JP6534860B2 - トラクタ - Google Patents

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Description

この発明は、後端に作業機を連結して運転部に着座して操作しながら農作業を行うトラクタ、特に後車輪を被覆するトラクタのフェンダ構造に関する。
従来、トラクタは機体フレームの前部に原動機部を搭載し、その後方に運転部を設け、機体フレームに沿って原動機部から延設したミッションケース後端にPTO軸を突出すると共に、機体フレーム下方の前後のアクスルケースより延出した車軸に設けた前後車輪により走行しながらトラクタ本体の後端に連結した作業機を牽引してPTO軸から作業機に伝達した動力により農作業を施工するように構成している(例えば、特許文献1参照)。
かかるトラクタにおいて、作業者が、運転席の前向きと後ろ向きとの位置変更を、同運転席に着座したまま楽にかつ円滑に行うことがきるようにすることが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−199061号公報
かかるトラクタにおいては、従来、使用地域における相違やキャビン型或いはロプス型等の機種の相違や大型、小型等の相違等のように多様化した種類が増加するためにそれぞれの機種に適用できる多数類の複雑な部品を予め取り揃えて置く必要があった。
かかる現場の事情を勘案すると、多様化する機種、特に海外仕様と国内仕様等の相違に基づく部品等の共用化やその他の機種の異なるトラクタの構成部品の共用化等はトラクタのコスト上の問題やメンテナンス作業上の問題として製造現場やメンテナンス作業現場では喫緊の重要な課題となっている。
特に、運転座席左右に配設されて左右の後車輪上方を覆う左右フェンダについては、トラクタの機種によって幅員の異なる数種類の運転席フレームが用いられるためこの運転席フレームに合わせて数種類の左右フェンダを揃えておかなければならなかった。
なぜならば、幅員の異なる運転席フレームにおいてもトラクタの全幅は一定に規制されているため左右フェンダを運転席フレーム幅に応じて数種類用意しておかねばならず、コスト上も、また在庫管理や製造作業上も不利益であった。
この発明では、特にトラクタの外装部分として主体的部分を占める運転部近傍の構成部材のうち左右フェンダを運転席フレーム幅に応じてその幅を調整自在に構成して予め数種類の規格のフェンダを製造して保管しておく必要がないトラクタを提供するものである。
この発明は、原動機部の後方に運転席を設け、運転席の左右側方に左右フェンダを配設したトラクタにおいて、運転部の運転席フレームの幅員を異なるものに取り換え自在に構成すると共に、左右フェンダを半内側フェンダと半外側フェンダとの一体接合により構成可能に構成し、しかも、半内側フェンダと半外側フェンダとの接合部分に幅調整機構を介設し左右フェンダ全体の幅員を運転席フレームの幅員変更に合わせて調整可能に構成したことを特徴とするトラクタに関する。
また、幅調整機構は、半内側フェンダの外縁部は自在に切削して半内側フェンダの幅員を調整自在とし、半内側フェンダの外側縁と半外側フェンダの内側縁とをフランジを介してボルトにより一体接合する機構としたことにも特徴を有する。
また、幅調整機構において、半内側フェンダの外側縁と半外側フェンダの内側縁とをフランジを介してボルトにより一体接合するに際しては、半内側フェンダの外側縁は半外側フェンダの前半部内側縁と接合し、半内側フェンダの後側縁は半外側フェンダの後半膨出部の前側縁と接合し得るように、半外側フェンダは平面視で略L字状に形成したことにも特徴を有する。
請求項1の発明によれば、原動機部の後方に運転席を設け、運転席の左右側方に左右フェンダを配設したトラクタにおいて、運転部の運転席フレームの幅員を異なるものに取り換え自在に構成すると共に、左右フェンダを半内側フェンダと半外側フェンダとの一体接合により構成可能に構成し、しかも、半内側フェンダと半外側フェンダとの接合部分に幅調整機構を介設し左右フェンダの幅員を運転席フレームの幅員変更に合わせて調整可能に構成したことにより、機種により運転部の運転席フレームの幅員を大小異なるものに取り換えた場合に、トラクタの全幅規制に合致するように左右フェンダ全体の幅員を運転席フレームの幅員変更に合わせて調整可が可能となり、転席フレームの幅員の大小異なるものに対応させたフェンダを数種類予め製造し在庫保管しておく必要がない。
