JP6534885B2 - 延伸ポリエステル主体繊維および該繊維を含む繊維構造体 - Google Patents
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Description
本発明において用いられるポリエステル樹脂は、芳香族ジカルボン酸を主たる酸成分とする繊維形成能を有するポリエステルを含む。ポリエステルとしては、たとえば、ポリエチレンテレフタレート、ポリテトラメチレンテレフタレート、ポリシクロヘキサンジメチレンテレフタレート等を挙げることができる。また、これらのポリエステルは第3成分として、他のアルコール又はイソフタル等の他のカルボン酸を共重合させた共重合体でも良い。本発明のポリエステルとしては、ポリエチレンテレフタレートが好ましい。又、これらのポリエステルは、紡糸性及び糸状物性の観点から固有粘度が0.4〜1.1であることが好ましい。ポリエステル樹脂中のポリエステルの含有割合は、ポリエステル樹脂に対して50質量%以上が好ましい。
本発明において式(1)で示される繰り返し単位を有するポリマーの、側鎖を形成するR1、R2は、嵩高いことが好ましい。R1、R2の分子量の和が40以上であれば、得られる繊維の高温下での力学特性維持効果が十分に達成されるが、40に満たない場合にはこの効果は殆ど認められなくなる。このようなポリマーは混合体、または共重合体であってもよい。また、式(1)において、R1、R2としては、たとえば、それぞれ独立して、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数1〜10のアルコキシ基、置換基を有してもよい炭素数6〜20のアリール基、水素原子、ハロゲン原子、カルボン酸基、カルボン酸エステル基、ヒドロキシ基、シアノ基、スルホン酸基、スルホン酸エステル基、アミド基、スルホナミド基、ホスホン酸基、ホスホン酸エステル基などが例示できる。また、R1、R2の分子量の和が5000以下であることが好ましい。
前記式(1)で示される繰り返し単位を有するポリマーをポリエステルの質量を基準として0.1〜10.0質量%混合したポリエステル樹脂は常法により紡糸され、未延伸ポリエステル繊維が形成される。そしてこの未延伸ポリエステル繊維を、浴温度60〜100℃の温水槽や温浴槽を用いて水浴延伸処理や湿熱延伸処理をすることで、延伸ポリエステル主体繊維(以下、単に主体繊維と称する場合がある)を得ることができる。前記の式(1)で示される繰り返し単位を有するポリマーを含むことにより、前記の式(1)で示される繰り返し単位を有するポリマーを含まない未延伸ポリエステル繊維よりも紡糸時の曳糸性が向上する。また前記の式(1)で示される繰り返し単位を有するポリマーを含まない未延伸ポリエステル繊維に比べ伸度が大きくなるため、延伸工程において延伸倍率を大きくすることができ、細繊度(たとえば単繊維繊度10.0dtex以下)の主体繊維を製造することができ、とくに本発明では0.5dtex以下の繊維をも製造することができる。
主体繊維の単繊維強度は、0.1〜15.0cN/dtexの範囲が好ましい。0.1cN/dtex未満であると繊維自体の強度が低いため、取り扱い時に糸切れを起こし好ましくない。主体繊維では、15.0cN/dtexを超える単繊維強度を有する繊維を採取することは困難である。主体繊維の単繊維強度は、0.2〜13.0cN/dtexの範囲がより好ましい。
繊維構造体を構成するために用いる未延伸ポリエステルバインダー繊維(以下、単にバインダー繊維と称する場合がある)は、前記式(1)で示される繰り返し単位を有するポリマーを含まないバインダー繊維を用いてもよいが、前記式(1)で示される繰り返し単位を有するポリマーを添加したバインダー繊維(未延伸ポリエステル繊維)を用いることで、さらに繊維構造体の引張強力値を大きくすることができる。バインダー繊維は、延伸していないため結晶化していない繊維となり、熱プレス時に温度をかけることで主体繊維をつなぎとめるとともに結晶化すると考えられる。このバインダー繊維が結晶化することによって、本発明で得られる繊維構造体としての引張強力値が大きくなり、繊維表面に析出する式(1)で示される繰り返し単位を有するポリマーによって、さらに繊維構造体の引張強力値を向上させる効果が発生していると考える。主体繊維のように結晶化している繊維同士では、融点に近い温度(たとえば250℃を超える温度)までの加熱でなければ繊維同士の接着は起こらない。また、融点に近い温度まで加熱すると主体繊維は繊維形状が維持できず、繊維構造体を形成することができなくなる。
