JP2001004736A - Gps受信装置 - Google Patents

Gps受信装置

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JP2001004736A
JP2001004736A JP11177872A JP17787299A JP2001004736A JP 2001004736 A JP2001004736 A JP 2001004736A JP 11177872 A JP11177872 A JP 11177872A JP 17787299 A JP17787299 A JP 17787299A JP 2001004736 A JP2001004736 A JP 2001004736A
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noise
signal
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gps
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JP11177872A
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English (en)
Inventor
Wakio Yamada
和喜男 山田
Junichi Suzuki
淳一 鈴木
Takuya Suefuji
卓也 末藤
Masahito Fukuda
正仁 福田
Ikuo Tsujimoto
郁夫 辻本
Kenji Okuno
健治 奥野
Kazuhiro Kawamoto
和宏 川本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 GPS受信アンテナ部にノイズが混入する状
況下にあっても正確な測位処理が行えるGPS受信装置
を提供すること。 【解決手段】 GPS受信アンテナ部1に混入し捕捉追
尾信号処理の妨げとなる混入ノイズNに相関のある参照
ノイズ信号Nrを出力する参照ノイズ信号出力部5を設
けるとともに、参照ノイズ信号Nrをもとに混入ノイズ
Nを打ち消すアンチノイズ信号ANを生成し、混入ノイ
ズを含むGPSディジタル信号S”+N”にアンチノイ
ズ信号ANを加算して混入ノイズN(N”)を低減させ
るノイズ除去部6を信号処理部4の前段に具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、GPS衛星からの
信号を受けて、車両や人の現在位置、速度などを測定す
るGPS受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】GPS受信装置は、GPS受信アンテナ
部で受信される複数の衛星からのGPS信号を捕捉し、
その信号より得られる衛星航法メッセージから求めた各
衛星の位置情報および、時刻情報と、衛星が電波を発信
した時刻とGPS受信装置が該当する電波を受信した時
刻の差、および、計測したドップラー周波数から各衛星
とGPS受信装置位置間の擬似距離およびドップラーシ
フトを算出した後、これらを用いて受信機内部クロック
の誤差を含めて、GPS受信装置の3次元位置あるいは
2次元位置等を未知数として演算により算出する。ある
いは、GPS受信装置では、測位に必要な情報すなわち
擬似距離、ドップラーシフト、時刻情報等を基地局に転
送し、基地局側で測位演算を実施するためのGPS信号
受信と信号処理のみ実施するよう構成されているもので
ある。
【0003】従来、図9に示す如く、GPS受信装置に
おいては、GPS受信アンテナ部1での受信信号を高周
波処理部2において中間周波信号にダウンコンバート
し、この高周波処理部2からの出力信号をA/D変換部
3においてA/D変換して、これを信号処理部4に入力
し、信号処理部4で前述の測位のための信号処理が行わ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
携帯電話や携帯端末などGPS信号の周波数帯域に近い
帯域の電磁波を発生させる機器の増加に伴い、GPS受
信アンテナ部に、所望のGPS信号以外の信号が混入す
ることが多くなってきている。特に携帯端末にGPS受
信装置が設置される場合など、携帯端末の高周波ノイズ
が混入しやすい環境となっている。
【0005】上記従来の技術においては、GPS受信ア
ンテナ部によって受信したGPS信号に大きいレベルの
ノイズが混入していると、その影響により、前記GPS
