JP6510892B2 - 建設機械 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば油圧ショベル等の建設機械に関し、特に給脂作業に用いるグリースガンを搭載した建設機械に関する。
一般に、建設機械の代表例である油圧ショベルは、自走可能な下部走行体と、下部走行体に旋回可能に搭載された上部旋回体と、上部旋回体に俯仰動可能に設けられたフロント装置とを備えている。
上部旋回体は、支持構造体を形成する旋回フレームと、旋回フレームの後端に設けられフロント装置との重量バランスをとるカウンタウエイトと、カウンタウエイトの前側に左,右方向に延びる横置き状態で配置され油圧ポンプを駆動するエンジンと、エンジンによって駆動され外部の空気を冷却風として吸込む冷却ファンと、冷却ファンよりも冷却風の流れ方向の上流側に配置され、冷却風によってエンジン冷却水を冷却するラジエータ、作動油を冷却するオイルクーラ等を含む熱交換装置とを備えている。これらエンジン、熱交換装置を含む搭載機器は、カウンタウエイトの前側に設けられた建屋カバーによって覆われている。
ここで、油圧ショベルには、フロント装置等の給脂部位に対してグリースを給脂するためのグリースガンが搭載されており、上部旋回体には、通常、グリースガンや工具類を収容するための工具箱が設けられている。
ところで、市街地等の狭い作業現場で用いられる小旋回型の油圧ショベルは、上部旋回体の旋回中心からカウンタウエイトの後面までの距離が小さく設定されている。このため、小旋回型の油圧ショベルの上部旋回体には、グリースガン等を収容する工具箱を設けるだけのスペースを確保することができない。
これに対し、熱交換装置とカウンタウエイトとの間に立設された仕切カバーのうち、熱交換装置と左,右方向で対向する前面側にグリースガン保持部材を設け、このグリースガン保持部材によって、グリースガンを上,下方向に延びる縦置き状態で保持する構成とした油圧ショベルが提案されている(特許文献1)。
特開2013−91927号公報
ところで、油圧ショベルに搭載される各種の電装品は、熱に弱い電子部品等を含んで構成されるため、これら電装品は、上部旋回体のうち冷却風が流通する場所、例えば冷却風の流れ方向において熱交換装置の上流側に配置することが望ましい。
しかし、上述した従来技術では、仕切カバーのうち熱交換装置と対向する前面側にグリースガン保持部材を設けているため、グリースガンは、冷却風の流れ方向において熱交換装置の上流側(前面側)に配置されることになる。この結果、熱交換装置の上流側に形成される機器収容スペースが削減され、電装品を熱交換装置の上流側に配置するだけのスペースを確保することができなくなるという問題がある。
さらに、上述した従来技術では、ノズルを上方に向けてグリースガンを上,下方向に延びる縦置き状態で保持している。このため、ノズルからグリースが漏れた場合には、この漏れたグリースがグリースガンのハンドル等に付着することにより、グリースガンの操作性が低下してしまうという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、熱交換装置の上流側に機器収容スペースを確保した状態で熱交換装置上流室内にグリースガンを収容することができるようにした建設機械を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため本発明は、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体に俯仰動可能に設けられたフロント装置とからなり、前記上部旋回体は、前側に前記フロント装置のフート部が取付けられる旋回フレームと、前記旋回フレームの後端に設けられたカウンタウエイトと、前記カウンタウエイトの前側に位置して前記旋回フレームの後部に前記旋回フレームの左,右方向に延在して搭載されたエンジンと、前記エンジンの左,右方向の一側に配置され外部