JP2017107065A - ズームレンズ、光学機器及びズームレンズの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
光軸に沿って物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、負の屈折力を有する第4レンズ群G4と、正の屈折力を有する第5レンズ群G5とを有してなるズームレンズであり、広角端状態から望遠端状態への変倍時に、全ての隣り合うレンズ群の間隔が変化するとともに、第5レンズ群が像側に移動し、下記の条件式を満足する。
0.50<ft2/(fw×T)<22.00
但し、fw:広角端状態におけるズームレンズ全体の焦点距離
ft:望遠端状態におけるズームレンズ全体の焦点距離
T: 第3レンズ群の光軸上の厚さ
【選択図】 図1
Description
但し、fw:広角端状態におけるズームレンズ全体の焦点距離
ft:望遠端状態におけるズームレンズ全体の焦点距離
T: 第3レンズ群の光軸上の厚さ
但し、fw:広角端状態におけるズームレンズ全体の焦点距離
ft:望遠端状態におけるズームレンズ全体の焦点距離
T: 第3レンズ群の光軸上の厚さ
但し、fw:広角端状態におけるズームレンズ全体の焦点距離
ft:望遠端状態におけるズームレンズ全体の焦点距離
T: 第3レンズ群の光軸上の厚さ
0.50<ft/T<3.10 ・・・(2)
0.29<(β5t×fw)/(β5w×ft)<0.60 ・・・(3)
但し、β5t:前記第5レンズ群の望遠端状態における倍率
β5w:前記第5レンズ群の広角端状態における倍率
0.23<(β4t×fw)/(β4w×ft)<0.60 ・・・(4)
但し、β4t:前記第4レンズ群の望遠端状態における倍率
β4w:前記第4レンズ群の広角端状態における倍率
0.28<(β3t×fw)/(β3w×ft)<0.60 ・・・(5)
但し、β3t:前記第3レンズ群の望遠端状態における倍率
β3w:前記第3レンズ群の広角端状態における倍率
0.25<|MV5/MV1|<0.65 ・・・(6)
但し、MV5:広角端状態から望遠端状態まで変倍するにおける、像面を基準とする前記第5レンズ群の移動する量
MV1:広角端状態から望遠端状態まで変倍するにおける、像面を基準とする前記第1レンズ群の移動する量
1.50<TLt/ft<5.00 ・・・(7)
但し、TLt:望遠端状態におけるズームレンズの全長
28.0<ωw<65.0 ・・・(8)
但し、ωw:広角端状態におけるズームレンズ全体の半画角(単位:度)
この条件式を満足することにより、広い半画角を有しつつ、コマ収差、像面湾曲、歪曲収差等の諸収差を良好に補正することができる。
5.0<ωt<25.0 ・・・(9)
但し、ωt:望遠端状態におけるズームレンズ全体の半画角(単位:度)
第1実施例について、図1および図2並びに表1を用いて説明する。図1は、本実施形態の第1実施例に係るズームレンズZL(1)のレンズ構成を示す図である。このズームレンズZL(1)は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、負の屈折力を有する第4レンズ群G4と、正の屈折力を有する第5レンズ群G5とを有して構成される。各レンズ群記号に付けている符号(+)もしくは(−)は各レンズ群の屈折力を示す。第5レンズ群G5より像側で像面Iに近接して、フィルターFLが設けられている。フィルターFLは、ローパスフィルタや赤外線カットフィルタ等から構成される。なお、第3レンズ群G3内に開口絞りSが配置されている。
[レンズデータ]
R D nd νd
1 51.721 2.015 1.8467 23.8
2 40.614 7.055 1.6030 65.4
3 730.595 (可変)
4* 366.053 2.015 1.7725 49.5
5* 15.152 9.651
6 -33.575 1.343 1.6030 65.4
7 5551.208 0.271
8 52.110 2.820 1.8467 23.8
9 -4156.714 (可変)
10* 23.190 5.883 1.7725 49.5
11* -75.540 2.015
12 ∞ 2.015 (絞りS)
13 118.818 0.940 1.7380 32.3
14 19.813 5.874
15 -14.724 0.940 1.7380 32.3
16 33.575 6.464 1.8040 46.6
17 -21.843 0.134
18* 29.197 5.666 1.5533 71.7
19* -30.869 (可変)
20 83.361 1.343 1.4875 70.1
21 28.987 (可変)
22 29.079 6.044 1.6030 65.4
23 -42.616 1.074 1.8467 23.8
24 -594.734 (可変)
25 ∞ 1.500 1.5168 63.8
26 ∞ (BF)
像面I ∞
[全体諸元]
Wide Middle Tele
