JP3081533U - 看板用安全カバー及びこれを用いた看板 - Google Patents

看板用安全カバー及びこれを用いた看板

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JP3081533U
JP3081533U JP2001002692U JP2001002692U JP3081533U JP 3081533 U JP3081533 U JP 3081533U JP 2001002692 U JP2001002692 U JP 2001002692U JP 2001002692 U JP2001002692 U JP 2001002692U JP 3081533 U JP3081533 U JP 3081533U
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健仁 立岩
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株式会社エイト
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 看板の角張って危険な角や端縁を覆い、人に
当たっても安全な、看板用安全カバー及びこれを用いた
看板を提供する。 【解決手段】 本考案は、管状の本体11と、看板70
の端縁を本体11内に差し込み可能に、本体11の周方
向の一部の切り欠き部分が、本体11の長手方向の全長
にわたって設けられた差し込み口12とを持つことを特
徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は看板の端縁に脱着可能に装着され、看板の端縁を覆う看板用安全カバ ー及びこれを用いた看板に関する。
【0002】
【従来の技術】
絵や文字を記して掲げる看板の多くは、板状の金属体によって形成されており 、柱にくくりつけたり、支えを使って立てる形態のものである。そしてその端縁 は、金属あるいは木製の枠がそのまま露出した状態で角張っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
これらの看板は劇場や工事現場等で、その表示内容が出来るだけ多くの人々の 目に付くように、人通りの多い歩道や路上に配置されたり、柱や建造物にくくり つけられて使用されている。 そのため、その角張った端縁が歩行者に当たってしまうことがあり、当たった 場合、大ケガとなってしまうこともある危険なものとなっていた。特に風の強い 時は、看板が飛ばされたり、舞い上がったりするので歩行者に当たる危険性が増 えていた。
【0004】 本考案は、これらの課題を解決するため、人に当たっても危険でない安全な看 板を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために次の構成を備える。 すなわち、本考案は、管状の本体と、看板の端縁を前記本体内に差し込み可能 に、該本体の周方向の一部の切り欠き部分が、前記本体の長手方向の全長にわた って設けられた差し込み口とを持つことを特徴とする。これにより看板の、角張 って危険な端縁を覆うことが可能な看板用安全カバーとなる。
【0006】 また、本発明は、前記本体が看板の端縁に沿って曲折可能に、前記差し込み口 側から看板の曲折部分に合わせて切り込み部が設けられていることを特徴とする 。これにより看板の形状に合わせた看板用安全カバーを提供することができる。 また、看板の端縁の全長にわたって装着可能な長さに、一体化して形成されて いることを特徴とし、バラバラになることがなく、持ち運びにも便利となる。 また、前記本体が、合成樹脂によって形成されていることを特徴とし、壊れ難 い看板用安全カバーとなる。
【0007】 また、前記本体が、看板の端縁を前記差し込み口において弾性的に挟圧可能に 設けられていることを特徴とし、壊れ難く、脱着が容易な看板用安全カバーとす ることが出来る。 また看板に、看板用安全カバーが、前記差し込み口に端縁を差し込んで装着さ れていることを特徴とする。これにより看板用安全カバーを使用した安全な看板 を提供することができる。
【0008】
【実施の形態】