信号と、信号処理部内部の擬似ランダム符号発生器の発
生信号との相関をとることが困難になったり、また、あ
る程度相関をとれたとしても、計測した擬似距離やドッ
プラーシフトの誤差が多大になり、大きな測位値誤差を
生じるという問題があった。
【0006】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、GPS受信アンテナ部に
大きいノイズが混入する状況下においても、正確な測位
処理が行えるGPS受信装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、GPS衛星から送られてく
る電波を受信するGPS受信アンテナ部と、受信した高
周波信号を所望の周波数帯域にダウンコンバートする第
1の高周波処理部と、ダウンコンバートされた信号をA
/D変換する第1のA/D変換部と、該A/D変換部か
ら出力されるGPSディジタル信号を捕捉追尾処理して
測位に必要な情報を得る信号処理部を含んで構成される
GPS受信装置において、GPS受信アンテナ部に混入
し捕捉追尾信号処理の妨げとなる混入ノイズに相関のあ
る参照ノイズ信号を出力する参照ノイズ信号出力部を設
けるとともに、参照ノイズ信号をもとに混入ノイズを打
ち消すアンチノイズ信号を生成し、GPSディジタル信
号にアンチノイズ信号を加算して混入ノイズを低減させ
るノイズ除去部を前記信号処理部の前段に具備するよう
にしたことを特徴とするものである。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載のG
PS受信装置において、前記参照ノイズ信号出力部が、
混入ノイズに相関のあるノイズを検出するノイズ検出部
と、該ノイズをダウンコンバートする第2の高周波処理
部と、ダウンコンバートされたノイズをA/D変換する
第2のA/D変換部を有してなることにより、前記参照
ノイズ信号を出力するようにしたことを特徴とするもの
である。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2記載のG
PS受信装置において、前記ノイズ検出部が、ノイズ発
生源となる機器のノイズを検出するように該機器の電気
回路に接続されることを特徴とするものである。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項2記載のG
PS受信装置において、前記ノイズ検出部が、ノイズ発
生源からの放射電波を受信するノイズ検出アンテナ部で
構成されることを特徴とするものである。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項4記載のG
PS受信装置において、前記ノイズ検出アンテナ部が、
GPS受信アンテナ部と一体に構成され、ノイズ検出ア
ンテナ部が、GPS衛星から送られてくる電波を受信し
ないように、GPS受信アンテナ部の受信軸の向きとは
異なる受信軸となるよう設置されていることを特徴とす
るものである。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項1記載のG
PS受信装置において、前記参照ノイズ信号出力部が、
混入ノイズと同等の擬似ノイズを生成するノイズ信号発
生部を有してなり、該擬似ノイズを前記参照ノイズ信号
とすることを特徴とするものである。
【0013】請求項7記載の発明は、請求項1記載のG
PS受信装置において、前記参照ノイズ信号出力部が、
前記混入ノイズの周波数帯を通過域とする帯域通過フィ
ルタ部を有してなり、第1のA/D変換部の出力信号を
該帯域通過フィルタ部に入力し、該帯域通過フィルタ部
の出力信号を前記参照ノイズ信号とすることを特徴とす
るものである。
【0014】請求項8記載の発明は、請求項1乃至請求
項7のいずれかに記載のGPS受信装置において、前記
ノイズ除去部が、フィルタ特性を決めるフィルタ係数の
変化する適応フィルタ部と、前記混入ノイズを最も低減
するように該適応フィルタ部のフィルタ係数を逐次更新
するフィルタ係数更新部を有してなることを特徴とする
ものである。
【0015】請求項9記載の発明は、請求項8記載のG
PS受信装置において、前記ノイズ除去部において、前
記混入ノイズを最も低減できた時点で、前記適応フィル
タ部のフィルタ係数を固定することを特徴とするもので
ある。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
GPS受信装置について図1乃至図8に基づき説明す
る。