の空気を冷却風として吸込む冷却ファンと、前記冷却ファンによる冷却風の流れ方向の上流側に位置するように前記冷却ファンと対面して配置された熱交換装置と、前記エンジンが吸込む空気を清浄化するために前記エンジンに吸気管を介して接続されたエアクリーナと、左,右の側面カバーと上面カバーからなり前記エンジン、前記熱交換装置を含む搭載機器を覆う建屋と、前記熱交換装置に供給される冷却風の流れ方向に対して前記熱交換装置よりも上流側に位置し、前記建屋の前記側面カバーと前記熱交換装置との間に形成された熱交換装置上流室とを備えてなる建設機械に適用される。
請求項1の発明は、前記熱交換装置上流室には、前記エアクリーナ前,後方向に延在して取付けられエアクリーナ支持部材と、前記エアクリーナの上側に位置するグリースガン保持ブラケットとが設けられており、前記グリースガン保持ブラケットには、給脂対象にグリースを注入するためのグリースガンが設けられていることを特徴としている。
請求項2の発明は、前記グリースガンは、前記グリースガン保持ブラケットに対し前,後方向に延在して取付けられた構成としたことにある。
請求項3の発明は、前記エアクリーナ支持部材は、前記熱交換装置を挟んで前側に位置する前仕切り部材と後側に位置する後仕切り部材との間に前,後方向に延びて設けられた連結梁と、該連結梁に取付けられ前記エアクリーナを保持するためのエアクリーナ保持ブラケットとにより構成されており、前記グリースガン保持ブラケットは、前記エアクリーナ保持ブラケットの後側に位置して前記連結梁に取付けられており、前記エアクリーナ取付ブラケットには、前記グリースガン保持ブラケットに前記グリースガンを保持したときに前記グリースガンのハンドルを固定するハンドル固定部設けられる構成としたことにある。
請求項4の発明は、前記グリースガン保持ブラケットに保持された前記グリースガンのノズル先端の位置よりも下側の位置には、前記ノズル先端から垂れ落ちるグリースを受入れるグリース受け設けられる構成としたことにある。
請求項5の発明は、前記建屋の前記側面カバーは、上部位置が湾曲した曲面に形成され、前記グリースガンは、前記熱交換装置上流室内で前記側面カバーの前記曲面と対向する位置配置される構成としたことにある。
請求項1の発明によれば、熱交換装置上流室に設けたエアクリーナ支持部材に、グリースガン保持ブラケットを介してグリースガンを保持することにより、グリースガンを熱交換装置上流室に配置することができる。この場合、グリースガン保持ブラケットは、エアクリーナの上側に配置されているので、グリースガンを、側面カバーとエアクリーナとの間に形成された空間(デッドスペース)内に収容することができる。これにより、熱交換装置の上流側に大きな機器収容スペースを確保しつつ、グリースガンを熱交換装置上流室内に収容することができる。
請求項2の発明によれば、グリースガン保持ブラケットに保持されたグリースガンは、前,後方向に延びた姿勢を保持することができる。これにより、グリースガンからグリースが漏れたとしても、この漏れたグリースがグリースガンのハンドル等に垂れ落ちるのを防止することができ、グリースガンの操作性を良好に保つことができる。
請求項3の発明によれば、グリースガン保持ブラケットによってグリースガンを保持したときには、グリースガンのハンドルを、エアクリーナ保持ブラケットのハンドル固定部によって固定することができる。これにより、建設機械の稼働時の振動がグリースガンに伝わった場合でも、この振動によってハンドルが操作方向に移動してしまうのを抑え、グリースの漏れを抑えることができる。
請求項4の発明によれば、建設機械の稼働時において、グリースガンのノズル先端からグリースが漏れ、このグリースが下方に垂れ落ちたとしても、垂れ落ちたグリースをグリース受け内に受入れることができる。これにより、グリースガンから垂れ落ちたグリースが、熱交換装置上流室内に収容された機器類に付着するのを抑え、熱交換装置上流室内を清浄に保つことができる。
