JP6536020B2 - ズームレンズ系 - Google Patents

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Description

本発明は、ズームレンズ系、特に一眼レフカメラに用いて好適なズームレンズ系に関する。
従来、写真カメラ、電子スチルカメラ等に適した、ズームレンズ系が提案されている。例えば、特許文献1−3には、物体側から順に、正、負、正、負、正の屈折力の5つのレンズ群で構成される、正リード(ポジティブリード)型の5群ズームレンズ系が開示されている。
このような正リード(ポジティブリード)型のズームレンズ系は、負リード(ネガティブリード)型のズームレンズ系と比較して、広角端(短焦点距離端)におけるレンズ全長を短くすることができる。また、5群ズームレンズ系は、4群ズームレンズ系と比較して、移動レンズ群の自由度が付加されるため、ズーミング(変倍)に伴う収差変動を抑えることができる。
一方、近年のデジタル一眼レフカメラ用ズームレンズ系においては、全焦点距離(ズーム全域)にわたり、高い光学性能が求められている。
一般に、ズームレンズ系において、変倍作用を担うレンズ群の屈折力を大きくすると、所定の移動量で高いズーム比(変倍比)を得ることができる。しかし、その反面、ズーミング(変倍)に伴う収差変動が大きくなり、全焦点距離(ズーム全域)にわたり、良好な光学性能を得ることが難しくなる。
特開平8−179213号公報 特開2001−83420号公報 特開2003−66334号公報
この点、特許文献1−3のズームレンズ系は、各レンズ群の屈折力(パワーバランス)が不適切に設定されているため、デジタル一眼レフカメラ用ズームレンズ系として、全焦点距離(ズーム全域)にわたり良好な光学性能を達成できていないという問題があった。
本発明は、以上の問題意識に基づいてなされたものであり、全焦点距離(ズーム全域)にわたり良好な光学性能を達成することができるズームレンズ系を得ることを目的とする。
本発明のズームレンズ系は、その一態様では、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群と、負の屈折力の第2レンズ群と、正の屈折力の第3レンズ群と、負の屈折力の第4レンズ群と、正の屈折力の第5レンズ群とから構成されていること;短焦点距離端と長焦点距離端との変倍に際し、少なくとも、第1レンズ群と第3レンズ群と第5レンズ群が光軸方向に移動して、隣接する各レンズ群の間隔が変化すること;第5レンズ群は、物体側から順に、正単レンズと、負単レンズと正単レンズの接合レンズとからなること;第5レンズ群の最も像側の面は、像側に凹面を向けていること;及び次の条件式(1)、(3)を満足すること;を特徴としている。
(1)0.52<(m345t/m345w)/(ft/fw)<0.70
(3)−2.0<(Rsi+Rdo)/(Rsi−Rdo)<−1.0
但し、
m345w:短焦点距離端における無限遠合焦時の第3レンズ群と第4レンズ群と第5レンズ群の合成横倍率、
m345t:長焦点距離端における無限遠合焦時の第3レンズ群と第4レンズ群と第5レンズ群の合成横倍率、
fw:短焦点距離端における全系の焦点距離、
ft:長焦点距離端における全系の焦点距離
Rsi:第5レンズ群中の最も物体側にある正単レンズの像側の面の曲率半径、
Rdo:第5レンズ群中の接合レンズの物体側の面の曲率半径、
である。
本発明のズームレンズ系は、別の態様では、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群と、負の屈折力の第2レンズ群と、正の屈折力の第3レンズ群と、負の屈折力の第4レンズ群と、正の屈折力の第5レンズ群とから構成されていること;短焦点距離端と長焦点距離端との変倍に際し、少なくとも、第1レンズ群と第3レンズ群と第5レンズ群が光軸方向に移動して、隣接する各レンズ群の間隔が変化すること;第5レンズ群は、物体側から順に、正単レンズと、負単レンズと正単レンズの接合レンズとからなること;第5レンズ群の最も像側の面は、像側に凹面を向けていること;及び次の条件式(1)、(4)を満足すること;を特徴としている。
(1)0.52<(m345t/m345w)/(ft/fw)<0.70
(4)(np−nn)/Rb×1000<−3.0
但し、
m345w:短焦点距離端における無限遠合焦時の第3レンズ群と第4レンズ群と第5レンズ群の合成横倍率、
m345t:長焦点距離端における無限遠合焦時の第3レンズ群と第4レンズ群と第5レンズ群の合成横倍率、
fw:短焦点距離端における全系の焦点距離、
ft:長焦点距離端における全系の焦点距離、
np:第5レンズ群中の接合レンズの正単レンズのd線に対する屈折率、
nn:第5レンズ群中の接合レンズの負単レンズのd線に対する屈折率、
Rb:第5レンズ群中の接合レンズの接合面の曲率半径、
である。
本発明のズームレンズ系は、次の条件式(2)を満足することが好ましい。
(2)0.4<(m2t/m2w)/(ft/fw)
但し、
m2w:短焦点距離端における無限遠合焦時の第2レンズ群の横倍率、
m2t:長焦点距離端における無限遠合焦時の第2レンズ群の横倍率、
fw:短焦点距離端における全系の焦点距離、
ft:長焦点距離端における全系の焦点距離、
である。
本発明のズームレンズ系は、条件式(2)が規定する条件式範囲の中でも、次の条件式(2’)を満足することが好ましい。
(2’)0.4<(m2t/m2w)/(ft/fw)<1.0
第4レンズ群は、複数枚のレンズから構成することができる。
本発明のズームレンズ系は、次の条件式(5)を満足することが好ましい。
(5)0.4<(m3t/m3w)/(ft/fw)
但し、
m3w:短焦点距離端における無限遠合焦時の第3レンズ群の横倍率、
m3t:長焦点距離端における無限遠合焦時の第3レンズ群の横倍率、
fw:短焦点距離端における全系の焦点距離、
ft:長焦点距離端における全系の焦点距離、
である。
本発明のズームレンズ系は、条件式(5)が規定する条件式範囲の中でも、次の条件式(5’)を満足することが好ましい。
(5’)0.5<(m3t/m3w)/(ft/fw)<1.0
本発明のズームレンズ系は、次の条件式(6)を満足することが好ましい。
