JP6520446B2 - 液体吐出装置及びスケール部の清掃方法 - Google Patents

液体吐出装置及びスケール部の清掃方法 Download PDF

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Description

本発明は、液体吐出装置及びスケール部の清掃方法に関する。
従来から、液体を吐出可能な吐出部を有し走査方向に移動可能なキャリッジを備える液
体吐出装置が使用されている。このような液体吐出装置においては、媒体の所望の位置に
液体を吐出できるよう、キャリッジの位置を確認するためのスケール部を備えているもの
が多い。
例えば、特許文献1には、インク(液体)を吐出可能な記録ヘッド(吐出部)を有し走
査方向に移動可能なキャリッジと、キャリッジの位置を確認するためのエンコーダースケ
ール(スケール部)と、エンコーダースケールに付着したインクミストを除去するための
可撓性部材(清掃部)と、を備えるインクジェット記録装置(液体吐出装置)が開示され
ている。
特開2006−289771号公報
近年、液体吐出装置には、様々な媒体に液体を吐出することが望まれており、例えば、
布帛に液体を吐出することが望まれる場合がある。布帛は、媒体の支持部に支持させた際
の凹凸が大きくなる傾向が有り、毛羽なども発生しやすい。このため、布帛に液体を吐出
する場合、吐出部と布帛との間隔を大きくすることが一般的である。しかしながら、該間
隔を大きくすると、一般的に、ミストの発生量は多くなる。このため、ミストがスケール
部に付着し、キャリッジの位置の確認精度が低下する場合がある。
ここで、特許文献1のインクジェット記録装置は、エンコーダースケールに付着したイ
ンクミストを除去するための可撓性部材を備えている。しかしながら、該可撓性部材はエ
ンコーダースケールに常に接触した状態となっており、インクを吐出している最中に該可
撓性部材がエンコーダースケールを振動させてしまい、キャリッジの移動が不安定となり
、インクの吐出位置がずれる(すなわち、記録品質が低下する)場合があった。
上記のことより、特に、近年、液体を吐出可能な吐出部を有し走査方向に移動可能なキ
ャリッジを備える液体吐出装置において、キャリッジの移動が不安定になることを抑制す
ることが要求されている。
そこで、本発明の目的は、液体を吐出可能な吐出部を有し走査方向に移動可能なキャリ
ッジの移動が不安定になることを抑制することを目的にする。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様の液体吐出装置は、液体を吐出可能な吐
出部を有し、走査方向に移動可能なキャリッジと、前記キャリッジの前記走査方向におけ
る位置を確認するためのスケール部と、前記走査方向に移動し、前記スケール部と接触す
ることで該スケール部を清掃可能な清掃部と、を備え、前記清掃部は、前記スケール部と
接触する第1状態と、前記スケール部と接触しない第2状態と、に変位可能であることを
特徴とする。
本発明の第2の態様の液体吐出装置は、前記第1の態様において、前記清掃部は前記キ
ャリッジと連動して前記走査方向に移動することを特徴とする。
本発明の第3の態様の液体吐出装置は、前記第2の態様において、前記キャリッジと連
動して前記走査方向に移動し、前記スケール部のスケールを読み取るセンサーを備え、前
記清掃部は、前記センサーよりも前記走査方向における一方側に位置する第1の清掃部と
、前記センサーよりも前記走査方向における他方側に位置する第2の清掃部と、を有する
ことを特徴とする。
本発明の第4の態様の液体吐出装置は、前記第3の態様において、前記スケール部の清
掃の際、前記第1の清掃部及び前記第2の清掃部の両方を前記第1状態にすることを特徴
とする。
本発明の第5の態様の液体吐出装置は、前記第3の態様において、前記スケール部の清
掃の際、前記第1の清掃部及び前記第2の清掃部のうち、前記キャリッジの移動方向にお
ける先方側に位置する清掃部を前記第1状態にし、前記キャリッジの移動方向における後
方側に位置する清掃部を前記第2状態にすることを特徴とする。
本発明の第6の態様の液体吐出装置は、前記第1から第5のいずれか1つの態様におい
て、前記キャリッジが停止しているとき、前記清掃部を前記第2状態にすることを特徴と
する。
本発明の第7の態様の液体吐出装置は、前記第1から第6のいずれか1つの態様におい