請求項5の発明によれば、グリースガンを、側面カバーの上部位置に形成された曲面と対向する位置に配置することにより、グリースガンを、熱交換装置上流室の上側の角隅部に配置することができる。従って、熱交換装置上流室内に大きな機器収容スペースを確保することができる。しかも、熱交換装置に供給される冷却風の流れが、グリースガンによって妨げられるのを抑えることができ、熱交換装置に大量の冷却風を供給することができる。
本発明の実施の形態による油圧ショベルを示す正面図である。 フロント装置の一部と上面カバーを省略した状態で油圧ショベルを示す平面図である。 キャブの一部を破断し、上面カバーとカウンタウエイトを省略した状態で上部旋回体を示す正面図である。 旋回フレームにエンジン、油圧ポンプ、熱交換装置、エアクリーナ支持部材、エアクリーナ、グリースガン等を取付けた状態を示す平面図である。 旋回フレーム、熱交換装置、エアクリーナ支持部材、エアクリーナ、グリースガン等を図4中の矢示V−V方向からみた右側面である。 旋回フレームに熱交換装置、カウンタウエイト、上面カバー、エアクリーナ支持部材、エアクリーナ、グリースガン等を搭載した状態を示す斜視図である。 旋回フレーム、熱交換装置、エアクリーナ支持部材、エアクリーナ等をグリグリースガンを取外した状態で示す斜視図である。 旋回フレーム、熱交換装置、エアクリーナ支持部材、エアクリーナ等をグリグリースガンを取付けた状態で示す斜視図である。 エアクリーナ保持ブラケットのハンドル固定部にグリースガンのハンドルを固定した状態を示す斜視図である。
以下、本発明に係る建設機械の実施の形態について油圧ショベルを例に挙げ、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1において、建設機械の代表例である油圧ショベル1は、自走可能なクローラ式の下部走行体2と、下部走行体2上に旋回可能に搭載された上部旋回体3と、上部旋回体3の前側に俯仰動可能に設けられたフロント装置4とにより構成されている。油圧ショベル1は、上部旋回体3を旋回させつつ、フロント装置4を用いて土砂の掘削作業等を行う。
フロント装置4は、ブーム4A、アーム4B、バケット4C、ブームシリンダ4D、アームシリンダ4E、バケットシリンダ4F等により構成されている。ブーム4Aのフート部4Gは、後述する旋回フレーム5の前側に回動可能に取付けられている。
ここで、油圧ショベル1は、上部旋回体3が下部走行体2の車幅内にほぼ収まる小旋回型の油圧ショベルとして構成されている。図2に示す如く、この場合の上部旋回体3は、少なくとも後側が下部走行体2の車幅内にほぼ収まるように略円形状をなし、全体としてコンパクトに形成されている。
旋回フレーム5は上部旋回体3のベースとなるもので、下部走行体2に搭載される支持構造体を形成している。図4に示すように、旋回フレーム5は、前,後方向に延びる厚肉な鋼板等からなる底板5Aと、該底板5A上に立設され、左,右方向に所定の間隔をもって前,後方向に延びた左縦板5B、右縦板5Cと、底板5Aおよび左,右の縦板5B,5Cから左,右方向に張出した複数本の張出しビーム5Dと、底板5Aを挟んで左,右に配置され、張出しビーム5Dの先端に接合されることにより前,後方向に延びた左サイドフレーム5E,右サイドフレーム5Fとにより構成されている。
図2に示すように、左,右の縦板5B,5Cの前端側には、フロント装置4を構成するブーム4Aのフート部4Gが回動可能に支持されている。一方、左,右の縦板5B,5Cの後端側には、後述するカウンタウエイト6が取付けられている。
カウンタウエイト6は、フロント装置4との重量バランスをとるもので、旋回フレーム5の後端側に設けられている。ここで、小旋回型の油圧ショベル1は、上部旋回体3が旋回動作を行うときに、カウンタウエイト6の後面6Aが下部走行体2の車幅内にほぼ収まる。このため、カウンタウエイト6は、上部旋回体3の旋回中心に近い位置に配置され、カウンタウエイト6の後面6Aは、上部旋回体3の旋回中心を中心とした円弧状に形成されている。
