JP6381808B2 - 規則生成装置、規則生成方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、規則生成装置、規則生成方法、及びプログラムに関する。
空調機を省エネ制御する技術が知られている。例えば、特許文献1には、空調機の制御を行うコントローラに、空調機を運転させるための省エネスケジュールを提供する遠隔監視装置について記載されている。具体的には、この遠隔監視装置は、前日の空調機の運転情報と当日の気象情報のデータとから、省エネ度合いの異なる当日の空調機の省エネスケジュールを複数作成して提供する。
特許第5195817号公報
特許文献1に記載の発明では、1台の空調機の運転情報から、その空調機に適用する省エネスケジュールを作成しているだけであり、他の建物に設置されている空調機の運転情報等は考慮されない。そのため、他の空調機でなされた省エネ運転の事例を、作成する省エネスケジュールに反映することはできない。そのため、空調機を適切に省エネ制御できているとはいえなかった。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、他の空調機から取得した情報を用いて適切に空調機を省エネ制御することができる規則生成装置等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る規則生成装置は、
複数の空調機を管理するコントローラと通信する規則生成装置であって、
前記コントローラから、各空調機の周囲の環境を示す環境情報と、各空調機の運転状態を示す運転情報と、前記複数の空調機全体の消費電力を示す電力情報と、を取得する情報取得手段と、
前記環境情報、前記運転情報、及び前記電力情報に基づいて、前記周囲の環境に応じて前記複数の空調機のうちの何れかに対してなされた、前記消費電力の削減に寄与するユーザの省エネ操作を検出する検出手段と、
前記検出手段が省エネ操作を検出した場合に、前記環境情報と、前記省エネ操作を示す省エネ操作情報とを対応付けた事例情報を収集する事例収集手段と、
前記事例収集手段が収集した前記事例情報に基づいて、空調機に適用して省エネを促進するための運転規則を生成する規則生成手段と、
を備える。
本発明によれば、複数の空調機を管理するコントローラから省エネ操作の事例情報を収集し、収集した事例情報から運転規則を作成する。従って、他の空調機の事例も考慮されて運転規則が作成されるため、適切に空調機を省エネ制御することができる。
本発明の実施形態に係る空調制御システムの全体構成を示す図である。 コントローラの構成を示すブロック図である。 規則生成装置の構成を示すブロック図である。 規則生成装置の機能ブロック図である。 事例収集処理の手順を示すフローチャートである。 空調機群が設置された空調対象空間の平面図である。 空調機群に関する情報の例を示す図である。 空調機群に関する情報の例を示す図である。 規則作成処理の手順を示すフローチャートである。 規則適用処理の手順を示すフローチャートである。 スケジュール情報と環境情報との例を示す図である。 スケジュール情報と環境情報との例を示す図である。
以下、本発明の各実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付す。
本発明の実施形態に係る空調制御システム1について説明する。空調制御システム1は、図1に示すように、異なる空調対象空間(例えば、建物のフロア)にそれぞれ設置されたコントローラ10、電力計測装置20、及び複数の空調機30と、規則生成装置40と、を備える。なお、各コントローラ10は、専用通信線N1により、同じ空調対象空間内の複数の空調機30及び電力計測装置20と通信可能に接続されている。また、各コントローラ10は、インターネットN2により、規則生成装置40と通信可能に接続されている。
複数の空調機30は、空調対象空間内の空調(冷房、暖房、加湿、除湿)を行う。なお、以下の説明では、空調対象空間内に設置されている複数の空調機30をまとめて空調機群50とも表記する。各空調機30には、カメラや人感センサ等が内蔵されており、周囲の人数を検知する人数検知機能を有する。各空調機30は、定期的(例えば、1時間毎)に、現在の運転状態(運転モード、設定温度等)を示す運転情報と、人数検知機能で検知した人数を示す人数情報とをコントローラ10に送信する。
電力計測装置20は、電力計等を備え、定期的(例えば、1時間毎)に空調対象空間内の空調機群50全体の消費電力を計測し、その計測値を示す電力情報をコントローラ10に送信する。
