JP6517071B2 - 消火栓装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トンネル等に設置される前傾式扉を備えた消火栓装置に関する。
トンネルには消火栓装置が設けられているが、この消火栓装置が設置される箇所について図7に基づいて説明する。
トンネル21には、車道22が設けられ、その側部には1m程度の高さの監査路23が設けられている。
監査路23から立ち上がっているトンネル壁面25には、箱抜き空間27が形成されており、この箱抜き空間27の床面にベースが固定され、そのベースを介して消火栓装置29が設置されている。
従来の消火栓装置29は、図8に示す特許文献1に開示されたもののように、ホース30を収納するホース収納部31を備えた箱状の本体33と、本体33の前面に設けられ、ホース収納部31の前方に位置する開口部35aを有する前面パネル35と、前面パネル35の開口部35aに開閉可能に設けられる前傾式扉37とを備えている。
前傾式扉37の背面側には、逆U字状のホースガイド39が設けられ、先端に消火ノズル41が接続されたホース30が挿通されている。また、前傾式扉37の背面には、消火ノズル41を着脱可能に保持するホースホルダ43や、消火栓の操作レバー45も設けられている。
消火栓装置29の前傾式扉37は、前方に倒れるように開放動作するものであり、トンネル21内で火災が発生した場合には、前傾式扉37を開放してホース30をホースガイド39にガイドさせながら引き出して消火活動を行う。
前傾式扉37は下辺側を回動軸として略90度まで回動し、開放時において、前傾式扉37は背面を上方に向けて監査路23の路面と略平行な状態になる。この前傾式扉37の開放状態において、前傾式扉37の先端(上端)は、監査路23の幅内に収まっており、監査路23(車道側の先端)より大きく突出することがないのが通常である。
特開2001−95940号公報
ところで、道路、トンネルにおいては、車両や歩行者の交通の安全性・円滑性に支障をきたすことを防ぐため、構造物を配置してはならない一定の幅、一定の高さの範囲を、建築限界として定めている。
消火栓装置29が設置される監査路23の幅が狭く、または箱抜き空間がないトンネルにおいて消火栓装置29を後付けで設置するような場合は、消火栓装置29の前傾式扉37が、トンネルの建築限界を侵す可能性がある。つまり、前傾式扉37を開放したとき、前傾式扉37の先端部が、監査路23の幅を越えて監査路23から突出することになる。このとき車道側に突出する扉先端部の割合が大きいと、トンネルの建築限界を超えることになり、また突出する割合がそれ程大きくなくとも、監査路23から突出した扉先端部は、トンネル火災時における避難の妨げとなる。
そのため、前傾式扉37の高さをできるだけ低くして、前傾式扉37を開放した場合にも、監査路23の幅内に収まる、つまり監査路23(車道側の先端)より大きく突出することはないようにすることが望まれている。
一方、前述したように前傾式扉37の背面側には、消火ノズル41を保持するホースホルダ43とホースガイド39が設けられている。ホースホルダ43は、消火ノズル41を保持することによって、ホース収納時において消火ノズル41からホース収納部31に至るホース部分の収納を確実にし、またホースガイド39は、ホース引出し時においてホース30を円滑に引き出せるようにするという機能を有しているところ、前傾式扉37の高さが低くなってとしても、これらの機能を阻害しないようにする必要がある。
本発明はかかる課題を解決するためになされたものであり、前傾式扉の高さが低くなった場合であっても、ホースの収納性とホースの引出し性能に優れた消火栓装置を提供することを目的としている。
(1)本発明に係る消火栓装置は、内巻きされたホースを収納するホース収納部及び該ホース収納部に収納されたホースを引き出すための中央開口部を備えた箱状の本体と、該本体の前面に設けられると共に前記中央開口部の前方に位置する部位が開口する前面パネルと、該前面パネルの開口部に閉鎖可能に設けられ、下辺側を回動軸として前傾可能に設けられた前傾式扉と、該前傾式扉の背面側に設けられて消火ノズルを固定するノズル固定部と、前記前傾式扉の背面側に設けられてホースをガイドするホースガイドとを備えた消火栓装置において、
前記ホースガイドは、前記前傾式扉の背面側に立設された第1棒状体と、該第1棒状体よりも前記ノズル固定部寄りで、かつ前記第1棒状体と所定の間隔を離して設けられた第2棒状体を有してなり、
