JP2009124665A - FSK(FrequencyShiftKeying)ディジタル受信装置 - Google Patents

FSK(FrequencyShiftKeying)ディジタル受信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】所望信号の周波数と同一の周波数を有する妨害波が混入された場合であっても、より正確に復調を行うことができるFSKディジタル受信装置を提供する。
【解決手段】適応フィルタ21により周囲雑音を除去した受信信号に基づき新規信号を検出する検出部31と、新規信号が検出される前の受信信号の電力である第1平滑電力Pb(t)を保持する信号検出前電力部25aと、新規信号が検出された後の受信信号の電力である第2平滑電力Pa(t)を演算する信号検出後電力部25bと、第1及び第2平滑電力を大小比較する比較器25cと、第1平滑電力の方が第2平滑電力よりも大きいときに適応フィルタ21により周囲雑音を除去した受信信号を選択し、第1平滑電力の方が第2平滑電力よりも小さいときに適応フィルタ21を迂回した受信信号を選択するセレクタ32と、セレクタ32により選択された受信信号に基づき所望信号を復調する復調部33とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、FSKディジタル受信装置に関するものである。
従来、FSK方式に適用し得るディジタル受信装置としては、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。図3は、特許文献1のディジタル受信装置70を一般化して示すブロック図である。同図に示されるように、このディジタル受信装置70は、周囲雑音として相関性のあるノイズ信号Nが混入する所望信号Sを、一方のアンテナ71で受信する。そして、ディジタル受信装置70は、受信した信号を高周波処理部72において所望の周波数帯域にダウンコンバートし、更にA/D変換部73においてA/D変換することで対応するディジタル信号(S”+N”)を生成して、ノイズ除去部74へと出力する。
また、ディジタル受信装置70は、ノイズ信号Nを他方のアンテナ75で受信する。そして、ディジタル受信装置70は、受信した信号を参照ノイズ信号出力部76の高周波処理部77において所望の周波数帯域にダウンコンバートし、更にA/D変換部78においてA/D変換することでノイズ信号Nと相関性のある参照ノイズ信号Nrを生成して、ノイズ除去部74へと出力する。
ノイズ除去部74は、参照ノイズ信号Nrをもとに適応フィルタ部79を介してノイズキャンセル信号ANを生成し、これとアンテナ71側からの入力信号(S”+N”)とを加算器80で加えることでノイズ信号Nを除去する。なお、適応フィルタ部79のフィルタ係数は、フィルタ係数更新部81によりノイズ信号N(N”)が最も低減されるように逐次更新されている。
特開2001−4736号公報(第4図) 特開2005−45314号公報(第1図)
ところで、特許文献1のディジタル受信装置70では、ノイズ信号Nを受信するためにアンテナ75及び参照ノイズ信号出力部76(高周波処理部77、A/D変換部78)が必要になるため、回路規模の増大を余儀なくされる。また、アンテナ75側に所望信号Sを入力させないための工夫が必要となる。これは、仮にアンテナ75側に所望信号Sが入力されると、適応フィルタ部79において所望信号Sもノイズキャンセル信号ANとして生成されることになり、所望信号Sが除去されてしまう場合があるためである。
そこで、例えば特許文献2では、所望信号の受信待機状態においてフィルタ係数を逐次更新しつつ周囲雑音を除去する適応モード及び所望信号の受信状態においてフィルタ係数の更新を停止する非適応モードの2つのモードを有する適応フィルタ(17)と、該適応フィルタの適応モード及び非適応モードを切り替え制御するフィルタ制御手段(18c)とを備えたFSKディジタル受信装置が提案されている。この適応フィルタは、所望信号の受信待機状態において、周囲雑音の変化に伴いフィルタ係数が変化する適応フィルタ部(17a,17b)と、該周囲雑音を最も低減するように該適応フィルタ部のフィルタ係数を逐次更新するフィルタ係数更新部(17c,17d)とを有する。そして、所望信号の受信待機状態において、検出手段(18b)により新規信号が検出されると、フィルタ制御手段は、適応フィルタを適応モードから非適応モードへと切り替えて、フィルタ係数の更新を停止する。