なお、空調機30と電力計測装置20とは同期がとれており、同じタイミングで、運転情報、人数情報、及び電力情報をコントローラ10に送信する。
コントローラ10は、各空調機30の状態を監視したり運転を制御する。コントローラ10は、図2に示すように、内部通信部11と、外部通信部12と、記憶部13と、制御部14と、を備える。
内部通信部11は、コントローラ10を専用通信線N1に接続するための通信インタフェースである。外部通信部12は、コントローラ10をインターネットN2に接続するための通信インタフェースである。
記憶部13は、いわゆる二次記憶装置(補助記憶装置)としての役割を担い、例えば、フラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリ等で構成される。また、記憶部13は、電力DB(データベース)131と、空調機DB132と、環境DB133と、スケジュールDB134と、を記憶する。
電力DB131には、電力計測装置20から受信した空調機群50の消費電力を示す電力情報が格納される。なお、電力計測装置20から電力情報を受信する度に、電力DB131に格納されている電力情報は更新される(上書きされる)。
空調機DB132には、各空調機30の運転状態を示す運転情報が格納される。なお、各空調機30から電力情報を受信する度に、空調機DB132に格納されている運転情報は更新される(上書きされる)。
環境DB133には、各空調機30の周囲の環境を示す情報が格納される。具体的には、環境DB133には、各空調機30から受信した人数情報と、各空調機30の設置場所の特徴を示す場所情報と、が格納される。例えば、場所情報は、空調機30が窓や入口に近いかどうかを示す情報である。なお、各空調機30から人数情報を受信する度に、環境DB133に格納されている人数情報は更新される(上書きされる)。また、場所情報は、各空調機30が空調対象空間内に設置された際に、管理者によって定義され、環境DB133に格納される。
スケジュールDB134には、規則生成装置40から受信した各空調機30の運転のスケジュールを示すスケジュール情報が格納される。具体的には、スケジュール情報は、空調機30の運転開始予定時間、運転停止予定時間、運転モード、設定温度、周囲の人数等を項目として含む。
制御部14は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備え、コントローラ10の各部を制御する。例えば、制御部14は、空調機30から定期的に受信した運転情報と人数情報とを、それぞれ、空調機DB132と環境DB133とに格納する。また、制御部は14、電力計測装置20から定期的に受信した電力情報を電力DB131に格納する。また、制御部14は、規則生成装置40からの要求に従い、電力DB131に格納されている電力情報と、環境DB133に格納されている場所情報及び人数情報と、空調機DB132に格納されている運転情報と、を規則生成装置40に送信する。また、制御部14は、スケジュールDB134に格納されているスケジュール情報に従って、空調機群50の運転を制御する。
続いて、規則生成装置40について説明する。規則生成装置40は、空調機30の省エネを促進するための運転規則を生成し、生成した運転規則を適用したスケジュール情報を各コントローラ10に送信する。規則生成装置40は、図3に示すように、通信部41と、記憶部42と、制御部43と、を備える。
通信部41は、規則生成装置40をインターネットN2に接続するための通信インタフェースである。
記憶部42は、いわゆる二次記憶装置(補助記憶装置)としての役割を担い、例えば、フラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリ等で構成され、種々の情報を記憶する。
制御部43は、CPU、ROM、RAM等を備え、規則生成装置40の各部を制御する。
規則生成装置40は、機能的には、図4に示すように、情報取得部401と、情報格納部402と、検出部403と、事例収集部404と、事例格納部405と、規則生成部406と、規則格納部407、スケジュール格納部408と、規則適用部409と、を備える。なお、これらの各部は、図3に示した制御部43、通信部41、記憶部42が協同することで実現される。
情報取得部401は、各コントローラ10から各種の情報を取得して、情報格納部402に蓄積する。例えば、情報取得部401は、初回の起動時に、各コントローラ10の環境DB133から、各空調機30の場所情報を取得して、情報格納部402に格納する。また、情報取得部401は、各コントローラ10から、定期的(1時間毎)に、電力情報と、各空調機30の運転情報及び人数情報と、を取得して情報格納部402に蓄積する。