バインダー繊維の単繊維繊度は、0.2〜10.0dtexが好ましい。上記主体繊維と同様に、単繊維繊度が10.0dtexを超えると繊維構造体としてたとえば紙を製造する場合、繊維構造体の単位断面積当たりのバインダー繊維構成本数が減少するため、主体繊維との接合箇所数が減少し、均一な接合力で形成された繊維構造体が製造できなくなるため好ましくない。バインダー繊維の単繊維繊度が0.2dtexを下回ると繊維(バインダー繊維)の製造時に繊維切れが発生しやすくなり、切れた繊維が周囲の繊維に絡み、解きほぐせない繊維の塊を発生させる。その結果、バインダー繊維の分散性が悪化する傾向を認める。以上から、バインダー繊維の単繊維繊度が0.2〜10.0dtexの範囲であると、繊維構造体製造時のバインダー繊維の分散性、繊維構造体の単位面積当たりのバインダー繊維構成本数、主体繊維との接合箇所数が適切な範囲となり、高強力を有する(高引張強力値を示す)繊維構造体(たとえば湿式不織布や紙など)が製造できる。バインダー繊維の単繊維繊度は、0.5dtex以上がより好ましく、1.0dtex以上がさらに好ましい。また、バインダー繊維の単繊維繊度は、8.0dtex以下がより好ましく、5.0dtex以下がさらに好ましく、3.0dtex以下が特に好ましい。
バインダー繊維の単繊維強度は、0.1〜13.0cN/dtexの範囲が好ましい。延伸ポリエステル主体繊維と同様に、0.1cN/dtex未満であると、繊維自体の強度が低いため、取り扱い時に糸切れを起こし好ましくない。バインダー繊維では、13.0cN/dtexを超える単繊維強度を有する繊維を採取することは困難である。バインダー繊維の単繊維強度は、0.2〜10.0cN/dtexの範囲がより好ましい。
本発明において、前記式(1)で示される繰り返し単位を有するポリマーをポリエステル樹脂へ添加し、混練性の高い二軸押出機等を使い溶融し、ノズルから紡糸して未延伸ポリエステル繊維を得る。ここで未延伸ポリエステル繊維を紡糸するノズルの孔形状は通常の円形ノズルを用いて行ってもよく、また適宜、異形断面形成用ノズル、複合繊維(芯鞘複合繊維など)形成用ノズル、中空繊維形成用ノズルを用いて行ってもよい。ノズルより吐出されたポリマーは一定温度の冷却風を当てることで冷却・固化し、任意の断面形状の未延伸ポリエステル繊維として巻き取られる。
本発明において、未延伸ポリエステル繊維、主体繊維およびバインダー繊維には、必要に応じて艶消し剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、末端停止剤、蛍光増白剤等が含まれていてもよい。
本発明を構成する主体繊維は、他の繊維と接合されて、繊維構造体を形成することができる。ここで主体繊維は、たとえば2〜15mmの長さにカットされて、同様にたとえば2〜15mmの長さにカットされたバインダー繊維のほか、パルプ、他の製紙用主体繊維と混合されて繊維構造体を形成することができる。
本発明を構成する主体繊維は、バインダー繊維と混抄されて湿式不織布を製造することができる。ここで主体繊維は、湿式不織布の骨組みの役割を果たす。主体繊維は、たとえばカット長2〜15mmの長さに切断後、たとえばカット長2〜15mmの長さに切断したバインダー繊維と共に抄紙機にかけ、ウェブとする。主体繊維やバインダー繊維のカット長が短すぎると、湿式不織布の強力を持たせる主体繊維の効果が十分に発揮されず、引張強力値の低い湿式不織布となる。またカット長が長すぎると繊維同士が絡まりやすく、水中分散性が悪化する傾向が認められる。
ポリエステル樹脂を粉砕した後、溶剤(テトラクロロエタン:フェノール=1:1 体積比)に溶解させ、JIS K7367に準じてポリエステル樹脂の固有粘度(dL/g)を測定した。
溶融しノズルより押し出した糸状溶融ポリマーを、冷却・固化し捲き取った。この捲き取った糸状のサンプルを溶剤(テトラクロロエタン:フェノール=1:1 体積比)に溶解させ、JIS K7367に準じて固有粘度(dL/g)を測定した。
