JP6514445B2 - 変性オレフィン系重合体の製造方法 - Google Patents
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[1] オレフィン系重合体と、不飽和カルボン酸および/またはその誘導体と、有機過酸化物と、溶媒とを含む混合物に対しマイクロ波を照射し、制御された反応温度のもとで変性オレフィン重合体を製造する方法であって、
当該制御された反応温度をT(℃)としたときに、
a) オレフィン系重合体と、不飽和カルボン酸および/またはその誘導体と、有機過酸化物と、溶媒とを含む混合物に対しマイクロ波の照射を開始して当該混合物の平均温度をT(℃)とし、均一な溶液を形成させる工程;
b) 前記均一な溶液に対し前記マイクロ波の照射を続行、あるいは、マイクロ波を断続的に照射、あるいは、マイクロ波の照射を中断して、当該均一な溶液の平均温度をT(℃)に保ちつつオレフィン系重合体を析出させる工程;並びに、
c) 前記工程b)の後、オレフィン系重合体が析出した状態でさらに前記マイクロ波の照射を連続的あるいは断続的に行うことで、当該オレフィン系重合体が析出した混合物の平均温度を実質的にT(℃)に維持する工程
を含む変性オレフィン系重合体の製造方法。
前記不飽和カルボン酸および/またはその誘導体、並びに前記有機過酸化物を、少なくとも、T(℃)以上の温度領域において溶解可能な溶媒であって、且つ、前記オレフィン系重合体が溶解可能となる最低の温度が(T+3)(℃)以上(T+100)(℃)未満の範囲内にあるような溶媒であり、且つ、
前記溶媒の量が、前記オレフィン系重合体を溶解させることのできる最低温度が(T+3)(℃)以上(T+100)(℃)未満の範囲内にあるような量である
前記[1]記載の変性オレフィン系重合体の製造方法。
をさらに含む前記[1]または[2]に記載の製造方法。
[6] 前記オレフィン系重合体がプロピレン重合体である前記[1]〜[5]のいずれかに記載の変性オレフィン系重合体の製造方法。
[8] 前記溶媒が、比誘電率が5以上の溶媒と、比誘電率が5未満の溶媒との混合物である前記[1]〜[7]のいずれかに記載の変性オレフィン系重合体の製造方法。
(オレフィン系重合体)
本発明の製造方法において、オレフィン系重合体は、変性オレフィン系重合体の原料として用いられる。そして、本発明では、このオレフィン系重合体に対して、後述する有機過酸化物の存在下、特定の条件下で、後述する不飽和カルボン酸および/またはその誘導体のグラフト重合を行うことにより、変性オレフィン系重合体が得られる。
上記オレフィン系重合体は、通常、ペレット、粒状、粉状で入手できるが、粉状のもので、平均粒径が200μm〜2.5mm、好ましくは200μm〜1.0mmである。
本発明の製造方法において、有機過酸化物は、上記オレフィン系重合体に対するグラフト重合反応の開始剤として用いられる。
これらは、1種単独で用いても、2種以上を用いても良い。その使用量は特に制限はないが、通常、上記オレフィン系重合体の100重量部に対して0.01〜100重量部の範囲である。
本発明の製造方法において、不飽和カルボン酸および/またはその誘導体は、グラフト重合反応により上記オレフィン系重合体に導入される繰り返し単位を構成するものである。そして、この不飽和カルボン酸および/またはその誘導体が上記オレフィン系重合体にグラフトされることにより得られる変性オレフィン系重合体は、カルボキシル基などの極性基を有することができるのである。
本発明に係る製造方法では溶媒を用いる。ここで、本発明に係る製造方法は、制御された反応温度のもとで行われるが、後述する工程a) とb) が行われるよう、当該制御された反応温度をT(℃)としたときに、T(℃)よりも高い温度の領域では、上記オレフィン系重合体、上記不飽和カルボン酸および/またはその誘導体、並びに、上記有機過酸化物を溶解させるものであり、なおかつ、T(℃)においてはオレフィン系重合体が析出する溶媒を用いることが必要である。
溶媒の沸点には特に限定はないが、グラフト反応温度よりも高いこと、好ましくは100℃以上のものが好ましい。グラフト反応温度よりも沸点の低い溶媒を用いる場合は、耐圧仕様の反応容器を用い、容器を密閉状態として反応を行わせることもできる。