しかも、左右フェンダを半内側フェンダと半外側フェンダとの分割形態としてその組み合わせによって一体接合のフェンダとすることができるため、半内側フェンダと半外側フェンダとの接合部分の位置調整という簡単な作業で左右フェンダ全体の幅員を調整できる効果がある。
更には、組み合わせる左右フェンダの構造が半内側フェンダ及び半外側フェンダという長手方向での二つ割りの分割構造であるため強度上もフェンダ機能を充分に果たすことができ、また、幅員の調整作業も二つ割りの左右フェンダの部材を揃えて作業現場で簡単に行うことができる効果がある。また、二つ割りの左右フェンダであるため全体の容量も最小限度で済むため幅員調整作業における取扱いや保守管理や在庫管理が行いやすく作業上もコスト上も有益となる効果がある。
このように半内側フェンダと半外側フェンダとの接合部分に幅調整機構を介設してフェンダ幅員を運転席フレームの幅員変更に合わせて調整できるため、単規格の共用可能な半内側フェンダ及び半外側フェンダのみ製造しておけば、テナンス作業や在庫管理が効率的に行え、多機種のトラクタに対する共用構成部材として大量生産が可能となりコスト上も有利となる効果がある。
請求項2の発明によれば、幅調整機構は、半内側フェンダの外縁部は自在に切削して半内側フェンダの幅員を調整自在とし、半内側フェンダの外側縁と半外側フェンダの内側縁とをフランジを介してボルトにより一体接合する機構としたことにより、半内側フェンダの外縁部の切削作業とボルトの脱着作業という簡単な調整作業でフェンダの幅員の調整を行うことができ、また、半内側フェンダ及び半外側フェンダという構成部材の共有化をはかりながらも接合した場合の構成部材全体の強度を充分に保持することができる効果がある。
請求項3の発明によれば、半内側フェンダの外側縁と半外側フェンダの内側縁とをフランジを介してボルトにより一体接合するという幅調整機構において、半外側フェンダは平面視で略L字状に形成したことにより、半内側フェンダの外側縁は半外側フェンダの前半部内側縁と接合し、半内側フェンダの後側縁は半外側フェンダの後半膨出部の前側縁と接合し得る。
そのため、半内側フェンダの後側縁で被覆できなかった後車輪の略後半部を半外側フェンダの後半膨出部単体で被覆でき、かつ、後車輪の略前半部は半内側フェンダと半外側フェンダとの二つ割りの部材接合で被覆することができることになり、半内側フェンダと半外側フェンダとの接合による全体強度を充分に保持できる効果があり、しかも各構成部材としての半内側フェンダ及び半外側フェンダが大量生産できることからその管理や保管も効率的に行える効果がある。
特に半内側フェンダは運転席フレームの最近接位置に配設され、かつ略L字状の半外側フェンダより短尺であるため、フェンダ機能にとって重要な後車輪被覆強度を充分に保持することができる効果がある。
このように後車輪の本体被覆というフェンダにとって重要な機能が運転席フレームに最も近接した半内側フェンダによって達成することができ、更には、後車輪の後半部は半外側フェンダの後半膨出部を介して行うことができるために、後車輪全体の被覆機能を損なうことなくフェンダとしての強度や取扱いや在庫保管の管理などの利便性を確実に向上することができる効果がある。
本実施形態に係るロプスタイプのトラクタの平面図である。 本実施形態に係るロプスタイプのトラクタの側面図である。 本実施形態に係るロプスタイプの機体フレーム周りを説明する斜視図である。 本実施形態に係るロプスタイプの機体フレーム周り示す分解斜視図である。 本実施形態に係るロプスタイプの熱風遮蔽板周りを示す斜視図である。 本実施形態に係るロプスタイプの運転部の一部を示す斜視図である。 本実施形態に係るロプスタイプの運転部の一部を示す斜視図である。 本実施形態に係るキャビンタイプのトラクタの斜視図である。 本実施形態に係るキャビンタイプのトラクタの側面図である。 本実施形態に係るキャビンタイプの機体フレーム周り示す斜視図である。 本実施形態に係るキャビンタイプの機体フレーム周り示す分解斜視図である。 本実施形態に係るキャビンタイプの機体フレーム周りとキャビンを示す斜視図である。
この発明の実施例のトラクタは、基本的には原動機部の後方に運転部フロアを敷設し、その左右側方に左右ステップを延設し、フロアの後方に座席を設け、座席の左右側方に左右フェンダを配設し、これらの各構成部材は他の機種のトラクタと共用可能に構成している。原動機部の後方に延設した主体的な機体フレームには補助的に補完する左右ベースフレームが外側面に一体に固設されている。
