JP6514602B2 - 内燃機関のバルブタイミング制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の吸気弁や排気弁の開閉タイミングを運転状態に応じて可変制御する内燃機関のバルブタイミング制御装置に関する。
従来のバルブタイミング制御装置としては、例えば、吸気弁側に適用された以下の特許文献1に記載されているものがある。
このバルブタイミング制御装置は、クランク軸から回転力が伝達されるハウジングと、該ハウジングの内部に相対回転自在に収容されて、カムシャフトの端部に固定されたベーンロータと、を備え、前記ハウジングの内周面に直径方向から互いに内方へ突出された複数のシューと前記ベーンロータの複数のベーンとの間に進角油室と遅角油室が隔成されている。
また、前記ハウジングとベーンロータとの間には、例えば機関停止時に、ベーンロータがハウジングに対して最遅角側の相対回転位置でロックさせるロック機構が設けられている。
このロック機構は、前記一つのベーンの内部軸方向に形成された摺動用孔に摺動自在に設けられたロックピンと、前記ハウジング本体の一端開口を閉塞するリアプレートに設けられて、前記ロックピンの先端部がコイルばねのばね力によって係合するロック穴とを備えている。
そして、機関始動時には、オイルポンプから電磁切換弁を介して前記遅角油室に供給された油圧が、同時に前記ロック穴に形成された受圧室にも供給される。この油圧によって、前記ロックピンがコイルばねのばね力に抗して後退移動してロック穴に対するロックが解除されるようになっている。
これにより、前記ハウジングに対するベーンロータの自由な相対回転が許容されて、機関運転状態に応じて進角側あるいは遅角側に相対回転することにより、吸気弁の開閉タイミングを制御するようになっている。
特開2011−220137号公報 特許第4168450号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載のバルブタイミング制御装置は、機関停止後の再始動までに、比較的長い時間放置した場合には、前記各遅角油室や各進角油室内の作動室及び油圧回路内の作動油がオイルパン内に自然落下して、前記各作動室や油圧回路内に空気が溜まってしまう。
したがって、機関始動時のクランキング時に、例えば前記油圧回路を介して前記各遅角油室にオイルポンプから油圧が供給されるが、このとき、前記油圧回路内や各遅角油室に溜まっていた空気が、前記油圧によって圧縮空気となってロック機構の前記記受圧室内に前記油圧よりも先に入り込んで前記ロックピンを不用意に後退移動させてしまうおそれがある。
これによって、前記各遅角油室に油圧が供給される前に、前記ベーンロータのハウジングに対するロックが解除されてしまう。この結果、ベーンロータの挙動が不安定となって前記カムシャフトに作用する交番トルクなどに起因してベーンロータのベーン部がハウジングの各シューに干渉して大きな打音が発生するおそれがある。
特に、冷機始動時には、前記オイルポンプから圧送される作動油の粘性も高いことから、油圧回路内での流動抵抗が大きくなって各遅角油室への油圧の供給が遅れるため、前記圧縮空気によるベーンロータの早期の誤ったロック解除が行われ易くなる。
そこで、特許文献2に記載されている発明のように、遅角油室と受圧室との間に空気抜き通路を形成しており、この空気抜き通路は、ロータの周方向においてベーンの中間部に形成された溝部によって形成されていると共に、ロータを貫通して形成された大気通路に連通するようになっている。
そして、機関始動時に、前記遅角油室から受圧室側へ作動油に混在した空気が流入すると、前記空気抜き通路から大気通路を通って大気に排出されることにより、ロックピンの不用意な抜けだしを抑制するようになっている。
しかしながら、前記特許文献2に記載されている発明は、前記空気抜き通路が大気通路と常時連通状態になっているか、あるいは連通状態から所定時間経過した後に連通が遮断されるようになっている。つまり、比較的長い連通状態が維持されている。
このため、遅角油室から空気抜き通路を介して空気が排出された後には、遅角油室の作動油もそのまま排出されてしまうおそれがある。この結果、チェーンスプロケットに対するロータの相対回転変換の応答性が低下してしまう。
