JP6534140B2 - 進入防止具 - Google Patents

進入防止具 Download PDF

Info

Publication number
JP6534140B2
JP6534140B2 JP2015111596A JP2015111596A JP6534140B2 JP 6534140 B2 JP6534140 B2 JP 6534140B2 JP 2015111596 A JP2015111596 A JP 2015111596A JP 2015111596 A JP2015111596 A JP 2015111596A JP 6534140 B2 JP6534140 B2 JP 6534140B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
chain
outer periphery
proximal end
entry
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015111596A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016223195A (ja
Inventor
薫 塩見
薫 塩見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Tire Corp filed Critical Toyo Tire Corp
Priority to JP2015111596A priority Critical patent/JP6534140B2/ja
Publication of JP2016223195A publication Critical patent/JP2016223195A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6534140B2 publication Critical patent/JP6534140B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Description

本発明は、外周にフックが設けられた視線誘導柱と、フックに連結されたチェーンとを有する進入防止具に関する。
視線誘導柱(以下、道路標識柱、誘導柱又は標識柱と称することもある)は、例えば車道と自転車道及び歩行者専用道路との境界線標示用、公園や街路等の車止め仕切り、通り抜け禁止、進入禁止等の標示用、駐車場の標示用として使用される。
また、車両や人の進入を的確に防止したい場所においては、隣接する視線誘導柱間もしくは視線誘導柱と建物との間にチェーンが掛け渡される場合がある。下記特許文献1では、車止め支柱内の収容フレームに基端が固定された係合杆(フック)にチェーンの鎖環を掛け止めるようにしている。しかしながら、特許文献1のように係合杆に鎖環を掛けるだけの場合、チェーンの取り付けは容易であるが、チェーンが外れ易いという問題がある。
さらに、特許文献2では、チェーンリンクに挿入する鍵型フック棒と、一対の孔を設け、該鍵型フック棒の一方が貫通するガイド筒を略垂直に車止め支柱内部側面に固着した車止め支柱のチェーン連結装置が記載されている。しかしながら、特許文献2のチェーン連結装置は、鍵型フック棒やガイド筒を用いた機構のため、取り付けが難しく時間がかかるおそれがある。
特開2006−57319号公報 特開2005−315036号公報
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、その目的は、チェーンの取り付けが容易であるとともに、取り付け後はチェーンが外れにくい進入防止具を提供することである。
上記目的は、下記の如き本発明により達成できる。
即ち、本発明の進入防止具は、外周にフックが設けられた視線誘導柱と、前記フックに連結されたチェーンとを有する進入防止具であって、
前記フックは、前記外周に固定された基端部と、前記基端部よりも上方に位置して前記外周に隣接する先端部と、前記基端部と前記先端部を繋ぐ本体部と、を有し、且つ弾性的に変形可能な樹脂で一体に形成されており、前記先端部と前記外周との間の隙間が前記チェーンの鎖環の断面幅より狭い通常位置と、前記隙間が前記鎖環の断面幅より広い拡張位置との間を前記弾性的な変形によって移動可能であり、前記基端部は、前記外周へ向かって徐々に太くなっているものである。
この構成によれば、フックが弾性的に変形可能な樹脂で形成されているため、フックの先端部と視線誘導柱の外周との間の隙間がチェーンの鎖環の断面幅より広い拡張位置となるようにフックを移動させることで、チェーンをフックの先端部から容易に取り付けることができる。一方、取り付け後には、フックの先端部と視線誘導柱の外周との間の隙間がチェーンの鎖環の断面幅より狭い通常位置となるようにフックを移動させることで、チェーンがフックの先端部から外れにくくなる。
そして、基端部は外周へ向かって徐々に太くなっているから、フックの基端部からの破損を抑制できる。
本発明の進入防止具において、前記先端部の前記外周に対向する部分は、丸みを帯びていることが好ましい。
この構成によれば、フックの先端部と視線誘導柱の外周との間の隙間をチェーンの鎖環が通過しやすくなるため、チェーンの鎖環をフックの先端部から容易に取り付けることができる。
発明の進入防止具において、前記フックは、前記視線誘導柱の上部に取り付けられた筒状部材の外周に固定されていることが好ましい。
この構成によれば、既存の視線誘導柱に筒状部材を取り付けて、筒状部材のフックにチェーンを連結することで容易に進入防止具を構成することができる。
