JP6534565B2 - フレキシブルセンサ - Google Patents

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Description

本発明は、測定対象を取り囲むように配置された状態において測定対象についての物理量を検出可能に構成されたフレキシブルセンサに関するものである。
出願人は、この種のフレキシブルセンサの一例を下記の特許文献に開示している。出願人が開示しているフレキシブルセンサは、センサケーブルと、センサケーブルの両端部同士の連結および連結解除を行うための連結機構とを備え、両端部同士を連結した状態のセンサケーブルを介して測定対象についての物理量(一例として、測定対象を流れる電流)を検出することができるように構成されている。また、連結機構は、センサケーブルにおける両端部の一方が固定される第1連結部と、両端部の他方が固定されて第1連結部との連結および連結解除が可能な第2連結部とを備えて構成されている。
第1連結部は、センサケーブルにおける一方の端部が固定される筒状の本体部と、本体部に取り付けられた筒状のカバーと、第1連結部と第2連結部との連結および連結解除の操作が可能に構成されて本体部に取り付けられた操作部とが一体化されて構成されている。この場合、操作部は、第2連結部を挿入可能な略円筒状に形成されると共に、第2連結部に係合して第1連結部からの第2連結部の離脱を規制する第1凸部が形成されている。一方、第2連結部は、先端部が閉塞された略円筒状に形成されると共に、センサケーブルにおける他方の端部が挿入された状態で固定されている。この場合、第2連結部の周面には、第1連結部の操作部に形成された第1凸部を係合可能な溝部が形成されている。
このフレキシブルセンサを用いた測定処理に際しては、測定対象を取り囲むようにしてフレキシブルセンサをセットする。具体的には、まず、連結機構を操作して第1連結部に対する第2連結部の連結を解除することでセンサケーブルの両端部を離間させる。次いで、測定対象の周囲にセンサケーブルを配置した状態において第1連結部(操作部)内に第2連結部を挿入する。この際には、第1連結部における操作部の第1凸部が第2連結部の溝部に係合させられてセンサケーブルの両端部同士が連結された状態となる。続いて、本体部に対して操作部を回動させる。この際には、第1凸部が形成されている第1弾性片の弾性変形が規制された状態となり、第2連結部における溝部からの第1凸部の離脱が規制される。これにより、センサケーブルの両端部同士が連結された状態が維持される。
この後、接続用のケーブルを介してフレキシブルセンサを測定器に接続し、測定対象を流れる電流の電流値を測定する。また、測定が完了したときには、上記の作業手順とは逆の手順で測定対象からフレキシブルセンサを取り外す。これにより、測定作業が完了する。
特開2013−228274号公報(第6−11頁、第1−15図)
ところが、出願人が上記の特許文献に開示しているフレキシブルセンサには、以下のような改善すべき課題がある。すなわち、出願人が開示しているフレキシブルセンサでは、第2連結部の溝部に第1連結部(操作部)の第1凸部を係合させることでセンサケーブルの両端部同士が連結された状態を維持させる構成が採用されている。この場合、この種のフレキシブルセンサを使用して複数の測定対象についての測定処理を行う際に、測定対象の数に応じた複数本のフレキシブルセンサを所有していないときには、各測定対象毎にフレキシブルセンサの装着作業および取り外し作業を行って測定処理を順次実行する必要がある。このため、例えば、1本のフレキシブルセンサを使用して複数の測定対象についての測定処理を実行するときには、フレキシブルセンサの着脱作業の回数が多数回となる。
一方、出願人が開示しているフレキシブルセンサでは、第1連結部(操作部)に対する第2連結部の挿入や取り外しを行う都度、第1凸部の突端が第2連結部の周面に対して摺動させられることとなる。この場合、出願人が開示しているフレキシブルセンサでは、連結機構の各構成要素が樹脂材料で形成されているため、多数回に亘って連結および連結解除を繰り返すうちに、第1凸部の突端が磨り減るおそれがある。したがって、出願人が開示しているフレキシブルセンサでは、上記のように着脱回数が多数回となる測定現場において長期に亘って使用したときに、第2連結部の溝部から第1凸部が離脱し易い状態(係合状態が容易に解除される状態)となるおそれがある。
しかしながら、出願人が開示しているフレキシブルセンサでは、第1連結部の分解(センサケーブルからの本体部等の取り外しや、本体部からのカバーや操作部の取り外し)を許容する構成が採用されていない。このため、上記したように第1凸部が磨り減って第2連結部(溝部)への係合状態を維持するのが困難になったとしても、第1凸部が形成されている操作部を新品に交換したり、操作部を含む第1連結部の全体を新品に交換したりすることができない。したがって、出願人が開示しているフレキシブルセンサでは、第1凸部が磨り減って連結状態の維持が困難な状態になったときに、センサケーブル等に何ら不具合が存在しなくても、フレキシブルセンサ全体を新しい製品に交換する必要が生じるため、この点を改善するのが好ましい。
