JP6521092B2 - 保温性に優れた織物 - Google Patents

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Description

本発明は、目付が小さく軽量でありながら、保温性に優れた織物に関する。
秋冬用肌着には、素材の持つ保温性の高さからアクリル繊維を使用した素材が使用されている。外衣においても保温性が求められており、セーター、フェイクファーコートにはアクリル繊維が使用されている。
しかしながら、アクリル繊維を含む紡績糸を使用した織物は、アイロンを当てた時のテカリの問題があり、シャツ地用の織物には使用されていなかった。
織物に使用される素材には、綿糸や、フィラメント加工糸などが多く使用されている。
特許文献1には、経糸に綿糸を使用し、緯糸に異型断面のポリエステルフィラメント糸と、天然蛋白質を添加混合したビスコースレーヨン系繊維およびポリアクリル系繊維の混紡糸とを含む合撚糸を使用したデニム地が記載されており、デニム地にしっとり感やヌメリ感を与えるために天然蛋白質を添加混合したビスコースレーヨン系繊維を用い、保温性を得るためにアクリル系繊維を混紡すると記載されている。
特許文献2には、ウール、難燃レーヨン、難燃アクリル繊維の混紡糸を経糸・緯糸に含む織物が記載されており、耐熱性、難燃性向上の目的で難燃アクリル繊維が使用されている。
特開2010−037683号公報 特開2008−208509号公報
特許文献1に記載されているデニム生地は、目付が大きいものであるにもかかわらず、保温率が低いものであった。
特許文献2に記載されている織物は、吸湿性を持つことと輻射熱を遮る為に羊毛を使用していることが記載されている。羊毛を使用することで着心地が良くなることが記載されているが、コストを抑える為に使用される羊毛の繊度は4dtex近辺であり、肌への接触時に、人によってはチクチク感を持ってしまうことが記載されており、欠点を補う為に、織物の裏面に綿布を縫い付けることが記載されている。
1.単繊維繊度が0.5〜1.7dtexであるアクリル繊維の含有率が28〜70質量%、綿の含有率が19〜60質量%、目付が115〜200g/m の織物であって、
経糸が綿100%からなる糸であり、緯糸がアクリル繊維を含有する糸からなるか、または、
経糸及び緯糸のそれぞれにおけるアクリル繊維の含有率が10〜75質量%である織物。
2.厚さが0.2〜0.5mmである1に記載の織物。
3.セルロース系化学繊維の含有率が5〜25質量%である1または2に記載の織物。
.経糸及び緯糸の太さが、それぞれ綿番手で15〜50番手である1〜のいずれかに記載の織物。
.緯糸の織密度が50〜90本/インチである1〜のいずれかに記載の織物。
.片面または両面が起毛されている1〜のいずれかに記載の織物。
.密度が0.3〜0.5g/cmである1〜のいずれかに記載の織物。
.織組織が、綾織、朱子織のいずれかである1〜のいずれかに記載の織物。
.保温率が18〜26%である1〜のいずれかに記載の織物。
10.単位目付当たりの保温率が0.155〜0.200である1〜のいずれかに記載の織物。
11.単位密度当たりの保温率が40〜75である1〜10のいずれかに記載の織物。
12.CLO値が0.10〜0.25である1〜11のいずれかに記載の織物。
13.抗ピル性が3級以上である1〜12のいずれかに記載の織物。
本発明によれば、目付が200g/m以下と小さく軽量でありながら、保温性に優れた織物を提供することができ、また、軽量で保温に優れた織物を商業的に得ることができる。
本発明の織物は、単繊維繊度が0.5〜1.7dtexであるアクリル繊維の含有率が28〜70質量%、綿の含有率が19〜60質量%、目付が115〜200g/mである。