【0017】図1は、本発明の第1の実施の形態を示す
GPS受信装置のブロック図である。
【0018】本実施例に係るGPS受信装置は、図1に
示すように、GPS衛星から送られてくるGPS信号S
を有する電波を受信するGPS受信アンテナ部1と、受
信した高周波信号を所望の周波数帯域にダウンコンバー
トする高周波処理部2と、ダウンコンバートされた信号
をA/D変換するA/D変換部3と、該A/D変換部3
から出力されるGPSディジタル信号S”を捕捉追尾処
理して測位に必要な情報を得る信号処理部4及び、GP
S受信アンテナ部1に混入し捕捉追尾信号処理の妨げと
なる混入ノイズNに相関のある参照ノイズ信号Nrを出
力する参照ノイズ信号出力部5と、参照ノイズ信号Nr
をもとに混入ノイズN(N”)を打ち消すアンチノイズ
信号ANを生成し、混入ノイズを含むGPSディジタル
信号S”+N”にアンチノイズ信号ANを加算して混入
ノイズN(N”)を低減させるノイズ除去部6を有して
なる。ノイズ除去部6は、フィルタ特性を決めるフィル
タ係数の変化する適応フィルタ部8と、前記混入ノイズ
N(N”)を最も低減するように該適応フィルタ部8の
フィルタ係数を逐次更新するフィルタ係数更新部9、混
入ノイズを含むGPSディジタル信号S”+N”に参照
ノイズ信号Nrを加算する加算器10、及び信号を遅延
させる信号遅延部7を有してなる。
【0019】以下第1の実施の形態の動作を説明する。
GPS受信アンテナ部1によりGPS衛星からのGPS
信号Sを有する電波が受信されるとともに、それ以外の
携帯電話や携帯端末などから発せられるノイズすなわち
捕捉追尾処理の妨げとなる混入ノイズNが受信され、混
入ノイズNを含んだGPS信号S+Nが高周波処理部2
でダウンコンバート(図中S’+N’)され、A/D変
換部3で該信号がA/D変換され、混入ノイズを含んだ
GPSディジタル信号S”+N”が出力されることにな
る。
【0020】ここで、参照ノイズ信号出力部5から参照
ノイズ信号Nrが出力され、ノイズ除去部6の二つの入
力部には各々、混入ノイズを含んだGPSディジタル信
号S”+N”と参照ノイズ信号Nrとが入力される。ノ
イズ除去部6内では、混入ノイズを含んだGPSディジ
タル信号S”+N”が信号遅延部7を介して、加算器1
0に入力される。また、参照ノイズ信号Nrは適応フィ
ルタ部8に入力され、適応フィルタ部8から混入ノイズ
N(N”)を打ち消すアンチノイズ信号ANとして出力
され、加算器10に入力される。加算器10の出力信号
eは、混入ノイズを含んだGPSディジタル信号S”+
N”とアンチノイズ信号ANとの誤差信号となる。ここ
で、誤差信号eを最小にするようにフィルタ係数更新部
9により適応フィルタ部8のフィルタ係数を更新する動
作を行う。この動作により参照ノイズ信号Nrに相関の
ある混入ノイズN(N”)のみが、混入ノイズを含んだ
GPSディジタル信号S”+N”から除去され、誤差信
号eはGPSディジタル信号S”に近似することができ
る。
【0021】よって本実施形態では、本来のGPS信号
S(S”)のみを信号処理部4に入力することができる
ので、正確な測位処理が行える効果を奏する。
【0022】なお、ここで、信号遅延部7をノイズ除去
部6内に設けているが、これは、適応フィルタ部8によ
る信号遅延により参照ノイズ信号Nrと混入ノイズN
(N”)との相関がなくなり、混入ノイズN(N”)が
除去できなくなることを考慮し、混入ノイズを含んだG
PSディジタル信号S”+N”にも適応フィルタ部8で
の信号遅延と同等の遅延量を発生させて、参照ノイズ信
号Nrと混入ノイズN(N”)との相関を保つことを目
的としている。ただし、必ずしも信号遅延部7が必要と
いうわけではなく、混入ノイズN(N”)の性質(周波
数成分,周期性の有無等)により、無くても目的のノイ
ズ除去動作を行うことができる状況があることを付記す
る。
【0023】また、フィルタ係数更新は一般にLMS
(最小自乗誤差:Least Mean Square)アルゴリズムが
用いられるが、特に方法は限定しない。
【0024】図2は本発明の第2の実施の形態を示すG
PS受信装置のブロック図であり、図1の参照ノイズ信
号出力部5を、混入ノイズNに相関のあるノイズを検出
するノイズ検出部11と、該ノイズをダウンコンバート
する第2の高周波処理部12と、ダウンコンバートされ
たノイズをA/D変換する第2のA/D変換部13を有
してなるようにしたものである。
【0025】以下第2の実施の形態の動作を説明する。
ノイズ検出部11は、混入ノイズNのノイズ源からその
