JP6523615B2 - 酵母培養物およびその利用 - Google Patents
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Description
[1]酵母の培養物であって、酵母を、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸誘導体およびそれらの塩からなる群より選択されるヒアルロン酸類を含有する培地で培養して得られたことを特徴とする、培養物。
[2]菌体除去済または滅菌済であることを特徴とする、[1]に記載の培養物。
[3]酵母がエンドミセス・マグヌシ(Endomyces magnusii)またはディポダスカス・マグヌシ(Dipodascus magnusii)である、[1]または[2]に記載の培養物
[4]培養上澄液またはその乾燥物の形態である、[1]〜[3]のいずれか1項に記載の培養物。
[5][1]〜[4]のいずれか1項に記載の培養物を含む、化粧料または皮膚外用剤。
[6][1]〜[4]のいずれか1項に記載の培養物を含む、食品。
[7]次の成分(A)および(B);
(A)[1]〜[4]のいずれか1項に記載の培養物
(B)多価アルコール
を含む、化粧料または皮膚外用剤。
[8][1]〜[4]のいずれか1項に記載の培養物を有効成分とする、保湿および/または美白のための剤。
本発明の培養物により、化粧料または皮膚外用剤の保湿効果を向上できる。
本発明の培養物により、化粧料または皮膚外用剤において美白効果が奏される。
本発明には、酵母を用いることができる。本発明に用いることのできる酵母は、その培養物が、化粧料、皮膚外用剤、食品または医薬として用いることができるものであれば、限定されない。本発明に用いることができる酵母の例としては、エンドミセタセア(Endomycetaceae)科に属する酵母、例えばエンドミセス(Endomyces)属に属する、酵母エレマスクス(Eremascus)属に属する酵母を挙げることができ、またサッカロミセタセア(Saccharomycetaceae)科に属する酵母、例えばシゾサッカロミセス(Schizosaccharomyces)属に属する酵母、ナドソニア(Nadsonia)属に属する酵母、サッカロミコデス(Saccharomycodes)属に属する酵母、ハンセニアスポラ(Hanseniaspora)属に属する酵母、ウィッカーハミア(Wickerhamia)属に属する酵母、サッカロマイセス(Saccharomyces)属に属する酵母、クルイベロミセス(Kluyveromyces)属に属する酵母、ロッデロミセス(Lodderomyces)属に属する酵母、ウィンゲア(Wingea)属に属する酵母、エンドミコプシス(Endomycopsis)属、ピキア(Pichia)属、ハンセヌラ(Hansenula)属、パキソレン(Pachysolen)属に属する酵母、シテロミセス(Citeromyces)属に属する酵母、デバリオミセス(Debaryomyces)属に属する酵母、シュワンニオミセス(Schwanniomyces)属、デッケラ(Dekkera)属に属する酵母、サッカロミコプシス(Saccharomycopsis)属に属する酵母、リポミセス(Lipomyces)属を挙げることができ、スペルモフソラセア(Spermophthoraceae)科に属する酵母、例えばスペルモフソラ(Spermophthora)属に属する酵母、エレモテシウム(Eremothecium)属に属する酵母、クレブロテシウム(Crebrothecium)属に属する酵母、アシュブヤ(Ashbya)属に属する酵母、ネマトスポラ(Nematospora)属に属する酵母、メトシュニコウィア(Metschnikowia)属に属する酵母、コッキディアスクス(Coccidiascus)属に属する酵母を挙げることができる。本発明には、エンドミセス・マグヌシ(Endomyces magnusii)またはディポダスカス・マグヌシ(Dipodascus magnusii)であれば、好適に用いることができる。当該酵母は、独立行政法人製品評価技術基盤機構等の微生物を扱う機関から入手できる。本発明においては、当該酵母をヒアルロン酸類を含有する培地中で培養することで、有効な活性を有するヒアルロン酸類の分解産物が生じる。
