JP6516475B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プリンタ、複合機、ファクシミリ等の電子写真方式を用いた画像形成装置に関する。
画像形成装置は、感光体上に形成したトナー像を用紙等の記録媒体に転写することで画像形成処理を行う。感光体は、トナー像の転写後に転写されずに残留するトナー(以下、「残留トナー」という。)をクリーナにより除去される。除去された残留トナーは、回収トナーとして、画像形成装置内に着脱可能に設けられる回収トナーボックスに収容される。カラー画像を形成する画像形成装置は、複数の感光体を備え、一つの回収トナーボックスにすべての回収トナーを収容するように構成される。そのために、回収トナーボックスは、相応の容量が必要になる。回収トナーボックスは、回収トナーが満載になると取り替えられる。
特許文献1に開示される画像形成装置は、複数の回収トナーの受入口が設けられた回収トナーボックスを備える。複数の感光体毎に設けられる複数のクリーナの各々で回収された回収トナーは、各受入口から個別に落とし込まれる。回収トナーボックスは、回収トナーを満載したことを検知するために、光透過センサを備える。回収トナーボックス内の回収トナーが堆積して光透過センサの光を遮ることで、光透過センサの出力が変化する。これにより画像形成装置は、回収トナーボックスが回収トナーを満載したことを検知する。
特許文献2は、回収トナーボックス内の回収トナー量を二段階に区別するために、二つの検知センサを備えたトナー回収装置を開示する。トナー回収装置は、一つ目の検知センサが回収トナーを検知すると回収トナーの満載を予告し、二つ目の検知センサが回収トナーを検知すると回収トナーが満載になったことを報知して、画像形成装置の動作を自動的に停止する。特許文献3は、回収トナーボックス内の回収トナー量を、光透過センサで検知して回収トナーの満載を予告し、その後の画像形成処理による印刷枚数により回収トナーが満載になったことを推測して報知する画像形成装置を開示する。
特許第4085571号公報 特開平05−188835号公報 特開2009−80473号公報
特許文献1は、回収トナーボックス内の回収トナーの満載を検知するのみで、満載の予告を行うことはない。特許文献2、3では、回収トナーが満載される前に予告を行い、回収トナーボックス内の回収トナーの充填率を推測する。
回収トナーボックスは、内部にスクリューを備える。回収トナーボックスは、スクリューにより回収トナーを搬送して均すことで、内部にできるだけ多くの回収トナーを詰め込むように構成される。従来の回収トナーボックスは、内部の回収トナーの状態を確認することができない。回収トナーの状態は、画像形成装置の使用状態や環境温度、湿度等により変化する。回収トナーの状態の変化により、スクリューに急激な負荷重がかかることで回収トナーの搬送効率が低下し、回収トナーボックス内の回収トナーの充填率が推測とは異なる場合がある。そのために、回収トナーの状態に応じて適切に回収トナーボックスの交換をユーザに促すことは重要である。
本発明は、上記の問題を解決するために、回収トナーボックス内の回収トナーの状態を予測して、適切なタイミングで回収トナーボックスの交換をユーザに促す画像形成装置を提供することを主たる課題とする。
上記課題を解決する本発明の画像形成装置は、トナー像が形成される像担持体と、前記像担持体から前記トナー像を他の像担持体又は記録媒体に転写する転写部と、転写後に前記像担持体に残留するトナーを除去するクリーナと、前記クリーナにより除去された前記トナーを回収トナーとして収容し、内蔵するスクリューにより前記回収トナーが内部で搬送される回収トナーボックスと、前記回収トナーボックスに設けられて、前記回収トナーが満載されたことを検知する検知部と、前記トナー像を前記記録媒体に転写した枚数に基づいて、回収トナー量を検出する回収トナー量検出手段と、前記スクリューを駆動する回収トナーモータと、前記回収トナーモータの回転情報を取得する取得手段と、前記検知部が前記回収トナーが満載であることを検知すると、前記回収トナー量又は前記回転情報に応じて前記回収トナーボックスの状態を判断し、判断結果を所定の報知手段により報知する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記検知部により前記回収トナーが満載であることが検知された状態で前記回収トナー量に関する第1条件が満たされた場合に、前記回収トナーボックスが交換を行う必要のある状態と判断し、前記制御手段は、前記検知部により前記回収トナーが満載であることが検知された状態で前記回転情報に関する第2条件が満たされた場合に、前記回収トナーボックスが交換を行う必要のある前記状態と判断することを特徴とする。
本発明によれば、検出した回収トナー量又は駆動力に応じて回収トナーボックスの状態を判断し、判断結果に応じて報知を行うことで、適切なタイミングで回収トナーボックスの交換をユーザに促すことができる。