しかも、左右ベースフレームの後部には左右フェンダをボルトにより取外し自在に連結しており、また左右ベースフレームの中途部には左右ステップをボルトにより取外し自在に連設し、また左右ステップには運転部フロアをボルトにより取外し自在に設けている。
更には、原動機部と運転部との間には熱風遮蔽板を介設しており、熱風遮蔽板の下端縁と運転部フロアの前縁部とはボルトにより取外し自在に連設し、熱風遮蔽板の上端縁には、ボンネットの後端縁枠に連設している。
また、運転部フロア後端部と運転席前端部との間には、運転席の下方と運転部スペースを遮断する状態で防塵板をボルトで取外し自在に連結している。
以下、図1〜図12を参照して本発明に係るトラクタを説明する。図1〜図12は、本発明の実施例のトラクタA1,A2の構成を示す図である。
トラクタA1,A2は、前後方向に伸延した一定幅の長手鋼板を縦幅方向に立て左右に配設構成した機体フレーム1を中心とし、その前部に原動機部2を搭載すると共に、その後方に運転部3を配設し、機体フレーム1の下方にはエンジンEからミッションケースMを介して動力の伝達された前輪FT,FT及び後輪RT,RTが軸架されている。
ミッションケースMは、機体フレーム1に一体固設され後端にはPTO軸(図示せず)が突出し、トラクタA1,A2の後部に連結具、リフター等(図示せず)を介して連結する各種作業機へ動力を伝達可能に構成している。かかるトラクタA1,A2は本発明では2種類のタイプに分類される。
トラクタA1は、図1に示すように運転部3の背後にロプスRを立設したロプスタイプのトラクタを構成し、また、図8に示すトラクタA2は、キャビンCにより運転部3を被覆しているキャビンタイプのトラクタを構成する。
本実施例の説明では、まずロプスタイプのトラクタA1の全体構成について説明し、続いて本発明の特徴となる構成を説明する。その後に、キャビンタイプのトラクタA2の全体構成について説明する。
ロプスタイプのトラクタA1は、図1〜図7に示すように、前後方向に延伸させて枠組形成した機体フレーム1の前部に原動機部2を設けるとともに、機体フレーム1の後端部にミッションケースMを設け、原動機部2とミッションケースMは、動力伝動シャフト(図示せず)を介して連動連結している。そして、機体フレーム1の前部には、左右方向に軸線を形成したフロントアクスルケースFA,FAを取り付け、フロントアクスルケースFA,FAの左右側端部に前輪軸(図示せず)を介して前輪FT,FTを取り付けている。
また、ミッションケースMの左右側部には、それぞれリヤアクスルケースRA,RAを取り付けて、各リヤアクスルケースRA,RAに後輪軸4を介して後輪RT,RTを連動連結している。ミッションケースMとフロントアクスルケースFA,FAは、前輪駆動シャフト(図示せず)を介して連動連結して、前輪FT,FT及び後輪RT,RTを駆動する四輪駆動を可能としている。
トラクタA1は、機体フレーム1上において、原動機部2の後方に運転部3を配設している。具体的には、図4に示すように、機体フレーム1の側方にそれぞれ取付けた左右ベースフレーム5上に運転部3を構成する運転席フレーム14を載置固定している。また、左右ベースフレーム5は後部側を上方に折曲した傾斜フレーム6を形成し、後端部にはリヤアクスルケースRA,RAに関連して設けた水平連結板7を介して補助ビーム8を一体に垂直に立設している。また、左右ベースフレーム5の前部にはその外方にわたって運転部フロア9を下方から支持する平面視コ字状のフロア枠体110を架設している。
また、左右ベースフレーム5は、前端を機体フレーム1の側方に突設した運転部載置片11上に防振音プレート(図示せず)を介して載置固定し、後端を左右のリヤアクスルケースRA,RA上に補助ビーム8の下端部を載置固定している。
運転部3は、原動機部2の直後方位置からミッションケースMの直前方位置まで左右ベースフレーム5上に床面部としての運転部フロア9を張設している。運転部フロア9の左右側方でフロア枠体110上には、運転部フロア9面を延設した構造に相当する各2分割の左右ステップSLa,SLb,SRa,SRbが配設されている。
原動機部2のエンジンE後方に位置するミッションケースMの上方には、運転席13を配設し、運転席13の左右側方には左右一対のフェンダ20L,20R(以下、左右フェンダ20L,20Rという)を配設している。左右フェンダ20L,20Rは運転部フロア9の後部左右側方から立ち上げて形成して、後輪RT,RTの前上部を被覆する。