エンジン7は、カウンタウエイト6の前側に位置して旋回フレーム5の後部に設けられている。エンジン7は、カウンタウエイト6と後述するキャブ13との間に配置され、左,右方向に延在する横置き状態で搭載されている。エンジン7の左,右方向の一側となる左側には、吸込み式の冷却ファン7Aが設けられている。この冷却ファン7Aは、エンジン7を動力源として回転駆動されることにより、外気を冷却風として吸込み、後述する熱交換装置9に供給するものである。
一方、エンジン7の前側には排気マニホールド7Bが設けられ、この排気マニホールド7Bには、排気ガスを利用してエンジン7の各気筒内に空気を強制的に送り込む過給機7Cが設けられている。過給機7Cの給気口には、後述の吸気管12が接続されている。さらに、エンジン7の内部には、冷却水が流通するウォータジャケット(図示せず)が設けられ、この冷却水は熱交換装置9のラジエータ9Bによって冷却される。
油圧ポンプ8は、エンジン7の右側に設けられている。油圧ポンプ8は、エンジン7によって駆動されることにより、後述の作動油タンク14から供給される作動油を昇圧(加圧)し、フロント装置4等の各種アクチュエータに供給するものである。各種アクチュエータを駆動した作動油は、後述する熱交換装置9のオイルクーラ9Cによって冷却された後、作動油タンク14に環流する。
熱交換装置9は、エンジン7の冷却ファン7Aに対面して旋回フレーム5の後側に設けられている。熱交換装置9は、冷却ファン7Aによる冷却風の流れ方向(図4中の矢印F方向)において冷却ファン7Aよりも上流側に配置され、温度上昇した各種の流体を冷却風により冷却するものである。
図4等に示すように、熱交換装置9は、前,後方向が横幅方向となるように配置された箱形状の支持枠体9Aと、支持枠体9A内に取付けられたラジエータ9B、オイルクーラ9C、インタクーラ9D等とにより構成されている。
ここで、ラジエータ9Bは、エンジン7を冷却して温度上昇したエンジン冷却水を冷却するものである。オイルクーラ9Cは、油圧ショベル1の各種アクチュエータに供給されて温度上昇した作動油を、冷却して作動油タンク14に戻すものである。さらに、インタクーラ9Dは、エンジン7の過給機7Cで温度上昇した吸気を冷却し、エンジン7の各気筒内に供給するものである。
エアクリーナ10は、熱交換装置9よりも冷却風の上流側に配置され、後述のエアクリーナ支持部材21によって支持されている。エアクリーナ10は、エンジン7が吸込む空気を清浄化するもので、塵埃等の異物を遠心力を利用して除去する遠心分離型のエアクリーナによって構成されている。エアクリーナ10は、吸込口11から吸込んだ空気を清浄化し、吸気管12を介してエンジン7の過給機7Cに供給する。この場合、エアクリーナ10は、冷却風の流れ方向において熱交換装置9の上流側に位置する後述の熱交換装置上流室20内に配置されることにより、外部から熱交換装置上流室20内に吸込まれたばかりの冷えた空気を吸込んで、エンジン7に供給することができる。
キャブ13は、旋回フレーム5の左前側に搭載され、オペレータが搭乗する運転室を画成している。キャブ13内にはオペレータが着席する運転席が設けられ、運転席の周囲には、走行用の操作レバー、フロント装置4を操作する作業用の操作レバー(いずれも図示せず)等が配設されている。
作動油タンク14は、油圧ポンプ8の前側に位置して旋回フレーム5上に搭載されている。この作動油タンク14は、油圧ショベル1に搭載された各種アクチュエータに供給される作動油を蓄えるものである。燃料タンク15は、作動油タンク14の右側に隣接して旋回フレーム5上に搭載されている。この燃料タンク15は、エンジン7に供給される燃料を蓄えるものである。