前記単繊維繊度は0.5dtex以上であれば、紡績工程での加工通過性が安定することで品質が向上するので好ましく、1.7dtex以下であれば、風合いが柔らかくなるので好ましい。これらの観点から、前記単繊維繊度は0.8〜1.2dtexがさらに好ましい。
前記アクリル繊維の含有率が10質量%以上であれば、保温率が高くなるので好ましく、75質量%以下であれば、綿を25質量%以上含有させることができ、吸水性及び肌触りが良くなるので好ましい。これらの観点から、前記アクリル繊維の含有率は、28〜70質量%が好ましい。
前記目付が115g/m以上であれば、アクリル繊維による保温率向上の効果が得られ、目付が200g/m以下であれば、織物が軽いと感じられ、風合いが硬くなり過ぎないので好ましい。これらの観点から、前記目付は、120〜160g/mがより好ましく、130〜150g/mがさらに好ましい。
本発明の織物は、綿の含有率が19〜60質量%であることが好ましい。
前記綿の含有率が25質量%以上であれば、吸水性及び肌触りが良くなり、90質量%以下であれば、アクリル繊維を10質量%以上含有できるため保温性を向上し易いので好ましい。これらの観点から、前記綿の含有率は、アクリル繊維の含有率に従い、19〜60質量%が好ましい。
本発明の織物は、厚さが0.2〜0.5mmであることが好ましい。
前記厚さが0.2mm以上であれば、アクリル繊維による保温率向上の効果が得られ、厚さが0.5mm以下であれば、織物が重くなく、風合いが硬くなり過ぎないので好ましい。これらの観点から、前記厚さは、0.3〜0.45mmがより好ましく、0.35〜0.4mmがさらに好ましい。
本発明の織物は、セルロース系化学繊維の含有率が5〜25質量%であることが好ましい。
前記セルロース系化学繊維の含有率が5質量%以上であれば、吸湿発熱性を得ることができるので好ましく、25質量%以下であれば、接触冷感が軽減されるので好ましい。これらの観点から、前記セルロース系化学繊維の含有率は10〜18質量%がさらに好ましい。
セルロース系化学繊維とは、キュプラ、レーヨン、アセテートである。
本発明の織物は、綿の風合いを生かしたい場合は、経糸が綿100%からなる糸からなり、緯糸がアクリル繊維を含有する糸からなることが好ましい。
前記経糸を綿100%からなる糸とすると、織物強度を高くすることができ、前記緯糸をアクリル繊維を含有する糸とすると、織物に柔軟性を与えることができるので好ましい。
前記アクリル繊維を含有する糸には、織物におけるアクリル繊維の含有率が10〜75質量%となる範囲であれば、アクリル繊維に他の繊維を混合しても良い。混合の方法は、アクリル繊維と他の繊維を混合して糸にしても良く、アクリル繊維の糸と他の糸をそれぞれ緯糸に使用しても良い。
本発明の織物は、保温性を高くしたい場合は、経糸及び緯糸それぞれにおけるアクリル繊維の含有率が10〜75質量%であることが好ましい。
前記経糸及び緯糸のそれぞれにおけるアクリル繊維の含有率が10質量%以上であれば、単位目付当たりの保温率が高くなり易く、75質量%以下であれば、綿の風合いを生かすことができ易いので好ましい。これらの観点から、経糸及び緯糸それぞれにおけるアクリル繊維の含有率を50質量%以上にすることがさらに好ましい。
本発明の織物は、経糸及び緯糸の太さが、それぞれ綿番手で15〜50番手であることが好ましい。
前記経糸及び緯糸の太さが、それぞれ綿番手で15番手以上であれば、表面形状が平滑になり、50番手以下であれば、生地強度が保たれるので好ましい。これらの観点から、前記経糸及び緯糸の太さは、それぞれ綿番手で18〜45番手とすることがさらに好ましい。
本発明の織物は、緯糸の織密度が50〜90本/インチであることが好ましい。
前記緯糸の織密度が50本/インチ以上であれば、保温性を高くし易く、90本/インチ以下であれば、ソフトな風合いを得易くなるので好ましい。
本発明の織物は、片面または両面が起毛されていることが好ましい。