左右フェンダ20L,20Rは、運転席13側の半内側フェンダ201L,201Rと半内側フェンダ201L,201Rの外側縁部を被覆すると共に更に外方に延出した半外側フェンダ202L,202Rとに分割可能に構成される。
運転部3の右側方に位置するフェンダ20R上、及びその近傍には、車速を操作する変速操作部29や作業機の昇降作業を行うローダ操作部30等の各種操作レバーやスイッチ類を配設している。
ロプスRは、門型に形成して左右のリヤアクスルケースRA,RAの上面に立設した補助ビーム8上端の連結フランジ81に跨架状に立設されており、機体横転時に運転席13に着座している運転者を保護する機能を果たす。
本発明のロプスタイプのトラクタA1では、原動機部2の後方に配設した運転部フロア9、その左右側方に延設した左右ステップSLa,SLb,SRa,SRb、運転席13の左右側方に配設した左右フェンダ20L,20R等の構成部材を他機種トラクタと共用可能に構成している。
しかも、上記各構成部材は、機体フレーム1の左右側方にそれぞれ着脱自在に取付けた左右ベースフレーム5に関連して装着されている。すなわち、左右ベースフレーム5の後部に他の構成部材を介して左右フェンダ20L,20Rをボルトにより取外し自在に連結し、左右ベースフレーム5の中途部に左右ステップSLa,SLb,SRa,SRbをボルトにより取外し自在に連設し、左右ステップSLa,SLb,SRa,SRb間に運転部フロア9をボルトにより取外し自在に架設している。また、運転部フロア9の後端部には、運転席13の下方を遮断する防塵板18を取外し自在にボルトで連結している。
かかる構造の中で主要な構成部材は左右ベースフレーム5であり、他機種トラクタと共用可能に形成した運転部フロア9、左右ステップSLa,SLb,SRa,SRb、左右フェンダ20L,20R等の各構成部材は、この左右ベースフレーム5を中心にして左右ベースフレーム5に直接的に或いは間接的にボルトによって所定位置に取外し、離脱可能に付設されてアセンブリングされている。
左右ベースフレーム5においては、その中途部を折曲して形成した傾斜フレーム6上には運転席13を構成するための運転席フレーム14が載置連結されている。すなわち、運転席フレーム14は水平の座席フレーム15とその後縁部に傾斜して立ち上げた背フレーム16と座席フレーム15の前端下方に垂設した前フレーム17と座席フレーム15の左右端下方に垂設した脚体フレーム10とからなり、脚体フレーム10の下端縁は左右ベースフレーム5の傾斜フレーム6上に載置され、しかも、傾斜フレーム6の外側面には略三角形状の当て板19を当接状に立ち上げ連設すると共に、当て板19の伸延部は脚体フレーム10の外側面に当接密着してボルトにより一体に固着している。
更には、脚体フレーム10の外側面より内側に引っ込んで配設された座席フレーム15の側面と当て板19との間には後車輪の内側をカバーするフェンダ内壁板21を挿入する間隙を形成しておりその間隙にフェンダ内壁板21の下端を挿入して座席フレーム15と当て板19との間で挟持している。これらの三個の部材はボルトにより一体に強固に連結する構造としており、かかる構造により左右ベースフレーム5に左右フェンダ20L,20Rをより強固に連設固定することができると共に、ボルト離脱により左右フェンダ20L,20Rのフェンダ内壁板21を取外し可能に構成している。
また、左右ベースフレーム5の前部には平面プレート形状の運転部フロア9が架設され、運転部フロア9の両側縁部には左右ステップSLa,SLb,SRa,SRbがボルトを介して離脱自在に連設され、左右ステップSLa,SLb,SRa,SRbの間には運転部フロア9を配設してそれぞれを取外し自在にボルトで連結している。また、運転部フロア9の後端部にはボルトを介して防塵板18を離脱自在に連設している。
運転部フロア9の左右に配設した左右ステップSLa,SLb,SRa,SRbの外側端の前後部には補助ステップSが略コ字状に垂設されており、補助ステップSの後端部には左右フェンダ20L,20Rの前端部が一体に連結され左右フェンダ20L,20Rの前部固定を更に強固に構成している。
トラクタA1の機体には前後方向に機体フレーム1が伸延されており、機体フレーム1は前後方向に伸延した一定幅の長手鋼板を縦幅方向に立てて形成しており、機体フレーム1の外側面左右には左右ベースフレーム5が併設されている。すなわち、左右ベースフレーム5は機体フレーム1の中途部から後方に伸延しており、互いにその外側面同士を、ボルトを介して連結している。