アクリル樹脂を溶媒(テトラヒドロフラン)に加熱溶解させ、熱時ろ過した。ろ液に対して1000体積倍の水にろ液を滴下しながら加え、樹脂を析出させた。樹脂を含む懸濁液をろ過し、残渣を室温減圧で乾燥した。得られた残渣の質量を樹脂の質量で除した値をアクリル樹脂中のポリマーの割合とした。
ポリエステル樹脂を溶媒(テトラクロロエタン:フェノール=1:1 体積比)に加熱溶解させ、熱時ろ過した。ろ液に対して1000体積倍の水にろ液を滴下しながら加え、樹脂を析出させた。樹脂を含む懸濁液をろ過し、残渣を室温減圧で乾燥した。得られた残渣の質量をポリエステル樹脂の質量で除した値をポリエステル樹脂中のポリエステルの割合とした。
繊維の長さ方向に対して垂直方向に切断し、その切片をキーエンス社製マイクロスコープ(VHX−5000)で観察した。
繊度(dtex)は、JIS L1015「化学繊維ステープル試験方法(8.5.1)」に準じて測定した。
強度(単繊維強度)(cN/dtex)、伸度(%)は、JIS L1015「化学繊維ステープル試験方法(8.7・1)」に準じて測定した。
紡糸性および延伸性を、下記判断基準で評価した。
〇 : 糸切れ等トラブルも無く、捲き取り可能。
△ : 時々糸切れはするが、捲き取り速度等の調整で目標の繊度の繊維が捲き取り可能。
× : 捲き取り速度等の調整で目標の繊度の繊維が捲き取り不可能。
延伸工程の延伸前のローラー速度(V1)と、延伸後のローラー速度(V2)の速度差から、延伸倍率Mを、M=(V2−V1)/V1×100 の式により求めた。
引張強力値(kg/15mm)をJIS P8113試験法に準じて測定した。
不織布の厚さ(mm)をJIS P8118試験法に準じて測定した。
[主体繊維]
チップ状のポリエステル樹脂((株)クラレ製、「クラペット」(登録商標))(以下、PETと略称することがある。)と、チップ状のアクリル樹脂((株)クラレ製「PARAPET」(登録商標))(以下、PMMAと略称することがある。)とを表1に記載する種々の比率で混合した後に、2軸押出機に投入した。なお、比較例1〜比較例4ではPMMAをPETに添加しなかった。PMMAとPETとが均一に混合するように押出機中300℃で溶融した。溶融したチップの固有粘度を表1に示した。
ついで、たとえば実施例1では、溶融したポリマーを計量ギアポンプで計量後、ノズル(孔径=φ0.14:ホール数=1880H)(ノズル温度:300℃)より押し出し、1400m/minで原糸(未延伸ポリエステル繊維)を捲き取った。実施例2〜10および比較例2〜4においては、適宜吐出量、捲き取り速度やノズルを変更して原糸(未延伸ポリエステル繊維)を得た。得られた原糸(未延伸ポリエステル繊維)の紡糸性、断面形状を、表1に示した。
この原糸(未延伸ポリエステル繊維)をたとえば実施例1では、60〜100℃に設定した温浴槽、延伸工程の最終ライン速度=70m/minの条件にて湿熱延伸処理を行い、主体繊維を得た。実施例2〜10、比較例2〜4および比較例7では、実施例1と同じ温度条件下で湿熱延伸処理を行い、延伸工程のライン速度を適宜調整して繊維を得た。得られた各繊維の繊度、延伸倍率、延伸性、強度、伸度を表1に示した。
また、PMMAを実施例に比べ多く含む主体繊維を得ることを目的として、比較例5では0.5dtex、比較例6では8.0dtexの、各主体繊維を得ることを試みたが、紡糸が安定せず、延伸工程のライン速度を調整しても延伸した繊維を得ることができなかった。
実施例1、実施例3〜10、比較例2〜4は、バインダー繊維をカットした短繊維((株)クラレ製EP101、繊度:1.5dtex、カット長:5mm)を用いた。なお、実施例2では、バインダー繊維として、実施例1で用いたPETに、実施例1で用いたPMMAをPETに対して1質量%添加し、実施例1に記載する主体繊維を得るための原糸(未延伸ポリエステル繊維)の製造方法を適用し、ノズル等を調整して前記のEP101と同じ繊度の原糸(未延伸ポリエステル繊維)を得た。この得られた原糸(未延伸ポリエステル繊維)をバインダー繊維とし、さらにカット長5mmの短繊維とした。