建屋16は、カウンタウエイト6とキャブ13、作動油タンク14および燃料タンク15との間に配置されている。建屋16は、旋回フレーム5に搭載されたエンジン7、油圧ポンプ8、熱交換装置9、エアクリーナ10等の搭載機器を覆うものである。建屋16の上側は上面カバー16Aによって構成され、建屋16の右側は右側面カバー(図示せず)によって構成されている。
一方、建屋16の左側は左側面カバー16Bによって構成され、この左側面カバー16Bは、後述する熱交換装置上流室20を開,閉するものである。ここで、図5に示すように、左側面カバー16Bの上部位置は、上端側が熱交換装置9に向けて円弧状に湾曲した曲面16B1となり、この曲面16B1と対向する位置には、後述するグリースガン28が収容される構成となっている。
前仕切り部材17は、熱交換装置9を挟んで前側に配置され、キャブ13と熱交換装置上流室20との間を仕切っている。前仕切り部材17は、下端が左サイドフレーム5Eに固定され上,下方向に延びる縦梁部17Aと、縦梁部17Aの上端から熱交換装置9に向けて右側方に延びる横梁部17Bとを有している。前仕切り部材17の縦梁部17Aには、ヒンジ部材を介して左側面カバー16Bが支持されている。
後仕切り部材18は、熱交換装置9を挟んで後側に配置され、カウンタウエイト6と熱交換装置上流室20との間を仕切っている。後仕切り部材18は、下端が前仕切り部材17の縦梁部17Aよりも後側で左サイドフレーム5Eに固定され上,下方向に延びる縦梁部18Aと、縦梁部18Aの上端から熱交換装置9に向けて右後方に延びる横梁部18Bとを有している。横梁部18Bは、熱交換装置9を構成する支持枠体9Aの後側部位に固定されている。
連結梁19は、前仕切り部材17の横梁部17Bと後仕切り部材18の横梁部18Bとの間に前,後方向に延びて設けられ、これら前,後の横梁部17B,18B間を連結している。このように、前仕切り部材17と後仕切り部材18とは、前,後方向に延びる連結梁19を介して連結され、強固な枠構造をもって旋回フレーム5に取付けられている。
建屋16を構成する左側面カバー16Bは、前仕切り部材17の縦梁部17Aの位置を中心として前,後方向に回動することにより、熱交換装置上流室20を開,閉する。この場合、左側面カバー16Bは、後仕切り部材18の縦梁部18Aに当接した位置で、閉位置を保持する。
熱交換装置上流室20は、冷却風の流れ方向において熱交換装置9の上流側に位置し、建屋16の左側面カバー16Bと熱交換装置9との間に形成されている。従って、熱交換装置上流室20内には、冷却ファン7Aによって吸込まれたばかりの外気、即ち温度が低い外気が流入する。この熱交換装置上流室20内には、エアクリーナ10、各種の電装品(図示せず)、後述のグリースガン28等が収容されている。
エアクリーナ支持部材21は、熱交換装置上流室20内に配置され、エアクリーナ10を支持するものである。図7に示すように、エアクリーナ支持部材21は、前仕切り部材17と後仕切り部材18との間を連結する連結梁19と、連結梁19に取付けられたエアクリーナ保持ブラケット22とにより構成されている。
次に、本実施の形態に用いられるエアクリーナ保持ブラケット、およびグリースガン保持ブラケットについて説明する。
エアクリーナ保持ブラケット22は、エアクリーナ10を保持するもので、鋼板材に曲げ加工を施すことにより略長方形状に形成されている。エアクリーナ保持ブラケット22は、連結梁19に固定される固定端部22Aと、固定端部22Aの下端から斜め下向きに延在する自由端部22Bと、自由端部22Bの後端から上向きに立上る立上り板部22Cとにより構成されている。
立上り板部22Cの自由端部22Bからの突出寸法は、自由端部22Bの上側(固定端部22A側)が小さく、自由端部22Bの下側が大きく設定されている。これにより、立上り板部22Cの長さ方向の途中部位には、段差部が形成され、この段差部が、後述するグリースガン28のハンドル28Cを固定するためのハンドル固定部22Dとなっている。