本発明では、グラフト重合反応に際して、その目的、効果を大きく阻害しない範囲で、上記オレフィン系重合体、不飽和カルボン酸および/またはその誘導体、有機過酸化物、溶媒のほかに、スチレン、アルファ−メチルスチレン、p−メチルスチレン、ターシャリーブチルスチレン、エチルスチレン、シアノスチレン、アミノスチレン、ヒドロキシスチレン、ビニルトルエン、N、N−ジエチルアミノスチレン、α−メチルスチレンダイマーなどスチレン系化合物やジビニルベンゼンなどの電子供与性化合物、ビニルトリメトキシシラン、β−スチリルエチルトリメトキシシラン等の不飽和シラン化合物(カップリング剤)、光重合開始剤を、コモノマー成分として配合することが可能である。また、一般にポリオレフィン樹脂に添加される物質、例えば、酸化防止剤、耐熱安定剤、中和剤などをさらに配合することも可能である。
本発明の変性オレフィン系重合体の製造方法は、
オレフィン系重合体と、不飽和カルボン酸および/またはその誘導体と、有機過酸化物と、溶媒とを含む混合物に対しマイクロ波を照射し、制御された反応温度のもとで変性オレフィン重合体を製造する方法であって、
当該制御された反応温度をT(℃)としたときに、
a) オレフィン系重合体と、不飽和カルボン酸および/またはその誘導体と、有機過酸化物と、溶媒とを含む混合物に対しマイクロ波の照射を開始して当該混合物の平均温度をT(℃)とし、均一な溶液を形成させる工程;
b) 前記均一な溶液に対し前記マイクロ波の照射を続行、あるいは、マイクロ波を断続的に照射、あるいは、マイクロ波の照射を中断して、当該均一な溶液の平均温度をT(℃)に保ちつつオレフィン系重合体を析出させる工程;並びに、
c) 前記工程b) の後、オレフィン系重合体が析出した状態でさらに前記マイクロ波の照射を連続的あるいは断続的に行うことで、当該オレフィン系重合体が析出した混合物の平均温度を実質的にT(℃)に維持する工程
を含む。
このような加熱方法を実現するための具体的な方法としては、好ましくは、反応途上における温度制御を、反応容器表面における0.1〜100mm2の面積の領域の平均温度に基づいて行うような装置を用い、かつ、反応温度T(℃)はオレフィン系重合体の融点より低く、かつ、溶媒にオレフィン系重合体が溶解しないような温度に設定して行う。例えば、上記オレフィン系重合体としてプロピレン単独重合体を用いる場合、反応温度の制御を、60℃〜120℃で行うことが好ましい。
本発明における工程a) および b) について、本発明者らは、オレフィン系重合体は極性を有しないためマイクロ波では直接には加熱されないため、オレフィン系重合体の周囲の溶媒の温度が局所的に設定温度よりも高い温度に加熱される結果、オレフィン系重合体が溶液を形成し、その後、系全体の温度が設定した温度に均一化、冷却される過程でオレフィン系重合体が析出するものと考えている。このような理由から、本発明では、マイクロ波による加熱を、平均温度に基づいて制御することが好ましい。
このようなマイクロ波加熱の方法が、従来からの検討されてきたオイルバスなどの熱源による加熱に比較して良好なグラフト効率を得られる理由は、必ずしも明らかではないが、マイクロ波照射の初期段階で一旦、均一溶液を形成したオレフィン系重合体が再度析出する過程で、上記不飽和カルボン酸および/またはその誘導体および有機過酸化物がオレフィン系重合体の析出物内に取り込まれるためと考えている。一方で、オイルバスなどの熱源による加熱方式で同一の溶媒で反応させた場合には、オレフィン系重合体は終始、固体状態のため、上記不飽和カルボン酸および/またはその誘導体および有機過酸化物がオレフィン系重合体内部に取り込まれにくい。
d) 前記工程a) 〜 c) を行った混合物を一旦冷却した後、再度前記工程a) 〜 c) を行う工程
をさらに含むことができる。
本発明で使用するマイクロ波は、波長1m以下で、対象物を誘電加熱できる波長のものであれば任意であるが、通常、波長が1m〜1mm程度のものが使用される。例えば、300MHz〜30GHzの範囲のものが好ましく、日本においては現在890〜940MHzおよび2400〜2500MHzのものが使用される。出力は特に限定されないが100W〜1500W、通常は200〜1200W程度である。