検出部403は、情報格納部402に格納されている各種の情報を参照して、空調機群50の消費電力を削減するために、周囲の環境に応じてなされた空調機30の操作(省エネ操作)を検出する。事例収集部404は、検出部403が検出した省エネ操作を示す情報(省エネ操作情報)を周囲の環境を示す情報とともに事例情報として、事例格納部405に蓄積する。
規則生成部406は、事例格納部405に格納されている事例情報から、空調機30に適用して省エネを促進するための運転規則を生成し、規則格納部407に蓄積する。
スケジュール格納部408は、空調機30毎の運転スケジュールを示すスケジュール情報が格納される。規則適用部409は、規則格納部407に格納されている運転規則を用いて、スケジュール格納部408に格納されている各空調機30のスケジュール情報を変更し、変更後のスケジュール情報を、対応する各コントローラ10に送信する。
続いて、規則生成装置40の動作について説明する。
始めに、規則生成装置40で、空調機群50毎に、消費電力の削減に寄与する操作の事例を収集する事例収集処理の動作について説明する。予め定めた時間毎(例えば、1時間毎)に、規則生成装置40の制御部43は、図5のフローチャートに示す事例収集処理を実行する。
まず、制御部43(情報取得部401)は、各コントローラ10から、コントローラ10が保持している空調機群50に関する最新の各種情報を取得し、情報格納部402に記憶する(ステップS101)。具体的には、制御部43は、インターネットN2を介して、各コントローラ10に情報取得要求を送信する。情報取得要求を受信した各コントローラ10の制御部14は、電力DB131から電力情報、空調機DB132から各空調機30の運転情報、環境DB133から各空調機30の人数情報を取得して、規則生成装置40に送信する。
続いて、制御部43(検出部403)は、空調機群50を1つ選択する(ステップS102)。以下の説明では、ステップS102で選択した空調機群50を選択空調機群50とも表記する。
続いて、制御部43(検出部403)は、情報格納部402から選択空調機群50の最新の電力情報を取得し、その電力情報が示す消費電力が、前回取得した選択空調機群50の電力情報が示す消費電力から、閾値以上(例えば、10パーセント以上)削減されているか否かを判別する(ステップS103)。
削減されていないと判別した場合(ステップS103;No)、この選択空調機群50では、消費電力を削減する操作はなされていないこととなり、処理はステップS107に移る。
一方、削減されていると判別した場合(ステップS103;Yes)、制御部43(事例収集部404)は、選択空調機群50を構成する各空調機30の最新の運転情報と前回取得した運転情報とを情報格納部402から取得して比較し、運転情報が変更された(即ち、操作された)空調機30を特定する(ステップS104)。なお、以下の説明では、ステップS104で特定した空調機30を操作空調機30とも表記する。
そして、制御部43(事例収集部404)は、操作空調機30の最新の環境情報を、選択空調機群50を構成する他の空調機30(即ち、操作されなかった空調機30)の最新の環境情報と比較し、両者で違いが有るか否かを判別する(ステップS105)。なお、制御部43は、環境情報のうち人数情報については、人数差が閾値(例えば2)以下の場合は、環境情報に違いは無いと判別してもよい。
環境情報に違いが無いと判別した場合(ステップS105;No)、ステップS107に処理は移る。一方、環境情報に違いが有ると判別した場合(ステップS105;Yes)、操作空調機30でなされた操作は、その周囲の環境に応じて、省エネ目的を目的としてなされた操作(省エネ操作)となる。従って、制御部43(事例収集部404)は、その省エネ操作を示す省エネ操作情報を、環境情報と対応付けて事例情報として事例格納部405に格納する(ステップS106)。
続いて、制御部43(事例収集部404)は、ステップS102で全ての空調機群50を選択したか否かを判別する(ステップS107)。選択していない場合(ステップS107;No)、処理はステップS102に移り、未選択の空調機群50を選択して、事例情報を収集する処理を繰り返す。全ての空調機群50を選択した場合、事例収集処理は終了する。
続いて、上述した事例収集処理について、例を挙げて説明する。図6は、9台の空調機30「A」〜「I」からなる空調機群50が配置された空調対象空間の平面図を示す。