本発明は、機関始動におけるロック早期解除の発生を抑制してベーンロータによる干渉打音の発生を抑制すると共に、エア排出後におけるベーンロータの相対回転変換の良好な作動応答性を確保し得るバルブタイミング制御装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明は、とりわけ、ロック機構は、ハウジングまたはベーンロータのいずれか一方側に設けられた摺動用孔と、該摺動用孔の内周面を摺動する大径部及び該大径部の先端側に設けられた小径部と、前記大径部と小径部との間に形成された段差部を有するロック部材と、前記ハウジングまたはベーンロータの他方側に設けられて、前記ロック部材の小径部が軸方向から係脱するロック凹部と、前記段差部の小径部側に形成されて、内部に導入された作動油の油圧によって前記ロック部材を係合解除方向へ摺動させる受圧室と、前記遅角作動室と進角作動室のいずれか一方と前記受圧室とを連通する連通孔と、前記摺動用孔の内周面に設けられ、前記連通孔に受圧室を介して常時連通すると共に、前記ロック部材がロック凹部に係入した状態では大気に連通する一方、前記ロック部材がロック凹部から係合解除方向へ移動することによって大気と連通する通路断面積が減少するエア抜き通路と、
を備え、
前記エア抜き通路は、前記摺動用孔の内周面に軸方向に沿った溝状に形成され、前記エア抜き通路の前記摺動用孔の軸方向における長さは、前記ロック部材の大径部の軸方向の長さよりも長く形成されて、前記ロック部材がロック凹部に係合している状態では、前記ロック部材の大径部が前記摺動用孔の形成範囲内に位置して大気との連通が確保されていることを特徴としている。
本発明によれば、機関始動におけるベーンロータのロックの誤った早期解除を抑制して、ベーンロータによる干渉打音の発生を抑制することができると共に、エア排出後におけるベーンロータの相対回転変換の良好な作動応答性を確保することができる。
本発明に係るバルブタイミング制御装置の一実施形態を示す分解斜視図である。 同実施形態のバルブタイミング制御装置の油圧回路を示す概略図である。 同実施形態によるバルブタイミングを遅角側に制御した状態を、フロントプレートを外して示す正面図である。 同実施形態によるバルブタイミングを進角側に制御した状態を、フロントプレートを外して示す正面図である。 本実施形態に供されるロック機構を示す図2の要部拡大図である。 図5のA−A線断面図である。 本実施形態のロック機構のロックピンがロック穴から後退移動した状態を示す図2の要部拡大図である。
以下、本発明に係る内燃機関のバルブタイミング制御装置を吸気弁側に適用した実施形態を図面に基づいて説明する。
このバルブタイミング制御装置は、図1及び図2、図3に示すように、機関の図外のクランクシャフトによってタイミングチェーンを介して回転駆動されるスプロケット1と、該スプロケット1に対して相対回動可能に設けられたカムシャフト2と、スプロケット1とカムシャフト2との間に配置されて、該両者1,2の相対回動位相を変換する位相変換機構3と、該位相変更機構3の作動をロックするロック機構4と、を備えている。
前記スプロケット1は、後述するハウジング本体11と一体に形成されており、外周に図外のタイミングチェーンケースが巻回される複数の歯車部1aを一体に有している。
前記カムシャフト2は、図外のシリンダヘッドにカム軸受を介して回転自在に支持され、外周面の所定位置に図外の吸気弁をバルブスプリングのばね力に抗して開作動させる複数の駆動カムが一体に設けられていると共に、一端部2aの内部軸方向に後述するカムボルト6の軸部6bの外周面に形成された雄ねじ部6bが螺着する雌ねじ孔2bが形成されている。
前記カムボルト6は、六角状の頭部6aと、該頭部6aの一端部にフランジ状の座部6dを介して一体に設けられた軸部6bと、該軸部6bの先端部外周に形成された前記雄ねじ部6cとから構成されている。
前記位相変換機構3は、カムシャフト2の一端部2a側に配置されたハウジング5と、前記カムシャフト2の一端部2aに前記カムボルト6によって軸方向から固定されて、前記ハウジング5内に相対回転自在に収容されたベーンロータ7と、前記ハウジング5内に形成されて、後述するハウジング本体11の内周面に一体に有する5つの第1〜第4シュー8a〜8eとベーンロータ7の後述する5枚のベーン22〜26とによって隔成されたそれぞれ5つの遅角作動室である遅角油室9及び進角作動室である進角油室10と、前記各遅角油室9と各進角油室10にそれぞれ油圧を選択的に給排する油圧回路と、を備えている。