そして、左右ベースフレーム5は、前部を運転部3の運転部フロア9に、後部は左右後輪RT,RTをカバーする左右フェンダ20L,20Rの後部にそれぞれ位置するように機体フレーム1に沿って前後方向に伸延配設されている。しかも、左右ベースフレーム5の中途部は左右フェンダ20L,20Rの内側面に沿って約30度の角度で上方に折曲して傾斜フレーム6を形成している。
この傾斜フレーム6の中途部は、補助ビーム8の中途部に水平に突設した水平連結板7と一体に連結されている。なお、補助ビーム8はリヤアクスルケースRA,RA上に載置された緩衝装置(図示せず)の上面に立設されており、その中途部は左右ベースフレーム5の後端と一体に連設され、しかもロプスRの下端や左右フェンダ20L,20R後端部等が間接的に連設されて機体後部の主要フレームの一部を構成している。
すなわち、補助ビーム8の上端には連結フランジ81を設け、連結フランジ81には左右フェンダ20L,20Rの内側面と門型のロプスRの下端をそれぞれ一体に連設している。このように補助ビーム8の上端に設けた連結フランジ81には左右フェンダ20L,20RやロプスRを取付ける機能を持たせるように構成している。
また、原動機部2と運転部3との間には熱風遮蔽板100が介設されており、その下端縁は運転部フロア9と連設され、熱風遮蔽板100の上端縁は、ボンネットBの後端縁に連設されている。
熱風遮蔽板100の左右端縁には防風板111,111が一体に突設されており、運転部3の前部は熱風遮蔽板100と防風板111,111により前方の原動機部2と区画されていると共に、防風板111の外縁フレームGFの下端を左右ステップSLa,SLb,SRa,SRbに連設することにより防風板111と一体の熱風遮蔽板100の左右端縁の支持固定が行われる。
なお、熱風遮蔽板100の運転席側の中央には中空枠の連結ケース27を突設し、中空枠の連結ケース27にはステアリングコラム24を設けている。ステアリングコラム24は、連結ケース27に固設したステアリングブラケット28に傾斜自在に装着されており、ハンドル支軸26の上端にはハンドルHを設けている。
ステアリングコラム24の前上方には、熱風遮蔽板100の上端縁にダッシュボード25を取り付けると共に、ステアリング機構22はハンドルH以外をステアリングカバー43により被覆している。
また、各種操作ペダル23は熱風遮蔽板100に突設した連結ケース27に支持され、左からクラッチペダルCP、左ブレーキペダルLBP、右ブレーキペダルRBPを配設している。なお、アクセルペダルAPは、床面を構成する右ステップSRb上に突設している。
原動機部2は、機体フレーム1の前部にエンジンE等を配設して構成している。すなわち、機体フレーム1の前部上に、主構成部材であるエンジンEを搭載している。エンジンEの直前方には、前後方向に軸線を向けたファン軸(図示せず)を介して冷却ファン31を連動連結し、冷却ファン31の直前方には、ラジエータ32を立設している。一方、エンジンEの右側後部の直上方には、エンジンEの吸気口部と連通連結したエアクリーナ(図示せず)を配設している。
上記のように構成した原動機部2には、ボンネット支持枠体(図示せず)を設けて、ボンネット支持枠体にボンネットBを開閉自在に取り付け、ボンネットBにより原動機部2のエンジンルームを被覆・開放自在としている。
ボンネットBは、船底を逆さにしたような形(いわゆる、船底天井)に形成した天井面部33と、網目状のフロントグリル34と、左・右側面部35,35と、から下方と後方が開口する箱型に形成している。
上記のように構成した原動機部2を被覆するボンネットBと運転部3との間に形成された間隙36には、排熱孔38を有する排熱カバー37を介設している。排熱カバー37は、ボンネットBの後端縁部の形状と同一形状である背面視門型に形成し熱風遮蔽板100の上部と連設している。
本発明のロプスタイプのトラクタの基本構造は上記の通りであり、そのうちで以下の通り本発明の要部となる構成について説明する。
[この発明の特徴的な構成について]
上記のように構成したトラクタにおいて本発明の特徴的な構成は、運転席フレーム14の左右に配設した左右フェンダ20L,20Rの幅員をトラクタの機種に応じて調整可能に構成したことにある。