ノイズのみを検出する。検出した検出ノイズNpは、当
然のことながら混入ノイズNと相関の高いものであり、
該検出ノイズNpは第2の高周波処理部12でダウンコ
ンバートされ、第2のA/D変換部13でA/D変換さ
れることにより、前記参照ノイズ信号Nrとして出力さ
れ、これがノイズ除去部6に入力される。ここで、基本
的に、前記第2の高周波処理部12は、前記第1の高周
波処理部2と同様の周波数帯域に信号をダウンコンバー
トするものであり、また、第2のA/D変換部13は第
1のA/D変換部3と同等の性能を有するものである。
ノイズ除去部6での動作は前述と同様である。
【0026】よって本実施形態では、ノイズ源の変動に
追随した相関の高い参照ノイズ信号Nrを得ることがで
きるので、ノイズ源の変動に強いノイズ除去動作を行う
ことができるという効果を奏する。
【0027】図3は本発明の第3の実施の形態を示すG
PS受信装置のブロック図であり、図2のノイズ検出部
11を、混入ノイズNのノイズ源となるノイズ源機器1
4(たとえば、携帯端末)の高周波電気回路部に高イン
ピーダンスで接続することにより、混入ノイズNに相関
の高いノイズ電圧信号を検出ノイズNpとして検出する
ものである。
【0028】以下第3の実施の形態の動作を説明する。
ノイズ源機器14の高周波電気回路部のノイズ電圧信号
は高周波処理部12でダウンコンバートされ、A/D変
換部13でA/D変換されることにより、前記参照ノイ
ズ信号Nrとして出力され、ノイズ除去部6に入力され
る。ノイズ除去部6での動作は前述と同様である。
【0029】本実施形態では、ノイズ検出部11をノイ
ズ発生源となる機器の高周波電気回路に接続するので、
ノイズ発生源が携帯端末等特定の機器に限定される場
合、混入ノイズNと非常に相関の高い参照ノイズ信号N
rを得ることができ、性能の高いノイズ除去動作を行う
ことができるという効果を奏する。
【0030】図4は本発明の第4の実施の形態を示すG
PS受信装置のブロック図であり、図2のノイズ検出部
11をノイズ発生源からの放射電波を受信するノイズ検
出アンテナ部15で構成したものである。
【0031】以下第4の実施の形態の動作を説明する。
このノイズ検出アンテナ部15により、空間に放射され
ているノイズのみを検出ノイズNpとして検出する。検
出ノイズNpは高周波処理部12でダウンコンバートさ
れ、A/D変換部13でA/D変換されることにより、
前記参照ノイズ信号Nrとして出力され、ノイズ除去部
6に入力される。ノイズ除去部6での動作は前述と同様
である。
【0032】本実施形態では、ノイズ検出部11をノイ
ズ検出アンテナ部15として構成してノイズ発生源から
の放射電波を検出するので、柔軟に混入ノイズNと相関
の高い参照ノイズ信号Nrを得て、ノイズ除去動作を行
うことができるという効果を奏する。
【0033】なお、ノイズ源が特定されている場合に
は、そのノイズ源の近傍にノイズ検出アンテナ部15を
設置することができれば、より混入ノイズNに相関の高
いノイズを検出することが可能で、これは、ノイズ除去
部6の動作性能を上げる効果を奏する。
【0034】図5は、本発明の第5の実施の形態を示す
GPS受信装置であり、(a)はブロック図,(b)は
アンテナ構成の斜視図、(c)は別のアンテナ構成の斜
視図である。
【0035】本実施形態は、図4のノイズ検出アンテナ
部15が、GPS受信アンテナ部1と合わせてGPS受
信/ノイズ検出一体型アンテナ部16として構成し、ノ
イズ検出アンテナ部15が、GPS衛星から送られてく
るGPS信号Sを有する電波を受信しないように、GP
S受信アンテナ部1の受信軸の向きとは異なる受信軸と
なるよう設置するものである。
【0036】このアンテナ一体構成の実施例を図5
(b)及び図5(c)に示す。図5(b)において、G
PS受信アンテナ部1を、GPS衛星からのGPS信号
Sを受信しやすいように天空方向に受信面を設け、ノイ
ズ検出アンテナ部15は、絶縁部17を介して、GPS
受信アンテナ部1と正反対方向に受信指向性を有するよ
うに設置する。このように構成することにより、ノイズ
検出アンテナ部15にはGPS信号Sは受信されず、混
入ノイズNに相関の高いの電波のみが検出ノイズNpと
して検出される。携帯端末等のようにノイズ源が特定さ
れる場合においては、ノイズ検出アンテナ部15の受信
面が携帯端末側に向き、かつGPS受信アンテナ部1の
受信面が天空を向いている位置に設置すれば、両アンテ
ナ部において各々所望の信号を強く受信することができ
る。
【0037】なお、図では、両アンテナを平面型のマイ
