JP6536760B2 - 編成支援装置 - Google Patents

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Description

この発明は、作業員の編成を支援するための装置に関する。
特許文献1に記載されているように、エレベーターの作業員は、エレベーターの保守或いは工事を行うために、一日で様々な現場を訪問する。作業員の作業スケジュールは、予め設定される。
日本特開2004−62621号公報
従来では、作業員の作業スケジュールは、例えば作業効率を考慮し、移動時間が最小になるように設定されていた。しかし、例えば夏場等に高温多湿な環境下で負荷の高い作業が続くと、作業員は、熱中症にならないように頻繁に休憩を取らなければならない。このため、作業効率が悪化し、作業スケジュール通りに作業が終わらないことがあった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされた。この発明の目的は、例えば夏場でも無理のない作業スケジュールを組むことができる編成支援装置を提供することである。
この発明に係る編成支援装置は、作業員が一日で行う作業の内容、当該作業が行われる場所及び当該作業に掛かる時間を特定することが可能な作業スケジュールを作成するスケジュール作成手段と、作業スケジュールによって特定される作業場所について、環境に応じた指数を特定する第1特定手段と、作業スケジュールによって特定される作業内容について、その内容に応じた指数を特定する第2特定手段と、第1特定手段によって特定された指数、第2特定手段によって特定された指数及び作業スケジュールによって特定される作業時間に基づいて、作業スケジュールの通りに一日の作業が行われた場合の熱中症のなり易さを表す評価値を算出する算出手段と、を備える。
この発明に係る編成支援装置であれば、例えば夏場でも無理のない作業スケジュールを組むことができる。
この発明の実施の形態1における編成支援装置の例を示す図である。 この発明の実施の形態1における編成支援装置の動作例を示すフローチャートである。 環境指数の例を示す。 一般的なエレベーターを示す図である。 編成支援装置のハードウェア構成を示す図である。
添付の図面を参照し、本発明を説明する。重複する説明は、適宜簡略化或いは省略する。各図において、同一の符号は同一の部分又は相当する部分を示す。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1における編成支援装置1の例を示す図である。エレベーターの作業員は、エレベーターの保守或いは工事を行うために、一日で様々な現場を訪問する。作業員の作業スケジュールは予め設定される。例えば、作業員が10人いれば、10人分の作業スケジュールが月単位或いは週単位で事前に設定される。編成支援装置1は、作業員の編成を支援するための装置である。
編成支援装置1は、例えば記憶部2、スケジュール作成部3、特定部4、特定部5、算出部6及び比較部7を備える。以下に、図2から図4も参照し、編成支援装置1の機能及び動作について詳細に説明する。図2は、この発明の実施の形態1における編成支援装置1の動作例を示すフローチャートである。
スケジュール作成部3は、作業員の作業スケジュールを作成する。例えば、記憶部2に、予定作業情報が記憶される。予定作業情報には、例えばこれから行う必要がある作業の内容、当該作業が行われる場所及び当該作業に掛かる時間等の情報が含まれる。作業スケジュールが週単位で作成される場合は、少なくとも1週間先までに行わなければならない作業について、予定作業情報が記憶される。作業スケジュールが月単位で作成される場合は、少なくとも1ヶ月先までに行わなければならない作業について、予定作業情報が記憶される。予定作業情報は、例えば作業員によって登録される。作業員は、エレベーターが備えられたビル毎に予定作業情報を登録する。