本発明においては、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸誘導体およびそれらの塩からなる群より選択されるヒアルロン酸類(単に「ヒアルロン酸類」ということもある。)を酵母の培地に添加して用いる。
本発明に用いられるヒアルロン酸類は、製造方法、由来等は限定されない。化粧料、皮膚外用剤、食品または医薬として用いられるヒアルロン酸類であれば、本発明において好適に用いることができる。ヒアルロン酸誘導体の例としては、アセチル化ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、ヒアルロン酸硫酸化物等が挙げられる。ヒアルロン酸またはヒアルロン酸誘導体の塩としては、化粧料、皮膚外用剤、食品または医薬として許容される塩であればよく、特に好ましい例として、ナトリウム塩、カリウム塩およびカルシウム塩を挙げることができる。
本発明においては、酵母を、ヒアルロン酸類を含有する培地で培養して得られた培養物が用いられる。培養物は、酵母および培養液を含む培養全体、上澄液、酵母菌体、または培養全体、上澄液もしくは酵母菌体の凍結乾燥物、濃縮物または抽出物を含む。培養物は、例えば、次のようにして得ることができる。
培養物は、必要に応じ、菌体と培養上澄液とを、遠心分離等の手段により、分離することができる。培養上澄液は、必要に応じ、濃縮することができ、また凍結乾燥することができる。培養物は滅菌してもよい。滅菌は、常法により、例えば濾過滅菌により、行うことができる。培養物はまた、脱色脱臭(例えば、活性炭処理、UF処理、アルカリ処理等)してもよい。培養物としての好ましい態様の例は、培養上澄液、その濃縮物、および乾燥物であり、さらに好ましくは滅菌済みの培養上澄液、その濃縮物、および乾燥物である。なお、本発明では、培養物のうち滅菌済みの培養物(酵母培養物ということもある。)を例に説明することがあるが、その説明は、他の形態の培養物についてもあてはまる。
また、培養物は、肌に用いた場合に、原料ヒアルロン酸類より保湿効果が高く、また美白効果が期待できるものである。本発明により得られた培養物の保湿効果は、化粧料の保湿効果の評価のための方法、例えば角層水分量を測定することにより、また表皮からの水分蒸散量を測定することにより、評価できる。また本発明により得られた培養物の美白効果は、化粧料の美白効果の評価のための方法、例えばチロシナーゼ阻害活性評価試験、B16メラノーマ細胞を用いたメラニン生成抑制作用評価試験、シミ画像測定評価試験、メラニン色素分解作用評価試験、肌メラニン量測定評価試験により、評価できる。本発明により得られる培養物は、本発明者らの検討により、B16メラノーマ細胞を用いたメラニン生成抑制作用評価試験において原料ヒアルロン酸類より効果が高いことが確認されている。
本発明の培養物は、化粧料、皮膚外用剤、食品または医薬(以下、「化粧料等」という。)の成分として用いることができる。化粧料等は固形分として本明細書の培養物を、例えば0.00001〜0.9質量%以上含むことができ、0.00005〜0.2質量%以上含むことが好ましく、0.0001〜0.1質量%以上含むことがより好ましい。
ヒアルロン酸を含有する培地を用いて酵母を培養し、酵母培養物1を得た。具体的には、重量平均分子量150万のヒアルロン酸0.1w/v%、グルコース1w/v%の混合液200mlを121℃で滅菌後、酵母Dipodascus magnusiiを植菌して、26℃で培養した。12時間ごとにサンプリングを行い、72時間まで培養した。培養後の培養液を無菌フィルターで濾過することにより、滅菌済の酵母培養物を得た。得られた酵母培養物は、凍結乾燥した。
1.ヒアルロン酸の重量平均分子量
実施例1の条件で培養を行い、サンプリングした酵母培養物1に含まれるヒアルロン酸の分子量を測定した。分子量の測定は、高速液体クロマトグラフィーにより行った。ポリビニルアルコールを充填したカラムを用い、移動相に0.1M 酢酸バッファー、検出器にはRI検出器を用いゲル濾過クロマトグラフィーを行った。
所定の時間ごとにサンプリングした発酵液の臭いを専門パネルが10人で評価した。
○:酵母臭が感じられない
△:酵母臭が感じられる