本発明は、かかる改善すべき課題に鑑みてなされたものであり、連結および連結解除の回数が多数回となる環境下においても、長期間に亘って継続的に使用し得るフレキシブルセンサを提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載のフレキシブルセンサは、測定対象を取り囲むように配置された状態において当該測定対象についての物理量を検出するセンサケーブルと、当該センサケーブルにおける両端部同士の連結および連結解除を行うための連結機構とを備えたフレキシブルセンサであって、前記連結機構は、前記センサケーブルにおける前記両端部のいずれか一方の端部が固定された第1連結部と、当該両端部の他方の端部が固定された第2連結部とを備え、前記第1連結部は、前記一方の端部を覆うように形成されると共に前記第2連結部を挿入可能な挿入用孔が形成された本体部と、前記挿入用孔に挿入された前記第2連結部に係合可能な凸部を有して前記本体部とは別体に形成されると共に弾性変形によって当該第2連結部に対する当該凸部の係合を解除可能に当該本体部に対して取り外し可能に取り付けられた係合用部材とを備え、前記本体部は、互いに嵌合可能に形成された第1ケース部材および第2ケース部材を備え、前記係合用部材は、前記第1ケース部材および前記第2ケース部材を嵌合させることで形成される空間内に前記センサケーブルにおける前記一方の端部と共に収容されて前記本体部に固定されている。
また、請求項記載のフレキシブルセンサは、測定対象を取り囲むように配置された状態において当該測定対象についての物理量を検出するセンサケーブルと、当該センサケーブルにおける両端部同士の連結および連結解除を行うための連結機構とを備えたフレキシブルセンサであって、前記連結機構は、前記センサケーブルにおける前記両端部のいずれか一方の端部が固定された第1連結部と、当該両端部の他方の端部が固定された第2連結部とを備え、前記第1連結部は、前記一方の端部を覆うように形成されると共に前記第2連結部を挿入可能な挿入用孔が形成された本体部と、前記挿入用孔に挿入された前記第2連結部に係合可能な凸部を有して前記本体部とは別体に形成されると共に弾性変形によって当該第2連結部に対する当該凸部の係合を解除可能に当該本体部に対して取り外し可能に取り付けられた係合用部材とを備え、前記係合用部材は、弾性変形が可能な半環状部を備えると共に、前記凸部が前記半環状部の内側に向かって突出するように当該半環状部と一体形成され、前記本体部は、前記係合用部材を嵌入可能な嵌入用溝が前記挿入用孔の近傍に形成されると共に、当該嵌入用溝に嵌入した前記係合用部材の前記凸部を前記挿入用孔内に向かって突出させる凸部挿通孔が当該嵌入用溝の底部に開口されている。
さらに、請求項記載のフレキシブルセンサは、請求項1または2記載のフレキシブルセンサにおいて、前記第2連結部は、前記センサケーブルにおける前記他方の端部を挿入可能な筒状に形成され、前記係合用部材は、前記他方の端部が固定されている前記第2連結部が前記挿入用孔に挿入されたときに当該第2連結部における前記一方の端部側の端部に前記凸部を係合可能に前記本体部に取り付けられている。
請求項1,2記載のフレキシブルセンサでは、連結機構を構成する第1連結部が、センサケーブルの一方の端部を覆うように形成されると共に第2連結部を挿入可能な挿入用孔が形成された本体部と、挿入用孔に挿入された第2連結部に係合可能な凸部を有して本体部とは別体に形成されると共に弾性変形によって第2連結部に対する凸部の係合を解除可能に本体部に対して取り外し可能に取り付けられた係合用部材とを備えている。
したがって、請求項1,2記載のフレキシブルセンサによれば、凸部が磨り減って第1連結部および第2連結部を連結した状態を維持させるのが困難な状態となったときに、フレキシブルセンサを破棄して新しいフレキシブルセンサを用意することなく、凸部が磨り減った係合用部材だけを新しい係合用部材に交換することで、第1連結部および第2連結部を連結した状態を好適に維持可能な状態とすることができる。これにより、連結および連結解除の回数が多数回となる環境下においても、長期間に亘って継続的にフレキシブルセンサを使用することができる。
また、請求項記載のフレキシブルセンサによれば、互いに嵌合可能な第1ケース部材および第2ケース部材を備えて本体部を構成すると共に、両ケース部材を嵌合させることで形成される空間内に係合用部材を収容して固定したことにより、第1ケース部材および第2ケース部材を分離させるだけで係合用部材を脱着させることができるため、凸部が磨り減ったときに係合用部材を容易に交換することができる。
また、請求項記載のフレキシブルセンサによれば、半環状部の内側に向かって凸部が突出するように半環状部および凸部を一体形成した係合用部材と、係合用部材を嵌入可能な嵌入用溝を挿入用孔の近傍に形成し、かつ嵌入した係合用部材の凸部を挿入用孔内に向かって突出させる凸部挿通孔を嵌入用溝の底部に開口した本体部とを備えたことにより、第1ケース部材および第2ケース部材を分離させることなく、嵌入用溝に対して係合用部材を脱着させることができるため、凸部が磨り減ったときに係合用部材を容易に交換することができる。