すなわち、トラクタの機種によって運転席の幅員が大小の二種類取り揃えておく必要がある場合に、仮に従来のようにフェンダ単体の幅員を一定幅に固定しておくと、左右フェンダ20L,20Rは、運転席フレーム14中の座席フレーム15の左右に配設されるために、運転席フレーム14の幅員(座席フレーム15の幅員)の大小によって左右フェンダ20L,20Rの最外側面間の幅員、すなわち、トラクタの全体幅員が異なることになる。
かかるトラクタ全体の幅員の変化はトラクタの構造規格と合致しないために、運転席13の幅員の機種に対応した幅員の左右フェンダ20L,20Rを用いる必要が生起する。そのために本発明では、予め最大幅員の左右フェンダ20L,20Rを共用フェンダとして予め製造しておき、運転席フレーム14の幅員が異なるトラクタの種類に対応して調整機構を介して左右フェンダ20L,20Rの幅員を調整しトラクタの種類に常時対応できるように構成した。
まず、運転席フレーム14の幅員を大小二種類設けたトラクタについてそれぞれに対応可能なように左右フェンダ20L,20Rの幅員調整を行う事例について説明する。
運転席フレーム14は抜き型により大小二種類の幅員とし、前述の通り座席フレーム15と背フレーム16と前フレーム17と脚体フレーム10とにより構成する。以上のように運転席フレーム14が大小二種類の幅員に構成されると、それぞれの座席に対応した左右フェンダ20L,20Rの幅員に調整して、左右フェンダ20L,20Rの最外側面間の幅員、すなわち、トラクタの車幅を規定の一定幅員となるようにする。
すなわち、幅広の運転席フレーム14の場合には左右フェンダ20L,20R間の幅員を幅狭に調整すると共に、幅狭の運転席フレーム14の場合には左右フェンダ20L,20R間の幅員を幅広に調整することにより両タイプのトラクタ共に左右フェンダ20L,20Rの最外側面間の幅員を規定の車体幅とすることができる。
左右フェンダ20L,20Rの全体の幅員を調整するための幅調整機構は次の通りである。左右フェンダ20L,20Rは半円弧状の半内側フェンダ201L,201Rと半外側フェンダ202L,202Rとより構成されており、半内側フェンダ201L,201Rは運転席フレーム14の外側方に配設され、座席フレーム15の略前後長さにわたった前後幅を有している。
半外側フェンダ202L,202Rは半内側フェンダ201L,201Rの全長外側縁に接合する前部フェンダ片と半内側フェンダ201L,201Rの後端縁に接合してその後方空間を占める膨出部を形成した後部フェンダ片とより構成されている。特に、半外側フェンダ202L,202Rの後部フェンダ片は運転席フレーム14の背フレーム16の後方に位置するように構成されるため、運転席フレーム14の全体幅員の大小に影響されることなく、後輪RT,RTを被覆する機能を果す。
しかも、半内側フェンダ201L,201Rと半外側フェンダ202L,202Rは一体に接合することによって後輪RT,RTの上方を半円弧状に覆うフェンダ形状を形成するものである。なお、左右フェンダ20L,20Rの全体の幅員調整のため接合部分を切削する半内側フェンダ201L,201Rは半外側フェンダ202L,202Rと一体に組み合わせて左右フェンダ20L,20Rを完成しても後輪RT,RTの被覆機能に支障がないように切削代を考慮しておく。
半内側フェンダ201L,201Rと半外側フェンダの202L,202Rとの一体組み合わせによって左右フェンダ20L,20Rの幅員の調整を行う際には、本発明の要部たる幅調整機構が用いられる。すなわち、幅調整機構としては、予め半内側フェンダ201L,201Rを運転席フレーム14の最小幅員に対応させた最大幅員に形成し、運転席フレーム14が幅狭のものに変更された場合には最大幅の半内側フェンダ201L,201Rの外側縁を幅狭寸法に切削して切削外側縁に半外側フェンダ202L,202Rの前部フェンダ片を接合すると共に、半内側フェンダ201L,201Rの後端縁に半外側フェンダ202L,202Rの後部フェンダ片を接合する機構としている。なお、半内側フェンダ201L,201R及び半外側フェンダ202L,202Rを接合するに際しては半外側フェンダ202L,202Rの端縁に接合フランジを垂設し、接合フランジに半内側フェンダ201L,201Rの内側端縁に垂設した接合フランジを互いに接合してボルトにより取外し自在に連結固定している。