前記ハウジング5は、軸方向両端が開口されたほぼ円筒状のハウジング本体11と、該ハウジング本体11の軸方向前端開口を閉塞するフロントプレート12と、ハウジング本体11の軸方向後端開口を閉塞するリアプレート13とを備え、該ハウジング本体11に対してフロントプレート12とリアプレート13が5本のボルト14によって軸方向から共締めにより一体的に結合されている。
前記ハウジング本体11は、焼結金属材によって一体に形成され、前端側の外周に前記スプロケット1が一体に設けられていると共に、内周面の円周方向のほぼ等間隔位置に前記5つの第1〜第4シュー8a〜8eが内方へ一体に突設されている。
この各シュー8a〜8eは、それぞれが側面視ほぼ台形状に形成されて、それぞれの先端部に軸方向に沿って形成されたシール溝内にほぼコ字形状のシール部材16がそれぞれ嵌着固定されている。また、各シュー8a〜8eの径方向外周側、つまりハウジング本体11の内周面に対する結合部である付け根部側の内部軸方向には、前記各ボルト14が挿通するボルト挿通孔17が貫通形成されている。
前記フロントプレート12は、金属板をプレス成形によって比較的薄肉な円板状に形成され、中央に前記カムボルト6の頭部6cが所定隙間をもって嵌入する大径孔12aが穿設されていると共に、外周側の円周方向等間隔位置には、前記各ボルト14が挿通する5つのボルト孔12bが貫通形成されている。
前記リアプレート13は、全体が焼結合金によって形成されていると共に、中央に前記カムシャフト2の一端部2aが挿通して回転自在に支持される支持孔13aが貫通形成されていると共に、外周側の円周方向等間隔位置には、前記各ボルト14の先端部の雄ねじ部が螺着する5つの雌ねじ孔13bが形成されている。
また、前記リアプレート13の内端面には、前記各進角油室10に連通する5つの進角側油溝18が前記支持孔13aの中心から放射状に形成されている。
前記ベーンロータ7は、金属材によって一体に形成されており、中央に形成された挿通孔7a内に軸方向から挿通した前記カムボルト6によってカムシャフト2の一端部2aに軸方向から固定された円筒状のロータ部21と、該ロータ部21の外周面の円周方向のほぼ等間隔位置に放射状に突設された5枚の第1〜第5ベーン22〜26と、を備えている。
前記ロータ部21は、外周面に前記各シュー8a〜8eの先端部上面に嵌着固定された前記シール部材16に摺動しつつ回転するようになっている。また、ロータ部21は、図3に示すように、前記各ベーン22〜26のそれぞれの両側の径方向に前記各遅角油室9に連通する5つの遅角側油孔19が径方向に沿ってそれぞれ貫通形成されている。また、ロータ部21のカムシャフト2側の端面中央には、図2に示すように、前記カムシャフト2の一端部2a先端が嵌合する嵌合溝21aが形成されている。
前記各ベーン22〜26は、図3にも示すように、それぞれが各シュー8a〜8e間に配置されていると共に、各先端面に軸方向に形成されたシール溝内に前記ハウジング本体11の内周面11aに摺接するほぼコ字形状のシール部材20がそれぞれ嵌着固定されている。
また、この各ベーン22〜26は、第1ベーン22が最大幅に形成され、他の4枚の第2〜第5ベーン23〜26が第1ベーン22よりも十分に小さい幅でかつほぼ同一の幅に設定されている。このように、最大幅の第1ベーン22に対して他の4つのベーン23〜26の幅をそれぞれ小さくすることによってベーンロータ7全体の重量バランスを均一化するようになっている。
前記第1ベーン22は、ベーンロータ7が図3に示す最大反時計方向へ回転した際に、一側面が前記第1シュー8aの対向側面に当接して前記ハウジング5に対する最大遅角側の相対回転位置が規制され、ベーンロータ7が図4に示す最大時計方向へ回転した際に、他側面が前記第2シュー8bの対向側面に当接して最大進角側の相対回転位置が規制されるようになっている。
なお、前記第1ベーン22が、第1、第2シュー8a、8bに当接した状態では、図3,図4に示すように、他のベーン23〜25は円周方向で対向するいずれのシュー8a〜8eにも当接しないようになっている。