(6)−0.7<(Rdo+Rdi)/(Rdo−Rdi)<0.7
但し、
Rdo:第5レンズ群中の接合レンズの物体側の面(負単レンズの物体側の面)の曲率半径、
Rdi:第5レンズ群中の接合レンズの像側の面(正単レンズの像側の面)の曲率半径、
である。
本発明によれば、全焦点距離(ズーム全域)にわたり良好な光学性能を達成することができるズームレンズ系が得られる。
本発明によるズームレンズ系の数値実施例1の短焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図である。 図1の構成における諸収差図である。 図1の構成における横収差図である。 同数値実施例1の長焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図である。 図4の構成における諸収差図である。 図4の構成における横収差図である。 本発明によるズームレンズ系の数値実施例2の短焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図である。 図7の構成における諸収差図である。 図7の構成における横収差図である。 同数値実施例2の長焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図である。 図10の構成における諸収差図である。 図10の構成における横収差図である。 本発明によるズームレンズ系の数値実施例3の短焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図である。 図13の構成における諸収差図である。 図13の構成における横収差図である。 同数値実施例3の長焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図である。 図16の構成における諸収差図である。 図16の構成における横収差図である。 本発明によるズームレンズ系の数値実施例4の短焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図である。 図19の構成における諸収差図である。 図19の構成における横収差図である。 同数値実施例4の長焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図である。 図22の構成における諸収差図である。 図22の構成における横収差図である。 本発明によるズームレンズ系の数値実施例5の短焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図である。 図25の構成における諸収差図である。 図25の構成における横収差図である。 同数値実施例5の長焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図である。 図28の構成における諸収差図である。 図28の構成における横収差図である。 本発明によるズームレンズ系のズーム軌跡を示す第1の簡易移動図である。 本発明によるズームレンズ系のズーム軌跡を示す第2の簡易移動図である。 本発明によるズームレンズ系のズーム軌跡を示す第3の簡易移動図である。
本実施形態のズームレンズ系は、全数値実施例1−5を通じて、図31−図33の簡易移動図に示すように、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群G1と、負の屈折力の第2レンズ群G2と、正の屈折力の第3レンズ群G3と、負の屈折力の第4レンズ群G4と、正の屈折力の第5レンズ群G5とから構成されている。第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間(第3レンズ群G3の直前)には絞りSが位置しており、この絞りSは、第3レンズ群G3と一体に移動する。Iは像面である。
本実施形態のズームレンズ系は、全数値実施例1−5を通じて、図31−図33の簡易移動図に示すように、短焦点距離端(Wide)から長焦点距離端(Tele)への変倍に際し、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔が増大し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間隔が減少し、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の間隔が増大し、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5の間隔が減少する。
第1レンズ群G1と第3レンズ群G3と第4レンズ群G4と第5レンズ群G5は、全数値実施例1−5を通じて、短焦点距離端から長焦点距離端への変倍に際し、物体側に移動する(図31−図33)。
第2レンズ群G2は、短焦点距離端から長焦点距離端への変倍に際し、数値実施例1−4では物体側に移動し(図31、図32)、数値実施例5では像側に移動する(図33)。
第3レンズ群G3と第5レンズ群G5は、数値実施例1−3では、短焦点距離端から長焦点距離端への変倍に際し、一体に物体側に移動する(図31)。これにより、鏡枠の機械構造を簡略化してコストを抑えることができる。また、製造誤差の発生要因が減少するため実用上の光学性能を維持する上で有利となる。
第3レンズ群G3と第5レンズ群G5は、数値実施例4、5では、短焦点距離端から長焦点距離端への変倍に際し、独立して物体側に移動する(図32、図33)。これにより、ズーム移動群の自由度が付加されるため、変倍に伴う収差変動を補正する点で有利である。
このように、変倍時に第3レンズ群G3と第5レンズ群G5が一体に移動するか又は独立して移動するかにかかわらず、本実施形態のズームレンズ系を適用することができる。
なお、本実施形態のズームレンズ系は、短焦点距離端と長焦点距離端との変倍に際し、少なくとも、第1レンズ群G1と第3レンズ群G3と第5レンズ群G5が光軸方向に移動すればよい。つまり第2レンズ群G2と第4レンズ群G4は、短焦点距離端と長焦点距離端との変倍に際し、その動き(挙動)に自由度があり、例えば、光軸方向に移動しない(像面Iに対して固定されている)態様、及び、光軸方向に移動した後に短焦点距離端と同じ位置に戻る(例えばUターン)態様が可能である。