エアクリーナ保持ブラケット22は、固定端部22Aがボルト23を用いて連結梁19に固定され、自由端部22Bには、ボルト24を用いてエアクリーナ10が取付けられている。このように、エアクリーナ10は、エアクリーナ保持ブラケット22により、前,後方向に延在する横置き状態で保持され、熱交換装置上流室20内に収容されている。
グリースガン保持ブラケット25は、後述のグリースガン28を熱交換装置上流室20内に保持するもので、エアクリーナ10の上側に位置してエアクリーナ支持部材21を構成する連結梁19に取付けられている。グリースガン保持ブラケット25は、エアクリーナ保持ブラケット22の後側に隣接して連結梁19に固定されることにより、エアクリーナ10よりも上側位置で熱交換装置上流室20内に配置されている(図5参照)。グリースガン保持ブラケット25は、後述のグリースガン28を熱交換装置上流室20内で前,後方向に延在する横置き状態に保持するもので、取付部26と、筒体保持腕部27とにより構成されている。
取付部26は、連結梁19に取付けられるもので、矩形状をなす鋼板を略J字状に折曲げることにより形成されている。取付部26の基端側は、エアクリーナ保持ブラケット22よりも後側で連結梁19にボルト締めされ、取付部26の先端側は、連結梁19から斜め下向きに突出している。
筒体保持腕部27は、取付部26の先端側に固定され、後述するグリースガン28の筒体28Aを保持するものである。筒体保持腕部27は、ばね性を有する鋼板材を略U字状に折曲げることにより形成され、取付部26に対する固定部位を中心として対称形状をなすように円弧状に湾曲している。ばね性を有する筒体保持腕部27は、グリースガン28の筒体28Aを径方向から挟込むように把持する。一方、筒体保持腕部27は、そのばね性によって弾性変形することにより、グリースガン28を容易に取付け、取外しすることができる。
グリースガン28は、グリースガン保持ブラケット25によって熱交換装置上流室20内に保持されている。このグリースガン28は、例えばフロント装置4のブーム4Aとアーム4Bとの連結部位等の給脂対象にグリースを注入するものである。グリースガン28は、内部にグリースが封入されたカートリッジ(図せず)が収容される筒体28Aと、筒体28Aの先端部に設けられグリースを吐出するノズル28Bと、筒体28Aに設けられ、筒体28A内に収容されたカートリッジ内のグリースをノズル28B側に押出すハンドル28Cとにより構成されている。
グリースガン28は、ノズル28Bの先端部の注入口を給脂対象に設けられたグリースニップル(図示せず)に接続した状態で、ハンドル28Cを筒体28Aに対して接近、離間させるように回動操作することにより、ノズル28Bを通じて給脂対象にグリースを注入することができる。一方、給脂作業を行わないときには、グリースガン28の筒体28Aは、グリースガン保持ブラケット25の筒体保持腕部27に保持される。これにより、グリースガン28は、ノズル28Bが前側に配置され、連結梁19に沿って前,後に延在する横置き状態で、熱交換装置9よりも冷却風の上流側に位置して熱交換装置上流室20内に収容されている。
このとき、図9に示すように、グリースガン28のハンドル28Cは、エアクリーナ保持ブラケット22に設けられたハンドル固定部22Dに係合することにより、筒体28Aに対して一定の位置に固定される。これにより、油圧ショベル1の稼働時の振動がグリースガン28に伝わった場合でも、この振動によってハンドル28Cが操作方向に移動してしまうのを規制することができる構成となっている。
グリース受け29は、グリースガン28のノズル28Bの先端から垂れ落ちるグリースを受けるもので、前仕切り部材17の横梁部17Bに設けられている。グリース受け29は、グリースガン28をグリースガン保持ブラケット25に保持した状態で、グリースガン28のノズル28Bの先端位置よりも下側に配置されている。ここで、グリース受け29は、左,右方向に長尺となり上端側が開口端となった有底な箱体として形成されている。これにより、グリースガン28のノズル28Bの先端が屈曲形状を有している場合に、グリースガン保持ブラケット25に保持されたグリースガン28の姿勢によってノズル28Bの先端部の位置が左,右方向に若干ずれたとしても、ノズル28Bの先端から垂れ落ちるグリースを、グリース受け29によって確実に受けることができる。
