取付用台座の取付構造では、前記固定部材は、前記切欠埋部材の前記挿入体に対する相対位置が変化しないよう規制することも好ましい。
この好ましい態様では、挿入体の一部に対して固定される固定部材によって切欠埋部材の挿入体に対する相対位置が変化しないよう規制するため、相対位置を規制するための部材を別途設ける必要がなく、かつ、長期に亘って安定的に第2の状態を維持することができる。
また、本発明に係る水栓取付用台座の取付構造は、貫通孔が形成された取付対象壁に、水栓取付用台座を取り付ける構造であって、前記取付対象壁に形成された貫通孔に前面側から挿入される挿入体と、前記挿入体の周囲に設けられ、且つ、前記挿入体とともに前面側から前記貫通孔に挿入可能であり、前記挿入体が前記貫通孔に挿入された状態で前記取付対象壁の背面に当接する当接部と、を有し、前記当接部と前記貫通孔から前面側に臨出する前記挿入体の一部に対し固定される固定部材とで、前記取付対象壁および前記水栓取付用台座を挟持することで、前記水栓取付用台座を前記取付対象壁に対し固定するものであり、前記挿入体は、前記当接部が前記挿入体とともに前面側から前記貫通孔に挿入可能な第1の状態と、前記挿入体が前記貫通孔に挿入された状態で前記当接部が前記取付対象壁の背面に当接可能な第2の状態とに変形可能に構成されており、前記第2の状態を維持させる状態維持手段を有し、前記挿入体は、少なくとも2つの部材を相対的に回動可能に接続して構成され、かつ、前記少なくとも2つの部材を前記相対的に回動させることで前記挿入体を前記第1の状態と前記第2の状態に変形可能となるよう構成されており、前記状態維持手段は、前記固定部材であることも好ましい。
この好ましい態様では、挿入体は、少なくとも2つの部材を相対的に回動可能に接続して構成され、かつ、少なくとも2つの部材を相対的に回動させることで挿入体を第1の状態と第2の状態に変形可能となるよう構成されている。そのため、確実に挿入体を貫通孔に前面側から挿入することができる。また、挿入体の一部に対して固定される固定部材によって挿入体の第2の状態を維持するため、別途第2の状態を維持するための部材を設ける必要がなく、かつ、長期に亘って安定的に第2の状態を維持することができる。
本発明の水栓取付用台座の取付構造によれば、水栓の取付対象壁にネジ孔を開設することなく、水栓が取り付けられる水栓取付用台座を取付対象壁の手前側から取り付けることができる。
本発明の第1実施形態に係る洗面化粧台の斜視図。 第1実施形態における吐水スパウト50および台座70の立壁11への取付構造を示すための分解斜視図。 第1実施形態における切欠埋部材83で切欠部80cを埋める際の様子を模式的に示す側面図。 第1実施形態における挿入体80を貫通孔13に挿入するときの様子(挿入前の様子)を模式的に示す上面図。 第1実施形態における挿入体80を貫通孔13に挿入するときの様子(挿入後の様子)を模式的に示す上面図。 第1実施形態における台座70を立壁11に対して固定した状態を示す斜視断面図。 第2実施形態における台座70の立壁11への取付構造を示すための分解斜視図。 第2実施形態における第1の状態の挿入体85を側方から見た様子を模式的に示す断面図。 第2実施形態における第2の状態の挿入体85を側方から見た様子を模式的に示す断面図。 第2実施形態における台座70を立壁11に対して固定した状態を示す斜視断面図。 第3実施形態における台座70の立壁11への取付構造を示すための分解斜視図。 第3実施形態における挿入体90の脚部92を貫通孔13に挿入する直前の脚部92の傾斜面95を貫通孔13の後方側から見た様子を示す模式図。 第3実施形態における挿入体90の脚部92を貫通孔13に挿入し始めたときの様子を模式的に示す側面図。 第3実施形態における挿入体90を立壁11の貫通孔13に挿入する際の様子(挿入途中の様子)を示す側断面図。 第3実施形態における挿入体90を立壁11の貫通孔13に挿入する際の様子(挿入後の様子)を示す側断面図。 第3実施形態における台座70を立壁11に対して固定した状態を示す斜視断面図。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