クロストリップアンテナを想定して記載しているが、こ
れに限定されるものではない。
【0038】また、図5(c)において別のアンテナ一
体構成の実施例を示す。これは、GPS受信アンテナ部
1としてマイクロストリップアンテナを、ノイズ検出ア
ンテナ部15としてヘリカルアンテナを構成したもので
ある。ヘリカルアンテナの指向性方向は図中水平方向と
なるので、ヘリカルアンテナの指向性方向は、GPS受
信アンテナ部1のマイクロストリップアンテナの指向性
方向(垂直方向)とは直交しているので、ヘリカルアン
テナ(ノイズ検出アンテナ部15)にはGPS信号Sは
受信されず、水平方向の電波のみが受信される。この構
成は、GPS信号Sが天空から入射されるのに対し、ノ
イズNに地上水平方向に伝播する成分が多い場合に効果
のあがる構成であり、GPSアンテナ受信部1(マイク
ロストリップアンテナ)ではGPS信号Sを、ノイズ検
出アンテナ部12(ヘリカルアンテナ)では、混入ノイ
ズNに相関の高い検出ノイズNpの電波を各々強く受信
することができる。なお、ここでは、ノイズ検出アンテ
ナ部15をヘリカルアンテナで構成しているが、これに
限定されるものではない。
【0039】このように、GPS受信アンテナ部1とノ
イズ検出アンテナ部15とを一体化しても前者はGPS
信号Sを、後者は混入ノイズNに相関の高い検出ノイズ
Npを各々強く受信することができ、図4と同等の作用
を行うことができる。ノイズ除去部6での動作は前述と
同様である。
【0040】本実施形態では、第4の実施形態の効果に
加え、ノイズ検出アンテナ部15の省スペース化を図る
ことができるという効果を奏する。
【0041】図6は、本発明の第6の実施の形態を示す
GPS受信装置のブロック図であり、図1の参照ノイズ
信号出力部5が、混入ノイズNと同等の擬似ノイズを生
成するノイズ信号発生部18を有してなり、該擬似ノイ
ズを前記参照ノイズ信号Nrとするものである。
【0042】以下第6の実施の形態の動作を説明する。
この実施形態においては、ノイズ検出部を用いるのでは
なく、GPS受信アンテナ部1に混入するノイズの周波
数成分を有する信号を、参照ノイズ信号出力部5内のノ
イズ信号発生部18で擬似的に発生させ、この擬似ノイ
ズを参照ノイズ信号Nrとしてノイズ除去部6に入力し
て、擬似ノイズと相関のある成分を除去するものであ
る。ノイズ除去部6での動作は前述と同様である。
【0043】本実施形態では、携帯電話等GPS受信周
波数帯に近い搬送周波数が混入ノイズとなる場合、その
搬送周波数と同周波数の信号をノイズ信号発生部18で
発生させることで効率的にノイズ除去ができるという効
果を奏する。
【0044】また、携帯端末等の機器では、内部のロジ
ック回路を動作させるための一定周期をもつクロック信
号があり、このクロック信号がノイズとなってGPS受
信アンテナ部1で受信されることがある。この場合混入
ノイズNは周期性をもつことになる。このようなクロッ
ク信号による周期性ノイズに対しても効率的にノイズ除
去ができる効果を奏する。
【0045】図7は、本発明の第7の実施の形態を示す
GPS受信装置のブロック図であり、参照ノイズ信号出
力部5が、混入ノイズNの周波数帯を通過域とする帯域
通過フィルタ部19を有してなり、第1のA/D変換部
3の出力信号を該帯域通過フィルタ部19に入力し、該
帯域通過フィルタ部19の出力信号を前記参照ノイズ信
号Nrとするものである。すなわち、混入ノイズNに相
関のあるノイズを、混入ノイズを含んだGPSディジタ
ル信号S”+N”から帯域通過フィルタ部19を介して
検出する構成である。この構成は、図6同様、混入ノイ
ズNが周期性をもつ場合に効果がある。
【0046】以下第7の実施の形態の動作を説明する。
混入ノイズを含んだGPSディジタル信号S”+N”が
2方に分岐され一方は直接加算器10に入力される。も
う一方は帯域通過フィルタ部19に入力され、その出力
として狭帯域の周期性をもつ混入ノイズN”が検出され
る。さらに帯域通過フィルタ部19の後段の信号遅延部
20に入力され、その出力は参照ノイズ信号Nrとして
ノイズ除去部6内の適応フィルタ部8に入力され、その
出力信号がアンチノイズ信号ANとして加算器10に入
力される。ここで、前記の直接加算器に入力された混入
ノイズを含んだGPSディジタル信号S”+N”とアン
チノイズANとの加算により周期性をもつ混入ノイズN
(N”)が除去される。
【0047】信号遅延部20を具備したのは、周期性ノ
イズのみをより効率的に除去するためである。帯域通過