以下、本考案にかかる好適な実施の形態を添付図面と共に詳細に説明する。 図1は本考案による看板用安全カバー10の、使用状態を示す斜視図であり、 図4は看板用安全カバー10が装着される看板70を、支え部分71を省略して 、裏側から見た際の正面図を示す。 図4に示されるとおり看板70は、その骨組みや脚、中央部分の補強を形成す るよう組み立てられた骨組み部分73に、看板本体72を被せて釘74で打ちつ けることで形成されている。骨組み部分73は木製の角材から成り、看板本体7 2はアルミ等の金属板で形成され、予め文字や絵等が描かれて表示される。 以下ではまず、短辺の長さs、長辺の長さnの長方形に形成された看板70に 装着する看板用安全カバー10について述べる。
【0009】 図2は、この長方形の看板70に用いられる看板用安全カバー10を示す。看 板用安全カバー10は、本体11が外周に丸みを持った管状に形成され、さらに その断面の、周方向の一部の切り欠き部分が、長手方向全長にわたって設けられ て差し込み口12を形成している。そしてその全体の長さを、看板70の覆うべ き外周縁部の長さと略同一にし、両端部から測って長さnの部位に、それぞれ切 り込み部15、15を設ける。これは、装着する看板70の角に合わせて直角に 曲折させるためで、曲折させた際に重なり合う部分を三角に、頂点の部分を一部 残して切り取るように形成する。
【0010】 このような看板用安全カバー10の材質としては、割れにくい、もしくは柔軟 性あるいは弾性を有することで衝撃に強いものが良い。柔軟性や弾性を持つもの は、看板に装着して押圧された際に、看板70の角が表面に顕著に現れない程度 の厚さを持つと良い。すなわち肉厚をある程度厚くして、クッション性を持たせ る。さらに気温や天候の変化に対しても変質、変形することがない材質が好まし い。例えばガス管等に使用され、割れ難いポリエチレンパイプ等が好適である。 またはポリウレタン、ゴム等で形成されたホースあるいはチューブを用いても良 い。
【0011】 このように作製された看板用安全カバー10は、2つの切り込み部15の間を 看板70の上部短辺の、長さsの部分に合わせて装着する。装着するには、看板 70の端縁に向けて差し込み口12を若干広げ、その端縁を噛ませる。その状態 が図3である。看板用安全カバー10の内部に骨組み部分73を内包し、看板本 体72を差し込み口12で挟み込むと良い。このためには、看板用安全カバー1 0の内径は、骨組み部分73を内包するのに充分な大きさとし、差し込み口12 の開口幅は、広げて骨組み部分73を内部に取り込むことができ、外れない程度 に切取ると良い。看板用安全カバー10が、柔軟性や弾性を有する材質で形成さ れた場合には、特に容易に装着することができる。 このように装着された場合、看板用安全カバー10を水平に引いても、骨組み 部分73で引っかかるので容易に外れることがなく、装着の際に接着手段等が不 要となる。
【0012】 さらに2つの切り込み部15は、看板70の2角に合わせて90度に曲折させ る。そして本体11の、切り込み部15、15から両端部に向かって長さnの部 分は、看板70の2つの長辺に沿って、上記と同様に骨組み部分73を本体11 内部に取り込むことで、看板用安全カバー10全体が看板70に装着される。 脚の付いた底辺については、看板用安全カバー10を付設しなくても良いが、 付設する場合は、長さsより骨組み部分73の2辺の長さ分短い、長さtの看板 用安全カバー10を別途に作製すると良い。また、本体11の、看板70の中間 部分に補強として設けられた骨組み部分73に相対する部分は、骨組み部分73 の形状に合わせて切り取ることで、嵌め合わされると良い。 このように、装着する際に接着手段等を用いる必要がないので、取り外す場合 は看板70を噛ませている差し込み口12を、少し広げて看板70を抜けば良い ので容易に行なわれ、サイズさえ合えば何度も再利用可能である。 3辺を覆う看板用安全カバー10は、一体化していて外れ難いうえに、辺ごと にバラバラにならず、一本の真っ直ぐに伸びた管状なので収納や持ち運びに便利 である。
【0013】 以上、長方形の看板70の例を挙げ、その短辺と2長辺を一度に覆う看板用安 全カバー10について述べたが、その他様々に設計変更可能である。 例えば1つの辺ごとに、その辺の長さで作成した看板用安全カバーを装着する ようにしても良い。この場合、看板用安全カバー10の直径分も含めた長さにす ると、切り込み部15を設けなくても角も覆うことができる。
