JP6519249B2 - 回答支援プログラム、回答支援装置、及び回答支援方法 - Google Patents

回答支援プログラム、回答支援装置、及び回答支援方法 Download PDF

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Description

本発明は、回答支援プログラム、回答支援装置、及び回答支援方法に関する。
近年では、タブレット端末等を含む情報端末を利用した次世代型教育の実証実験等が行なわれており、今後はこの次世代型教育が全国的に浸透していくものと考えられる。
情報端末を利用した次世代型教育の形態として、教師が生徒に課題を提示し、生徒にタブレット端末等へ自分の意見を入力させ、各生徒の意見のうち例えば興味深い意見について生徒発表をさせて、全体で議論を行なうものが一例として挙げられる。
この形態では、例えば、教師が持つ教師端末から各生徒が持つ生徒端末へ課題が送信される。各生徒端末では、ディスプレイに回答欄が表示されており、各生徒により解答欄に意見が入力される。入力が完了した生徒端末では、生徒の意見が送信(提出)されて教師端末で受信されるとともに、教師端末や電子黒板等に一覧表示される。
なお、関連する技術として、提示した課題に対する回答欄の入力状況及び課題の提示後の経過時間に基づき、回答端末に表示させる回答支援情報を生成し、回答端末に送信する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。この技術では、入力状況が未入力であった場合は優先度の高いキーワードを、入力状況が入力済みであった場合は優先度の低いキーワードを、所定個数選択して回答支援情報を生成することで、回答者のレベルに応じた入力支援を行なうことができる。
また、関連する他の技術として、複数の問題を含む宿題や、予め作成されたシナリオが進行する教材データ等を、情報端末を用いて生徒に行なわせる技術が知られている(例えば、特許文献2及び3参照)。
このような技術には、例えば、情報端末において所定の時間以上問題の解答の入力がされなかった場合に、その問題に関するヒントの表示を行なうものがある。また、生徒の学習の進行が所定時間停滞した場合、遠隔教育サーバが端末装置へ質問を送信するものや、遠隔教育サーバが生徒からの質問に対応する過去の質問の有無を形態素解析により判断し、対応する応答を端末装置へ送信するものがある。
特開2013−205641号公報 特開2012−252239号公報 特開2005−338324号公報
しかしながら、上述のような形態の授業を行なう場合、課題に対する具体的なシーンをイメージできない等の理由により、生徒端末に自分の意見を何も入力できない生徒が存在する場合がある。また、生徒端末にイメージする単語を入力することはできても、その単語を用いて文章を作成することができないという生徒が存在する場合もある。
1つの側面では、本発明は、回答者の思考に応じた回答支援を行なうことを目的とする。
1つの態様では、本件の回答支援プログラムは、コンピュータに、以下の処理を実行させるものである。この処理は、提示した課題に対する回答を行なう回答端末における回答の入力内容及び時刻を取得することを含む。また、この処理は、前記回答端末による前記課題に対する回答の提出内容を取得することを含む。さらに、この処理は、前記時刻と前記回答端末による前記回答の提出状況とに基づく判定条件を満たす回答端末に対して、前記判定条件に対応づけて保持部に保持された情報を提示することを含む。さらに、この処理は、前記課題に関連する一以上の情報をそれぞれキーワードに対応付けて保持する前記保持部から、前記入力内容の文字列に含まれるキーワードに対応する情報を選択し、前記判定条件を満たす回答端末に対して、前記選択した情報を提示することを含む。さらに、この処理は、前記入力内容の文字列に前記保持部が保持するキーワードが含まれていない場合、前記回答端末とは異なる情報端末に対して、前記入力内容の文字列から新たなキーワードを抽出させるとともに、前記抽出させたキーワードに対応付ける新たな情報を選択させ、前記新たな情報と前記新たなキーワードとを対応付けて前記保持部に格納し、前記判定条件を満たす回答端末に対して、前記情報端末に選択させた前記新たな情報を提示することを含む。
1つの側面では、回答者の思考に応じた回答支援を行なうことができる。
一実施形態に係る回答支援システムの構成例を示す図である。 図1に示す回答支援サーバのハードウェア構成例を示す図である。 図1に示す回答支援サーバの機能構成例を示す図である。 課題DB(データベース)の一例を示す図である。 課題選択画面の一例を示す図である。 生徒DBの一例を示す図である。 回答画面の一例を示す図である。 課題回答DBの一例を示す図である。 支援画像DBの一例を示す図である。 画像一覧DBの一例を示す図である。 画像選択画面の一例を示す図である。 画像選択画面の一例を示す図である。 (a)は回答画面において入力が滞った例を示す図であり、(b)は所定時間経過後に回答画面に支援画像が表示された例を示す図である。 (a)は回答画面において入力が滞った例を示す図であり、(b)は所定時間経過後に回答画面に支援画像が表示された例を示す図である。 課題回答DBの一例を示す図である。 電子黒板に表示される一覧画面の一例を示す図である。 教師端末に表示される一覧画面の一例を示す図である。 図1に示す生徒端末の機能構成例を示す図である。 回答支援サーバによる全体処理の一例を説明するフローチャートである。 画像送信部による支援画像送信処理の一例を説明するフローチャートである。 画像選択部による画像選択処理の一例を説明するフローチャートである。 生徒端末による処理の一例を説明するフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。すなわち、本実施形態を、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。なお、以下の実施形態で用いる図面において、同一符号を付した部分は、特に断らない限り、同一若しくは同様の部分を表す。
〔1〕一実施形態
〔1−1〕回答支援システムの構成例
図1は一実施形態の一例としての回答支援システム1の構成例を示す図である。図1に示すように、回答支援システム1は、例示的に回答支援サーバ2、教師端末3、複数(n;nは自然数)の生徒端末4−1〜4−n、及び電子黒板5をそなえることができる。なお、以下の説明において生徒端末4−1〜4−nを区別しない場合には単に生徒端末4と表記する。
回答支援システム1は、情報端末を利用した次世代型教育を実現するものであり、例えば学校の授業等で用いられる。回答支援サーバ2、教師端末3、生徒端末4、及び電子黒板5は、それぞれインターネット又は無線LAN(Local Area Network)等のネットワーク6を介して相互に通信可能に接続される。
回答支援サーバ2は、教師端末3からの指示に応じて生徒端末4へ課題を送信するとともに、生徒端末4から課題に対する回答(意見)を受信し、回答を電子黒板5等へ一覧表示するものである。
また、本実施形態に係る回答支援サーバ2は、所定時間入力が滞った生徒端末4に対して、段階的な検討(熟考)を促すための画像を送信し生徒端末4上に表示させることができる。このように、回答支援サーバ2は、生徒の回答を支援する回答支援装置の一例としての機能を有することができる。
このため、回答支援サーバ2には、上述した機能を実現する回答支援プログラム21がインストールされているとともに、図示しない記憶装置には課題DB22、生徒DB23、課題回答DB24、支援画像DB25、及び画像一覧DB26が格納される。回答支援サーバ2の詳細については後述する。
教師端末3は教師が用いる教師用の情報端末である。また、生徒端末4は複数の生徒(例えばクラスの生徒全員)に配布されて使用される生徒用の情報端末であり、提示された課題に対する回答を行なう回答端末の一例である。教師端末3及び生徒端末4としては、例えばタブレット端末、スマートホン、ノートPC(Personal Computer)等のモバイル端末の他、デスクトップPCのような据え置き型の端末等、種々の情報処理装置が挙げられる。
教師端末3及び生徒端末4には、回答支援サーバ2との通信に用いられる教師端末プログラム31及び生徒端末プログラム41がそれぞれインストールされている。
教師端末プログラム31としては、回答支援サーバ2が提供する画面を表示することが可能なWebブラウザ等のアプリケーションが挙げられる。教師端末3は、教師端末プログラム31を実行して回答支援サーバ2へアクセスを行なうことで、課題の選択を行なったり、課題に対する生徒の意見を表示することができる。
