JP6512137B2 - 車両走行制御装置 - Google Patents
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Description
自車両(VA)の前方を走行し同自車両が追従走行すべき先行車両である追従対象車両を特定する追従対象車両特定手段(20、21、ステップ305)、
前記自車両と前記追従対象車両との間に割り込んでくる可能性がある他車両が同自車両と同追従対象車両との間に割り込んでくる確率を割込み確率(P)として推定する割込み確率推定手段(20、ステップ335)、
前記自車両と前記追従対象車両との車間距離を第1設定車間距離に維持するために必要な自車両の目標加速度を追従用目標加速度(G1tgt)として算出する第1手段(20、ステップ310乃至ステップ320)、
前記自車両と前記割込み確率が第1閾値以上の他車両である予想割込み車両との車間距離を第2設定車間距離に維持するために必要な自車両の目標加速度を割込み対応用目標加速度(G2tgt)として算出するとともに(20、ステップ340乃至ステップ350)、その算出した割込み対応用目標加速度が前記割込み確率が小さいほど大きくなる割込み対応用制限値以下とならないように同算出した割込み対応用目標加速度に制限処理を施す(20、ステップ355乃至ステップ375)第2手段、
前記追従用目標加速度(G1tgt)及び前記割込み対応用目標加速度(G2tgt)のうちの小さい方を調停後目標加速度として選択する調停手段(20、ステップ1210)、及び、
前記自車両の実際の加速度が前記調停後目標加速度に近づくように自車両の駆動力及び制動力を制御する走行制御手段(20、30、32、40、42、ステップ1220)、
を備える。
・他車両:自車両以外の車両
・先行車両:自車両の前方を走行している他車両
・追従対象車両:自車両が搭載する前方レーダ装置が検出している先行車両であって、自車両がその車両との車間距離を所定距離(第1設定車間距離)に維持するように、自車両の加速度を制御して追従走行すべき先行車両
・割込み車両:走行レーンの変更等により自車両と追従対象車両との間に割込んでくる他車両
図1に示したように、本発明の実施形態に係る車両走行制御装置(以下、「本制御装置」と称呼される場合がある。)」10は自車両VAに搭載される。本制御装置10は、運転支援ECU20、エンジンECU30及びブレーキECU40を備える。これらのECUは、通信・センサ系CAN(Controller Area Network)100を介してデータ交換可能(通信可能)となっている。なお、ECUは、エレクトリックコントロールユニットの略称であり、CPU、ROM、RAM及びインターフェース等を含むマイクロコンピュータを主要構成部品として有する電子制御回路である。CPUは、メモリ(ROM)に格納されたインストラクション(ルーチン、プログラム)を実行することにより後述する各種機能を実現する。
相対速度Vfx(n)は、物標(n)(例えば、先行車両)の速度SPDsと自車両VAの速度SPDjとの差(=SPDs−SPDj)である。なお、物標(n)の速度SPDsは自車両VAの進行方向における物標(n)の速度である。
横距離Dfy(n)は、「物標(n)の中心位置(例えば、先行車両の車幅中心位置)」の、中心軸C1と直交する方向における中心軸C1からの距離である。横距離Dfy(n)は「横位置」とも称呼される。
相対横速度Vfy(n)は、各物標(n)の中心位置の、中心軸C1と直交する方向における相対速度である。
本制御装置は、前方レーダ装置21が検出する物標情報に基づいて追従対象車両を特定し、その追従対象車両に対して第1設定車間距離を維持するために必要な追従用目標加速度G1tgtを演算する。加えて、本制御装置は、追従用目標加速度G1tgtに対し、後に詳述する「勾配制限処理及び下限処理」を施して最終的な追従用目標加速度G1tgtを演算する。
運転支援ECU20のCPU(以下、「CPU」と表記した場合、特に断りがない限り、運転支援ECU20のCPUを指す。)は、追従車間距離制御が実行されていない状態にてACC操作スイッチ22が操作されることによりACC開始要求が発生すると、図3及び図12にフローチャートにより示したルーチンを一定時間tsが経過する毎に実行するようになっている。
従って、所定のタイミングになると、CPUは図3のステップ300から処理を開始し、以下に述べるステップ305乃至ステップ330の処理を順に行い、ステップ335に進む。
G1tgt(加速用)=Ka1・(K1・ΔD1+K2・Vfx(a)) …(1)
G1tgt(減速用)=Kd1・(K1・ΔD1+K2・Vfx(a)) …(2)
以上の処理により、最終的な追従用目標加速度G1tgtが求められる。
CPUは、ステップ335にて、「自車両VAと追従対象車両との間に割り込んでくる可能性がある他車両」が実際に割り込んでくる確率(即ち、割込み確率、割込み可能性)Pを算出する。
第2設定車間距離={s(t)・目標車間時間Ttgt}・Vj
Ka2は、加速用の正のゲイン(係数)であり、上記(1)式で使用されるゲインKa1(ステップ320にて使用されるゲインKa1)よりも小さい値(又は、ゲインKa1以下の値)に設定されている。
更に、CPUは、下記(4)式を、値(K1・ΔD2+K2・Vfx(b))が負の場合に使用する。
Kd2は、減速用の正のゲイン(係数)であり、上記(2)式で使用されるゲインKd1(ステップ320にて使用されるゲインKd1)よりも小さい値(又は、ゲインKd1以下の値)に設定されている。
G2tgt(加速用)=Ka2・(K1・ΔD2+K2・Vfx(b)) …(3)
G2tgt(減速用)=Kd2・(K1・ΔD2+K2・Vfx(b)) …(4)
以上の処理により、高割込み確率車両に対する最終的な割込み対応用目標加速度G2tgtが求められる。
以上の処理により、低割込み確率車両に対する最終的な割込み対応用目標加速度G2tgtが求められる。
更に、所定のタイミングになると、CPUは図12の「目標加速度の調停及び車両走行制御ルーチン」のステップ1200から処理を開始し、以下に述べるステップ1210乃至ステップ1230の処理を順に行い、ステップ1295に進んで本ルーチンを一旦終了する。
Claims (1)
- 自車両の前方を走行し同自車両が追従走行すべき先行車両である追従対象車両を特定する追従対象車両特定手段、
前記自車両と前記追従対象車両との間に割り込んでくる可能性がある他車両が同自車両と同追従対象車両との間に割り込んでくる確率を割込み確率として推定する割込み確率推定手段、
前記自車両と前記追従対象車両との車間距離を第1設定車間距離に維持するために必要な自車両の目標加速度を追従用目標加速度として算出する第1手段、
前記自車両と前記割込み確率が第1閾値以上の他車両である予想割込み車両との車間距離を第2設定車間距離に維持するために必要な自車両の目標加速度を割込み対応用目標加速度として算出するとともに同算出した割込み対応用目標加速度が前記割込み確率が小さいほど大きくなる負の割込み対応用制限値以下とならないように同算出した割込み対応用目標加速度に制限処理を施す第2手段、
前記追従用目標加速度及び前記割込み対応用目標加速度のうちの小さい方を調停後目標加速度として選択する調停手段、及び、
前記自車両の実際の加速度が前記調停後目標加速度に近づくように前記自車両の駆動力及び制動力を制御する走行制御手段、
を備えた、車両走行制御装置。
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