該第2棒状体は前記第1棒状体よりも前記前傾式扉の回動軸寄りに配置されていることを特徴とするものである。
(2)また、(1)に記載のものにおいて、前記第2棒状体は、前記前傾式扉を開放した状態において前記中央開口部における前記ノズル固定部側の開口端と前記第1棒状体を結ぶ直線よりも前記ノズル固定部寄りに配置されていることを特徴とするものである。
)また、上記(1)又は(2)に記載のものにおいて、前記第1棒状体は、前記前傾式扉の上辺からの距離が前記ノズル固定部と同じか、あるいは前記ノズル固定部よりも上辺寄りになるように配置されていることを特徴とするものである。
)また、上記(1)乃至(3)のいずれかに記載のものにおいて、前記第1棒状体と前記第2棒状体の上端部を連結する連結部が設けられていることを特徴とするものである。
)また、上記(1)乃至()のいずれかに記載のものにおいて、前記前傾式扉の高さが前記前面パネルの高さの半分以下に設定されていることを特徴とするものである。
本発明においては、ホースガイドが、前記前傾式扉の背面側に立設された第1棒状体と、該第1棒状体よりも前記ノズル固定部寄りで、かつ前記第1棒状体と所定の間隔を離して設けられた第2棒状体を有してなり、該第2棒状体は前記第1棒状体よりも前記前傾式扉の回動軸寄りに配置されていることにより、ホース収納時において、消火ノズルをノズル固定部に固定した際にホースが押し上げられることがなく、また窮屈でもなく、円滑かつ確実なホース収納が可能になる。
また、本発明においては、前傾式扉の背面にホースガイドを設け、該ホースガイドは、前記前傾式扉の背面側に立設された第1棒状体と、該第1棒状体よりも前記ノズル固定部寄りで、かつ前記第1棒状体と所定の間隔を離して設けられた第2棒状体を有してなり、該第2棒状体は前記第1棒状体よりも前記前傾式扉の回動軸寄りに配置され、かつ前記前傾式扉を開放した状態において前記中央開口部における前記ノズル固定部側の開口端と前記第1棒状体を結ぶ直線よりも前記ノズル固定部寄りに配置されているようにしたので、前傾式扉の高さが低くなった場合であっても、ホースの収納性とホースの引出し性能に優れる。
本発明の一実施の形態に係る消火栓装置の正面図である。 図1に示した消火栓装置の前傾式扉を開放した状態の平面図(一部切断)である。 図1に示した消火栓装置の前傾式扉を開放した状態の側面図である。 本発明の一実施の形態に係る消火栓装置のホースガイドの第2棒状体の配置の説明図である(その1)。 本発明の一実施の形態に係る消火栓装置のホースガイドの第2棒状体の配置の説明図である(その2)。 本発明の一実施の形態に係る消火栓装置のホースガイドの第1棒状体の配置の説明図である。 消火栓装置が設置されるトンネル内部の説明図である。 従来の消火栓装置の説明図である。
本実施の形態に係る消火栓装置1は、図7に示したような車道22の側部の監査路23に設けられ、図1に示すように、箱状の本体3と、本体3の前面に設けられた開口部5aを有する前面パネル5と、前面パネル5の開口部5aに開閉可能に設けられた前傾式扉7とを備えている。
以下、各構成を詳細に説明する。
<本体>
本体3は、図1〜図3に示すように、矩形の箱状からなる筺体を有し、筺体内には内巻きに巻き回されたホース8を収納するホース収納部9及びホース収納部9に収納されたホース8を引き出すための中央開口部11が設けられている。また、筐体内には、ホース収納部9の右側に、消火栓弁や自動調圧弁を有する配管系統12が設けられている。配管系統12は、先端側がホース8の基端側と接続されるとともに、基端側が図示しない給水源に接続されている。
《ホース収納部》
ホース収納部9は、本体3の内壁上面から内壁下面に至る2本の棒状体13と、棒状体13から本体3の内壁背面に至る略L字状に屈曲した2枚の帯板15とを備えて構成されている。
そして、2本の棒状体13の間に中央開口部11が形成され、ここからホース8が引き出される。
<前面パネル>
前面パネル5は、本体3の前面に設けられ、中央開口部11の前方に位置する部位が開口しており、この開口部5aを閉鎖可能に前傾式扉7が取り付けられている。
<前傾式扉>
前傾式扉7は板状の金属板から構成された横長の矩形状をしており、上述のように前面パネル5の開口部5aを閉鎖可能に取り付けられている。
前傾式扉7は、下辺両端に回動軸が設けられ、開口部5aを閉鎖状態から、図2、図3に示すように、背面を上に向けて監査路23と略平行な状態にまで開くことができる。