て、前記走査方向と交差する移動方向に移動可能であり、前記媒体として布帛を支持可能
な支持部を備え、前記吐出部は、前記支持部に支持された前記布帛に液体を吐出可能であ
ることを特徴とする。
本発明の第8の態様のスケール部の清掃方法は、液体を吐出可能な吐出部を有し、走査
方向に移動可能なキャリッジと、前記キャリッジの前記走査方向における位置を確認する
ためのスケール部と、を備える液体吐出装置における前記スケール部の清掃方法であって
、前記走査方向に移動し、前記スケール部と接触することで該スケール部を清掃可能であ
って、前記スケール部と接触する第1状態と、前記スケール部と接触しない第2状態と、
に変位可能な、清掃部を用いて実行することを特徴とする。
本発明によれば、液体を吐出可能な吐出部を有し走査方向に移動可能なキャリッジの移
動が不安定になることを抑制することができる。
本発明の一実施例に係る記録装置の概略斜視図。 本発明の一実施例に係る記録装置の概略斜視図。 本発明の一実施例に係る記録装置の概略正面図。 本発明の一実施例に係る記録装置のブロック図。 本発明の一実施例に係る記録装置の媒体支持ユニットを表す概略斜視図。 本発明の一実施例に係る記録装置のキャリッジを表す概略平面図。 本発明の一実施例に係る記録装置のエンコーダーセンサーを表す概略斜視図。 本発明の一実施例に係る記録装置の要部を表す概略平面図。
以下に、本発明の一実施例に係る液体吐出装置としての記録装置1について、添付図面
を参照して詳細に説明する
最初に、本実施例の記録装置1の概要について説明する。
図1及び図2は本発明の一実施例に係る記録装置1の概略斜視図であり、このうち図1
は本実施例の記録装置1の媒体M(図5参照)の支持部としてのトレイ4が記録開始位置
にある状態、図2はトレイ4が媒体Mのセット位置にある状態を表している。
また、図3は、本実施例の記録装置1の概略正面図である。
本実施例の記録装置1は、媒体Mをトレイ4の支持面8で支持した状態で移動方向Aに
移動する媒体支持ユニット2を備えている。媒体支持ユニット2は、媒体Mの支持部であ
るトレイ4を有している。記録装置1は、トレイ4に支持された媒体Mを移動方向Aに搬
送する媒体搬送部3を備えている。移動方向Aは、方向A1と、方向A1と反対方向の方
向A2と、を含む方向である。また、トレイ4はステージ5に載置されている。トレイ4
はステージ5と共に、回転レバー9を回転させることにより、高さ方向Cに移動する。な
お、媒体Mとしては、テキスタイル(織物、布等)、紙、塩化ビニル樹脂など、種々の素
材のものを用いることができる。
また、記録装置1の本体内部には液体としての一例であるインクを吐出して媒体Mに記
録することが可能な吐出部としての記録ヘッド7が備えられている。本実施例において、
記録ヘッド7は、媒体Mに記録を実行可能な記録部に相当する。そして、本実施例の記録
装置1は、記録ヘッド7が設けられたキャリッジ6を移動方向Aと交差する走査方向Bに
往復移動させることで、記録ヘッド7を走査方向Bに往復移動させながら、記録ヘッド7
からトレイ4に支持された媒体Mにインクを吐出させて所望の画像を形成する。ここで、
走査方向Bとは、方向B1と、方向B1とは反対方向の方向B2と、を含む方向である。

なお、本実施例の記録装置1は、図1及び図2中の手前側(左下方向)がトレイ4への
媒体Mのセット位置(図2に対応)である。そして、図1及び図2中の奥側(右上方向)
の記録開始位置(図1に対応)まで移動方向Aのうちの方向A1に媒体Mをセットしたト
レイ4を移動した後、移動方向Aのうちの方向A2にトレイ4を移動しながら記録する。
また、本実施例の記録装置1は、図3で表されるように、間隔センサーSを備えており
、トレイ4に支持される媒体Mと記録ヘッド7との間隔の異常(媒体Mと記録ヘッド7と
の間隔が狭すぎること)の有無を検出することができる構成になっている。
ここで、間隔センサーSは、発光部Seと受光部Srとを有している。そして、間隔セ
ンサーSは、発光部Seから受光部Srに向けて光を照射し、受光部Srで該光を受光し
たか否かに基づいて、該間隔の異常の有無を検出する構成である。ただし、このような構
成に限定はない。
次に、本実施例の記録装置1における電気的な構成について説明する。
図4は、本実施例の記録装置1のブロック図である。
制御部19には、記録装置1の全体の制御を司るCPU20が設けられている。CPU
20は、システムバス21を介して、CPU20が実行する各種制御プログラム等を格納
