JP2006145461A - Gps受信機及びgps信号処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 妨害波によるGPS信号への影響を最小限に抑える。
【解決手段】 GPS信号を含む右旋偏波の信号を受信可能なGPSアンテナと、左旋偏波の信号を受信可能な左旋偏波アンテナと、受信された左旋偏波の信号にそれぞれ異なる複数の重み付けデータを選択的に付加する重み付け付加手段と、付加された重み付けデータに応じ、受信された右旋偏波の信号と該左旋偏波の信号とに対して所定の処理を実行する信号処理手段と、所定の処理が実行された処理後信号の妨害波のレベルを検知する妨害波レベル検知手段と、それぞれ異なる重み付けデータによって処理された処理後信号の各々の妨害波のレベルを比較する妨害波レベル比較手段と、該左旋偏波の信号に付加される重み付けデータを比較結果に応じて設定する重み付けデータ設定手段とを備える。
【選択図】 図3

Description

この発明は、位置情報を取得する為のGPS受信機、及び受信されたGPS信号を処理するGPS信号処理方法に関する。
GPS(Global Positioning System)は、地球を周回するGPS衛星から発信されるGPS信号に用いて位置情報を取得する測位システムであり、例えば車両に搭載されるナビゲーション機能を有した車載器などに利用されている。
このような車載器にはGPS信号を捕捉する為のGPS受信機が備えられている。GPS受信機は、各種処理を実行する為の回路を成す電気部品を実装した基板を備えている(例えば特許文献1)。
実開平7−42192号公報
しかしながら上記特許文献1に示されたようなGPS受信機では、基板に実装された各電気部品のクロックや高調波信号等が、アンテナを通ってGPS信号帯域に混入し、妨害波となり得ることがある。このような妨害波が存在する場合、GPS信号を正常に受信できなくなる可能性があり、非測位状態や測位結果を誤って算出することが想定される。
ここで、GPS信号帯域への各電気部品による妨害波混入を防止するには、GPSアンテナを妨害波が混入しないような位置に設置すること、これらのクロックや高調波信号等の全てをGPS信号帯域に影響を及ぼさないような周波数に管理したり振幅レベルに抑えたりすること等が考えられる。
ところがGPSアンテナを妨害波が混入し難い位置に設置したとしても、車両の外部で伝搬されている様々な電波も各電気部品のクロック等と同様に妨害波となり得る為、上記の誤測位等の問題は解決されない。また、部品の選定や複雑な制御の観点から、GPS受信機や他の車載器に含まれる全ての電気部品のクロックや高調波信号等をGPS信号帯域に影響を及ぼさないような周波数に管理することは実質的に不可能である。また、GPS信号は、周波数拡散されており、その振幅レベルがバックグランドノイズと同等である。この為、GPS受信機や他の車載器に含まれる全ての電気部品のクロックや高調波信号等をGPS信号帯域に影響を及ぼさないような振幅レベルに抑えることは実質的に不可能である。
そこで、本発明は上記の事情に鑑み、妨害波によるGPS信号への影響を最小限に抑えることができるGPS受信機及びGPS信号処理方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決する本発明の一態様に係る、位置情報を取得する為のGPS受信機は、GPS信号を含む右旋偏波の信号を受信可能なGPSアンテナと、左旋偏波の信号を受信可能な左旋偏波アンテナと、受信された左旋偏波の信号にそれぞれ異なる複数の重み付けデータを選択的に付加する重み付け付加手段と、付加された重み付けデータに応じ、受信された右旋偏波の信号と該左旋偏波の信号とに対して所定の処理を実行する信号処理手段と、所定の処理が実行された処理後信号の妨害波のレベルを検知する妨害波レベル検知手段と、それぞれ異なる重み付けデータによって処理された処理後信号の各々の妨害波のレベルを比較する妨害波レベル比較手段と、該左旋偏波の信号に付加される重み付けデータを比較結果に応じて設定する重み付けデータ設定手段とを備えたものである。
なお、上記GPS受信機は、妨害波レベル検知手段によって検知される妨害波のレベルが所定の閾値以上となったとき、該左旋偏波の信号に付加される重み付けデータを再設定することができる。
また、上記GPS受信機において、複数の重み付けデータの各々が、該右旋偏波の信号と左旋偏波の信号とを加算する為のもの、右旋偏波の信号から左旋偏波の信号を減算する為のもの、右旋偏波の信号に対して加算及び減算処理のいずれも実行しない為のものであっても良い。