生徒端末プログラム41は、回答支援サーバ2から課題を受信し、生徒に課題への回答(意見)を入力させる画面を表示し、入力画面に対する入力内容等を回答支援サーバ2へ送信する機能を有する。このため、生徒端末プログラム41としては、例えば専用のアプリケーションが挙げられる。なお、生徒端末プログラム41の上記機能が回答支援サーバ2にそなえられる場合には、生徒端末プログラム41には教師端末3と同様にWebブラウザ等のアプリケーションが用いられてもよい。生徒端末プログラム41の詳細については後述する。
電子黒板5は、ネットワーク6を介して回答支援サーバ2から送信された画像出力情報を受信し表示するものである。電子黒板5は、例えば回答支援サーバ2から送信された生徒全員の意見の一覧を表示することにより、教師及び生徒全体での議論(ディスカッション)等に用いられる。
電子黒板5としては、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置が挙げられる。また、電子黒板5は、表示を行なう機能に加えて、教師端末3からの指示(操作)を受け付けるインタフェース、マウスやキーボード等の入力部、又はこれらの組み合わせをそなえた情報処理装置としての機能を有してもよい。また、表示装置がタッチパネルに対応してもよい。なお、電子黒板5として、プロジェクタ等の投影装置及びスクリーン等が用いられてもよい。
〔1−2〕ハードウェア構成例
次に、図2を参照して回答支援サーバ2のハードウェア構成例について説明する。図2に例示するように、一実施形態に係る回答支援サーバ2は、CPU(Central Processing Unit)2a、メモリ2b、記憶部2c、インタフェース部2d、入出力部2e、及び読取部2fをそなえることができる。
CPU2aは、種々の制御や演算を行なう演算処理装置(プロセッサ)の一例である。CPU2aは、他のブロック2b〜2fとバスで相互に通信可能に接続され、メモリ2b、記憶部2c、又は図示しないROM(Read Only Memory)等に格納されたプログラムを実行することにより、回答支援サーバ2における種々の機能を実現することができる。
メモリ2bは、種々のデータやプログラムを格納する記憶装置である。メモリ2bとしては、例えばRAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリが挙げられる。
記憶部2cは、種々のデータやプログラム等を格納するハードウェアである。記憶部2cとしては、例えばHDD(Hard Disk Drive)等の磁気ディスク装置、SSD(Solid State Drive)等の半導体ドライブ装置、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ等の各種装置が挙げられる。
例えば記憶部2cは、回答支援サーバ2の各種機能の全部もしくは一部を実現する回答支援プログラム21を格納することができる。CPU2aは、例えば記憶部2cに格納された回答支援プログラム21をメモリ2b等の記憶装置に展開して実行することにより、回答支援サーバ2の機能を実現することができる。また、記憶部2cは、図1に示す課題DB22、生徒DB23、課題回答DB24、支援画像DB25、及び画像一覧DB26を記憶するDB記憶部220(図3参照)をそなえることができる。
インタフェース部2dは、ネットワーク6との間の接続及び通信の制御等を行なう通信インタフェースである。インタフェース部2dとしては、無線LAN等に準拠したアダプタが挙げられる。なお、回答支援プログラム21は、ネットワーク6からインタフェース部2dを介して回答支援プログラム21にダウンロードされてもよい。
入出力部2eは、マウス、キーボード、音声操作のためのマイク等の入力装置(入力部)、並びにディスプレイ、スピーカ、及びプリンタ等の出力装置(出力部,表示装置)の少なくとも一部を含むことができる。例えば入力装置は、管理者や教師等による各種操作やデータの入力等の作業に用いられてよく、出力装置は、各種通知等の出力に用いられてよい。
読取部2fは、コンピュータ読取可能な記録媒体2gに記録されたデータやプログラムを読み出す装置である。この記録媒体2gには回答支援プログラム21が格納されてもよい。
なお、記録媒体2gとしては、例えばフレキシブルディスク、CD、DVD、ブルーレイディスク等の光ディスクや、USB(Universal Serial Bus)メモリやSDカード等のフラッシュメモリ等の非一時的な記録媒体が挙げられる。なお、CDとしては、CD−ROM、CD−R、CD−RW等が挙げられる。また、DVDとしては、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−R、DVD−RW、DVD+R、DVD+RW等が挙げられる。
教師端末3及び生徒端末4についても、上述した回答支援サーバ2と同様のハードウェア構成をそなえてよい。教師端末3及び生徒端末4がタブレット端末である場合、入出力部2eは入力装置及び表示装置が一体となったタッチパネル等を含んでよい。また、教師端末プログラム31及び生徒端末プログラム41は、ネットワーク6から教師端末3及び生徒端末4のインタフェース部を介してダウンロードされてもよいし、記録媒体に格納されて提供され、教師端末3及び生徒端末4の読取部により読み取られてもよい。
なお、上述した回答支援サーバ2のハードウェア構成は例示である。従って、回答支援サーバ2内でのハードウェアの増減(例えば任意のブロックの追加や省略)、分割、任意の組み合わせでの統合、バスの追加又は省略等は適宜行なわれてもよい。教師端末3及び生徒端末4のハードウェア構成についても同様である。
〔1−3〕回答支援サーバの機能構成例
次に、図3を参照して一実施形態に係る回答支援サーバ2の機能構成例について説明する。回答支援サーバ2は、図3に示すように、例示的に通信部210、課題提示部212、入力取得部214、画像送信部216、一覧生成部218、及びDB記憶部220をそなえることができる。
DB記憶部220は、図1に示す課題DB22、生徒DB23、課題回答DB24、支援画像DB25、及び画像一覧DB26を記憶するものである。例えばDB記憶部220は、図2に示す記憶部2cの少なくとも一部の記憶領域により実現される。各DB22〜26の説明は、回答支援サーバ2の各機能ブロックの説明の中で行なう。
通信部210は、教師端末3及び生徒端末4との間でそれぞれ通信を行なうものである。例えば通信部210は、図2に示すCPU2a及びインタフェース部2dの少なくとも一部の機能により実現することができる。通信部210が受信した情報は対応する各機能ブロックへ渡され、各機能ブロックからの情報は教師端末3又は生徒端末4へ送信される。以下、便宜上、各機能ブロックが直接教師端末3又は生徒端末4との間で情報の送受信をするものとして説明する。
課題提示部212は、教師端末3からの要求に応じて教師端末3に課題を選択させるとともに、教師端末3により選択された課題を生徒端末4に提示する。
一例として、課題提示部212は、教師端末3から教師端末プログラム31を介して発行された課題選択画面の表示要求を受信すると、DB記憶部220の課題DB22を参照して課題の情報、例えば課題ID(Identifier)及び課題内容を取得する。
なお、教師端末3は、例えば回答支援サーバ2のIP(Internet Protocol)や回答支援サーバ2が提供するWebサーバ等のURL(Uniform Resource Locator)へアクセスを行ない、課題の選択を開始するための操作(コマンド発行)を行なうことで、課題選択画面の表示要求を送信することができる。
課題DB22の一例を図4に示す。課題DB22には、例示的に、課題を一意に特定する課題ID、課題の内容、その課題の回答制限時間、及び未入力時間が対応付けられた情報が含まれる。回答制限時間は、生徒端末4に課題を提示してから回答時間の終了までの時間である。未入力時間は、生徒端末4における意見の入力が途切れてから、回答支援サーバ2により当該生徒端末4へ画像等の情報が送信されるまでの所定時間であり、後述する画像送信部216により用いられる。
一例として、課題DB22には、課題ID“0002”に対して、課題内容「瓦礫受け入れについてどう思うか?」、回答制限時間“20分”、及び未入力時間“5分”が対応付けられている。なお、以下の説明では、課題IDとして“0002”が選択されるものとする。
課題提示部212は、図4に例示する課題DB22から課題の情報として課題ID及び課題内容を取得すると、取得した課題の情報を用いて課題選択画面を生成し、生成した課題選択画面へのアクセス先の情報、例えばURLを教師端末3へ送信する。
課題選択画面の一例を図5に示す。課題選択画面には、例示的に、課題を選択するための選択ボタン、課題ID、課題内容、選択した課題を回答支援サーバ2へ送信する課題送信ボタン、及び課題選択を中止するキャンセルボタンが含まれる。