また、請求項記載のフレキシブルセンサによれば、センサケーブルにおける他方の端部を挿入可能に第2連結部を筒状に形成すると共に、第2連結部が挿入用孔に挿入されたときに第2連結部における一方の端部側の端部に凸部を係合可能に係合用部材を本体部に取り付けたことにより、第2連結部に対してセンサケーブルの他方の端部を確実かつ容易に固定することができると共に、比較的簡易な構成であるにも拘わらず、挿入用孔からの第2連結部の離脱(第1連結部および第2連結部の連結解除)を好適に規制することができる。
フレキシブルセンサ1の外観図である。 フレキシブルセンサ1の分解斜視図である。 センサケーブル2における端部2a,2bが連結解除されている状態について説明するための説明図である。 センサケーブル2における端部2a,2bが連結されている状態について説明するための説明図である。 フレキシブルセンサ1Aの外観図である。 フレキシブルセンサ1Aの分解斜視図である。 ケース10Aの嵌入用溝35から係合用部材16を取り外した状態の連結機構3Aの斜視図である。 挿入用孔H2に対するキャップ20の挿入方向に沿って見た連結機構3Aの外観図である。 図8に示すA−A線で切断したケース10Aにキャップ20を加えて図示した断面図である。
以下、フレキシブルセンサの実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
図1,2に示すフレキシブルセンサ1は、「フレキシブルセンサ」の一例であって、測定対象を取り囲むように配置された状態において環状となるように構成され、測定対象を流れる電流(「測定対象についての物理量」の一例)を検出可能に構成されている。このフレキシブルセンサ1は、センサケーブル2、連結機構3、回路基板4(図2参照)、および図示しない測定器に接続するための接続用ケーブル5(図1参照)を備えて構成されている。
センサケーブル2は、コイル支持体の周囲に絶縁導線(いずれも図示せず)を巻回して形成したロゴスキーコイルであって、その絶縁導線が回路基板4および接続用ケーブル5を介して図外の測定器に接続される。
連結機構3は、センサケーブル2における端部2a,2b同士の連結および連結解除を行うための機構であって、図2に示すように、端部2a(「両端部のいずれか一方」の一例)が固定されたケース10と、端部2b(「両端部の他方」の一例)が固定されたキャップ20とを備えて構成されている。ケース10は、「第1連結部」の一例であって、「本体部」を構成するシェル11a,11bと、「係合用部材」の一例である係合用部材12とを備えて構成されている。
シェル11a,11bは、それぞれ「第1ケース部材」および「第2ケース部材」に相当し、互いに嵌合可能な浅皿状に形成されると共に、嵌合させた状態において、センサケーブル2の端部2a、端部2aが接続された回路基板4、および接続用ケーブル5における回路基板4側の端部を覆うように形成されている。また、シェル11a,11bは、図1に示すように、互いに嵌合させた状態において、センサケーブル2を挿通可能な挿通孔H1と、センサケーブル2の端部2bが固定されたキャップ20を挿入可能な挿入用孔H2(「挿入用孔」の一例)と、回路基板4に接続された接続用ケーブル5を挿通可能な挿通孔H3とが形成されるように構成されている。
具体的には、図2に示すように、シェル11aにおけるシェル11bとの嵌合部には、挿通孔H1を構成する凹部H1a、挿入用孔H2を構成する凹部H2a、および挿通孔H3を構成する切欠きH3aが形成されている。また、シェル11bにおけるシェル11aとの嵌合部には、シェル11aの凹部H1aと相俟って挿通孔H1を構成する凹部H1b、シェル11aの凹部H2aと相俟って挿入用孔H2を構成する凹部H2b、およびシェル11aの切欠きH3aと相俟って挿通孔H3を構成する切欠きH3bが形成されている。また、シェル11a,11bには、後述するように係合用部材12を収容した状態で取り付けるための嵌入用溝31がそれぞれ形成されている。
係合用部材12は、シェル11a,11bとは別体に形成されると共に、シェル11a,11bを嵌合させることで形成される空間内にセンサケーブル2の端部2a等と共に収容された状態でシェル11a,11bに対して取り外し可能に取り付けられている(固定されている)。この係合用部材12は、シェル11a,11bに固定される(嵌入用溝31に嵌入される)固定部12aと、後述するようにセンサケーブル2の端部2bが固定された状態のキャップ20がケース10の挿入用孔H2に挿入されたときにキャップ20に係合する凸部12cとが弾性変形部12bを介して連結されている。