また、上記GPS受信機において、妨害波のレベルは、該処理後信号のCN比であっても良い。
また、上記GPS受信機において、右旋偏波の信号を受信する機能と左旋偏波の信号を受信する機能が単一のアンテナに付与されていても良い。
また、上記の課題を解決する本発明の別の態様に係る、位置情報を取得する為のGPS受信機は、GPS信号を含む右旋偏波の信号を受信可能なGPSアンテナと、左旋偏波の信号を受信可能な左旋偏波アンテナと、受信された左旋偏波の信号にそれぞれ異なる複数の重み付けデータを所定の順序で繰り返し付加する重み付け付加手段と、付加された重み付けデータに応じ、受信された右旋偏波の信号と該左旋偏波の信号とに対して所定の処理を実行する信号処理手段と、所定の処理が実行された処理後信号の妨害波のレベルを検知する妨害波レベル検知手段と、それぞれ異なる重み付けデータによって処理された処理後信号の各々の妨害波のレベルを比較する妨害波レベル比較手段と、複数の処理後信号の中から測位演算に用いるものを比較結果に応じて選択する信号選択手段とを備えたものである。
また、上記の課題を解決する本発明の一態様に係る、受信されたGPS信号を処理するGPS信号処理方法は、GPS信号を含む右旋偏波の信号と左旋偏波の信号を受信する受信ステップと、受信された左旋偏波の信号にそれぞれ異なる複数の重み付けデータを選択的に付加する重み付け付加ステップと、付加された重み付けデータに応じ、受信された右旋偏波の信号と該左旋偏波の信号とに対して所定の処理を実行する信号処理ステップと、所定の処理が実行された処理後信号の妨害波のレベルを検知する妨害波レベル検知ステップと、それぞれ異なる重み付けデータによって処理された処理後信号の各々の妨害波のレベルを比較する妨害波レベル比較ステップと、該左旋偏波の信号に付加される重み付けデータを比較結果に応じて設定する重み付けデータ設定ステップとを含んだ方法である。
また、上記の課題を解決する本発明の別の態様に係る、受信されたGPS信号を処理するGPS信号処理方法は、GPS信号を含む右旋偏波の信号と左旋偏波の信号を受信する受信ステップと、受信された左旋偏波の信号にそれぞれ異なる複数の重み付けデータを選択的に付加する重み付け付加ステップと、付加された重み付けデータに応じ、受信された右旋偏波の信号と該左旋偏波の信号とに対して所定の処理を実行する信号処理ステップと、所定の処理が実行された処理後信号の妨害波のレベルを検知する妨害波レベル検知ステップと、それぞれ異なる重み付けデータによって処理された処理後信号の各々の妨害波のレベルを比較する妨害波レベル比較ステップと、複数の処理後信号の中から測位演算に用いるものを、比較結果に応じて選択する信号選択ステップとを含んだ方法である。
本発明のGPS受信機及びGPS信号処理方法を採用すると、妨害波の影響が低くなるように処理されたGPS信号を用いて測位演算を実行することができる。従って、非測位や誤測位等が軽減され、車両の現在位置を高精度に算出できるようになる。
以下に、図面を参照して、本発明の実施の形態のGPS受信機の構成及び作用について説明する。
図1は、本発明の実施例1の車載器200の構成を示したブロック図である。車載器200は、車両(不図示)に搭載された所謂ナビゲーション装置であり、GPS受信機100と、デッドレコニング(以下、DRと略記)センサであるジャイロセンサ102、車速センサ104、3Dジャイロセンサ106と、車載器200全体の制御を統括して実行する制御部108と、地図データを含む各種情報を蓄積したメモリ110と、主としてナビゲーション画像が表示されるモニタ112とを備えている。
また、図2は、本実施例1のGPS受信機100の構成を示したブロック図である。GPS受信機100は、複数のGPS信号を捕捉・追尾し、その捕捉・追尾数が所定数に達すると測位演算するものであり、大別して、受信されたGPS信号をダウンコンバートするRF(Radio Frequency)部1と、GPS信号のサンプリングから捕捉・追尾・測位までを実行するデジタル処理部2を備えている。
RF部1は、GPSアンテナ10a、左旋偏波アンテナ10b、加算器11、BPF(Band Pass Filter)12及び15、LNA(Low Noise Amplifier)13、ダウンコンバータ14、AGC(Auto Gain Control)16、TCXO(Temperature Compensated Crystal Oscillator)17、周波数シンセサイザー18、重み付け回路19、重み付け制御部20、及び、妨害波比較部21を有している。