この場合、所望信号の受信待機状態では、適応フィルタは、その適応モードに対応してフィルタ係数を逐次更新しつつ周囲雑音を除去する。一方、所望信号の受信状態では、適応フィルタは、その非適応モードに対応してフィルタ係数の更新を停止する。すなわち、非適応モードでは、適応フィルタは、適応モードにおいて周囲雑音を除去すべく更新したフィルタ係数を利用して周囲雑音を除去する。従って、所望信号の受信状態では、周囲雑音及び所望信号が相関性を有していても適応フィルタによって周囲雑音のみが除去され、所望信号が好適に受信される。また、周囲雑音及び所望信号が相関性を有するとしても、フィルタ制御手段により適応モード及び非適応モードを切り替え制御することでこれらの選択的な受信が可能であり、例えばこれら周囲雑音及び所望信号を個別に受信しうる回路構成を採用する場合に比べて回路規模の縮小が可能である。
しかしながら、このFSKディジタル受信装置では、所望信号の周波数と同一の周波数を有する妨害波が混入されていた場合、適応フィルタでは、当該周波数を有する周囲雑音が受信信号から除去されるようにそのフィルタ係数が更新されていることで、所望信号も概ね除去されることになる。仮に、所望信号の電力が妨害波の電力よりも大きい場合であっても、適応フィルタにより所望信号がある程度減衰されてしまい、ひいては所望信号を正しく復調できなくなる可能性がある。
本発明の目的は、所望信号の周波数と同一の周波数を有する妨害波が混入する場合であっても、より正確に復調を行うことができるFSKディジタル受信装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、フィルタ係数を逐次更新しつつ該フィルタ係数を利用して受信信号から相関性のある周囲雑音を除去する適応モードを有する適応フィルタと、前記適応フィルタにより周囲雑音を除去した受信信号に基づき、新規信号を検出する検出手段と、前記新規信号が検出される前の受信信号の電力である第1電力を保持する保持手段と、前記新規信号が検出された後の受信信号の電力である第2電力を演算する演算手段と、前記第1及び第2電力を大小比較する比較手段と、前記第1電力の方が前記第2電力よりも大きいときに前記適応フィルタにより周囲雑音を除去した受信信号を選択し、前記第1電力の方が前記第2電力よりも小さいときに前記適応フィルタを迂回した受信信号を選択する選択手段と、前記選択手段により選択された受信信号に基づき、所望信号を復調する復調手段とを備えたことを要旨とする。
同構成によれば、前記新規信号が検出される前に、所望信号の周波数と同一の周波数を有する妨害波が入力されていた場合、前記適応フィルタでは、当該周波数を有する周囲雑音が受信信号から除去されるようにそのフィルタ係数が更新されている。従って、所望信号の受信に伴い前記新規信号が検出された後は、前記適応フィルタでは、当該周波数を有する所望信号及び周囲雑音が共に受信信号から除去されることになる。しかしながら、前記新規信号が検出される前の受信信号の電力である前記第1電力の方が前記新規信号の検出された後の受信信号の電力、即ち所望信号を含むと推定される受信信号の電力である前記第2電力よりも小さいときには、前記選択手段により前記適応フィルタを迂回した受信信号が選択される。そして、前記復調手段では、前記適応フィルタを迂回した受信信号、即ち所望信号が除去又は減衰されておらず妨害波よりも大きな電力を有する受信信号に基づいて、所望信号をより正確に復調することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のFSKディジタル受信装置において、前記第1電力は、前記新規信号が検出される前の受信信号の電力を平滑化した第1平滑電力であり、前記第2電力は、前記新規信号が検出された後の所定時間で受信信号の電力を平滑化した第2平滑電力であることを要旨とする。