画像形成装置の構成図。 回収トナーボックスの断面図。 回収トナーボックスの透過図。 回収トナーが搬送される様子を表す図。 回収トナーが搬送される様子を表す図。 回収トナーが搬送される様子を表す図。 トナー検知センサの構成図。 トナー検知センサの回収トナー検知時の説明図。 制御部の構成図。 回転速度閾値テーブルの例示図。 ビデオカウント閾値テーブルの例示図。 回収トナーモータの回転速度と回収トナーの重量との関係を表す図。 スクリューのトルクと回収トナーの重量との関係を表す図。 回収トナーボックスの交換準備及び交換をユーザに報知する処理を表すフローチャート。 回収トナーボックスの交換準備及び交換をユーザに報知する処理を表すフローチャート。 制御部の構成図。 モータ電流値閾値テーブルの例示図。 回収トナーモータの駆動電流と、回収トナーの重量との関係を表す図。 回収トナーボックスの交換準備及び交換をユーザに報知する処理を表すフローチャート。
以下、実施の形態を図面を参照しつつ詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は、本実施形態の画像形成装置100の構成図である。画像形成装置100は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対応して画像形成を行うプロセスユニットPa〜Pdを備える。各プロセスユニットPa〜Pdは、同様の構成を有する。以下、構成要素を色毎に区別する場合には符号の後に「a〜d」を付し、区別しない場合には符号の後に「a〜d」を付さない。「a」がイエロー、「b」がマゼンタ、「c」がシアン、「d」がブラックに対応する。例えばイエローのプロセスユニットは「プロセスユニットPa」と記載し、区別しない場合には「プロセスユニットP」と記載する。
プロセスユニットPは、トナー像が形成される像担持体である感光体ドラム111を備える。感光体ドラム111は、図示しない駆動機構により、矢印Aの方向に一定速度で回転する。感光体ドラム111の周囲には、帯電ローラ112、現像部114、及びドラムクリーナ115が設けられる。帯電ローラ112は、感光体ドラム111の表面を均一に帯電させる。露光部113は、帯電ローラ112によって均一に帯電された感光体ドラム111の表面を、画像データに基づいて変調されたレーザ光により露光する。これにより、感光体ドラム111の表面に画像データに基づく静電潜像が形成される。
現像部114は、感光体ドラム111上の静電潜像を、トナーとキャリアとを有する現像剤を用いて現像する。感光体ドラム111上の静電潜像はトナー像として顕像化される。現像部114aはイエローのトナー像を形成する。現像部114bはマゼンタのトナー像を形成する。現像部114cはシアンのトナー像を形成する。現像部114dはブラックのトナー像を形成する。
各プロセスユニットPの上部には、感光体ドラム111に形成されたトナー像が転写される中間転写体として中間転写ベルト116が設けられる。中間転写ベルト116も像担持体の一例である。中間転写ベルト116を挟んで感光体ドラム111に対向する位置には、一次転写ローラ117が設けられる。感光体ドラム111と一次転写ローラ117とは、転写部を構成する。感光体ドラム111のトナー像は、一次転写ローラ117により中間転写ベルト116に転写される。中間転写ベルト116は、図1中反時計回りに一定速度で回転する。各感光体ドラム111a〜111d上のトナー像が中間転写ベルト116に重ねて順次転写されることによって、中間転写ベルト116上にフルカラーのトナー像が形成される。
中間転写ベルト116への転写後に感光体ドラム111に残留する残留トナーは、ドラムクリーナ115により除去される。ドラムクリーナ115により表面が清掃された感光体ドラム111は、次の画像形成処理に備える。ドラムクリーナ115は、除去した残留トナーを、回収トナー搬送経路131を通して搬送し、回収トナーとして回収トナーボックス130に排出する。
中間転写ベルト116に転写されたトナー像は、転写部を構成する二次転写ローラ119により用紙等の記録媒体Pに転写される。記録媒体Pは、給紙トレイに収容されており、給紙ローラ120により1枚ずつ二次転写ローラ119へ向けて搬送される。給紙ローラ120から二次転写ローラ119までの間の搬送経路上には、レジストローラ121が設けられる。レジストローラ121は、記録媒体Pの斜行等を補正し、中間転写ベルト116に形成されたトナー像が転写部まで搬送されるタイミングに合わせて、記録材Pを二次転写ローラ119まで搬送する。二次転写ローラ119は、中間転写ベルト116に形成されたトナー像を記録媒体Pに転写する。二次転写ローラ119による転写後に中間転写ベルト116の表面に残留する残留トナーは、中間転写ベルト116の周囲に設けられるベルトクリーナ118により除去される。ベルトクリーナ118は除去した残留トナーを、回収トナー搬送経路131を通して搬送し、回収トナーとして回収トナーボックス130に排出する。
二次転写ローラ119によりトナー像が転写された記録媒体Pは、定着器140に搬送される。定着器140は、記録媒体P上にトナー像を熱定着する。トナー像が熱定着された記録媒体Pは、定着器140から排紙ローラ122により画像形成装置100の外部に排出される。
定着器140と排紙ローラ122との間には、反転フラッパ123が設けられる。記録媒体Pの両面に画像形成を行う場合、一面への画像形成が終了した記録媒体Pは、反転フラッパ123により、反転ローラ124側へ搬送される。反転ローラ124は、記録媒体Pを両面ローラ125に搬送する。両面ローラ125は、合流部126を介してレジストローラ121まで記録媒体Pを搬送する。反転ローラ124及び両面ローラ125により、記録媒体Pは、画像形成された面が反転して、再度、転写部に搬送される。