【0014】 また前述の実施の形態では、看板用安全カバー10が、骨組み部分73を内包 することで、骨組み部分73に引っ掛かかり、抜け止めとなっているが、特に骨 組み部分73が看板70に無く、平坦状に形成されている場合でも適用可能であ る。この場合は差し込み口12が、看板本体72の端縁を弾性的に挟みこむよう にし、さらに本体11内部に食い込ませる看板本体72の長さを充分に取れば外 れることがない。 さらに覆いたい辺の長さ用意し、角の数だけ切り込み部15を設ければ良いの で、長方形ばかりでなく、どんな形の看板に対しても可能である。材質を柔軟性 のあるゴム管として、多数の切り込み部15を設ければ、円形、あるいは丸みを 持った看板についても装着することができる。 さらに、本体に蛇腹状の管を用い、差し込み口12を配設すれば、伸縮が可能 なので切り込み部15を設けなくとも、充分看板70の形状に沿って覆うことが できる。この場合切り込み部15を設けていないので、形状の異なった看板70 にも再利用することが可能である。
【0015】 また、絵や文字の表示を囲むように装着されることを考えて、デザイン上多様 に変化させ、見た目に美しい看板用安全カバー10とすることもできる。例えば 、着色をしたり、装飾を施すことであり、蛍光塗料を塗ることで夜間でも看板の 存在を目立たせることが可能となる。いずれにしても看板用安全カバー10の持 つ丸み、柔軟性、あるいは弾性を損なうことが無い程度に形成される。
【0016】
【考案の効果】
本考案によれば、丸み、柔軟性あるいは弾性を持った看板用安全カバーによっ て、看板等の角張って露出した角や端辺等、端縁が覆われるので、看板が人に当 たってもケガが無く済み、安全である。しかも看板用安全カバーは、簡単な構成 で安価であり、容易に看板に脱着することができる。 さらに、着色や装飾を施すことで、大衆の目を引きつけることができる看板を 提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による看板用安全カバーの使用状態を示
す斜視図である。
【図2】本考案による看板用安全カバーの形状を示す斜
視図である。
【図3】看板用安全カバーを看板に装着した際の状態を
示す断面図である。
【図4】看板用安全カバーの装着される看板を、裏側か
らみた正面図である。
【符号の説明】
10 看板用安全カバー 11 本体 12 差し込み口 15 切り込み部 70 看板 71 支え部分 72 看板本体 73 骨組み部分 74 くぎ

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管状の本体と、看板の端縁を前記本体内
    に差し込み可能に、該本体の周方向の一部の切り欠き部
    分が、前記本体の長手方向の全長にわたって設けられた
    差し込み口とを持つことを特徴とする看板用安全カバ
    ー。
  2. 【請求項2】 前記本体が看板の端縁に沿って曲折可能
    に、前記差し込み口側から看板の曲折部分に合わせて切
    り込み部が設けられていることを特徴とする請求項1記
    載の看板用安全カバー。
  3. 【請求項3】 看板の端縁の全長にわたって装着可能な
    長さに、一体化して形成されていることを特徴とする請
    求項1または2記載の看板用安全カバー。
  4. 【請求項4】 前記本体が、合成樹脂によって形成され
    ていることを特徴とする請求項1、2または3記載の看
    板用安全カバー。
  5. 【請求項5】 前記本体が、看板の端縁を前記差し込み
    口において弾性的に挟圧可能に設けられていることを特
    徴とする請求項1、2、3または4記載の看板用安全カ
    バー。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4または5記載の看
    板用安全カバーが、前記差し込み口に端縁を差し込んで
    装着されていることを特徴とする看板。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011059634A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Ssc:Kk 立看板用保護カバー
JP2011137950A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Ssc:Kk 立看板標示シート
JP3183983U (ja) * 2013-03-29 2013-06-06 株式会社日保 看板

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