同構成によれば、前記比較手段による大小比較に係る前記第1及び第2電力、即ち前記選択手段による受信信号の選択に係る前記第1及び第2電力は、それぞれ平滑化された前記第1及び第2平滑電力であることで、受信信号の電力が一時的に変動しても、前記選択手段による受信信号の選択に及ぼす影響を緩和することができ、ひいては所望信号を更に正確に復調することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のFSKディジタル受信装置において、前記比較手段は、前記第1電力を所定値だけ嵩上げした電力及び前記第2電力を大小比較しており、前記選択手段は、前記第1電力を所定値だけ嵩上げした電力及び前記第2電力の大小関係に応じて、前記適応フィルタにより周囲雑音を除去した受信信号又は前記適応フィルタを迂回した受信信号を選択することを要旨とする。
同構成によれば、前記選択手段による受信信号の選択に際しては、前記第1電力を所定値だけ嵩上げした電力及び前記第2電力の間で大小比較されることで、該第2電力が前記第1電力に比してある程度大きいとき、即ち所望信号の電力が妨害波の電力に比してある程度大きいときに、前記適応フィルタを迂回した受信信号が選択される。従って、前記適応フィルタを迂回した受信信号に基づいて、所望信号を更に正確に復調することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のFSKディジタル受信装置において、前記適応フィルタは、前記フィルタ係数の更新を停止し前記適応モードにおいて更新した前記フィルタ係数を利用して受信信号から相関性のある周囲雑音を除去する非適応モードを有し、前記新規信号が検出された後、前記復調手段の復調した受信信号が所望信号の特性を示すときに前記適応フィルタを前記非適応モードに設定し、所望信号の特性を示さないときに前記適応フィルタを前記適応モードに設定するフィルタ制御手段を備えたことを要旨とする。
同構成によれば、前記新規信号が検出された後、前記復調手段の復調した受信信号が所望信号の特性を示すときには、前記フィルタ制御手段により前記適応フィルタが前記非適応モードに設定されることでそのフィルタ係数に所望信号が反映されること、即ち前記適応フィルタにより所望信号が周囲雑音として除去されることを回避できる。一方、前記新規信号が検出された後、前記復調手段の復調した受信信号が所望信号の特性を示さないときには、前記フィルタ制御手段により前記適応フィルタが前記適応モードに設定されることでそのフィルタ係数に受信中の信号(妨害波など)が反映され、前記適応フィルタにより受信中の信号を周囲雑音として好適に除去することができる。
本発明では、所望信号の周波数と同一の周波数を有する妨害波が混入された場合であっても、より正確に復調を行うことができるFSKディジタル受信装置を提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、FSK(Frequency Shift Keying)ディジタル受信装置10を示すシステムブロック図である。このFSKディジタル受信装置10は、例えば利用者が所有する送信機からの信号(以下、「所望信号」という)を受信するためのものである。従って、FSKディジタル受信装置10の動作モードには、所望信号を受信する受信状態と、該所望信号の受信待機状態とがある。
図1に示されるように、FSKディジタル受信装置10は、アンテナ11と、第1周波数変換部12と、A/D変換部13と、第2周波数変換部14と、周波数帯域制限部15と、適応ノイズ除去部16と、適応フィルタ制御部17とを備えて構成されている。
アンテナ11は、基本的に所望信号を入力するために構成されているが、受信状態ではこれに併せて周囲雑音が入力され、受信待機状態では周囲雑音が入力されることになる。
第1周波数変換部12は、アンテナ11からの入力信号を周波数変換して中間周波数信号を生成し、これをA/D変換部13に出力する。A/D変換部13は、第1周波数変換部12からの信号をA/D変換して、離散化ディジタル信号を生成する。そして、A/D変換部13は、この離散化ディジタル信号を第2周波数変換部14に出力する。