この場合、本例の連結機構3(係合用部材12)では、図3,4に示すように、固定部12aおよび弾性変形部12bが正面視く字状となるように係合用部材12が形成されている。この係合用部材12は、凸部12cがキャップ20に係合することで挿入用孔H2からのキャップ20の離脱を規制すると共に、挿入用孔H2からキャップ20(センサケーブル2の端部2b)を引き抜こうとする力が加えられたときに弾性変形部12bの弾性変形よってキャップ20に対する凸部12cの係合が解除される構成が採用されている。
キャップ20は、「第2連結部」の一例であって、図2〜4に示すように、センサケーブル2の端部2bに固定されている。また、キャップ20は、センサケーブル2の端部2bを挿入可能な筒状に形成されている。この場合、本例のフレキシブルセンサ1(連結機構3)では、一例として、上記のケース10(シェル11a,11bや係合用部材12)およびキャップ20が、いずれも絶縁性樹脂材料によって形成されている。
このフレキシブルセンサ1の組立てに際しては、まず、センサケーブル2の端部2bにキャップ20を固定する(端部2bにキャップ20を装着する)と共に、センサケーブル2の端部2aを回路基板4に接続し、かつ接続用ケーブル5を回路基板4に接続する。次いで、一例として、センサケーブル2を凹部H1aに嵌入すると共に接続用ケーブル5を切欠きH3aに嵌入するようにして、シェル11a内に回路基板4を収容する。続いて、固定部12aを嵌入用溝31に嵌入するようにして係合用部材12をシェル11aに取り付ける。
次いで、シェル11bをシェル11aに嵌合させる。この際には、固定部12aがシェル11bの嵌入用溝31に嵌入されることにより、係合用部材12がシェル11a,11b内に収容された状態でシェル11a,11bに固定される。この後、シェル11a,11bをねじ止めすることにより、フレキシブルセンサ1が完成する。
なお、完成したフレキシブルセンサ1の出荷時や、フレキシブルセンサ1の保管時には、一例として、図1,4に示すように、センサケーブル2の端部2b(キャップ20)をケース10の挿入用孔H2に挿入した状態としておく。この状態においては、図4に示すように、係合用部材12の凸部12cがキャップ20の端部20aに係合した状態となり、挿入用孔H2からのキャップ20(センサケーブル2の端部2b)の離脱(ケース10およびキャップ20の連結解除)が規制された状態となる。なお、図3,4では、キャップ20に対する係合用部材12の係合状態に関する理解を容易とするために、シェル11bを透過させて(シェル11bを不図示として)ケース10内を図示している。
一方、このフレキシブルセンサ1を用いた測定処理に際しては、測定対象を取り囲むようにしてフレキシブルセンサ1をセットする。具体的には、まず、センサケーブル2の端部2b(キャップ20)をケース10の挿入用孔H2から引き抜いてセンサケーブル2の端部2a,2bを離間させる。
この際に、本例のフレキシブルセンサ1では、図4に示すように、端部2b(キャップ20)が挿入用孔H2に挿入されているセンサケーブル2に対して挿入用孔H2から引き抜こうとする矢印A1の向き(センサケーブル2の長さ方向の向き)の力が加えられたときに、係合用部材12の弾性変形部12bが矢印Bの向きき(センサケーブル2の長さ方向に対して交差する向き)に弾性変形する結果、キャップ20の端部20aに対する凸部12cの係合が解除されて、端部2b(キャップ20)の矢印A1の向きへの移動が許容される。これにより、図3に示すように、ケース10およびキャップ20同士の連結が解除され、センサケーブル2は、ケース10に固定されている端部2aとキャップ20が固定されている端部2bとが離間させられる。
次いで、測定対象を取り囲むようにしてセンサケーブル2を配置した状態において、ケース10の挿入用孔H2にキャップ20を挿入する。この際には、図3に示すように、キャップ20を挿入用孔H2に挿入しようとする矢印A2の向き(センサケーブル2の長さ方向の向き)の力がセンサケーブル2に加えられることにより、まず、キャップ20の先端部が挿入用孔H2内の凸部12cに当接し、キャップ20が矢印A2の向きで挿入用孔H2内に向かって移動させられることにより、弾性変形部12bが矢印Bの向きに弾性変形する結果、キャップ20の矢印A2の向きへの移動(挿入用孔H2への挿入)が許容される。
次いで、キャップ20が矢印A2の向きで挿入用孔H2内に向かって移動させられて挿入用孔H2内に完全に挿入されたときに、係合用部材12の弾性変形部12bが矢印Bとは逆向きに弾性復帰する結果、図4に示すように、係合用部材12の凸部12cがキャップ20の端部20aに係合した状態となる。この際には、同図に示すように、センサケーブル2の端部2a,2bが近接させられた状態でケース10およびキャップ20が相互に連結され、この状態において、キャップ20の端部20aに凸部12cが係合している係合用部材12によって端部2b(キャップ20)の矢印A1の向きへの移動が規制される(センサケーブル2の両端部2a,2b同士の連結させた状態が維持される)。