第1レンズ群G1は、全数値実施例1−5を通じて、物体側から順に、負レンズ11と、正レンズ12と、正レンズ13とからなる。負レンズ11と正レンズ12は接合されている。
第2レンズ群G2は、全数値実施例1−5を通じて、物体側から順に、負レンズ21と、負レンズ22と、正レンズ23と、負レンズ24とからなる。
負レンズ21は、数値実施例1−4では、ガラスレンズの物体側の面に合成樹脂材料による非球面層が接着形成されたハイブリッドレンズからなる。
負レンズ21は、数値実施例5では、物体側の面に非球面が形成されている(ハイブリッドレンズではない)。
第3レンズ群G3は、数値実施例1−4では、物体側から順に、正レンズ31と、負レンズ32と、正レンズ33とからなる。負レンズ32と正レンズ33は接合されている。
第3レンズ群G3は、数値実施例5では、物体側から順に、正レンズ31’と、正レンズ32’と、負レンズ33’とからなる。正レンズ32’の物体側の面には非球面が形成されている。正レンズ32’と負レンズ33’は接合されている。
第4レンズ群G4は、数値実施例1−4では、物体側から順に位置する負レンズ41と正レンズ42の接合レンズからなる。
第4レンズ群G4は、数値実施例5では、物体側から順に、正レンズ41’と、負レンズ42’と、正レンズ43’とからなる。正レンズ41’と負レンズ42’は接合されている。
第5レンズ群G5は、全数値実施例1−5を通じて、正レンズ(正単レンズ)51と、負レンズ(負単レンズ)52と、正レンズ(正単レンズ)53とからなる。負レンズ52と正レンズ53は接合されている。
正レンズ51は、数値実施例1−4ではその両面に非球面が形成されており、数値実施例5では(両面ではなく)物体側の面だけに非球面が形成されている。
本実施形態のズームレンズ系は、物体側から順に、正、負、正、負、正の屈折力の5つのレンズ群で構成される、正リード(ポジティブリード)型の5群ズームレンズ系である。これにより、負リード(ネガティブリード)型のズームレンズ系と比較して、短焦点距離端におけるレンズ全長を短くすることができ、また、4群ズームレンズ系と比較して、移動レンズ群の自由度を付加して、ズーミング(変倍)に伴う収差変動を抑えることができる。
また本実施形態のズームレンズ系は、第5レンズ群G5が複数枚のレンズ(正レンズ51と負レンズ52と正レンズ53の3枚のレンズ)からなる。これにより、球面収差、コマ収差、色収差等の補正の自由度を付加し、良好な光学性能を得ることができる。
そして本実施形態のズームレンズ系は、各レンズ群の屈折力配置(パワーバランス)を最適設定することで、変倍に伴う収差変動を抑えて全焦点距離(ズーム全域)にわたり良好な光学性能を達成するとともに、鏡筒構造を簡単化してコストダウンを図ることに成功している。
条件式(1)は、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4と第5レンズ群G5で構成される合成光学系の変倍への寄与を規定している。条件式(1)を満足することで、変倍に伴う収差変動(例えば短焦点距離端の歪曲収差や長焦点距離端の倍率色収差)を抑えて全焦点距離(ズーム全域)にわたり良好な光学性能を達成するとともに、鏡筒構造を簡単化してコストダウンを図ることができる。
条件式(1)の上限を超えることは、短焦点距離端から長焦点距離端への変倍に対する第3レンズ群G3と第4レンズ群G4と第5レンズ群G5による寄与が過多になることを意味する。したがって、各レンズ群のパワーを一定にするなら、短焦点距離端から長焦点距離端への変倍における各レンズ群の移動量が増大するため、鏡筒の大型化に繋がってしまう。あるいは、各レンズ群のパワーを増大することになり、変倍に伴う収差変動を補正し切れなくなると同時に、偏心誤差による性能劣化を抑える為、鏡筒構造の高精度化が求められ、コストアップに繋がる。
条件式(1)の下限を超えることは、短焦点距離端から長焦点距離端への変倍に対する第3レンズ群G3と第4レンズ群G4と第5レンズ群G5による寄与が過少になることを意味する。したがって、光学系の物体側(前方)と像側(後方)の屈折力の配分(すなわち第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の合成光学系と第3レンズ群G3と第4レンズ群G4と第5レンズ群G5の合成光学系とのパワーバランス)が不適切になり、短焦点距離端の歪曲収差や長焦点距離端の倍率色収差が増大してしまう。
条件式(2)及び(2’)は、第2レンズ群G2の変倍への寄与を規定している。条件式(2)を満足することで、短焦点距離端から長焦点距離端への変倍に対する第2レンズ群G2の変倍への寄与を最適化することができるので、変倍による収差変動(例えば短焦点距離端の歪曲収差や長焦点距離端の倍率色収差)を抑えつつ、鏡筒構造を簡単化してコストダウンを図ることができる。条件式(2’)を満足することで、さらに変倍に伴う収差変動を抑えて全焦点距離(ズーム全域)にわたり良好な光学性能を達成するとともに、鏡筒構造を簡単化してコストダウンを図ることができる。
条件式(2’)の上限を超えると、短焦点距離端から長焦点距離端への変倍に対する第2レンズ群G2の変倍への寄与が過多となるので、光学系の物体側(前方)と像側(後方)の屈折力の配分(すなわち第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の合成光学系と第3レンズ群G3と第4レンズ群G4と第5レンズ群G5の合成光学系とのパワーバランス)が不適切になり、短焦点距離端の歪曲収差や長焦点距離端の倍率色収差が増大してしまう。
条件式(2)の下限を超えると、短焦点距離端から長焦点距離端への変倍に対する第2レンズ群G2の変倍への寄与が過少となるので、短焦点距離端から長焦点距離端への変倍における他のレンズ群の寄与が過多となり、収差変動が補正し切れなくなる。