したROM22と、データを一時的に格納可能なRAM23と、に接続されている。
また、CPU20は、システムバス21を介して、記録ヘッド7を駆動するためのヘッ
ド駆動部24と接続されている。
また、CPU20は、システムバス21を介して、モーター駆動部25と接続されてい
る。そして、モーター駆動部25は、記録ヘッド7が設けられたキャリッジ6を移動させ
るためのキャリッジモーター26、媒体Mを搬送するために媒体搬送部3に設けられた搬
送モーター27、と接続されている。
また、CPU20は、システムバス21を介して、詳細は後述する清掃部12がスケー
ル部としてのエンコーダースケール17(図6参照)に対して接触状態及び非接触状態に
なるように該清掃部12を変位させる、清掃部駆動部30と接続されている。
さらに、CPU20は、システムバス21を介して、入出力部28と接続されており、
入出力部28は、エンコーダースケール17のスケール31(図7参照)を読み取り可能
なエンコーダーセンサー16、間隔センサーS、記録データ等のデータ及び信号の送受信
を行うためのPC29、と接続されている。
次に、本実施例の媒体支持ユニット2について詳細に説明する。
ここで、図5は、本実施例の媒体支持ユニット2を表す概略斜視図である。
本実施例の媒体支持ユニット2は、図5で表されるように、媒体Mを支持可能な支持部
としてのトレイ4と、トレイ4に支持される媒体Mを押さえることが可能な枠状の押さえ
部10と、を備えている。
そして、媒体Mをトレイ4の支持面8で支持させ、トレイ4の縁部13に押さえ部10
の庇部11が載せられる状態となるようにすることで、媒体Mを押さえ部10で押さえる
ことが可能な構成である。
なお、本実施例のトレイ4には、ステージ5から取り外して床などに設置する際の設置
部14と、ステージ5に対して位置決め可能な位置決め部15とを備えている。
ただし、押さえ部10及びトレイ4の構成に特に限定はない。
次に、本実施例のキャリッジ6について詳細に説明する。
ここで、図6は、本実施例のキャリッジ6を表す概略平面図である。
また、図7は、本実施例のキャリッジ6に設けられたエンコーダーセンサー16と、エ
ンコーダースケール17と、を表す、正面側から見た概略斜視図である。
また、図8は、本実施例の記録装置1の要部を表す概略図である。このうち、図8(A
)は、キャリッジ6、エンコーダーセンサー16、エンコーダースケール17、エンコー
ダースケール17の清掃部12等の位置関係を表している。そして、図8(B)は、エン
コーダースケール17の清掃時におけるエンコーダースケール17に対する清掃部12の
位置関係、図8(C)は、エンコーダースケール17の清掃時における清掃部12の駆動
部(ラックR及びピニオンP)の位置関係を表している。
本実施例のキャリッジ6は、走査方向Bに延設されるガイドシャフト18に沿って、キ
ャリッジモーター26の駆動力により、走査方向Bに往復移動可能である。そして、本実
施例の記録装置1における、キャリッジ6の背面側には、エンコーダースケール17がガ
イドシャフト18に沿って設けられている。また、本実施例のキャリッジ6の背面側には
、エンコーダースケール17のスケール31を読み取り可能なエンコーダーセンサー16
と、エンコーダースケール17に接触することで該エンコーダースケール17を清掃可能
な清掃部12と、が設けられている。
このように、本実施例の記録装置1は、インクを吐出可能な記録ヘッド7を有し走査方
向Bに移動可能なキャリッジ6と、キャリッジ6の走査方向Bにおける位置を確認するた
めのエンコーダースケール17と、キャリッジ6と連動して走査方向Bに移動しエンコー
ダースケール17と接触することで該エンコーダースケール17を清掃可能な清掃部12
と、を備えている。
ここで、清掃部12は、図8(A)で表されるように、エンコーダースケール17と接
触する第1状態(図8(A)中の清掃部12b)と、エンコーダースケール17と接触し
ない第2状態(図8(A)中の清掃部12a)と、に変位可能である。
このような構成となっていることにより、本実施例の記録装置1は、エンコーダースケ
ール17の清掃の際に第1状態をとることでエンコーダースケール17を清掃できる。ま
た、インクを吐出している最中などキャリッジ6の移動が不安定になることを避けたい場
合に第2状態をとることでキャリッジ6の移動が不安定になることを抑制することができ
る構成になっている。また、第1状態と第2状態とに変位可能とすることで、清掃部12