GPSアンテナ10aは右旋偏波の信号を受信可能でアンテナであり、左旋偏波アンテナ10bは左旋偏波の信号を受信可能なアンテナである。ここで、GPS衛星から発信されるGPS信号は右旋円偏波である。この為、GPSアンテナ10aは、主として、GPS信号、及び、一般に直線偏波である妨害波になり得る電波(例えば、車両外部からの電波や、車載器200内部の電気部品のクロック又は高調波信号等)を受信する。また、左旋偏波アンテナ10bは、主として、上記の妨害波になり得る電波を受信する。なお、GPSアンテナ10a及び左旋偏波アンテナ10bは、略同位置に設置されている。従って、これらのアンテナが受信する上記の妨害波になり得る電波は実質的に同じものとなる。また、これらのアンテナは、車両の屋根やダッシュボード等のGPS衛星からのGPS信号を捕捉し易い場所に設置されている。
GPSアンテナ10aは加算器11と接続されている。また、左旋偏波アンテナ10bは重み付け回路19を介して加算器11と接続されている。GPSアンテナ10aが信号を受信すると、その受信信号は、加算器11に出力される。また、左旋偏波アンテナ10bが信号を受信すると、その受信信号は、重み付け回路19で実行される重み付け処理(後述)により、重み付けデータが付加されて加算器11に出力される。加算器11は、付加された重み付けデータに基づいてこれらの受信信号に後述する所定の処理を施し、処理した信号をBPF12に出力する。
BPF12に出力された信号は、当該BPF12により、GPS信号帯域以外の周波数成分を減衰される。そしてLNA13により、必要とされるレベルにまで増幅されてダウンコンバータ14に入力される。
TCXO17は、ダウンコンバータ14に入力された受信信号の周波数よりも低い周波数を発振する局部発振器である。周波数シンセサイザー18は、TCXO17からの出力に基づいて局部発振器信号を生成し、ダウンコンバータ14に出力する。ダウンコンバータ14は、周波数シンセサイザー18からの局部発振器信号を用い、受信信号であるRF信号を、安定動作や選択特性が改善される中間周波数すなわちIF(Intermediate Frequency)信号に変換する。変換された信号は、IF信号以外の周波数成分を減衰させるBPF15を介してAGC16に入力され、一定レベルの振幅に保たれた後、デジタル処理部2に出力される。
デジタル処理部2は、A/D(Analog-Digital)変換部22、復調部23、測位演算部24、インターフェース25、及び、妨害波抽出部26を有している。
AGC16からのIF信号は、A/D変換部24に入力されてデジタル信号に変換され、復調部23において復調される。復調された信号の数が所定数に達すると、測位演算部24が、それらの信号に基づいて測位演算し、インターフェース23を介して制御部108に、測位結果、GPS測位速度、及び、方位のデータとして出力する。なお、測位演算部24による測位演算は、本実施例1では毎秒一回実行される。
制御部108には、GPS受信機100からの信号以外に、ジャイロセンサ102、車速センサ104、及び、3Dジャイロセンサ106からの信号が入力される。ジャイロセンサ102は車両の方位に関する角速度を計測し、車速センサ104は車両の左右の駆動輪の回転速度を検出してその平均速度に応じた車速パルス信号を生成し、3Dジャイロセンサ106は車両の勾配に関する角速度を計測する。
制御部108に入力した各種信号(ジャイロセンサ102、車速センサ104、及び、3Dジャイロセンサ106からの信号)は、GPS受信機100からのGPS測位速度及び方位のデータに基づいてキャリブレーションされ、その後DR演算に用いられる(すなわち車両の進行方向及び距離の演算が成される)。
制御部108は、演算されたDR測位結果及びGPS受信機100からのGPS測位結果と、夫々の測位結果に対する誤差推定値とを比較することにより、高精度と判定される測位結果を選択し、選択された測位結果をマップマッチングする。また、制御部108は、各測位結果に基づいて、現在位置周辺のデジタル地図データをメモリ110から抽出し、地図データと共に車両の現在位置を示す自車位置マークをモニタ112に出力する。これにより、モニタ112にナビゲーション情報を含む各種情報が表示される。
なお、ここでいうマップマッチングとは、モニタ112に表示されている地図中の道路から外れた位置に自車位置マークが表示されるなどの誤差を補正することを示す。マップマッチングを行うことによって自車位置と地図との整合性が取れ、運転手は自車の現在位置を正確に知ることができる。