f 12.2 22.2 40.6
開口絞り径 18.6 18.6 18.6
Fno. 1.4 1.7 2.2
ω 42.8 26.7 14.5
BF 1.69 1.69 1.69
空気換算BF 12.92 9.00 4.69
TL 114.12 111.74 135.04
空気換算TL 113.61 111.23 134.53
[非球面データ]
κ A4 A6 A8 A10
第4面 1 -4.143E-06 6.279E-09 9.991E-12 -2.278E-14
第5面 -0.616 3.504E-05 2.497E-08 -3.143E-10 1.744E-12
第10面 0.968 -1.055E-05 0.000E+00 0.000E+00 0.000E+00
第11面 1 6.459E-06 0.000E+00 0.000E+00 0.000E+00
第18面 1 -1.203E-05 9.575E-08 -8.369E-10 3.203E-12
第19面 1 1.217E-05 8.723E-08 -7.802E-10 3.120E-12
[可変間隔データ]
Wide Middle Tele
f 12.2 22.2 40.6
D3 0.537 9.250 23.503
D9 27.283 6.864 0.672
D19 1.672 8.741 1.637
D21 7.632 13.813 40.473
D24 10.249 6.327 2.015
[ズームレンズ群データ]
群番号 群初面 群焦点距離 レンズ構成長
G1 1 103.0 9.07
G2 4 -20.1 16.10
G3 10 28.0 29.93
G4 20 -91.9 1.34
G5 22 59.6 7.12
[条件式対応値]
条件式(1) ft2/(fw×T)=4.53
条件式(2) ft/T=1.36
条件式(3) (β5t×fw)/(β5w×ft)=0.36
条件式(4) (β4t×fw)/(β4w×ft)=0.34
条件式(5) (β3t×fw)/(β3w×ft)=0.50
条件式(6) |MV5/MV1|=0.39
条件式(7) TLt/ft=3.32
条件式(8) ωw=42.8
条件式(9) ωt=14.5
第2実施例について、図3および図4並びに表2を用いて説明する。図3は、本実施形態の第2実施例に係るズームレンズZL(2)のレンズ構成を示す図である。このズームレンズZL(2)は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、負の屈折力を有する第4レンズ群G4と、正の屈折力を有する第5レンズ群G5とを有して構成される。第5レンズ群G5より像側で像面Iに近接して、フィルターFLが設けられている。なお、第3レンズ群G3の物体側に位置して開口絞りSが配置されている。この開口絞りSは、第3レンズ群G3とは独立して配置されているが第3レンズ群G3と一緒に光軸方向に移動する。
[レンズデータ]
R D nd νd
1 50.80817 2.0145 2.0010 29.1
2 34.5374 7.40337 1.6584 50.8
3 1332.78675 (可変)
4* 470.05 2.0145 1.8820 37.3
5* 17.50805 8.4609
6 -40.56732 1.343 1.6030 65.4
7 148.80327 1.75964
8 59.07159 2.8203 2.0027 19.3
9 -4167.8004 (可変)
10 ∞ 0.000
11* 20.42374 5.83519 1.7680 49.2
12* -152.34788 4.029
13 41.67728 1.90354 1.7174 29.6
14 14.79326 5.95539
15 -22.35303 0.9401 1.8052 25.5
16 25.45126 6.54856 1.8348 42.8
17 -28.53876 0.1343
18 36.05833 4.46543 1.8014 45.5
19* -66.77893 (可変)
20 66.07222 1.343 1.4875 70.1
21 26.86 (可変)
22 24.84894 6.715 1.6030 65.4
23 -55.79312 1.343 1.8467 23.8
24 273.1292 (可変)
25 ∞ 1.34 1.5168 63.8
26 ∞ (BF)
像面I ∞
[全体諸元]
Wide Middle Tele
f 12.2 22.2 40.6
開口絞り径 21.1 17.5 17.5
Fno. 1.4 2.0 2.5
ω 42.9 26.7 14.5
BF 0.45 0.45 0.45
空気換算BF 9.36 6.73 3.45
TL 115.99 113.72 133.26
空気換算TL 115.53 113.27 132.81
[非球面データ]
κ A4 A6 A8 A10
第4面 1 -1.812E-06 -8.612E-09 4.742E-11 -5.671E-14
