JPH0731919U - 柵構成要素 - Google Patents

柵構成要素

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JPH0731919U
JPH0731919U JP6642093U JP6642093U JPH0731919U JP H0731919 U JPH0731919 U JP H0731919U JP 6642093 U JP6642093 U JP 6642093U JP 6642093 U JP6642093 U JP 6642093U JP H0731919 U JPH0731919 U JP H0731919U
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JP
Japan
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chain
locking ring
synthetic resin
fence
connecting piece
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Pending
Application number
JP6642093U
Other languages
English (en)
Inventor
孝一 真田
Original Assignee
株式会社真田化鋼
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Publication date
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Fencing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】持ち運びや保管を小型コンパクトに行なえ、囲
い形状や大きさを自由に変え得る柵構成要素を提供す
る。 【構成】円錐型のスタンド(18)に落し入れ係止され
る合成樹脂製係止リング(B)と、その係止リング
(B)と別個な一定長さの合成樹脂製チエン(A)とか
ら成り、上記係止リング(B)から放射対称型に分布す
る複数の連結フツク(13)を連続一体に張り出して、
その任意の連結フツク(13)を上記チエン(A)にお
ける端部又は中途部のチエン素子(11)へ、着脱自在
に連結使用するように定めた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は工事現場への立入禁止や駐車場への進入禁止などに広く使える柵構成 要素に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、道路工事現場などに据え置き使用されている従来の防護柵は、合成樹 脂製の伸縮可能な桿から成り、その両端部に固着された係止リングを、所謂三角 棒と称する円錐型のスタンドへ、上方から落し入れ係止させることにより、平面 視の四角形などに枠組むようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記桿は短縮できると雖も、未だ相当の長さ(約150cm)と重 さがあるため、工事現場などへの持ち運びや保管上、非常に嵩張り不便であるほ か、上記防護柵として枠組み使用するに当っても、その囲い形状や大きさを自由 自在に変化させ難く、そのためには長さの異なる多品種を作成用意して、組み替 える必要があり、量産効果を最大限に期待することができない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案はこのような課題の改良を企図しており、そのための柵構成要素として 、円錐型のスタンドに落し入れ係止される合成樹脂製係止リングと、その係止リ ングと別個な一定長さの合成樹脂製チエンとから成り、上記係止リングから放射 対称型に分布する複数の連結フツクを連続一体に張り出して、その任意の連結フ ツクを上記チエンにおける端部又は中途部のチエン素子へ、着脱自在に連結使用 するように定めたことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】
本考案の上記構成によれば、一定長さの合成樹脂製チエンと、これと別個な合 成樹脂製係止リングとから成り、その係止リングから連続一体に張り出す連結フ ツクを、チエンの端部又は中途部へ着脱自在に連結使用するようになっているた め、そのチエンの長さと連結個所の如何により、防護柵などとしての囲い形状や 大きさを自由自在に変化させることができる。
【0006】 又、合成樹脂製チエンとして屈曲自由であるため、工事現場などへの持ち運び や保管上、全体的に著しく小型コンパクト化でき、軽量であることとも相俟ち、 便利に取扱える利点がある。
【0007】
【実施例】
以下、図示の実施例に基づいて本考案の具体的構成を詳述すると、その柵構成 要素の概略全体を表わした図1において、(A)は適当な一定長さの合成樹脂製 チエンであり、ほぼ楕円形をなす吊輪状チエン素子(11)の多数から、その隣 り合う相互が直交する予じめの連結状態に成形されている。
【0008】 つまり、そのチエン(A)の成形金型は、例えば特公昭42−26943号か ら示唆されるように、直交する縦横方向に沿って開閉できる四方割り型から組み 立てられており、これに黒色のポリエチレンやその他の着色合成樹脂を流し込む ことによって、上記連結状態のもとで一体に射出成形されるのである。その金型 からの離型上、チエン素子(11)の断面形状が内側に向く先鋭な水滴型を呈し ていること、言うまでもない。
【0009】 (B)は黒色のABS樹脂やその他の着色合成樹脂から射出成形された係止リ ングであるが、その円周面(12)からは図2〜4のように外側へ、複数の連結 フツク(13)が全体的な放射対称分布型として連続一体に張り出されている。
【0010】 この点、図示の実施例では合計4個の連結フツク(13)を、その開口部(1 4)が向かい合う一対づつの相反方向を指す関係状態に張り出しているが、勿論 このような構成のみに限らない。
【0011】 又、上記連結フツク(13)の複数を悉く係止リング(B)の平面上に、言わ ば寝た水平な設置姿勢として張り出し形成しているが、図2〜4と対応する図5 、6の変形実施例から明白なように、上記連結フツク(13)を悉く係止リング (B)の平面から起立又は垂下する垂直な設置姿勢として、その円周面(12) から張り出しても良い。そして、この場合には連結フツク(13)の開口部(1 4)をすべて、係止リング(B)の内側に指向させるのである。
【0012】 更に、(C)は上記チエン(A)の使用長さを調整するための連結ピースであ り、好ましくはチエン(A)や係止リング(B)と異なる着色カラー(例えば黄 色)のポリプロピレンやその他の合成樹脂から、図7〜10のようなチエン素子 (11)よりもかなり細長いほぼ楕円形の吊輪状に射出成形されている。
【0013】 (15)はその連結ピース(C)における長手方向の両端部に切り欠かれた一 対の割溝であって、その各割溝(15)を強制的に押し開くことにより、上記チ エン(A)のチエン素子(11)へ着脱自在に連結できるようになっている。
【0014】 (16)は上記連結ピース(C)の中間部を遮断する仕切りプレートであるが 、その表裏両面が若干陥没することによって、図9、10のように薄肉化されて いる。(17)はその薄肉な仕切りプレート(16)に賦形された標識であり、 「立入禁止」の抜き文字から成る。
【0015】 その標識(17)となる抜き文字は、連結ピース(C)自身の射出成形に際し 、その金型内へインサートした中子によって、上記仕切りプレート(16)へ一 体に賦与されたものである。但し、その抜き文字としては上記「立入禁止」に限 らず、柵としての目的や用途に応じ、「進入禁止」や「駐車禁止」、「禁煙」な どの文字を採用しても良い。
【0016】 又、連結ピース(C)の成形と一挙同時に賦形される標識(17)であるなら ば、上記抜き文字に代え、その仕切りプレート(16)の板面から陥没又は浮き 出す彫刻的な凹凸文字として具体化することもできる。
【0017】 本考案の柵構成要素を用いて、例えば図11のような工事現場の防護柵を枠組 み架構するに当っては、適当な一定長さを有するチエン(A)の端部へ、係止リ ング(B)の連結フツク(13)を着脱自在に連結すると共に、その係止リング (B)を円錐型のスタンド(18)へ、上方から落し入れ状態に係止させること により、その緊張するチエン(A)の全体から、平面視の四角形やその他の囲い 形状に造形すれば良い。
【0018】 その場合、図12から明白なように、上記チエン(A)のチエン素子(11) に連結ピース(C)も着脱自在に介挿使用するならば、そのチエン(A)と異な る連結ピース(C)の着色カラーや、その連結ピース(C)の仕切りプレート( 16)に賦形された標識(17)によって、上記防護柵としての注意を効果的に 喚起することができる。
【0019】 又、上記連結ピース(C)の介在的な連結使用により、チエン(A)の長さを 調整することができるため、そのチエン(A)の自由に屈曲することとも相俟っ て、上記囲い形状や大きさを変化させ得る効果がある。
【0020】 更に上記チエン(A)はその係止リング(B)の連結如何に拘らず、自由自在 に屈曲して、その全体的に小型コンパクト化できるため、工事現場などへの持ち 運びを初め、不使用中の保管なども便利良く行なえる。
【0021】 尚、図示の実施例では工事現場における防護柵としての使用法を説明したが、 各種公共の場所や駐車場、禁煙場所、その他の仕切り柵としても、本考案を広く 使用できること勿論である。
【0022】
【考案の効果】 以上のように、本考案の柵構成要素は円錐型のスタンド(18)に落し入れ係 止される合成樹脂製係止リング(B)と、その係止リング(B)と別個な一定長 さの合成樹脂製チエン(A)とから成り、上記係止リング(B)から放射対称型 に分布する複数の連結フツク(13)を連続一体に張り出して、その任意の連結 フツク(13)を上記チエン(A)における端部又は中途部のチエン素子(11 )へ、着脱自在に連結使用するように定めてあるため、冒頭に述べた従来技術と 異なり、そのチエン(A)や係止リング(B)を連結個所から自由自在に屈曲さ せて、全体的な小型コンパクトな状態のもとに、工事現場などへの持ち運びや保 管を行なうことができ、著しく便利である。
【0023】 又、円錐型のスタンド(18)に落し入れ係止される係止リング(B)は、チ エン(A)と別個独立しており、その円周面(12)から張り出す連結フツク( 13)によって、チエン素子(11)へ着脱自在に連結使用されるようになって いるため、チエン(A)の屈曲自由性とも相俟って、囲い形状や大きさを容易に 変化させることができ、その設置条件に首尾良く対処し得る効果もある。
【0024】 特に、請求項2の構成を採用するならば、その連結ピース(C)に賦形された 標識(17)によって、柵としての目的や用途に応じた注意を効果的に促すこと ができるほか、その連結ピース(C)の着脱操作によりチエン(A)の長さを調 整し得るため、上記した効果の達成上ますます有益であると言える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る柵構成要素の概略全体を示す平面
図である。
【図2】図1の係止リングを抽出して示す平面図であ
る。
【図3】図2の正面図である。
【図4】図2の4−4線断面図である。
【図5】図2に対応する係止リングの変形実施例を示す
平面図である。
【図6】図5の6−6線断面図である。
【図7】図1の連結ピースを抽出して示す正面図であ
る。
【図8】図7の平面図である。
【図9】図7の9−9線断面図である。
【図10】図7の10−10線断面図である。
【図11】本考案の使用状態を例示する概略斜面図であ
る。
【図12】図11の部分拡大正面図である。
【符号の説明】
(11)・チエン素子 (13)・連結フツク (17)・標識 (18)・スタンド (A)・チエン (B)・係止リング (C)・連結ピース

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円錐型のスタンド(18)に落し入れ係止
    される合成樹脂製係止リング(B)と、その係止リング
    (B)と別個な一定長さの合成樹脂製チエン(A)とか
    ら成り、 上記係止リング(B)から放射対称型に分布する複数の
    連結フツク(13)を連続一体に張り出して、その任意
    の連結フツク(13)を上記チエン(A)における端部
    又は中途部のチエン素子(11)へ、着脱自在に連結使
    用するように定めたことを特徴とする柵構成要素。
  2. 【請求項2】チエン(A)の長さを、そのチエン素子
    (11)の隣り合う相互間へ介挿する着脱自在の合成樹
    脂製連結ピース(C)によって、調整できるように定め
    ると共に、 その連結ピース(C)に「立入禁止」や「進入禁止」な
    どの抜き文字又は凹凸文字から成る標識(17)を賦形
    したことを特徴とする請求項1記載の柵構成要素。
JP6642093U 1993-11-17 1993-11-17 柵構成要素 Pending JPH0731919U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016223195A (ja) * 2015-06-01 2016-12-28 東洋ゴム工業株式会社 進入防止具

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