スケジュール作成部3は、記憶部2に記憶された予定作業情報に基づいて、例えば月単位或いは週単位で各作業員の作業スケジュールを作成する。スケジュール作成部3は、先ず、作業スケジュールを作成する必要がある期間の予定作業情報を記憶部2から読み込む(S101)。スケジュール作成部3は、例えば、読み込んだ個々の作業を作業員に割り当てることにより、当該期間の作業スケジュールを作成する(S102)。スケジュール作成部3は、各作業員について、一日毎の作業スケジュールを作成する。表1は、ある作業員のある一日の作業スケジュールを示す。スケジュール作成部3によって作成された作業スケジュールを見れば、作業員が一日で行う作業の内容、当該作業が行われる場所、当該作業の開始時刻及び当該作業に掛かる時間を特定することができる。
Figure 0006536760
作業スケジュールに、例えば総作業時間等の項目を含めても良い。総作業時間は、個々の作業時間を足し合わせることによって簡単に求めることができる。また、ある訪問先から次の訪問先への移動時間は、30分といった固定値を採用しても良い。訪問日は、作業員が所属する拠点の営業日に基づいて設定される。スケジュール作成部3は、例えば、作業者名簿に登録されている各作業者について、作業スケジュールを作成する。S102では、スケジュール作成部3は、作業者の移動時間が最小になるように作業スケジュールを作成しても良い。
特定部4は、作業場所の環境に応じた指数を特定する。以下においては、特定部4が特定する指数のことを環境指数ともいう。環境指数は、その場所の環境が熱中症になり易いか否かを表す指数である。例えば、特定部4は、作業スケジュールによって特定される各作業場所について、環境指数を特定する。
図3は、環境指数の例を示す。図3は、環境指数の一例として、WBGT(Wet Bulb Globe Temperature)を示す。なお、図3は、以下より引用した。
「日常生活における熱中症予防指針」Ver.3確定版、[online]、日本生気象学会、[平成29年1月24日検索]、インターネット<URL:http://seikishou.jp/pdf/news/shishin.pdf>
図3は、環境指数が作業場所の温度及び湿度に依存する例を示す。図3に示す例では、環境指数は、作業場所の温度が高いほど大きな値になる。環境指数は、作業場所の湿度が高いほど大きな値になる。環境指数として、WBGT以外の指数を採用しても良い。例えば、図3に示す例とは逆に、環境指数は、作業場所の温度が高いほど小さな値になっても良い。環境指数は、作業場所の湿度が高いほど小さな値になっても良い。
図3に示す例では、特定部4が環境指数を特定するために、作業場所の温度及び湿度の情報が必要になる。編成支援装置1は、例えば情報取得部8を更に備えても良い。情報取得部8は、例えばネットワーク等を介し、気象庁等の外部機関から外気温度と外気湿度の情報を取得する。例えば、作業スケジュールが週単位で作成される場合、情報取得部8は、その1週間分の外気温度及び外気湿度の情報を取得する。作業スケジュールが月単位で作成される場合、情報取得部8は、その1ヶ月分の外気温度及び外気湿度の情報を取得する。情報取得部8は、例えば、訪問先が含まれる地域の外気温度及び外気湿度の情報を気象庁等から取得する。表2に、情報取得部8が取得する情報の例を示す。
Figure 0006536760
表2は、情報取得部8が1時間毎の外気温度及び外気湿度の情報を取得する例を示す。これは一例である。情報取得部8は、例えば、3時間毎或いは4時間毎の情報を取得しても良い。情報取得部8は、平年並みといった大凡の情報のみを受信し、過去の情報等を参照して具体的な数値を出力しても良い。
特定部4は、例えば情報取得部8によって取得された外気温度及び外気湿度から、各作業場所の温度及び湿度を推定する(S103)。特定部4は、推定した作業場所の温度及び湿度に基づいて、その作業場所の環境指数を特定する(S104)。
外気温度及び外気湿度と同じ温度及び湿度である作業場所に関しては、特定部4は、情報取得部8によって取得された外気温度及び外気湿度をその作業場所の温度及び湿度と推定する。しかし、全ての作業場所の温度及び湿度が外気温度及び外気湿度と同じとみなすことができるとは限らない。以下に、特定部4が作業場所の温度及び湿度を推定する方法の例について説明する。
図4は、一般的なエレベーターを示す図である。エレベーターの保守作業は、例えば、かご9の内部、かご9の上、昇降路10のピット10a、機械室11及び乗場12等で行われる。なお、かご9の上での作業は、昇降路10での作業と同義である。乗場12は、夏場に空調が効いている場合が多い。このため、夏場に関しては、乗場12の温度は外気温度より低いことが多い。同様に、乗場12の湿度は外気湿度より低いことが多い。また、昇降路10の内部の温度は乗場12の温度より高く、その湿度は乗場12の湿度より高いことが多い。しかし、ビルの構造によっては昇降路10に冷気が入り易く、昇降路10の内部の温度が外気温度より低く、その湿度が外気湿度より低いことがある。