本発明において、前傾式扉7の高さは限定されていないが、開放時において監査路23からの突出量が建築限界を超えない高さが望ましく、例えば、前傾式扉7の高さが前面パネル5の高さの半分以下に設定されているのが望ましい。または、前傾式扉7の高さの実寸法としては、例えば380mm〜430mmが好ましく、換言すれば、開放時における消火栓装置1の前面(前面パネル5)からの突出量(長さ)を、例えば300mm〜350mmとするのが好ましい。
前傾式扉7の背面側には、消火ノズル16を着脱可能に固定するノズル固定部17及びホース8を引き出す際にガイドとなるホースガイド19、消火栓弁を開閉操作する操作レバー20が設けられている。
《ノズル固定部》
ノズル固定部17は、ホース収納時において、ホース8の先端に設けられた消火ノズル16を固定するものであり、例えば、ノズルキャッチャーと言われるC型の係止片17aによって構成されている。そして、図2に示すように、消火用ノズル16を、その軸芯方向が前傾式扉7の幅方向と略平行となるように固定している。
ノズル固定部17の位置は、消火ノズル16のハンドル16aが収納時に前傾式扉7からはみ出ないことを条件にできるだけ前傾式扉7の上辺7a寄りに設けるのが好ましい。その理由は、ホース収納時において、消火ノズル16からホース収納部9に至る長さを確保できるため、ホース8を無理な力を加えることなく収納できるからである。
《ホースガイド》
ホースガイド19は、前傾式扉7の背面側に立設された第1棒状体19aと、第1棒状体19aよりもノズル固定部17寄りに第1棒状体19aから所定の間隔を離して設けられた第2棒状体19bを有し、これら第1棒状体19aと第2棒状体19bの上部が横辺部19c(連結部に相当)で連結された、逆U字状をしている。ホースガイド19は、図1に示すように、前傾式扉7を閉じたときには、ホース収納部9の中央開口部11、より詳細には、ホース収納部9に収納されたホース8の内側に配置される。横辺部19cはアーチ形でも直線形でもよい。
そして、第2棒状体19bは、前傾式扉7の上辺7aからの距離が第1棒状体19aよりも前傾式扉7の回動軸寄りになるように配置されている(配置要件A)。すなわち、図2に示す上辺7aから第1棒状体19aまでの距離をP1、上辺7aから第2棒状体19bまでの距離をP2としたときに、P2>P1に設定されている。
また、第2棒状体19bは、前傾式扉7を開放した状態において中央開口部11におけるノズル固定部17側の開口端と第1棒状体19aを結ぶ直線よりもノズル固定部17寄りに配置されている(配置要件B)。
この要件Bは、図2の拡大図に示すように、ノズル固定部17側の開口端と第1棒状体19aを結ぶ直線(図中の両端矢印付きの直線)よりも、ノズル固定部17寄り、すなわち図中の3本の矢印で示す方向の領域に、第2棒状体19bが配置されることを意味している。
さらに、第1棒状体19aは、前傾式扉7の上辺7aからの距離P1が、ノズル固定部17の上辺7aからの距離と同じか、あるいはノズル固定部17よりも上辺7a寄りになるように配置されている(配置要件C)。なお、上記の説明で上辺7aから各部材への距離とは、上辺7aから各部材の中心、軸芯までの最短距離をいう。
以下、配置要件A、B、Cの理由を詳細に説明する。
・配置要件A
図4(a)に示すように、第1棒状体19aと第2棒状体19bの上辺7aからの距離が同じ位置にあった場合(従来例のホースガイド39の場合)、ホース収納時において、消火ノズル16をノズル固定部17に固定した際に、第1棒状体19aと第2棒状体19bの間へのホース8の挿通が窮屈になり、かつホース8が第2棒状体19bによって前傾式扉7の上辺7a側に押されることになる。例えば、扉の高さが低く、ノズル固定部17及びホースガイド39が共に前傾式扉7の上辺7a寄りに設けられているような場合には、押し上げられたホース8が前傾式扉7の上辺7aから飛び出る可能性がある。
これに対して、図4(b)に示すように、配置要件A(第2棒状体19bが前傾式扉7の上辺7aからの距離が第1棒状体19aよりも前傾式扉7の回動軸寄りに配置されている)を満たす場合には、ホース8が押し上げられることがなく、また窮屈でもなく、円滑かつ確実なホース収納が可能になっている。
・配置要件B