搬送経路においてレジストローラ121の上流側にレジ前センサ127が設けられ、両面ローラ125の下流側に両面センサ128が設けられる。レジ前センサ127及び両面センサ128は、いずれも光学式センサであり、搬送経路を搬送される記録媒体Pを検知する。
図2は、回収トナーボックス130の断面図である。図3は、回収トナーボックス130の透過図である。
回収トナーボックス130は、例えば樹脂製の長方体形状の容器である。回収トナーボックス130は、画像形成装置100に着脱可能である。回収トナーボックス130は、長手方向が図1の奥行き方向に向くように、画像形成装置100に装着される。回収トナーボックス130は、上面壁部に回収トナーの流入口となる上向きの開口部132を有する。開口部132は、回収トナーボックス130の画像形成装置100への着脱に連動して開閉するシャッタを備え、画像形成装置100から脱装されたときに閉じるようになっている。回収トナーボックス130は、長手方向に延びるスクリュー133を内蔵する。回収トナーボックス130の開口部132とは逆の端には、回収トナーを検知するトナー検知センサ135が設けられる。
回収トナー搬送経路131を搬送された回収トナーは、開口部132を通って回収トナーボックス130内に収容される。スクリュー133は、回転することで収容された回収トナーを回収トナーボックス130の長手方向に搬送して均す。図4、図5、図6は、回収トナーがスクリュー133により長手方向に搬送される様子を表す図である。
図4に示すように、回収トナー搬送経路131を搬送された回収トナーTは、開口部132を通って回収トナーボックス130内に収容される。回収トナーTは、開口部132の下側近辺に堆積する。スクリュー133が回転すると、堆積する回収トナーTが回収トナーボックス130の長手方向に搬送される(図5)。スクリュー133は、返しの箇所を備えており、長手方向に一定の位置まで搬送された回収トナーTが回収トナーボックス130内で広がるように構成される。更に回収トナーTの回収が進むと、図5の状態から図6の状態まで遷移する。
図6の状態になると、トナー検知センサ135に回収トナーTが堆積する。図7は、トナー検知センサ135の構成図である。トナー検知センサ135は、筒状であり、発光部137及び受光部138を備える。発光部137から発せられた光は、光路136を通って、受光部138で受光される。光路136は、トナー検知センサ135の筒内部を通る。筒内部に回収トナーTが堆積していない状態では、受光部138が発光部137から発せられた光を受光することができる。筒内部に回収トナーTが堆積すると、発光部137から発せられた光が回収トナーTにより遮られて、受光部138が受光できなくなる。図8は、この状態を表す。受光部138の受光状態により、トナー検知センサ135は、回収トナーボックス130内に回収トナーTが満載されているかを検知することができる。受光部138が受光しないとき、トナー検知センサ135は回収トナーTが満載されていることを検知する。
図9は、このような画像形成装置100の動作を制御する制御部の構成図である。制御部は、CPU(Central Processing Unit)200がROM(Read Only Memory)201からコンピュータプログラムを読み込んで実行することにより、画像形成装置100の各部の動作を制御する。ROM201は、回収トナーボックス130の交換時期を算出するための各種テーブルを記憶する。図10、図11は、ROM201に記憶されるテーブルの例示図である。
図10は、回転速度閾値テーブルの例示図である。回転速度閾値テーブルは、スクリュー133を駆動する回収トナーモータ206の回転速度に応じて、回収トナーボックス130の状態(エラー、交換準備、交換)を判断するための回転速度の基準値を示す。
図11は、ビデオカウント閾値テーブルの例示図である。ビデオカウント閾値テーブルは、ビデオカウント値に対応する回収トナー量に応じて回収トナーボックス130の状態(交換準備、交換)を判断するための回収トナー量の基準値を示す。ビデオカウント値は、画像形成した記録媒体Pの枚数と1回の画像形成で転写するトナー量を表す画像DUTYとから算出される。制御部は、この他にEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)202を備える。EEPROM202は、画像DUTYや、回収トナーの量の積算値等を記憶する。
CPU200には、表示部203、トナー検知センサ135、モータドライバ205、回転速度検知部207、及び回収トナー量検出部208が接続される。モータドライバ205及び回転速度検知部207は、回収トナーモータ206に接続される。
表示部203は、ユーザに対して各種メッセージの表示を行う。本実施形態では、表示部203は、CPU200の判断結果に応じた回収トナーボックス130の交換準備や交換を促すメッセージ、エラーの表示を行う。トナー検知センサ135は、上記の通り発光部137及び受光部138を備え、回収トナーボックス130に収容された回収トナーの検知を行う。回収トナー量検出部208は、画像形成した記録媒体Pの枚数と画像DUTYとにより、ビデオカウント値を検出する。回収トナー量検出部208は、ビデオカウント値により回収トナー量を算出してEEPROM202に記憶する。画像形成した記録媒体Pの枚数は、図示しないカウンタによりカウントされてEEPROM202に記憶される。