作業場所の温度及び湿度の推定精度を高めるため、例えば、記憶部2にビル環境情報が記憶される。ビル環境情報は、例えば、外気温度及び外気湿度から各作業場所の温度及び湿度を導くための関係式或いは対応表である。記憶部2には、例えば、ビル毎のビル環境情報が記憶される。特定部4は、ビル環境情報を用いて算出した温度及び湿度に基づいて、各作業場所の環境指数を特定しても良い。表3は、記憶部2に記憶されたビル環境情報の例を示す。
Figure 0006536760
表3に登録する作業場所に関しては、例えば1階の乗場12と2階の乗場12を分けても良い。昇降路10についても同様である。表3は、各ビルについて月毎の対応表がビル環境情報として記憶部2に記憶される例を示す。春用、夏用、秋用及び冬用といった季節毎の対応表が記憶部2に記憶されても良い。
特定部5は、作業内容に応じた指数を特定する(S105)。以下においては、特定部5が特定する指数のことを作業指数ともいう。作業指数は、その内容の作業を行うことが熱中症になり易いか否かを表す指数である。例えば、作業指数は、負荷が高い作業ほど大きな値になる。作業指数は、負荷が高い作業ほど小さな値になっても良い。作業指数は、作業員の経験に基づいて設定されても良い。例えば、特定部5は、作業スケジュールによって特定される各作業内容について、作業指数を特定する。
例えば、記憶部2に作業指数情報が記憶される。作業指数情報は、例えば、作業内容から作業指数を導くための対応表である。特定部5は、記憶部2に記憶された作業指数情報に基づいて、各作業内容の作業指数を特定しても良い。表4は、記憶部2に記憶された作業指数情報の例を示す。
Figure 0006536760
算出部6は、スケジュール作成部3によって作成された個々の作業スケジュールについて、熱中症に関する評価値を算出する(S106)。評価値は、作業スケジュールの通りに作業者が一日の作業を行った場合の熱中症のなり易さを表す値である。算出部6によって算出される評価値は、熱中症になり易いほど大きな値になっても良い。評価値は、熱中症になり易いほど小さな値になっても良い。算出部6は、例えば、特定部4によって特定された環境指数、特定部5によって特定された作業指数及び作業スケジュールによって特定される作業時間に基づいて、評価値を算出する。
先ず、算出部6は、作業スケジュールによって特定される各作業について、環境負荷及び作業負荷を算出する。特定部4によって特定された環境指数は、例えば単位時間当たりの環境負荷の値に相当する。算出部6は、例えば、特定部4によって特定された環境指数に作業時間をかけることによって環境負荷を算出する。表1に示す8月1日の作業スケジュールの例であれば、算出部6は、Aビルの機械室で行われる制御盤の点検作業について、環境負荷を算出する。算出部6は、Aビルのかご内で行われる照明の交換作業について、環境負荷を算出する。算出部6は、Aビルのかご内で行われる室内の点検作業について、環境負荷を算出する。算出部6は、Bビルの昇降路で行われるレールの点検作業について、環境負荷を算出する。算出部6は、Bビルの乗場で行われるドアの点検作業について、環境負荷を算出する。
同様に、特定部5によって特定された作業指数は、例えば単位時間当たりの作業負荷の値に相当する。算出部6は、特定部5によって特定された作業指数に作業時間をかけることによって作業負荷を算出する。表1に示す8月1日の作業スケジュールの例であれば、算出部6は、Aビルの機械室で行われる制御盤の点検作業について、作業負荷を算出する。算出部6は、Aビルのかご内で行われる照明の交換作業について、作業負荷を算出する。算出部6は、Aビルのかご内で行われる室内の点検作業について、作業負荷を算出する。算出部6は、Bビルの昇降路で行われるレールの点検作業について、作業負荷を算出する。算出部6は、Bビルの乗場で行われるドアの点検作業について、作業負荷を算出する。
算出部6は、算出した環境負荷及び作業負荷に基づいて、評価値を算出する。例えば、算出部6は、次式によって評価値を求める。