第5面 0.153 7.688E-06 -5.673E-09 -9.053E-11 7.730E-13
第11面 0.814 -8.158E-06 0.000E+00 0.000E+00 0.000E+00
第12面 1 9.380E-06 0.000E+00 0.000E+00 0.000E+00
第19面 1 5.532E-06 -1.245E-09 0.000E+00 0.000E+00
[可変間隔データ]
Wide Middle Tele
f 12.2 22.2 40.6
D3 0.644 9.431 24.802
D9 30.886 9.998 1.739
D19 1.909 5.880 1.909
D21 7.705 16.198 35.881
D24 8.030 5.398 2.115
[ズームレンズ群データ]
群番号 群初面 群焦点距離 レンズ構成長
G1 1 105.1 9.42
G2 4 -20.9 16.40
G3 11 28.4 29.81
G4 20 -93.9 1.34
G5 22 56.8 8.06
[条件式対応値]
条件式(1) ft2/(fw×T)=4.55
条件式(2) ft/T=1.36
条件式(3) (β5t×fw)/(β5w×ft)=0.34
条件式(4) (β4t×fw)/(β4w×ft)=0.34
条件式(5) (β3t×fw)/(β3w×ft)=0.52
条件式(6) |MV5/MV1|=0.34
条件式(7) TLt/ft=3.28
条件式(8) ωw=42.9
条件式(9) ωt=14.5
第3実施例について、図5および図6並びに表3を用いて説明する。図5は、本実施形態の第3実施例に係るズームレンズZL(3)のレンズ構成を示す図である。このズームレンズZL(3)は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、負の屈折力を有する第4レンズ群G4と、正の屈折力を有する第5レンズ群G5とを有して構成される。第5レンズ群G5より像側で像面Iに近接して、フィルターFLが設けられている。なお、第3レンズ群G3の物体側に位置して開口絞りSが配置されている。この開口絞りSは、第3レンズ群G3とは独立して配置されているが第3レンズ群G3と一緒に光軸方向に移動する。
[レンズデータ]
R D nd νd
1 39.59936 0.9401 1.9459 18.0
2 28.31987 5.372 1.8348 42.7
3 161.16 (可変)
4* 121.43122 1.0744 1.7738 47.2
5* 11.07408 6.715
6 -34.22287 0.6715 1.6968 55.5
7 76.25911 0.1343
8 30.75589 2.2831 1.9459 18.0
9 284.64563 (可変)
10 ∞ 1.343
11* 14.15413 3.82755 1.8208 42.7
12* -49.42931 0.1343
13 36.78869 0.9401 1.6666 30.4
14 11.4155 3.8947
15 -16.58356 0.6715 1.9962 28.3
16 32.54348 3.82755 1.5928 68.6
17 -15.86054 0.1343
18 142.46242 3.02175 1.8040 46.6
19 -19.07541 (可変)
20 168.86233 0.6715 1.6968 55.5
21 39.34438 (可変)
22* 30.31756 2.61885 1.7725 49.5
23 87.295 (可変)
24 ∞ 3.7 1.5168 63.9
25 ∞ (BF)
像面I ∞
[全体諸元]
Wide Middle Tele
f 12.2 22.3 40.7
開口絞り径 13.9 13.1 13.1
Fno. 1.9 2.4 2.8
ω 43.5 26.4 14.4
BF 0.99 0.99 0.99
空気換算BF 15.70 8.75 7.19
TL 82.94 83.68 100.11
空気換算TL 81.68 82.42 98.85
[非球面データ]
κ A4 A6 A8 A10 A12
第4面 1 -2.808E-05 2.147E-07 -7.556E-10 -2.372E-13 5.36E-15
第5面 1.052 -6.407E-05 -1.124E-08 -8.523E-09 1.324E-10 -1.1E-12
第11面 0.026 1.201E-05 1.731E-07 0.000E+00 0.000E+00 0.000E+00
第12面 1 7.117E-05 -9.785E-08 0.000E+00 0.000E+00 0.000E+00
第22面 1 -7.376E-06 5.901E-08 -4.201E-10 1.361E-12 0.000E+00
[可変間隔データ]
Wide Middle Tele
f 12.2 22.3 40.7