モータドライバ205は、CPU200から入力されるPWM(Pulse Width Modulation)信号等の制御信号により、ブラシレスモータで構成される回収トナーモータ206を駆動制御する。回収トナーモータ206は、スクリュー133を回転駆動して、回収トナーボックス130内の回収トナーTを搬送する。回転速度検知部207は、回収トナーモータ206の回転速度を検知する。回転速度検知部207は、エンコーダ等で構成される。回転速度検知部207は、検知した回転速度をCPU200に入力する。回転速度は、回収トナーモータ206の駆動力を表しており、回収トナーTの重量により変動する。回転速度検知部207は、回転速度を検知することで駆動力検知を行う。CPU200は、回転速度と、回転速度閾値テーブルとを比較して、比較結果に応じて回収トナーボックス130の状態(エラー、交換準備、交換)を判断する。
図12は、回収トナーモータ206の回転速度と、回収トナーボックス130内の回収トナーTの重量との関係を表す図である。回収トナーモータ206の回転速度は、回収トナーボックス130内の回収トナーTが平均重量E1[g]に到達するまで、一定速度に制御される。この速度は、平均回転数N1[rpm]である。平均重量E1[g]は、回収トナーTが満載の状態であり、表示部203に回収トナーボックス130の交換を促すメッセージが表示されるときの回収トナーTの重量である。回収トナーTの重量は、回収トナーボックス130内の回収トナーTの密度により変化する。回収トナーTの密度は、画像形成装置100の使用状態や環境温度、湿度等により変化する。そのために、回収トナーTの重量は、想定と異なる場合がある。回収トナーTの重量が想定よりも重い場合、回収トナーTの回収トナーボックス130への充填率が想定より大きくなることで、回収トナーモータ206の回転速度が減少する。例えば、回収トナーTの重量が平均重量E1[g]よりも重い最大重量E2[g]になると、回収トナーモータ206の回転速度が最低回転数N2[rpm]に低下する。これは、スクリュー133のトルクが、回収トナーTの平均重量E1[g]から最大重量E2[g]になることで急激に増加するためである。図13は、スクリュー133のトルクと回収トナーTの重量との関係を表す図であり、回収トナーTの平均重量E1[g]から最大重量E2[g]に変化することでスクリュー133のトルクが急激に増加する様子を表す。
そのために、回収トナー量検出部208の検出結果のみならず、回収トナーモータ206の回転速度を検知することで、回収トナーボックス130内の回収トナーTを推定して、回収トナーTの充填率を正確に予測することができる。制御部は、充填率に応じて、ユーザに対して回収トナーボックス130の交換準備及び交換を促すメッセージを適切なタイミングで通知することができる。
図14は、回収トナーボックス130の交換準備及び交換をユーザに報知する処理を表すフローチャートである。本実施形態では、ユーザに対するこれらの報知は表示部203へのメッセージの表示により行うが、ランプの点灯による報知、音声による報知等の所定の方法により行ってもよい。
画像形成装置100が画像形成処理を開始すると、CPU200は、トナー検知センサ135が回収トナーTを検知するか否かにより、回収トナーボックス130に回収トナーTが満載されているかを判断する(S300)。CPU200は、この判断を画像形成処理中に継続して行う。
トナー検知センサ135が回収トナーTを検知しない場合、CPU200は、回収トナーボックス130内に回収トナーTが満載されていないと判断して(S300:N)、ビデオカウント値Cmを「0」に初期化する(S311)。画像形成装置100が画像形成処理を継続していれば(S311:Y)、CPU200は、トナー検知センサ135の検知結果により、回収トナーボックス130に回収トナーTが満載されているかの判断を繰り返し行う(S300)。画像形成装置100が画像形成処理を継続していなければ(S311:N)、CPU200は、処理を終了する。
トナー検知センサ135が回収トナーTを検知する場合、CPU200は、回収トナーボックス130内に回収トナーTが満載されていると判断して(S300:Y)、回収トナー量検出部208によるビデオカウント値Cmのカウントを開始する(S301)。CPU200は、ビデオカウント値CmをROM201が記憶するビデオカウント閾値テーブル(図11参照)と比較する。CPU200は、ビデオカウント値Cmが回収トナーボックス130の交換準備を通知する基準となるビデオカウント値Cnf以上であるか否かを判断する(S302)。ビデオカウント値Cmがビデオカウント値Cnf以上であれば(S302:Y)、CPU200は、表示部203に「回収トナーボックスの交換準備をしてください」というメッセージを表示する(S305)。
ビデオカウント値Cmがビデオカウント値Cnf未満であれば(S302:N)、CPU200は、回収トナー量検出部208により画像形成した記録媒体Pの枚数と画像DUTYとから算出される値を、ビデオカウント値Cmに加算する(S303)。CPU200は、回転速度検知部207が検知した回収トナーモータ206の回転速度NmをROM201が記憶する回転速度閾値テーブル(図10参照)と比較する。CPU200は、回転速度Nmが回収トナーボックス130の交換準備を通知する基準となる回転速度Nnf以下であるか否かを判断する(S304)。回転速度Nmが回転速度Nnf以下であれば(S304:Y)、CPU200は、表示部203に「回収トナーボックスの交換準備をしてください」というメッセージを表示する(S305)。回転速度Nmが回転速度Nnfより速ければ(S304:N)、CPU200は画像形成装置100が画像形成処理を継続しているか否かを判断する(S312)。画像形成装置100が画像形成処理を継続している場合(S312:Y)、CPU200は、再度、ビデオカウント値Cmがビデオカウント値Cnf以上であるか否かを判断する(S302)。画像形成装置100が画像形成処理を継続していない場合(S312:N)、CPU200は、処理を終了する。