また、図7は、ステップS101で最新の情報を取得する直前(省エネ操作前)の、空調機30「A」〜「I」からなる空調機群50の電力情報と、各空調機30「A」〜「I」の運転情報及び周囲の環境情報と、を示す図である。なお、環境情報のうち、窓フラグと出入口フラグは、それぞれ、空調機30が窓に近いか、出入り口に近いかを示す情報であり、場所情報で設定されている。なお、窓フラグ「0」、出入口フラグ「0」は、窓、出入口に空調機30が近くないことを示す。窓フラグ「1」、出入口フラグ「1」は、窓、出入口に空調機30が近くにあることを示す。
また、図8は、ステップS101で取得した空調機30「A」〜「I」からなる空調機群50の最新の電力情報と、各空調機30「A」〜「I」の最新の運転情報及び周囲の環境情報と、を示す図である。
ここで、この9台の空調機30「A」〜「I」からなる空調機群50を、事例収集処理のステップS102で選択した場合を考える。この場合、図8に示す最新の電力情報が示す消費電力は、図7に示す前回の電力情報が示す消費電力から削減されているため、ステップS103では「Yes」と判別される。
また、図7と図8とで運転状態を比較すると、6台の空調機「D」〜「I」は運転状態が前回から変更されているので、ステップS104で操作空調機30であると特定される。
そして、操作空調機30「D」〜「I」とそれ以外の空調機30「A」〜「B」とでは、図8に示す環境情報に違いが有るため(ステップS105;Yes)、事例情報が収集される(ステップS106)。具体的には、設定温度を1℃下げる操作がなされた空調機30「D」〜「F」、「H」と、操作空調機30でない空調機30「A」〜「C」とを比較すると、空調機30「D」〜「F」、「H」では窓フラグが「0」であるという違いがあるため、「窓に近くない空調機30の暖房設定温度を1℃下げる」ことを示す事例情報が収集される。
また、運転停止の操作がなされた空調機30「G」と、操作空調機30でない空調機30「A」〜「C」とを比較すると、空調機30「G」では周囲の人数が「1」であるという違いがあるため、「周囲の人数が1人の空調機30の運転を停止する」ことを示す事例情報が収集される。
また、設定温度を2℃下げる操作がなされた空調機30「I」と、操作空調機30でない空調機30「A」〜「C」とを比較すると、空調機30「I」では出入口フラグ「1」であるという違いがあるため、「出入口に近い空調機30の設定温度を1℃下げる」ことを示す事例情報が収集される。
このように、事例収集処理により、異なる空調対象空間に設置されている空調機群50それぞれについて、周囲の環境に応じてなされた、消費電力の削減に寄与する省エネ操作の事例が収集される。
続いて、事例収集処理で収集した事例情報から、省エネを促進する空調機30の運転規則を生成する規則生成処理について説明する。予め定めた時間毎(例えば、日付が変わるタイミング)に、規則生成装置40の制御部43(規則生成部406)は、図9のフローチャートに示す規則生成処理を実行する。
まず、制御部43は、規則格納部407に格納されている規則情報を消去する(ステップS201)。
続いて、制御部43は、事例格納部405から、最近(例えば、直近2週間以内)に収集された事例情報を抽出する(ステップS202)。
続いて、制御部43は、ステップS202で抽出した事例情報の中から、閾値以上(例えば10以上)存在する同じ内容の事例情報を特定する(ステップS203)。なお、制御部43は、抽出した事例情報の中から、予め定めた割合以上(例えば10パーセント以上)存在する同じ内容の事例情報を特定してもよい。
続いて、制御部43は、特定した事例情報を、省エネを促進する空調機30の運転規則として、規則格納部407に格納する(ステップS204)。以上で規則作成処理は終了する。
続いて、作成した運転規則を空調機30の運転スケジュールに適用して送信する規則適用処理について説明する。上述した規則作成処理が完了に応答して、規則生成装置40の制御部43は、図10のフローチャートに示す規則適用処理を実行する。
まず、制御部43(規則適用部409)は、空調機群50を1つ選択する(ステップS301)。そして、制御部43は、規則格納部407に格納されている運転規則に基づいて、選択した空調機群50を構成する各空調機30のスケジュールを変更する(ステップS302)。
そして、制御部43は、変更した空調機群50のスケジュール情報を、この空調機群50を管理するコントローラ10に送信する(ステップS303)。コントローラ10の制御部14は、受信したスケジュール情報をスケジュールDB134に格納し、以後はこのスケジュール情報に基づいて、空調機群50の運転を制御する。