(評価値)=(環境係数α×環境負荷の和)+(作業係数β×作業負荷の和)
環境係数α及び作業係数βは、例えば作業者の経験及び暑熱への順化等に基づいて予め設定される。表5は、ある作業員の8月1日の作業スケジュールに対して行われた算出結果の例を示す。
Figure 0006536760
表5に示す算出結果に、例えば総作業時間等の項目を含めても良い。なお、評価値の算出方法は、上記算出例に限定されない。
1つの作業スケジュールについて評価値が算出されると、全ての作業スケジュールについて評価値が算出されたか否かが判定される(S107)。評価値が算出されていない作業スケジュールが存在すれば、上記と同様の手順により、その作業スケジュールに対して評価値が算出される。
全ての作業スケジュールについて評価値が算出されると、比較部7は、算出部6によって算出された評価値と基準値とを比較する(S108)。評価値と比較される基準値は予め設定される。図2は、熱中症になり易いほど評価値が大きな値になる例を示す。かかる場合、比較部7は、算出部6によって算出された評価値が基準値より小さいか否かを判定する。算出部6によって算出された全ての評価値が基準値より小さければ、編成結果が出力される(S109)。編成結果の出力先は、ディスプレイでもプリンターでも良い。
算出部6によって算出された評価値の中に基準値より大きいものがあれば、スケジュール作成部3は、作業スケジュールを作成し直す(S110)。スケジュール作成部3は、評価値が基準値より大きい作業スケジュールのみを作成し直しても良い。簡単な例を挙げれば、スケジュール作成部3は、作業と作業の間に休憩時間を入れることによって作業スケジュールを再作成する。かかる場合、作業スケジュールが作成し直されると、S111に示す処理は行われず、編成結果が出力される。
スケジュール作成部3は、S110において、評価値が基準値より大きい作業スケジュールと評価値が基準値より小さい作業スケジュールとの双方を作成し直しても良い。例えば、スケジュール作成部3は、評価値が基準値より大きいと判定された作業スケジュールに含まれる一部の作業と評価値が基準値より小さいと判定された作業スケジュールに含まれる一部の作業とを入れ替えても良い。かかる場合、作業スケジュールが作成し直されると、上記と同様の手順によって評価値が算出され(S111)、算出された評価値が基準値と比較される(S108)。即ち、スケジュール作成部3は、全ての評価値が基準値より小さくなるように作業スケジュールを再作成する。
一方、熱中症になり易いほど評価値が小さな値になる場合、比較部7は、算出部6によって算出された評価値が基準値より大きいか否かを判定する。算出部6によって算出された全ての評価値が基準値より大きければ、編成結果の出力が行われる。また、算出部6によって算出された評価値の中に基準値より小さいものがあれば、スケジュール作成部3は、作業スケジュールを作成し直す。スケジュール作成部3は、評価値が基準値より小さい作業スケジュールのみを作成し直しても良い。スケジュール作成部3は、評価値が基準値より小さい作業スケジュールと評価値が基準値より大きい作業スケジュールとの双方を作成し直しても良い。
本実施の形態に示す例であれば、スケジュール作成部3が作成した各作業スケジュールに対し、熱中症のなり易さを表す評価値が算出される。このため、例えば夏場でも無理のない作業スケジュールを組むことができる。本実施の形態では、算出部6によって算出された評価値が基準値と比較される例について説明した。算出部6によって算出された評価値をディプレイ或いはプリンター等に出力するだけでも、上記効果を奏することは可能である。かかる場合、作業スケジュールの再設定は、人の手によって行われる。
編成支援装置1は、報知制御部13を更に備えても良い。報知制御部13は、報知器14を制御する。報知器14は、編成支援装置1に備えられても良いし、他の装置に備えられても良い。例えば、報知制御部13は、比較部7による比較結果を報知器14から報知させる。例えば、熱中症になり易いほど評価値が大きな値になる場合、報知制御部13は、算出部6によって算出された評価値が基準値より大きければ報知器14から警報を出力させる。熱中症になり易いほど評価値が小さな値になる場合、報知制御部13は、算出部6によって算出された評価値が基準値より小さければ報知器14から警報を出力させる。