この後、接続用ケーブル5を測定器に接続し、測定対象に流れる電流の電流値を測定する。また、測定が完了したときには、測定対象にフレキシブルセンサ1をセットした上記の作業手順とは逆の手順で測定対象からフレキシブルセンサ1を取り外す。これにより、その測定対象についての測定作業が完了する。また、測定対象が他にも存在するときには、上記の作業手順と同様の手順で、フレキシブルセンサ1を配設し、測定を行い、フレキシブルセンサ1を取り外す。これにより、複数の測定対象毎に1本ずつフレキシブルセンサ1を用意することなく、各測定対象毎に電流値を測定することができる。
この場合、本例のフレキシブルセンサ1では、センサケーブル2の端部2b(キャップ20)を挿入用孔H2から引き抜くとき、およびセンサケーブル2の端部2b(キャップ20)を挿入用孔H2に挿入するときの双方において、係合用部材12における凸部12cに対してキャップ20の周面を摺動させている。これにより、例えば、複数の測定対象についての電流値の測定処理を複数回に亘って繰り返し実行したときには、凸部12cの突端が磨り減るおそれがある。
また、凸部12cが磨り減った状態では、挿入用孔H2に挿入したキャップ20(ケース10に対して連結した状態のキャップ20)に図4に示す矢印A1の向きの力が加わったときに、キャップ20の端部20aに対する凸部12cの係合が容易に解除されてケース10およびキャップ20同士の連結が容易に解除される可能性がある。したがって、本例のフレキシブルセンサ1では、多数回に亘る着脱に起因して凸部12cが磨り減ったときに、係合用部材12を新品に交換することができるように構成されている。
具体的には、まず、ケース10のシェル11a,11bをねじ止めしているねじを緩め、シェル11aからシェル11bを取り外す。次いで、シェル11aの嵌入用溝31(または、シェル11bの嵌入用溝31)に固定部12aが嵌入された状態となっている係合用部材12(凸部12cが磨り減っている係合用部材12)を取り外すと共に、新しい係合用部材12の固定部12aを、一例として、シェル11aの嵌入用溝31に嵌入する。次いで、前述した組み立て手順と同様にして、シェル11aにシェル11bを嵌合させてねじ止めする。これにより、係合用部材12の交換作業が完了し、凸部12cが磨り減っていない係合用部材12によって挿入用孔H2からのキャップ20の離脱(ケース10およびキャップ20同士の連結解除)を好適に規制することができる状態となる。
このように、このフレキシブルセンサ1では、連結機構3を構成するケース10が、センサケーブル2の端部2aを覆うように形成されると共にキャップ20を挿入可能な挿入用孔H2が形成された「本体部(本例では、シェル11a,11b)」と、挿入用孔H2に挿入されたキャップ20に係合可能な凸部12cを有してシェル11a,11bとは別体に形成されると共に弾性変形によってキャップ20に対する凸部12cの係合を解除可能にシェル11a,11bに対して取り外し可能に取り付けられた係合用部材12とを備えている。
したがって、このフレキシブルセンサ1によれば、凸部12cが磨り減ってケース10およびキャップ20を連結した状態を維持させるのが困難な状態となったときに、フレキシブルセンサ1を破棄して新しいフレキシブルセンサ1を用意することなく、凸部12cが磨り減った係合用部材12だけを新しい係合用部材12に交換することで、ケース10およびキャップ20を連結した状態を好適に維持可能な状態とすることができる。これにより、連結および連結解除の回数が多数回となる環境下においても、長期間に亘って継続的にフレキシブルセンサ1を使用することができる。
また、このフレキシブルセンサ1によれば、互いに嵌合可能なシェル11a,11bを備えて「本体部」を構成すると共に、両シェル11a,11bを嵌合させることで形成される空間内に係合用部材12を収容して固定したことにより、シェル11a,11bを分離させるだけで係合用部材12を脱着させることができるため、凸部12cが磨り減ったときに係合用部材12を容易に交換することができる。
さらに、このフレキシブルセンサ1によれば、センサケーブル2における端部2bを挿入可能にキャップ20を筒状に形成すると共に、キャップ20が挿入用孔H2に挿入されたときにキャップ20の端部20aに凸部12cを係合可能に係合用部材12をシェル11a,11bに取り付けたことにより、キャップ20に対してセンサケーブル2の端部2bを確実かつ容易に固定することができると共に、比較的簡易な構成であるにも拘わらず、挿入用孔H2からのキャップ20の離脱(ケース10およびキャップ20の連結解除)を好適に規制することができる。
次に、「フレキシブルセンサ」の他の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。なお、上記のフレキシブルセンサ1の構成要素と同様の機能を有する構成要素については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図5,6に示すフレキシブルセンサ1Aは、「フレキシブルセンサ」の他の一例であって、前述したように、測定対象を取り囲むように配置された状態において環状となるように構成され、測定対象を流れる電流を検出可能に構成されている。このフレキシブルセンサ1Aは、フレキシブルセンサ1における連結機構3に代えて連結機構3Aを備えて構成されている。また、連結機構3Aは、前述した連結機構3におけるケース10に代えてケース10Aを備えて構成されている。さらに、ケース10Aは、「第1連結部」の他の一例であって、図6に示すように、「本体部」を構成するシェル15a,15bと、「係合用部材」の他の一例である係合用部材16とを備えて構成されている。