ステップS305で表示部203にメッセージを表示したCPU200は、ビデオカウント値Cmをビデオカウント閾値テーブル(図11参照)と比較する。CPU200は、ビデオカウント値Cmが回収トナーボックス130の交換を通知する基準となるビデオカウント値Cf以上であるか否かを判断する(S306)。ビデオカウント値Cmがビデオカウント値Cf以上であれば(S306:Y)、CPU200は、画像形成装置100による画像形成処理を中断する(S309)。
ビデオカウント値Cmがビデオカウント値Cf未満であれば(S306:N)、CPU200は、回収トナー量検出部208により画像形成した記録媒体Pの枚数と画像DUTYとから算出される値を、ビデオカウント値Cmに加算する(S307)。CPU200は、回転速度検知部207が検知した回収トナーモータ206の回転速度NmをROM201が記憶する回転速度閾値テーブル(図10参照)と比較する。CPU200は、回転速度Nmが回収トナーボックス130の交換を通知する基準となる回転速度Nf以下であるか否かを判断する(S308)。回転速度Nmが回転速度Nf以下であれば(S308:Y)、CPU200は、画像形成装置100による画像形成処理を中断する(S309)。
回転速度Nmが回転速度Nfより速ければ(S308:N)、CPU200は画像形成装置100が画像形成処理を継続しているか否かを判断する(S313)。画像形成装置100が画像形成処理を継続している場合(S313:Y)、CPU200は、再度、ビデオカウント値Cmがビデオカウント値Cf以上であるか否かを判断する(S306)。画像形成装置100が画像形成処理を継続していない場合(S313:N)、CPU200は、処理を終了する。
ステップS309で画像形成装置100による画像形成処理を中断したCPU200は、表示部203に「回収トナーボックスの交換をしてください」というメッセージを表示する(S310)。このメッセージは、新規の回収トナーボックス130に取り替えられるまで継続して表示される。
なお、トナー検知センサ135が回収トナーTを検知せず、回収トナーモータ206の回転速度が図10の回転速度閾値テーブルに示す回転速度Ne[rpm]未満になる場合がある。回転速度Ne[rpm]は、回収トナーモータ206または回収トナーボックス130に異常が生じたと判断されるときの値である。この異常は、例えば、回収トナーTが回収トナーボックス130内で偏在することでスクリュー133に異常なトルクが生じたときに発生する。この場合、CPU200は、表示部203にエラーが発生したことを表すメッセージを表示する。
[第2実施形態]
図15は、回収トナーボックス130の交換準備及び交換をユーザに報知する処理を表す第2実施形態のフローチャートである。第2実施形態の画像形成装置100及び制御部は、第1実施形態と同様の構成であるので説明を省略する。本実施形態では、ユーザに対するこれらの報知は表示部203へのメッセージの表示により行うが、ランプの点灯による報知、音声による報知等の所定の方法により行ってもよい。
画像形成装置100が画像形成処理を開始すると、CPU200は、トナー検知センサ135が回収トナーTを検知するか否かにより、回収トナーボックス130に回収トナーTが満載されているかを判断する(S400)。CPU200は、この判断を画像形成処理中に継続して行う。
トナー検知センサ135が回収トナーTを検知しない場合、CPU200は、回収トナーボックス130内に回収トナーTが満載されていないと判断して(S400:N)、ビデオカウント値Cmを「0」に初期化する(S416)。画像形成装置100が画像形成処理を継続していれば(S411:Y)、CPU200は、トナー検知センサ135の検出結果により、回収トナーボックス130に回収トナーTが満載されているかの判断を繰り返し行う(S400)。画像形成装置100が画像形成処理を継続していなければ(S411:N)、CPU200は、処理を終了する。
トナー検知センサ135が回収トナーTを検知している場合、CPU200は、回収トナーボックス130内に回収トナーTが満載されていると判断して(S400:Y)、ビデオカウント値Cmのカウントを開始する(S401)。CPU200は、ビデオカウント値CmをROM201が記憶するビデオカウント閾値テーブル(図11参照)と比較する。CPU200は、ビデオカウント値Cmがビデオカウント値Cnf以上であるか否かを判断する(S402)。
ビデオカウント値Cmがビデオカウント値Cnf未満であれば(S402:N)、CPU200は、回収トナー量検出部208により画像形成した記録媒体Pの枚数と画像DUTYとから算出される値を、ビデオカウント値Cmに加算する(S403)。ビデオカウント値を更新したCPU200は、画像形成装置100が画像形成処理を継続しているか否かを判断する(S412)。画像形成装置100が画像形成処理を継続している場合(S412:Y)、CPU200は、再度、ビデオカウント値Cmがビデオカウント値Cnf以上であるか否かを判断する(S402)。画像形成装置100が画像形成処理を継続していない場合(S412:N)、CPU200は、処理を終了する。