D3 0.935 6.724 19.177
D9 18.862 6.399 2.131
D19 2.015 10.154 4.509
D21 5.889 12.125 27.566
D23 12.274 5.321 3.761
[ズームレンズ群データ]
群番号 群初面 群焦点距離 レンズ構成長
G1 1 65.8 6.31
G2 4 -15.3 9.54
G3 11 20.5 16.45
G4 20 -73.8 0.67
G5 22 58.9 2.62
[条件式対応値]
条件式(1) ft2/(fw×T)=8.27
条件式(2) ft/T=2.47
条件式(3) (β5t×fw)/(β5w×ft)=0.36
条件式(4) (β4t×fw)/(β4w×ft)=0.32
条件式(5) (β3t×fw)/(β3w×ft)=0.46
条件式(6) |MV5/MV1|=0.50
条件式(7) TLt/ft=2.43
条件式(8) ωw=43.5
条件式(9) ωt=14.4
第4実施例について、図7および図8並びに表4を用いて説明する。図7は、本実施形態の第4実施例に係るズームレンズZL(4)のレンズ構成を示す図である。このズームレンズZL(4)は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、負の屈折力を有する第4レンズ群G4と、正の屈折力を有する第5レンズ群G5とを有して構成される。第5レンズ群G5より像側で像面Iに近接して、フィルターFLが設けられている。なお、第3レンズ群G3の物体側に位置して開口絞りSが配置されている。この開口絞りSは、第3レンズ群G3とは独立して配置されているが第3レンズ群G3と一緒に光軸方向に移動する。
[レンズデータ]
R D nd νd
1 36.635 1.074 1.9460 18.0
2 28.013 5.372 1.8040 46.6
3 114.144 (可変)
4* 87.223 1.074 1.8514 40.1
5* 11.136 6.849
6 -42.800 0.672 1.6968 55.5
7 58.836 0.134
8 29.612 2.552 2.0027 19.3
9 677.090 (可変)
10 ∞ 1.343
11* 14.440 3.760 1.7433 49.3
12* -172.482 0.134
13 13.667 2.283 1.7950 28.7
14 9.434 3.358
15 -17.037 0.672 1.7552 27.6
16 13.246 3.492 1.4970 81.7
17 -55.668 0.134
18* 28.527 3.358 1.7725 49.6
19* -16.687 (可変)
20 -131.120 0.806 1.6030 65.4
21 32.989 (可変)
22* 25.536 4.029 1.6935 53.2
23 277.466 (可変)
24 ∞ 1.350 1.5168 63.9
25 ∞ (BF)
像面I ∞
[全体諸元]
Wide Middle Tele
f 12.2 22.3 40.7
開口絞り径 13.6 10.8 12.9
Fno. 1.9 2.9 2.9
ω 42.6 26.1 14.4
BF 2.54 2.54 2.54
空気換算BF 12.08 7.23 6.54
TL 80.65 81.66 98.48
空気換算TL 80.19 81.20 98.02
[非球面データ]
κ A4 A6 A8 A10 A12
第4面 1 -2.244E-05 2.093E-08 1.088E-09 -7.741E-12 1.640E-14
第5面 0.957 -5.462E-05 -1.346E-07 -7.444E-09 1.180E-10 -8.246E-13
第11面 1.121 -3.990E-05 -1.142E-07 0.000E+00 0.000E+00 0.000E+00
第12面 1 -7.117E-06 1.245E-07 0.000E+00 0.000E+00 0.000E+00
第18面 1 -4.823E-05 1.325E-07 0.000E+00 0.000E+00 0.000E+00
第19面 1 1.580E-05 -6.115E-08 0.000E+00 0.000E+00 0.000E+00
第22面 1 -8.610E-06 9.380E-08 -5.728E-10 1.509E-12 0.000E+00
[可変間隔データ]
Wide Middle Tele
f 12.2 22.3 40.7
D3 0.824 7.259 20.119
D9 19.217 6.624 2.015
D19 2.015 6.335 2.952
D21 4.966 12.657 25.303
D23 8.650 3.800 3.114
[ズームレンズ群データ]
群番号 群初面 群焦点距離 レンズ構成長
G1 1 69.8 6.45
G2 4 -16.9 11.28
G3 11 19.7 17.19
G4 20 -43.6 0.81