以上のような幅調整機構を有する左右フェンダ20L,20Rにおいて、半内側フェンダ201L,201Rの後端は補助ビーム8の上端にボルトにより着脱自在に連設している。ここで補助ビーム8は前述したようにリヤアクスルケースRA,RA上に載置された緩衝装置の上面に立設されており、その中途部は左右ベースフレーム5の後端と一体に連設され、しかもロプスRの下端や左右フェンダ20L,20Rの後端部等が間接的に連設されて機体後部の主要フレームの一部を構成している。
すなわち、補助ビーム8の上端には連結フランジ81を設け、連結フランジ81には半内側フェンダ201L,201Rの後端の内壁板がボルトによって連設されている。このように補助ビーム8の上端に設けた連結フランジ81には半内側フェンダ201L,201Rを取付ける機能を持たせるように構成されている。
また、半内側フェンダ201L,201Rの中途部内壁板は運転席フレーム14の側面と左右ベースフレーム5との間において固定されている。すなわち、運転席フレーム14の一部である脚体フレーム10の下端縁は左右ベースフレーム5の傾斜フレーム6上に載置され、しかも、傾斜フレーム6の外側面には略三角形状の当て板19が当接状に立ち上げ連設されており、当て板19の伸延部は脚体フレーム10の外側面に当接密着してボルトにより一体に固着されている。
また、運転席フレーム14の一部である座席フレーム15の側面は、脚体フレーム10の外側面より内側に引っ込んだ状態で配設されているために座席フレーム15の側面と当て板19との間には一定の間隙が形成されており、この間隙に後車輪の内側をカバーする半内側フェンダ201L,201Rの内壁板下端が挿入されており、このように半内側フェンダ201L,201Rの内壁板は座席フレーム15と当て板19との間で挟持して固定されている。これらの部材はボルトにより一体に強固に連結する構造としており、かかる構造により左右ベースフレーム5に左右の半内側フェンダ201L,201Rをより強固に連設固定することができると共に、ボルト離脱により左右の半内側フェンダ201L,201Rの内壁板を取外し分離が可能に構成している。
また、半内側フェンダ201L,201Rの前端部は運転部フロア9或いは左右ステップSL,SRに固定されており、従って、半内側フェンダ201L,201Rは前端部と中途部と後端部のそれぞれが最終的には間接的に機体フレーム1に連結されることになり、直接的には運転部フロア9や運転席フレーム14や補助ビーム8に連結され支持されることになるため半割のフェンダであるにもかかわらず強度的に充分な耐久性を有した構造とすることができる。
[キャビンタイプトラクタの基本構造]
キャビンタイプのトラクタA2は、図8〜図12に示すように、ロプスタイプのトラクタA1と基本的構造を同じくしている。すなわち、主要な構成部材は左右ベースフレーム5’であり、他機種トラクタと共用可能に形成した運転部フロア9、左右ステップSL,SR、左右フェンダ20L,20R等の各構成部材は、左右ベースフレーム5’を中心にしてそれぞれボルトにより所定の位置に取外し、離脱可能にアセンブリングされて装着されている点では同一である。
しかし、キャビンタイプは、ロプスR及び防風板111,111に替えて、運転部3を被覆するキャビンCを設けている点で異なる。キャビンCは、六面体を形成するように枠組み形成したキャビンフレーム222と、キャビンフレーム222を形成する各片により形成された各面部とから形成している。
すなわち、キャビンフレーム222には、天井面部223に扁平箱状に形成した天井部224を張設し、前面部225の上部にフロントガラス部226を張設するとともに、下部に左右側前壁部227を張設している。左右側面部236の前部には、左右一対の乗降扉部237を開閉自在に張設している。図中、乗降扉部237の内面には図示しないグリップパイプが張設したされており、239は外部に設けた開閉操作グリップを示す。左右側面部236の後部には、左右一対のサイド窓部240を開閉自在に張設している。後面部231には、リヤガラス部241を開閉自在に張設している。
[キャビンタイプトラクタの特徴的な構造]
上記のように構成したキャビンCは、他機種トラクタのキャビンと共用自在に構成されており、その構造は下端開口状の箱型に形成し、運転部フロア9の前部上と、左右フェンダ20L,20R上とにわたって載設し運転部3を上方より被覆するように構成している。