ここで、本実施例1のGPS受信機100が実行する妨害波軽減処理について説明する。図3は、本実施例1の妨害波軽減処理を示したフローチャートである。
なお、図3の妨害波軽減処理は、車載器200の電源(不図示)がオンされると開始され、電源がオフされた時点で終了する。
車載器200の電源をオンすると、GPS受信機100は、全てのフラグをリセットする(ステップ1、以下、ステップを「S」と略記)。そしてフラグAが立てられているか否かを判定し(S2)、その判定結果に基づいて「+1」の重み付けデータを用いた重み付け処理が実行されたか否かを判断する。なお、「+1」の重み付けデータは、GPSアンテナ10aによって受信された信号に左旋偏波アンテナ10bで受信された信号を加算する為のものである。
S2の処理においてフラグAが立てられている(フラグAオン)と判定した場合(S2:YES)、GPS受信機100は、「+1」の重み付けデータを用いた重み付け処理が実行されたと判断する。そしてフラグBが立てられているか否かを判定し(S5)、その判定結果に基づいて「0」の重み付けデータを用いた重み付け処理が実行されたか否かを判断する。
また、S2の処理においてフラグAが立てられていないと判定した場合(S2:NO)、GPS受信機100は、重み付け制御部20によって重み付け回路19を制御し、左旋偏波アンテナ10bで受信された信号に「+1」の重み付けデータを付加し(S3)、フラグAを立て(S4)、S10の処理に進む。
「+1」の重み付けデータが付加された上記信号が加算器11に入力すると、当該加算器11は、GPSアンテナ10aによって受信された信号に左旋偏波アンテナ10bで受信された信号を加算し、BPF12に出力する。そして出力された加算信号は、上述したBPF12から復調部23に至る一連の処理が施される(S10)。
S5の処理においてフラグBが立てられていないと判定した場合(S5:NO)、GPS受信機100は、重み付け制御部20によって重み付け回路19を制御し、左旋偏波アンテナ10bで受信された信号に「0」の重み付けデータを付加し(S6)、フラグBを立て(S7)、S10の処理に進む。なお、「0」の重み付けデータは、GPSアンテナ10aによって受信された信号に対して加算及び減算処理のいずれも実行しない為のものである。
「0」の重み付けデータが付加された上記信号が加算器11に入力すると、当該加算器11は、GPSアンテナ10aによって受信された信号を、加算及び減算処理することなく、BPF12に出力する。すなわち加算器11は、GPSアンテナ10aによって受信された信号そのものをBPF12に出力する。そして出力された信号は、上記加算信号と同様に、上述したBPF12から復調部23に至る一連の処理が施される(S10)。
S5の処理においてフラグBが立てられていると判定した場合(S5:YES)、GPS受信機100は、重み付け制御部20によって重み付け回路19を制御し、左旋偏波アンテナ10bで受信された信号に「−1」の重み付けデータを付加し(S8)、フラグCを立て(S9)、S10の処理に進む。なお、「−1」の重み付けデータは、GPSアンテナ10aによって受信された信号から左旋偏波アンテナ10bで受信された信号を減算する為のものである。
「−1」の重み付けデータが付加された上記信号が加算器11に入力すると、当該加算器11は、GPSアンテナ10aによって受信された信号から左旋偏波アンテナ10bで受信された信号を減算し、BPF12に出力する。そして出力された減算信号は、上記加算信号と同様に、上述したBPF12から復調部23に至る一連の処理が施される(S10)。
妨害波抽出部26は、S10の復調部23による復調過程において、GPS信号に対する妨害波の影響度合いの情報を復調部23から抽出して保持する(S11)。説明を加えると、妨害波抽出部26は、上記加算処理されたGPS信号に対する妨害波の影響度合いの情報、上記減算処理されたGPS信号に対する妨害波の影響度合いの情報、及び、加算及び減算処理のいずれも実行されていないGPS信号に対する妨害波の影響度合いの情報の計三種類の情報を復調部23から抽出して保持する。なお、ここでいうGPS信号に対する妨害波の影響度合いの指標の一例としては、測位に使用する各GPS信号のCN比が考えられる。復調部23で復調されるGPS信号のCN比は、妨害波の程度によって変化する。
S12の処理において、GPS受信機100は、フラグA、B、及びCの全てが立てられているか否かを判定する。フラグA、B、及びCの中に立てられていないフラグがあると判定した場合(S12:NO)、GPS受信機100は、「+1」又は「0」或いは「−1」の重み付けデータを用いた重み付け処理の中で実行されていない処理があると判断し、S2の処理に戻る。
