JP6536423B2 - 受信システム - Google Patents

受信システム Download PDF

Info

Publication number
JP6536423B2
JP6536423B2 JP2016025320A JP2016025320A JP6536423B2 JP 6536423 B2 JP6536423 B2 JP 6536423B2 JP 2016025320 A JP2016025320 A JP 2016025320A JP 2016025320 A JP2016025320 A JP 2016025320A JP 6536423 B2 JP6536423 B2 JP 6536423B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
level
unit
reception
nmax
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2016025320A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017141008A (ja
Inventor
内藤 隆之
隆之 内藤
裕 池田
裕 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2016025320A priority Critical patent/JP6536423B2/ja
Publication of JP2017141008A publication Critical patent/JP2017141008A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6536423B2 publication Critical patent/JP6536423B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Description

本発明は、受信システムに関する。
車両の利用者が所持する送信装置から送信された信号を受信し、受信した信号に基づいて車両の制御を行う車両用の通信制御システムが知られている。
例えば、携帯機から受信した信号のレベルと予め設定された閾値とを比較し、受信レベルが閾値よりも高いと判断された際に対応する制御を行う車両用通信制御システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−118899号公報
特許文献1に開示された技術では、受信装置が受信した信号のレベルに基づいて車両の制御を行うか否かを判断している。
しかし、車両に搭載された受信装置は、車両の動作状態(例えば、エンジンのオン、オフ等)によって、ノイズレベルが大きく変化するので、受信した信号レベルが閾値以上であっても、ノイズの影響により正しく通信が行えない場合がある。
例えば、車両の利用者が、車両から離れて、送信装置を用いて車両のエンジンを始動させると、始動後のエンジンから発生するノイズにより受信装置のノイズレベルが上昇する。このとき、利用者は、車両から同じ距離だけ離れて、送信装置を用いて車両のエンジンを停止させようとしても、増加したノイズの影響により、操作が受け付けられない場合がある。この場合、利用者は、車両に近づいて、車両のエンジンを停止させる操作をやり直すことになる。
このように、従来の技術では、送信装置から受信した信号を用いて車両を制御する受信システムにおいて、送信装置から車両を制御可能な距離が、車両の動作状態によって変化する場合がある。
本発明の実施の形態は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、送信装置からの受信信号を用いて車両を制御する受信システムにおいて、送信装置が車両を制御可能な距離が、車両の状態によって変化することを低減する受信システムを提供する。
上記の課題を解決するため、本発明の一実施形態に係る受信システムは、車両に搭載される受信システムであって、前記車両の利用者が所持する無線送信装置から送信される信号を受信する受信部と、前記受信部が受信する前記信号のレベルと、前記受信部が受信するノイズのレベルとを検出する検出部と、前記検出部で検出された前記ノイズのレベルの最大値を記憶する記憶部と、前記検出部が検出した前記信号のレベルと、前記記憶部に記憶した前記ノイズのレベルの最大値との差が、前記受信システムが前記車両制御するために必要な所要D/U比の値以上の時に、前記信号に応じた前記車両の制御を許可する機能制御部と、を備える。
本実施形態に係る受信システムでは、受信部が受信する信号のレベルと、記憶部に記憶したノイズレベルの最大値との差が、車両の制御に必要な閾値以上の時に、車両の制御を許可する。
これにより、例えば、受信部が受信した信号に応じて車両の制御を行った後に、車両の状態が変化して、受信部が受信するノイズレベルが最大値に達したとしても、受信部が受信する信号とノイズレベルとの差は、車両の制御に必要な閾値以上に保たれる。従って、利用者が無線送信装置を用いて車両の操作に成功した後に、車両の状態が変化してノイズレベルが上昇した場合でも、利用者は、同じ場所から無線送信装置を用いて車両の制御を行うことができる。