左右ベースフレーム5’の中途部は約30度の角度で上方に折曲した傾斜フレーム6を形成し、この傾斜フレーム6の中途部は、ロプスタイプと異なりリヤアクスルケースRA,RAの上面に設けた緩衝装置(図示せず)の上部に水平固定した水平連結板7’の前端部と一体に連結されている。この連結形態は水平の水平連結板7’の前端部中央に切欠き部を形成し、この切欠き部に傾斜フレーム6の中途部を嵌着して一体に連結する。このような連結形態により左右ベースフレーム5’が関連部材による荷重を受けても下方から水平連結板7’が支持して上方からの荷重応力を充分に受け止めるように構成している。また、左右ベースフレーム5’は、前端を機体フレーム1の側方に突設した運転部載置片11上に防振音プレート12を介して載置固定している。
水平連結板7’の後端には垂直上方に立ち上がった補助ビーム8’の下端を一体に固設しており、補助ビーム8’の中途部は傾斜フレーム6の後端部に一体に連設されている。補助ビーム8’の上端は運転席の背フレーム16の上端部に一体に連設されている。
更には、ロプスタイプと異なり、補助ビーム8’の上端は連結ブラケット233を介して左右フェンダ20L,20Rの後端及びキャビンフレーム222の後下端と一体に連設されている。また、キャビンフレーム222の後面中段に設けた後方横フレーム232は運転席フレーム14の背フレーム16にボルトにより一体に連結している。しかも、キャビンフレーム222の前部下端縁部、すなわち、左右フェンダ20L,20R上に載置される左右側面下枠234の前方の前面下枠235は補助ステップSの外縁部に当接して一体に連設されている。
更には、キャビンフレーム222の下端縁には下部支持フレームが設けられており、その下部支持フレームはキャビンの後側面下枠と左右側面下枠234と前面下枠235等の方形フレームにより構成されている。このうち左右側面下枠234は半円弧状の半内側フェンダ201L,201Rの上面に載置される。すなわち、キャビンCの側面下部は半円弧状の半内側フェンダ201L,201Rの上面に安定して載置固定されていることになる。
この場合、半内側フェンダ201L,201Rの後部は前述のように機体フレーム1に連設された左右ベースフレーム5’と一体の補助ビーム8’に連設され、中間部は運転席フレーム14の側面に固定され、前端部は運転部フロア9或いは左右ステップSL,SRに固定されている。このように、強度のある機体フレーム1に一体に固定された半内側フェンダ201L,201RにキャビンC本体が載置固定されるためにキャビンCは確実で安全に装着されていることになる。
また、キャビンCを設けることで運転部3の床面強度を高めるために、左右ベースフレーム5’にフロア枠体110を形成せず、図11に示すように、左右ベースフレーム5’間に平面視門型のフロア載置板220と平面視矩形状のフロア補強板221を連設し、これらの上に各1枚ずつで構成した左右ステップSL,SRを載置固定すると共に上方に運転部フロア9を重畳的に張設している。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
A1 ロプス型のトラクタ
A2 キャビン型のトラクタ
2 原動機部
3 運転部
14 運転席フレーム
20L 左フェンダ
20R 右フェンダ
201L,R 半内側フェンダ
202L,R 半外側フェンダ

Claims (3)

  1. 原動機部の後方に運転席を設け、運転席の左右側方に左右フェンダを配設したトラクタにおいて、運転部の運転席フレームの幅員を異なるものに取り換え自在に構成すると共に、左右フェンダを半内側フェンダと半外側フェンダとの一体接合により構成可能に構成し、しかも、半内側フェンダと半外側フェンダとの接合部分に幅調整機構を介設し左右フェンダ全体の幅員を運転席フレームの幅員変更に合わせて調整可能に構成したことを特徴とするトラクタ。
  2. 幅調整機構は、半内側フェンダの外縁部は自在に切削して半内側フェンダの幅員を調整自在とし、半内側フェンダの外側縁と半外側フェンダの内側縁とをフランジを介してボルトにより一体接合する機構とすることを特徴とする請求項1に記載のトラクタ。
  3. 半内側フェンダの外側縁と半外側フェンダの内側縁とをフランジを介してボルトにより一体接合するに際しては、半内側フェンダの外側縁は半外側フェンダの前半部内側縁と接合し、半内側フェンダの後側縁は半外側フェンダの後半膨出部の前側縁と接合し得るように、半外側フェンダは平面視で略L字状に形成したことを特徴とする請求項2に記載のトラクタ。
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