本発明の実施形態である図1を参照して、本発明の第1実施形態に係る洗面化粧台の構成を説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る洗面化粧台の斜視図である。
図1に示すように、洗面化粧台1は、洗面室床Fに載置されるとともに、その背面を洗面室壁Wに当接させて設置されている。洗面化粧台1は、カウンター10と、化粧鏡ユニット20と、キャビネット30と、水栓60を備えている。
カウンター10は、その背面が洗面室壁Wに直接又は固定のための金具等を介して間接的に取り付けられており、略垂直な前面を有する立壁11と、その立壁11の前面側に設けられる水槽12を有する。立壁11と水槽12は、樹脂材料で一体的に形成されている。水槽12は椀状に形成され、その内部で水を受けるとともに、その水を貯留することも可能である。水槽12の下面には、受けた水を下方に排出するための排水口(図示せず)が形成されており、排出された水は、この排水口に接続される排水管(図示せず)によって下水管側に導かれる。
化粧鏡ユニット20は箱状に形成され、内部に歯ブラシ等を収納可能である。図1に示すように、化粧鏡ユニット20は立壁11上に配置されるとともに、背面が洗面室壁Wに対し直接又は間接的に取り付けられている。また、その前面には、使用者の姿を映す化粧鏡21が取り付けられており、その上部には、前方に投光する照明22を備えている。
キャビネット30は、カウンター10の下方に配置されており、左右一対の側板31L、31Rと、前面を構成する扉32を備えている。洗面化粧台1の使用者は、扉32を開閉することで、前方から内部の収納空間にアプローチし、収納や取り出しを行うことができる。
水栓60は、カウンター10の立壁11に取り付けられ、吐水スパウト(吐水部)50と湯水混合栓40を備えている。すなわち、立壁11が水栓および水栓が取り付けられる後述する台座70(水栓取付用台座)の取付対象壁となっている。
吐水スパウト50は、立壁11の背面のフレキシブルホース(図示せず)に接続されている。また、湯水混合栓40の前方側には、ハンドルHが取り付けられる。使用者は、このハンドルHを操作することで、図示しない給水管および給湯管から湯水混合栓40に流入する湯と水の流量を変更し、吐水口51から吐出する湯水の温度や流量を調節することができる。
次に、図2を参照して、水栓60の取付構造について説明する。特に、図2では、水栓60の吐水スパウト50の取付構造について説明する。図2は、吐水スパウト50の立壁11への取付構造を示すための分解斜視図である。吐水スパウト50は、立壁11に固定される台座70に取り付けられることで立壁11に取り付けられる。台座70は、背壁71および背壁71の端部から背壁71を囲むようにして前方側に延びる周壁72を有している。なお、背壁71には、孔73が設けられており、周壁72には、ネジ孔74が左右に一対設けられており、吐水スパウト50の左右の側壁に設けられた(図示しない)ネジ孔にネジ61を挿入し、このネジ61をネジ孔74に螺合することで水栓60は台座70に取り付けられる。
続いて、図2および図3を参照して、台座70の立壁11への取付に用いる部材および取付構造について説明する。第1実施形態に係る洗面化粧台は、台座70を立壁11に固定するために、挿入体80、切欠埋部材83(状態維持手段)、および締付ナット75(固定部材)を用いる。挿入体80は筒状に形成された部材であり、その一端側には、外周面にネジ山を設けたネジ山部81を有する。このネジ山部81は締付ナット75の内周面に設けられたネジ山部76のネジ山と螺合可能に構成されている。