なお、本実施形態のズームレンズ系は、第5レンズ群G5が複数枚のレンズから構成されていなくても(例えば第5レンズ群G5が正単レンズから構成されていても)、条件式(1)と(2)または(2’)を同時に満足することで、独立した1つの発明(群)として成立し、変倍に伴う収差変動(例えば短焦点距離端の歪曲収差や長焦点距離端の倍率色収差)を抑えて全焦点距離(ズーム全域)にわたり良好な光学性能を達成するとともに、鏡筒構造を簡単化してコストダウンを図ることができる。
本実施形態のズームレンズ系は、第4レンズ群G4が複数枚のレンズ(負レンズ41と正レンズ42の2枚のレンズまたは正レンズ41’と負レンズ42’と正レンズ43’の3枚のレンズ)からなる。これにより、変倍に伴う色収差や像面湾曲の変動を抑えることができる。特に、第4レンズ群G4に正レンズと負レンズからなる接合レンズを含ませることで、色収差の補正が容易になる。
本実施形態のズームレンズ系は、第5レンズ群G5が、物体側から順に、正レンズ(正単レンズ)51と、負レンズ(負単レンズ)52と正レンズ(正単レンズ)53の接合レンズとから構成されている。第5レンズ群G5を、物体側から順に、正、負、正の屈折力の3枚のレンズで構成することで、第5レンズ群G5内の屈折力の配置が対称形に近くなり、光軸外の光線の収差の発生を低減させることができる。また、第5レンズ群G5に正レンズと負レンズからなる接合レンズを含ませることで、色収差の補正が容易になる。
条件式(3)は、第5レンズ群G5中の最も物体側にある正単レンズ51の像側の面と、第5レンズ群G5中の接合レンズの物体側の面(負単レンズ52の物体側の面)との間に作られる空気レンズの形状を規定している。条件式(3)を満足することで、コマ収差や像面湾曲(サジタル像面湾曲)等を良好に補正することができる。
条件式(3)の上限を超えると、短焦点距離端のコマ収差が補正不足になってしまう。
条件式(3)の下限を超えると、長焦点距離端のサジタル像面湾曲が補正不足になってしまう。
条件式(4)は、第5レンズ群G5中の接合レンズの接合面(負単レンズ52と正単レンズ53の接合面)の屈折力を規定している。条件式(4)を満足することで、非点収差や色収差(倍率色収差)、像面湾曲等を良好に補正することができる。
条件式(4)の上限を超えると、短焦点距離端の非点収差が増大してしまう。
条件式(4)の下限を超えると、長焦点距離端の倍率色収差が補正不足になってしまう。
本実施形態のズームレンズ系は、第5レンズ群G5の最も像側の面(正レンズ53の像側の面)が像側に凹面を向けている。これにより、バックフォーカスを確保するとともに、コマ収差やサジタル像面湾曲を良好に補正することができる。
条件式(5)及び(5’)は、第3レンズ群G3の変倍への寄与を規定している。条件式(5)及び(5’)を満足することで、変倍に伴う収差変動(例えば短焦点距離端の歪曲収差や長焦点距離端の倍率色収差)を抑えて全焦点距離(ズーム全域)にわたり良好な光学性能を達成するとともに、鏡筒構造を簡単化してコストダウンを図ることができる。
条件式(5’)の上限を超えると、短焦点距離端から長焦点距離端への変倍における第3レンズ群G3の変倍への寄与が過多となるので、変倍に伴う収差変動を補正し切れなくなると同時に、偏心誤差による性能劣化を抑える為、鏡筒構造の高精度化が求められ、コストアップに繋がる。
条件式(5)の下限を超えると、第3レンズ群G3の変倍への寄与が過少となるので、光学系の物体側(前方)と像側(後方)の屈折力の配分(すなわち第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の合成光学系と第3レンズ群G3と第4レンズ群G4と第5レンズ群G5の合成光学系とのパワーバランス)が不適切になり、短焦点距離端の歪曲収差や長焦点距離端の倍率色収差が増大してしまう。
条件式(6)は、第5レンズ群G5中の接合レンズの形状(シェーピングファクター)を規定している。条件式(6)を満足することで、コマ収差や像面湾曲(サジタル像面湾曲)等を良好に補正することができる。
条件式(6)の上限を超えると、長焦点距離端のサジタル像面湾曲が補正不足になってしまう。
条件式(6)の下限を超えると、短焦点距離端のコマ収差が補正不足になってしまう。
次に具体的な数値実施例1−5を示す。諸収差図及び横収差図並びに表中において、d線、g線、C線はそれぞれの波長に対する収差、Sはサジタル、Mはメリディオナル、FNO.はFナンバー、fは全系の焦点距離、Wは半画角(゜)、Yは像高、fB はバックフォーカス、Lはレンズ全長、Rは曲率半径、dはレンズ厚またはレンズ間隔、N(d)はd線に対する屈折率、ν(d)はd線に対するアッベ数を示す。Fナンバー、焦点距離、半画角、像高、バックフォーカス、レンズ全長及び変倍に伴って間隔が変化するレンズ間隔dは、短焦点距離端−中間焦点距離−長焦点距離端の順に示している。長さの単位は[mm]である。
回転対称非球面は次式で定義される。
x=cy2/[1+[1-(1+K)c2y2]1/2]+A4y4+A6y6+A8y8 +A10y10+A12y12・・・
(但し、cは曲率(1/r)、yは光軸からの高さ、Kは円錐係数、A4、A6、A8、・・・・・は各次数の非球面係数、xはサグ量)
[数値実施例1]
図1〜図6と表1〜表4は、本発明によるズームレンズ系の数値実施例1を示している。図1は短焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図、図2はその諸収差図、図3はその横収差図であり、図4は長焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図、図5はその諸収差図、図6はその横収差図である。表1は面データ、表2は各種データ、表3は非球面データ、表4はレンズ群データである。
本数値実施例1のズームレンズ系は、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群G1と、負の屈折力の第2レンズ群G2と、正の屈折力の第3レンズ群G3と、負の屈折力の第4レンズ群G4と、正の屈折力の第5レンズ群G5とから構成されている。第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間(第3レンズ群G3の直前)には絞りSが位置しており、この絞りSは、第3レンズ群G3と一体に移動する。