本発明の進入防止具において、前記フックは、エラストマー系樹脂で形成されていることが好ましい。
この構成によれば、フックが弾性的に変形することができるとともに、変形した際の復元性も良好となる。また、フックに車両や人が接触した場合にも危険が少ない。
本発明の一実施形態に係る進入防止具の全体を示す正面図 視線誘導柱の上部を拡大して示す平面図及び正面図 フックにチェーンの鎖環を取り付ける様子を示す正面図 本実施形態に係るフックの正面図 別実施形態に係るフックの正面図
本発明の進入防止具の好適な実施形態を、図面を用いて説明する。図1は、進入防止具の全体を示す正面図である。図2は、視線誘導柱の上部を拡大して示す平面図及び正面図である。
進入防止具1は、視線誘導柱2と、隣接する視線誘導柱2の間に掛け渡されたチェーン3とを有し、車両や人の通行を規制するものである。ただし、本実施形態では隣接する視線誘導柱2の間にチェーン3を掛け渡す例を示しているが、視線誘導柱2と隣接する建物等との間にチェーン3を掛け渡すようにしてもよい。
進入防止具1は、外周にフック4が設けられた視線誘導柱2と、このフック4に連結されたチェーン3とを有している。視線誘導柱2は、円柱状をしている。チェーン3は、複数の鎖環31を連結して形成されている。鎖環31は、円形断面を有する線材を環状にしたものである。鎖環31は、金属製、プラスチック製等があるが、軽量化の観点からプラスチック製が好ましい。
本実施形態では、視線誘導柱2の上部2aに筒状部材21が取り付けられており、フック4は、筒状部材21の外周面21aに固定されている。本実施形態では、フック4は、筒状部材21の中心軸を挟んで両側にそれぞれ一つずつ設けられている。
筒状部材21は、円柱状の視線誘導柱2に対応するように、円筒状に形成されている。勿論、視線誘導柱2が角柱や楕円柱である場合には、その形状に応じて筒状部材21は角筒状又は楕円筒状に形成される。筒状部材21の内径は、視線誘導柱2の外径に一致又は少し小さく形成されている。
本実施形態の筒状部材21は、筒状部材21の上部開口を閉塞する蓋部を有している。ただし、この蓋部は、必ずしも設ける必要はなく、また、筒状部材21の上部開口を部分的に閉塞する形状でもよい。
また、筒状部材21の上端には、プレート22が取り付けられている。プレート22には、例えば「進入禁止」等の文字を記載して車両や人に更なる注意を促すこともできる。
フック4は、外周面21aに固定された基端部41と、基端部41よりも上方に位置して外周面21aに隣接する先端部42と、基端部41と先端部42を繋ぐ本体部43と、を有している。
フック4は、全体としてC字状をしている。本体部43の断面は円形となっている。なお、基端部41と外周面21aとの接続部分は、少し太くなっており、詳しくは図4Aに示すように、フック4の基端部41は、外周面21aへ向かって徐々に太くなっている。先端部42は、本体部43の断面の直径よりわずかに大きい直径を有する球状をしている。また、本体部43は、基端部41と先端部42を繋ぐ円弧状をしている。
フック4は、弾性的に変形可能な樹脂で一体に形成されている。フック4は、例えばエラストマー系樹脂で形成されているが、その他の樹脂も利用し形成することが可能である。
図3は、フック4にチェーン3の鎖環31を取り付ける様子を示す正面図である(ただし、鎖環31は断面図で示されている)。図3(a)は、フック4が通常位置にある状態を示している。この通常位置では、先端部42と外周面21aとの間の隙間gがチェーン3の鎖環31の断面幅wより狭くなっている。すなわち、通常位置では、鎖環31が隙間gを通過することができず、フック4へ鎖環31を連結することができない。なお、本実施形態では、鎖環31の断面が円形となっており、鎖環31の断面幅wは円の直径である。
図3(b)は、フック4が図3(a)の通常位置から弾性的な変形によって拡張位置に移動した状態を示している。この拡張位置では、先端部42と外周面21aとの間の隙間gが鎖環31の断面幅wより広くなっている。すなわち、拡張位置では、鎖環31が隙間gを通過することができ、フック4へ鎖環31を連結することができるとともに、フック4から鎖環31を取り外すことができる。
図3(c)は、フック4が図3(b)の拡張位置から弾性的な変形によって通常位置に復帰した状態を示している。すなわち、通常位置では、鎖環31が隙間gを通過することができず、フック4から鎖環31が外れるのを禁止し得る。
なお、本実施形態の視線誘導柱2には反射テープ23を巻き付けて注意喚起をより一層促しているが、反射テープ23の有無、位置、貼付範囲などは適宜変更可能である。
<別実施形態>
本発明は前述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能である。
(1)前述の実施形態において、フック4の先端部42は球状となっているが、これに限定されない。例えば、図4Bに示すように、先端部42の外周面21aに対向する部分が丸みを帯びるようにするだけでもよい。
(2)前述の実施形態では、視線誘導柱2の上部に取り付けた筒状部材21の外周面21aにフック4を設けているが、フック4は、視線誘導柱2の外周面に直接設けるようにしてもよい。
(3)前述の実施形態では、フック4は全体としてC字状をしているが、フック4の形状はこれに限定されない。フック4は全体としてU字状、J字状、コ字状等でもよい。
1 進入防止具
2 視線誘導柱
2a 視線誘導柱の上部
3 チェーン
4 フック
21 筒状部材
21a 外周面
31 鎖環