教師は、Webブラウザ等の教師端末プログラム31により表示された課題選択画面に対して、教師端末3の入出力部(図2の入出力部2eに対応)を用いて任意の課題の選択ボタンにチェックを入れ、課題送信ボタンを押下する。このようにして課題が選択されると、教師端末3は、選択された課題の課題IDと課題送信要求とを回答支援サーバ2へ送信する。
課題提示部212は、教師端末3から課題送信要求及び課題IDを受信すると、受信した課題IDに対応する課題内容を課題DB22から取得し、取得した課題内容を用いて回答画面を生成するとともに、生成した回答画面の情報を生徒端末4へ送信する。
なお、課題提示部212は、図6に例示する生徒DB23を参照することで、回答画面の情報の送信先となる生徒端末4の情報、例えばIPアドレスを特定することができる。
図6に示すように、生徒DB23には、例示的に、生徒を一意に特定する生徒ID、生徒名(又は生徒氏名)、その生徒に配布された生徒端末4のIPアドレスが対応付けられた情報が含まれる。
回答画面の一例を図7に示す。回答画面には、例示的に、課題内容(及び課題ID)、賛否選択ボタン、課題内容に対する意見を入力する意見入力欄、入力した意見を回答支援サーバ2へ送信する「教師に送信する」ボタン、及び意見入力欄への入力内容をクリアする意見クリアボタンが含まれる。賛否選択ボタンは、課題内容に対する賛否を選択するためのボタンであり、賛成又は反対を択一的に選択可能である。
なお、回答画面の情報としては、回答画面へのアクセス先、例えばURLであってもよいし、回答画面そのもの、例えばhtml(Hyper Text Markup Language)ファイル等であってもよい。また、生徒端末4が画面の生成機能をそなえる場合、回答支援サーバ2は、回答画面の生成を省略し、課題内容を生徒端末4へ送信してもよい。以降の説明においても同様である。
また、課題提示部212は、課題(回答画面の情報)を生徒端末へ送信すると、課題回答DB24の更新を行なう。
課題回答DB24の一例を図8に示す。図8に示すように、課題回答DB24には、例示的に、課題ID、生徒ID、生徒端末4から受信する回答に含まれる賛否及び意見内容、回答が提出されているか否かの状況、最新入力停止時刻、画像送信フラグ、及び画像IDが対応付けられた情報が含まれる。最新入力停止時刻は、生徒端末4における意見の入力が途切れた時刻である。画像送信フラグは、回答支援サーバ2により生徒端末4へ画像が送信されたか否かを示す情報であり、画像IDは、生徒端末4へ送信された画像を識別する情報である。
例えば課題提示部212は、課題回答DB24に対して、生徒端末4へ送信した課題の課題IDのエントリを送信先の生徒端末4の生徒ID分追加する。そして、課題提示部212は、最新入力停止時刻に初期値として課題(回答画面の情報)の送信時刻を設定し、状況に提出前を設定する。
入力取得部214は、生徒端末4から所定のタイミングで送信された課題に対する回答を受信し、課題回答DB24を更新する。
例えば、生徒は、生徒端末プログラム41により表示された回答画面(図7参照)に対して、生徒端末4の入出力部(図2の入出力部2eに対応)を用いて賛成又は反対の賛否選択ボタンにチェックを入れるとともに、意見入力欄に意見を入力する。入力等が完了すると、生徒は「教師に送信する」ボタンを押下する。
このようにして回答の送信が指示されると、生徒端末4は、自端末に設定された生徒ID、選択された賛否、及び入力された意見文字列(意見内容)を、回答の提出を示す提出情報、例えば回答提出用のフラグとともに回答支援サーバ2へ送信する。
入力取得部214は、生徒端末4から回答提出のタイミングで送信された回答を受信すると、提示中の課題IDのうち、受信した生徒IDのエントリに対して、受信した賛否及び意見内容を設定(登録)し、提出情報に基づき状況を提出済に設定する。
ところで、上述のように回答支援サーバ2は、所定時間入力が滞った生徒端末4に対して、段階的な検討を促すための画像を送信し生徒端末4上に表示させることで、生徒の回答を支援することができる。
このため、入力取得部214は、回答提出前の生徒端末4から、意見の入力が途切れた(中断した)タイミングで現在の入力内容を取得(受信)する。
例えば、生徒端末4は、意見入力欄への文字の入力が途切れた場合、自端末に設定された生徒ID、選択された賛否(選択されている場合)、意見入力欄に現在入力されている文字列、及び、時刻の一例である生徒端末4の現在時刻(入力停止時刻)を回答支援サーバ2へ送信する。
入力取得部214は、生徒端末4から意見の入力が途切れたタイミングで送信された入力文字列等を受信すると、受信した情報を用いて回答提出の場合と同様に課題回答DB24を更新する。例えば入力取得部214は、課題回答DB24の該当エントリに対して、受信した情報のうち、賛成又は反対を賛否に、入力文字列を意見内容に、現在時刻を最新入力停止時刻にそれぞれ設定する。また、状況は未提出のまま維持される。なお、生徒端末4は、現在時刻の送信を行なわなくてもよく、この場合、入力取得部214は、時刻として、生徒端末4から情報を受信したときの回答支援サーバ2の時刻を最新入力停止時刻に設定してもよい。
なお、入力取得部214は、課題提示部212が生徒端末4へ課題を送信してから回答制限時間が満了するまでの間、生徒端末4から回答又は(途中)入力内容を取得し、上述した課題回答DB24の更新を行なう。このため、入力取得部214は、例えば課題提示部212が生徒端末4へ課題を送信したときに、課題の送信時刻と課題DB22に設定された当該課題の回答制限時間とを取得することが好ましい。
ここまで、入力取得部214が生徒端末4から所定のタイミングで送信されてきた回答又は入力内容を取得するものとして説明したが、これに限定されるものではない。例えば入力取得部214は、定期的に又は所定のタイミングで、生徒端末4へポーリング要求を送信し、生徒端末4からポーリング要求への応答として回答又は入力内容を受信してもよい。
以上のように、入力取得部214は、生徒端末4における回答の入力内容及び時刻を取得する第1取得部の一例であるといえる。また、入力取得部214は、生徒端末4による課題に対する回答の提出内容を取得する第2取得部の一例であるといえる。
画像送信部216は、所定の判定条件を満たす生徒端末4について、生徒の思考に具体的なイメージを与えるのに適した画像を選択する画像選択処理を行ない、選択した画像を送信する支援画像送信処理を行なう。所定の判定条件としては、例えば以下の(i)〜(iii)の条件が挙げられる。
(i)回答を未提出の生徒端末4であること。
一例として、画像送信部216は、課題回答DB24を参照して、提示中の課題IDのエントリから順次生徒の情報を取得し、状況が未提出であるか否かを判定する。状況が未提出である場合、画像送信部216は上記(i)の条件を満たすと判定することができる。
(ii)所定時間以上意見の入力が行なわれていない(入力の停止時刻から所定時間以上経過している)こと。
一例として、画像送信部216は、課題DB22を参照して提示中の課題IDのエントリから未入力時間を取得しておく。そして、画像送信部216は、課題回答DB24を参照して、回答が未提出の生徒端末4に係る最新入力停止時刻を取得し、現在時刻と取得した最新入力停止時刻との差が、取得した未入力時間以上であるか否かを判定する。算出した現在時刻と最新入力停止時刻との差が未入力時間以上である場合、画像送信部216は上記(ii)の条件を満たすと判定することができる。この条件により、画像送信部216は、思考が停止している生徒の生徒端末4を特定することができる。
(iii)過去に画像が送信されていないこと。
一例として、画像送信部216は、課題回答DB24を参照して、回答が未提出の生徒端末4に係る画像送信フラグを取得し、取得した画像送信フラグに画像を送信したことを示す値、例えば“1”が設定されていないか否かを判定する。画像送信フラグに画像を送信したことを示す値が設定されていない場合(例えばNullや“0”が設定されている場合)、画像送信部216は上記(iii)の条件を満たすと判定することができる。
画像送信部216は、上記(i)〜(iii)の条件を含む所定の判定条件を全て満たすと判定した生徒端末4(生徒ID)に対して、画像選択処理を行なう。このため、画像送信部216は、図3に示すように、例示的に画像選択部216aをそなえることができる。
画像選択部216aは、所定の判定条件を満たすと判定された生徒IDについて、支援画像DB25に基づき所定の選択条件に合致する画像を選択する。
支援画像DB25の一例を図9に示す。図9に示すように、支援画像DB25には、例示的に、課題ID、画像ID、画像送付条件、キーワード、及び備考が対応付けられた情報が含まれる。画像送付条件は、所定の選択条件に対応するものであり、課題回答DB24の意見内容が画像送付条件に合致する場合に、対応する画像IDが選択される。キーワードは、画像送付条件の判定に用いられる情報の1つであり、1字以上の文字や単語等が少なくとも1つ設定される。備考は、例えば対応する画像IDの説明(キャプション)である。
