JP6535053B2 - 吸気マニホールド - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の吸気マニホールドに関する。
内燃機関の吸気マニホールドに、ブローバイガスを導入するブローバイガス導入孔(PCVポート)と、吸気圧センサを接続する負圧導入ポートとを設けたものが公知である(例えば、特許文献1)。特許文献1の吸気マニホールドは、シリンダ列方向に延びるサージタンクと、サージタンクの長手方向における中間部に接続した吸気導入管と、サージタンクの長手方向に配列された4つの分枝管とを有する。負圧導入ポートはサージタンクの長手方向における中央に設けられ、PCVポートはサージタンクの長手方向における一端に設けられている。ブローバイガス中の水分が負圧導入ポートの開口部に付着すると、外気温が低いときに凍結して負圧導入ポートから負圧を導入できなくなる虞がある。そのため、ブローバイガスが負圧導入ポートに流れないようにすべく、負圧導入ポートの周囲に隔壁が設けられている。
特開2014−105604号公報
しかしながら、サージタンク内に負圧導入ポートを隔離するための隔壁を設けると、空気の流れが阻害され、各分枝管の流量が不均一になるという問題がある。また、サージタンクの端部にブローバイガス導入孔を設けると、ブローバイガスの分布が偏り、各分枝管に流れるブローバイガス量が不均一になるという問題がある。
本発明は、以上の背景を鑑み、ブローバイガス導入孔及び吸気圧センサを備えた吸気マニホールドにおいて、各分枝管に流れるブローバイガス量の差を小さくすると共に、ブローバイガスと吸気圧センサとの接触を抑制することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明の一態様は、内燃機関(1)の吸気マニホールド(20)であって、シリンダ列方向に延び、その一端に吸気入口(24)を備えた主管(21)と、前記主管から互いに独立して延び、シリンダ列方向に配列された複数の分枝管(22)と、前記主管のシリンダ列方向における中央よりも前記吸気入口側に設けられたブローバイガス導入孔(31)と、前記主管の他端に設けられた吸気圧センサ(40)とを有することを特徴とする。
この態様によれば、ブローバイガス導入孔が主管の吸気入口側に設けられているため、吸気入口側に設けられた分枝管にブローバイガスが流れやすくなり、各分枝管に分配されるブローバイガス量の差が小さくなる。また、吸気圧センサが主管の他端に設けられているため、ブローバイガス導入孔から主管に供給されたブローバイガスの流れは各分枝管に向き、吸気圧センサに接触しにくくなる。また、吸気入口にスロットルバルブが接続され、スロットルバルブの開度が変化する場合に、主管の他端はスロットルバルブの開度に応じた空気の流れの変化を受けにくいため、圧力の変動が小さい。そのため、吸気圧センサは主管の圧力を精度良く測定することができる。
また、上記の態様において、複数の前記分枝管は、前記主管のシリンダヘッド側の側部から上方かつシリンダヘッド側に延び、前記吸気圧センサは、前記主管のシリンダヘッド側と相反する側の上部に設けられているとよい。
この態様によれば、吸気圧センサが主管において分枝管側と相反する側に設けられているため、ブローバイガスと吸気圧センサとの接触を抑制することができる。また、吸気圧センサが主管の上部に設けられているため、主管内に凝縮水が発生しても吸気圧センサと凝縮水との接触を抑制することができる。
また、上記の態様において、前記吸気圧センサは、前記主管の中心(A)に対して鉛直軸線(V)から35度の角度範囲に設けられているとよい。
この態様によれば、吸気圧センサと凝縮水との接触を一層抑制することができる。
また、上記の態様において、前記吸気圧センサは、平面視において、複数の前記分枝管のうちで最も他端側に配置された前記分枝管(22A)の内面における両側縁を外挿した2つの直線(L2、L2)の間に設けられているとよい。
この態様によれば、吸気圧センサが主管のうちで比較的圧力変動が小さい部分に配置されるため、吸気圧センサは主管の圧力を精度良く測定することができる。