Claims (4)

  1. 外周にフックが設けられた視線誘導柱と、前記フックに連結されたチェーンとを有する進入防止具であって、
    前記フックは、前記外周に固定された基端部と、前記基端部よりも上方に位置して前記外周に隣接する先端部と、前記基端部と前記先端部を繋ぐ本体部と、を有し、且つ弾性的に変形可能な樹脂で一体に形成されており、前記先端部と前記外周との間の隙間が前記チェーンの鎖環の断面幅より狭い通常位置と、前記隙間が前記鎖環の断面幅より広い拡張位置との間を前記弾性的な変形によって移動可能であり、前記基端部は、前記外周へ向かって徐々に太くなっている進入防止具。
  2. 前記先端部の前記外周に対向する部分は、丸みを帯びていることを特徴とする請求項1に記載の進入防止具。
  3. 前記フックは、前記視線誘導柱の上部に取り付けられた筒状部材の外周に固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の進入防止具。
  4. 前記フックは、エラストマー樹脂で形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の進入防止具。
JP2015111596A 2015-06-01 2015-06-01 進入防止具 Active JP6534140B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015111596A JP6534140B2 (ja) 2015-06-01 2015-06-01 進入防止具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015111596A JP6534140B2 (ja) 2015-06-01 2015-06-01 進入防止具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016223195A JP2016223195A (ja) 2016-12-28
JP6534140B2 true JP6534140B2 (ja) 2019-06-26

Family

ID=57747543

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015111596A Active JP6534140B2 (ja) 2015-06-01 2015-06-01 進入防止具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6534140B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4462573A (en) * 1983-08-22 1984-07-31 Samuel T. Melfi Support post for temporary guard-rail chains
JPH0245529Y2 (ja) * 1986-02-18 1990-12-03
JPH0419170Y2 (ja) * 1986-04-02 1992-04-30
JPH0731919U (ja) * 1993-11-17 1995-06-16 株式会社真田化鋼 柵構成要素
JPH09328728A (ja) * 1996-06-10 1997-12-22 Masayoshi Kuno 道路ガードレール用光反射体
JPH10299754A (ja) * 1997-04-28 1998-11-10 Takanobu Yaho チェーン式フック及びそのリンク

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016223195A (ja) 2016-12-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5690010B1 (ja) ケーブル式道路防護柵用視線誘導標
JP6463022B2 (ja) 視線誘導柱連結体
JP6231758B2 (ja) 標示体
JP6534140B2 (ja) 進入防止具
JP5849569B2 (ja) 道路標識柱
JP2007126933A (ja) 車止め支柱
CN204644909U (zh) 一种警示弹力柱
JP2015094111A (ja) 防護柵支柱用反射部材
KR101272869B1 (ko) 다기능 시선 유도봉
JP5519989B2 (ja) 可倒式車止め
JP5819214B2 (ja) 標識柱
JP5930859B2 (ja) 路上標識装置
JP6754187B2 (ja) 進入防止部材及び視線誘導柱
KR20200001976U (ko) 안전콘용 안전표시기
JP2008095318A (ja) 道路標識柱兼用スノーポール
JP2007198072A (ja) 道路用標示体
JP5227256B2 (ja) 道路用標示体
KR101660468B1 (ko) 델리네이터가 일체로 형성된 시선유도봉
KR102289466B1 (ko) 시선유도봉
JP4926773B2 (ja) 誘導標識ポスト用カバー
JP5341805B2 (ja) 道路用標示体
KR102489426B1 (ko) 도로 경계 표시봉
JP5639219B2 (ja) 道路用標示体
JP4180037B2 (ja) 横断防止機能を有する道路標識柱
KR200355842Y1 (ko) 회전형 시선유도대

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20180313

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180517

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190212

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190412

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190521

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6534140

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350