以下に、実施例および比較例により本発明を更に詳細に説明するが、これらは単なる例示であり、発明の内容は実施例に限定されるものではない。
・グラフト量の測定方法
試料を210℃で熱プレスして300μmのフィルムを作成し、赤外吸収スペクトルを測定し、1790cm-1付近の吸収より、無水マレイン酸グラフト量を定量した。
一方、ポリプロピレンへの無水マレイン酸のグラフト効率(以下、「グラフト効率」)は、仕込んだ無水マレイン酸の重量に対する、グラフトした無水マレイン酸ポリマーの重量の百分率として表されることから、定量した無水マレイン酸グラフト量をもとに、以下の式にしたがって求めた。
グラフト効率 (%) = [(仕込んだポリプロピレンの重量)×(無水マレイン酸グラフト量 (wt%))/(100−(無水マレイン酸グラフト量 (wt%)))]/(仕込んだ無水マレイン酸の重量)×100
試料をデカリンに溶かし希薄溶液を作る。自動粘度測定装置でウベローデ改良型粘度計を用いて、135℃の比粘度を測定し、極限粘度を算出する。
MFR=0.6、極限粘度〔η〕=3.90dl/g、平均粒径380μmのプロピレン単独重合体3.8グラムに対して、無水マレイン酸0.19グラム、有機過酸化物として置換ベンゾイルパーオキサイドの40%キシレン溶液0.44グラム(未置換体、メチル置換体、ジメチル置換体の混合物、日油株式会社製、商品名・ナイパー(登録商標)BMT−K40)、溶媒としてプロピレンカーボネート(比誘電率64.9)/トルエン(比誘電率2.4)=15/85(重量比)の混合溶媒を13.3ml(プロピレン単独重合体10グラムに対して35ml)を加え、系内を十分に窒素で置換したのち、マイクロ波を照射してグラフト反応を行わせた。マイクロ波照射には、Biotage社の「Initiator」(最高出力400W)を用いた。グラフト重合の設定温度は100℃、照射時間は4時間に設定した。
反応終了後に得られた酸変性ポリオレフィン粒子から未反応の無水マレイン酸を完全に除去するために、以下の操作をおこなった:無水マレイン酸グラフトポリプロピレン粒子1gを採取し、キシレン約50mlを加え、還流冷却器を備えたフラスコ中で加熱溶解させた。ついで溶液を室温まで冷却し、アセトンを加えて無水マレイン酸グラフトポリプロピレンを析出させたのち、濾過し、得られた析出物を乾燥処理した。
得られた無水マレイン酸グラフトポリプロピレンにおける無水マレイン酸のグラフト量は0.59wt%、極限粘度〔η〕=2.27dl/gであった。
マイクロ波の照射時間を10分に設定してグラフト反応を行わせたあと、マイクロ波の照射を中止した状態で室温まで冷却するという一連の操作を4回、繰り返したのちに、マイクロ波の照射時間を3時間20分に設定してグラフト反応を行わせる以外は、実施例1と同様のプロピレン重合体、無水マレイン酸、有機過酸化物、溶媒を実施例1と同量用いて、グラフト反応を行った。
得られた無水マレイン酸グラフトポリプロピレンにおける無水マレイン酸のグラフト量は0.69wt%、極限粘度〔η〕=2.14dl/gであった。
実施例1と同様のプロピレン単独重合体、無水マレイン酸、有機過酸化物、溶媒を、実施例1と同量、反応容器に仕込み、系内を十分に窒素で置換したのち、100℃のオイルバスで4時間、加熱してグラフト反応を行わせた。反応中は、プロピレン単独重合体粒子は、終始、溶媒中で粉状として存在していた。
実施例1と同様のプロピレン単独重合体を、WO2005/063836の実施例1(1)に記載の方法で前処理を行った。すなわち、WO2005/063836の実施例1(1)の記載に沿って、実施例1と同様のプロピレン単独重合体を約140℃で加熱したキシレンに溶解し、10分間保持後、1時間程度で常温にし、濾過して回収し、その後、キシレンの含有量がプロピレン単独重合体の重量に対して1:1になるよう風乾させる前処理を行った。
上記実施例および比較例における、反応条件、並びに、得られた無水マレイン酸グラフトポリプロピレンの分析結果を下記表1−1および1−2に示す。
[比較例3]