このように、支援画像DB25は、課題に関連する1以上の情報をそれぞれキーワードに対応付けて保持する(判定条件に対応づけて保持する)保持部の一例であるといえる。
例えば画像選択部216aは、所定の判定条件を満たすと判定された生徒IDについて、課題回答DB24を参照して意見内容(入力文字列)を取得し、取得した入力文字列が支援画像DB25の画像送付条件のいずれに合致するかを判定する。
一例として、画像選択部216aは、所定の判定条件を満たす生徒端末4の意見内容に入力文字列が存在するか(入力されているか)否かを判定する。入力文字列が存在しない場合、画像選択部216aは、支援画像DB25から画像送付条件に「何も記載されていない」が設定された画像IDを選択する。
一方、入力文字列が存在する場合、画像選択部216aは、入力内容に関連する画像情報を選択するため、支援画像DB25のキーワードが入力文字列に含まれているか否かを判定する。支援画像DB25のキーワードが入力文字列に含まれている場合、画像選択部216aは、入力文字列に含まれているキーワードに対応する画像IDを支援画像DB25から選択する。
なお、支援画像DB25のキーワードが入力文字列に含まれていない場合、画像選択部216aは、画像を選択しないこととしてもよいが、例えば以下の処理により、生徒端末4へ送信する画像を教師端末3に選択させてもよい。
例えば画像選択部216aは、図10に示す画像一覧DB26を用いて画像選択画面を生成し、生成した画像選択画面のアクセス先の情報、例えばURLを教師端末3へ送信する。
図10に示すように、画像一覧DB26には、例示的に、画像ID、画像ファイル、及び備考が対応付けられた情報が含まれる。画像IDは、図9に示す支援画像DB25の画像IDと対応するものである。なお、画像一覧DB26には、画像ID“004”、“005”のように、支援画像DB25の課題ID“0002”に対応付けられていない画像も格納されている。画像ファイルは、写真やイラスト等の画像情報である。備考は、例えば対応する画像IDの説明(キャプション)である。
画像選択画面の一例を図11に示す。図11に示すように、画像選択画面には、例示的に、生徒意見、画像選択ボタン、画像ファイル、及び選択した画像を登録する登録ボタンが含まれる。生徒意見は、入力文字列が存在するが支援画像DB25のキーワードが含まれていない生徒の意見内容(入力文字列)である。画像選択ボタンは、画像を選択するためのボタンであり、一実施形態においてはいずれかを択一的に選択可能である。画像ファイルは、画像一覧DB26の画像ファイルに対応するものである。なお、画像選択画面には、教師端末3から画像ファイルをアップロードするための入力又は選択ボタンが含まれてもよい。
図11に示すように、画像選択画面は、教師端末3に対して入力内容の文字列から新たなキーワードを抽出させるとともに、抽出させたキーワードに対応付ける新たな情報を選択させるための画面の一例であるといえる。
例えば、教師は、図12に示すように、教師端末プログラム31により表示された画像選択画面に対して、教師端末3の入出力部を用いて生徒意見の少なくとも一部の文字列を選択するとともに、選択した文字列をキーワードとして対応付ける画像の画像選択ボタンにチェックを入れる。画像及びキーワードの選択が完了すると、教師は「登録」ボタンを押下する。
このようにして画像及びキーワードの送信が指示されると、教師端末3は、選択された画像の画像ID及びキーワードを回答支援サーバ2へ送信する。
なお、画像の選択を行なわない場合、教師は画像及びキーワードの選択を行なわずに、例えば「登録」ボタンを押下すればよい。この場合、教師端末3は、画像及びキーワードの選択を行なわない旨の通知を回答支援サーバ2へ送信すればよい。
画像選択部216aは、教師端末3から画像及びキーワードを受信すると、受信した画像ID及びキーワードを支援画像DB25へ登録するとともに、受信した画像IDを生徒端末4へ送信する画像の画像IDとして選択する。
画像選択部216aによる画像選択処理が以上のように実行されると、画像送信部216は、画像選択部216aにより画像IDが選択されたか否かを判断する。画像IDが選択された場合、画像選択部216aは、選択された画像IDに対応する画像ファイルを画像一覧DB26から取得し、取得した画像ファイルを対応する生徒端末4へ送信する。
なお、画像送信部216は、画像ファイルを送信した生徒端末4について、課題回答DB24の対応する画像送信フラグに画像を送信したことを示す値、例えば“1”を設定するとともに、画像IDに送信した画像ファイルの画像IDを設定する。
画像送信部216は、上述した支援画像送信処理を、所定のタイミングで、課題回答DB24の提示中の課題IDに対応する全ての生徒IDについて実行する。例えば画像選択部216aは、入力取得部214により課題回答DB24が更新されたタイミングで支援画像送信処理を実行してもよい。
例えば、課題回答DB24の生徒ID“1001”及び“1005”に対応する最新入力停止時刻は“9:00:00(課題の送信時刻;初期値)”、生徒ID“1002”に対応する最新入力停止時刻は“9:03:12”である(図8参照)。また、課題DB22の課題ID“0002”に対応する未入力時間は“5分”である(図4参照)。
この場合、画像送信部216は、生徒ID“1001”及び“1005”については“9:05:00”以降のタイミングで行なった支援画像送信処理において所定の判定条件を満たすと判定し、画像選択処理で選択した画像ファイルを送信する。画像送信部216は、生徒ID“1002”については“9:08:12”以降のタイミングで行なった支援画像送信処理において所定の判定条件を満たすと判定し、画像選択処理で選択した画像ファイルを送信する。
以上のように画像送信部216により送信された支援画像(画像ファイル)は、生徒端末4により受信されると、例えば生徒端末4における回答画面(図7参照)の所定の領域に表示される。
生徒端末4の回答画面に支援画像が表示される例を図13及び図14に示す。図13(a)に示すように、生徒端末4において回答画面の意見入力欄に「運搬が大変」と入力された状態で所定時間が経過した場合、所定時間経過後は、図13(b)に示すように、意見入力欄の下に校庭の画像が表示される。これは、図9に示すように、所定の判定条件を満たす生徒端末4の意見内容(入力文字列)にキーワード「運搬」が含まれており、画像選択部216aによって、対応する画像ID“002”の「どこに運搬するかを示す画像」が選択されたためである。
また、図14(a)に示すように、生徒端末4において回答画面の意見入力欄に何も入力されていない状態で所定時間が経過した場合、所定時間経過後は、図14(b)に示すように、意見入力欄の下に瓦礫の画像が表示される。これは、図9に示すように、生徒端末4の意見内容に何も記載されておらず、画像選択部216aによって、対応する画像ID“003”の「課題内容を具体化する画像」が選択されたためである。
なお、画像送信部216が用いる所定の判定条件のうち、(iii)の条件は、画像送信部216により生徒端末4へ送信される画像が1つであることを前提としたものである。これは、例えば答えが1つではない全体議論のような場面で各生徒の入力内容に表される思考の方向性を尊重し、その思考に具体的イメージを与えるためである。しかし、これに限定されるものではなく、入力文字列に含まれるキーワードが複数ある場合、画像送信部216は、複数のキーワードに対応する複数の画像を同じタイミング又は異なるタイミングで(同時に又は段階的に)選択して生徒端末4へ送信してもよい。この場合、上記(iii)の条件は省略してよいし、(iii)の条件の中の数値を2以上の所定の値に設定してもよい。
以上のように、画像送信部216は、入力取得部214が取得した時刻と生徒端末4による回答の提出状況とに基づく判定条件を満たす生徒端末4に対して、判定条件に対応づけて支援画像DB25に保持された情報を提示する情報提示部の一例であるといえる。
一覧生成部218は、課題の回答制限時間が満了したことを検出すると、図15に例示する課題の回答制限時間満了後の課題回答DB24から生徒の賛否及び意見内容を取得し、教師端末3及び電子黒板5に一覧表示させる。
例えば一覧生成部218は、課題提示部212が生徒端末4へ課題を送信したときに、課題の送信時刻と課題DB22に設定された当該課題の回答制限時間とを取得しておく。これにより、一覧生成部218は、現在時刻が課題の送信時刻に回答制限時間を加算した時刻を過ぎたときに、課題の回答制限時間が満了したことを検出することができる。