×:酵母臭が強く感じられる
ヒアルロン酸を含有する培地を用いて酵母を培養し、酵母培養物2を得た。具体的には、重量平均分子量180万の0.1w/v%ヒアルロン酸、1w/v%グルコースの混合液5Lを121℃で滅菌後、酵母Dipodascus magnusiiを植菌して、28℃、24時間培養した。その後も分子量測定用に培養液の一部は培養を続けた。培養後の培養液を無菌フィルターで濾過することにより、滅菌済の酵母培養物を得た。得られた酵母培養物は、凍結乾燥した。
1.粘度
酵母培養物2の粘度を測定した。測定は、サンプルを水に溶解し、単一円筒型回転粘度計ビスメトロンVS−A1(芝浦システム社製)を用い、25℃、2号ローター、6rpmで行った。
実施例2の条件で培養を継続し、所定の時間ごとに発酵液をサンプリングし、酵母培養物2に含まれるヒアルロン酸の分子量を測定した。分子量の測定は、高速液体クロマトグラフィーにより行った。カラムにはポリビニルアルコールを充填したゲル濾過クロマトグラフィーを、移動相に0.1M 酢酸バッファーを、検出器にはRI検出器を用いた。
24時間培養した酵母培養物2の保湿効果を評価した。具体的には、精製水、発酵前のヒアルロン酸、グルコース、実施例2で調製した酵母培養物2、グリセリンを表5の比率で混合し、実施例3、4および比較例1〜4のサンプルを製造した。被験者10名の両方の前腕内側部を洗浄し、2×2cmの範囲をマーキングした。前腕内側のマーキングした位置の初期水分量を測定した。次いで、2×2cmのティッシュに、製造したサンプル100μL添加し、マーキングした位置に貼付した。5分間後、ティッシュを剥がし、残った液を指でなじませるように塗布した。塗布30分後肌の水分量を測定した。塗布後の値から初期水分量で引き、水分変化量を算出した。なお、水分量の測定には、皮表角層水分量測定装置SKICON−200EX(アイ・ビイ・エス株式会社)を用いた。
下記に示すような化粧水を作成した。
被験者10名の両方の前腕内側部を洗浄し、2×2cmの範囲をマーキングした。前腕内側のマーキングした位置の初期水分量を測定した。次いで、2×2cmのティッシュに、下方の表に従って処方製造したサンプル100μL添加し、マーキングした位置に貼付した。5分間後、ティッシュを剥がし、残った液を指でなじませるように塗布した。塗布30分後および60分後の肌の水分量を測定した。塗布後の各値を各初期水分量で引き、水分変化量を算出した。なお、水分量の測定には、皮表角層水分量測定装置SKICON−200EX(アイ・ビイ・エス株式会社)を用いた。
マウス由来のB16メラノーマ培養細胞を使用し、実施例2で得られた酵母培養物2の美白効果を評価した。具体的には、下記の通りに行った。6穴プレートの各ウェルに10%FBS含有MEM培地を適量とりB16メラノーマ細胞を播種し、37℃、二酸化炭素濃度5%中にて静置した。翌日、ヒアルロン酸、実施例2で調製した酵母培養物2の各サンプルを水に溶解したものを、最終固形分濃度が3000〜5000μg/mLになるように細胞を培養しているウェルへ添加し、混和した。培養5日目に培地を交換し、再度各サンプル水溶液を同様に添加した。翌日、培地を除き、各ウェルの細胞をリン酸緩衝液で洗浄した後、細胞数をカウントした。今回の濃度範囲ではいずれのサンプルも細胞毒性がなく、安全性が高いものであった。
判定基準
◎:強い白色化の傾向
○:明らかに白色化の傾向
△:わずかに白色化の傾向あり
×:ブランクと同程度の黒さ
(製法)
A.下記成分(1)〜(8)を混合溶解する。
B.下記成分(9)〜(15)を混合溶解する。
C.BにAを加え混合し、化粧水を得る。
(成分)(質量%)
(1)メドウホーム油 0.1
(2)ホホバ油 0.05
(3)香料 適量
(4)フェノキシエタノール 0.1
(5)モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタン 0.5
(6)イソステアリン酸ポリオキシエチレン(50E.O.)硬化ヒマシ油 1.0
(7)エタノール 8.0
(8)トコフェロール 0.05
(9)グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
(10)グリセリン 5.0
(11)1,3−ブチレングリコール 5.0