起毛することにより、アクリル繊維のソフトな風合いが得られ易く、アイロンを当てる必要がないので、アイロンの熱によるテカリの問題も発生しない。
本発明の織物は、密度が0.3〜0.5g/cmであることが好ましい。
前記密度が0.3g/cm以上であれば、織物の使用上問題ない程度の織物強度が得られ、密度が0.5g/cm以下であれば、軽量感が得られ易いので好ましい。これらの観点から、前記密度は0.33〜0.43g/cmであることがさらに好ましい。
本発明の織物は、織組織が、綾織または朱子織であることが好ましい。
織組織が、綾織または朱子織であれば、裏面にアクリル繊維を含有する糸が多く表れることで、保温性が向上するので好ましい。
本発明の織物は、保温率が18〜26%であることが好ましい。
前記保温率が18%以上であれば、本織物を使用した衣服を着用した時に温かさを感じやすく、保温率が26%以下であれば、織物の目付を大きくし過ぎることがないので好ましい。
本発明の織物は、単位目付当たりの保温率が0.155〜0.200であることが好ましい。
前記単位目付当たりの保温率が0.155以上であれば、目付を大きくし過ぎず、効率良く保温率を高くすることができ、単位目付当たりの保温率が0.200以下であれば、アクリル繊維の含有率を増やし過ぎることがないので好ましい。
単位目付当たりの保温率とは、保温率を目付で除した値である。
本発明の織物は、単位密度当たりの保温率が40〜75であることが好ましい。
前記単位密度当たりの保温率が40以上であれば、軽くて、保温率が高い織物となり、単位密度当たりの保温率が75以下であれば、アクリル繊維の含有率を増やし過ぎることがないので好ましい。これらの観点から、前記単位密度当たりの保温率は45〜72であることがより好ましく、62〜70であることがさらに好ましい。
単位密度当たりの保温率とは、保温率を密度で除した値である。
本発明の織物は、CLO値が0.10〜0.25であることが好ましい。
前記CLO値が0.10以上であれば、本織物を使用した衣服を着用した時に温かさを感じやすく、CLO値が0.25以下であれば、織物の目付を大きくし過ぎることがないので好ましい。
本発明の織物は、抗ピル性が3級以上であることが好ましい。
前記抗ピル性が3級以上であれば、毛玉が発生し難く、長期着用しても外観がきれいに保ち易いので好ましい。この観点から、前記抗ピル性は4級以上がより好ましく、4.5級以上がさらに好ましい。
以下、本発明を実施例により具体的に説明する。尚、実施例における各項目の測定は次の方法に拠った。
(織物の厚さの測定方法)
JIS L 1096(2010) 8.4 A法に準じて測定した。尚、一定圧力は、0.3kPaとした。
(保温率及びCLO値の測定方法)
ASTM D 1518−85 法に準じて測定した。
(抗ピル性の測定方法)
JIS L 1076(2012) 8.1.1 A法に準じて測定した。
(実施例1)
アクリル繊維(三菱ケミカル社製 品番:H616、単繊維繊度1.0dtex、繊維長38mm、沸水収縮率(BWS)2%)が70質量%と、レーヨン繊維(単繊維繊度1.3dtex、繊維長38mm)が30質量%とからなる紡績糸[撚係数100、毛番手34番手(綿番手20番手)]を製造した。定法に従いチーズ染色機にて染色し、染色糸を得た。
経糸に染色済みの市販の綿糸(綿番手20番手)、緯糸に前記紡績糸を使用し、織密度が、経68本/インチ、緯60本/インチとして製織し綾織の生地を製造した。その後、前記生地の裏面を起毛して織物を得た。その物性を表1に示す。
(実施例2)
アクリル繊維(三菱ケミカル社製 品番:H616、単繊維繊度1.0dtex、繊維長38mm、沸水収縮率(BWS)2%)が70質量%と、レーヨン繊維(単繊維繊度1.3dtex、繊維長38mm)が30質量%とからなる紡績糸[撚係数105、毛番手68番手(綿番手40番手)]を製造した。定法に従いチーズ染色機にて染色し、染色糸を得た。