第2周波数変換部14は、A/D変換部13からの信号を周波数変換してベースバンド信号を生成し、これを周波数帯域制限部15に出力する。周波数帯域制限部15は、第2周波数変換部14からの信号の帯域制限を行って帯域制限信号を生成し、これを受信信号xとして適応ノイズ除去部16に出力する。この受信信号xには、少なくとも周囲雑音がノイズ信号として含まれている。
適応ノイズ除去部16は、適応フィルタ21と、互いに同一構成を有する2つの信号処理部22,23と、電力計算部24と、電力判定部25とを備えて構成されている。
適応フィルタ21は、受信信号xの変化に伴いフィルタ係数が変化可能な適応フィルタ部21aと、所望信号の受信待機状態において受信信号xから相関性のある雑音を除去するように適応フィルタ部21aのフィルタ係数を逐次更新するフィルタ係数更新部21bとを有している。
この適応フィルタ21は、周波数帯域制限部15からの受信信号xと、該受信信号xを遅延部21cを介して適応フィルタ部21aに出力することで生成した信号とを誤差演算部21dに出力することで、該誤差演算部21dにおいて、これら信号の誤差信号を妨害波除去後信号eとして抽出する。この妨害波除去後信号eは、周波数帯域制限部15からの受信信号xに混入する周囲雑音のうち相関性のある雑音が低減されたものである。また、所望信号の受信待機状態では、適応フィルタ21は、この妨害波除去後信号eを受信信号xとともにフィルタ係数更新部21bに出力することで、適応フィルタ部21aの特性を最適化する(適応モード)。
適応フィルタ21は、受信信号xから現状に即した相関性のある雑音を除去した安定妨害波除去後の抽出信号(妨害波除去後信号e)を一方の信号処理部22に出力する。信号処理部22は、妨害波除去後信号eを入力してその自己相関を算出し、相関信号X1(t)として前記適応フィルタ制御部17に出力する。
また、適応ノイズ除去部16は、周波数帯域制限部15からの受信信号xをそのまま、即ち適応フィルタ21を迂回して他方の信号処理部23に出力する。信号処理部23は、周波数帯域制限部15からの受信信号xを入力してその自己相関を算出し、相関信号X2(t)として前記適応フィルタ制御部17に出力する。
前記電力計算部24は、周波数帯域制限部15からの受信信号xを入力してその電力を表す電力信号X(t)を生成するとともに、該電力信号X(t)を電力判定部25に出力する。
前記電力判定部25は、保持手段としての信号検出前電力部25aと、演算手段としての信号検出後電力部25bと、比較手段としての比較器25cとを有している。
信号検出前電力部25aは、前記電力信号X(t)を入力しており、該電力信号X(t)を平滑化した第1電力としての第1平滑電力Pb(t)を下式(1)に従って演算するとともにこれを保持する。
Pb(t)=(1−μ)Pb(t−1)+μX(t) …(1)
(μは平滑化係数)
なお、信号検出前電力部25aは、適応フィルタ制御部17から出力された新規信号の検出を表す検出信号を併せて入力しており、新規信号が検出された後は第1平滑電力Pb(t)の更新を停止する。つまり、信号検出前電力部25aは、新規信号が検出された後は該新規信号が検出される直前に演算された第1平滑電力Pb(t)を保持する。
一方、信号検出後電力部25bは、前記電力信号X(t)とともに検出信号を入力しており、新規信号の検出を起点にその後の所定時間を利用して、前記電力信号X(t)を平滑化した第2電力としての第2平滑電力Pa(t)を下式(2)に従って演算するとともにこれを保持する。第2平滑電力Pa(t)の演算に係る所定時間は、電力信号X(t)の一時的な変動を吸収し得る好適な時間に設定されている。
Pa(t)=(1−μ)Pa(t−1)+μX(t) …(2)
比較器25cは、第1及び第2平滑電力Pb(t),Pa(t)とともに検出信号を入力しており、新規信号の検出を起点とする所定時間後、即ち第2平滑電力Pa(t)の演算完了後に第1及び第2平滑電力Pb(t),Pa(t)を大小比較する。そして、比較器25cは、これら第1及び第2平滑電力Pb(t),Pa(t)の比較結果を表す選択信号を適応フィルタ制御部17に出力する。