また、挿入体80の他端側には、外周面から外方に突出する当接部82が、周方向に所定の間隔をおいて複数設けられている。さらに、挿入体80の外壁の一部は、図2に示すように、軸方向に切り欠かれている。挿入体80は、このように切り欠かれた切欠部80cを有している。なお、挿入体80は、樹脂により形成され、可撓性および弾性を有するように構成されている。したがって、切欠部80cを塞ぐように作業者が挿入体80を左右両側から中央に向かって押圧することで、挿入体80は弾性変形するため、挿入体80の外径を小さくすることができる。
また、挿入体80の周方向のそれぞれの端面80m、80nからは、肉薄状の突起80a、80bが互いに近づくように周方向に延びている。この突起80a、80bは、端面80m、80nの後方側かつ内方側から延びるよう構成されている。
切欠埋部材83は、切欠部80cを埋めるためのものであって、切欠部80cを埋めることができるよう縦長状に形成されている。切欠埋部材83は、前側に肉厚な厚肉部83aを有しており、後ろ側には、前側の厚肉部83aよりも薄い薄肉部83bを有している。また、厚肉部83aの外周面には、ネジ山部83cが設けられている。
図3は、切欠埋部材83で切欠部80cを埋める際の様子を模式的に示す側面図である。切欠埋部材83で切欠部80cを埋める場合は、図3(a)に示すように、切欠埋部材83を挿入体80の切欠部80cに前方から差し込むようにして挿入体80に取り付ける。前方から差し込む際には、切欠埋部材83の薄肉部83bの下面を挿入体80の突起80a、80bの上面を摺動させるようにして、切欠埋部材83を差し込む。この際、図3(b)に示すように、切欠埋部材83の厚肉部83aの後端面83abが、突起80a、80bの前端面80afに当接するまで差し込む。これにより、挿入体80と切欠埋部材83とによって、外壁に切欠きのない円筒体が形成される。切欠埋部材83を挿入体80に取り付けた状態では、挿入体80のネジ山部81と、切欠埋部材83のネジ山部83cが周方向に連続するため、これにより、締付ナット75のネジ山部76を、切欠埋部材83を取り付けた挿入体80に螺合させることができる。
続いて台座70の取付手順について説明する。まず、切欠埋部材83を取り付けていない状態の挿入体80に対し、切欠部80cを埋めるよう挿入体80を左右から指で押圧することで、当接部82が貫通孔13の周縁の立壁11に当たらない程度まで挿入体80の外径を小さくし、挿入体80を貫通孔13に挿入する。
図4および図5はこのときの様子を示す模式的に示す上面図である。図4は押圧によって外径が小さくなった挿入前の挿入体80の様子(特に、当接部82が貫通孔13の周縁の立壁11に当たらない程度まで挿入体80の外径を小さくしたときの様子)を上方から見た断面図あり、図5は、挿入体80の挿入後の様子(特に、押圧状態を解除し、弾性変形によって、当接部82が貫通孔13の周縁の立壁11に当たる状態に挿入体80の外径が復元したときの様子)を上方から見た断面図である。
挿入体80の挿入時には、図4のように、左右から押圧力を加えて挿入体80の径を小さくし、当接部82が挿入体80とともに前面側から貫通孔13に挿入可能な第1の状態に変形させる。挿入後は、図5のように、押圧力を作用させるのを止め、弾性力によって外径が大きな状態に復元させ、挿入体80が貫通孔13に挿入された状態で当接部82が立壁11の背面に当接可能な第2の状態に変形させる。そして、切欠埋部材83を、挿入体80の前方側から差し込むようにして挿入体80に取り付ける。このように切欠埋部材83を差し込むことにより、挿入体80に外力が作用した際に、挿入体80の外径が小さくなってしまうことを防止する。すなわち、切欠埋部材83は、挿入体80の第2の状態を維持させる役割を果たす。これにより、挿入体80は立壁11から前方側へ外れづらくなり、挿入体80を立壁11に長期に亘って安定的に取り付けることができるようになる。また、切欠埋部材83を挿入体80の切欠部80cに差し込む構成であるため、挿入体80を小型に抑えることができ、台座70の取付作業性をより向上させることができる。