がエンコーダースケール17に常に接触した状態を避けることができるので、キャリッジ
6の移動負荷が低減できるとともに、清掃部12とエンコーダースケール17との接触に
伴う摩擦による両者の摩耗も抑制できる構成になっている。
なお、本実施例の記録装置1は、制御部19の制御により自動で第1状態と第2状態と
に変位させることが可能な構成である。しかしながら、ユーザーが手動で第1状態と第2
状態とを変位させる構成としてもよい。また、本実施例の記録装置1において、清掃部1
2は、キャリッジ6に設けられ、キャリッジ6と連動して走査方向Bに移動可能な構成で
あるが、このような構成に限定されず、清掃部12がキャリッジ6と別体で構成されてい
てもよい。ただし、清掃部12がキャリッジ6に設けられてキャリッジ6と連動して走査
方向Bに移動可能な構成のほうが、清掃部12の移動機構を別途設ける必要が無いため好
ましい。
また、上記について、別の表現をすると、キャリッジ6と連動して走査方向Bに移動し
、エンコーダースケール17と接触することで該エンコーダースケール17を清掃可能で
あって、エンコーダースケール17と接触する第1状態と、エンコーダースケール17と
接触しない第2状態と、に変位可能な、本実施例の清掃部12を用いて、エンコーダース
ケール17を清掃することができる。
このようなエンコーダースケール17の清掃方法により、エンコーダースケール17の
清掃の際に第1状態をとることでエンコーダースケール17を清掃でき、インクを吐出し
ている最中などキャリッジ6の移動が不安定になることを避けたい場合に第2状態をとる
ことでキャリッジ6の移動が不安定になることを抑制することができる。
また、図6及び図8(A)で表されるように、本実施例の記録装置1は、キャリッジ6
と連動して走査方向Bに移動し、エンコーダースケール17のスケール31を読み取るセ
ンサーであるエンコーダーセンサー16を備えている。そして、清掃部12は、エンコー
ダーセンサー16よりも走査方向Bにおける一方側に位置する第1の清掃部12aと、エ
ンコーダーセンサー16よりも走査方向Bにおける他方側に位置する第2の清掃部12b
と、を有している。
このように、エンコーダーセンサー16の走査方向Bにおける両側に清掃部12を備え
ているため、清掃範囲を広くすることや、清掃能力の向上など、高い清掃性能を得ること
ができている。なお、清掃能力とは、所定領域に対する汚れ等の除去能力のことである。
また、清掃性能とは、清掃範囲(清掃可能な領域の広さ)、清掃能力等を含む総合的な性
能のことである。
本実施例の記録装置1は、走査方向Bにおいて、エンコーダーセンサー16と第1の清
掃部12aとの間隔と、エンコーダーセンサー16と第2の清掃部12bとの間隔と、が
略等しくなっている。ここでの「略等しい」とは、完全に等しい場合と、製造誤差等によ
り多少のずれが生じた場合とを含む意味である。これにより、第1の清掃部12aの清掃
性能と、第2の清掃部12bの清掃性能とのバラつきを低減することができる。
なお、走査方向Bにおいて、第1の清掃部12a及び第2の清掃部12bは、キャリッ
ジ6の両端部付近に配置されている。これにより、エンコーダーセンサー16付近にイン
クミスト等の汚れが付着することを抑制できる。
また、本実施例の記録装置1においては、制御部19は、エンコーダースケール17の
清掃の際、2種類の方法で清掃部12の駆動を制御することができる。
1つ目の方法では、制御部19は、エンコーダースケール17の清掃の際、第1の清掃
部12a及び第2の清掃部12bの両方が第1状態になるように、清掃部12の駆動を制
御することができる。すなわち、エンコーダースケール17の清掃の際、エンコーダーセ
ンサー16の両側の清掃部12を共にエンコーダースケール17に接触させる。このため
、清掃範囲が広くなるとともに清掃能力が向上し、高い清掃性能を得ることができる。
また、2つ目の方法では、制御部19は、エンコーダースケール17の清掃の際、第1
の清掃部12a及び第2の清掃部12bのうち、キャリッジ6の移動方向における先方側
に位置する清掃部12を第1状態にし、キャリッジ6の移動方向における後方側に位置す
る清掃部12を第2状態にすることができる。例えば、走査方向Bのうち方向B1に移動
する際は、先方側となる第1の清掃部12aを第1状態にし、後方側となる第2の清掃部
12bを第2状態にする。そして、走査方向Bのうち方向B2に移動する際は、先方側と