適応フィルタ制御部17は、検出部31と、セレクタ32と、復調部33と、フィルタ制御部34とを備えて構成されている。
検出部31は、前記信号処理部22からの相関信号X1(t)を入力しており、該相関信号X1(t)の著しい変化を監視することで新規信号を検出するとともに、該新規信号の検出を表す検出信号を生成する。そして、検出部31は、この検出信号を前記電力判定部25(信号検出前電力部25a、信号検出後電力部25b、比較器25c)、フィルタ制御部34及び図示しない外部回路へと出力する。
セレクタ32は、各信号処理部22,23からの相関信号X1(t),X2(t)及び電力判定部25(比較器25c)からの選択信号を入力しており、該選択信号に従って相関信号X1(t),X2(t)のいずれか一つを選択しこれを復調部33に出力する。具体的には、セレクタ32は、第1平滑電力Pb(t)の方が第2平滑電力Pa(t)よりも大きいことを表す選択信号を入力したときは、適応フィルタ21により周囲雑音を除去した受信信号に基づく相関信号X1(t)を出力する。一方、セレクタ32は、第1平滑電力Pb(t)の方が第2平滑電力Pa(t)よりも小さいことを表す選択信号を入力したときは、適応フィルタを迂回した受信信号に基づく相関信号X2(t)を出力する。
復調部33は、セレクタ32により選択された相関信号X1(t),X2(t)に基づき、復調信号を生成する。そして、復調部33は、この復調信号をフィルタ制御部34及び図示しない外部回路へと出力する。
フィルタ制御部34は、検出部31からの検出信号及び復調部33からの復調信号を入力しており、前記適応フィルタ21(フィルタ係数更新部21b)にフィルタ制御信号を出力することで該適応フィルタ21を制御する。具体的には、フィルタ制御部34は、新規信号が検出された後、復調信号に基づいて受信中の信号のユニーク性を判別するとともに、受信中の信号が所望信号の特性を示すときにフィルタ係数更新部21bでのフィルタ係数の更新を停止する(非適応モード)。このとき、適応フィルタ21の適応フィルタ部21aでは、更新が停止される直前の最後のフィルタ係数が保持される。従って、所望信号の受信状態では、適応フィルタ21は、基本的に受信信号xから受信待機状態に対応する相関性のある雑音を除去した安定妨害波除去後の抽出信号(妨害波除去後信号e)を信号処理部22に出力する。
なお、前記フィルタ制御部34は、新規信号が検出された後の受信中の信号が所望信号の特性を示さないとき(妨害波の特性を示すとき)に、適応フィルタ21を適応モードに維持し又は切り替える。このとき、適応フィルタ21では、フィルタ係数の更新が継続又は再開される。つまり、適応フィルタ21は、基本的に適応モードに設定されており、受信中の信号が所望信号の特性を示すときに非適応モードに設定される。
次に、本実施形態の動作について説明する。
まず、受信中の信号が妨害波であって、前記適応フィルタ21が適応モードに設定されており、且つ、前記セレクタ32は、適応フィルタ21により周囲雑音を除去した受信信号に基づく相関信号X1(t)を出力しているものとする。このとき、所望信号の周波数と同一の周波数(例えば所望信号の各ディジタル値に割り当てられる搬送波の2周波数のいずれか一方)を有する妨害波が入力されていた場合、前記適応フィルタ21では、当該周波数を有する周囲雑音が受信信号から除去されるようにそのフィルタ係数が更新されている。従って、所望信号の受信に伴い新規信号が検出された後は、前記適応フィルタ21では、当該周波数を有する所望信号及び周囲雑音が共に受信信号から除去されることになる。なお、所望信号の受信に際しては、主として各ディジタル値に割り当てられる搬送波の2周波数のいずれか他方を有する信号成分が新規信号の検出に供される。