フィルタ部19では周期性ノイズを検出するようにその
通過帯域を設定するが、GPSディジタル信号S”もこ
の通過帯域に存在し、検出信号にGPSディジタル信号
S”の成分も若干含まれる場合がある。GPSディジタ
ル信号S”を含んだものを参照ノイズ信号Nrとする
と、混入ノイズN”だけを消去するだけでなく、GPS
ディジタル信号S”の一部にも影響を与える。ここで、
信号遅延部20を設けるとその時間遅延により、GPS
ディジタル信号S”と参照ノイズ信号Nrに含まれるG
PSディジタル信号S”の成分との相関をなくすことが
でき、GPSディジタル信号S”の除去を防ぐことがで
きる。それに対し、周期性ノイズの場合、周期的である
ことのゆえに時間遅延により相関が失われることがな
く、周期性をもつ混入ノイズN”に関しては、除去を行
うことができる。
【0048】本実施形態では、混入ノイズを含んだGP
Sディジタル信号S”+N”から帯域通過フィルタ部1
9を使って混入ノイズN”を検出し、これを参照ノイズ
信号としアンチノイズを生成しノイズ除去動作を行うこ
とができるので、別途第2の高周波処理部12や第2の
A/D変換部13を設けることなく、簡単な構成で参照
ノイズ信号Nrを得てノイズ除去動作を行うことができ
るという効果を奏する。
【0049】図8は、本発明の第7の実施の形態を示す
GPS受信装置のブロック図であり、ノイズ除去部6に
固定係数フィルタ部21と加算器22を付加したもので
ある。なお、ノイズ検出部11の形態を図4で示したア
ンテナの形態をとっているがこれに限定されるものでは
ない。
【0050】以下第7の実施の形態の動作を説明する。
ノイズ除去部6における初期の動作は、図1乃至図7の
実施形態と同様に混入ノイズN(N”)を低減するよう
に、適応フィルタ部8のフィルタ係数を初期状態からフ
ィルタ係数更新部9により逐次更新する動作が行われ
る。この時固定係数フィルタ部21は未動作状態であ
る。次に、ある程度更新動作が行われると適応フィルタ
部8のフィルタ係数は次第に決まったものになって行
く。すなわちフィルタ係数は収束されて行く。本実施形
態においてはフィルタ係数が十分収束した後には、この
係数更新を停止し、その時の係数値を固定し、保持す
る。次にその係数値を固定係数フィルタ部21にコピー
し、その後、動作は固定係数フィルタ部21に切り替わ
り、固定係数フィルタ部21によりアンチノイズANが
生成され、アンチノイズANおよび混入ノイズを含んだ
GPSディジタル信号S”+N”が加算器22に入力さ
れノイズ除去動作が行われる。
【0051】ノイズ源が変動する場合や、ノイズ伝播特
性が変動する場合などは、適応フィルタ部8のフィルタ
係数を逐次更新し続けて行く必要があるが、除去対象の
ノイズが携帯端末等から発せられるものであれば、その
ノイズ特性の変動はほとんどないため、逐次更新の必要
はなくなりこの構成をとることができる。
【0052】逐次更新の場合は、フィルタ係数更新部9
での演算負荷は大きいものになるが、本実施形態では、
フィルタ係数を固定することができるので、演算負荷を
削減できるという効果を奏する。
【0053】なお、本実施形態においては、固定係数フ
ィルタ部21と加算器22を別途設けて、適応フィルタ
部8の係数値を固定係数フィルタ部21にコピーする方
法をとっているが、適応フィルタ部8に固定係数フィル
タとしての機能を付加してもよくこの構成には限定され
ない。
【0054】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1記載の発
明によれば、GPS信号に混入するノイズに相関のある
ノイズを参照ノイズ信号とし、該参照ノイズ信号をもと
にアンチノイズ信号を生成し、受信信号にアンチノイズ
を加えることで、混入ノイズを除去するようにしたの
で、測位処理を行う信号処理部にノイズのないGPS信
号を入力することができ、ノイズに妨害されGPS信号
受信不可能状態に陥ることなく、正確な測位処理を行う
ことができるGPS受信装置が提供できた。
【0055】請求項2記載の発明は、請求項1記載にお
いて、混入ノイズに相関のあるノイズをノイズ検出部か
ら検出するようにしたので、請求項1の効果に加え、ノ
イズ源の変動に追随した相関の高い参照ノイズ信号を得
ることができ、ノイズ源の変動に強いノイズ除去動作を
行うことができるという効果を奏する。
【0056】請求項3記載の発明は、請求項2記載にお
いて、ノイズ検出部をノイズ発生源となる機器の電気回
路に接続するので、請求項2の効果に加え、ノイズ発生
源が携帯端末等特定の機器に限定される場合、混入ノイ