第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸の負メニスカスレンズ11と、両凸正レンズ12と、物体側に凸の正メニスカスレンズ13とからなる。負メニスカスレンズ11と両凸正レンズ12は接合されている。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、物体側に凸の負メニスカスレンズ21と、両凹負レンズ22と、両凸正レンズ23と、像側に凸の負メニスカスレンズ24とからなる。負メニスカスレンズ21は、ガラスレンズの物体側の面に合成樹脂材料による非球面層が接着形成されたハイブリッドレンズからなる。
第3レンズ群G3は、物体側から順に、両凸正レンズ31と、物体側に凸の負メニスカスレンズ32と、両凸正レンズ33とからなる。負メニスカスレンズ32と両凸正レンズ33は接合されている。
第4レンズ群G4は、物体側から順に位置する両凹負レンズ41と物体側に凸の正メニスカスレンズ42の接合レンズからなる。
第5レンズ群G5は、物体側から順に、両凸正レンズ(正単レンズ)51と、両凹負レンズ(負単レンズ)52と、物体側に凸の正メニスカスレンズ(正単レンズ)53とからなる。両凸正レンズ51の両面には非球面が形成されている。両凹負レンズ52と正メニスカスレンズ53は接合されている。
(表1)
面データ
面番号 R d N(d) ν(d)
1 410.171 1.960 1.84666 23.8
2 83.215 5.640 1.81600 46.6
3 -1277.157 0.100
4 50.036 4.650 1.77250 49.6
5 105.613 d5
6* 143.187 0.200 1.52972 42.7
7 95.477 1.100 1.88300 40.8
8 14.866 5.360
9 -46.875 0.820 1.81600 46.6
10 45.209 0.600
11 30.677 4.710 1.76182 26.5
12 -31.071 0.960
13 -20.644 1.030 1.81600 46.6
14 -45.551 d14
15絞 ∞ 0.900
16 29.977 3.950 1.72916 54.7
17 -291.473 0.100
18 33.388 1.050 1.68893 31.1
19 12.573 5.490 1.49700 81.6
20 -156.076 d20
21 -38.549 0.800 1.72916 54.7
22 25.901 2.000 1.84666 23.8
23 158.139 d23
24* 50.113 5.610 1.58913 60.9
25* -23.973 0.800
26 -120.116 1.000 1.80610 33.3
27 18.582 5.740 1.72916 54.7
28 155.537 -
(表2)
各種データ
ズーム比(変倍比) 3.64
短焦点距離端 中間焦点距離 長焦点距離端
FNO. 3.6 4.5 5.4
f 28.86 55.03 105.00
W 38.1 21.0 11.4
Y 21.64 21.64 21.64
fB 47.34 59.71 73.97
L 131.98 151.95 175.57
d5 3.114 19.092 34.569
d14 16.013 7.623 1.507
d20 1.743 6.033 8.618
d23 9.206 4.916 2.331
(表3)
非球面データ
面番号 K A4 A6 A8 A10
6 0.000 0.1615E-04 -0.1303E-07 -0.1688E-10 0.3724E-12
24 0.000 -0.1841E-04 -0.5053E-08 0.1403E-09 -0.9226E-13
25 0.000 0.9006E-05 -0.4436E-08 -0.7175E-10 0.7279E-12
(表4)
レンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 93.18
2 6 -17.02
3 16 28.81
4 21 -50.45
5 24 46.75
[数値実施例2]
図7〜図12と表5〜表8は、本発明によるズームレンズ系の数値実施例2を示している。図7は短焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図、図8はその諸収差図、図9はその横収差図であり、図10は長焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図、図11はその諸収差図、図12はその横収差図である。表5は面データ、表6は各種データ、表7は非球面データ、表8はレンズ群データである。
この数値実施例2のレンズ構成は、数値実施例1のレンズ構成と同様である。
(表5)
面データ
面番号 R d N(d) ν(d)
1 1208.960 1.960 1.84666 23.8
2 110.306 5.070 1.81600 46.6
3 -518.616 0.100
4 49.637 3.910 1.81600 46.6
5 79.494 d5
6* 81.778 0.150 1.52972 42.7
7 64.271 1.100 1.88300 40.8
8 14.655 5.690
9 -43.844 0.820 1.72916 54.7
10 47.989 0.480
11 29.516 4.710 1.72825 28.5
12 -29.402 0.710
13 -21.069 0.800 1.78800 47.4
14 -58.831 d14
15絞 ∞ 0.910
16 31.214 2.750 1.69680 55.5
17 -171.680 0.100
18 28.446 1.040 1.80000 29.9
19 13.443 5.400 1.49700 81.6
20 -100.868 d20
21 -39.830 0.800 1.60311 60.7
22 24.992 1.720 1.84666 23.8
23 62.616 d23
24* 63.837 6.000 1.58913 61.2
25* -25.726 0.770
26 -174.966 1.000 1.72047 34.7
