JP3647912B2 - 表示体 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、設置面にマーカーやストッパとして使用される表示体を取り付ける際に、設置面に踏盤を取り付けてから、踏盤に取り付けられる表示体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、砂利面や、芝生が生育している設置面に表示体を取り付ける場合に、表示体の下部に杭等を設け、直接地面に打ち込むなどして取り付けている。そのため取付作業が煩わしいと共に、表示体の位置を変更するのは容易ではなかった。また、本発明者は、植物を保護しながら人や自動車の荷重に耐える踏盤を既に各種提案している。この種の植物保護踏盤は、交差するよう枠組みして多数の開口を形成した枠材の交差個所に筒状の台部を配設した構成からなっている。この踏盤においては、所定の位置を示すには、単にシート等を上に載置するしかなく、これでは風が吹いたり、外部から力が加わると簡単に離れてしまうので所定の位置を表示することができない。またペンキ等でマークをつけると、マークを変更する際にペンキを落としてやり直す必要があり、煩雑な作業となる。特に、駐車場に用いて自動車の荷重を受ながら植物を保護するための植物保護踏盤においては、自動車の駐車位置を表示したり、駐車位置の仕切を変更する等の必要がある。また、駐車位置の後方には、車止めやストッパを設ける必要があるが、従来は単に踏盤上に載置するだけであるので、凹凸があって接触面積の少ない踏盤では安定して載置することはできなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】
この発明は上記事情に鑑みて創案されたもので、その主たる課題は、設置面を保護する踏盤に取り付ける表示体を提供することにある。
【0004】
【問題点を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の表示体の発明では、
交差するように枠組みして多数の開口を形成した枠材の交差個所に筒状の台部を配設した植物保護踏盤に取り付けられる表示体において、
表示体が、上部に形成された表示部と、該表示部から垂下すると共に前記台部の外周に沿って嵌め込まれる湾曲形状に設定された脚部と、該脚部または台部に設けられて、脚部と台部とを係止する係止部とからなることを特徴とする。
【0005】
【作用】
請求項1の発明では、脚部が開口部を囲う交差個所の外周に沿うように嵌め込まれるようになっている。
【0006】
【実施例】
以下に、この発明の表示体の好適実施例につき図面を参照しつつ説明する。
図1に示す踏盤1は、格子状に枠組して多数の開口2、2・・を形成して縦横に延びる枠材3、3・・・からなる金属ネットからなっている。この踏盤1は、砂利面からなる設置面上に固定されている。従って、砂利面の表面は踏盤1の枠材3、3で拘束されて横方向の移動が拘束されている。
【0007】
また、この路盤1の枠材3には表示体10が取り付けられている。一例を示す表示体10は、表示部11の一側にフック状の連結部16を有しており、所定の枠材3に係止される。表示部11を矩形の枠の開口と同じ大きさとし、矩形を形成する枠材3、3に係止する構成でもよい。また表示体10’の表示部11’は布製であってもよく、枠材の交差個所に結んで取り付けても良い。また、表示体10の取付法は、接着剤を用いて枠材3に取り付けたり、ネジ止め等で固着する等、適宜方法で踏盤1に取り付けることができる。また踏盤1は平面形状に限らず、立体形状であってもよい。
【0008】
図2に示す踏盤1は、植物保護用の用いられる場合を示すもので、格子状に枠組みして多数の開口2、2・・・を形成して上下に延びる二段の枠材3、3・・・の交差個所に、上下に貫通する略円筒形状の台部4、4・・・を配設しており、一方の側辺で外端となる連結片5、5・・により突設した連結突部6、6・・と、これに対応して他方の側辺に設けた連結受部7、7・・とからなっている。また、本実施例で台部4の上面は、開口4bを有している。
【0009】
次に、図3に示す踏盤1’は、格子状に枠組みして多数の開口2、2・・・を形成した板状の枠材3、3・・・の交差個所に、上下に貫通する高さの高い略円筒形状の台部4、4・・・を配設しており、一方の側辺で外端となる連結片5、5・・により突設した連結突部6、6・・と、これに対応して他方の側辺に設けた連結受部7、7・・とからなっている。また、本実施例で台部4の上面は、内側(中央)に向かって延びる縁部4aと、中央に形成されて内部中空と連通する開口4bを有している。
【0010】
上記踏盤1に用いる表示体10は、合成樹脂製からなっておりマークとして使用するものであって、図4から図6に示すように、略四角形の盤体からなる表示部11と、四隅でそれぞれ垂下する嵌合筒部15とからなっている。表示部11は、中央に孔12が穿設されており、また四隅には略円形のコーナー片部13が連接されている。ここで、各コーナー片部13には、外周に沿って小径に設定された円筒状の嵌合筒部15が垂設されている。なお、14はコーナー片部13の先端に設けられた一対の切欠部である。
【0011】
本実施例で嵌合筒部15の下端には断面直角三角形状のテーパに形成された係止突部16が形成されている。この係止突部16は徐々に幅広となるテーパ状に形成されているので、前記台部4に嵌合筒部15を嵌め込む際に台部4の開口4bに押し込みやすく、嵌合後には、係止突部16の上端が図2の踏盤1の場合には中空に配置された台部4の底面と係合し、図3の踏盤1’の場合には台部4の縁部4aの裏面と係合して上方に拘束することができる。また、台部4の壁面に上記係止突部16と係合する受部(孔、切欠または凹部等)を形成しておいてもよい。
【0012】