ズと非常に相関の高い参照ノイズ信号を得ることがで
き、性能の高いノイズ除去動作を行うことができるとい
う効果を奏する。
【0057】請求項4記載の発明は、請求項2記載にお
いて、ノイズ検出部をノイズ検出アンテナ部として構成
してノイズ発生源からの放射電波を検出するので、請求
項2の効果に加え、柔軟に混入ノイズと相関の高い参照
ノイズ信号を得て、ノイズ除去動作を行うことができる
という効果を奏する。
【0058】請求項5記載の発明は、請求項4記載にお
いて、GPS受信アンテナ部とノイズ検出アンテナ部と
を一体化構成し、かつノイズ検出アンテナ部がGPS信
号を受信しないようにGPS受信アンテナ部の受信軸と
は異なる受信軸となるように設置されているので、請求
項4の効果に加え、ノイズ検出アンテナ部の省スペース
化を図ることができるという効果を奏する。
【0059】請求項6記載の発明は、請求項1記載にお
いて、混入ノイズと同等の擬似ノイズを生成することに
より、請求項1の効果に加え、携帯電話や携帯端末から
発せられる周期性ノイズを効率的に除去することができ
るという効果を奏する。
【0060】請求項7記載の発明は、請求項1記載にお
いて、GPS受信アンテナ部での受信信号から帯域通過
フィルタ部を使って混入ノイズを検出し、これを参照ノ
イズ信号としアンチノイズを生成しノイズ除去動作を行
うことができるので、請求項1の効果に加え、別途第2
の高周波処理部や第2のA/D変換部を設けることなく
簡単な構成で参照ノイズ信号を得て、ノイズ除去動作を
行うことができるという効果を奏する。
【0061】請求項8記載の発明は、請求項1乃至請求
項7記載において、適応フィルタ部によりノイズ発生源
の変動に追随してアンチノイズを生成し、混入ノイズを
除去できるので、請求項1乃至請求項7記載の効果に加
え、時間的にノイズ源が変動する場合や、ノイズ伝播特
性が変動する場合などに高いノイズ除去性能を有すると
いう効果を奏する。
【0062】請求項9記載の発明は、請求項8記載にお
いて、ノイズ除去性能が得られた時点のフィルタ係数を
固定してノイズ除去動作を行うので、請求項8の効果に
加え、混入ノイズがノイズ特性の変動のない携帯端末等
からのものであれば、演算負荷を削減できるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態であるGPS受信装置
を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施形態であるGPS受信装置
を示すブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施形態であるGPS受信装置
を示すブロック図である。
【図4】本発明の第4の実施形態であるGPS受信装置
を示すブロック図である。
【図5】本発明の第5の実施形態であるGPS受信装置
であり、(a)はブロック図,(b)はアンテナ構成の
斜視図、(c)は別のアンテナ構成の斜視図である。
【図6】本発明の第6の実施形態であるGPS受信装置
を示すブロック図である。
【図7】本発明の第7の実施形態であるGPS受信装置
を示すブロック図である。
【図8】本発明の第8の実施形態であるGPS受信装置
を示すブロック図である。
【図9】本発明の従来例であるGPS受信装置を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 GPS受信アンテナ部 2 第1の高周波処理部 3 第1のA/D変換部 4 信号処理部 5 参照ノイズ信号出力部 6 ノイズ除去部 7 信号遅延部 8 適応フィルタ部 9 フィルタ係数更新部 10 加算器 11 ノイズ検出部 12 第2の高周波処理部 13 第2のA/D変換部 14 ノイズ源機器 15 ノイズ検出アンテナ部 16 GPS受信/ノイズ検出一体アンテナ部 18 ノイズ信号発生部 19 帯域通過フィルタ部 20 信号遅延部 21 固定係数フィルタ部 22 加算器 S GPS信号 S” GPSディジタル信号 N 混入ノイズ Nr 参照ノイズ信号 AN アンチノイズ信号 Np 検出ノイズ e 誤差信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 末藤 卓也 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 福田 正仁 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 辻本 郁夫 