27 18.437 5.760 1.61800 63.4
28 142.496 -
(表6)
各種データ
ズーム比(変倍比) 3.57
短焦点距離端 中間焦点距離 長焦点距離端
FNO. 3.6 4.6 5.7
f 28.70 54.99 102.38
W 38.1 21.1 11.7
Y 21.64 21.64 21.64
fB 43.84 57.56 75.00
L 128.65 150.19 179.18
d5 3.978 21.488 38.964
d14 17.516 7.822 1.900
d20 2.150 6.879 9.716
d23 9.416 4.688 1.850
(表7)
非球面データ
面番号 K A4 A6 A8 A10
6 0.000 0.1315E-04 0.7792E-08 -0.1085E-09 0.6816E-12
24 0.000 -0.1280E-04 -0.1703E-07 0.6628E-09 0.4269E-12
25 0.000 0.9220E-05 0.2232E-07 -0.1534E-09 0.3866E-11
(表8)
レンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 116.81
2 6 -18.44
3 16 27.54
4 21 -52.59
5 24 53.63
[数値実施例3]
図13〜図18と表9〜表12は、本発明によるズームレンズ系の数値実施例3を示している。図13は短焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図、図14はその諸収差図、図15はその横収差図であり、図16は長焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図、図17はその諸収差図、図18はその横収差図である。表9は面データ、表10は各種データ、表11は非球面データ、表12はレンズ群データである。
この数値実施例3のレンズ構成は、数値実施例1、2のレンズ構成と同様である。
(表9)
面データ
面番号 R d N(d) ν(d)
1 317.915 1.500 1.84666 23.8
2 114.678 4.820 1.72916 54.7
3 -779.948 0.100
4 44.790 4.440 1.78800 47.4
5 60.024 d5
6* 61.391 0.400 1.52972 42.7
7 61.391 1.100 1.88300 40.8
8 15.081 6.130
9 -51.515 0.820 1.72916 54.7
10 48.231 0.490
11 29.500 4.410 1.76182 26.5
12 -32.699 0.610
13 -23.744 0.800 1.88300 40.8
14 -102.204 d14
15絞 ∞ 3.660
16 53.039 3.310 1.61800 63.4
17 -52.837 0.100
18 25.420 1.000 1.80518 25.4
19 14.919 5.780 1.49700 81.6
20 -115.174 d20
21 -52.243 2.250 1.76200 40.1
22 19.185 2.920 1.84666 23.8
23 124.090 d23
24* 154.222 5.850 1.61800 63.4
25* -27.944 0.100
26 -100.959 1.000 1.60342 38.0
27 16.991 7.500 1.51633 64.1
28 194.847 -
(表10)
各種データ
ズーム比(変倍比) 3.55
短焦点距離端 中間焦点距離 長焦点距離端
FNO. 3.6 4.6 5.7
f 28.82 54.96 102.34
W 38.0 21.1 11.6
Y 21.64 21.64 21.64
fB 43.23 58.61 78.09
L 138.03 156.13 189.14
d5 3.157 17.720 37.355
d14 19.652 7.807 1.700
d20 1.500 7.612 11.179
d23 11.402 5.289 1.723
(表11)
非球面データ
面番号 K A4 A6 A8 A10
6 0.000 0.8748E-05 0.3368E-08 -0.2702E-10 0.2669E-12
24 0.000 -0.6024E-05 -0.2658E-07 0.6928E-09 -0.3893E-12
25 0.000 0.9253E-05 -0.1513E-08 0.2079E-09 0.1394E-11
(表12)
レンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 130.61
2 6 -18.48
3 16 26.37
4 21 -58.31
5 24 79.51
[数値実施例4]
図19〜図24と表13〜表16は、本発明によるズームレンズ系の数値実施例4を示している。図19は短焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図、図20はその諸収差図、図21はその横収差図であり、図22は長焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図、図23はその諸収差図、図24はその横収差図である。表13は面データ、表14は各種データ、表15は非球面データ、表16はレンズ群データである。
この数値実施例4のレンズ構成は、数値実施例1−3のレンズ構成と同様である。
(表13)
面データ
面番号 R d N(d) ν(d)
1 214.489 1.500 1.84666 23.8
2 109.074 5.010 1.59522 67.7
3 -742.721 0.100
4 46.196 4.390 1.58267 46.4
5 68.860 d5
6* 66.225 0.250 1.52972 42.7
7 66.224 1.100 1.91082 35.2
8 16.397 7.020
9 -61.511 0.820 1.74100 52.7
10 45.418 0.590