一覧生成部218は、図16に例示する一覧画面を生成して、生成した一覧画面の情報、例えば画像出力情報を電子黒板5へ出力することができる。また、一覧生成部218は、図17に例示する一覧画面を生成して、生成した一覧画面のアクセス先の情報、例えばURLを教師端末3へ出力することができる。
図16及び図17に示すように、一覧生成部218が生成する一覧画面には、例示的に、課題回答DB24から取得した賛否及び意見内容と生徒IDに紐づく生徒名(生徒DB23参照)とを対応付けた生徒ごとの意見が、マトリクス状に表示される。
また、図17に示すように、教師端末3の教師端末プログラム31により表示される一覧画面には、支援画像が送信された生徒について、送信された支援画像も併せて(付加されて)表示される。
このように、一覧生成部218は、課題回答DB24を参照して、賛否、意見内容、及び画像ID(教師端末3用)を取得し、生徒IDに対応する生徒名を生徒DB23から、画像IDに対応する画像ファイルを画像一覧DB26から、それぞれ取得する。そして、一覧生成部218は、取得した情報を用いて、生徒ごとに意見をマトリクス状にまとめて、図16及び図17に例示するような一覧画面を生成するのである。
なお、一覧画面には、一覧画面を終了するための全体発表終了ボタンが含まれる。一覧生成部218は、教師端末3の操作、又は、入力部若しくは教師端末3からの電子黒板5のインタフェースを介した電子黒板5の操作等を通じて全体発表終了ボタンが選択され、教師端末3又は電子黒板5から終了要求を受信すると、一覧画面を非表示とする。
このように、一覧生成部218は、課題を提示してから所定の制限時間が満了した場合、複数の生徒端末4から提出された回答を表示する表示画面を生成する画面生成部の一例であるといえる。
〔1−4〕生徒端末の機能構成例
次に、図18を参照して一実施形態に係る生徒端末4の機能構成例について説明する。図18に示すように、生徒端末4は、例示的に通信部410、表示処理部412、及び入力受付部414をそなえることができる。
通信部410は、回答支援サーバ2との間で通信を行なうものである。例えば通信部410は、CPU及びインタフェース部(図2に示すCPU2a及びインタフェース部2dに対応)の少なくとも一部の機能により実現することができる。通信部410が受信した情報は対応する各機能ブロックへ渡され、各機能ブロックからの情報は回答支援サーバ2へ送信される。以下、便宜上、各機能ブロックが直接回答支援サーバ2との間で情報の送受信をするものとして説明する。
表示処理部412は、回答支援サーバ2から回答画面の情報を受信すると、受信した回答画面の情報に基づき、生徒端末4の入出力部(図2の入出力部2eに対応)に図7に例示する回答画面を表示する。
なお、回答画面の情報として、回答画面へのアクセス先、例えばURLや、回答画面そのもの、例えばhtmlファイル等を受信した場合、表示処理部412は、当該アクセス先へのアクセス、又はhtmlファイルの表示を行なえばよい。また、表示処理部412は、画面の生成機能をそなえてもよい。この場合、表示処理部412は、回答画面を生成するために、回答画面の情報として課題内容を受信すればよい。
また、表示処理部412は、回答支援サーバ2から支援画像を受信すると、回答画面に受信した支援画像を表示する(図13(b)及び図14(b)参照)。
さらに、表示処理部412は、回答支援サーバ2から回答時間終了の通知を受信すると、入出力部に回答時間が終了した旨を表示する。
入力受付部414は、回答画面への情報の入力を受け付けるものである。例えば入力取得部214は、入出力部による図7に示す賛否選択ボタン及び意見入力欄に対する選択又は入力を受け付けるとともに、「教師に送信する」ボタン及び「意見クリア」ボタンの選択(クリック)に応じた処理を行なう。
このとき、入力受付部414は、「教師に送信する」ボタンが選択されていない場合(回答を提出していない場合)、賛否選択ボタン及び意見入力欄への文字の入力を受け付けてからの時間を測定する。そして、入力受付部414は、一定時間(例えば数秒〜十数秒)以上次の文字の入力がなかった場合(測定時間が一定時間以上となった場合)、意見の入力が途切れたと判断することができる。意見の入力が途切れたと判断した場合、生徒端末4は、上述のように、自端末に設定された生徒ID、選択された賛否(選択されている場合)、意見入力欄に現在入力されている文字列、及び現在時刻を回答支援サーバ2へ送信する。
なお、入力受付部414は、意見の入力が途切れたことを判断する代わりに、入力取得部214からのポーリング要求に対して、賛否及び意見入力欄の入力内容を送信してもよい。
また、上述のように、入力受付部414は、「教師に送信する」ボタンが選択されると、生徒ID、選択された賛否、及び入力された意見文字列(意見内容)を、回答の提出を示す提出情報、例えば回答提出用のフラグとともに回答支援サーバ2へ送信する。
以上のように、一実施形態に係る回答支援システム1では、回答支援サーバ2により、課題に対する回答の提出前の段階において所定時間以上入力が滞った場合に、既に入力済みの情報に合わせて、検討したほうがよさそうな項目の画像を生徒端末4へ送信することができる。
回答支援システム1で想定している授業形態は、教師による発問を受けて各生徒が思考し、自身の生徒端末4の回答画面に入力を行なって、回答支援サーバ2(教師)へ提出するものである。このような授業形態の場合、生徒の習熟度によっては、思い付く文字や単語を入力できても、そこから文章へ意見を広げるに至らない(思考が停止する)生徒が出てくる可能性がある。
回答支援サーバ2は、このような思考が停止した生徒に対して、入力した文字列に関連する具体的な画像を提示することで、生徒は入力済みの文字列に続く更なる文字列をイメージし易くなる。
また、課題に対する意見が何も思い浮かばない生徒が出てくる可能性もある。この場合においても、回答支援サーバ2は、思考が停止した生徒に対して、課題に関連する(課題内容を具体化する)画像を提示することで、生徒は、課題内容を具体的にイメージすることができる。
このように、一実施形態に係る回答支援システム1によれば、回答者の思考に応じた回答支援を行なうことができるのである。
〔1−5〕回答支援システムの動作例
次に、上述の如く構成された回答支援システム1の動作例を、図19〜図22を参照して説明する。
〔1−5−1〕回答支援サーバにおける全体処理の説明
はじめに、図19を参照して、回答支援サーバ2における全体の処理について説明する。
図19に示すように、回答支援サーバ2の課題提示部212は、教師端末3からの課題選択画面の表示要求を受信すると、課題DB22から課題選択画面(図5参照)を生成し、例えば課題選択画面のURLを教師端末3へ送信する(ステップS1)。
課題提示部212は、教師端末3からの課題ID及び課題送信要求の受信を待ち受け(ステップS2及びステップS2のNoルート)、課題ID及び課題送信要求を受信すると(ステップS2のYesルート)、処理がステップS3に移行する。ステップS3では、課題提示部212が受信した課題IDに対応する課題内容を課題DB22から取得して回答画面(図7参照)を作成し、作成した回答画面の情報を生徒DB23から取得した生徒端末4のアドレスへ送信する。
このとき、課題提示部212は、課題回答DB24に対して、課題IDのエントリを送信先の生徒端末4の生徒ID分追加し、当該エントリの最新入力停止時刻に課題の送信時刻を記録する(ステップS4)。
次いで、画像送信部216は課題IDに対応する未入力時間を、一覧生成部218(及び入力受付部414)は課題IDに対応する回答制限時間を、それぞれ課題DB22から取得する(ステップS5)。
入力取得部214は、生徒端末4から生徒ID、賛否・意見文字列、及び提出情報、つまり回答を受信したか否かを判定する(ステップS6)。これらの情報を受信していない場合(ステップS6のNoルート)、処理がステップS8に移行する。一方、これらの情報を受信した場合(ステップS6のYesルート)、入力取得部214は、課題回答DB24の生徒IDに対応するエントリに対して、受信した賛否と意見文字列とを記録し、状況を提出済に設定する(ステップS7)。
また、入力取得部214は、生徒端末4から生徒ID、現在入力文字列、及び入力停止時刻、つまり(途中の)入力内容を受信したか否かを判定する(ステップS8)。これらの情報を受信していない場合(ステップS8のNoルート)、処理がステップS11に移行する。一方、これらの情報を受信した場合(ステップS8のYesルート)、入力取得部214は、課題回答DB24の生徒IDに対応するエントリに対して、受信した賛否(選択されている場合)と意見文字列とを記録し、入力停止時刻を最新入力停止時刻に設定する(ステップS9)。
次に、画像送信部216は、課題回答DB24等に基づき支援画像送信処理を行なう(ステップS10)。