また、S12の処理において全てのフラグが立てられていると判定した場合(S12:YES)、GPS受信機100は、「+1」、「0」、「−1」の重み付けデータを用いた重み付け処理が全て実行されたと判断し、妨害波抽出部26に保持された上記三種類の情報を妨害波比較部21に出力する。
妨害波比較部21は、入力された上記三種類の情報に含まれるCN比の各々を比較し(S13)、その比較結果を重み付け制御部20に出力する。重み付け制御部20は、比較結果に基づき、最も高いCN比を有するGPS信号を、妨害波の影響が最も小さいものと判断し、測位に使用する信号となるように重み付けデータを設定する(S14)。例えば重み付け制御部20が上記加算処理されたGPS信号を妨害波の影響が最も小さいものとして設定する場合、重み付け回路19は、重み付け制御部20の制御下で、左旋偏波アンテナ10bで受信された信号に「+1」の重み付けデータを継続的に付加する。「+1」の重み付けデータが付加された信号は、例えば測位演算のタイミングと同期するように毎秒一回、重み付け回路19から加算器11に出力される。これにより、重み付け回路19では最適な重み付けデータが常に付加される為、GPS受信機100は、妨害波の影響が最も小さいGPS信号を継続的に測位演算に用いることができ、誤測位等を軽減させることができる。
重み付けデータを設定して測位演算を実行している期間中、GPS受信機100は、現在設定している重み付けデータによるGPS信号のCN比を監視する(S15)。説明を加えると、GPS受信機100は、妨害波抽出部26を制御してGPS信号のCN比の情報を抽出し、当該抽出信号を妨害波比較部21に出力させる。そして妨害波比較部21により、そのCN比が所定の閾値以下であるか否かを判定させる。CN比が所定の閾値よりも大きいと判定された場合(S15:NO)、GPS受信機100は、重み付けデータの設定を変更することなく測位演算を継続し、S15の監視処理を続行する。また、CN比が所定の閾値以下であると判定された場合(S15:YES)、GPS受信機100は、S1の処理に戻って全てのフラグをリセットし、上述した一連の処理を再び繰り返す。
ここで、図4〜図6を参照して、上述した加算処理や減算処理等を実行することによって妨害波の抑制が達成され得ることに関し説明する。図4は、各段階における信号の状態を説明する為の図である。
図4において、周波数スペクトルSは、受信前の段階のGPS信号を含む右旋偏波の信号のスペクトルを表したグラフである。また、周波数スペクトルSは、GPSアンテナ10aによって受信された信号のスペクトルを表したグラフである。また、周波数スペクトルSは、左旋偏波アンテナ10bによって受信された信号のスペクトルを表したグラフである。また、周波数スペクトルS’は、加算器11による処理後の信号のスペクトルを表したグラフである。なお、これらのグラフにおいて、縦軸は振幅であり、横軸は周波数である。
周波数スペクトルSには、右旋円偏波であるGPS信号Gと妨害波信号Jが含まれている。ここでいう妨害波信号Jは、例えば車両外部からの電波や車載器200内部の電気部品のクロック又は高調波信号等であり、一般に直線偏波として作用する。なお、図4の各グラフでは、説明の便宜上、妨害波信号JをGPS信号帯域の中心にのみ示している。しかしながら、このような妨害波は、実際にはGPS信号帯域にランダムに分布している。
GPSアンテナ10aは右旋偏波を受信可能なアンテナである為、周波数スペクトルSには、GPS信号Gと右旋偏波の妨害波信号Jが含まれる。また、左旋偏波アンテナ10bは、左旋偏波を受信可能なアンテナである為、GPS信号Gを受信せず、妨害波信号のみを受信する。従って、周波数スペクトルSには、左旋偏波の妨害波信号Jのみが含まれる。なお、妨害波信号JとJは、同一のパワーを有しているが、右旋偏波と左旋偏波との違いによりそれぞれ位相が異なっている。この位相は、各アンテナに入力する際の信号の偏波面の角度に依存して変化する。偏波面の角度は、例えば妨害波となり得る信号を発信する要因とアンテナとの位置関係によって決定される。
また、これらの周波数スペクトルを加算器11で処理した後の周波数スペクトルS’には、GPS信号Gと、妨害波信号JとJとの合成信号である妨害波信号J’が含まれる。なお、妨害波信号J’は、上記位相差に応じて大きく変動する。図4では、その変動を分かり易くする為、妨害波信号J’に双方向矢印を付している。また、妨害波信号J’には、加算器11で加算処理されたときの妨害波信号J+J、加算器11で減算処理されたときの妨害波信号J−J、加算器11で加算及び減算処理のいずれも実行されなかったときの妨害波信号Jがある。