また、上記の態様において、前記吸気圧センサの圧力導入部(46)は、前記主管に形成されたセンサ取付孔(32)の内部に配置されているとよい。
この態様によれば、センサ取付孔内の空気は流動が抑制され、圧力の急激な変動が抑制されるため、吸気圧センサは主管の圧力を精度良く測定することができる。
また、上記の態様において、前記センサ取付孔は、前記主管の内面に形成された凹部(43)に開口しているとよい。
この態様によれば、凹部内の空気は流動が抑制され、圧力の急激な変動が抑制される。そのため、センサ取付孔の圧力変動が一層抑制され、吸気圧センサは主管の圧力を精度良く測定することができる。
また、上記の態様において、前記吸気圧センサの圧力導入部(46)は、前記主管の内面に形成された凹部(43)に配置されているとよい。
この態様によれば、凹部内の空気は流動が抑制され、圧力の急激な変動が抑制されるため、吸気圧センサは主管の圧力を精度良く測定することができる。
また、上記の態様において、複数の前記分枝管は、前記主管のシリンダヘッド側の側部から上方かつシリンダヘッド側に延び、前記ブローバイガス導入孔は、前記主管のシリンダヘッド側と相反する側の上部に設けられ、前記主管の内部に下方に向けて開口しているとよい。
この態様によれば、ブローバイガス導入孔から主管内に流入したブローバイガスは屈曲して各分枝管に流れる。そのため、ブローバイガスの主管内における流路長が長くなり、ブローバイガス導入孔から各分枝管までの流路長の差の比率が小さくなる。これにより、各分枝管に分配されるブローバイガス量の差が小さくなる。
また、上記の態様において、複数の前記分枝管は、前記吸気入口側と相反する側から第1〜第4の4つの前記分枝管(22A〜22D)を含み、前記ブローバイガス導入孔は、平面視において、第3分枝管(22C)の内面における両側縁を外挿した2つの直線(L1、L1)の間に設けられているとよい。
この態様によれば、各分枝管に分配されるブローバイガス量の差を小さくすることができると共に、ブローバイガスが吸気入口に流れることを抑制することができる。吸気入口には、スロットルバルブや過給機等の装置が設けられるため、これらへの凝縮水の付着を抑制することができる。
また、上記の態様において、前記吸気入口は、通路を介して過給機(14)に接続され、複数の前記分枝管のそれぞれは、前記主管よりも短く形成されているとよい。
この態様によれば、吸気マニホールドを小型化することができる。
以上の構成によれば、ブローバイガス導入孔及び吸気圧センサを備えた吸気マニホールドにおいて、各分枝管に流れるブローバイガス量の差を小さくすると共に、ブローバイガスと吸気圧センサとの接触を抑制することができる。
実施形態に係る内燃機関の側面図 実施形態に係る吸気マニホールドの斜視図 実施形態に係る吸気マニホールドの側面図 実施形態に係る吸気マニホールドの断面図(図2のIV−IV断面図) 各分枝管を流れるブローバイガス量の配分を示すグラフ 平面視において第1分岐管に流れるブローバイガスの流線を示す説明図
以下、図面を参照して、本発明を適用した自動車用の内燃機関の実施形態について説明する。
図1に示すように、内燃機関1は、シリンダブロック2と、シリンダブロック2の上部に設けられたシリンダヘッド3と、シリンダヘッド3の上部に設けられたヘッドカバー4と、シリンダブロック2の下部に設けられたオイルパン5とを有する。シリンダブロック2には、4つのシリンダが互いに平行に直列に形成されている。4つのシリンダが配列された方向をシリンダ列方向という。本実施形態では、シリンダブロック2は車体に対して横置きに配置され、シリンダ列方向が車幅方向と一致している。また、シリンダブロック2は、後傾した姿勢で車体に搭載されている。
シリンダヘッド3の下面には、各シリンダと協働して燃料室を画定する複数の燃焼室凹部が形成されている。シリンダヘッド3には、各燃焼室凹部から後方に延び、シリンダヘッド3の後側面に開口した複数の吸気ポート7と、各燃焼室凹部から前方に延び、シリンダヘッド3の前側面に開口した複数の排気ポートとが形成されている。