本発明の実施の形態に係る受信システムによれば、送信装置からの受信信号を用いて車両を制御する受信システムにおいて、車両の動作状態によって、送信装置で車両を制御可能な距離が変化することを低減することができる。
一実施形態に係る無線通信システムの概要を示す図である。 受信レベルとノイズレベルについて説明するための図である。 一実施形態に係る受信システムの動作イメージを示す図である。 第1の実施形態に係る受信システムの機能構成図である。 第1の実施形態に係る受信システムの処理の例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る受信システムの機能構成図である。 第3の実施形態に係る受信システムの機能構成図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。
<システム構成>
図1は、一実施形態に係る無線通信システムの概要を示す図である。図1において、無線通信システム1は、自動車等の車両102の利用者が所持する送信装置(無線送信装置)101と、車両102に搭載された受信システム100とを含む。
送信装置101は、車両102の利用者による所定の操作を受け付けると、受け付けた操作に対応する信号(電波)を送信する。
受信システム100は、送信装置101から受信した信号に応じて車両102の制御を行う。
なお、以下の説明の中で、受信システム100が受信する信号のレベルと、受信システム100が受信するノイズレベルとの差をD/U比(Desired signal to Undesired signal ratio)と呼ぶ。また、受信システム100が車両102を制御するために必要なD/U比を所要D/U比と呼ぶ。
上記の構成により、車両102の利用者は、無線通信システム1の通信範囲内において、送信装置101の操作により、車両102に対して、所定の制御を要求することができる。なお、所定の制御には、例えば、車両102のエンジンの始動/停止、車両102のドアロックの施錠/解錠、ウインドウの開/閉等の様々な制御が含まれ得る。
図2は、受信レベルとノイズレベルについて説明するための図である。
図2(a)は、図1において、車両102のエンジンが停止しているときに、受信システム100が、車両102から所定の距離X[m]離れた送信装置101から受信する信号のレベル(受信信号レベル)と、ノイズのレベル(ノイズレベル)の例を示している。
受信システム100が受信するノイズレベルが一定である場合、距離X[m]が長い程、
受信信号レベルが低くなり、受信信号レベルとノイズレベルとの差(比)であるD/U比が小さくなる。
図2(a)の例では、受信信号レベルと、エンジンオフ時のノイズレベルとのD/U比が、所要D/U比より大きいので、車両102の利用者は、送信装置101を操作して、例えば、車両102のエンジンを始動させることができる。
図2(b)は、図1において、車両102のエンジンが動作しているときに、受信システム100が、車両102から所定の距離X[m]離れた送信装置101から受信する信号のレベルと、ノイズのレベルの例を示している。
図2(b)の例では、エンジンの動作により、図2(a)のノイズレベルより、ノイズレベルが高くなっており、受信システム100が受信する信号のD/U比は、所要D/U比より小さくなっている。この場合、車両102の利用者は、送信装置101を操作して、例えば、車両102のエンジンを停止させることができない。
このように、受信システム100が受信する信号のレベルが一定であっても、車両102の動作状態等によりノイズレベルが高くなると、受信した信号のD/U比が小さくなり、車両102の制御が行えない場合がある。このような場合、車両102の利用者は、「前回は動作したのに今回は動作しない。」と感じ、使いにくいシステムであると判断される恐れがある。
そのため、本実施形態に係る受信システム100は、送信装置101から受信した信号のレベルと、記憶部に記憶したノイズレベルの最大値Nmaxとの差が、所要D/U比の値以上の時、送信装置101から受信した信号に応じた車両102の制御を許可する。
図3は、一実施形態に係る受信システムの動作イメージを示す図である。図3において、信号A〜Cの縦方向の長さは、所要D/U比を表している。また、「Nmax」は、受信システム100の記憶部に記憶した、受信システム100のノイズレベルの最大値であるものとする。
図3の例では、受信システム100は、信号のレベルと、Nmaxとの差が、所要D/U比の値に満たない信号Aによる車両102の制御を禁止する(許可しない)。また、受信システム100は、信号のレベルと、Nmaxとの差が、所要D/U比の値以上の信号B、信号Cによる車両102の制御を許可する。
これは、信号Aによる車両102の制御を許可してしまうと、車両102の状態が変化してノイズレベルがNmaxとなった場合に、所要D/U比が確保できず、受信システム100が、信号Aによる車両102の制御を行えない可能性があるためである。
一方、車両の制御が許可される信号B、信号Cは、車両102の状態が変化してノイズレベルがNmaxとなった場合でも、所要D/U比が確保できるので、受信システム100は、信号B、信号Cによる車両の制御を行うことができる。
本実施形態に係る受信システム100によれば、送信装置101からの受信信号を用いて車両102を制御する受信システム100において、車両102の動作状態によって、送信装置101で車両102を制御可能な距離が変化することを低減することができる。