前記ロック機構4は、図1、図5〜図7に示すように、前記第1ベーン22の内部軸方向に貫通形成された摺動用孔29と、該摺動用孔29内に摺動自在に収容されて、リアプレート13側に対して進退自在が設けられたロック部材であるロックピン30と、前記リアプレート13の径方向のほぼ中央所定位置に形成され、前記ロックピン30の先端部30aが係合してベーンロータ7をロックするロック凹部であるロック穴31と、機関の始動状態に応じて前記ロックピン30の先端部30aをロック穴31に係合させ、あるいは係合を解除させる係脱機構と、から構成されている。
前記摺動用孔29は、図3に示すように、内周面が段差径状に形成されて、リアプレート13側の前端側の小径孔29aと後端側の大径孔29bとを有し、該小径孔29aと大径孔29bとの間に環状の第1段差部29cが形成されている。
前記ロックピン30は、図2及び図5に示すように、ロック穴31と摺動用孔29に対応して外周面が段差径状に形成され、最小径の先端部30aと、該先端部30a側より後ろ側の中空状の小径部30b及び大径部30cと、該小径部30bと大径部30cとの間に形成された第2段差部30dを有し、前記先端部30aは、中実になっており、この外周面が円錐状に形成されて前記ロック穴31内に係合し易い形状になっている。
前記ロック穴31は、リアプレート13に穿設された保持孔13cに圧入固定された有底円筒状のロック穴構成部34の内部に形成されて、ロック穴構成部34を介して円周方向の前記進角油室10側寄り、つまり、ベーンロータ7が最大遅角側に相対回転した場合に前記ロックピン30と軸方向から対向する位置に形成されている。
したがって、前記ロックピン30がロック穴31係合した場合には、ハウジング5とベーンロータ7の相対回転角度が機関始動に最適な最大遅角の変換角度となるように設定されている。
また、前記摺動用孔29の第1段差部29cとロックピン30の第2段差部30dとの間に円環状の第1受圧室33aが形成されていると共に、前記ロックピン30の先端部30aとロック穴31との間、つまりロック穴31の底面側に第2受圧室33bが形成されている。これら第1、第2受圧室33a、33bは、後述する解除用油圧回路の一部を構成している。
また、前記摺動用孔29の後端部29d側のベーンロータ7の後面には、図1及び図2、図5に示すように、連通溝35が切欠形成されている。この連通溝35は、ロック穴31の孔縁から前記挿通孔7aの孔縁まで径方向に沿った長溝状に形成されていると共に、前記フロントプレート13の挿通孔12aの内周面12dと前記カムボルト6の座部6dの外周面との間に形成された環状隙間Sを介して大気に連通している。このように、摺動用孔20を大気に連通させることによって、ベーンロータ7の回転範囲内で常にロックピン30の摺動用孔29内での良好な摺動性を確保するようになっている。
前記係脱機構は、前記ロックピン30の先端部30aの内部壁面とフロントプレート12の内端面との間に弾装されて、ロックピン30を進出方向(ロック穴31方向)へ付勢するコイルスプリング32と、前記第1、第2受圧室33a、33b内に油圧を供給してロックピン30をコイルスプリング32のばね力に抗して後退移動させる解除用油圧回路と、から構成されている。
前記コイルスプリング32は、前記ベーンロータ7が最大遅角位相位置に相対回転した際に、そのばね力によって前記ロックピン30を進出移動させて、ロックピン30の先端部30aをロック穴31内に係入させることによりハウジング5に対してベーンロータ7をロックさせるようになっている。
この解除用油圧回路は、図3に示すように、前記遅角油室9と進角油室10にそれぞれ供給された油圧を、第1ベーン22の内部周方向及び一側面に形成された第1油孔41aと第2油孔41bを介して前記第1受圧室33aと第2受圧室33bにそれぞれ供給する。
この第1、第2受圧室33a、33bに供給された油圧によって、前記ロックピン30を、前記コイルスプリング32のばね力に抗して係合解除方向、つまり後退移動させて、先端部30aと前記ロック穴31との係合を解除して、ハウジング5に対してベーンロータ7の自由な相対回転を許容するようになっている。
前記第1油孔41aは、第1ベーン22の一側面に形成された一端開口からベーンの巾方向に沿って内部に形成されて、他端開口が前記第1受圧室33aに臨んでいる一方、第2油孔41bは、第1ベーン22の軸方向一端面に径方向に沿って溝状に形成されて、一端が一つの進角側油溝18に連通し、他端が第2受圧室33bに臨んでいる。