切欠埋部材83を切欠部80cに取り付けた後は、台座70の孔73に、挿入体80のうち立壁11より前方に臨出した部分(臨出部R1)が挿通するようにして、台座70を立壁11に当接するまで移動させる。そして、締付ナット75のネジ山部76を、周方向に連続した挿入体80のネジ山部81および切欠埋部材83のネジ山部83cに螺合させ、締付ナット75と当接部82とで、台座70の背壁71および立壁11を前後から締め付け挟持することで、台座70を立壁11に対して固定する。図6は台座70を立壁11に対して固定した状態を示す斜視断面図である。第1実施形態に係る台座70は、上述のようにして立壁11へ取り付けられる。なお、このとき、締付ナット75のネジ山部76は、周方向に連続したネジ山部81およびネジ山部83cの両者に螺合するため、臨出部R1に固定されている締付ナット75により、切欠埋部材83は前後方向に位置ズレしないように規制される。すなわち、締付ナット75は、切欠埋部材83の挿入体80に対する相対位置が変化しないよう規制する役割を果たす。したがって、相対位置を規制するための部材を別途設ける必要がない。
続いて、図7を参照しながら、本発明の第2実施形態に係る洗面化粧台の構成を説明する。図7は、第2実施形態における台座70の立壁11への取付構造を示すための分解斜視図である。第2実施形態と第1実施形態の違いは、挿入体の構造のみである。他の構成については、第1実施形態と同一であるため、説明を省略する。第2実施形態における挿入体85は、円筒部材を軸方向に2分割したような、2つの半割部材を接続して構成されている。より具体的には、断面が半円状の2つの半割部材(第1半割部材85a、第2半割部材85b)を相対的に回動自在に接続して構成される。本実施形態においては、第1半割部材85aの周方向の先端部(左右の両端側)の略中央に設けられた一対の凸部88から外方に延びる図示しない回転軸を、第2半割部材85bの周方向の先端部(左右の両端側)の略中央の内面側に設けられた図示しない一対の窪み部(回転軸受け部)に嵌め込むことにより、第1半割部材85aおよび第2半割部材85bを相対的に回動自在に接続している。
また、挿入体85は、挿入体80と同様、その一端側の外周面にネジ山部86を有し、他端側に、外周面から外方に突出する当接部87を周方向に沿って所定間隔で複数有している。
挿入体85は、第1半割部材85aと第2半割部材85bを相対的に回転させることにより、2つの状態をとることができる。より具体的には、挿入体85は、当接部87が挿入体85とともに前面側から貫通孔13に挿入可能な第1の状態と、挿入体85が貫通孔13に挿入された状態で当接部87が立壁11の背面に当接可能な第2の状態とに変形可能に構成されている。以下、挿入体85について、より具体的に説明する。
図8は、第1の状態の挿入体85を側方から見た断面図である。一方、図9は、第2の状態の挿入体85を側方から見た断面図である。図8に示すように、挿入体85の後方側(図8においては右側)を押圧することで(または、前方側の内周面を押し広げるようにすることで)、回転軸を中心として、第1半割部材85aと第2半割部材85bを回動させ、第1半割部材85aの周方向の先端部における後方側と第2半割部材85bの周方向の先端部における後方側を当接させることにより、挿入体85を第1の状態にすることができる。第1の状態にすることにより、挿入体85の後方側の外径を小さくすることができるため、後方側に当接部87が設けられているとしても、当接部87が立壁11に当たることなく、挿入体85を貫通孔13に挿入することができる。
