JP6529716B2 - 複数部品の組立体 - Google Patents

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本発明は、複数部品を組み立てて一体物とする組立体に関する。
近年、複数部品を組み立てて一体物とした組立体は種々存在するが、それらは各部品を合わせ、位置決めして当該合わせ面でネジにより締結することによって一体物としている。このような締結による一体化は締結の締め付けトルクがシビアであることから容易な組み立てが望まれる。
従来、複数部品を組み立てて一体物とする技術が下記特許文献などで知られている。特許文献1では、各分割体を2つの合わせ面で合わせ、当該各合わせ面にボルトナットが設けられて当該ボルトを締め付けて固定する技術が開示されている。また、特許文献2では、分割された1つの半円弧上の片のそれぞれ合わせ面にネジ孔と螺合溝が形成され、ネジ孔から螺合溝にボルトで締め付けて固定することで一体物とする技術が開示されている。
特開2007−132426号公報 特開2005−127436号公報
ここで、図7に、従来の複数部品の組立体の説明図を示す。図7は特許文献1に記載されている組立体を示したもので、分割体101の合わせ面101A,101Bと分割体102の合わせ面102A,102Bとにそれぞれボルトナットが設けられ、各合わせ面でボルトを締め付けることで一体化させている。
しかしながら、各合わせ面でボルトを締め付ける場合、両方の締め付けトルクが一様であることが理想であるが、一方の締め付けトルク(例えばFR)が他方の締め付けトルク(例えばFL)より強すぎると他方の合わせ面101A,102Aが密着せずに浮いた状態になって位置出しが困難であり、両方の締め付けトルクを厳密に調整するためには特別な治具等が必要になるという問題がある。
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、複数部品を組み立てる際に容易に各部品を位置出しして正確に固定される組立体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、シャフトに直接位置されるシャフト孔が形成された一方の部品に対して当該シャフトに直接位置されるシャフト孔が形成された他方の部品が合わせ面で合わされて固定される組立体であって、前記合わせ面に対する垂直面に、前記各部品の合わせ面の合わせ部分を跨らせてそれぞれに単一で固定する非環状の組立固定部材を備え、フレーム間で懸架されている前記シャフトに対し、前記各部品で当該シャフトを内包させてそれぞれを前記合わせ面で合わせ、当該合わせ面に対する垂直面の一方又は両方に前記非環状の組立固定部材を配置させる構成とする。
本発明によれば、シャフトに直接位置されるシャフト孔が形成された一方の部品に対して当該シャフトに直接位置されるシャフト孔が形成された他方の部品が合わせ面で合わされるものであり、各部品でフレーム間で懸架されているシャフトを内包させてそれぞれを合わせ面で合わせ、当該合わせ面に対する垂直面の一方又は両方に、非環状の組立固定部材を各部品の合わせ部分を跨らせてそれぞれに単一で固定する構成とすることにより、合わせ面ではなく当該合わせ面の垂直面で各部品を固定させることから、固定の際の調整を不要として容易に各部品を位置出しして正確に固定させることができるものである。
本発明に係る組立体の全体構成図である。 図1の第1部品の説明図である。 図1の第2部品の説明図である。 第1部品と第2部品との組み合わせの説明図である。 第1部品及び第2部品のシャフトへの組み立ての説明図である。 図5の一端面図である。 従来の複数部品の組立体の説明図である。
以下、本発明の実施形態を図により説明する。本実施形態は、一例としてラベルを台紙から他の台紙に移し替える回転吸引機構に適用した場合を示すが、全般的なセパレート部品を組み立てて一体物とする組立体に適用できるものである。
図1に本発明に係る組立体の全体構成図を示すと共に、図2に図1の第1部品の説明図を示し、図3に図1の第2部品の説明図を示し、図4に第1部品と第2部品との組み合わせの説明図を示す。まず、図1において、組立体11は、第1基部12に第1アーム本体21及び第2アーム本体22が取り付けられた第1部品と、第2基部13に第3アーム本体23が取り付けられた第2部品とが合わされて一体物となる。第1基部12と第2基部13とがそれぞれ合わされた合わせ面に対する垂直面15に、組立固定部材14を当該合わせ面の合わせ部分15Aを跨らせてそれぞれに固定された構成とする。ここでいう「合わせ」は必ずしも接触した状態に限るものでなく、微小間隔で対向させる意味をも含むものである。
第1部品を構成する上記第1基部12は、図2(A)に示すように、シャフトを内包する一部を構成するシャフト孔31及び当該シャフト孔31内に形成されたキー溝31Aが形成されるもので、このシャフト孔31が形成される面が第2基部13との合わせ面34となる。
一の合わせ面34の反対面が第1アーム本体21を取り付ける第1アーム取付面32となり、ネジ止めのためのタップ溝32Aが所定数(図では4つ)形成される。また、他の合わせ面34に連続した面が第2アーム本体22を取り付ける第2アーム取付面33となり、図に表れないネジ止めのための4つのタップ溝が形成される。そして、上記合わせ面34に対する垂直面が組立固定部材取付面35Aとなり、ここの所定場所に位置決めピン36及び取付タップ溝37が形成される。なお、反対の垂直面も同様である。
上記第1アーム本体21は、シリンダ部41より延出するシリンダロッド42の先端に可動板43が設けられてヘッド44が搭載されたもので、当該シリンダ部41が上記第1アーム取付面32に取り付けられる。同様に、上記第2アーム本体2においても、シリンダ部45より延出するシリンダロッド46の先端に可動板47が設けられてヘッド48が搭載されたもので、当該シリンダ部45が上記第1アーム取付面32に取り付けられる。すなわち、第1基部12に第1アーム本体21及び第2アーム本体22が取り付けられることで、図2(B)に示す第1部品となる。