各吸気ポート7は、シリンダヘッド3の後側面において、シリンダ列方向に並んで配置されている。シリンダヘッド3の後側面には、吸気装置11が取り付けられている。吸気装置11は、上流側から空気取入口12、エアクリーナ13、過給機14、インタークーラー15、スロットルバルブ16、及び吸気マニホールド20を有し、吸気マニホールド20において各吸気ポート7に接続している。吸気装置11は、空気を燃焼室に供給する通路を形成する。過給機14は、ターボチャージャやスーパーチャージャであってよい。
図2及び図3に示すように、吸気マニホールド20は、主管21と、主管21から延びる複数の分枝管22(22A〜22D)とを有する。主管21は、シリンダヘッド3の後側面の後方をシリンダ列方向に延びている。主管21は、略円形の断面を有し、略直線状に延びている。主管21は、長手方向における一端において吸気入口24を有し、他端において閉塞されている。主管21の吸気入口24側の端部の外周には締結フランジ25が設けられている。締結フランジ25がスロットルバルブ16に締結されることによって、吸気入口24はスロットルバルブ16の出口端に接続される。
複数の分枝管22は、主管21から互いに独立して延び、シリンダ列方向に配列されている。本実施形態では、複数の分枝管22は、吸気ポート7の数に対応して4つ設けられ、シリンダ列方向に互いに等間隔に配置されている。複数の分枝管22は、主管21の他端側から順に、第1分枝管22A、第2分枝管22B、第3分枝管22C、第4分枝管22Dを含む。各分枝管22のそれぞれは、主管21よりも短く形成されている。各分枝管22は、主管21に対してそれぞれ同じ方向に延びている。
各分枝管22は、主管21のシリンダヘッド3側の側部(前側部)から上方かつシリンダヘッド3側(前方)に延びている。各分枝管22の中間部は斜め下方に略90度屈曲し、各分枝管22の下流端は前方かつ下方を向いている。各分枝管22の下流端は、共通の締結フランジ26を有している。図4に示すように、締結フランジ26はシリンダ列方向に延び、その締結面は前方かつ下方を向いている。シリンダヘッド3の後側面の各吸気ポート7の周囲には、後方かつ上方を向く平面状の締結座27が形成されている。締結フランジ26は、締結座27にボルトによって締結される。これにより、各分枝管22は、対応する吸気ポート7に接続される。
図2及び図3に示すように、主管21には、ブローバイガス導入孔31と、センサ取付孔32とが形成されている。ブローバイガス導入孔31及びセンサ取付孔32は、主管21の管壁を貫通する孔である。ブローバイガス導入孔31は、主管21のシリンダ列方向における中央よりも吸気入口24側に配置されている。本実施形態では、主管21のシリンダ列方向における中央は第2分枝管22Bと第3分枝管22Cとの間の部分であり、ブローバイガス導入孔31はシリンダ列方向において第3分枝管22Cに整合する位置に配置されている。詳細には、ブローバイガス導入孔31は、平面視において第3分枝管22Cの内面(内壁)における両側縁を外挿した2つの直線L1、L1の間に設けられている(図3及び図6参照)。また、ブローバイガス導入孔31は、平面視において第3分枝管22Cの中心軸線上に配置されてもよい。
ブローバイガス導入孔31は、主管21のシリンダヘッド3側と相反する側(後側)の上部に設けられ、主管21の内面に下方に向けて開口している。ブローバイガス導入孔31の主管21の外面側には、接続管34が突設されている。接続管34は、ブローバイガス供給管35の一端に接続されている。図1に示すように、ブローバイガス供給管35の他端は、クランク室に接続したオイルセパレータ36の出口に接続されている。オイルセパレータ36は、クランク室から供給されるブローバイガスからオイルを分離する。本実施形態では、オイルセパレータ36はヘッドカバー4に設けられている。