次に、具体的な実施形態について説明する。
[第1の実施形態]
<機能構成>
図4は、第1の実施形態に係る受信システムの機能構成図である。図4において、受信システム100は、アンテナ110、無線受信部120、受信レベル検出部130、機能制御部140、機能ブロック150、所要D/U記憶部160、Nmax記憶部170を有する。
無線受信部120は、アンテナ110を用いて、送信装置101から送信された信号(電波)を受信する。
受信レベル検出部(検出部)130は、無線受信部120が受信した信号のレベルと、無線受信部120が受信したノイズのレベルとを検出する。
機能ブロック150は、例えば、受信レベル検出部130が検出した信号のレベルとノイズのレベルとの差が所要D/U比の値以上(閾値以上)のときに、送信装置101から受信した信号に応じて車両102の制御を行う。
例えば、無線受信部120が予め定められた第1の信号の受信を行い、受信レベル検出部130が検出した信号のレベルとノイズのレベルとの差が所要D/U比の値以上の場合、機能ブロック150は第1の機能の制御(例えば、エンジンの始動等)を実行する。また、無線受信部120が予め定められた第2の信号の受信を行い、受信レベル検出部130が検出した信号のレベルとノイズのレベルとの差が所要D/U比の値以上の場合、機能ブロック150は第2の機能の制御(例えば、エンジンの停止等)を実行する。
また、別の一例として、受信レベル検出部130が検出した信号のレベルとノイズのレベルとの差が所要D/U比の値以上の場合、機能ブロック150は、無線受信部120が受信した信号に含まれる制御情報に従って、車両102の制御を行うものであっても良い。
機能制御部140は、受信レベル検出部130が検出した信号のレベルと、Nmax記憶部170に記憶したノイズレベルの最大値Nmaxとの差が、所要D/U比の値以上の時に、機能ブロック150による車両102の制御を許可する。機能制御部140は、例えば、減算部141、比較部142、切替部143等を含む。
減算部141は、受信レベル検出部130が検出した信号のレベルから、所要D/U記憶部160に予め記憶した所要D/U比の値を減算する。
比較部142は、減算部141による減算結果と、Nmax記憶部170に予め記憶したノイズレベルの最大値Nmaxとを比較し、減算部141による減算結果が、Nmax以上であるか否かを判断する。
切替部143は、比較部142により、減算部141による減算結果がNmax以上であると判断された場合、すなわち、受信レベルと、Nmaxとの差が、所要D/U比の値以上の時に、機能ブロック150による車両102の制御を許可する。例えば、切替部143は、機能ブロック150への受信レベル検出部130の検出結果の入力をオン、オフするスイッチを有し、減算部141による減算結果が、Nmax以上であると判断された場合、スイッチをオンにする。これにより、受信レベル検出部130による検出結果が、機能ブロック150に入力され、機能ブロック150による車両102の制御が許可される。
一方、切替部143は、比較部142により、減算部141による減算結果がNmaxより小さいと判断された場合、すなわち、受信レベルと、Nmaxとの差が、所要D/U比の値未満の時に、機能ブロック150による車両102の制御を禁止する。例えば、切替部143は、減算部141による減算結果が、Nmaxより小さいと判断された場合、受信レベル検出部130の検出結果の入力をオン、オフするスイッチをオフにする。これにより、受信レベル検出部130による検出結果が、機能ブロック150に入力されなくなり、機能ブロック150による車両102の制御が禁止される。
また、別の一例として、切替部143は、機能ブロック150への入力をオン/オフする制御に代えて、機能ブロック150に対して、車両102の制御を許可する制御信号を出力することにより、機能ブロック150による制御を許可するもの等であっても良い。
機能制御部140は、例えば、上記の減算部141、比較部142、及び切替部143により、受信した信号のレベルと、Nmaxとの差が、所要D/U比の値以上の時に、機能ブロック150による車両102の制御を許可することができる。
所要D/U記憶部160は、機能ブロック150による車両102の制御に必要なD/U比である所要D/U比の値を予め記憶した記憶部である。
Nmax記憶部170は、受信システム100のノイズレベルの最大値であるNmaxを記憶する記憶部である。Nmax記憶部170は、例えば、受信レベル検出部130で検出されたノイズレベルの最大値を記憶する。或いは、Nmax記憶部170は、予め設定されたノイズレベルの最大値を記憶するものであっても良い。
なお、図4において、機能ブロック150は、例えば、車両102に搭載され、車両102を制御するECU(Electric Control Unit:電子制御装置)等によって実現される。
また、無線受信部120、及び受信レベル検出部130は、例えば、車両102に搭載される無線受信装置等によって実現される。
機能制御部140、所要D/U記憶部160、及びNmax記憶部170等は、例えば、減算器、比較器、切替器、及び記憶装置(メモリ、又はレジスタ)等のハードウェアによって実現される。