また、図9に示すように、挿入体85の前方側(図9においては左側)を押圧することで、回転軸を中心として、第1半割部材85aと第2半割部材85bを回動させ、第1半割部材85aの周方向の先端部における前方側と第2半割部材85bの周方向の先端部における前方側を当接させることにより、挿入体85を第2の状態にすることができる。第2の状態にすることにより、挿入体85の後方側の外径を大きくすることができるため、当接部87を、立壁11の背面に当接させることができるようになる。
続いて、第2実施形態の台座70の取付手順について、図7〜図9を参照しながら説明する。まず、図8のように、挿入体85を第1の状態にし、挿入体85を貫通孔13に挿入する。挿入後、挿入体85を第2の状態にして、当接部87を立壁11の背面に当接させる。この状態で、挿入体85のうち、立壁11より前方に臨出した部分(臨出部R2)が台座70の孔73を挿通するようにして、台座70を立壁11に当接するまで移動させる。そして、締付ナット77のネジ山部78を挿入体85のネジ山部86に螺合させ、締付ナット75と当接部87とで、台座70の背壁71および立壁11を締め付け挟持することで、台座70を立壁11に対して固定する。このとき、締付ナット77により挿入体85の第2の状態が維持されるため、別途第2の状態を維持するための部材を設ける必要がなく、かつ、台座70を長期に亘って安定的に第2の状態を維持することができる。なお、図10は台座70を立壁11に対して固定した状態を示す斜視断面図である。第2実施形態に係る台座70は、上述のようにして立壁11へ取り付けられる。なお、第2実施形態に係る図においては、第1実施形態に係る図において示されていた、立壁11壁の背面における、貫通孔13周縁より後方側に突出する突出部11aについては図示を省略している。
続いて、図11を参照しながら、本発明の第3実施形態に係る洗面化粧台の構成を説明する。図11は、第3実施形態における台座70の立壁11への取付構造を示すための分解斜視図である。第3実施形態と第1および第2実施形態との違いは、挿入体および締め付けナットの構造である。他の構成については、第1実施形態および第2実施形態と同一であるため、説明を省略する。第3実施形態における挿入体90は、筒状に形成された基部91と、基部の後端側から後方側に延設された複数の脚部92とを有する。基部91と脚部92は、樹脂により一体的に形成されており、脚部92は可撓性および弾性を有している。また、基部91の外周面には、ネジ山部93が設けられている。(図11では図示を省略している)
脚部92において、基部91とは反対側の先端(後端)には、外方に突出する当接部94が設けられており、当接部94の後面は、当接部94の厚みが後方へいくにしたがって薄くなるよう、内方へ傾斜した傾斜面95を有している。
一方、締付ナット96は、内周面にネジ山部97aを有する環状部97(固定部材)を有している。環状部97の前端からは内方に接続部100が延設され、接続部100の内方側の端部からは、挿入部材98が筒状に延設されている。なお、環状部97のネジ山97aは基部91の外周面に設けられたネジ山部93に螺合させることができる。
続いて、第3実施形態の台座70の取付手順について、図12〜図15を参照しながら説明する。図12は、挿入体90の脚部92を貫通孔13に挿入する直前の脚部92の傾斜面95を貫通孔13の後方側から見た様子を示す模式図である。図13は、挿入体90の脚部92を貫通孔13に挿入し始めた際の様子を模式的に示す側面図である。図14および図15は、挿入体90を立壁11の貫通孔13に挿入する際の様子を示す側断面図である。図14は挿入体90の挿入途中の様子を示しており、図15は挿入後の様子を示すものである。
図12に示すように、挿入体90の複数の脚部92の当接部94は、挿入体90を貫通孔13に挿入する際、傾斜面95が貫通孔13の周縁の立壁11に当接するよう設けられている。そして、傾斜面95が当接した状態で、挿入体90を貫通孔13に押し込むことで、図13に示すように、複数の傾斜面95は、内方側に押される力を立壁11から受け、この力によって、複数の脚部92が内方側に曲がるよう弾性変形し、複数の脚部92が内方側に絞られる。これにより、複数の当接部94によって形成される挿入体90の後端側の外径が小さくなるため、挿入体90の脚部92を貫通孔13に挿入することができる。