ビデオカウント値Cmがビデオカウント値Cnf以上であれば(S402:Y)、CPU200は、回転速度検知部207が検知した回収トナーモータ206の回転速度NmをROM201が記憶する回転速度閾値テーブル(図10参照)と比較する。CPU200は、回転速度Nmが回転速度Nnf以下であるか否かを判断する(S404)。回転速度Nmが回転速度Nnfより速ければ(S404:N)、CPU200は画像形成装置100が画像形成処理を継続しているか否かを判断する(S413)。画像形成装置100が画像形成処理を継続していない場合(S413:N)、CPU200は、処理を終了する。画像形成装置100が画像形成処理を継続している場合(S413:Y)、CPU200は、再度、回転速度Nmが回転速度Nnf以下であるか否かを判断する(S404)。
回転速度Nmが回転速度Nnf以下であれば(S404:Y)、CPU200は、表示部203に「回収トナーボックスの交換準備をしてください」というメッセージを表示する(S405)。メッセージの表示後にCPU200は、ビデオカウント値Cmをビデオカウント閾値テーブル(図11参照)と比較する。CPU200は、ビデオカウント値Cmがビデオカウント値Cf以上であるか否かを判断する(S406)。
ビデオカウント値Cmがビデオカウント値Cf未満であれば(S406:N)、CPU200は、回収トナー量検出部208により画像形成した記録媒体Pの枚数と画像DUTYとから算出される値を、ビデオカウント値Cmに加算する(S407)。ビデオカウント値を更新したCPU200は、画像形成装置100が画像形成処理を継続しているか否かを判断する(S414)。画像形成装置100が画像形成処理を継続している場合(S414:Y)、CPU200は、再度、ビデオカウント値Cmがビデオカウント値Cf以上であるか否かを判断する(S406)。画像形成装置100が画像形成処理を継続していない場合(S414:N)、CPU200は、処理を終了する。
ビデオカウント値Cmがビデオカウント値Cf以上であれば(S406:Y)、CPU200は、回転速度検知部207が検知した回収トナーモータ206の回転速度NmをROM201が記憶する回転速度閾値テーブル(図10参照)と比較する。CPU200は、回転速度Nmが回収トナーボックス130の交換を通知する基準となる回転速度Nf以下であるか否かを判断する(S408)。回転速度Nmが回転速度Nf以下であれば(S408:Y)、CPU200は、画像形成装置100による画像形成処理を中断する(S409)。
回転速度Nmが回転速度Nfより速ければ(S408:N)、CPU200は画像形成装置100が画像形成処理を継続しているか否かを判断する(S415)。画像形成装置100が画像形成処理を継続している場合(S415:Y)、CPU200は、再度、回転速度Nmが回転速度Nf以下であるか否かを判断する(S408)。画像形成装置100が画像形成処理を継続していない場合(S415:N)、CPU200は、処理を終了する。
ステップS409で画像形成装置100による画像形成処理を中断したCPU200は、表示部203に「回収トナーボックスの交換をしてください」というメッセージを表示する(S310)。このメッセージは、新規の回収トナーボックス130に取り替えられるまで継続して表示される。
第1実施形態及び第2実施形態では、回収トナー量検出部208のみならず、回収トナーモータ206の回転速度を検知することで、回収トナーボックス130内の回収トナーTの充填率を正確に予測することができる。制御部は、充填率に応じて、ユーザに対して回収トナーボックス130の交換準備及び交換を促すメッセージを適切なタイミングで通知することができる。
[第3実施形態]
図16は、第3実施形態の制御部の構成図である。第3実施形態の画像形成装置100は、第1実施形態と同様の構成であるので説明を省略する。第3実施形態の制御部は、第1実施形態の制御部(図9参照)と比較して、回転速度検知部207がモータ電流値検知部209に置き換わった構成である。またROM201には、モータ電流値閾値テーブルが記憶される。図17は、モータ電流値閾値テーブルの例示図である。モータ電流値閾値テーブルは、スクリュー133を駆動する回収トナーモータ206の駆動電流に応じて、回収トナーボックス130の状態(エラー、交換準備、交換)を判断するための電流値の基準値を示す。
モータ電流値検知部209は、回収トナーモータ206の駆動電流の電流値を検出する。駆動電流は、回収トナーモータ206の駆動力を表しており、回収トナーTの重量により変動する。モータ電流値検知部209は、駆動電流の電流値を検出することで駆動力検知を行う。図18は、回収トナーモータ206の駆動電流と、回収トナーボックス130内の回収トナーTの重量との関係を表す図である。