図5に示すように、ホース8をノズル固定部17と反対側(図中右側)に引き出すときには、第1棒状体19aがホースガイド19として機能する。このとき、第2棒状体19bが配置要件B(第2棒状体19bが、前傾式扉7を開放した状態において中央開口部11におけるノズル固定部17側の開口端と第1棒状体19aを結ぶ直線よりもノズル固定部17寄りに配置されている)を満たすことで、引きだされるホース8が第2棒状体19bと緩衝することがなく、スムーズな引出しが可能になる。
・配置要件C
図6は、配置要件Cに関する実験を示すものである。図6(a)は、前傾式扉7の高さを低くして、かつ第1棒状体19aの位置を扉の中程にしたものであり、中央開口部11から第1棒状体19aまでの距離はXである。
図6(b)は、図6(a)と同じ扉で第1棒状体19aの位置を上辺7a寄りにしたもので、中央開口部11からの距離はYである。
図6(c)は、従来例の大型の前傾式扉7で、第1棒状体19aの位置を前傾式扉7の中程にしたもので、中央開口部11からの距離はZである。中央開口部11からの距離の関係は、Z>Y>Xである。
図6(a)〜(c)の3つのケースでホース8の引出し力を調査したところ、距離が大きいほど引出し力が小さくなることが分かった。これは、距離が大きいほどホース8の屈曲半径を大きくすることができるためである。
したがって、同じ大きさの扉の場合には、ホースガイド19を前傾式扉7の上辺7a近くにすることでスムーズなホース引出しが可能になる。
つまり、第1棒状体19aを、前傾式扉7の上辺7aからの距離がノズル固定部17と同じか、あるいはノズル固定部17よりも上辺7a寄りになるように配置するという配置要件Cを満たすことで、スムーズなホース引出しが可能になる。
上記の説明は、第1棒状体19aについてのものであるが、第2棒状体19bについても同様にできるだけ上辺7a寄りに配置することがホースのスムーズな引出しの観点から望ましい。もっとも、前述の配置要件Aにより、第2棒状体19bは第1棒状体19aよりも前傾式扉7の回動軸寄りに配置されていることから、配置要件Aを満たしつつ第2棒状体19bをできるだけ上辺7a寄りに配置すればよい。換言すれば、上辺7aから第1棒状体19aまでの距離P1と、上辺7aから第2棒状体19bまでの距離P2との差を小さくすればよい。P2−P1の好ましい値は、50〜120mmである。
以上のように構成された本実施の形態の消火栓装置1の消火時の操作について説明する。
トンネル21内で火災が発生すると、操作者は、まず前傾式扉7を前面側(車道22側)に倒すことで開扉し、前傾式扉7が約90度回動して、前傾式扉7が監査路23と略平行になった状態にする。
操作者は、操作レバー20を操作して消火栓弁を開放することでホース8に消火水を供給するとともに、消火ノズル16をノズル固定部17から外して、ホース8を火災のある方向に引き出して消火活動を行う。ホース8の引出しに際して、本実施の形態の消火栓装置1では、ホースガイド19が配置要件B、Cを満たしているので、過大な引出し力を必要とせず、円滑なホース引出しが可能である。
また、ホース8を収納する場合においても、本実施の形態の消火栓装置1のホースガイド19が配置要件Aを満たしていることから、円滑で、かつホース8が前傾式扉7の上辺7aから飛び出ることもない。
なお、上記の説明では第1棒状体19aと第2棒状体19bの上端部が横辺部19cで連結している例を示したが、第1棒状体19aと第2棒状体19bは分離していてもよい。もっとも、横辺部19cを有することで、前傾式扉7を開放する際にホース8がホースガイド19から外れるのを防止することができる。
また、上記の説明では、前傾式扉7の高さについては、限定しておらず、従来例のように前傾式扉7の高さが高いものに本発明を適用することを除外するものではないが、前述のように、本発明を適用すれば、前傾式扉7の高さが低くなった場合においても、ホース8の収納性とホース8の引出し性能に優れるものであり、高さの低い前傾式扉に適用することで、前傾式扉の先端部が監査路23の幅を越えるのを確実に防止できるという効果を合わせて奏することができる。
また、上記の説明では、ノズル固定部17は、消火用ノズル16を、その軸芯方向が前傾式扉7の幅方向と略平行となるように固定している例を示したが、これに限定されない。例えば、消火用ノズル16の先端側が基端側よりも、前傾式扉7の上辺7aからの距離が前傾式扉7の回動軸寄りになるように、固定してもよい。