また、別の一例として、機能制御部140、所要D/U記憶部160、及びNmax記憶部170等は、車両102に搭載されたECU又は無線受信装置に含まれるマイコン(マイクロコンピュータ)で、所定のプログラムを実行することにより実現されるものであっても良い。
<処理の流れ>
図5は、一実施形態に係る受信システムの処理の例を示すフローチャートである。なお、図5に示すフローチャートの開始時点において、図4のNmax記憶部170には、ノイズレベルの最大値Nmaxが記憶されているものとする。
ステップS501において、受信レベル検出部130は、無線受信部120が受信した信号の信号レベルSを検出する。
ステップS502において、機能制御部140の減算部141は、受信レベル検出部130が検出した信号レベルSから、所要D/U記憶部160に記憶した所要D/U比の値(以下、所要D/Uと呼ぶ)を減算する。
ステップS503において、機能制御部140の比較部142は、ステップS503で減算された計算結果が、Nmax記憶部170に記憶したノイズレベルの最大値Nmax以上であるか否かを判断する。
計算結果がNmax以上である場合、ステップS504において、切替部143は、例えば、機能ブロック150への受信レベル検出部130の検出結果の入力をオン、オフするスイッチをオンにする。これにより、ステップS505において、機能ブロック150に、受信レベル検出部130の検出結果が入力され、機能ブロック150が作動する。例えば、機能ブロック150は、受信レベル検出部130が検出した信号のレベルとノイズのレベルとに応じて、車両102の制御を行う。
一方、計算結果がNmaxより小さい場合、ステップS506において、切替部143は、例えば、機能ブロック150への受信レベル検出部130の検出結果の入力をオン、オフするスイッチをオフにする。これにより、ステップS507において、機能ブロック150に、受信レベル検出部130の検出結果が入力されなくなり、機能ブロックの作動が禁止される。
上記の処理により、機能制御部140は、受信レベル検出部130が検出した信号レベルSから、所要D/U比の値を減算した値が、Nmax記憶部170に記憶したNmax以上の時に、機能ブロック150による車両102の制御を許可する。言い換えると、機能制御部140は、受信レベル検出部130が検出した信号レベルSと、Nmax記憶部170に記憶したNmaxとの差が、所要D/U比の値以上の時に、機能ブロック150による車両102の制御を許可する。
これにより、機能ブロック150による車両102の制御が許可された場合、車両102の状態が変化してノイズレベルがNmaxに達しても、受信システム100は、送信装置101から受信する信号に応じて、車両102を制御することができる。
従って、本実施形態に係る受信システム100によれば、送信装置101からの受信信号を用いて車両を制御する受信システム100において、車両102の動作状態によって、送信装置101で車両102を制御可能な距離が変化することを低減することができる。
[第2の実施形態]
図6は、第2の実施形態に係る受信システムの機能構成図である。図2において、第2の実施形態に係る受信システム100は、図4に示す第1の実施形態に係る受信システム100の構成に加えて、選択部601を有している。また、Nmax記憶部170は、車両102の複数の状態に対応する複数のノイズレベルの最大値Nmax1、Nmax2、・・・を記憶する。なお、他の構成は、図4に示す第1の実施形態に係る受信システム100の構成と同様なので、ここでは第1の実施形態との相違点を中心に説明を行う。
選択部601は、車両102の状態を示す信号が入力されており、Nmax記憶部170に記憶した複数のノイズレベルの最大値Nmax1、Nmax2、・・・の中から、車両102の状態に対応するNmaxを選択して、比較部142に出力する。
例えば、ハイブリッド車両等、車両102の動作モードが複数ある車両102では、車両102の動作モードに応じたノイズレベルの最大値Nmaxを用いることが望ましい。
例えば、車両102の動作モードとして、エンジンが動作している「ENGオン」状態と、エンジンが停止しており、EV(Electric Vehicle)走行が可能な「READYオン」状態があるものとする。
この場合、受信システム100は、車両102が「ENGオン」状態であるとき、「ENGオン」状態におけるノイズレベルの最大値(例えば、Nmax1)を用いることが望ましい。また、受信システム100は、車両102が「READYオン」状態であるときは、「READYオン」状態におけるノイズレベルの最大値(例えば、Nmax2)を用いることが望ましい。
そのため、本実施形態では、図6において、車両102の状態を示す信号が「ENGオン」状態を示す場合、選択部601は、Nmax記憶部170に記憶した「ENGオン」状態に対応するノイズレベルの最大値Nmax1を比較部142に出力する。同様に、図6において、車両102の状態を示す信号が「READYオン」状態を示す場合、選択部601は、Nmax記憶部170に記憶した「READYオン」状態に対応するノイズレベルの最大値Nmax2を比較部142に出力する。
なお、第2の実施形態に係る受信システム100では、比較部142に入力されるNmaxの値が車両の状態に応じて自動的に切り替わるので、受信システム100の処理の流れは、図5に示す第1の実施形態に係る処理と同様で良い。