一方、グリース受け29の底部には、ドレンホース29Aの上端部が接続され、ドレンホース29Aは、前仕切り部材17の縦梁部17Aに沿って旋回フレーム5の下方へと延びている。従って、グリースガン28のノズル28Bの先端から垂れ落ちたグリースは、グリース受け29内に落下した後、ドレンホース29Aを通じて旋回フレーム5の下方に排出される。
本実施の形態による油圧ショベル1は上述の如き構成を有するもので、次に、この油圧ショベル1の動作について説明する。
まず、オペレータは、キャブ13に搭乗して運転席に着席する。この状態で走行用のレバーを操作することにより、下部走行体2を駆動して油圧ショベル1を走行させることができる。また、運転席に着席したオペレータが、作業用のレバーを操作することにより、フロント装置4等を動作させて土砂の掘削作業等を行うことができる。
油圧ショベル1の稼動時には、エンジン7の冷却ファン7Aにより、図4中に矢印Fで示すように、建屋16の左側面カバー16B等を通じて建屋16内に外部の空気が導入される。この冷却風は、熱交換装置9のラジエータ9B、オイルクーラ9C、インタクーラ9D等に供給され、これらを流れる流体を冷却した後、エンジン7、油圧ポンプ8等を通過して外部に排出される。
一方、フロント装置4等の給脂対象にグリースを給脂する場合には、作業者は、建屋16の左側面カバー16Bを開き、グリースガン保持ブラケット25に保持されたグリースガン28を取出す。そして、グリースガン28のノズル28Bを給脂対象に設けられたグリースニップルに接続した状態で、ハンドル28Cを回動操作する。これにより、グリースガン28の筒体28A内に充填されたグリースを、ノズル28Bを通じて給脂対象に注入(給脂)することができる。
給脂作業が終了した後には、作業者は、グリースガン保持ブラケット25を構成する筒体保持腕部27によって、グリースガン28の筒体28Aを径方向から挟みこむように把持する。この場合、グリースガン保持ブラケット25は、エアクリーナ10の上側に位置してエアクリーナ支持部材21を構成する連結梁19に設けられている。従って、グリースガン28は、グリースガン保持ブラケット25に保持されることにより、エアクリーナ10よりも上側に位置し、かつ左側面カバー16Bの上部位置に設けられた曲面16B1と対向する位置に配置することができる。この結果、グリースガン28を、左側面カバー16Bとエアクリーナ10との間に形成された空間(デッドスペース)内に収容することができる。従って、冷却風の流れ方向における熱交換装置9の上流側に、熱に弱い各種の電装品を収容するための大きな機器収容スペースを確保しつつ、グリースガン28を熱交換装置上流室20内に収容することができる。
しかも、グリースガン保持ブラケット25に保持されたグリースガン28は、連結梁19に沿って前,後方向に延在する横置き状態で保持される。これにより、グリースガン28からグリースが漏れたとしても、この漏れたグリースがグリースガン28のハンドル28C等に垂れ落ちるのを抑制し、給脂作業時におけるグリースガン28の操作性を良好に保つことができる。
一方、エアクリーナ保持ブラケット22の立上り板部22Cには、ハンドル固定部22Dが設けられ、グリースガン保持ブラケット25にグリースガン28を保持した状態で、グリースガン28のハンドル28Cは、ハンドル固定部22Dに係合する。これにより、グリースガン28のハンドル28Cを、筒体28Aに対して一定の位置に固定することができる。この結果、油圧ショベル1の稼働時の振動がグリースガン28に伝わったとしても、この振動によってハンドル28Cが操作方向に移動してしまうのを規制することができる。