そして、一覧生成部218は、課題提示部212が生徒端末4へ課題を送信してから回答制限時間が経過したか否かを判断し(ステップS11)、回答制限時間が経過していない場合(ステップS11のNoルート)、処理がステップS6に移行する。
一方、課題送信から回答制限時間が経過している場合(ステップS11のYesルート)、一覧生成部218は、課題回答DB24から生徒の賛否・意見文字列を取得し、教師端末3及び電子黒板5上にマトリクス状に表示させる。このとき、一覧生成部218は、教師端末3には使用した支援画像も表示させる(ステップS12)。
また、一覧生成部218は、生徒端末4へ回答時間終了通知を送信し(ステップS13)、教師端末3又は電子黒板5からの終了要求の受信を待ち受ける(ステップS14及びステップS14のNoルート)。
終了要求を受信すると(ステップS14のYesルート)、一覧生成部218はマトリクスを非表示とし(ステップS15)、処理が終了する。
〔1−5−2〕支援画像送信処理の説明
次に、図20を参照して、回答支援サーバ2の画像送信部216による支援画像送信処理(図19のステップS10参照)について説明する。
図20に示すように、画像送信部216は、課題回答DB24から、提示中の課題について先頭又は次の生徒のエントリにおける状況を取得し(ステップS21)、当該生徒の状況が提出済であるか否かを判定する(ステップS22)。提出済の場合(ステップS22のYesルート)、処理がステップS30に移行する。
一方、生徒の状況が提出済ではない(未入力)の場合(ステップS22のNoルート)、画像送信部216は、課題回答DB24に含まれるその生徒に対応する最新入力停止時刻を取得する(ステップS23)。
そして、画像送信部216は、取得した最新入力停止時刻と現在時刻との差を算出し(ステップS24)、算出した差がステップS5(図19参照)で取得した未入力時間、すなわち所定時間以上であるか否かを判定する(ステップS25)。差が所定時間未満である場合(ステップS25のNoルート)、処理がステップS30に移行する。
差が所定時間以上である場合(ステップS25のYesルート)、画像送信部216は、課題回答DB24のその生徒に対応する画像送信フラグが送信済を示す“1”であるか否かを判定する(ステップS26)。画像送信フラグが“1”である場合(ステップS26のYesルート)、処理がステップS30に移行する。
一方、画像送信フラグが“1”ではない(Null又は“0”である場合(ステップS26のNoルート)、画像選択部216aが画像選択処理を行なう(ステップS27)。
画像選択部216aによる画像選択処理が終了すると、画像送信部216は、画像選択処理により選択された画像がある場合、当該画像を生徒端末4へ送信する(ステップS28)。
このとき、画像送信部216は、課題回答DB24に含まれるその生徒の画像送信フラグに“1”を設定し、画像IDに送信した画像の画像IDを設定する(ステップS29)。
次いで、画像送信部216は、課題回答DB24における提示中の課題について、判定を行なっていない次の生徒が存在するか否かを判定する(ステップS30)。次の生徒が存在する場合(ステップS30のYesルート)、処理がステップS21に移行する。一方、次の生徒が存在しない場合(ステップS30のNoルート)、処理が終了する。
〔1−5−3〕画像選択処理の説明
次に、図21を参照して、画像送信部216の画像選択部216aによる画像選択処理(図20のステップS27参照)について説明する。
図21に示すように、画像選択部216aは、課題回答DB24のその生徒に対応する意見内容に入力文字列が存在するか否かを判定する(ステップS31)。入力文字列が存在する場合(ステップS31のYesルート)、画像選択部216aは、支援画像DB25のキーワードが入力文字列に含まれているか否かを判定する(ステップS32)。
キーワードが入力文字列に含まれている場合(ステップS32のYesルート)、画像選択部216aは、入力文字列に含まれているキーワードに対応する画像を生徒DB23から選択し(ステップS33)、処理が終了する。
また、ステップS31において、入力文字列が存在しない場合(ステップS31のNoルート)、画像選択部216aは、支援画像DB25から課題を具体化した画像を選択し(ステップS34)、処理が終了する。
一方、ステップS32において、キーワードが入力文字列に含まれていない場合(ステップS32のNoルート)、画像選択部216aは、画像一覧DB26を用いて画像選択画面(図11参照)を生成し、教師端末3へ送信する(ステップS35)。
また、画像選択部216aは、教師端末3による画像選択画面の操作により教師端末3から画像(画像ID)及びキーワードの選択を受信したか否かを判定する(ステップS36)。画像及びキーワードの選択を受信していない場合(ステップS36のNoルート)、画像選択部216aは、教師端末3から選択しないことの通知を受信したか否かを判定する(ステップS37)。
教師端末3から選択しないことの通知を受信していない場合(ステップS37のNoルート)、処理がステップS36に移行する。一方、教師端末3から選択しないことの通知を受信した場合(ステップS37のYesルート)、画像選択部216aは画像を選択せず、処理を終了する。
ステップS36において、画像及びキーワードの選択を受信した場合(ステップS36のYesルート)、画像選択部216aは、受信した画像ID及びキーワードを支援画像DB25へ登録し、当該画像を選択して(ステップS38)、処理が終了する。
〔1−5−4〕生徒端末による処理の説明
次に、図22を参照して、生徒端末4による処理について説明する。
図22に示すように、生徒端末4の表示処理部412は、回答支援サーバ2からの回答画面の受信を待ち受ける(ステップS41及びステップS41のNoルート)。回答画面を受信すると(ステップS41のYesルート)、表示処理部412は、入出力部(出力部)に受信した回答画面を表示する(ステップS42)。
次いで、入力受付部414は、入出力部(入力部)を介して回答の入力を受け付けたか否かを判定する(ステップS43)。回答の入力を受け付けていない場合(ステップS43のNoルート)、処理がステップS45に移行する。
一方、回答の入力を受け付けた場合(ステップS43のYesルート)、入力受付部414は、入力が途切れたときの入力文字列(及び賛否)、現在時刻を生徒IDとともに回答支援サーバ2へ送信し(ステップS44)、処理がステップS45に移行する。
ステップS45では、入力受付部414は、入出力部を介して回答の提出を受け付けたか否かを判定する。回答の提出を受け付けていない場合(ステップS45のNoルート)、表示処理部412は、回答支援サーバ2から支援画像を受信したか否かを判定する(ステップS46)。
支援画像を受信していない場合(ステップS46のNoルート)、処理がステップS43に移行する。一方、支援画像を受信した場合(ステップS46のYesルート)、表示処理部412は、受信した支援画像を回答画面に表示する(ステップS47)。
次いで、表示処理部412は、回答支援サーバ2から回答時間終了通知を受信したか否かを判定する(ステップS48)。回答時間終了通知を受信していない場合(ステップS48のNoルート)、処理がステップS43に移行する。一方、回答時間終了通知を受信した場合(ステップS48のYesルート)、表示処理部412は、回答画面に回答時間が終了した旨を表示し(ステップS49)、処理が終了する。
また、ステップS45において、回答の提出を受け付けた場合(ステップS45のYesルート)、入力受付部414は、生徒ID、賛否・入力文字列を提出情報とともに回答支援サーバ2へ送信し(ステップS50)、処理が終了する。
〔2〕その他
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は、かかる特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形、変更して実施することができる。
例えば、図1に示す回答支援システム1の回答支援サーバ2、教師端末3、及び生徒端末4は、任意の組み合わせで併合してもよく、分割してもよい。一例として、回答支援サーバ2の構成(機能)を教師端末3に実装してもよい。また、回答支援サーバ2が例えばクラウドサーバであり、インターネットを介して教師端末3、生徒端末4、及び電子黒板5と通信を行なってもよい。
また、回答支援システム1の各構成は、無線LAN等のネットワーク6を介して通信を行なうものとして説明したが、これに限定されるものではない。例えばネットワーク6としてBluetooth(登録商標)等の他の無線通信方式が用いられてもよいし、ネットワーク6が有線のネットワークであってもよい。
さらに、図2に示す回答支援サーバ2の各機能ブロックは、任意の組み合わせで併合してもよく、分割してもよい。同様に、図18に示す生徒端末4の各機能ブロックも、任意の組み合わせで併合してもよく、分割してもよい。