回収トナーモータ206の駆動電流は、回収トナーボックス130内の回収トナーTの平均重量E1[g]に到達するまで、緩やかに増加する。平均重量E1[g]に到達したときの駆動電流は、平均電流値A1[mA]である。平均重量E1[g]は、表示部203に回収トナーボックス130の交換を促すメッセージが表示されるときの回収トナーTの重量である。回収トナーボックス130内の回収トナーTの密度は、上記の通り、画像形成装置100の使用状態や環境温度、湿度等により変化する。そのために、回収トナーTの重量は、想定と異なる場合がある。回収トナーTの重量が想定よりも重い場合、回収トナーTの回収トナーボックス130への充填率が想定より大きくなることで、回収トナーモータ206の駆動電流が急激に増加する。例えば、回収トナーTの重量が平均重量E1[g]よりも重い最大重量E2[g]になると、回収トナーモータ206の駆動電流が最大電流値A2[mA]に増加する。これは、図13に示す通り、スクリュー133のトルクが、回収トナーTの平均重量E1[g]から最大重量E2[g]になることで急激に増加するためである。そのために、この区間のばらつきを減少させることで、回収トナーTの搬送を行うスクリュー133のトルクを維持して、搬送力を維持することが重要である。
図19は、回収トナーボックス130の交換準備及び交換をユーザに報知する処理を表す第3実施形態のフローチャートである。図14に示す第1実施形態のフローチャートとの比較では、ステップS501〜S503、S505〜S507、S509〜S513の処理が、ステップS301〜S303、S305〜S307、S309〜S313の処理に相当する。これらの処理については説明を省略する。
ステップS503でビデオカウント値Cmを更新したCPU200は、モータ電流値検知部209が検出した回収トナーモータ206の駆動電流の電流値AmをROM201が記憶する電流値閾値テーブル(図17参照)と比較する。CPU200は、電流値Amが回収トナーボックス130の交換準備を通知する基準となる電流値Anf以上であるか否かを判断する(S504)。電流値Amが電流値Anf以上であれば(S504:Y)、CPU200は、表示部203に「回収トナーボックスの交換準備をしてください」というメッセージを表示する(S505)。電流値Amが電流値Anf未満であれば(S504:N)、CPU200は画像形成装置100が画像形成処理を継続しているか否かを判断する(S512)。
ステップS507でビデオカウント値Cmを更新したCPU200は、モータ電流値検知部209が検出した回収トナーモータ206の駆動電流の電流値AmをROM201が記憶する電流値閾値テーブル(図17参照)と比較する。CPU200は、電流値Amが回収トナーボックス130の交換を通知する基準となる電流値Af以上であるか否かを判断する(S508)。電流値Amが電流値Af以上であれば(S508:Y)、CPU200は、画像形成装置100による画像形成処理を中断する(S509)。その後、CPU200は、表示部203に「回収トナーボックスを交換してください」というメッセージを表示する(S510)。電流値Amが電流値Af未満であれば(S508:N)、CPU200は画像形成装置100が画像形成処理を継続しているか否かを判断する(S513)。
なお、トナー検知センサ135が回収トナーTを検知せずに、回収トナーモータ206の駆動電流が図10の電流値閾値テーブルに示す電流値Ae[mA]未満になることがある。電流Ae[mA]は、回収トナーモータ206または回収トナーボックス130に異常が生じたと判断されるときの値である。この異常は、例えば、回収トナーTが回収トナーボックス130内で偏在することでスクリュー133に異常なトルクが生じたときに発生する。この場合、CPU200は、表示部203にエラーが発生したことを表すメッセージを表示する。
第3実施形態では、回収トナー量検出部208のみならず、回収トナーモータ206の駆動電流を検知することで、回収トナーボックス130内の回収トナーTの充填率を正確に予測することができる。制御部は、充填率に応じて、ユーザに対して回収トナーボックス130の交換準備及び交換を促すメッセージを適切なタイミングで通知することができる。
100…画像形成装置、130…回収トナーボックス、133…スクリュー、135…トナー検知センサ、137…発光部、138…受光部、200…CPU、201…ROM、202…EEPROM、203…表示部、205…モータドライバ、206…回収トナーモータ、207…回転速度検知部、208…回収トナー量検出部、209…モータ電流値検知部

Claims (10)

  1. トナー像が形成される像担持体と、
    前記像担持体から前記トナー像を他の像担持体又は記録媒体に転写する転写部と、
    転写後に前記像担持体に残留するトナーを除去するクリーナと、
    前記クリーナにより除去された前記トナーを回収トナーとして収容し、内蔵するスクリューにより前記回収トナーが内部で搬送される回収トナーボックスと、
    前記回収トナーボックスに設けられて、前記回収トナーが満載されたことを検知する検知部と、
    前記トナー像を前記記録媒体に転写した枚数に基づいて、回収トナー量を検出する回収トナー量検出手段と、
    前記スクリューを駆動する回収トナーモータと、
    前記回収トナーモータの回転情報を取得する取得手段と、
    前記検知部が前記回収トナーが満載であることを検知すると、前記回収トナー量又は前記回転情報に応じて前記回収トナーボックスの状態を判断し、判断結果を所定の報知手段により報知する制御手段と、を備え
    前記制御手段は、前記検知部により前記回収トナーが満載であることが検知された状態で前記回収トナー量に関する第1条件が満たされた場合に、前記回収トナーボックスが交換を行う必要のある状態と判断し、