この場合、本例のフレキシブルセンサ1A(連結機構3A)における係合用部材16は、図6,7に示すように、弾性変形が可能な半環状部16aと、半環状部16aの内側に向かって突出するように半環状部16aと一体形成された凸部16b,16bとを備え、「本体部(シェル15a,15b)」とは別体に形成されている。この係合用部材16は、シェル15a,15bに対して取り外し可能に取り付けられている。
シェル15a,15bは、図6に示すように、それぞれ「第1ケース部材」および「第2ケース部材」に相当し、互いに嵌合可能な浅皿状に形成されると共に、嵌合させた状態において、センサケーブル2の端部2a、端部2aが接続された回路基板4、および接続用ケーブル5における回路基板4側の端部を覆うように形成されている。また、シェル15a,15bは、前述したケース10のシェル11a,11bと同様にして、挿通孔H1、挿入用孔H2および挿通孔H3が形成されるように構成されている。
さらに、図7に示すように、シェル15a,15bには、係合用部材16を嵌入可能な嵌入用溝35が挿入用孔H2の近傍に形成されると共に、嵌入用溝35に嵌入した係合用部材16の凸部16b,16bを挿入用孔H2内に向かって突出させる凸部挿通孔35a,35aが嵌入用溝35の底部に開口されている。この場合、本例のフレキシブルセンサ1A(連結機構3A)では、一例として、上記のケース10A(シェル15a,15bや係合用部材16)およびキャップ20が、いずれも絶縁性樹脂材料によって形成されている。
このフレキシブルセンサ1Aの組立てに際しては、端部2bをキャップ20に固定したセンサケーブル2や接続用ケーブル5が接続されている回路基板4をシェル15a,15b内に収容する。具体的には、一例として、センサケーブル2を凹部H1aに嵌入すると共に接続用ケーブル5を切欠きH3aに嵌入するようにして、シェル15a内に回路基板4を収容した後に、シェル15bをシェル15aに嵌合させる。次いで、シェル15a,15bをねじ止めした後に、嵌入用溝35に係合用部材16を嵌入させる。この際には、嵌入用溝35の凸部挿通孔35a,35aから挿入用孔H2内に向かって凸部16b,16bを突出させるようにケース10A(嵌入用溝35)に係合用部材16を装着(嵌入)する。これにより、フレキシブルセンサ1Aが完成する。
なお、完成したフレキシブルセンサ1Aの出荷時や、フレキシブルセンサ1Aの保管時には、一例として、図5に示すように、センサケーブル2の端部2b(キャップ20)をケース10Aの挿入用孔H2に挿入した状態としておく。この状態においては、後述するように、係合用部材16の凸部16b,16bがキャップ20の端部20aに係合した状態となり、挿入用孔H2からのキャップ20(センサケーブル2の端部2b)の離脱(ケース10Aおよびキャップ20の連結解除)が規制された状態となる。
一方、このフレキシブルセンサ1Aを用いた測定処理に際しては、測定対象を取り囲むようにしてフレキシブルセンサ1Aをセットする。具体的には、まず、センサケーブル2の端部2b(キャップ20)をケース10Aの挿入用孔H2から引き抜いてセンサケーブル2の端部2a,2bを離間させる。
この際に、本例のフレキシブルセンサ1Aでは、図9に示すように、端部2b(キャップ20)が挿入用孔H2に挿入されているセンサケーブル2に対して挿入用孔H2から引き抜こうとする矢印A1の向き(センサケーブル2の長さ方向の向き)の力が加えられたときに、係合用部材16の半環状部16aが弾性変形し、図8に示す矢印Cの向き(センサケーブル2の長さ方向に対して交差する向き)に凸部16b,16bが移動する結果、キャップ20の端部20aに対する凸部16b,16bの係合が解除されて端部2b(キャップ20)の矢印A1の向きへの移動が許容される。
これにより、ケース10Aおよびキャップ20同士の連結が解除され、センサケーブル2は、ケース10Aが固定されている端部2aとキャップ20が固定されている端部2bとが離間させられる。なお、図9では、係合用部材16の凸部16bとキャップ20の端部20aとの位置関係に関する理解を容易とするために、キャップ20が固定されているセンサケーブル2を透過させてその輪郭を一点鎖線で図示している。
次いで、測定対象を取り囲むようにセンサケーブル2を配置した状態においてケース10Aの挿入用孔H2にキャップ20を挿入する。この際には、キャップ20を挿入用孔H2に挿入しようとする向きの力がセンサケーブル2に加えられることにより、まず、キャップ20の先端部が挿入用孔H2内の凸部16b,16bに当接し、キャップ20が挿入用孔H2内に向かって移動させられることにより、半環状部16aが弾性変形して凸部16b,16bが図8に示す矢印Cの向きで移動する結果、キャップ20の移動(挿入用孔H2への挿入)が許容される。