ここで、新規信号が検出される前の受信信号xの電力である第1平滑電力Pb(t)の方が新規信号の検出された後の受信信号xの電力、即ち所望信号を含むと推定される受信信号xの電力である第2平滑電力Pa(t)よりも小さいときには、前記セレクタ32により適応フィルタ21を迂回した受信信号に基づく相関信号X2(t)が選択される。従って、前記復調部33では、この相関信号X2(t)、即ち所望信号が除去又は減衰されておらず妨害波よりも大きな電力を有する受信信号xに基づく相関信号X2(t)によって、所望信号をより正確に復調することができる。
そして、新規信号が検出された後、フィルタ制御部34により受信中の信号が所望信号の特性を示すと判断されると、該フィルタ制御部34は、適応フィルタ21を非適応モードに切り替える。これにより、適応フィルタ21におけるフィルタ係数の更新が停止され、該適応フィルタ21において受信中の信号(所望信号)を周囲雑音として除去するようにフィルタ係数の更新が継続されることが回避される。
一方、新規信号が検出された後、フィルタ制御部34により受信中の信号が所望信号の特性を示さない(妨害波の特性を示す)と判断されると、該フィルタ制御部34は、適応フィルタ21を適応モードに維持又は切り替える。これにより、適応フィルタ21におけるフィルタ係数の更新が継続又は再開され、該適応フィルタ21において受信中の信号(妨害波)が周囲雑音として好適に除去される。
次に、本実施形態の信号処理態様について図2の概略ブロック図に従い総括的に説明する。同図に示されるように、前記アンテナ11を通じたディジタル受信装置10への入力信号は、第1周波数変換部12により中間周波数信号として出力される。この中間周波数信号は、A/D変換部13により離散化ディジタル信号として出力される。そして、この離散化ディジタル信号は、第2周波数変換部14によりベースバンド信号として出力される。このベースバンド信号は、周波数帯域制限部15により帯域制限信号(受信信号x)として出力される。そして、帯域制限信号は、妨害波を除去する適応ノイズ除去部16により妨害波除去後信号(e)として抽出される。
次に、この妨害波除去後信号は、その自己相関を算出する信号処理部22により相関信号(X1(t))として出力される。相関信号は、該相関信号から新規信号を検出する検出部31により検出信号として出力される。一方、帯域制限信号は、その自己相関を算出する信号処理部23により相関信号(X2(t))として出力される。
また、これら相関信号(X1(t),X2(t))は、電力判定部25からの選択信号に従って、セレクタ32によりいずれか一つが選択される。このセレクタ32により選択・出力されたいずれか一つの相関信号は、該相関信号から所望信号を復調する復調部33により復調信号として出力される。これら復調信号及び検出信号は、フィルタ制御部34に出力されることで、該フィルタ制御部34によりフィルタ制御信号が生成されこれが適応フィルタ21に出力されて、該適応フィルタ21(適応フィルタ部21a)を安定的に制御する。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、前記新規信号が検出される前に、所望信号の周波数と同一の周波数を有する妨害波が入力されていた場合、前記適応フィルタ21では、当該周波数を有する周囲雑音が受信信号xから除去されるようにそのフィルタ係数が更新されている。従って、所望信号の受信に伴い前記新規信号が検出された後は、前記適応フィルタ21では、当該周波数を有する所望信号及び周囲雑音が共に受信信号xから除去されることになる。しかしながら、前記新規信号が検出される前の受信信号xの電力である前記第1平滑電力Pb(t)の方が前記新規信号が検出された後の受信信号xの電力、即ち所望信号を含むと推定される受信信号xの電力である前記第2平滑電力Pa(t)よりも小さいときには、前記セレクタ32により前記適応フィルタ21を迂回した受信信号(相関信号X2(t))が選択される。そして、前記復調部33では、前記適応フィルタ21を迂回した受信信号、即ち所望信号が除去又は減衰されておらず妨害波よりも大きな電力を有する受信信号(相関信号X2(t))に基づいて、所望信号をより正確に復調することができる。