    前記制御手段は、前記検知部により前記回収トナーが満載であることが検知された状態で前記回転情報に関する第2条件が満たされた場合に、前記回収トナーボックスが交換を行う必要のある前記状態と判断することを特徴とする、
    画像形成装置。
  2. 前記取得手段は、前記回転情報として前記回収トナーモータの回転速度を取得し、
    前記制御手段は、前記回転速度に応じて前記回収トナーボックスの状態を判断し、
    前記制御手段は、前記回転速度に応じて前記第2条件が満たされたか否かを判断することを特徴とする、
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記回転速度に応じて前記回収トナーボックスの状態を判断するための回転速度の基準値を記憶する記憶手段を備えており、
    前記制御手段は、前記回転速度と前記記憶手段に記憶した前記回転速度の基準値とを比較して、前記回収トナーボックスの状態を判断し、
    前記制御手段は、前記回転速度が前記基準値以下の場合に前記第2条件が満たされたと判断することを特徴とする、
    請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記記憶手段は、前記回収トナーボックスの交換準備を行う状態を表す第1の回転速度の基準値と、交換を行う状態を表す第2の回転速度の基準値と、エラーの状態を表す第3の回転速度の基準値とを記憶しており、
    前記制御手段は、前記取得手段で取得した前記回転速度と前記第1の回転速度の基準値、前記第2の回転速度の基準値、及び前記第3の回転速度の基準値とを比較して、比較結果に応じて前記回収トナーボックスが交換準備を行う状態か、交換を行う状態か、或いはエラーの状態かを判断し、
    前記制御手段は、前記回転速度が前記第2の回転速度の前記基準値以下の場合に前記第2条件が満たされたと判断することを特徴とする、
    請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記取得手段は、回転情報として前記回収トナーモータの駆動電流を取得し、
    前記制御手段は、前記駆動電流に応じて前記回収トナーボックスの状態を判断し、
    前記制御手段は、前記駆動電流に基づいて前記第2条件が満たされたか否かを判断することを特徴とする、
    請求項1記載の画像形成装置。
  6. 前記駆動電流の電流値に応じて前記回収トナーボックスの状態を判断するための前記駆動電流の基準値を記憶する第2の記憶手段を備えており、
    前記制御手段は、前記駆動電流の電流値と前記第2の記憶手段に記憶した前記駆動電流の基準値とを比較して、前記回収トナーボックスの状態を判断し、
    前記制御手段は、前記駆動電流が前記基準値以下の場合に前記第2条件が満たされたと判断することを特徴とする、
    請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記第2の記憶手段は、前記回収トナーボックスの交換準備を行う状態を表す第1の駆動電流の基準値と、交換を行う状態を表す第2の駆動電流の基準値と、エラーの状態を表す第3の駆動電流の基準値とを記憶しており、
    前記制御手段は、前記取得手段で取得した前記駆動電流と前記第1の駆動電流の基準値、前記第2の駆動電流の基準値、及び前記第3の駆動電流の基準値とを比較して、比較結果に応じて前記回収トナーボックスが交換準備を行う状態か、交換を行う状態か、或いはエラーの状態かを判断し、
    前記制御手段は、前記駆動電流が前記第2の駆動電流の前記基準値以下の場合に前記第2条件が満たされたと判断することを特徴とする、
    請求項6記載の画像形成装置。
  8. 前記回収トナー量に応じて前記回収トナーボックスの状態を判断するための回収トナー量の基準値を記憶する第3の記憶手段を備えており、
    前記制御手段は、前記回収トナー量と前記第3の記憶手段に記憶した前記回収トナー量の基準値とを比較して、前記回収トナーボックスの状態を判断し、
    前記制御手段は、前記回収トナー量が前記回収トナー量の前記基準値以上の場合に前記第1条件が満たされたと判断することを特徴とする、
    請求項1〜7のいずれか1項記載の画像形成装置。
  9. 前記第3の記憶手段は、前記回収トナーボックスの交換準備を行う状態を表す第1の回収トナー量の基準値と、交換を行う状態を表す第2の回収トナー量の基準値とを記憶しており、
    前記制御手段は、前記回収トナー量検出手段で検出した前記回収トナー量と前記第1の回収トナー量の基準値及び前記第2の回収トナー量の基準値とを比較して、比較結果に応じて前記回収トナーボックスが交換準備を行う状態か、交換を行う状態かを判断し、
    前記制御手段は、前記回収トナー量が前記第2の回収トナー量の前記基準値以上の場合に前記第1条件が満たされたと判断することを特徴とする、
    請求項8記載の画像形成装置。
  10. 1回の画像形成で転写するトナー量を記憶する第4の記憶部を備えており、
    前記回収トナー量検出手段は、前記1回の画像形成で転写するトナー量及び前記トナー像を前記記録媒体に転写した枚数に基づいて前記回収トナー量を算出することを特徴とする、
    請求項1〜9のいずれか1項記載の画像形成装置。
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