JP3168324B2 - コーンに取り付けするチェーン係止具 - Google Patents

コーンに取り付けするチェーン係止具

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JP3168324B2
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cones
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澄宏 長谷川
忠夫 金井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工事現場等で使用され、
危険防止のため所定の領域を区切るための目印として配
列するコーンであって、該コーンに取り付けしてチェー
ンを掛ける為の係止具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来から使用されているコーンで
ある。該コーンは同図に示すように、ベース(イ) と円錐
柱(ロ) から成り、該円錐柱(ロ) はベース(イ) に対して垂
直に起立している。円錐柱(ロ) は持ち運びの便宜を考慮
して中空化されているが、風圧が作用して即座に移動し
たり転倒しないように、ある程度の重量は保たれてい
る。そして、最近では用途に応じて使い分けるために、
該コーンの色彩を変えたものもある。
【0003】ところで、このコーンは道路等を工事する
場合、工事する領域を特定して一般人の侵入を防止する
訳で、該コーンは工事現場の周辺に配列される。配列さ
れるコーンの間隔は工事現場であることを明確ならしめ
て、侵入を妨げ得る距離であることが必要であるため、
数多くのコーンを配列しなければならない。しかし、実
際の工事現場では、配列される各コーン間距離はある程
度離れてしまっている。
【0004】図6は各コーンの間に仕切りバー(ハ) を掛
架した場合であり、該仕切りバー(ハ) は所定の間隔をお
いて配置された両コーン(ニ)、(ニ)間に水平に取り付け
されている。従って、仕切りバー(ハ) をコーン(ニ)、
(ニ)間に掛架することで配列するコーン(ニ)、(ニ)…の
個数は少なくて済む。この場合、仕切りバー(ハ) の両端
に係止リング(ホ) 、(ホ) が設けられており、該係止リン
グ(ホ) 、(ホ) はコーンの円錐柱(ロ) 上端部に嵌入して係
止することになる。
【0005】ところで、上記仕切りバー(ハ) はその重量
も大きくて持ち運びが不便であり、又ワイヤーにて形成
される係止リング(ホ) は運搬の際に変形したり、時には
潰れてしまって円錐形先端部に嵌らない場合も多い。そ
して、係止リング(ホ) 、(ホ)を両端に備えた仕切りバー
(ハ) の製造コストは非常に高くなってしまう。広範囲に
わたってコーン(ニ)、(ニ)…を配置するには、該仕切り
バー(ハ) 、(ハ) …の本数も多くなり、コスト高や持ち運
びの不便さも問題となる。
【0006】それに、作業者が作業中に該仕切りバー
(ハ) に接触した場合に、撓みがない為に邪魔になり、時
には仕切りバー(ハ) とともにコーン(ニ)、(ニ)が転倒す
る。更に、仕切りバー(ハ) が両コーン(ニ)、(ニ)に跨が
って掛架した場合、コーン(ニ)、(ニ)間の距離は常に一
定化し、調整が全く出来ないといった不都合もある。
【0007】そこで、出願人は上記仕切りバー(ハ) の代
わりにチェーンを用い、コーン(ニ)、(ニ)間に該チェー
ンを掛架することが出来るコーンに関する実用新案登録
出願を行っている(実開平7−12513号)。このチ
ェーン係止コーンはベースに起立する円錐柱の上端部に
チェーンのリンクが係止して止着される係止部を設けて
いる。従って、該コーンの円錐柱に係止部を備えていな
いコーンにはチェーンを掛架することが出来ない。しか
も、逆に係止部を円錐柱に形成してしまうならば、前記
図6に示す仕切りバー(ハ) を取り付けようとする際に係
止部が障害となる。
【0008】
【本発明が解決しようとする課題】このように、コーン
を配列して工事現場を仕切る場合、上記のごとき問題が
ある。本発明が解決しようとする課題はこれら問題点で
あって、少ないコーンでもって所定の工事現場領域を仕
切ることの出来るように、該コーンにチェーンを掛架す
ることが出来る係止具を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のコーンはチェー
ンを掛架することが出来るように係止具を取り付けす
る。該係止具は従来使用されているコーンに取り付けし
て該チェーンを掛架することが出来るように構成され、
その為に中央には穴が形成されている。すなわち、該穴
にコーンの先端部(上端部)が嵌入して取り付けされ
る。そして、係止具には係止溝又は係止片が形成され、
チェーンリンクは係止溝や係止片に係止されて、両コー
ン間に掛架される。この係止具は着脱自在である為に、
コーンに仕切りバーを取り付けすることは自由である。
【0010】ところで、この係止具の具体的な形状は任
意であり、一般には樹脂材を用いて成形され、又は金属
製の板材を用いて成形することも出来る。上記穴は取り
付けするコーンが円錐柱である場合には該円錐柱の先端
が嵌入するように、テーパをなした筒型と成っている。
以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