また、上述した各DB22〜26の少なくとも一部は、教師端末3が回答支援サーバ2へアクセスを行ない、事前に入力して登録を行なってよい。また、各DB22〜26の少なくとも一部は、教材として提供され、例えば回答支援サーバ2がインターネットを介して提供元からダウンロードしたり記録媒体2gに記録されたものを読取部2fにより読み出して、記憶部2cに格納してもよい。
さらに、上述した説明では、所定時間入力が滞った生徒端末4へ送信される支援情報が画像情報であるものとして説明したが、これに限定されるものではない。例えば支援情報として、課題に関連する音声や音楽等の音、映像等の動画、その他種々の情報が用いられてもよい。
また、回答支援サーバ2の一覧生成部218は、生徒の意見をマトリクス状に表示した一覧画面を生成するものとして説明したが、これに限定されるものではなく、既知の種々の表示形態の一覧画面を生成してよい。
〔3〕付記
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
コンピュータに、
提示した課題に対する回答を行なう回答端末における回答の入力内容及び時刻を取得し、
前記回答端末による前記課題に対する回答の提出内容を取得し、
前記時刻と前記回答端末による前記回答の提出状況とに基づく判定条件を満たす回答端末に対して、前記判定条件に対応づけて保持部に保持された情報を提示する
処理を実行させることを特徴とする、回答支援プログラム。
(付記2)
前記判定条件には、前記時刻から所定時間以上経過していることが含まれることを特徴とする、付記1記載の回答支援プログラム。
(付記3)
前記コンピュータに、
前記課題に関連する一以上の情報をそれぞれキーワードに対応付けて保持する前記保持部から、前記入力内容の文字列に含まれるキーワードに対応する情報を選択し、
前記判定条件を満たす回答端末に対して、前記選択した情報を提示する
処理を実行させることを特徴とする、付記1又は付記2記載の回答支援プログラム。
(付記4)
前記コンピュータに、
前記入力内容に文字列が含まれていない場合、前記保持部から前記課題に関連する情報を選択し、
前記判定条件を満たす回答端末に対して、前記選択した情報を提示する
処理を実行させることを特徴とする、付記3記載の回答支援プログラム。
(付記5)
前記コンピュータに、
前記入力内容の文字列に前記保持部が保持するキーワードが含まれていない場合、前記回答端末とは異なる情報端末に対して、前記入力内容の文字列から新たなキーワードを抽出させるとともに、前記抽出させたキーワードに対応付ける新たな情報を選択させ、
前記新たな情報と前記新たなキーワードとを対応付けて前記保持部に格納し、
前記判定条件を満たす回答端末に対して、前記情報端末に選択させた前記新たな情報を提示する
処理を実行させることを特徴とする、付記3又は付記4記載の回答支援プログラム。
(付記6)
前記判定条件には、前記提出状況が未提出であることが含まれることを特徴とする、付記1〜5のいずれか1項記載の回答支援プログラム。
(付記7)
前記コンピュータに、
前記課題を提示してから所定の制限時間が満了した場合、複数の前記回答端末から提出された回答を表示する表示画面を生成し、
前記表示画面を表示装置へ出力し、
前記回答端末及び前記表示装置とは異なる情報端末に対して、前記情報を提示した回答端末からの回答に当該情報を付加した表示画面を出力する
処理を実行させることを特徴とする、付記1〜6のいずれか1項記載の回答支援プログラム。
(付記8)
提示した課題に対する回答を行なう回答端末における回答の入力内容及び時刻を取得する第1取得部と、
前記回答端末による前記課題に対する回答の提出内容を取得する第2取得部と、
前記時刻と前記回答端末による前記回答の提出状況とに基づく判定条件を満たす回答端末に対して、前記判定条件に対応づけて保持部に保持された情報を提示する情報提示部と、をそなえる
ことを特徴とする、回答支援装置。
(付記9)
前記判定条件には、前記時刻から所定時間以上経過していることが含まれることを特徴とする、付記8記載の回答支援装置。
(付記10)
前記情報提示部は、
前記課題に関連する一以上の情報をそれぞれキーワードに対応付けて保持する前記保持部から、前記入力内容の文字列に含まれるキーワードに対応する情報を選択し、
前記判定条件を満たす回答端末に対して、前記選択した情報を提示する
ことを特徴とする、付記8又は付記9記載の回答支援装置。
(付記11)
前記情報提示部は、
前記入力内容に文字列が含まれていない場合、前記保持部から前記課題に関連する情報を選択し、
前記判定条件を満たす回答端末に対して、前記選択した情報を提示する
ことを特徴とする、付記10記載の回答支援装置。
(付記12)
前記情報提示部は、
前記入力内容の文字列に前記保持部が保持するキーワードが含まれていない場合、前記回答端末とは異なる情報端末に対して、前記入力内容の文字列から新たなキーワードを抽出させるとともに、前記抽出させたキーワードに対応付ける新たな情報を選択させ、
前記新たな情報と前記新たなキーワードとを対応付けて前記保持部に格納し、
前記判定条件を満たす回答端末に対して、前記情報端末に選択させた前記新たな情報を提示する
ことを特徴とする、付記10又は付記11記載の回答支援装置。
(付記13)
前記判定条件には、前記提出状況が未提出であることが含まれることを特徴とする、付記8〜12のいずれか1項記載の回答支援装置。
(付記14)
前記課題を提示してから所定の制限時間が満了した場合、複数の前記回答端末から提出された回答を表示する表示画面を生成する画面生成部をさらにそなえ、
前記画面生成部は、
前記表示画面を表示装置へ出力し、
前記回答端末及び前記表示装置とは異なる情報端末に対して、前記情報を提示した回答端末からの回答に当該情報を付加した表示画面を出力する
ことを特徴とする、付記8〜13のいずれか1項記載の回答支援装置。
(付記15)
提示した課題に対する回答を行なう回答端末における回答の入力内容及び時刻を取得し、
前記回答端末による前記課題に対する回答の提出内容を取得し、
前記時刻と前記回答端末による前記回答の提出状況とに基づく判定条件を満たす回答端末に対して、前記判定条件に対応づけて保持部に保持された情報を提示する
ことを特徴とする、回答支援方法。
(付記16)
前記判定条件には、前記時刻から所定時間以上経過していることが含まれることを特徴とする、付記15記載の回答支援方法。
(付記17)
前記課題に関連する一以上の情報をそれぞれキーワードに対応付けて保持する前記保持部から、前記入力内容の文字列に含まれるキーワードに対応する情報を選択し、
前記判定条件を満たす回答端末に対して、前記選択した情報を提示する
ことを特徴とする、付記15又は付記16記載の回答支援方法。
(付記18)
前記入力内容に文字列が含まれていない場合、前記保持部から前記課題に関連する情報を選択し、
前記判定条件を満たす回答端末に対して、前記選択した情報を提示する
ことを特徴とする、付記17記載の回答支援方法。
(付記19)
前記入力内容の文字列に前記保持部が保持するキーワードが含まれていない場合、前記回答端末とは異なる情報端末に対して、前記入力内容の文字列から新たなキーワードを抽出させるとともに、前記抽出させたキーワードに対応付ける新たな情報を選択させ、
前記新たな情報と前記新たなキーワードとを対応付けて前記保持部に格納し、
前記判定条件を満たす回答端末に対して、前記情報端末に選択させた前記新たな情報を提示する
ことを特徴とする、付記17又は付記18記載の回答支援方法。
(付記20)
前記判定条件には、前記提出状況が未提出であることが含まれることを特徴とする、付記15〜19のいずれか1項記載の回答支援方法。
(付記21)
前記課題を提示してから所定の制限時間が満了した場合、複数の前記回答端末から提出された回答を表示する表示画面を生成し、
前記表示画面を表示装置へ出力し、
前記回答端末及び前記表示装置とは異なる情報端末に対して、前記情報を提示した回答端末からの回答に当該情報を付加した表示画面を出力する
ことを特徴とする、付記15〜20のいずれか1項記載の回答支援方法。
1 回答支援システム
2 回答支援サーバ
2a CPU
2b メモリ
2c 記憶部
2d インタフェース部
2e 入出力部
2f 読取部
2g 記録媒体
3 教師端末
4,4−1〜4−n 生徒端末
5 電子黒板
6 ネットワーク
21 回答支援プログラム
22 課題DB
23 生徒DB
24 課題回答DB
25 支援画像DB
26 画像一覧DB
31 教師端末プログラム
41 生徒端末プログラム
210,410 通信部
212 課題提示部
214 入力取得部
216 画像送信部
216a 画像選択部
218 一覧生成部
220 DB記憶部
412 表示処理部
414 入力受付部

Claims (13)