次いで、キャップ20が挿入用孔H2内に向かって移動させられて挿入用孔H2内に完全に挿入されたときに、係合用部材16の半環状部16aが弾性復帰して凸部16b,16bが上記の矢印Cとは逆向きに移動する結果、図9に示すように、係合用部材16の凸部16b,16bがキャップ20の端部20aに係合した状態となる。この際には、センサケーブル2の端部2a,2bが近接させられた状態でケース10Aおよびキャップ20が相互に連結され、この状態において、キャップ20の端部20aに凸部16b,16bが係合している係合用部材16によって端部2b(キャップ20)の移動が規制される(センサケーブル2の両端部2a,2b同士の連結させた状態が維持される)。
この後、接続用ケーブル5を測定器に接続し、測定対象に流れる電流の電流値を測定する。また、測定が完了したときには、測定対象にフレキシブルセンサ1Aをセットした上記の作業手順とは逆の手順で測定対象からフレキシブルセンサ1Aを取り外す。これにより、その測定対象についての測定作業が完了する。また、測定対象が他にも存在するときには、上記の作業手順と同様の手順で、フレキシブルセンサ1Aを配設し、測定を行い、フレキシブルセンサ1Aを取り外す。これにより、複数の測定対象毎に1本ずつフレキシブルセンサ1Aを用意することなく、各測定対象毎に電流値を測定することができる。
この場合、本例のフレキシブルセンサ1Aでは、センサケーブル2の端部2b(キャップ20)を挿入用孔H2から引き抜くとき、およびセンサケーブル2の端部2b(キャップ20)を挿入用孔H2に挿入するときの双方において、係合用部材16における凸部16b,16bに対してキャップ20の周面を摺動させている。これにより、例えば、複数の測定対象についての電流値の測定処理を複数回に亘って繰り返し実行したときには、凸部16b,16bの突端が磨り減るおそれがある。
また、凸部16b,16bが磨り減った状態では、挿入用孔H2に挿入したキャップ20(ケース10Aに対して連結した状態のキャップ20)に図9に示す矢印A1の向きの力が加わったときに、キャップ20に対する凸部16b,16bの係合が容易に解除されてケース10Aに対するキャップ20の連結が容易に解除される可能性がある。したがって、本例のフレキシブルセンサ1Aでは、多数回に亘る着脱に起因して凸部16b,16bが磨り減ったときに、係合用部材16を新品に交換することができるように構成されている。
具体的には、まず、ケース10Aの嵌入用溝35に嵌入されている係合用部材16(凸部16b,16bが磨り減っている係合用部材16)を嵌入用溝35から取り外す。次いで、新しい係合用部材16を嵌入用溝35に嵌入し、凸部16b,16bを凸部挿通孔35a,35から挿入用孔H2内に向かって突出させる。これにより、係合用部材16の交換作業が完了し、凸部16b,16bが磨り減っていない係合用部材16によって挿入用孔H2からのキャップ20の離脱(ケース10Aに対するキャップ20の連結解除)を好適に規制することができる状態となる。
このように、このフレキシブルセンサ1Aでは、連結機構3Aを構成するケース10Aが、センサケーブル2の端部2aを覆うように形成されると共にキャップ20を挿入可能な挿入用孔H2が形成された「本体部(本例では、シェル15a,15b)」と、挿入用孔H2に挿入されたキャップ20に係合可能な凸部16b,16bを有してシェル15a,15bとは別体に形成されると共に弾性変形によってキャップ20に対する凸部16b,16bの係合を解除可能にシェル15a,15bに対して取り外し可能に取り付けられた係合用部材16とを備えている。
したがって、このフレキシブルセンサ1によれば、凸部16b,16bが磨り減ってケース10Aおよびキャップ20を連結した状態を維持させるのが困難な状態となったときに、フレキシブルセンサ1Aを破棄して新しいフレキシブルセンサ1Aを用意することなく、凸部16b,16bが磨り減った係合用部材16だけを新しい係合用部材16に交換することで、ケース10Aおよびキャップ20を連結した状態を好適に維持可能な状態とすることができる。これにより、連結および連結解除の回数が多数回となる環境下においても、長期間に亘って継続的にフレキシブルセンサ1Aを使用することができる。
また、このフレキシブルセンサ1Aによれば、半環状部16aの内側に向かって凸部16b,16bが突出するように半環状部16aおよび凸部16b,16bを一体形成した係合用部材16と、係合用部材16を嵌入可能な嵌入用溝35を挿入用孔H2の近傍に形成し、かつ嵌入した係合用部材16の凸部16b,16bを挿入用孔H2内に向かって突出させる凸部挿通孔35aを嵌入用溝35の底部に開口した「本体部(本例では、シェル15a,15b)」とを備えたことにより、シェル15a,15bを分離させることなく、嵌入用溝35に対して係合用部材16を脱着させることができるため、凸部16b,16bが磨り減ったときに係合用部材16を容易に交換することができる。