複数の脚部92は、基部91の外周面よりも内方側から延設されているため、基部91は、複数の脚部92よりもやや外方に出っ張った、出っ張り部99を有するように構成されている。したがって、挿入体90を所定の長さ貫通孔13に挿入すると、出っ張り部99が、貫通孔13の周縁の立壁11に当接し、それ以上は挿入できないように構成されている。すなわち、出っ張り部99がストッパーの役割を果たしている。なお、出っ張り部99が立壁11に当接した状態では、当接部95は貫通孔13から立壁11の裏側まで移動しており、弾性変形していた脚部92がもとの状態に戻るため、当接部94は立壁11の背面に当接可能な状態となる。このように複数の脚部92が弾性変形することで、挿入体90は、当接部94が挿入体90とともに前面側から貫通孔13に挿入可能な第1の状態と、挿入体90が貫通孔13に挿入された状態で当接部94が立壁11の背面に当接可能な第2の状態とに変形可能に構成されている。
そして、出っ張り部99が立壁11に当接するまで当接部94を貫通孔13に挿入した後、挿入体90のうち、立壁11より前方に臨出した部分(臨出部R3)が台座70の孔73を挿通するようにして台座70を立壁11に当接するまで移動させる。そして、締め付けナット96の挿入部材98を複数の脚部92の内方に挿入した後、ネジ山部97aと挿入体90のネジ山93とを螺合させ、締め付けナット96の環状部97と当接部94とで、台座70および立壁11を締め付け挟持することで、台座70を立壁11に対して固定する。ここで、図16は、台座70を立壁11に対して固定した状態を示す縦断面図である。図16に示すように、台座70および立壁11を挟持した状態では、挿入部材98の外周面に沿って脚部92が延び、かつ、挿入部材98の外周面と脚部92が近接もしくは接触した状態となる。したがって、この挿入部材98によって、挿入体90の脚部92の変形が抑えられ、挿入体90の第2の状態を維持できるため、台座70を立壁11に長期に亘って安定的に取り付けることができる。また、環状部97、挿入部材98、および接続部100は、一体に成形されているため、環状部97は、挿入部材98の挿入体90に対する相対位置が変化しないように規制する役割を果たす。よって、相対位置を規制するための部材を別途設ける必要がなく、かつ、長期に亘って安定的に第2の状態を維持することができる。
以上、本発明は、各実施形態のように、挿入体の当接部と締め付けナットとで、台座70および立壁11を挟持することで、台座70を立壁11に対し固定している。これにより、立壁11にネジ孔を開設する作業が不要となり、製造コストの増大を抑制することが可能となる。また、ネジを覆い隠すために吐水スパウト50などの水栓を大型化させたり、カバー等の別個の部材を用意したりする必要もないため、意匠性が損なわれることもない。さらに、立壁11に所定の大きさの貫通孔を設けておくだけで、使用者の好みに応じて、デザインや機能が異なる別の水栓に交換することも容易となる。また、台座70に水栓を取り付けるようにすることで、水栓のメンテナンスの際に水栓のみを取り外せば良く、都度、台座70を立壁11へ着脱する必要がないため、メンテナンスの手間を低減させることができる。
なお、本実施形態においては、水栓60の吐水スパウト50を台座70に取り付ける構成としたが、湯水混合栓40を台座70に取り付ける構成としても構わない。また、例えば、本発明における水栓には、吐水スパウト50からの吐止水を制御するための電気的な操作手段(リモコンなど)も含まれるものであり、台座70にはこのような手段を取り付けるものであっても構わない。
1:洗面化粧台
10:カウンター
11:立壁
13:貫通孔
15:周面
40:湯水混合栓
50:吐水スパウト
60:水栓