  1. コンピュータに、
    提示した課題に対する回答を行なう回答端末における回答の入力内容及び時刻を取得し、
    前記回答端末による前記課題に対する回答の提出内容を取得し、
    前記時刻と前記回答端末による前記回答の提出状況とに基づく判定条件を満たす回答端末に対して、前記判定条件に対応づけて保持部に保持された情報を提示し、
    前記課題に関連する一以上の情報をそれぞれキーワードに対応付けて保持する前記保持部から、前記入力内容の文字列に含まれるキーワードに対応する情報を選択し、
    前記判定条件を満たす回答端末に対して、前記選択した情報を提示し、
    前記入力内容の文字列に前記保持部が保持するキーワードが含まれていない場合、前記回答端末とは異なる情報端末に対して、前記入力内容の文字列から新たなキーワードを抽出させるとともに、前記抽出させたキーワードに対応付ける新たな情報を選択させ、
    前記新たな情報と前記新たなキーワードとを対応付けて前記保持部に格納し、
    前記判定条件を満たす回答端末に対して、前記情報端末に選択させた前記新たな情報を提示する
    処理を実行させることを特徴とする、回答支援プログラム。
  2. 前記判定条件には、前記時刻から所定時間以上経過していることが含まれることを特徴とする、請求項1記載の回答支援プログラム
  3. 前記コンピュータに、
    前記入力内容に文字列が含まれていない場合、前記保持部から前記課題に関連する情報を選択し、
    前記判定条件を満たす回答端末に対して、前記選択した情報を提示する
    処理を実行させることを特徴とする、請求項1又は請求項2記載の回答支援プログラム
  4. 前記判定条件には、前記提出状況が未提出であることが含まれることを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項記載の回答支援プログラム。
  5. 前記コンピュータに、
    前記課題を提示してから所定の制限時間が満了した場合、複数の前記回答端末から提出された回答を表示する表示画面を生成し、
    前記表示画面を表示装置へ出力し、
    前記回答端末及び前記表示装置とは異なる情報端末に対して、前記情報を提示した回答端末からの回答に当該情報を付加した表示画面を出力する
    処理を実行させることを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項記載の回答支援プログラム。
  6. 提示した課題に対する回答を行なう回答端末における回答の入力内容及び時刻を取得する第1取得部と、
    前記回答端末による前記課題に対する回答の提出内容を取得する第2取得部と、
    前記時刻と前記回答端末による前記回答の提出状況とに基づく判定条件を満たす回答端末に対して、前記判定条件に対応づけて保持部に保持された情報を提示する情報提示部と、
    をそなえ
    前記情報提示部は、
    前記課題に関連する一以上の情報をそれぞれキーワードに対応付けて保持する前記保持部から、前記入力内容の文字列に含まれるキーワードに対応する情報を選択し、
    前記判定条件を満たす回答端末に対して、前記選択した情報を提示し、
    前記入力内容の文字列に前記保持部が保持するキーワードが含まれていない場合、前記回答端末とは異なる情報端末に対して、前記入力内容の文字列から新たなキーワードを抽出させるとともに、前記抽出させたキーワードに対応付ける新たな情報を選択させ、
    前記新たな情報と前記新たなキーワードとを対応付けて前記保持部に格納し、
    前記判定条件を満たす回答端末に対して、前記情報端末に選択させた前記新たな情報を提示する
    ことを特徴とする、回答支援装置。
  7. コンピュータが、
    提示した課題に対する回答を行なう回答端末における回答の入力内容及び時刻を取得し、
    前記回答端末による前記課題に対する回答の提出内容を取得し、
    前記時刻と前記回答端末による前記回答の提出状況とに基づく判定条件を満たす回答端末に対して、前記判定条件に対応づけて保持部に保持された情報を提示し、
    前記課題に関連する一以上の情報をそれぞれキーワードに対応付けて保持する前記保持部から、前記入力内容の文字列に含まれるキーワードに対応する情報を選択し、
    前記判定条件を満たす回答端末に対して、前記選択した情報を提示し、
    前記入力内容の文字列に前記保持部が保持するキーワードが含まれていない場合、前記回答端末とは異なる情報端末に対して、前記入力内容の文字列から新たなキーワードを抽出させるとともに、前記抽出させたキーワードに対応付ける新たな情報を選択させ、
    前記新たな情報と前記新たなキーワードとを対応付けて前記保持部に格納し、
    前記判定条件を満たす回答端末に対して、前記情報端末に選択させた前記新たな情報を提示する
    ことを特徴とする、回答支援方法。
  8. コンピュータに、
    提示した課題に対する回答を行なう回答端末における回答の入力内容及び時刻を取得し、
    前記回答端末による前記課題に対する回答の提出内容を取得し、
    前記時刻と前記回答端末による前記回答の提出状況とに基づく判定条件を満たす回答端末に対して、前記判定条件に対応づけて保持部に保持された情報を提示し、
    前記課題を提示してから所定の制限時間が満了した場合、複数の前記回答端末から提出された回答を表示する表示画面を生成し、
    前記表示画面を表示装置へ出力し、
    前記回答端末及び前記表示装置とは異なる情報端末に対して、前記情報を提示した回答端末からの回答に当該情報を付加した表示画面を出力する
    処理を実行させることを特徴とする、回答支援プログラム。
  9. 提示した課題に対する回答を行なう回答端末における回答の入力内容及び時刻を取得する第1取得部と、
    前記回答端末による前記課題に対する回答の提出内容を取得する第2取得部と、
    前記時刻と前記回答端末による前記回答の提出状況とに基づく判定条件を満たす回答端
    末に対して、前記判定条件に対応づけて保持部に保持された情報を提示する情報提示部と、
    前記課題を提示してから所定の制限時間が満了した場合、複数の前記回答端末から提出された回答を表示する表示画面を生成する画面生成部と、をそなえ、
    前記画面生成部は、
    前記表示画面を表示装置へ出力し、
    前記回答端末及び前記表示装置とは異なる情報端末に対して、前記情報を提示した回答端末からの回答に当該情報を付加した表示画面を出力する
    ことを特徴とする、回答支援装置。
  10. コンピュータが、
    提示した課題に対する回答を行なう回答端末における回答の入力内容及び時刻を取得し、
    前記回答端末による前記課題に対する回答の提出内容を取得し、
    前記時刻と前記回答端末による前記回答の提出状況とに基づく判定条件を満たす回答端末に対して、前記判定条件に対応づけて保持部に保持された情報を提示し、
    前記課題を提示してから所定の制限時間が満了した場合、複数の前記回答端末から提出された回答を表示する表示画面を生成し、
    前記表示画面を表示装置へ出力し、
    前記回答端末及び前記表示装置とは異なる情報端末に対して、前記情報を提示した回答端末からの回答に当該情報を付加した表示画面を出力する
    ことを特徴とする、回答支援方法。
  11. コンピュータに、
    提示した課題に対する回答を行なう回答端末により提出された回答を受信し、
    前記課題に対する回答を未提出の回答端末による回答の入力が停止した時刻に関する情報を取得し、
    前記時刻に関する情報に基づく判定条件を満たす回答端末に対して、前記課題に対応づけて保持部に保持された情報を提示する
    処理を実行させることを特徴とする、回答支援プログラム。
  12. 提示した課題に対する回答を行なう回答端末により提出された回答を受信し、前記課題に対する回答を未提出の回答端末による回答の入力が停止した時刻に関する情報を取得する取得部と、
    前記時刻に関する情報に基づく判定条件を満たす回答端末に対して、前記課題に対応づけて保持部に保持された情報を提示する情報提示部と、をそなえる
    ことを特徴する、回答支援装置。
  13. コンピュータが、
    提示した課題に対する回答を行なう回答端末により提出された回答を受信し、
    前記課題に対する回答を未提出の回答端末による回答の入力が停止した時刻に関する情報を取得し、
    前記時刻に関する情報に基づく判定条件を満たす回答端末に対して、前記課題に対応づけて保持部に保持された情報を提示する
    ことを特徴とする、回答支援方法。
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