図3及び図4に示すように、センサ取付孔32には吸気圧センサ40が取り付けられる。図2〜図4に示すように、センサ取付孔32は、主管21の他端(下流端)に設けられている。具体的には、センサ取付孔32は、シリンダ列方向において、主管21において最も他端側に配置された分枝管22である第1分枝管22Aと整合する位置に設けられている。詳細には、センサ取付孔32は、平面視において、第1分枝管22Aの内面(内壁)における両側縁を外挿した2つの直線L2、L2の間に設けられている(図3及び図6参照)。また、センサ取付孔32は、平面視において第1分枝管22Aの中心軸線上に配置されている。センサ取付孔32は、主管21のシリンダヘッド3側と相反する側(後側)の上部に設けられている。センサ取付孔32は、主管21の中心Aに対して鉛直軸線Vから35度の角度範囲に設けられているとよい。また、センサ取付孔32は、第1分枝管22Aと主管21との境界部に設けられているとよい。
図4に示すように、センサ取付孔32は、直線状に延びる断面円形の孔である。センサ取付孔32の軸線は、主管21の中心Aを通っている。主管21の外面側には、センサ取付孔32を延長する円筒形のボス42が突設されている。主管21の内面には凹部43が形成され、センサ取付孔32の内端は凹部43の底面に開口している。凹部43は、センサ取付孔32と同軸に設けられた断面円形の有底孔であり、センサ取付孔32よりも大きい直径を有する。
吸気圧センサ40は、圧力検知部を内部に備えた本体部45と、本体部45に突設され、圧力検知部に気体を導入する圧力導入管46(圧力導入部)とを有する。圧力検知部は、例えばダイヤフラムと、ダイヤフラムの変形を検出する圧電素子とを有する。圧力導入管46がセンサ取付孔32に挿入され、本体部45が主管21の外面にねじによって締結されることによって、吸気圧センサ40が主管21に装着される。圧力導入管46の外面とセンサ取付孔32の内面との間にはシールが設けられている。圧力導入管46の先端は、センサ取付孔32の内部に配置されている。他の実施形態では、圧力導入管46の先端は、凹部43の内部に配置されてもよい。
吸気圧センサ40は、センサ取付孔32に装着されることによって、平面視において第1分枝管22Aの内面における両側縁を外挿した2つの直線L2、L2の間の位置であって、主管21のシリンダヘッド3側と相反する側(後側)の上部に設けられる。また、吸気圧センサ40は、主管21の中心Aに対して鉛直軸線Vから35度の角度範囲に設けられてよく、第1分枝管22Aと主管21との境界部に設けられてもよい。
以上のように構成した吸気マニホールド20の効果について説明する。吸気マニホールド20は、過給機14を備えた内燃機関1に設けられているため、吸気慣性効果を得るために分枝管22を長く形成する必要がない。そのため、各分枝管22を主管21に対して短く形成することができ、吸気マニホールド20を小型化することができる。
吸気入口24から流入した空気は、主管21内を吸気入口24から第1分枝管22A側に流れる。ブローバイガス導入孔31が主管21の長手方向における中央よりも吸気入口24側に設けられているため、ブローバイガスが吸気入口24側に設けられた第4分枝管22D及び第3分枝管22Cにブローバイガスが流れやすくなり、各分枝管22に分配されるブローバイガス量の差が小さくなる。
図5は、ブローバイガス導入孔31をシリンダ列方向において第3分枝管22Cに整合する位置(平面視において2つの直線L1、L1の間)に設けた本実施形態と、ブローバイガス導入孔31を第1分枝管22Aにシリンダ列方向において整合する位置に設けた比較例とにおいて、各分枝管22に流れるブローバイガス量の配分を示すグラフである。図5の縦軸は、4つの分枝管22に流れるブローバイガス量の平均値(Fav)から各分枝管22に流れるブローバイガス量(Fn)を引いた値を平均値で除した値((Fav−Fn)/Fav×100)[%]である。値が正の場合のとき、対象となる分枝管22を流れる流量が平均値に対して少ないことを表す。各分枝管22における値が0に近いほど、各分枝管22におけるブローバイガスの流量の差が小さいことを表す。図5に示すように、比較例では主管21の下流側に位置する分枝管22にブローバイガスが多く流れ、第1分枝管22Aにおける流量と第4分枝管22Dにおける流量との差が大きい。本実施形態では、比較例に対して第1分枝管22Aにおける流量と第4分枝管22Dにおける流量との差が小さい。これは、ブローバイガス導入孔31と第4分枝管22D及び第3分枝管22Cとの距離が短くなり、ブローバイガスが到達しやすくなったことに起因する。