ここで、妨害波信号Jは以下の数1で示される。
Figure 2006145461
また、妨害波信号Jは以下の数2で示される。
Figure 2006145461
なお、ωjは妨害波の周波数、Exは各アンテナのX軸成分、Eyは各アンテナのY軸成分を示す。
ここで、各アンテナのX軸に対する妨害波の偏波面の角度θを考慮し、ExをEjcosθとし、EyをEjsinθとしたとき、妨害波信号JとJとを加算した妨害波信号J+Jを以下の数3で表すことができる。
Figure 2006145461
また、妨害波信号JからJを減算した妨害波信号J−Jを以下の数4で表すことができる。
Figure 2006145461
ここで、図5は、数3及び4で表される式を座標系で示した図である。図5(a)は数3で表される式を座標系で示した図であり、図5(b)は数4で表される式を座標系で示した図である。図5(a)及び(b)を参照すると、妨害波信号J’(妨害波信号J+J及びJ−J)が、各アンテナのX軸に対する妨害波の偏波面の角度θに依存して変化することが明らかである。
また、図6に、角度θに対する妨害波信号の強度であって、数1の妨害波信号J、数3の妨害波信号J+Jの振幅の絶対値|2Ejcosθ|、及び、数4の妨害波信号J−Jの振幅の絶対値|2Ejsinθ|の妨害波信号の強度を示す。なお、図6において、縦軸は妨害波信号の強度であり、横軸は角度θである。
図6を参照すると、各アンテナのX軸に対する妨害波の偏波面の角度θが60°〜120°及び240°〜300°の場合、妨害波信号J+JがGPS信号に対する妨害波の影響が最も小さいものとなる。また、角度θが0°〜30°、150°〜210°、及び、330°〜360°の場合、妨害波信号J−JがGPS信号に対する妨害波の影響が最も小さいものとなる。また、角度θが30°〜60°、120°〜150°、210°〜240°、及び、300°〜300°の場合、妨害波信号JがGPS信号に対する妨害波の影響が最も小さいものとなる。
例えば各アンテナのX軸に対する妨害波の偏波面の角度θが90°の場合に上述した図3の妨害波軽減処理を実行すると、GPS受信機100は、「+1」の重み付けデータによって加算処理された信号を用いて測位演算を実行する。また、各アンテナのX軸に対する妨害波の偏波面の角度θが200°の場合には、「−1」の重み付けデータによって減算処理された信号を用いて測位演算を実行する。このように、最適となる重み付け処理は、妨害波の偏波面の角度θに依存して変化する。GPS受信機100は、この変化特性を利用して最適な重み付け処理を実行することにより、GPS信号に対する妨害波の影響を最小限に抑えることができる。
次に、図面を参照して、様々な変形例の一部を示す。なお、以下の図面において、図1に示された本実施例1の車載器200及び図2に示されたGPS受信機100と同一の構成には、同一の符号を付してここでの詳細な説明は省略する。
図7は、本発明の実施例2の車載器に備えられたGPS受信機100zの構成を示したブロック図である。本実施例2のGPS受信機100zは、偏波切替部31を備え、右旋偏波と左旋偏波の信号を同一のアンテナで受信するように構成されている。
偏波切替部31は、右旋偏波と左旋偏波の両方の信号を受信可能な右左旋共用アンテナ10c、加算器11、及び、重み付け回路19を有している。右旋偏波の信号は、本実施例1と同様に、右左旋共用アンテナ10cから加算器11に直接出力される。また、左旋偏波の信号も、本実施例1と同様に、右左旋共用アンテナ10cから重み付け回路19に出力され、いずれかの重み付けデータが付加されて加算器11に出力される。本実施例2の如くアンテナを単一にすると、GPS受信機100zを本実施例1と比較して小型化及びコストダウンさせることができる。
図8は、本発明の実施例3の車載器に備えられたGPS受信機100yの構成を示したブロック図である。本実施例3のGPS受信機100yは、RF部1y及びデジタル処理部2yを備えている。RF部1yは、GPSアンテナ10a、左旋偏波アンテナ10b、加算器11、BPF12及び15、LNA13、ダウンコンバータ14、AGC16、TCXO17、周波数シンセサイザー18、重み付け回路19、及び、重み付け制御部20を有している。また、デジタル処理部2yは、A/D変換部22、復調部23、測位演算部24、インターフェース25、妨害波抽出部26、及び、測位演算入力データ制御部41を有している。