また、前記ハウジング本体11とリアプレート13との間には、これらの各構成部材を前記各ボルト14によって組み付ける際に、ハウジング本体11とリアプレート13の回転位置、つまり前記ロックピン30の先端部30aとロック穴31との円周方向の位置決めなどを行う位置決め手段が設けられている。
この位置決め手段は、図1に示すように、前記ハウジング本体11の一つのシュー22に形成された図外の位置決め溝と、前記リアプレート13の外周部側の内端面の前記位置決め溝と対応する位置に設けられた位置決めピン50と、から構成されている。
前記油圧回路は、前記各遅角、進角油室9,10に対して油圧を選択的に供給するか、あるいは各遅角、進角油室9,10内の油を排出するもので、図2に示すように、前記各遅角側油孔19に連通する遅角側通路36と、前記各進角側油溝18に連通する進角側通路37と、該各通路36,37間に設けられた電磁切換弁38と、各通路36,37に電磁切換弁38を介して油圧を選択的に供給するオイルポンプ39と、前記各遅角側、進角側通路36,37に電磁切換弁38を介して選択的に連通するドレン通路40と、を備えている。なお、前記オイルポンプ39の吸入通路39bとドレン通路40はオイルパン42に連通している。
前記遅角側、進角側通路36、37は、一端部がカムシャフト一端部2aの径方向や内部軸方向に沿って形成された油通路孔36a、37a及び外周側のグルーブ溝36b、37b介して前記各油溝18及び各油孔19に連通している。
前記電磁切換弁38は、2方向弁であって、図外のコントローラかからの出力信号によって各通路36,37とオイルポンプ39の吐出通路39aとドレン通路40とを選択的に切り換え制御するようになっている。
前記コントローラは、内部のコンピュータが図外のクランク角センサやエアーフローメータ、水温センサ、スロットルバルブ開度センサなどの各種センサ類からの情報信号を入力して現在の機関運転状態を検出すると共に、かかる機関運転状態に応じて前記電磁切換弁38の電磁コイルに制御電流を出力するようになっている。
そして、前記摺動用孔29やロックピン30との間などには、機関の始動初期に前記進角油室10内に供給された圧縮空気を大気に排出する連通機構が設けられている。
この連通機構は、図1及び図2、図5〜図7に示すように、前記摺動用孔29の大径孔29bの内周面に形成されたエア抜き用通路である4つのエア抜き溝51、52、53、54と、該各エア抜き用溝51〜54に摺動用孔29の後端部29dを介して適宜連通する前述した連通溝35と、から主として構成されている。
前記各エア抜き溝51〜54は、前記ロックピン30の大径部30cが位置する前記大径孔29bの内周面の周方向の約90°位置にそれぞれ形成されていると共に、周方向に沿って円弧状に形成されている。また、各エア抜き溝51〜54は、ロータ部21の回転中心軸に対して軸直角方向の断面積、つまり、それぞれ横断面積の総断面積が0.08mm2〜0.30mm2の範囲内の大きさに設定されており、この実施例では、例えば0.2mm2に設定されている。この総断面積の0.08mm2〜0.30mm2の数値範囲は、バルブタイミング制御装置の仕様や大きさなどから実験によって導かれたもので、機関始動初期においてオイルポンプ39から圧送されたオイルと空気のうち、空気のみが通過し得る大きさであって、粘性の高さに拘わらずオイル(油圧)は通過させない大きさに設定されている。
また、この各エア抜き溝51〜54は、軸方向の長さLが前記大径部30cの軸方向長さよりも大きく形成されて、該軸方向の一端部51a〜54aが前記第1受圧室33aに開口(連通)していると共に、他端部51b〜54bは図5に示す前記ロックピン30がロック穴31に係合している状態では、前記摺動用孔29の後端部29dに開口(連通)するようになっている。
一方、図7に示すように、前記ロックピン30が後退移動して先端部30aがロック穴31から抜け出した状態では、エア抜き溝51〜54の他端部51b〜54bがロックピン30の大径部30cによって閉止されて、摺動用孔20の後端部29dとの連通が遮断されるようになっている。