本実施形態のように吸気マニホールド20が4つの分枝管22を有する場合には、ブローバイガス導入孔31はシリンダ列方向において第3分枝管22Cに整合する位置、すなわち第3分枝管22Cの内面における両側縁を外挿した2つの直線L1、L1の間に設けられることが好ましい。ブローバイガス導入孔31がシリンダ列方向において第3分枝管22Cに対応する位置からより吸気入口24側(上流側)に設けられると、ブローバイガスがスロットルバルブ16に到達しやすくなり、ブローバイガスに起因する凝縮水がスロットルバルブ16に付着しやすくなる。
ブローバイガス導入孔31が主管21の後上部に設けられ、主管21の内部に下方に向けて開口しているため、ブローバイガスは主管21内をブローバイガス導入孔31から各分枝管22に流れる。そのため、ブローバイガスの主管21内における流路長が長くなり、ブローバイガス導入孔31と各分枝管22との距離の差が流路長に対して相対的に小さくなる。これにより、各分枝管22に分配されるブローバイガス量の差が小さくなる。
主管21の下流端に設けられたセンサ取付孔32に吸気圧センサ40が取り付けられるため、主管21内においてブローバイガスの流れはブローバイガス導入孔31から各分枝管22に向き、吸気圧センサ40に接触しにくくなる。センサ取付孔32が、主管21のシリンダヘッド3側と相反する側(後側)の上部、すなわち主管21の各分枝管22が設けられた側と相反する側(後側)の上部に設けられているため、シリンダヘッド3側の各分枝管22に流れるブローバイガスが吸気圧センサ40に接触しにくくなる。そのため、吸気圧センサ40がブローバイガスの凝縮水によって腐蝕しにくくなると共に、凝縮水の凍結に起因する測定不良が抑制される。
図6に主管21中をブローバイガス導入孔31から第1分枝管22Aに流れるブローバイガスの流線を示す。図6は、シミュレーションにより得られた結果である。図6に示す主管21及び各分枝管22A〜22Dは、各管の内壁(内面)を示している。図6に示すように、ブローバイガスはブローバイガス導入孔31から第1分枝管22Aに流れるときに、ブローバイガス導入孔31が設けられた主管21の後部から第1分枝管22Aが設けられた主管21の前部に流れる。そのため、主管21の後部に設けられたセンサ取付孔32及び吸気圧センサ40には、ブローバイガスは接触しにくくなる。
吸気圧センサ40が主管21の上部に設けられているため、ブローバイガスに起因する凝縮水が主管21の底部に滞留しても、吸気圧センサ40が凝縮水に接触しにくくなる。
主管21の吸気入口24と相反する他端(下流端)は、スロットルバルブ16の開度に応じた空気の流れの変化を受けにくいため、主管21の中で最も圧力の変動が小さい。そのため、この位置に吸気圧センサ40を設けることによって、吸気圧センサ40は主管21の圧力を精度良く測定することができる。吸気圧センサ40の圧力導入管46がセンサ取付孔32の内部に配置されているため、吸気圧センサ40は急激な圧力変化を受けにくく、主管21の圧力を精度良く測定することができる。また、センサ取付孔32が、主管21の内壁に対して凹んだ凹部43の底部に開口しているため、吸気圧センサ40は急激な圧力変化を一層受けにくく、主管21の圧力を精度良く測定することができる。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。例えば、3気筒直列エンジンやV型6気筒エンジンに対応して、吸気マニホールド20は3つ分枝管22を有してもよい。