以上、第2の実施形態に係る受信システム100では、車両102の動作モードが複数ある場合、車両の動作モードに応じたノイズレベルの最大値を用いて、第1の実施形態と同様の処理を行うことができるようになる。
[第3の実施形態]
図7は、第3の実施形態に係る受信システムの機能構成図である。図7において、第3の実施形態に係る受信システム100は、図6に示す第2の実施形態に係る受信システム100の構成に加えて、記憶制御部701を有している。なお、他の構成は、図6に示す第2の実施形態に係る受信システム100の構成と同様なので、ここでは第2の実施形態との相違点を中心に説明を行う。
記憶制御部701は、車両102の状態を示す信号が入力されており、例えば、受信システム100の学習機能が有効に設定された場合、車両102の状態に対応するノイズレベルの最大値を、Nmax記憶部170に記憶する。
例えば、図7において、車両の状態を示す信号が「ENGオン」状態を示す場合、記憶制御部701は、学習機能が有効に設定された期間における、受信レベル検出部130で検出されたノイズレベルの最大値を、Nmax記憶部170のNmax1に記憶する。
同様に、図7において、車両の状態を示す信号が「READYオン」状態を示す場合、記憶制御部701は、学習機能が有効に設定された期間における、受信レベル検出部130で検出されたノイズレベルの最大値を、Nmax記憶部170のNmax2に記憶する。
上記の構成により、第3の実施形態に係る受信システム100では、学習機能を有効に設定することにより、Nmax記憶部170に記憶したノイズレベルの最大値Nmax1、Nmax2、・・・を学習することができるようになる。
例えば、ノイズレベルの最大値Nmaxは、受信システム100の取り付け位置や、受信システム100の周囲に取り付けられた機器や部品等の影響により、車両102毎に異なる場合がある。
これに対して、例えば、車両102をテストモードにしたときに、学習機能を有効に設定することが考えられる。これにより、例えば、工場出荷時等に、車両102をテストモードにしてノイズレベルNmaxを学習させることにより、車両102毎に異なるノイズレベルの最大値Nmaxを、Nmax記憶部170に記憶することができる。
また、車両102の利用者や、車両102の整備を行う整備者等が、必要に応じて学習機能を有効に設定することも可能である。これにより、例えば、受信システム100の周辺に部品等が追加された場合等に、学習機能を有効に設定し、Nmax記憶部170に記憶したノイズレベルの最大値Nmaxを再学習させることができるようになる。
さらに、車両102の通常の使用時に、学習機能を有効に設定することも考えられる。これにより、例えば、外気温によるエアコンの強さの変化や、雨によるワイパーの動作等、環境によりノイズレベルの最大値が変化した場合、Nmax記憶部170に記憶したノイズレベルの最大値Nmaxを動的に更新し、環境に適応した動作が可能となる。
なお、第3の実施形態に係る受信システム100では、学習機能が有効に設定されたときに、記憶制御部701によって、自動的にNmax記憶部170に記憶したノイズレベルの最大値Nmax1、Nmax2、・・・が更新される。従って、受信システム100の処理の流れは、図5に示す第1の実施形態に係る処理と同様で良い。
以上、第3の実施形態に係る受信システム100によれば、Nmax記憶部170に記憶したノイズレベルの最大値Nmax1、Nmax2、・・を学習させることができるので、車両102や環境に適応した動作が可能となる。
なお、第3の実施形態は、第1の実施形態と組み合わせて実施することも可能である。例えば、図4に示す第1の実施形態に係る受信システム100に記憶制御部701を追加することができる。この場合、記憶制御部701に入力される車両の状態を示す信号は不要となる。記憶制御部701は、学習機能が有効に設定された期間における、受信レベル検出部130で検出されたノイズレベルの最大値を、Nmax記憶部170に記憶する。
1 無線通信システム
100 受信システム
101 送信装置(無線送信装置)
120 無線受信部(受信部)
130 受信レベル検出部(検出部)
140 機能制御部
150 機能ブロック
170 Nmax記憶部(記憶部)

Claims (3)

  1. 車両に搭載される受信システムであって、
    前記車両の利用者が所持する無線送信装置から送信される信号を受信する受信部と、
    前記受信部が受信する前記信号のレベルと、前記受信部が受信するノイズのレベルとを検出する検出部と、
    前記検出部で検出された前記ノイズのレベルの最大値を記憶する記憶部と、
    前記検出部が検出した前記信号のレベルと、前記記憶部に記憶した前記ノイズのレベルの最大値との差が、前記受信システムが前記車両制御するために必要な所要D/U比の値以上の時に、前記信号に応じた前記車両の制御を許可する機能制御部と、
    を備えた受信システム。
  2. 前記記憶部は、学習機能が有効に設定された期間における、前記検出部で検出された前記ノイズのレベルの最大値を記憶する、請求項1に記載の受信システム。
  3. 環境により前記ノイズのレベルの最大値が変化した場合、前記記憶部に記憶した前記ノイズのレベルの最大値を更新する記憶制御部を有する、請求項1に記載の受信システム。