なる第2の清掃部12bを第1状態にし、後方側となる第1の清掃部12aを第2状態に
する。エンコーダースケール17の清掃の際、このように清掃部12の駆動を制御するこ
とにより、エンコーダーセンサー16に向けて異物を押し運んでしまうことやキャリッジ
6の移動負荷を抑制できる。
ここで、本実施例の記録装置1における具体的な清掃部12の第1状態と第2状態との
移動について説明する。
本実施例の清掃部12は、図8で表されるように、ギアG1及びG2と回転軸を共通に
するローラー対(ローラーR1及びR2)で構成されている。また、ローラーR1に対し
てローラーR2が移動方向Aに沿う前後動作方向(図8(A)参照)に移動可能に構成さ
れている。詳細には、ローラーR2は、制御部19の電気的な制御により、詳細は不図示
であるがアクチュエーターなどを含む清掃部駆動部30によって、ローラーR1に対して
接近及び離間する方向に移動可能である。そして、ローラーR1に対してローラーR2が
接近した状態(図8(A)における清掃部12bの状態)が第1状態であり、ローラーR
1に対してローラーR2が離間した状態(図8(A)における清掃部12aの状態)が第
2状態である。
また、本実施例の記録装置1の本体部分33には、制御部19の電気的な制御によりギ
アG1に対して接近及び離間する方向(前後動作方向)に移動可能なラックRが設けられ
ており、ギアG1が該ラックRと噛合うピニオンPとしての役割を兼ねている。図8(B
)及び図8(C)は、キャリッジ6が方向B1へ移動している状態を示している。図8(
C)で表されるように、清掃部12によるエンコーダースケール17の清掃の際、ギアG
1とギアG2とは噛合う。このため、図8(B)で表されるように、ラックRをピニオン
Pに噛合う位置に移動させることにより、清掃部12によるエンコーダースケール17の
清掃の際、キャリッジ6の移動に伴ってローラーR1及びR2を回転させることができる
。このとき、ピニオンP(ギアG1)とラックRとが噛合うことにより、ローラーR1及
びローラーR2は、キャリッジ6の方向B1への移動に逆らう方向に回転する。このよう
な構成とし、キャリッジ6の移動に伴ってローラーR1及びR2をキャリッジ6の移動に
逆らう方向に回転させることにより、本実施例の記録装置1は、エンコーダースケール1
7の清掃の際の清掃効率を向上させることができる構成になっている。ただし、本実施例
の記録装置1は、ラックRをピニオンPに噛合う位置に移動させることなく、清掃部12
にエンコーダースケール17を清掃させることも可能である。この場合、ローラーR1及
びローラーR2は、キャリッジ6の方向B1への移動に倣う方向に回転する。これは、回
転軸を有するローラーR1及びローラーR2が、従動的に回転するためである。この場合
、キャリッジ6の移動負荷が特に低減される。また、ラックRをピニオンPに噛合う位置
に移動させない場合に、ローラーR1及びローラーR2の回転軸をロックし、ローラーR
1及びローラーR2を回転させることなく、清掃部12にエンコーダースケール17を清
掃させてもよい。この場合、ローラーR1及びローラーR2の回転軸をロックしない場合
に比べて、清掃能力を向上させることができる。
なお、ローラーR1に対してローラーR2を前後動作方向に移動する構成(清掃部駆動
部30)、ラックRをピニオンPとしてのギアG1に対して前後動作方向に移動する構成
に特に限定はない。例えば、円筒形に導線を螺旋状に長く巻いたコイルを使用したソレノ
イドなどを使用することができる。
ここで、上記のように、本実施例の清掃部12は、ローラーR1に対してローラーR2
を接近及び離間する方向に移動可能な構成である。このような構成のため、清掃部12に
よるエンコーダースケール17の清掃の際、エンコーダースケール17は撓む。この撓み
により、エンコーダースケール17がエンコーダーセンサー16に接触しないように、エ
ンコーダースケール17の一方側の端部に該エンコーダースケール17に張力を付与する
バネ34が設けられるとともに、接触防止部32(ガイドローラー32a及び32b)が
設けられている。なお、本実施例のキャリッジには、接触防止部32として、エンコーダ
ーセンサー16の受光部16b側への接触を防止するためのガイドローラー32a及び3
2bが設けられているが、エンコーダーセンサー16の発光部16a側への接触を防止す
るための接触防止部を設けていてもよい。
また、本実施例の清掃部12は、ローラーR1に対してローラーR2を接近及び離間す