図9は、本実施例3の妨害波軽減処理を示したフローチャートである。なお、本実施例3の妨害波軽減処理において、図3に示された本実施例1の妨害波軽減処理と同一の処理には、同一の符号を付してここでの詳細な説明は省略する。
本実施例3のGPS受信機100yは、本実施例1のGPS受信機100と同様にS1〜12の処理を実行する。ここで、本実施例1では、重み付けされたGPS信号の復調処理が測位演算のタイミングと同期するように毎秒一回のタイミングで実行されている。これに対し、本実施例3では、測位演算は毎秒N回(Nは自然数)実行され、上記復調処理は毎秒3N回のタイミングで実行される。本実施例3において、例えばN=1、すなわち本実施例1と同様の周期で測位演算が実行される場合、GPS受信機100yは、測位演算入力データ制御部41によって重み付け制御部20を制御し、「+1」、「0」、「−1」の重み付けデータの各々によって処理された三種類のGPS信号の復調処理を毎秒一回ずつ実行する(すなわち復調処理を毎秒三回実行する)。なお、S12の処理において、GPS受信機100yは、妨害波抽出部26に保持された三種類の情報を測位演算入力データ制御部41に出力する。
S13の処理において、GPS受信機100yは、測位演算入力データ制御部41を制御し、入力された上記三種類の情報に含まれるCN比の各々を比較する(S13)。そして最も高いCN比を有したGPS信号を測位に使用する信号として選択し、測位演算部24に対して指示信号を出力する(S21)。測位演算部24は、前記の指示信号に応じ、復調部23で復調された三種類のGPS信号の中から1つを選択して測位演算を実行する。これにより、測位演算部24は、妨害波の影響の最も低いGPS信号を測位演算に常に使用することができる。
なお、本実施例3において、右旋偏波と左旋偏波を受信するアンテナが本実施例1と同様に別個のものであるが、本実施例2と同様に単一のアンテナで両方の偏波を受信できるように構成しても良い。
例えば車両内部の電気部品からの妨害波が車両外部のものよりも極めて強力な場合、アンテナのX軸に対する妨害波の偏波面の角度θは、妨害波となり得る信号を発信する要因(前記の電気部品)とアンテナとの位置関係に準じ、固定された状態となる。本実施例1では、付加される重み付けデータを、CN比が所定の閾値以下の場合を除いて基本的には固定している。この為、GPS受信機100の制御負担が本実施例3よりも少ない。従って、角度θが固定されるような状況下においては、本実施例1のGPS受信機100が最も有効である。
これに対し、例えば車両外部からの妨害波が車両内部の電気部品のものよりも極めて強力な場合、角度θは、車両の移動によって変動し易い。本実施例3では、付加される重み付けデータを所定の順序で常に変更している。本実施例1と比較すると、角度θの変動に対する応答速度が速い為、より正確な測位演算を実行することができる。従って、角度θが変動するような状況下においては、本実施例3のGPS受信機100yが最も有効である。
以上が本発明の実施例である。本発明はこれらの実施例に限定されるものではなく様々な範囲で変形が可能である。例えば、本実施例においてRF部1に配置されているものをデジタル処理部2に配置しても良く、又、デジタル処理部2に配置されているものをRF部1に配置しても良い。
本発明の実施例1の車載器の構成を示したブロック図である。 本実施例1のGPS受信機の構成を示したブロック図である。 本実施例1の妨害波軽減処理を示したフローチャートである。 各段階における信号の状態を説明する為の図である。 数3及び4で表される式を座標系で示した図である。 角度θに対する各妨害波信号の強度を示す。 本実施例2のGPS受信機の構成を示したブロック図である。 本実施例3のGPS受信機の構成を示したブロック図である。 本実施例3の妨害波軽減処理を示したフローチャートである。
符号の説明
1 RF部
2 デジタル処理部
10a GPSアンテナ
10b 左旋偏波アンテナ
11 加算器
19 重み付け回路
20 重み付け制御部
21 妨害波比較部
23 復調部
24 測位演算部
26 妨害波抽出部
100 GPS受信機
108 制御部
110 メモリ
112 モニタ
200 車載器

Claims (8)

  1. 位置情報を取得する為のGPS受信機において、
    GPS信号を含む右旋偏波の信号を受信可能なGPSアンテナと、
    左旋偏波の信号を受信可能な左旋偏波アンテナと、