この場合、吸気マニホールド20は、主管21の他端側から第1〜第3分枝管22A〜22Cを等間隔に有し、第2分枝管22Bは主管21の長手方向における中央部に設けられている。ブローバイガス導入孔31は、主管21の長手方向における中央部よりも吸気入口24側、すなわち第2分枝管22Bの中心よりも吸気入口24側に設けられる。例えば、ブローバイガス導入孔31は、主管21における第2分枝管22Bと第3分枝管22Cとの間の部分に設けられているとよい。センサ取付孔32は、センサ取付孔32は、主管21の他端(下流端)であって、シリンダ列方向において第1分枝管22Aの内面における両側縁を外挿した2つの直線L2、L2の間に設けられているとよい。
1 :内燃機関
3 :シリンダヘッド
14 :過給機
16 :スロットルバルブ
20 :吸気マニホールド
21 :主管
22 :分枝管
22A :第1分枝管
22B :第2分枝管
22C :第3分枝管
22D :第4分枝管
24 :吸気入口
31 :ブローバイガス導入孔
32 :センサ取付孔
40 :吸気圧センサ
42 :ボス
43 :凹部
45 :本体部
46 :圧力導入管

Claims (8)

  1. 内燃機関の吸気マニホールドであって、
    シリンダ列方向に延び、その一端に吸気入口を備えた主管と、
    前記主管から互いに独立して延び、シリンダ列方向に配列された複数の分枝管と、
    前記主管のシリンダ列方向における中央よりも前記吸気入口側に設けられたブローバイガス導入孔と、
    前記主管の他端に設けられた吸気圧センサとを有し、
    複数の前記分枝管は、前記主管のシリンダヘッド側の側部から上方かつシリンダヘッド側に延び、
    前記吸気圧センサは、前記主管のシリンダヘッド側と相反する側の上部に設けられていることを特徴とする吸気マニホールド。
  2. 前記吸気圧センサは、前記主管の中心に対して鉛直軸線から35度の角度範囲に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の吸気マニホールド。
  3. 前記吸気圧センサは、平面視において、複数の前記分枝管のうちで最も他端側に配置された前記分枝管の内面における両側縁を外挿した2つの直線の間に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の吸気マニホールド。
  4. 前記吸気圧センサの圧力導入部は、前記主管に形成されたセンサ取付孔の内部に配置されていることを特徴とする請求項1請求項3のいずれか1つの項に記載の吸気マニホールド。
  5. 前記センサ取付孔は、前記主管の内面に形成された凹部に開口していることを特徴とする請求項4に記載の吸気マニホールド。
  6. 内燃機関の吸気マニホールドであって、
    シリンダ列方向に延び、その一端に吸気入口を備えた主管と、
    前記主管から互いに独立して延び、シリンダ列方向に配列された複数の分枝管と、
    前記主管のシリンダ列方向における中央よりも前記吸気入口側に設けられたブローバイガス導入孔と、
    前記主管の他端に設けられた吸気圧センサとを有し、
    複数の前記分枝管は、前記主管のシリンダヘッド側の側部から上方かつシリンダヘッド側に延び、
    前記ブローバイガス導入孔は、前記主管のシリンダヘッド側と相反する側の上部に設けられ、前記主管の内部に下方に向けて開口していることを特徴とする吸気マニホールド。
  7. 前記吸気圧センサは、平面視において、複数の前記分枝管のうちで最も他端側に配置された前記分枝管の内面における両側縁を外挿した2つの直線の間に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の吸気マニホールド。
  8. 前記吸気入口は、通路を介して過給機に接続され、
    複数の前記分枝管のそれぞれは、前記主管よりも短く形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1つの項に記載の吸気マニホールド。
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