すなわち、各エア抜き溝51〜54は、ベーンロータ7が最大遅角側の相対回転位置にあり、かつロックピン30の先端部30aがロック穴31に係合している場合は、各一端部51a〜54aが摺動用孔29の後端部29dに連通して前記連通溝35及び隙間Sを介して大気に連通するようになっているが、前記遅角油室9や進角油室10から第1、第2第1油孔41a、41bを介して第1、第2受圧室33a、33bに供給された油圧によってロックピン30が後退移動すると、大径部30cの外周面と摺動用孔29の内周面との間で各エア抜き溝51〜54の他端部51b〜54bの通路開口面積が漸次減少して、最終的には各他端部51b〜54bが閉止されるようになっている。
なお、本実施形態では、前記エア抜き溝51〜54を4つ形成しているが、摺動用孔29の円周方向に等間隔で4つ以上、あるいは1〜3つ形成することも可能である。
〔本実施形態の作用〕
以下、本実施形態の作用を説明すれば、まず、機関停止時には、オイルポンプ39のポンプ作用が停止されて前記各油室9,10への作動油の供給が停止されることから、ベーンロータ7は、図1、図3及び図5に示すように、カムシャフト2に作用する交番トルクによって最大遅角位置に相対回転し、この位置でコイルスプリング32のばね力によってロックピン30の先端部30aがロック穴31内に係入して、ベーンロータ7を始動に最適な最遅角側の位置にロックする。
かかる機関停止状態が例えば1日間などの比較的長時間継続されていると、この時点で最大容積となっている前記各遅角油室9や、最小容積となっている各進角油室10及び油圧回路内の作動油が自然にオイルパン42内に落下して、各油室9、10や各通路36、37などの油圧回路内に空気が流入して滞留する。
次に、イグニッションスイッチをオン操作して始動が開始されると、つまり、クランキング初期の段階において、コントローラが電磁切換弁38の電磁コイルへの非通電状態が維持される。これによって、図2に示すように、オイルポンプ39の吐出通路39aと遅角側通路36を連通させると同時に、進角側通路37とドレン通路40を連通させる。
このため、オイルポンプ39から吐出された作動油は、電磁切換弁38や遅角側通路36などを経て各遅角油室9内に流入して、該遅角油室9が高圧になる一方、各進角油室10内の作動油は進角側通路37を通ってドレン通路40からオイルパン42内に排出されて該各進角油室10内が低圧になる。
このとき、前記各遅角油室9や遅角側通路36などの油圧回路内に溜まった空気は、前記油圧によって押し込まれて圧縮空気となり、前記油圧よりも先に各遅角油室9に圧縮空気として供給されるが、この圧縮空気は、一つの遅角油室9aから前記第1第1油孔41aを通って円環状の第1受圧室33a内に流入し、ここから各エア抜き溝51〜54を通って摺動用孔29の後端部29dに流入し、ここから前記連通溝35と隙間Sを通って大気中へ速やかに排出される。
このように、前記一つの遅角油室9aに流入した圧縮空気は、前記エア抜き溝51〜54を通って連通溝35などから大気中に速やかに排出されるため、前記第1受圧室33a内で圧縮空気によるロックピン30に対する押圧作用を回避できる。したがって、前記ロックピン30は、後退移動することなく、先端部30aが早期にロック穴31から抜けだしてロックが解除されることがなくなる。
このため、ベーンロータ7は、かかる機関始動のクランキン初期の時点ではロック状態が維持されて、最遅角の相対回転位置になっていることから、スムーズなクランキングによって良好な始動性が得られることは勿論のこと、ばたつきが抑制されると共に、各ベーン22〜26と各シュー8a〜8eとの間の干渉が抑制される。この結果、斯かる激しい干渉打音の発生を十分に抑制することができる。特に、前記第1ベーン22と各シュー8a、8bとの間の干渉打音の発生を十分に抑制できる。
前記一つの遅角油室9aから圧縮空気が外部に排出されると同時に、前記ポンプ吐出圧が前記各油孔19から各遅角油室9に供給されると共に、この油圧が前記連通孔41から受圧室33内にも流入して高圧となり、これにより、ロックピン30が後退動して先端部30aがロック穴31から抜け出して、ハウジング5に対するベーンロータ7の自由な相対回転が確保される。
したがって、各遅角油室9の容積の拡大状態が維持させることに伴い、ベーンロータ7が、図3に示すように、反時計方向へ回転した状態となって、第1ベーン22の一側面が第1シュー8aの対向側面に当接して、それ以上の反時計方向の回転が規制される。これにより、ベーンロータ7、つまりカムシャフト2は、ハウジング5(スプロケット1)に対して相対回転角度が最遅角側に維持される。