る方向に移動可能な構成であるが、このような構成に限定されない。ローラーR1及びロ
ーラーR2の両方を互いに接近及び離間する方向に移動可能な構成としてもよい。このよ
うな構成とすれば、エンコーダースケール17の撓みを抑制可能である。
また、本実施例の記録装置1においては、制御部19は、キャリッジ6が停止している
とき、両方の清掃部12を第2状態にすることができる。このように清掃部12の駆動を
制御することにより、エンコーダースケール17の清掃を行っていない、清掃部12をエ
ンコーダースケール17に接触させておく必要が無いときに、清掃部12をエンコーダー
スケール17と接触させないこととなり、両者の摩耗を抑制できる。
なお、清掃部12を、カム機構により第1状態と第2状態とに変位可能な構成としても
よい。このような構成とすることで、カム機構という簡単な構成により、清掃部12を第
1状態と第2状態とに変位させることができる。
なお、本実施例の記録装置1は、媒体Mとして図5で表されるようなTシャツなどの布
帛を使用できる。すなわち、走査方向Bと交差する移動方向Aに移動可能であり、媒体M
として布帛を支持可能なトレイ4を備え、記録ヘッド7からトレイ4に支持された布帛に
インクを吐出可能な構成である。このような構成の記録装置1は、エンコーダースケール
17が特にインクミストで汚れやすいが、上記のように、本実施例の記録装置1は、エン
コーダースケール17が汚れた場合であっても、キャリッジ6の移動が不安定になること
を抑制しつつエンコーダースケール17を清掃することができる構成になっている。
なお、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範
囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれることは言うまでもな
い。例えば、本実施例の記録装置1は、キャリッジ6の走査方向Bと交差する移動方向A
に移動可能であって媒体Mを支持可能なトレイ4を備える構成の液体吐出装置であるが、
媒体Mをローラー対や搬送ベルトなどで搬送する構成の液体吐出装置や、媒体Mの支持部
は移動せずにキャリッジ6のみが移動する所謂フラットベッドタイプの液体吐出装置であ
ってもよい。
以上、本発明について具体的な実施例に基づいて詳述した。ここで、本発明について、
もう一度まとめて説明する。
本発明の第1の態様の液体吐出装置1は、液体を吐出可能な吐出部7を有し、走査方向
Bに移動可能なキャリッジ6と、キャリッジ6の走査方向Bにおける位置を確認するため
のスケール部17と、走査方向Bに移動し、スケール部17と接触することで該スケール
部17を清掃可能な清掃部12と、を備え、清掃部12は、スケール部17と接触する第
1状態と、スケール部17と接触しない第2状態と、に変位可能であることを特徴とする
本態様によれば、スケール部17と接触することで該スケール部17を清掃可能な清掃
部12を備え、該清掃部12は、スケール部17と接触する第1状態と、スケール部17
と接触しない第2状態と、に変位可能である。すなわち、スケール部17の清掃の際に第
1状態をとることでスケール部17を清掃でき、液体を吐出している最中などキャリッジ
6の移動が不安定になることを避けたい場合に第2状態をとることでキャリッジ6の移動
が不安定になることを抑制することができる。また、第1状態と第2状態とを変位可能と
することで、清掃部12がスケール部17に常に接触した状態を避けることができるので
、キャリッジ6の移動負荷が低減できるとともに、清掃部12とスケール部17との接触
に伴う摩擦による両者の摩耗も抑制できる。
なお、「変位可能」とは、制御部19などの制御により自動で第1状態と第2状態とを
変位させることが可能な構成のほか、ユーザーが手動で第1状態と第2状態とを変位させ
ることが可能な構成も含む意味である。
本発明の第2の態様の液体吐出装置1は、前記第1の態様において、清掃部12はキャ
リッジ6と連動して走査方向Bに移動することを特徴とする。
本態様によれば、清掃部12はキャリッジ6と連動して走査方向Bに移動する。このた
め、例えば、清掃部12をキャリッジ6に設け、清掃部12をキャリッジ6と連動して走
査方向Bに移動可能な構成とすることで、清掃部12の移動機構を別途設ける必要性を無
くすことができる。
本発明の第3の態様の液体吐出装置1は、前記第2の態様において、キャリッジ6と連