主体繊維を長さ5mmにカットした。このカットした主体繊維及び、バインダー繊維をカットした短繊維を、主体繊維:バインダー繊維=60:40の質量部比率で、離解機(テスター産業(株)製)に投入した。離解機に投入した繊維を3000rpm、1分間の条件で分散させた後、タッピー抄紙機(熊谷理機工業(株)製)を用いて、プレス後の目付が80g/m2となるように、抄紙をした。得られたウェブをプレス機(熊谷理機工業(株)製)を用いて、3.5kg/cm2の圧力で30秒間プレスし水分調整した後、回転式ドライヤー(熊谷理機工業(株)製)で120℃、1分間乾燥した。ついで熱プレスローラー(200℃、隙間0.1mm)を通して熱処理し、表1に示す厚さと引張強力値を有する各実施例・比較例の紙状の湿式不織布を得た。なお、比較例1、比較例5、比較例6では、主体繊維が得られなかったため、抄紙は行わなかった。比較例7では、バインダー繊維をカットした短繊維を加えることなく離解機で繊維を分散させ、抄紙をした。得られたウェブをプレス機にて実施例1等と同様に水分調整し、回転式ドライヤーで乾燥、熱プレスローラーで熱処理をした。比較例7ではバインダー繊維を含まないため、熱処理後、繊維同士が接着せず繊維構造体にならなかった。
(1)実施例、比較例から、主体繊維の固有粘度は、PMMAの添加、不添加、およびPMMAの添加割合の範囲を変えても変化を認めなかった。
(2)実施例3、実施例7、実施例9から同一繊度である場合、主体繊維中のPMMAの割合が増えるに従い、湿式不織布の引張強力値は増加する効果が認められた。
(3)PMMAが添加されていない原糸(未延伸ポリエステル繊維)は、伸度が小さいため、たとえば比較例1で得ようとした0.3dtexの主体繊維は、延伸工程のライン速度を調整しても得られなかった。一方、PMMAをPETに対して2.0%添加した実施例1の場合は、原糸(未延伸ポリエステル繊維)の伸度が大きくなる結果、0.3dtexの主体繊維を得ることができた。
(4)同一繊度であるとき、PMMAを含まない主体繊維(比較例2、比較例3及び比較例4)に比べ、PMMAを含む主体繊維(実施例3、実施例4、実施例5)は、PMMAを含むことにより湿式不織布の引張強力値が大きくなる効果を認めた。さらにPMMAを含むバインダー繊維(実施例2)は、PMMAを含まないバインダー繊維(実施例3)に比べ、湿式不織布の引張強力値が大きくなる効果を認めた。
(5)PET:PMMA=97.0:3.0(質量部比)とした実施例6では、原糸(未延伸ポリエステル繊維)の伸度が大きく、延伸倍率を大きくすることができ、0.2dtexの主体繊維が採取できた。さらにこの主体繊維を用いると、湿式不織布中の繊維構成本数を上げることができ、結果湿式不織布の引張強力値が大きくなる効果を認めた。
(6)PET:PMMA=91.0:9.0(質量部比)とした実施例7や実施例8では、引張強力値の高い湿式不織布を得ることができた。しかし、主体繊維を紡糸する際の紡糸性は、時々糸切れを起し、延伸工程のライン速度を調整しても主体繊維の捲き取り状態が不安定であった。
(7)PET:PMMA=98.0:2.0(質量部比)であって、原糸(未延伸ポリエステル繊維)として中空繊維を形成した実施例10では、主体繊維を得るための延伸において、繊維の中空形状を維持するようにしたところ、繊度1.6dtexとなった。
Claims (4)
- 下記式(1)で示される繰り返し単位を有するポリマーをポリエステルの質量を基準として0.1〜10.0質量%含む延伸ポリエステル主体繊維と未延伸ポリエステルバインダー繊維とが接合して形成される繊維構造体。
- 請求項1において、前記式(1)で示される繰り返し単位を有するポリマーがアクリル樹脂を構成するポリマーである延伸ポリエステル主体繊維と未延伸ポリエステルバインダー繊維とが接合して形成される繊維構造体。
- 請求項1又は請求項2において、単繊維繊度が10.0dtex以下の延伸ポリエステル主体繊維と未延伸ポリエステルバインダー繊維とが接合して形成される繊維構造体。
- 請求項1〜3のいずれか一項において、前記繊維構造体が湿式不織布である繊維構造体。
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