(2)本実施形態では、前記比較器25cによる大小比較に係る受信信号xの両電力、即ち前記セレクタ32による受信信号(相関信号X1(t),X2(t))の選択に係る両電力は、それぞれ平滑化された前記第1及び第2平滑電力Pb(t),Pa(t)であることで、受信信号xの電力が一時的に変動しても、前記セレクタ32による受信信号の選択に及ぼす影響を緩和することができ、ひいては所望信号を更に正確に復調することができる。
(3)本実施形態では、前記新規信号が検出された後、前記復調部33の復調した受信信号(相関信号X1(t),X2(t))が所望信号の特性を示すときには、前記フィルタ制御部34により前記適応フィルタ21が前記非適応モードに設定されることでそのフィルタ係数に所望信号が反映されること、即ち前記適応フィルタ21により所望信号が周囲雑音として除去されることを回避できる。一方、前記新規信号が検出された後、前記復調部33の復調した受信信号が所望信号の特性を示さないときには、前記フィルタ制御部34により前記適応フィルタ21が前記適応モードに設定されることでそのフィルタ係数に受信中の信号(妨害波など)が反映され、前記適応フィルタ21により受信中の信号を周囲雑音として好適に除去することができる。
(4)非適応モードでは、適応フィルタ21は、適応モードにおいて相関性のある周囲雑音を除去すべく更新したフィルタ係数を利用して周囲雑音を除去する。従って、所望信号の受信状態では、周囲雑音及び所望信号が相関性を有していても適応フィルタ21によって周囲雑音のみを除去し、所望信号を好適に受信することができる。また、周囲雑音及び所望信号が相関性を有するとしても、フィルタ制御部34により適応モード及び非適応モードを切り替え制御することでこれらの選択的な受信が可能であり、例えばこれら周囲雑音及び所望信号を個別に受信しうる回路構成を採用する場合に比べて回路規模を縮小することができる。例えば、特許文献1のような、ノイズ信号受信用アンテナ及び参照ノイズ信号出力回路を割愛することができる。
(5)例えばアナログ受信機では、帯域内に妨害波が存在する場合、所望波は妨害波よりも大きいことが必要である。すなわち、帯域内の妨害波(雑音)が所望波(FSK信号)よりも大きい場合には、FSK信号を復調することができなくなる。本実施形態では、ディジタル受信装置を採用していることで、FSK信号よりも大きな雑音が存在する環境下であってもFSK信号の復調が可能である。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記実施形態において、前記比較器25cによる大小比較に係る受信信号xの両電力、即ち前記セレクタ32による受信信号(相関信号X1(t),X2(t))の選択に係る両電力は、第1平滑電力Pb(t)を所定値α(>0)だけ嵩上げした電力(Pb(t)+α)及び第2平滑電力Pa(t)であってもよい。この場合、前記セレクタ32による受信信号の選択に際しては、第1平滑電力Pb(t)を所定値αだけ嵩上げした電力及び第2平滑電力Pa(t)の間で大小比較されることで、該第2平滑電力Pa(t)が前記第1平滑電力Pb(t)に比してある程度大きいとき、即ち所望信号の電力が妨害波の電力に比してある程度大きいときに、前記適応フィルタ21を迂回した受信信号が選択される。従って、前記適応フィルタ21を迂回した受信信号に基づいて、所望信号を更に正確に復調することができる。
・前記実施形態において、検出部31により新規信号が検出された時点で、フィルタ制御部34により、適応フィルタ21を適応モードから非適応モードへと切り替えてもよい。この場合、受信中の信号が周囲雑音であるか、あるいは所望信号であるかの判断を待つことなく、フィルタ制御部34により速やかにフィルタ係数の更新が停止される。これにより、受信中の信号が所望信号として確定されるまでの間に当該所望信号が周囲雑音としてフィルタ係数に反映され、確定後に所望信号が除去されてしまうことを抑制することができる。
なお、新規信号が検出された後、フィルタ制御部34では、復調信号に基づいて受信中の信号が所望信号の特性を示すか否かが判断される。従って、受信中の信号が所望信号の特性を示す場合には、適応フィルタ21をそのまま非適応モードに維持し、受信中の信号が所望信号の特性を示さない場合には、フィルタ制御部34により、適応フィルタ21を非適応モードから適応モードへと切り替えることが好ましい。