溶媒をプロピレンカーボネートに代えて、プロピレンカーボネート/トルエン=15/85(重量比)とし、当該溶媒の量を10.15mlとした以外は比較例2と同様の操作により、グラフト反応を行わせた。反応中、プロピレン単独重合体粒子は、溶媒中で凝集塊を形成しており、均一な溶液の形成は認められなかった。
実施例1と同様の後処理を行い、未反応の無水マレイン酸を完全に除去した。得られた無水マレイン酸グラフトポリプロピレンにおける無水マレイン酸のグラフト量は0.98wt%、グラフト効率は0.24%、極限粘度〔η〕=1.75dl/gであった。
Claims (6)
- オレフィン系重合体と、不飽和カルボン酸および/またはその誘導体と、有機過酸化物と、溶媒とを含む混合物に対しマイクロ波を照射し、制御された反応温度のもとで変性オレフィン重合体を製造する方法であって、
当該制御された反応温度をT(℃)としたときに、
a) オレフィン系重合体と、不飽和カルボン酸および/またはその誘導体と、有機過酸化物と、溶媒とを含む混合物に対しマイクロ波の照射を開始して当該混合物の平均温度をT(℃)とし、均一な溶液を形成させる工程;
b) 前記均一な溶液に対し前記マイクロ波の照射を続行、あるいは、マイクロ波を断続的に照射、あるいは、マイクロ波の照射を中断して、当該均一な溶液の平均温度をT(℃)に保ちつつオレフィン系重合体を析出させる工程;並びに、
c) 前記工程b) の後、オレフィン系重合体が析出した状態でさらに前記マイクロ波の照射を連続的あるいは断続的に行うことで、当該オレフィン系重合体が析出した混合物の平均温度を(T−5)(℃)以上(T+5)(℃)以下に維持する工程
を含む変性オレフィン系重合体の製造方法であり、
前記平均温度が、反応容器表面における0.1〜100mm 2 の面積の領域の平均温度であり、
前記不飽和カルボン酸および/またはその誘導体が、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、テトラヒドロフタル酸、イタコン酸、シトラコン酸、クロトン酸、ナジック酸、および、エンドシス−ビシクロ[2,2,1]ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボン酸からなる群より選ばれる不飽和カルボン酸、並びに、当該不飽和カルボン酸の、酸無水物、酸ハライド、アミド、イミドおよびエステルからなる群より選ばれ、
前記溶媒が、
前記不飽和カルボン酸および/またはその誘導体、並びに前記有機過酸化物を、少なくとも、T(℃)以上の温度領域において溶解可能な溶媒であって、且つ、前記オレフィン系重合体が溶解可能となる最低の温度が(T+3)(℃)以上(T+100)(℃)未満の範囲内にあるような溶媒であり、
前記溶媒の量が、
前記オレフィン系重合体を溶解させることのできる最低温度が(T+3)(℃)以上(T+100)(℃)未満の範囲内にあるような量であって、且つ前記オレフィン系重合体10グラムに対して5ml〜100mlであり、且つ、
前記溶媒が、比誘電率が5以上の溶媒と比誘電率が5未満の溶媒との混合物であり、且つ当該比誘電率が5以上の溶媒と当該比誘電率が5未満の溶媒との重量比が1/99〜50/50である
変性オレフィン系重合体の製造方法。 - d) 前記工程a) 〜 c) を行った混合物を一旦冷却した後、再度前記工程a) 〜 c) を行う工程
をさらに含む請求項1に記載の変性オレフィン系重合体の製造方法。 - 反応途上における温度制御を、前記平均温度に基づいて、マイクロ波の照射装置のON/OFF制御によって行うことを特徴とする、請求項1または2に記載の変性オレフィン系重合体の製造方法。
- 前記工程d) を複数回行うことを特徴とする請求項2に記載の変性オレフィン系重合体の製造方法。
- 前記オレフィン系重合体がプロピレン重合体である請求項1〜4のいずれか1項に記載の変性オレフィン系重合体の製造方法。
- 前記不飽和カルボン酸および/またはその誘導体が無水マレイン酸である請求項1〜5のいずれか1項に記載の変性オレフィン系重合体の製造方法。
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