また、配置要件A、B、Cは、それぞれ単独でも効果があるが、配置要件AとBを組み合わせることを必須とするのが好ましく、さらには全ての配置要件A、B、Cを組み合わせればなおよい。
1 消火栓装置
3 本体
5 前面パネル
5a 開口部
7 前傾式扉
8 ホース
9 ホース収納部
11 中央開口部
12 配管系統
13 棒状体
15 帯板
16 消火ノズル
16a ハンドル
17 ノズル固定部
17a 係止片
19 ホースガイド
19a 第1棒状体
19b 第2棒状体
19c 横辺部
20 操作レバー
21 トンネル
22 車道
23 監査路
25 トンネル壁面
27 箱抜き空間
29 消火栓装置(従来例)
30 ホース
31 ホース収納部
33 本体
35 前面パネル
35a 開口部
37 前傾式扉
39 ホースガイド
41 消火ノズル
43 ホースホルダ
45 操作レバー

Claims (5)

  1. 内巻きされたホースを収納するホース収納部及び該ホース収納部に収納されたホースを引き出すための中央開口部を備えた箱状の本体と、該本体の前面に設けられると共に前記中央開口部の前方に位置する部位が開口する前面パネルと、該前面パネルの開口部に閉鎖可能に設けられ、下辺側を回動軸として前傾可能に設けられた前傾式扉と、該前傾式扉の背面側に設けられて消火ノズルを固定するノズル固定部と、前記前傾式扉の背面側に設けられてホースをガイドするホースガイドとを備えた消火栓装置において、
    前記ホースガイドは、前記前傾式扉の背面側に立設された第1棒状体と、該第1棒状体よりも前記ノズル固定部寄りで、かつ前記第1棒状体と所定の間隔を離して設けられた第2棒状体を有してなり、
    該第2棒状体は前記第1棒状体よりも前記前傾式扉の回動軸寄りに配置されていることを特徴とする消火栓装置。
  2. 内巻きされたホースを収納するホース収納部及び該ホース収納部に収納されたホースを引き出すための中央開口部を備えた箱状の本体と、該本体の前面に設けられると共に前記中央開口部の前方に位置する部位が開口する前面パネルと、該前面パネルの開口部に閉鎖可能に設けられ、下辺側を回動軸として前傾可能に設けられた前傾式扉と、該前傾式扉の背面側に設けられて消火ノズルを固定するノズル固定部と、前記前傾式扉の背面側に設けられてホースをガイドするホースガイドとを備えた消火栓装置において、
    前記ホースガイドは、前記前傾式扉の背面側に立設された第1棒状体と、該第1棒状体よりも前記ノズル固定部寄りで、かつ前記第1棒状体と所定の間隔を離して設けられた第2棒状体を有してなり、
    前記第1棒状体は、前記前傾式扉の上辺からの距離が前記ノズル固定部と同じか、あるいは前記ノズル固定部よりも上辺寄りになるように配置されていることを特徴とする消火栓装置。
  3. 内巻きされたホースを収納するホース収納部及び該ホース収納部に収納されたホースを引き出すための中央開口部を備えた箱状の本体と、該本体の前面に設けられると共に前記中央開口部の前方に位置する部位が開口する前面パネルと、該前面パネルの開口部に閉鎖可能に設けられ、下辺側を回動軸として前傾可能に設けられた前傾式扉と、該前傾式扉の背面側に設けられて消火ノズルを固定するノズル固定部と、前記前傾式扉の背面側に設けられてホースをガイドするホースガイドとを備えた消火栓装置において、
    前記ホースガイドは、前記前傾式扉の背面側に立設された第1棒状体と、該第1棒状体よりも前記ノズル固定部寄りで、かつ前記第1棒状体と所定の間隔を離して設けられた第2棒状体を有してなり、
    該第2棒状体は前記第1棒状体よりも前記前傾式扉の回動軸寄りに配置されており、
    前記第1棒状体は、前記前傾式扉の上辺からの距離が前記ノズル固定部と同じか、あるいは前記ノズル固定部よりも上辺寄りになるように配置されていることを特徴とする消火栓装置。
  4. 前記第2棒状体は、前記前傾式扉を開放した状態において前記中央開口部における前記ノズル固定部側の開口端と前記第1棒状体を結ぶ直線よりも前記ノズル固定部寄りに配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の消火栓装置。
  5. 前記前傾式扉の高さが前記前面パネルの高さの半分以下に設定されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の消火栓装置。
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