・前記実施形態において、相関性のない周囲雑音を除去する適応ノイズ除去部を別途設けてもよい。
・前記実施形態においては特に言及していないが、本発明に係るディジタル受信装置は車載用ディジタル受信装置としての使用が可能である。こうした車載用ディジタル受信装置としては、例えば利用者が所有する送信機との無線通信によって車両用ドアの施錠・解錠やエンジンの始動・停止を認証するいわゆる電子錠を構成するものがある。あるいは、利用者のリモコン操作を無線通信により受信してパワーウィンド装置やスライドドア装置、サンルーフ装置、身体障害者用シート装置など電動の各種装置を駆動制御するシステムに適用してもよい。要は、所要信号の無通信状態(受信待機状態)が存在し得るシステムであればよい。
本発明の一実施形態を示すシステムブロック図。 同実施形態の信号処理態様を示す概略ブロック図。 従来例を示すブロック図。
符号の説明
10…FSKディジタル受信装置、21…適応フィルタ、25…電力判定部、25a…信号検出前電力部(保持手段)、25b…信号検出後電力部(演算手段)、25c…比較器(比較手段)、31…検出部(検出手段)、32…セレクタ(選択手段)、33…復調部(復調手段)、34…フィルタ制御部(フィルタ制御手段)。

Claims (4)

  1. フィルタ係数を逐次更新しつつ該フィルタ係数を利用して受信信号から相関性のある周囲雑音を除去する適応モードを有する適応フィルタと、
    前記適応フィルタにより周囲雑音を除去した受信信号に基づき、新規信号を検出する検出手段と、
    前記新規信号が検出される前の受信信号の電力である第1電力を保持する保持手段と、
    前記新規信号が検出された後の受信信号の電力である第2電力を演算する演算手段と、
    前記第1及び第2電力を大小比較する比較手段と、
    前記第1電力の方が前記第2電力よりも大きいときに前記適応フィルタにより周囲雑音を除去した受信信号を選択し、前記第1電力の方が前記第2電力よりも小さいときに前記適応フィルタを迂回した受信信号を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された受信信号に基づき、所望信号を復調する復調手段とを備えたことを特徴とするFSK(Frequency Shift Keying)ディジタル受信装置。
  2. 請求項1に記載のFSKディジタル受信装置において、
    前記第1電力は、前記新規信号が検出される前の受信信号の電力を平滑化した第1平滑電力であり、
    前記第2電力は、前記新規信号が検出された後の所定時間で受信信号の電力を平滑化した第2平滑電力であることを特徴とするFSKディジタル受信装置。
  3. 請求項1又は2に記載のFSKディジタル受信装置において、
    前記比較手段は、前記第1電力を所定値だけ嵩上げした電力及び前記第2電力を大小比較しており、
    前記選択手段は、前記第1電力を所定値だけ嵩上げした電力及び前記第2電力の大小関係に応じて、前記適応フィルタにより周囲雑音を除去した受信信号又は前記適応フィルタを迂回した受信信号を選択することを特徴とするFSKディジタル受信装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のFSKディジタル受信装置において、
    前記適応フィルタは、前記フィルタ係数の更新を停止し前記適応モードにおいて更新した前記フィルタ係数を利用して受信信号から相関性のある周囲雑音を除去する非適応モードを有し、
    前記新規信号が検出された後、前記復調手段の復調した受信信号が所望信号の特性を示すときに前記適応フィルタを前記非適応モードに設定し、所望信号の特性を示さないときに前記適応フィルタを前記適応モードに設定するフィルタ制御手段を備えたことを特徴とするFSKディジタル受信装置。
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