続いて、制御部43は、ステップS301で全ての空調機群50を選択したか否かを判別する(ステップS304)。選択していない場合(ステップS304;No)、処理はステップS301に移り、未選択の空調機群50を選択して、運転規則を用いてスケジュール情報を変更してコントローラ10に送信する処理を繰り返す。全ての空調機群50を選択した場合、規則適用処理は終了する。
続いて、規則適用処理でスケジュールが変更される処理(ステップS302)の具体例について説明する。図11は、4台の空調機30「J」〜「M」からなる空調機群50の9時から18時の運転スケジュールを示すスケジュール情報と、周囲の環境情報(窓フラグ、出入口フラグ)とを示す図である。
例えば、図11に示すスケジュール情報に、「窓に近くない空調機30の暖房設定温度を1℃下げる」運転規則を適用すると、図12に示すように、窓フラグ「0」の空調機30「K」の設定温度は、「22℃」から「21℃」に変更される。
また、例えば、図11に示すスケジュール情報に、「出入口に近い空調機30の暖房設定温度を1℃下げる」運転規則を適用すると、図12に示すように、出入口フラグ「1」の空調機30「L」の設定温度は、「22℃」から「21℃」に変更される。
また、例えば、図11に示すスケジュール情報に、「周囲の人数が1人の空調機30の運転を停止する」運転規則を適用すると、図12に示すように、人数「1」の空調機30「M」の運転は停止される。
このように、本実施形態に係る規則生成装置40では、コントローラ10から取得した各空調機30に関する情報から周囲の環境に応じてなされた省エネ操作が検出され、その環境とともに事例情報として収集される。そして、収集された事例情報から、省エネを促進するための運転規則が作成される。従って、複数の空調機30から、広く事例情報を収集して運転規則を作成するため、従来よりも空調機30を適切に省エネ制御することが可能となる。
また、本実施形態によれば、作成した運転規則を用いて、各空調機30のスケジュール情報が更新されるため、更新されたスケジュール情報を用いて、各空調機30を適切に省エネ制御することが可能となる。
また、本実施形態によれば、直近に収集した事例情報から運転規則を作成するため、現在の時期に応じた適切な運転規則を作成することができる。
また、本実施形態によれば、省エネの事例情報をすぐには運転規則としては採用せずに、閾値以上の同内容の事例情報を収集されている場合に運転規則として採用するため、普遍的な運転規則を作成することが可能となる。
また、本実施形態によれば、それぞれが異なる空調機群50を管理する複数のコントローラ10毎に、取得した情報に基づいて省エネ操作を検出して、事例情報を収集する。そのため、様々な使われ方をしている空調機30から事例情報を広く収集することができ、より適切な運転規則を作成することが可能となる。
(変形例)
なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の変更は勿論可能である。
例えば、時間帯毎に収集された事例情報から、時間帯別に運転規則を生成してもよい。このように時間帯別に運転規則を作成した場合、対応する時間帯のスケジュール情報に適宜運転規則を適用することで、より効率よく省エネ制御が可能となる。
また、上記実施形態では、規則生成装置40が、作成した運転規則を用いて空調機30のスケジュールデータを変更して、コントローラ10に送信したが、作成した運転規則を空調機30の制御に適用する手法は種々のものが採用可能である。例えば、規則生成装置40は、作成した運転規則を直接コントローラ10に送信して、コントローラ10が、受信した運転規則に基づいて、管理する各空調機30の運転スケジュールを更新してもよい。また、「周囲の人数が1人の空調機30の運転を停止する」運転規則を受信した場合、コントローラ10の制御部14は、各空調機30の周囲の人数を逐次監視して、人数が1人になった場合に運転を停止さえるよう制御してもよい。
例えば、上記実施形態では、規則生成装置40は複数のコントローラ10に接続したが、1つのコントローラ10のみに接続する規則生成装置40についても、本発明は適用可能である。また、規則生成装置40が収集した収集した事例情報を、全て運転規則として採用してもよい。
また、上記各実施形態において、規則生成装置40がそれぞれ実行するプログラムを、既存のコンピュータ等に適用することで、当該コンピュータ等を本発明に係る規則生成装置40として機能させることも可能である。
このようなプログラムの配布方法は任意であり、例えば、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto Optical Disk)、メモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布してもよいし、インターネットなどの通信ネットワークを介して配布してもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