G5 22 40.3 4.03
[条件式対応値]
条件式(1) ft2/(fw×T)=7.92
条件式(2) ft/T=2.37
条件式(3) (β5t×fw)/(β5w×ft)=0.36
条件式(4) (β4t×fw)/(β4w×ft)=0.34
条件式(5) (β3t×fw)/(β3w×ft)=0.43
条件式(6) |MV5/MV1|=0.31
条件式(7) TLt/ft=2.42
条件式(8) ωw=42.6
条件式(9) ωt=14.4
第5実施例について、図9および図10並びに表5を用いて説明する。図9は、本実施形態の第5実施例に係るズームレンズZL(5)のレンズ構成を示す図である。このズームレンズZL(5)は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、負の屈折力を有する第4レンズ群G4と、正の屈折力を有する第5レンズ群G5とを有して構成される。第5レンズ群G5より像側で像面Iに近接して、フィルターFLが設けられている。なお、第3レンズ群G3の物体側に位置して開口絞りSが配置されている。この開口絞りSは、第3レンズ群G3とは独立して配置されているが第3レンズ群G3と一緒に光軸方向に移動する。
[レンズデータ]
R D nd νd
1 35.04887 1.0744 2.0027 19.3
2 25.37329 5.6406 1.8348 42.7
3 110.95784 (可変)
4* 188.80689 1.0744 1.7738 47.2
5* 10.39662 6.4464
6 -39.3025 0.6715 1.6968 55.5
7 55.3695 0.1343
8 29.02391 2.48455 2.0027 19.3
9 1027.71032 (可変)
10 ∞ 1.343
11* 13.92769 3.4918 1.7433 49.3
12* -96.88561 0.1343
13 15.45326 1.2087 1.8081 22.7
14 10.08025 3.8947
15 -13.66485 0.6715 2.0010 29.1
16 53.44206 2.88745 1.4970 81.7
17 -19.73413 0.1343
18* 55.57767 3.82755 1.7725 49.5
19* -14.2784 (可変)
20 -5325.6551 0.8058 1.6030 65.4
21 35.70439 (可変)
22* 27.53027 3.3575 1.6935 53.2
23 158.40214 (可変)
24 ∞ 3.21 1.5168 63.9
25 ∞ (BF)
像面I ∞
[全体諸元]
Wide Middle Tele
f 12.16758 22.2938 40.6929
開口絞り径 13.39 10.63 13.39
Fno. 1.9 2.9 2.8
ω 42.6 26.1 14.4
BF 1.3 1.3 1.3
空気換算BF 15.7 7.2 5.8
TL 82.18 83.99 101.28
空気換算TL 81.08 82.90 100.19
[非球面データ]
κ A4 A6 A8 A10 A12
第4面 1 -1.00649E-05 -1.0997E-07 2.36673E-09 -1.48073E-11 3.22E-14
第5面 0.983 -5.867E-05 -1.605E-07 -1.814E-08 3.0468E-10 -2.2E-12
第11面 -1.173 5.293E-05 -1.532E-07 0.000E+00 0.000E+00 0.000E+00
第12面 1 -2.009E-06 9.410E-08 0.000E+00 0.000E+00 0.000E+00
第18面 1 -4.273E-05 7.466E-08 0.000E+00 0.000E+00 0.000E+00
第19面 1 2.000E-05 3.680E-09 0.000E+00 0.000E+00 0.000E+00
第22面 1 -6.307E-06 4.267E-08 -3.049E-10 1.360E-12 0.000E+00
[可変間隔データ]
Wide Middle Tele
f 12.16758 22.2938 40.6929
D3 1.235 7.127 19.303
D9 17.677 6.273 2.594
D19 2.015 10.446 4.847
D21 5.150 12.586 28.387
D23 12.296 3.753 2.349
[ズームレンズ群データ]
群番号 群初面 群焦点距離 レンズ構成長
G1 1 65.8 6.72
G2 4 -15.6 10.81
G3 11 20.4 16.25
G4 20 -58.8 0.81
G5 22 47.5 3.36
[条件式対応値]
条件式(1) ft2/(fw×T)=8.37
条件式(2) ft/T=2.50
条件式(3) (β5t×fw)/(β5w×ft)=0.40