第2部品を構成する上記第2基部13は、図3(A)に示すように、シャフトを内包する一部を構成するシャフト孔31及び当該シャフト孔31内に形成されたキー溝31Bが形成され、このシャフト孔31が形成される面が第1基部12との合わせ面54となる。
一の合わせ面54の反対面が第3アーム本体23を取り付ける第3アーム取付面52となり、図に表れないネジ止めのためのタップ溝が所定数形成される。そして、上記合わせ面54に対する垂直面が組立固定部材取付面55Aとなり、ここの所定場所に位置決めピン56及び取付タップ溝57が形成される。なお、反対の垂直面も同様である。
上記第3アーム本体23は、シリンダ部61より延出するシリンダロッド62の先端に可動板63が設けられてヘッド64が搭載されたもので、当該シリンダ部61が上記第3アーム取付面52に取り付けられる。すなわち、第2基部13に第3アーム本体23が取り付けられることで、図3(B)に示す第2部品となる。
一方、組立固定部材14は、図4(A)に示すように、非環状で半円弧状の部材であり、その両端側に上記位置決めピン36,56に対応したピン用穴71A,71Bが形成されると共に、上記タップ溝37,57に対応したボルト用穴72A,72Bが形成される。当該組立固定部材14の形状は、当該第1部品及び第2部品がシャフトに取り付けられることに対応させたものであって、組み合わされたときにシャフト孔31に影響を与えない形状であれば何れでもよい。また、非環状とすることでシャフトが設けられるフレーム等を取り外すことなく第1部品及び第2部品を取付けて固定することができるものである。すなわち、当該組立固定部材14の形状は、組立体の用途、形状に応じて適宜定めてよく、環状、非環状を問わない。
図2(B)に示す第1部品と第3(B)に示す第2部品とが互いの合わせ面34,54で合わせた形態が図4(B)に示される。このときの当該合わせ面34,54に対するそれぞれの組立固定部材取付面35A,35B,55A,55Bが図1に示す垂直面15となり、当該垂直面15での合わせ面部分が合わせ部分15A(反対面が15B)となる。そして、両方(全体の大きさによっては一方でもよい)の垂直面15で組立固定部材14のピン用穴71A,71Bを位置決めピン36,56に嵌合させて位置決めし、ボルト用穴72A,72Bより上記タップ溝37,57に対してボルト73を締め付けることで固定させるものである。
そこで、図5に第1部品及び第2部品のシャフトへの組み立ての説明図を示すと共に、図6に図5の一端面図を示す。図5(A)において、シャフト取付フレーム81A,81B間にシャフト82が懸架されており、当該シャフト82には2つの平行キー82A,82B(82Bは図6参照)が形成される。この平行キー82A,82Bを備えるシャフト82の断面形状と、図1(図4(B))のシャフト孔31(キー溝31A)とが一致される。そして、シャフト取付フレーム81Aの外側にはシャフト82を回転させるモータ83が設けられる。
上記シャフト取付フレーム81A,81B間に懸架されたシャフト82に対し、第1基部12に第1アーム本体21及び第2アーム本体22が取り付けられた第1部品を、キー溝31Aを平行キー82Aに合わせて位置させると共に、第2基部13に第3アーム本体23が取り付けられた第2部品を、キー溝31Bを平行キー82Bに合わせて位置させることで、第1基部12の合わせ面34と第2基部13の合わせ面54とを合わせる。
そして、図5(B)に示すように、合わせ面34,54に対する両方の垂直面15で組立固定部材14のピン用穴71A,71Bを位置決めピン36,56に嵌合させて位置決めし、ボルト用穴72A,72Bより上記タップ溝37,57に対してボルト73を締め付けることで固定させるもので、シャフト82を例えば一方のフレーム81Bより取り外すことなく取り付けることができるものである。この端面形態が図6に示されるもので、組立固定部材14は、垂直面15の合わせ部分15Aを跨いで第1部品(第1基部12)と第2部品(第2基部13)とを固定することとなる。なお、シャフト82に対する取り付けでは軸方向に動くこととなることから、シャフト中心方向の固定は図示しない芋ネジなどで行えばよい。
このように、合わせ面34,54ではなく当該合わせ面34,54の垂直面15で第1部品(第1基部12)と第2部品(第2基部13)とを固定させることから、図7に示すような固定の際の左右の締め付けトルクの調整を不要とすることができ、容易に合わせ面同士を位置出しして正確に固定させることができるものである。
本発明の組立体は、複数部品を組み立て固定して一体の構成物を作製する製造産業及び当該組立体を使用した装置等の製造産業に利用可能である。
11 組立体
12 第1基部
13 第2基部
14 組立固定部材
15 垂直面
15A 合わせ部分
21 第1アーム本体
22 第2アーム本体
23 第3アーム本体
31 シャフト孔
31A キー溝
34,54 合わせ面
35,55 組立固定部材取付面
36,56 位置決めピン
37,57 取付タップ溝
71 ピン用穴
72 ボルト用穴
73 ボルト
81 シャフト取付フレーム
82 シャフト
82A 平行キー

Claims (1)

  1. シャフトに直接位置されるシャフト孔が形成された一方の部品に対して当該シャフトに直接位置されるシャフト孔が形成された他方の部品が合わせ面で合わされて固定される組立体であって、
    前記合わせ面に対する垂直面に、前記各部品の合わせ面の合わせ部分を跨らせてそれぞれに単一で固定する非環状の組立固定部材を備え、
    フレーム間で懸架されている前記シャフトに対し、前記各部品で当該シャフトを内包させてそれぞれを前記合わせ面で合わせ、当該合わせ面に対する垂直面の一方又は両方に前記非環状の組立固定部材を配置させることを特徴とする組立体。
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