動して走査方向Bに移動し、スケール部17のスケール31を読み取るセンサー16を備
え、清掃部12は、センサー16よりも走査方向Bにおける一方側に位置する第1の清掃
部12aと、センサー16よりも走査方向Bにおける他方側に位置する第2の清掃部12
bと、を有することを特徴とする。
本態様によれば、清掃部12は、センサー16よりも走査方向Bにおける一方側に位置
する第1の清掃部12aと、センサー16よりも走査方向Bにおける他方側に位置する第
2の清掃部12bと、を有する。すなわち、センサー16の両側に清掃部12を備えてい
る。このため、清掃範囲を広くすることや、清掃能力の向上など、高い清掃性能を得るこ
とができる。
本発明の第4の態様の液体吐出装置1は、前記第3の態様において、スケール部17の
清掃の際、第1の清掃部12a及び第2の清掃部12bの両方を前記第1状態にすること
を特徴とする。
本態様によれば、スケール部17の清掃の際、第1の清掃部12a及び第2の清掃部1
2bの両方を第1状態にする。すなわち、スケール部17の清掃の際、センサー16の両
側の清掃部12を共にスケール部17に接触させる。このため、清掃範囲が広くなるとと
もに清掃能力が向上し、高い清掃性能を得ることができる。
本発明の第5の態様の液体吐出装置1は、前記第3の態様において、スケール部17の
清掃の際、第1の清掃部12a及び第2の清掃部12bのうち、キャリッジ6の移動方向
における先方側に位置する清掃部12を前記第1状態にし、キャリッジ6の移動方向にお
ける後方側に位置する清掃部12を前記第2状態にすることを特徴とする。
本態様によれば、スケール部17の清掃の際、第1の清掃部12a及び第2の清掃部1
2bのうち、キャリッジ6の移動方向における先方側に位置する清掃部12を第1状態に
し、キャリッジ6の移動方向における後方側に位置する清掃部12を第2状態にする。こ
のため、スケール部17の清掃の際、キャリッジ6の移動方向における先方側に位置する
清掃部12でスケール部を清掃しつつ、キャリッジ6の移動方向における後方側に位置す
る清掃部12をスケール部17と接触させないことによりセンサー16に向けて異物を押
し運んでしまうことやキャリッジ6の移動負荷を抑制できる。
本発明の第6の態様の液体吐出装置1は、前記第1から第5のいずれか1つの態様にお
いて、キャリッジ6が停止しているとき、清掃部12を前記第2状態にすることを特徴と
する。
本態様によれば、キャリッジ6が停止しているとき、清掃部12を第2状態にする。こ
のため、スケール部17の清掃を行っていない、清掃部12をスケール部17に接触させ
ておく必要が無いときに、清掃部12をスケール部17と接触させないことにより、両者
の摩耗を抑制できる。
本発明の第7の態様の液体吐出装置1は、前記第1から第6のいずれか1つの態様にお
いて、走査方向Bと交差する移動方向Aに移動可能であり、媒体Mとして布帛を支持可能
な支持部4を備え、吐出部7は、支持部4に支持された前記布帛に液体を吐出可能である
ことを特徴とする。
本態様によれば、走査方向Bと交差する移動方向Aに移動可能であり媒体Mとして布帛
を支持可能な支持部4を備え、吐出部7は支持部4に支持された布帛に液体を吐出可能で
ある。すなわち、走査方向Bと交差する移動方向Aに移動可能な支持部4を備え、媒体M
として布帛を使用可能な液体吐出装置1である。このような構成の液体吐出装置1は、ス
ケール部17が特に液体のミストで汚れやすいが、スケール部17が汚れた場合であって
も、キャリッジ6の移動が不安定になることを抑制しつつスケール部17を清掃すること
ができる。
本発明の第8の態様のスケール部17の清掃方法は、液体を吐出可能な吐出部7を有し
、走査方向Bに移動可能なキャリッジ6と、キャリッジ6の走査方向Bにおける位置を確
認するためのスケール部17と、を備える液体吐出装置1におけるスケール部17の清掃
方法であって、走査方向Bに移動し、スケール部17と接触することで該スケール部17
を清掃可能であって、スケール部17と接触する第1状態と、スケール部17と接触しな
い第2状態と、に変位可能な、清掃部12を用いて実行することを特徴とする。
本態様のスケール部17の清掃方法は、走査方向Bに移動し、スケール部17と接触す
ることで該スケール部17を清掃可能であって、スケール部17と接触する第1状態と、
スケール部17と接触しない第2状態と、に変位可能な、清掃部12を用いて実行する。