(12)ポリエチレングリコール1500 0.1
(13)酵母培養物1(*1) 0.001
(14)加水分解コラーゲン 0.001
(15)精製水 残量
(*1)実施例1により調製されたもの
(製法)
A.下記成分(1)〜(8)を混合溶解する。
B.下記成分(9)〜(12)を混合溶解する。
C.AにBを加え混合し、化粧水を得た。
(成分)(質量%)
(1)クエン酸 0.05
(2)クエン酸ナトリウム 0.2
(3)ピロリドンカルボン酸ナトリウム(50%)水溶液 0.5
(4)アスコルビン酸グルコシド 0.3
(5)酵母培養物2(*2) 0.0001
(6)グリセリン 3.0
(7)1,3−ブチレングリコール 8.0
(8)精製水 残量
(9)エタノール 10.0
(10)カテキン 0.0001
(11)香料適量
(12)モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタン 0.5
(*2)実施例2により調製されたもの
(製法)
A.下記成分(11)の一部を加熱し、70℃に保つ。
B.下記成分(1)〜(10)を加熱混合し、70℃に保つ。
C.BにAを加えて混合し、均一に乳化する。
D.Cを冷却後、下記成分(12)〜(16)と(11)の残部を混合してから加え、均一に混合して乳液を得た。
(成分)(質量%)
(1)ポリオキシエチレン(10E.O.)ソルビタンモノステアレート 1.0
(2)ポリオキシエチレン(60E.O.)ソルビタントリオレエート 0.5
(3)グリセリルモノステアレート 1.0
(4)ステアリン酸 0.5
(5)ベヘニルアルコール 0.5
(6)スクワラン 8.0
(7)プロピレングリコール 5.0
(8)パルミチン酸レチノール 0.1
(9)グリチルレチン酸ステアリル 0.1
(10)フェノキシエタノール 0.1
(11)精製水 残量
(12)カルボキシビニルポリマー 0.2
(13)水酸化ナトリウム 0.1
(14)ヒアルロン酸 0.1
(15)酵母培養物1(*3) 0.003
(16)香料適量
(*3)実施例1により調製されたもの
(製造方法)
A:成分(6)〜(11)を分散する。
B:Aに成分(12)〜(17)を加え70℃で均一に混合する。
C:成分(1)〜(5)を70℃で均一に混合する。
D:CにBを加え乳化し、室温まで冷却する。
E:Dに成分(18)、(19)を添加し均一に混合して水中油型クリーム状リキッドファンデーションを得た。
(成分)(質量%)
(1)アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合(注1) 0.5
(2)トリエタノールアミン 1.5
(3)精製水 残量
(4)グリセリン 5
(5)パラオキシ安息香酸エチル 0.1
(6)1,3-ブチレングリコール 5
(7)水素添加大豆リン脂質 0.5
(8)酸化チタン 5
(9)ベンガラ 0.1
(10)黄酸化鉄 1
(11)黒酸化鉄 0.05
(12)ステアリン酸 0.9
(13)モノステアリン酸グリセリン 0.3
(14)セトステアリルアルコール 0.4
(15)モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタン 0.2
(16)トリオレイン酸ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタン 0.2
(17)パラメトキシケイ皮酸2―エチルヘキシル 5
(18)酵母培養物2(*4) 0.1
(19)香料 0.02
(*4)実施例2により調製されたもの
(注1)ペミュレンTR−2(NOVEON社製)
(製造方法)
A:成分(1)〜(7)を均一に分散する。
B:成分(8)〜(12)を均一に分散する。
C:Bを攪拌しながら徐々にAを加えて乳化し、油中水型クリーム状日焼け止め化粧料を得た。
(成分)(質量%)
(1)モノラウリン酸ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタン 0.2
(2)POE(60)硬化ヒマシ油 0.1
(3)精製水 残量
(4)ジプロピレングリコール 10
(5)硫酸マグネシウム 0.5
(6) 酵母培養物2(*5) 0.005
(7)アスコルビルリン酸マグネシウム 3