61:ネジ
70:台座(水栓取付用台座)
71:背壁
72:周壁
73:孔
74:ネジ孔
75:締付ナット(固定部材)
76:ネジ山部
77:締付ナット(固定部材、状態維持手段)
78:ネジ山部
80:挿入体
80a、80b:突起
80c:切欠部
81:ネジ山部
82:当接部
83:切欠埋部材(状態維持手段)
83a:厚肉部
83b:薄肉部
83c:ネジ山部
85:挿入体
85a:第1半割部材
85b:第2半割部材
86:ネジ山部
87:当接部
88:凸部
90:挿入体
91:基部
92:脚部
93:ネジ山部
94:当接部
95:傾斜面
96:締め付けナット
97:環状部(固定部材)
98:挿入部材(状態維持手段)
99:出っ張り部
100:接続部
R1、R2、R3:臨出部

Claims (3)

  1. (旧請求項1+旧請求項2+旧請求項3)
    貫通孔が形成された取付対象壁に、水栓取付用台座を取り付ける構造であって、
    前記取付対象壁に形成された貫通孔に前面側から挿入される挿入体と、
    前記挿入体の周囲に設けられ、且つ、前記挿入体とともに前面側から前記貫通孔に挿入可能であり、前記挿入体が前記貫通孔に挿入された状態で前記取付対象壁の背面に当接する当接部と、を有し、
    前記当接部と前記貫通孔から前面側に臨出する前記挿入体の一部に対し固定される固定部材とで、前記取付対象壁および前記水栓取付用台座を挟持することで、前記水栓取付用台座を前記取付対象壁に対し固定するものであり、
    前記挿入体は、前記当接部が前記挿入体とともに前面側から前記貫通孔に挿入可能な第1の状態と、前記挿入体が前記貫通孔に挿入された状態で前記当接部が前記取付対象壁の背面に当接可能な第2の状態とに変形可能に構成されており、
    前記第2の状態を維持させる状態維持手段を有し、
    前記挿入体は、可撓性を有する筒状体であり、さらに、押圧によって前記挿入体が前記第1の状態に変形可能となるよう、前記挿入体を形成する外壁の一部が切欠かれた切欠部を有しており、
    前記状態維持手段は、前記挿入体が前記貫通孔に挿入された状態で前面側から前記切欠部に挿入可能に構成された、前記切欠部を埋める切欠埋部材であることを特徴とする水栓取付用台座の取付構造。
  2. (旧請求項4)
    前記固定部材は、前記切欠埋部材の前記挿入体に対する相対位置が変化しないよう規制することを特徴とする請求項に記載の水栓取付用台座の取付構造。
  3. (旧請求項1+旧請求項2+旧請求項5)
    貫通孔が形成された取付対象壁に、水栓取付用台座を取り付ける構造であって、
    前記取付対象壁に形成された貫通孔に前面側から挿入される挿入体と、
    前記挿入体の周囲に設けられ、且つ、前記挿入体とともに前面側から前記貫通孔に挿入可能であり、前記挿入体が前記貫通孔に挿入された状態で前記取付対象壁の背面に当接する当接部と、を有し、
    前記当接部と前記貫通孔から前面側に臨出する前記挿入体の一部に対し固定される固定部材とで、前記取付対象壁および前記水栓取付用台座を挟持することで、前記水栓取付用台座を前記取付対象壁に対し固定するものであり、
    前記挿入体は、前記当接部が前記挿入体とともに前面側から前記貫通孔に挿入可能な第1の状態と、前記挿入体が前記貫通孔に挿入された状態で前記当接部が前記取付対象壁の背面に当接可能な第2の状態とに変形可能に構成されており、
    前記第2の状態を維持させる状態維持手段を有し、
    前記挿入体は、少なくとも2つの部材を相対的に回動可能に接続して構成され、かつ、前記少なくとも2つの部材を前記相対的に回動させることで前記挿入体を前記第1の状態と前記第2の状態に変形可能となるよう構成されており、前記状態維持手段は、前記固定部材であることを特徴とする水栓取付用台座の取付構造。
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