すなわち、スケール部17の清掃の際に第1状態をとることでスケール部17を清掃でき
、液体を吐出している最中などキャリッジ6の移動が不安定になることを避けたい場合に
第2状態をとることでキャリッジ6の移動が不安定になることを抑制することができる。
1 記録装置(液体吐出装置)、2 媒体支持ユニット、3 媒体搬送部、
4 トレイ(支持部)、5 ステージ、6 キャリッジ、7 記録ヘッド(吐出部)、
8 支持面、9 回転レバー、10 押さえ部、11 庇部、12 清掃部、
12a 第1の清掃部、12b 第2の清掃部、13 トレイ4の縁部、
14 設置部、15 位置決め部、16 エンコードセンサー(センサー)、
16a 発光部、16b 受光部、17 エンコーダースケール(スケール部)、
18 ガイドシャフト、19 制御部、20 CPU、21 システムバス、
22 ROM、23 RAM、24 ヘッド駆動部、25 モーター駆動部、
26 キャリッジモーター、27 搬送モーター、28 入出力部、29 PC、
30 清掃部駆動部、31 スケール、32 接触防止部、32a ガイドローラー、
32b ガイドローラー、33 本体部分、34 バネ、G1 ギア、G2 ギア、
M 媒体、P ピニオン、R ラック、S 間隔センサー、Se 発光部、
Sr 受光部

Claims (7)

  1. 液体を吐出可能な吐出部を有し、走査方向に移動可能なキャリッジと、
    前記キャリッジの前記走査方向における位置を確認するためのスケール部と、
    前記走査方向に移動し、前記スケール部と接触することで該スケール部を清掃可能な清掃部と、を備え、
    前記清掃部は、前記スケール部と接触する第1状態と、前記スケール部と接触しない第2状態と、に変位可能であり、かつ、第1の清掃部と第2の清掃部とを有し、
    前記スケール部の清掃の際、前記第1の清掃部及び前記第2の清掃部のうち、前記キャリッジの移動方向における先方側に位置する清掃部を前記第1状態にし、前記キャリッジの移動方向における後方側に位置する清掃部を前記第2状態にすることを特徴とする液体吐出装置。
  2. 請求項1に記載の液体吐出装置において、
    前記清掃部は前記キャリッジと連動して前記走査方向に移動することを特徴とする液体吐出装置。
  3. 請求項2に記載の液体吐出装置において、
    前記キャリッジと連動して前記走査方向に移動し、前記スケール部のスケールを読み取るセンサーを備え、
    前記第1の清掃部は、前記センサーよりも前記走査方向における一方側に位置し、前記第2の清掃部は、前記センサーよりも前記走査方向における他方側に位置することを特徴とする液体吐出装置。
  4. 請求項3に記載の液体吐出装置において、
    前記スケール部の清掃の際、前記第1の清掃部及び前記第2の清掃部の両方を前記第1状態にすることを特徴とする液体吐出装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の液体吐出装置において、
    前記キャリッジが停止しているとき、前記清掃部を前記第2状態にすることを特徴とする液体吐出装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の液体吐出装置において、
    前記走査方向と交差する移動方向に移動可能であり、媒体として布帛を支持可能な支持部を備え、
    前記吐出部は、前記支持部に支持された前記布帛に液体を吐出可能であることを特徴とする液体吐出装置。
  7. 液体を吐出可能な吐出部を有し、走査方向に移動可能なキャリッジと、前記キャリッジの前記走査方向における位置を確認するためのスケール部と、を備える液体吐出装置における前記スケール部の清掃方法であって、
    前記走査方向に移動し、前記スケール部と接触することで該スケール部を清掃可能な清掃部であって、前記スケール部と接触する第1状態と、前記スケール部と接触しない第2状態と、に変位可能であり、かつ、第1の清掃部と第2の清掃部とを有する清掃部を用いて前記スケール部の清掃を実行し、
    前記スケール部の清掃の際、前記第1の清掃部及び前記第2の清掃部のうち、前記キャリッジの移動方向における先方側に位置する清掃部を前記第1状態にし、前記キャリッジの移動方向における後方側に位置する清掃部を前記第2状態にすることを特徴とする前記スケール部の清掃方法。
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