11 30.795 4.340 1.80518 25.4
12 -33.985 0.510
13 -25.592 0.800 1.88300 40.8
14 -240.507 d14
15絞 ∞ 2.920
16 76.632 5.170 1.65160 58.5
17 -47.417 0.100
18 25.212 1.000 1.80518 25.4
19 15.500 5.890 1.49700 81.6
20 -109.942 d20
21 -49.359 0.800 1.72342 38.0
22 20.047 2.640 1.84666 23.8
23 106.890 d23
24* 199.948 5.760 1.61881 63.8
25* -29.536 0.100
26 -339.110 1.000 1.66998 39.3
27 17.914 6.610 1.53775 74.7
28 135.508 -
(表14)
各種データ
ズーム比(変倍比) 3.56
短焦点距離端 中間焦点距離 長焦点距離端
FNO. 3.6 4.6 5.7
f 28.78 55.00 102.35
W 38.0 20.9 11.5
Y 21.64 21.64 21.64
fB 44.00 58.48 75.13
L 139.84 157.09 192.79
d5 3.000 16.932 40.962
d14 20.226 7.624 1.700
d20 1.500 9.460 14.621
d23 12.694 6.174 1.964
(表15)
非球面データ
面番号 K A4 A6 A8 A10
6 0.000 0.6368E-05 0.2884E-08 -0.1494E-10 0.1467E-12
24 0.000 -0.4098E-05 -0.1380E-07 0.7233E-09 -0.5479E-12
25 0.000 0.9750E-05 0.6033E-08 0.2891E-09 0.1235E-11
(表16)
レンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 144.70
2 6 -18.84
3 16 26.44
4 21 -60.47
5 24 90.35
[数値実施例5]
図25〜図30と表17〜表20は、本発明によるズームレンズ系の数値実施例5を示している。図25は短焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図、図26はその諸収差図、図27はその横収差図であり、図28は長焦点距離端における無限遠合焦時のレンズ構成図、図29はその諸収差図、図30はその横収差図である。表17は面データ、表18は各種データ、表19は非球面データ、表20はレンズ群データである。
この数値実施例5のレンズ構成は、以下の点を除いて、数値実施例1−4のレンズ構成と同様である。
(1)第2レンズ群G2の負メニスカスレンズ21の物体側の面に非球面が形成されている(負メニスカスレンズ21がハイブリッドレンズではない)。
(2)第3レンズ群G3が、物体側から順に、両凸正レンズ31’と、両凸正レンズ32’と、像側に凸の負メニスカスレンズ33’とからなる。両凸正レンズ32’の物体側の面には非球面が形成されている。両凸正レンズ32’と負メニスカスレンズ33’は接合されている。
(3)第4レンズ群G4が、物体側から順に、像側に凸の正メニスカスレンズ41’と、両凹負レンズ42’と、像側に凸の正メニスカスレンズ43’とからなる。正メニスカスレンズ41’と両凹負レンズ42’は接合されている。
(4)第5レンズ群G5の両凸正レンズ51の(両面ではなく)物体側の面だけに非球面が形成されている。
(表17)
面データ
面番号 R d N(d) ν(d)
1 28758.804 1.960 1.84666 23.8
2 146.807 5.330 1.74100 52.7
3 -2188.728 0.100
4 66.241 5.210 1.81600 46.6
5 132.631 d5
6* 125.752 1.800 1.72916 54.7
7 19.796 6.460
8 -88.906 1.400 1.83400 37.2
9 49.851 0.100
10 33.761 7.500 1.80000 29.9
11 -53.342 4.310
12 -24.898 1.740 1.61272 58.7
13 -75.917 d13
14絞 ∞ 3.150
15 51.946 4.900 1.60300 65.5
16 -77.894 0.300
17* 71.127 5.520 1.52501 70.4
18 -25.145 1.500 1.80518 25.4
19 -38.032 d19
20 -36.761 4.990 1.72000 50.2
21 -16.613 1.500 1.65160 58.5
22 58.421 3.690
23 -37.199 2.620 1.59551 39.2
24 -26.318 d24
25* 65.515 6.840 1.49700 81.6
26 -41.366 0.200
27 -558.125 1.200 1.59551 39.2
28 28.478 4.390 1.49700 81.6
29 103.934 -
(表18)
各種データ
ズーム比(変倍比) 2.19
短焦点距離端 中間焦点距離 長焦点距離端
FNO. 4.1 4.1 4.1
f 36.11 51.17 79.07
W 31.9 22.9 15.0
Y 21.64 21.64 21.64
fB 48.06 55.95 58.90
L 160.34 166.92 192.65
d5 4.760 15.301 43.289
d13 20.427 9.601 2.513
d19 4.552 6.691 9.230
d24 5.828 2.666 2.000
(表19)
非球面データ
面番号 K A4 A6 A8 A10
6 0.000 0.4024E-05 -0.1018E-08 0.1014E-10 -0.9418E-14
17 0.000 -0.5414E-05 -0.1874E-07 0.1547E-09 -0.6930E-12