本発明は、HEMS(Home Energy Management System)などのシステムに好適に採用され得る。
1 空調制御システム、10 コントローラ、20 電力計測装置、30 空調機、40 規則生成装置、50 空調機群、N1 専用通信線、N2 インターネット、11 内部通信部、12 外部通信部、13,42 記憶部、14,43 制御部、41 通信部、401 情報取得部、402 情報格納部、403 検出部、404 事例収集部、405 事例格納部、406 規則生成部、407 規則格納部、408 スケジュール格納部、409 規則適用部

Claims (9)

  1. 複数の空調機を管理するコントローラと通信する規則生成装置であって、
    前記コントローラから、各空調機の周囲の環境を示す環境情報と、各空調機の運転状態を示す運転情報と、前記複数の空調機全体の消費電力を示す電力情報と、を取得する情報取得手段と、
    前記環境情報、前記運転情報、及び前記電力情報に基づいて、前記周囲の環境に応じて前記複数の空調機のうちの何れかに対してなされた、前記消費電力の削減に寄与するユーザの省エネ操作を検出する検出手段と、
    前記検出手段が省エネ操作を検出した場合に、前記環境情報と、前記省エネ操作を示す省エネ操作情報とを対応付けた事例情報を収集する事例収集手段と、
    前記事例収集手段が収集した前記事例情報に基づいて、空調機に適用して省エネを促進するための運転規則を生成する規則生成手段と、
    を備える規則生成装置。
  2. 規則生成手段が生成した運転規則を用いて、各空調機のスケジュール情報を更新する運転規則適用手段を備える、
    請求項1に記載の規則生成装置。
  3. 前記規則生成手段は、直近に収集した前記事例情報に基づいて、前記運転規則を生成する、
    請求項1又は2に記載の規則生成装置。
  4. 前記規則生成手段は、収集した複数の前記事例情報のうち、閾値以上存在する同じ内容の事例情報を前記運転規則として採用する、
    請求項1から3の何れか1項に記載の規則生成装置。
  5. 前記規則生成手段は、時間帯毎に収集された事例情報に基づいて、時間帯別の運転規則を生成する、
    請求項1から4の何れか1項に記載の規則生成装置。
  6. 前記検出手段は、消費電力が削減された際に操作された空調機の周囲の環境が、他の空調機の周囲の環境と異なる場合に、該操作を前記省エネ操作として検出する、
    請求項1から5の何れか1項に記載の規則生成装置。
  7. 前記情報取得手段は、それぞれが異なる複数の空調機を管理する複数のコントローラから前記環境情報、前記運転情報、及び前記電力情報を取得し、
    コントローラ毎に、前記検出手段が該コントローラから取得した情報に基づいて前記省エネ操作を検出し、前記事例収集手段が前記事例情報を収集する、
    請求項1から6の何れか1項に記載の規則生成装置。
  8. 複数の空調機のうちの何れかに対してなされたユーザの省エネ操作を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップで省エネ操作を検出した場合に、前記複数の空調機の各々の周囲の環境を示す環境情報と、検出した省エネ操作を示す省エネ操作情報と、を対応付けた事例情報を収集する事例収集ステップと、
    前記事例収集ステップで収集した前記事例情報に基づいて、空調機に適用するための運転規則を生成する規則生成ステップと、
    を備える規則生成方法。
  9. ンピュータを、
    複数の空調機それぞれについての周囲の環境を示す環境情報及び運転状態を示す運転情報と、前記複数の空調機全体の消費電力を示す電力情報と、を取得する情報取得手段、
    前記環境情報、前記運転情報、及び前記電力情報に基づいて、前記周囲の環境に応じて前記複数の空調機のうちの何れかに対してなされた省エネ操作を検出する検出手段、
    前記検出手段が省エネ操作を検出した場合に、前記環境情報と、前記省エネ操作を示す省エネ操作情報とを対応付けた事例情報を収集する事例収集手段、
    前記事例収集手段が収集した前記事例情報に基づいて、空調機に適用するための運転規則を生成する規則生成手段、
    として機能させるプログラム。
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