経糸に染色済みの市販の綿糸(綿番手40番手)、緯糸に前記紡績糸を使用し織密度を表1に記載の通りに変更した以外は、実施例1と同様にして織物を得た。その物性を表1に示す。
(実施例3)
アクリル繊維(三菱ケミカル社製 品番:H616、単繊維繊度1.0dtex、繊維長38mm、沸水収縮率(BWS)2%)が70質量%と、綿繊維が30質量%とからなる紡績糸[撚係数105、毛番手54番手(綿番手32番手)]を製造した。定法に従いチーズ染色機にて染色し、染色糸を得た。経糸を前記紡績糸とし、織密度を表1に記載の通りに変更した以外は実施例2と同様にして織物を得た。その物性を表1に示す。
(比較例1)
緯糸を染色済みの市販の綿糸(綿番手20番手)に変更した以外は、実施例1と同様にして織物を得た。その物性を表1に示す。
実施例1と比較して、保温率、単位目付当たりの保温率、CLO値は劣るものであった。
(比較例2)
緯糸を染色済みの市販の綿糸(綿番手40番手)に変更した以外は、実施例2と同様にして織物を得た。その物性を表1に示す。
実施例2と比較して、保温率、単位目付当たりの保温率、CLO値は劣るものであった。
(比較例3)
経糸及び緯糸としてJIS L 0803の交織1号に用いるポリエステル紡績糸(ポリエステル100質量%)を使用した以外は、実施例1と同様にして織物を得た。その物性を表1に示す。
実施例1〜3と比較して、保温率、単位目付当たりの保温率、CLO値は劣るものであった。
(比較例4)
織組織を平織にし、目付を表1に記載の通りにした以外は実施例2と同様にして織物を得た。
実施例2と比較して、平織のため目付が小さくなり、保温率、単位目付当たりの保温率、CLO値は劣るものであった。
(比較例5)
経糸及び緯糸の組成を綿100質量%に変更した以外は比較例4と同様にして織物を得た。
目付が小さい場合、比較例4のアクリル繊維混糸を含有する織物と比較例5の綿100質量%糸からなる織物とでは、保温率の差は無いものであった。
Figure 0006521092

Claims (13)

  1. 単繊維繊度が0.5〜1.7dtexであるアクリル繊維の含有率が28〜70質量%、綿の含有率が19〜60質量%、目付が115〜200g/m の織物であって、
    経糸が綿100%からなる糸であり、緯糸がアクリル繊維を含有する糸からなるか、または、
    経糸及び緯糸のそれぞれにおけるアクリル繊維の含有率が10〜75質量%である織物。
  2. 厚さが0.2〜0.5mmである請求項1に記載の織物。
  3. セルロース系化学繊維の含有率が5〜25質量%である請求項1または2に記載の織物。
  4. 経糸及び緯糸の太さが、それぞれ綿番手で15〜50番手である請求項1〜のいずれか一項に記載の織物。
  5. 緯糸の織密度が50〜90本/インチである請求項1〜のいずれか一項に記載の織物。
  6. 片面または両面が起毛されている請求項1〜のいずれか一項に記載の織物。
  7. 密度が0.3〜0.5g/cmである請求項1〜のいずれか一項に記載の織物。
  8. 織組織が、綾織、朱子織のいずれかである請求項1〜のいずれか一項に記載の織物。
  9. 保温率が18〜26%である請求項1〜のいずれか一項に記載の織物。
  10. 単位目付当たりの保温率が0.155〜0.200である請求項1〜のいずれか一項に記載の織物。
  11. 単位密度当たりの保温率が40〜75である請求項1〜10のいずれか一項に記載の織物。
  12. CLO値が0.10〜0.25である請求項1〜11のいずれか一項に記載の織物。
  13. 抗ピル性が3級以上である請求項1〜12のいずれか一項に記載の織物。
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