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 奥野 健治 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 川本 和宏 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5J021 AA02 AA13 AB02 AB06 FA00 FA09 FA14 FA17 FA23 HA05 HA10 JA10 5J062 AA01 AA08 AA12 BB01 BB05 CC07 DD02 5K004 AA04 ED06 EG11 EH01 EH02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 GPS衛星から送られてくる電波を受信
    するGPS受信アンテナ部と、受信した高周波信号を所
    望の周波数帯域にダウンコンバートする第1の高周波処
    理部と、ダウンコンバートされた信号をA/D変換する
    第1のA/D変換部と、該A/D変換部から出力される
    GPSディジタル信号を捕捉追尾処理して測位に必要な
    情報を得る信号処理部を含んで構成されるGPS受信装
    置において、 GPS受信アンテナ部に混入し捕捉追尾信号処理の妨げ
    となる混入ノイズに相関のある参照ノイズ信号を出力す
    る参照ノイズ信号出力部を設けるとともに、参照ノイズ
    信号をもとに混入ノイズを打ち消すアンチノイズ信号を
    生成し、GPSディジタル信号にアンチノイズ信号を加
    算して混入ノイズを低減させるノイズ除去部を前記信号
    処理部の前段に具備するようにしたことを特徴とするG
    PS受信装置。
  2. 【請求項2】 前記参照ノイズ信号出力部が、混入ノイ
    ズに相関のあるノイズを検出するノイズ検出部と、該ノ
    イズをダウンコンバートする第2の高周波処理部と、ダ
    ウンコンバートされたノイズをA/D変換する第2のA
    /D変換部を有してなることにより、前記参照ノイズ信
    号を出力するようにしたことを特徴とする請求項1記載
    のGPS受信装置。
  3. 【請求項3】 前記ノイズ検出部が、ノイズ発生源とな
    る機器のノイズを検出するように該機器の電気回路に接
    続されることを特徴とする請求項2記載のGPS受信装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ノイズ検出部が、ノイズ発生源から
    の放射電波を受信するノイズ検出アンテナ部で構成され
    ることを特徴とする請求項2記載のGPS受信装置。
  5. 【請求項5】 前記ノイズ検出アンテナ部が、GPS受
    信アンテナ部と一体に構成され、ノイズ検出アンテナ部
    が、GPS衛星から送られてくる電波を受信しないよう
    に、GPS受信アンテナ部の受信軸の向きとは異なる受
    信軸となるよう設置されていることを特徴とする請求項
    4記載のGPS受信装置。
  6. 【請求項6】 前記参照ノイズ信号出力部が、混入ノイ
    ズと同等の擬似ノイズを生成するノイズ信号発生部を有
    してなり、該擬似ノイズを前記参照ノイズ信号とするこ
    とを特徴とする請求項1記載のGPS受信装置。
  7. 【請求項7】 前記参照ノイズ信号出力部が、前記混入
    ノイズの周波数帯を通過域とする帯域通過フィルタ部を
    有してなり、第1のA/D変換部の出力信号を該帯域通
    過フィルタ部に入力し、該帯域通過フィルタ部の出力信
    号を前記参照ノイズ信号とすることを特徴とする請求項
    1記載のGPS受信装置。
  8. 【請求項8】 前記ノイズ除去部が、フィルタ特性を決
    めるフィルタ係数の変化する適応フィルタ部と、前記混
    入ノイズを最も低減するように該適応フィルタ部のフィ
    ルタ係数を逐次更新するフィルタ係数更新部を有してな
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに
    記載のGPS受信装置。
  9. 【請求項9】 前記ノイズ除去部において、前記混入ノ
    イズを最も低減できた時点で、前記適応フィルタ部のフ
    ィルタ係数を固定することを特徴とした請求項8記載の
    GPS受信装置。
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