次に、機関が例えばアイドリング運転などの所定の機関運転状態に移行した場合は、コントローラから電磁切換弁38に制御電流が出力されて作動が開始され、吐出通路39aと進角側通路37を連通させると同時に、遅角側通路36とドレン通路40を連通させる。これにより、各遅角油室9内の作動油が排出されて低圧になると共に、各進角油室10に作動油が供給されて内部が高圧になる。このとき、一つの進角油室10aから第2連通孔41bを介して第2受圧室33bに油圧が供給されることから、この油圧によってロックピン30はロック穴31から抜け出した状態が維持される。
このため、ベーンロータ7は、図4に示すように、ハウジング5に対して時計方向へ回転して、第1ベーン22の他側面が第2シュー8bの対向側面に当接して、それ以上の時計方向の回転が規制される。これによって、カムシャフト2のスプロケット1に対する相対回動位相が最進角側に変換される。この結果、吸気弁の開閉タイミングが最進角側に制御されて、かかる運転域における機関の性能を向上させることができる。
以上のように、本実施形態では、機関始動のクランキング初期には、油圧回路の遅角側通路36や遅角油室9(9a)内の圧縮空気が、第1受圧室33aからエア抜き溝51〜54と摺動用孔29の後端部29d、連通溝35及び隙間Sを通って大気中に速やかに排出されるため、ロックピン30がロック穴31から誤って早期に抜け出してロックが解除されることがなく、ベーンロータ7は安定に最遅角側の相対回転位置に保持される。
この結果、カムシャフト2に発生する交番トルクなどに起因したベーンロータ7のばたつきが抑制されると共に、各ベーン22〜26や各シュー8a〜8eとの干渉による打音(騒音)の発生を十分に抑制することができる。
特に、本実施形態では、前述したように、第1受圧室33a内の空気が各エア抜き溝51〜54を介して大気に排出された後において、第1受圧室33a内に供給された油圧によって前記ロックピン30が後退移動すると、前記各エア抜き溝51〜54の他端部51b〜54bがロックピン30の大径部30cの外周面によって速やかに閉止されて、摺動用孔29の後端部29dとの連通が遮断される。
このため、空気が抜けた後に各エア抜き溝51〜54からのオイルの排出が阻止できることから、前記第1受圧室33a内の油圧によるロックピン30の後退移動を確実に行うことができると共に、ロックピン30の後退移動によるロック解除状態を維持することができる。また、前述のように、各進角油室10への供給油圧の切換時にも前記ロックピン30のロック解除状態を確実に維持することができるので、ハウジング5(スプロケット1)に対するベーンロータ7の相対回転位相変換の応答性の低下を抑制できる。この結果、吸気弁のバルブタイミング制御の応答性を向上できる。
本実施形態では、前記ロックピン30のロックを解除するために、前記遅角油室9aからの油圧と進角油室10aからの油圧を用いているが、遅角油室9aからの油圧のみとすることも可能であり、また、このバルブタイミング制御装置を排気弁側に設けた場合には、機関始動初期には、各進角油室10にオイルポンプの吐出油圧が供給されることから、この一つの進角油室10aの油圧のみとすることも可能である。
本発明は、前記各実施形態の構成に限定されるものではなく、例えば、前記エア抜き溝51〜54を、前述したように1つ乃至3つでも良く、たとえ1つでも断面積は0.08mm2〜0.30mm2の範囲内に設定することによって、空気のみの流通を確保してオイルの流通は抑制するようになっている。
前記実施形態から把握される以下の請求項以外の発明の技術的思想について以下に説明する。
〔請求項a〕
請求項2に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記エア抜き通路は、前記ベーンロータの回転軸に対して軸直角方向の断面積が0.08mm2〜0.30mm2に設定されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
1…スプロケット
2…カムシャフト
3…位相変換機構
4…ロック機構
5…ハウジング
7…ベーンロータ
8a〜8e…第1〜第4シュー
9…遅角油室(遅角作動室)
10…進角油室(進角作動室)
11…ハウジング本体
12…フロントプレート(プレート)
13…リアプレート
14…ボルト
18…進角側油溝
19…遅角側油孔
21…ロータ部
22…第1ベーン
23〜26…第2〜第5ベーン
29…摺動用孔