JP2016025320A 2016-02-12 2016-02-12 受信システム Expired - Fee Related JP6536423B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016025320A JP6536423B2 (ja) 2016-02-12 2016-02-12 受信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016025320A JP6536423B2 (ja) 2016-02-12 2016-02-12 受信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017141008A JP2017141008A (ja) 2017-08-17
JP6536423B2 true JP6536423B2 (ja) 2019-07-03

Family

ID=59628432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016025320A Expired - Fee Related JP6536423B2 (ja) 2016-02-12 2016-02-12 受信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6536423B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005325540A (ja) * 2004-05-12 2005-11-24 Denso Corp 車両ドア遠隔制御装置
JP4708957B2 (ja) * 2005-10-31 2011-06-22 株式会社東海理化電機製作所 車両用通信制御システム
JP4872974B2 (ja) * 2008-07-02 2012-02-08 株式会社デンソー 無線通信装置
JP5566414B2 (ja) * 2012-03-21 2014-08-06 三菱電機株式会社 電子キー装置
JP2015160604A (ja) * 2014-02-28 2015-09-07 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 携帯機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017141008A (ja) 2017-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5350719B2 (ja) 車両のドアロック装置
JP6372688B2 (ja) 車両用通信システム
JP6812939B2 (ja) 端末、車両制御システム、及び車両制御方法
US9454861B2 (en) Remote control system
US9199610B2 (en) In-vehicle device control system
WO2014049929A1 (ja) 車両用通信装置
JP2007217939A (ja) 車両用遠隔制御装置及びその方法
US11173895B2 (en) Parking support apparatus
US10442398B2 (en) Vehicle control system
WO2019176760A1 (ja) 歩行検知装置及び歩行検知システム
JP4743221B2 (ja) 車両の制御装置
JP6536423B2 (ja) 受信システム
JP2021185662A (ja) 車両遠隔操作システムおよび操作端末
JP4168771B2 (ja) 車両の遠隔操作用通信システム、送信装置、及び受信装置
RU2703480C1 (ru) Устройство связи в транспортном средстве и способ связи
JP2009124665A (ja) FSK(FrequencyShiftKeying)ディジタル受信装置
JP2008045373A (ja) スマートキーシステム
JP5131544B2 (ja) 車両用ドアシステム制御装置
KR20210022274A (ko) 차량용 무선신호 해킹 방지 방법 및 장치
JP2015183459A (ja) 遠隔操作システム
US20220339993A1 (en) Vehicle control device, vehicle control system, vehicle control method, and storage medium
JP2015001069A (ja) 施錠システム及び無線通信機
WO2019176761A1 (ja) 歩行検知装置及び歩行検知システム
US20220340102A1 (en) Vehicle control device, vehicle control system, vehicle control method, and storage medium
JP2016139840A (ja) 車両用無線通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190520

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6536423

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees