JPH0449220Y2 - - Google Patents

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JPH0449220Y2
JPH0449220Y2 JP1986074221U JP7422186U JPH0449220Y2 JP H0449220 Y2 JPH0449220 Y2 JP H0449220Y2 JP 1986074221 U JP1986074221 U JP 1986074221U JP 7422186 U JP7422186 U JP 7422186U JP H0449220 Y2 JPH0449220 Y2 JP H0449220Y2
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、道路上での電気、電話、水道、ガ
ス、下水道、道路等の各種工事における作業範囲
の安全確保や、歩行者並びに車輌にたいする迂回
路確保、車線規制等の交通安全の分野で利用し得
る道路作業保安器具に関するものである。
従来の技術 従来、道路上での各種工事を安全に行うため
に、各種の保安器具が提供されているが、運搬及
び撤去の作業性から最近では、合成樹脂製中空円
錐状の標識柱と、両端に標識柱への掛止具を有す
る伸縮可能なスライドバーとを夫々必要個数使用
して作業範囲の安全を確保するようにしている。
即ち、上記標識柱を作業範囲に沿つて適当な間
隔で設置し、各標識柱間にスライドバーを配設す
るというものである。
また、従来、第5図に示すように、標識柱本体
1内に可撓性条体2をその頂部から繰り出し可能
に収納し、この可撓性条体2の先端及び途中の所
定間隔位置に、他の標識柱5への掛止部材3,3
aを設けたものが公知である(実開昭58−25318
号、実開昭51−77990号等ご参照)。
考案が解決しようとする課題 従来のスライドバー方式は、標識柱間隔を自由
に調節できる利点はあるが、標識柱とスライドバ
ーとを別々に運搬しなければならず、収納面積及
び運搬時のいずれにおいても不利であり、設置及
び撤去ともに手間がかかるのみならず、スライド
バーに硬い物が当たつて曲がると伸縮しなくな
り、また、価格的にも高価となる等の問題点があ
つた。
一方、従来の可撓性条体を使用する方式は、作
業範囲の囲繞長さが、掛止部材3,3aを取り付
けた所定間隔L1の丁度整数倍になつているとは
限らないため、少なくとも1箇所では、それより
短い間隔L2部分が生じ、この部分では、可撓性
条体2の自重により、標識柱本体1から可撓性条
体2が勝手に繰り出されて地面に垂れ下り、この
部分から人(子供を含む)が侵入し、或いは、通
り抜ける等、安全性が低下するという問題点があ
つた。
課題を解決するための手段 この考案は、従来の上記問題点を解決するため
に提案されたもので、その手段として、頂部に開
口を有し、底部を底板で閉鎖した中空円錐状の標
識柱本体と、該本体に基端が固定され、先端側を
該本体の頂部開口から自由に繰り出し可能とし、
しかも、上記先端を含む途中の所定間隔毎に他の
標識柱への掛止部材を取り付け、不使用時、上記
本体内に収納させた可撓性条体と、上記標識柱本
体の頂部開口付近に取り付けられ、上記可撓性条
体を任意の繰り出し位置で掛止する止め具とを具
備させたものである。
作 用 この考案の道路作業保安器具は、その使用時、
作業範囲の一端に標識柱本体を設置し、その頂部
開口から可撓性条体を繰り出し、この可撓性条体
の先端を作業範囲の他端に設置される他の標識柱
に掛止部材を利用して掛止し、かつ、作業範囲の
途中に適宜設置された他の標識柱にも、上記可撓
性条体の途中の掛止部材を利用して掛止すること
によつて、作業範囲を囲繞する。作業範囲の囲繞
形態は、直線、曲線、L形、コ字形、矩形、多角
形、円形、楕円形等任意の形態とでき、可撓性条
体の繰り出し長さは、例えば、全長の2/3で済め
ば、2/3のところの掛止部材を標識柱本体の頂部
開口付近の止め具に止めておけば、可撓性条体に
垂みを生じさせないで張設できる。全長が不足す
れば、上記標識柱本体を必要個数使用すればよ
い。
撤去する場合には、可撓性条体の先端から順に
掛止を外して基端側から順に標識柱本体の頂部開
口より該本体の中空部内に収納し、最後となる先
端の掛止部材を次回の繰り出しに備えて頂部開口
付近の止め具に止めておく。
このようにすれば、上記先端の掛止部材を持ち
運び時の把手に利用できる。
実施例 図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
1は標識柱本体、2は可撓性条体、3は掛止部
材、4は止め具、5は他の標識柱を示している。
標識柱本体1は、頂部に開口1aを有し、底部
に底板1bを固着した中空円錐状をなし、全体を
合成樹脂で構成し、内部に可撓性条体2の収納室
1cを有し、外面を赤の地色の上に白色の輝性反
射テープを縞模様状に貼付けるなど、標識として
通常採用されている色彩模様を施すもので、色彩
及びその組合せ並びに模様は上記の例に限定され
るものではない。
一般に市販されている標識柱5は、頂部に開口
を有さず、底部にも底板を有さない中空円錐状の
ものであるので、本考案の標識柱本体1は、上記
のものの頂部を切除して開口1aを設け、底部に
底板1bを取付けて構成することができる。
可撓性条体2は、着色合成樹脂製のカラーチエ
ーンが取り扱い性、軽量化、耐久性等の面で最も
良いと思われるが、ロープやワイヤー、金属チエ
ーンで実施する場合も本考案の範囲に含まれる。
上記可撓性条体2は、黄色の蛍光色のみ或い
は、これと黒色との縞模様その他、標識としての
組合せであれば色彩及びその組合せは限定されな
いもので、その基端2aを、標識柱本体1の一
部、図面では底板1bに掛止固定させてあり、先
端2bを含む途中所定間隔毎に他の標識柱5への
掛止部材3が取り付けてある。
上記掛止部材3の取付位置で可撓性条体2は途
切らせてあるが、一連であつてもよい。
上記掛止部材3は、細いワイヤーからなる可撓
性輪状としてあり、他の標識柱5の頂部に被せて
装着でき、かつ、不使用時、標識柱本体1の頂部
開口1aへの出し入れに支障とならないように考
慮されている。この場合、先端の掛止部材3aの
みは他より太くして把手とする。但し、標識柱本
体1への可撓性条体2の出し入れに支障がなけれ
ば、他の形状とすることができる。
止め具4は、可撓性条体2の掛止部材3を止め
ておくためのもので、フツク状本体4aと閉止方
向にバネ付勢された可動錠片4bとからなり、フ
ツク状本体4aの基端をS状環4cを介して標識
柱本体1の頂部開口1a付近の孔1dに、内方へ
収納可能に取付けてある。
以上の構成において、不使用時には、可撓性条
体2を標識柱本体1の収納室1c内に頂部開口1
aから挿入する。そして、可撓性条体2の先端の
掛止部材3aのみを止め具4に止めておき、この
状態で止め具4も収納室1c側へ回動挿入してお
く。これにより、他の標識柱5を上記標識柱本体
1の上に第3図の如く多数積み重ねることがで
き、運搬及び収納に便利である。次に、使用時で
は、他の標識柱5を必要数積み重ねたままで現場
まで運び、作業範囲の一端に標識柱本体1を設置
し、他の標識柱5を作業範囲に沿つて所定間隔で
設置しておき、止め具4を外に出して可撓性条体
2の先端の掛止部材3aを止め具4から外し、可
撓性条体2を頂部開口1aから繰り出し、先端の
掛止部材3aを作業範囲の他端の標識柱5に掛止
し、途中の標識柱5にも、可撓性条体2の途中の
掛止部材3を掛止して第2図の如く各標識柱間に
可撓性条体2を連鎖状に張設して作業範囲を囲繞
する。この場合、囲繞すべき作業範囲の長さが、
可撓性条体2の全長よりも短ければ、可撓性条体
2の繰り出し長さは、その差分だけ短くてよく、
その場合、不要部分は収納室1cに収納させたま
まで、頂部開口1aに近い掛止部材3を止め具4
に止めておくことにより、標識柱本体1とこれに
最も近い標識柱5との間での可撓性条体2の垂み
を防止できる(第4図ご参照)。この場合、可撓
性条体2の途中を止め具4に直接止めることもチ
エーンの場合可能であり、ロープやワイヤーの場
合では、止め具4を適当なクランプ部材に変換す
れば可能である。
作業範囲の囲繞長さが、可撓性条体2の全長よ
りも長い場合は、標識柱本体1を複数個使用すれ
ばよい。
撤去する場合は、上記した設置順序と逆順序で
収納すればよく、先端の掛止部材3aを止め具4
に止めて把手として標識柱本体1を持ち運びする
ことができる。この場合、標識柱本体1の底面に
制動ペダル付キヤスタ(図示せず)を設けておく
ことにより運搬を楽にでき、設置位置では制動ペ
ダルを踏んで制動ロツクさせておくことができ
る。
考案の効果 この考案によれば、作業範囲の囲繞長さがどの
ような長さであつても、可撓性条体を全作業範囲
に亘つて緊張状態で張設することができ、安全性
が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る道路作業保安器具の縦断
正面図、第2図は使用状態の一例を示す説明図、
第3図は不使用時の運搬、収納時等の状態を示す
説明図、第4図と第5図は本考案のものと従来の
ものとの使用状態の比較説明図である。 1……標識柱本体、2……可撓性条体、3,3
a……掛止部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 頂部に開口を有し、底部を底板で閉鎖した中空
    円錐状の標識柱本体と、 該本体に基端が固定され、先端側を該本体の頂
    部開口から自由に繰り出し可能とし、しかも、上
    記先端を含む途中の所定間隔毎に他の標識柱への
    掛止部材を取り付け、不使用時、上記本体内に収
    納させた可撓性条体と、 上記標識柱本体の頂部開口付近に取り付けら
    れ、上記可撓性条体を任意の繰り出し位置で掛止
    する止め具とを具備させたことを特徴とする道路
    作業保安器具。
JP1986074221U 1986-05-16 1986-05-16 Expired JPH0449220Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986074221U JPH0449220Y2 (ja) 1986-05-16 1986-05-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986074221U JPH0449220Y2 (ja) 1986-05-16 1986-05-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62185712U JPS62185712U (ja) 1987-11-26
JPH0449220Y2 true JPH0449220Y2 (ja) 1992-11-19

Family

ID=30919237

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986074221U Expired JPH0449220Y2 (ja) 1986-05-16 1986-05-16

Country Status (1)

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JP (1) JPH0449220Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS549397Y2 (ja) * 1974-12-14 1979-05-01
JPS5825318U (ja) * 1981-08-12 1983-02-17 成廣 輝士 道路工事などに使用する円錐標柱

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62185712U (ja) 1987-11-26

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