【0011】
【実施例】図1は本発明に係るチェーン係止具1を示す
実施例で、(a)は平面図、(b)は一部断面を含む正
面図を表している。同図に示すチェーン係止具1は樹脂
を材料とした成形品であり、円筒の両サイドには突出部
5、5を有し、中央には内周面3をテーパ面とした嵌合
穴2が貫通し、両突出部5、5の先端には係止溝4、4
を形成している。
【0012】上記係止溝4は貫通してなくて底6を備え
た細幅の溝となっており、該係止溝4に連通してチェー
ン挿入穴7が貫通して形成されている。該チェーン挿入
穴7は円形穴であって、両コーン間に掛架されるチェー
ンの端部を上から挿入して垂れ下げ、上記係止溝4には
チェーンの1リンクが起立した状態で収まる。チェーン
挿入穴7に挿入して垂れ下がっているチェーンリンクが
係止溝4との間で係止する。
【0013】図2(a)、(b)は上記チェーン係止具
1をコーンの上端部に取り付けし、そして係止溝4にチ
ェーン8を係止した場合である。チェーン係止具1の中
央に設けている嵌合穴2にコーン9の先端部が嵌入した
状態で取付けられている。すなわち、チェーン係止具1
はコーン先端部に載った状態にあり、嵌合穴2の内周面
3は同じ角度で傾斜している為に、該チェーン係止具1
はガタ付くことなく取付けられる。
【0014】チェーン8は周知のとおり長円型リンク1
0、10…が繋がれて構成され、係止溝4には1つのリ
ンク10aが垂直に起立して嵌合し、係止溝4は1リン
ク10aのみが嵌る溝幅となっている。リンク10aの
一端には他のリンク10、10…が繋がれて他のコーン
に取付けられているチェーン係止具1側へ延び、リンク
10aの他端には別のリンク10、10…が垂れ下がっ
ている。従って、チェーン8に張力Pが作用する場合、
垂れ下がっているリンク10が係止溝4に係止して係止
溝4から外れることはない。
【0015】係止具1はチェーン8の端部を止着する為
のものであって、上記係止溝4はその1具体例である。
例えば、突出部先端の上面にピンを起立し、リンク10
を該ピンに係止することで止着することも出来る。勿
論、この場合もチェーン挿入穴は貫通して形成する方が
良く、該ピンは本発明の請求項に記載している係止片の
具体例である。
【0016】図3はコーン9a、9bにチェーン8を掛
架した場合であって、該チェーン8の両端部はコーン9
a、9bに取り付けしたチェーン係止具1a、1bに係
止して繋がれている。この場合、チェーン8の両端部は
該チェーン係止具1a、1bから垂れ下がっている。配
列される各コーン9a、9b…間の距離は、該チェーン
8の垂れ下がる長さを調整することで増減することが出
来る。
【0017】図4は本発明のチェーン係止具を表してい
る他の実施例である。このチェーン係止具は四方にチェ
ーンの係止溝並びにチェーン挿入穴を有し、コーンに取
り付けした場合に4本のチェーンを係止して四方向へ張
設することが出来る。以上述べたように、本発明のチェ
ーン係止具は中央に嵌合穴を有し、その周りにはチェー
ンの係止溝又は係止片を形成したものであって、次のよ
うな効果を得ることが出来る。
【0018】
【発明の効果】本発明のチェーン係止具はコーンに取り
付けされてチェーンを係止することが出来る。従って、
該チェーン係止具は従来のあらゆるコーンに取り付けす
ることが出来、そしてチェーンを係止具に係止して作業
現場を仕切ることが出来る。勿論、係止具を取り外すこ
とで従来の仕切りバーを取り付けすることも可能とな
る。樹脂製のチェーンは従来の仕切りバー等と違って持
ち運びは便利であり、又係止具から垂れ下がる長さを調
整することで、コーン間の距離は自由に増減することが
可能となり、作業現場に応じた間隔でコーンの配列が出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のチェーン係止具を示す実施例。
【図2】チェーン係止具にチェーンを係止した場合。
【図3】配列したコーンにチェーンを掛架した状態。
【図4】本発明のチェーン係止具の他の実施例。
【図5】コーンの一般的な形状。
【図6】配列したコーン間に仕切りバーを取り付けした
場合。
【符号の説明】
1 チェーン係止具 2 嵌合穴 3 内周面 4 係止溝 5 突出部 6 底 7 チェーン挿入穴 8 チェーン 9 コーン 10 リンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01F 13/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工事現場に配列したコーンにチェーンを
    掛架して仕切る為に、コーンの上端部に取り付けされる
    チェーン係止具において、中央にはコーンの上端部が嵌
    入する為の嵌合穴を有し、該嵌合穴の周りにはチェーン
    が係止する為に起立したリンクが嵌る係止溝を形成し、
    該係止溝に連通してチェーン挿入穴を設けたことを特徴
    とするコーンに取り付けするチェーン係止具。
JP11342697A 1997-04-14 1997-04-14 コーンに取り付けするチェーン係止具 Expired - Fee Related JP3168324B2 (ja)

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