29a…小径部
29b…大径部
29c…第1段差部
29d…後端部
30…ロックピン
30a…先端部
30b…小径部
30c…大径部
30d…第2段差部
31…ロック穴
32…コイルスプリング(付勢部材)
33a・33b…第1、第2受圧室
35…連通溝
36…遅角側通路
37…進角側通路
38…電磁切換弁
39…オイルポンプ
40…ドレン通路
41a、41b…第1、第2油孔
51〜54…エア抜き溝(エア抜き通路)

Claims (4)

  1. クランクシャフトから回転力が伝達され、内周面に複数のシューが突設されたハウジングと、
    該ハウジングの内部に相対回転自在に収容されている共に、カムシャフトの一端部に固定されたロータ部及び該ロータ部の外周面から放射状に設けられたベーンと、を有し、前記各シューと協働して前記ハウジング内部に遅角作動室と進角作動室を隔成するベーンロータと、
    前記ハウジングに対して前記ベーンロータの相対回転位置をロックするか、または、前記進角作動室または遅角作動室の少なくとも一方側の作動室からの作動油の油圧によって前記ベーンロータのロックを解除するロック機構と、
    を備え、
    前記ロック機構は、
    前記ハウジングまたはベーンロータのいずれか一方側に設けられた摺動用孔と、
    該摺動用孔の内周面を摺動する大径部及び該大径部の先端側に設けられた小径部と、前記大径部と小径部との間に形成された段差部を有するロック部材と、
    前記ハウジングまたはベーンロータの他方側に設けられて、前記ロック部材の小径部が軸方向から係脱するロック凹部と、
    前記段差部の小径部側に形成されて、内部に導入された作動油の油圧によって前記ロック部材を係合解除方向へ摺動させる受圧室と、
    前記遅角作動室と進角作動室のいずれか一方と前記受圧室とを連通する連通孔と、
    前記摺動用孔の内周面に設けられ、前記連通孔に受圧室を介して常時連通すると共に、前記ロック部材がロック凹部に係入した状態では大気に連通する一方、前記ロック部材がロック凹部から係合解除方向へ移動することによって大気と連通する通路断面積が減少するエア抜き通路と、
    を備え、
    前記エア抜き通路は、前記摺動用孔の内周面に軸方向に沿った溝状に形成され、
    前記エア抜き通路の前記摺動用孔の軸方向における長さは、前記ロック部材の大径部の軸方向の長さよりも長く形成されて、前記ロック部材がロック凹部に係合している状態では、前記ロック部材の大径部が前記摺動用孔の形成範囲内に位置して大気との連通が確保されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
  2. 請求項1に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
    前記エア抜き通路は、前記摺動用孔の内周面に複数形成されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
  3. 請求項に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
    前記摺動用孔は、前記ロック凹部に対して軸方向で反対側に位置する後端部が大気開放されている一方、
    前記エア抜き通路は、前記ロック部材がロック凹部に係合している状態では、前記摺動用孔の後端部を介して前記大気と連通していると共に、前記ロック部材が前記ロック凹部から係合解除方向へ移動した所定位置から、前記ロック部材の大径部の外周面と摺動用孔の内周面によって大気との連通が遮断されることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
  4. 請求項に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
    前記ロック部材は、前記小径部の先端部が前記ロック凹部に対して係脱するように構成されていると共に、前記小径部の係脱位置に応じて前記エア抜き通路が前記大径部によって大気と連通あるいは連通が遮断されることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
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