なお、「フレキシブルセンサ」の構成は、上記のフレキシブルセンサ1,1Aの構成の例に限定されない。例えば、1本の係合用部材12によってケース10とキャップ20とを連結させた状態を維持する構成のフレキシブルセンサ1を例に挙げて説明したが、複数本の「係合用部材」によって「第1連結部」および「第2連結部」同士の連結状態を維持する構成を採用することもできる(図示せず)。
また、ケース10Aとキャップ20とを連結させた状態を2つの凸部16b,16bを有する係合用部材16によって維持する構成のフレキシブルセンサ1Aを例に挙げて説明したが、1つの「凸部」、または3つ以上の「凸部」を「半環状部」と一体成形した「係合用部材」によって「第1連結部」および「第2連結部」同士の連結状態を維持する構成を採用することもできる(図示せず)。さらに、「半環状部」および「凸部」を一体形成した「係合用部材」に代えて、弾性変形が可能な「環状部」および「凸部」を一体形成した「係合用部材」によって「第1連結部」および「第2連結部」同士の連結状態を維持する構成を採用することもできる(図示せず)。
また、係合用部材12の凸部12cや係合用部材16の凸部16b,16bをキャップ20の端部20a(後端部)に係合させることで連結状態を維持させる構成を例に挙げて説明したが、例えば、キャップ20の周面に、周方向に沿った溝を設け、この溝に係合用部材12の凸部12cや係合用部材16の凸部16b,16bを係合させることで連結状態を維持させる構成を採用することもできる(図示せず)。
1,1A フレキシブルセンサ
2 センサケーブル
2a,2b,20a 端部
3,3A 連結機構
10,10A ケース
11a,11b,15a,15b シェル
12,16 係合用部材
12a 固定部
12b 弾性変形部
12c,16b 凸部
16a 半環状部
20 キャップ
31,35 嵌入用溝
35a 凸部挿通孔
H1,H3 挿通孔
H1a,H1b,H2a,H2b 凹部
H2 挿入用孔
H3a,H3b 切欠き

Claims (3)

  1. 測定対象を取り囲むように配置された状態において当該測定対象についての物理量を検出するセンサケーブルと、当該センサケーブルにおける両端部同士の連結および連結解除を行うための連結機構とを備えたフレキシブルセンサであって、
    前記連結機構は、前記センサケーブルにおける前記両端部のいずれか一方の端部が固定された第1連結部と、当該両端部の他方の端部が固定された第2連結部とを備え、
    前記第1連結部は、前記一方の端部を覆うように形成されると共に前記第2連結部を挿入可能な挿入用孔が形成された本体部と、前記挿入用孔に挿入された前記第2連結部に係合可能な凸部を有して前記本体部とは別体に形成されると共に弾性変形によって当該第2連結部に対する当該凸部の係合を解除可能に当該本体部に対して取り外し可能に取り付けられた係合用部材とを備え
    前記本体部は、互いに嵌合可能に形成された第1ケース部材および第2ケース部材を備え、
    前記係合用部材は、前記第1ケース部材および前記第2ケース部材を嵌合させることで形成される空間内に前記センサケーブルにおける前記一方の端部と共に収容されて前記本体部に固定されているフレキシブルセンサ。
  2. 測定対象を取り囲むように配置された状態において当該測定対象についての物理量を検出するセンサケーブルと、当該センサケーブルにおける両端部同士の連結および連結解除を行うための連結機構とを備えたフレキシブルセンサであって、
    前記連結機構は、前記センサケーブルにおける前記両端部のいずれか一方の端部が固定された第1連結部と、当該両端部の他方の端部が固定された第2連結部とを備え、
    前記第1連結部は、前記一方の端部を覆うように形成されると共に前記第2連結部を挿入可能な挿入用孔が形成された本体部と、前記挿入用孔に挿入された前記第2連結部に係合可能な凸部を有して前記本体部とは別体に形成されると共に弾性変形によって当該第2連結部に対する当該凸部の係合を解除可能に当該本体部に対して取り外し可能に取り付けられた係合用部材とを備え
    前記係合用部材は、弾性変形が可能な半環状部を備えると共に、前記凸部が前記半環状部の内側に向かって突出するように当該半環状部と一体形成され、
    前記本体部は、前記係合用部材を嵌入可能な嵌入用溝が前記挿入用孔の近傍に形成されると共に、当該嵌入用溝に嵌入した前記係合用部材の前記凸部を前記挿入用孔内に向かって突出させる凸部挿通孔が当該嵌入用溝の底部に開口されているフレキシブルセンサ。
  3. 前記第2連結部は、前記センサケーブルにおける前記他方の端部を挿入可能な筒状に形成され、
    前記係合用部材は、前記他方の端部が固定されている前記第2連結部が前記挿入用孔に挿入されたときに当該第2連結部における前記一方の端部側の端部に前記凸部を係合可能に前記本体部に取り付けられている請求項1または2記載のフレキシブルセンサ。
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