本実施例では表示部11の中央の孔12を囲むように5番目の嵌合筒部15が形成されている。この嵌合筒部15には等間隔に複数(図示例では3つ)の係止突部16が突設されている。そして、表示体10に設けられた5つの嵌合筒部15は、踏盤1または1’に設けられた5つの台部4に嵌め込まれる。尚、中央の嵌合筒部15が嵌め込まれる台部4は、その開口4bが孔12と上下に整合しており、連通可能となっている。従って、この台部4から伸びる植物は、上記孔12を通ることができるので、生育を阻害することがない。また、上記孔12と開口4bを通して雨水を地面へ通すことができる。
【0013】
このようにして踏盤に取付けられた表示体10は、台部4内で嵌合筒部15が横方向に拘束され、係止突部16が縁部4bによって上方向に拘束されて、容易に抜けることがない。また、外す際には、表示体10を強く上に引っ張り、上記係止突部16を撓ませて縁部4bから外して嵌合筒部15を抜くことができる。
【0014】
次ぎに、台部間に嵌め込まれる表示体10を図7から8に示す。この表示体20は、図3に示す踏盤1’に用いるものであり、図7は台部4の高さが低い場合、図8は台部の高さが高い場合に用いるものである。この表示体20は、基盤上面の表示部21が四隅を円弧状で内向きに湾曲せた形状からなっており、その湾曲部分に沿った同一断面の4つの板状の脚部23が垂下する構成からなっている。そして、各脚部23の下端中央には、断面直角三角形状の係止突部24が外向きに突設されている。なお、表示部21の中央には大径の円形孔22が透設されている。
【0015】
この表示体20は上記構成からなっているので、踏盤1’の前後左右に隣接する4つの台部4で囲まれた隙間Sに略隙間なく嵌め込まれる。そして、脚部23の下端の係止突部24が台部4基端の切欠に係止される。ここで台部4の基端には切欠に代えて孔や凹部等を設けて係止突部の受部としてもよい。また、表示体20の全高は台部4の高さに等しく設定してあるので、表示部21がマーカーとして使用される。
【0016】
また中央の円形孔22は、踏盤1’の開口2と整合するように形成されているので雨水を通過させることができる。本実施例では、表示体10、20は踏盤1または1’と異なる着色(実施例では踏盤の緑色に対して白色)が表示部11、21をはじめ全体に施されているので、識別性を有してマーカーとして使用することができる。
【0017】
この発明では、表示部の形状は実施例の限定されるものではなく、適宜の平面および立体形状を採ることができる。例えば、表示部を円錐形状、円筒形状等に形成して駐車場のストッパとして用いてもよい。また、嵌合筒部の数も問わないが、嵌合する台部は同一円周上にあって、等間隔に配置されることが好ましい。また、嵌合筒部の筒形状は、スリット等が設けられて可撓性を高めた構成であってもよい。
【0018】
また、踏盤は砂利面用、植物保護用に限定されず、設置面を踏圧から保護するものであれば用途は問わない。係止突部が台部の開口を通り抜けることができる可撓性を係止突部側およびまたは、台部側が有していればよい。また、係止部は上記実施例とは逆に、係止突部を台部側に形成しておき、係止受部を表示体の対応する個所に設けて係止する構成であってもよい。表示体の用途は前記実施例に限定されず、各種表示体として用いるものであればよく、その他、この発明の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること勿論である。
【0019】
【発明の効果】
以上、この発明によれば、踏盤で設置面の表面の動きを抑えることができ、設置面上が安定するので、自由に踏み歩いたり走行したりすることができる。そして、表示体は直接に設置面ではなく踏盤に取り付けることができるので、取付および交換が容易に行うことができる。また、踏盤においては、台部に嵌め込む嵌合筒部を用いて、踏盤にマークやストッパその他の用途の表示体を確実に取り付けることができる。更に、表示部にスリットを設けて弾性を持たせて損傷を防いだり、表示部に芯材を内蔵して強度を高め自動車等の進入を確実に防止することができ、極めて有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ネット状の踏盤に表示体を取り付ける場合の斜視図である。
【図2】 踏盤の別の実施例を示す斜視図である。
【図3】 踏盤の異なる実施例を示す斜視図である。
【図4】 図2踏盤用の表示体の平面図である。
【図5】 同表示体の側面図である。
【図6】 係合状態を示す部分断面図である。
【図7】 (a)は図3の踏盤用の表示体の平面図、(b)は同表示体の側面図である。
【図8】 (a)は高さを高くした第2実施例の表示体の平面図、(b)は同表示体の側面図である。
【符号の説明】
1,1’ 踏盤
2 開口
4 筒部
4a 縁部
4b 開口
10 表示体
11 表示部
12 孔
13 コーナー片部
15 嵌合筒部
16 係合突部
20 異なる実施例の表示体
21 表示部
22 円形孔
23 脚部
24 係止突部
Claims (1)
- 交差するように枠組みして多数の開口を形成した枠材の交差個所に筒状の台部を配設した植物保護踏盤に取り付けられる表示体において、
表示体が、上部に形成された表示部と、該表示部から垂下すると共に前記台部の外周に沿って嵌め込まれる湾曲形状に設定された脚部と、該脚部または台部に設けられて、脚部と台部とを係止する係止部とからなることを特徴とする表示体。
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JP25627194A JP3647912B2 (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 表示体 |
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