条件式(4) (β4t×fw)/(β4w×ft)=0.31
条件式(5) (β3t×fw)/(β3w×ft)=0.42
条件式(6) |MV5/MV1|=0.52
条件式(7) TLt/ft=2.46
条件式(8) ωw=42.6
条件式(9) ωt=14.4
G3 第3レンズ群 G4 第4レンズ群
G5 第5レンズ群 FL フィルター
I 像面 S 開口絞り
Claims (13)
- 光軸に沿って物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、負の屈折力を有する第4レンズ群と、正の屈折力を有する第5レンズ群とを有し、
広角端状態から望遠端状態への変倍時に、全ての隣り合う前記レンズ群の間隔が変化するとともに、前記第5レンズ群が像側に移動し、
下記の条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
0.50<ft2/(fw×T)<22.00
但し、fw:広角端状態におけるズームレンズ全体の焦点距離
ft:望遠端状態におけるズームレンズ全体の焦点距離
T: 第3レンズ群の光軸上の厚さ - 下記の条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
0.50<ft/T<3.10 - 下記の条件式を満足することを特徴とする請求項1もしくは2に記載のズームレンズ。
0.29<(β5t×fw)/(β5w×ft)<0.60
但し、β5t:前記第5レンズ群の望遠端状態における倍率
β5w:前記第5レンズ群の広角端状態における倍率 - 下記の条件式を満足することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のズームレンズ。
0.23<(β4t×fw)/(β4w×ft)<0.60
但し、β4t:前記第4レンズ群の望遠端状態における倍率
β4w:前記第4レンズ群の広角端状態における倍率 - 下記の条件式を満足することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のズームレンズ。
0.28<(β3t×fw)/(β3w×ft)<0.60
但し、β3t:前記第3レンズ群の望遠端状態における倍率
β3w:前記第3レンズ群の広角端状態における倍率 - 下記の条件式を満足することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のズームレンズ。
0.25<|MV5/MV1|<0.65
但し、MV5:広角端状態から望遠端状態まで変倍するにおける、像面を基準とする前記第5レンズ群の移動する量
MV1:広角端状態から望遠端状態まで変倍するにおける、像面を基準とする前記第1レンズ群の移動する量 - 下記の条件式を満足することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のズームレンズ。
1.50<TLt/ft<5.00
但し、TLt:望遠端状態におけるズームレンズの全長 - 下記の条件式を満足することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のズームレンズ。
28.0<ωw<65.0
但し、ωw:広角端状態におけるズームレンズ全体の半画角(単位:度) - 下記の条件式を満足することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のズームレンズ。
5.0<ωt<25.0
但し、ωt:望遠端状態におけるズームレンズ全体の半画角(単位:度) - 前記第4レンズ群の少なくとも一部を合焦レンズとすることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のズームレンズ。
- 前記第3レンズ群の少なくとも一部が光軸と垂直方向の変位成分を有することを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のズームレンズ。
- 請求項1〜11のいずれかに記載のズームレンズを搭載して構成される光学機器。
- 光軸に沿って物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、負の屈折力を有する第4レンズ群と、正の屈折力を有する第5レンズ群とを有するズームレンズの製造方法であって、
広角端状態から望遠端状態への変倍時に、全ての隣り合う前記レンズ群の間隔が変化するとともに、前記第5レンズ群が像側に移動し、
下記の条件式を満足するように、前記第1〜第5レンズ群を鏡筒内に配置することを特徴とするズームレンズの製造方法。
0.50<ft2/(fw×T)<22.00
但し、fw:広角端状態におけるズームレンズ全体の焦点距離
ft:望遠端状態におけるズームレンズ全体の焦点距離
T: 第3レンズ群の光軸上の厚さ
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