(8)PEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン(注2) 3
(9)デカメチルシクロペンタシロキサン 20
(10)イソノナン酸イソトリデシル 5
(11)パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 8
(12)ジメチルステアリルアンモニウムヘクトライト 1.2
(*5)実施例2により調製されたもの
(注2)KF−6028(信越化学工業社製)
(製造方法)
A.成分(5)、(6)および(9)の一部を加熱混合し、75℃に保つ。
B.成分(1)〜(4)を加熱混合し、75℃に保つ。
C.AにBを徐々に加え、これを冷却しながら成分(9)の残部で溶解した(7)(8)を加え、軟膏剤を得た。
(成分)(質量%)
(1)ステアリン酸 18.0
(2)セタノール 4.0
(3)酢酸dl−α―トコフェロール 0.2
(4)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(5)トリエタノールアミン 2.0
(6)グリセリン 5.0
(7)グリチルリチン酸ジカリウム 0.5
(8)酵母培養物2(*6)0. 01
(9)精製水 残量
(*6)実施例2により調製されたもの
(製造方法)
A.成分(4)〜(7)を混合溶解する。
B.成分(1)〜(3)を混合溶解する。
C.AとBを混合して均一にし、ローション剤を得た。
(成分)(質量%)
(1)グリセリン 5.0
(2)1,3−ブチレングリコール 6.5
(3)精製水 残量
(4)ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタンモノラウリン酸エステル 1.2
(5)エチルアルコール 8.0
(6)酵母培養物2(*7) 0.00005
(7)パラオキシ安息香酸メチル 0.2
(*7)実施例2により調製されたもの
(製造方法)
A.成分(1)〜(5)を混合溶解する。
B.成分(6)〜(10)を混合溶解する。
C.AとBを混合して均一にし、養毛剤を得た。
(成分)(質量%)
(1)エチルアルコール 50.0
(2)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(80E.O) 0.5
(3)メントール 0.05
(4)カンファ 0.01
(5)フェノキシエタノール 0.05
(6)精製水 残量
(7)酵母培養物2(*8) 1
(8)オタネニンジン抽出物 0.5
(9)パントテニルアルコール 0.1
(10)グリセリン 5.0
(*8)実施例2により調製されたもの
Claims (7)
- エンドミセス・マグヌシ(Endomyces magnusii)又はディポダスカス・マグヌシ(Dipodascus magnusii)の培養物であって、エンドミセス・マグヌシ(Endomyces magnusii)又はディポダスカス・マグヌシ(Dipodascus magnusii)を、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸誘導体及びそれらの塩からなる群より選択されるヒアルロン酸類を含有する培地でヒアルロン酸類の分子量が45万以下となるまで培養して得られたことを特徴とする、培養物。
- 菌体除去済又は滅菌済であることを特徴とする、請求項1に記載の培養物。
- 培養上澄液又はその乾燥物の形態である、請求項1又は2に記載の培養物。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の培養物を含む、化粧料又は皮膚外用剤。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の培養物を含む、食品。
- 次の成分(A)及び(B);
(A)請求項1〜3のいずれか1項に記載の培養物
(B)多価アルコール
を含む、化粧料又は皮膚外用剤。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の培養物を有効成分とする、保湿及び/又は美白のための剤。
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