本実施の形態では、エレベーターの作業員の作業スケジュールについて評価値を算出する例について説明した。これは一例である。編成支援装置1は、エレベーター以外の装置或いは設備等を扱う作業員の作業スケジュールについて、評価値を算出しても良い。
符号2〜8、及び13に示す各部は、編成支援装置1が有する機能を示す。図5は、編成支援装置1のハードウェア構成を示す図である。編成支援装置1は、ハードウェア資源として、例えばプロセッサ15とメモリ16とを含む処理回路を備える。記憶部2が有する機能はメモリ16によって実現される。編成支援装置1は、メモリ16に記憶されたプログラムをプロセッサ15によって実行することにより、符号3〜8、及び13に示す各部の機能を実現する。
プロセッサ15は、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ或いはDSPともいわれる。メモリ16として、半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク或いはDVDを採用しても良い。採用可能な半導体メモリには、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM及びEEPROM等が含まれる。
編成支援装置1が有する各機能の一部又は全部をハードウェアによって実現しても良い。編成支援装置1の機能を実現するハードウェアとして、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、又はこれらの組み合わせを採用しても良い。
この発明に係る編成支援装置1は、作業員の編成を支援するための装置に適用できる。
1 編成支援装置
2 記憶部
3 スケジュール作成部
4 特定部
5 特定部
6 算出部
7 比較部
8 情報取得部
9 かご
10 昇降路
11 機械室
12 乗場
13 報知制御部
14 報知器
15 プロセッサ
16 メモリ

Claims (8)

  1. 作業員が一日で行う作業の内容、当該作業が行われる場所及び当該作業に掛かる時間を特定することが可能な作業スケジュールを作成するスケジュール作成手段と、
    前記作業スケジュールによって特定される作業場所について、環境に応じた指数を特定する第1特定手段と、
    前記作業スケジュールによって特定される作業内容について、その内容に応じた指数を特定する第2特定手段と、
    前記第1特定手段によって特定された指数、前記第2特定手段によって特定された指数及び前記作業スケジュールによって特定される作業時間に基づいて、前記作業スケジュールの通りに一日の作業が行われた場合の熱中症のなり易さを表す評価値を算出する算出手段と、
    を備えた編成支援装置。
  2. 前記算出手段によって算出された評価値を基準値と比較する比較手段を更に備えた請求項1に記載の編成支援装置。
  3. 前記比較手段による比較結果を報知器から報知させる報知制御手段を更に備えた請求項2に記載の編成支援装置。
  4. 前記算出手段によって算出される評価値は、熱中症になり易いほど大きな値になり、
    前記スケジュール作成手段は、前記算出手段によって算出された評価値が前記基準値より大きい場合に、作業スケジュールを作成し直す請求項2に記載の編成支援装置。
  5. 前記算出手段によって算出される評価値は、熱中症になり易いほど小さな値になり、
    前記スケジュール作成手段は、前記算出手段によって算出された評価値が前記基準値より小さい場合に、作業スケジュールを作成し直す請求項2に記載の編成支援装置。
  6. 前記第1特定手段は、外気温度及び外気湿度から作業場所の温度及び湿度を推定し、推定した温度及び湿度に基づいて当該作業場所の環境に応じた指数を特定する請求項1から請求項3の何れか一項に記載の編成支援装置。
  7. 環境に応じた指数は、作業場所の温度が高いほど大きな値になり、作業場所の湿度が高いほど大きな値になる請求項6に記載の編成支援装置。
  8. 環境に応じた指数は、作業場所の温度が高いほど小さな値になり、作業場所の湿度が高いほど小さな値になる請求項6に記載の編成支援装置。
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