25 0.000 -0.7578E-05 0.1095E-07 -0.7537E-10 0.2086E-12
(表20)
レンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 165.56
2 6 -27.83
3 15 28.96
4 20 -56.43
5 25 94.74
各数値実施例の各条件式に対する値を表21に示す。
(表21)
実施例1 実施例2 実施例3
条件式(1) 0.53 0.60 0.66
条件式(2)及び(2’) 0.52 0.46 0.43
条件式(3) -1.50 -1.34 -1.77
条件式(4) -4.14 -5.56 -5.13
条件式(5)及び(5’) 0.57 0.62 0.62
条件式(6) -0.13 0.10 -0.32
実施例4 実施例5
条件式(1) 0.66 0.69
条件式(2)及び(2’) 0.42 0.66
条件式(3) -1.19 -1.16
条件式(4) -7.38 -3.46
条件式(5)及び(5’) 0.63 0.68
条件式(6) 0.43 0.69
表21から明らかなように、数値実施例1〜数値実施例5は、条件式(1)〜条件式(6)を満足しており、諸収差図及び横収差図から明らかなように諸収差及び横収差は比較的よく補正されている。
本発明の特許請求の範囲に含まれるズームレンズ系に、実質的なパワーを有さないレンズまたはレンズ群を追加したとしても、本発明の技術的範囲に含まれる(本発明の技術的範囲を回避したことにはならない)。
G1 正の屈折力の第1レンズ群
11 負レンズ
12 正レンズ
13 正レンズ
G2 負の屈折力の第2レンズ群
21 負レンズ
22 負レンズ
23 正レンズ
24 負レンズ
G3 正の屈折力の第3レンズ群
31 正レンズ
32 負レンズ
33 正レンズ
31’ 正レンズ
32’ 正レンズ
33’ 負レンズ
G4 負の屈折力の第4レンズ群
41 負レンズ
42 正レンズ
41’ 正レンズ
42’ 負レンズ
43’ 正レンズ
G5 正の屈折力の第5レンズ群
51 正レンズ(正単レンズ)
52 負レンズ(負単レンズ)
53 正レンズ(正単レンズ)
S 絞り
I 像面

Claims (4)

  1. 物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群と、負の屈折力の第2レンズ群と、正の屈折力の第3レンズ群と、負の屈折力の第4レンズ群と、正の屈折力の第5レンズ群とから構成されていること;
    短焦点距離端と長焦点距離端との変倍に際し、少なくとも、第1レンズ群と第3レンズ群と第5レンズ群が光軸方向に移動して、隣接する各レンズ群の間隔が変化すること;
    第5レンズ群は、物体側から順に、正単レンズと、負単レンズと正単レンズの接合レンズとからなること;
    第5レンズ群の最も像側の面は、像側に凹面を向けていること;及び
    次の条件式(1)、(3)を満足すること;
    を特徴とするズームレンズ系。
    (1)0.52<(m345t/m345w)/(ft/fw)<0.70
    (3)−2.0<(Rsi+Rdo)/(Rsi−Rdo)<−1.0
    但し、
    m345w:短焦点距離端における無限遠合焦時の第3レンズ群と第4レンズ群と第5レンズ群の合成横倍率、
    m345t:長焦点距離端における無限遠合焦時の第3レンズ群と第4レンズ群と第5レンズ群の合成横倍率、
    fw:短焦点距離端における全系の焦点距離、
    ft:長焦点距離端における全系の焦点距離
    Rsi:第5レンズ群中の最も物体側にある正単レンズの像側の面の曲率半径、
    Rdo:第5レンズ群中の接合レンズの物体側の面の曲率半径。
  2. 物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群と、負の屈折力の第2レンズ群と、正の屈折力の第3レンズ群と、負の屈折力の第4レンズ群と、正の屈折力の第5レンズ群とから構成されていること;
    短焦点距離端と長焦点距離端との変倍に際し、少なくとも、第1レンズ群と第3レンズ群と第5レンズ群が光軸方向に移動して、隣接する各レンズ群の間隔が変化すること;
    第5レンズ群は、物体側から順に、正単レンズと、負単レンズと正単レンズの接合レンズとからなること;
    第5レンズ群の最も像側の面は、像側に凹面を向けていること;及び
    次の条件式(1)、(4)を満足すること;
    を特徴とするズームレンズ系。
    (1)0.52<(m345t/m345w)/(ft/fw)<0.70
    (4)(np−nn)/Rb×1000<−3.0
    但し、
    m345w:短焦点距離端における無限遠合焦時の第3レンズ群と第4レンズ群と第5レンズ群の合成横倍率、
    m345t:長焦点距離端における無限遠合焦時の第3レンズ群と第4レンズ群と第5レンズ群の合成横倍率、
    fw:短焦点距離端における全系の焦点距離、
    ft:長焦点距離端における全系の焦点距離
    np:第5レンズ群中の接合レンズの正単レンズのd線に対する屈折率、
    nn:第5レンズ群中の接合レンズの負単レンズのd線に対する屈折率、
    Rb:第5レンズ群中の接合レンズの接合面の曲率半径。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のズームレンズ系において、次の条件式(2)を満足するズームレンズ系。
    (2)0.4<(m2t/m2w)/(ft/fw)
    但し、
    m2w:短焦点距離端における無限遠合焦時の第2レンズ群の横倍率、
    m2t:長焦点距離端における無限遠合焦時の第2レンズ群の横倍率、
    fw:短焦点距離端における全系の焦点距離、
    ft:長焦点距離端における全系の焦点距離。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のズームレンズ系において、第4レンズ群は、複数枚のレンズからなるズームレンズ系。
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