    受信された左旋偏波の信号に、それぞれ異なる複数の重み付けデータを選択的に付加する重み付け付加手段と、
    付加された重み付けデータに応じ、受信された右旋偏波の信号と該左旋偏波の信号とに対して所定の処理を実行する信号処理手段と、
    所定の処理が実行された処理後信号の妨害波のレベルを検知する妨害波レベル検知手段と、
    それぞれ異なる重み付けデータによって処理された処理後信号の各々の妨害波のレベルを比較する妨害波レベル比較手段と、
    該左旋偏波の信号に付加される重み付けデータを、比較結果に応じて設定する重み付けデータ設定手段と、を備えたこと、を特徴とするGPS受信機。
  2. 前記妨害波レベル検知手段によって検知される妨害波のレベルが所定の閾値以上となったとき、該左旋偏波の信号に付加される重み付けデータを再設定すること、を特徴とする請求項1に記載のGPS受信機。
  3. 複数の重み付けデータの各々が、該右旋偏波の信号と左旋偏波の信号とを加算する為のもの、右旋偏波の信号から左旋偏波の信号を減算する為のもの、右旋偏波の信号に対して加算及び減算処理のいずれも実行しない為のものであること、を特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のGPS受信機。
  4. 該妨害波のレベルは、該処理後信号のCN比であること、を特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のGPS受信機。
  5. 右旋偏波の信号を受信する機能と左旋偏波の信号を受信する機能が単一のアンテナに付与されたこと、を特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のGPS受信機。
  6. 位置情報を取得する為のGPS受信機において、
    GPS信号を含む右旋偏波の信号を受信可能なGPSアンテナと、
    左旋偏波の信号を受信可能な左旋偏波アンテナと、
    受信された左旋偏波の信号に、それぞれ異なる複数の重み付けデータを所定の順序で繰り返し付加する重み付け付加手段と、
    付加された重み付けデータに応じ、受信された右旋偏波の信号と該左旋偏波の信号とに対して所定の処理を実行する信号処理手段と、
    所定の処理が実行された処理後信号の妨害波のレベルを検知する妨害波レベル検知手段と、
    それぞれ異なる重み付けデータによって処理された処理後信号の各々の妨害波のレベルを比較する妨害波レベル比較手段と、
    複数の処理後信号の中から測位演算に用いるものを、比較結果に応じて選択する信号選択手段と、を備えたこと、を特徴とするGPS受信機。
  7. 受信されたGPS信号を処理するGPS信号処理方法において、
    GPS信号を含む右旋偏波の信号と、左旋偏波の信号を受信する受信ステップと、
    受信された左旋偏波の信号に、それぞれ異なる複数の重み付けデータを選択的に付加する重み付け付加ステップと、
    付加された重み付けデータに応じ、受信された右旋偏波の信号と該左旋偏波の信号とに対して所定の処理を実行する信号処理ステップと、
    所定の処理が実行された処理後信号の妨害波のレベルを検知する妨害波レベル検知ステップと、
    それぞれ異なる重み付けデータによって処理された処理後信号の各々の妨害波のレベルを比較する妨害波レベル比較ステップと、
    該左旋偏波の信号に付加される重み付けデータを、比較結果に応じて設定する重み付けデータ設定ステップと、を含んだこと、を特徴とするGPS信号処理方法。
  8. 受信されたGPS信号を処理するGPS信号処理方法において、
    GPS信号を含む右旋偏波の信号と、左旋偏波の信号を受信する受信ステップと、
    受信された左旋偏波の信号に、それぞれ異なる複数の重み付けデータを選択的に付加する重み付け付加ステップと、
    付加された重み付けデータに応じ、受信された右旋偏波の信号と該左旋偏波の信号とに対して所定の処理を実行する信号処理ステップと、
    所定の処理が実行された処理後信号の妨害波のレベルを検知する妨害波レベル検知ステップと、
    それぞれ異なる重み付けデータによって処理された処理後信号の各々の妨害波のレベルを比較する妨害波レベル比較ステップと、
    複数の処理後信号の中から測位演算に用いるものを、比較結果に応じて選択する信号選択ステップと、を含んだこと、を特徴とするGPS信号処理方法。
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