さらに、グリースガン28をグリースガン保持ブラケット25に保持した状態で、グリースガン28のノズル28Bの先端位置よりも下側には、グリース受け29が配置されている。これにより、グリースガン28のノズル28Bからグリースが垂れ落ちたとしても、この垂れ落ちたグリースをグリース受け29によって受け、ドレンホース29Aを通じて旋回フレーム5の下方に排出することができる。この結果、熱交換装置上流室20内を清浄な状態に保つことができる。
なお、上述した実施の形態では、熱交換装置9にラジエータ9B、オイルクーラ9C、インタクーラ9Dを設けた場合を例示している。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えばラジエータ9Bとオイルクーラ9Cだけを設ける構成としてもよい。さらに、熱交換装置に空調装置のコンデンサ、燃料クーラ等を設ける構成としてもよい。
さらに、実施の形態では、建設機械としてクローラ式の油圧ショベル1を例示したが、本発明はこれに限らず、例えばホイール式の油圧ショベル、油圧クレーン等のグリースガンを搭載した他の建設機械に広く適用することができる。
1 油圧ショベル
2 下部走行体
3 上部旋回体
4 フロント装置
4G フート部
5 旋回フレーム
6 カウンタウエイト
7 エンジン
7A 冷却ファン
9 熱交換装置
10 エアクリーナ
12 吸気管
13 キャブ
14 作動油タンク(貯油タンク)
15 燃料タンク(貯油タンク)
16 建屋
16A 上面カバー
16B 左側面カバー
17 前仕切り部材
18 後仕切り部材
19 連結梁
20 熱交換装置上流室
21 エアクリーナ支持部材
22 エアクリーナ保持ブラケット
22D ハンドル固定部
25 グリースガン保持ブラケット
28 グリースガン
28B ノズル
28C ハンドル
29 グリース受け

Claims (5)

  1. 自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体に俯仰動可能に設けられたフロント装置とからなり、
    前記上部旋回体は、
    前側に前記フロント装置のフート部が取付けられる旋回フレームと、
    記旋回フレームの後端に設けられたカウンタウエイトと、
    前記カウンタウエイトの前側に位置して前記旋回フレームの後部に前記旋回フレームの左,右方向に延在して搭載されたエンジンと、
    前記エンジンの左,右方向の一側に配置され外部の空気を冷却風として吸込む冷却ファンと、
    前記冷却ファンによる冷却風の流れ方向の上流側に位置するように前記冷却ファンと対面して配置された熱交換装置と、
    前記エンジンが吸込む空気を清浄化するために前記エンジンに吸気管を介して接続されたエアクリーナと、
    ,右の側面カバーと上面カバーからなり前記エンジン、前記熱交換装置を含む搭載機器を覆う建屋と、
    前記熱交換装置に供給される冷却風の流れ方向に対して前記熱交換装置よりも上流側に位置し、前記建屋の前記側面カバーと前記熱交換装置との間に形成された熱交換装置上流室とを備えてなる建設機械において、
    前記熱交換装置上流室には、前記エアクリーナ前,後方向に延在して取付けられエアクリーナ支持部材と、前記エアクリーナの上側に位置するグリースガン保持ブラケットとが設けられており
    前記グリースガン保持ブラケットには、給脂対象にグリースを注入するためのグリースガンが設けられていることを特徴とする建設機械。
  2. 前記グリースガンは、前記グリースガン保持ブラケットに対し前,後方向に延在して取付けられた構成としてなる請求項1に記載の建設機械。
  3. 前記エアクリーナ支持部材は、前記熱交換装置を挟んで前側に位置する前仕切り部材と後側に位置する後仕切り部材との間に前,後方向に延びて設けられた連結梁と、該連結梁に取付けられ前記エアクリーナを保持するためのエアクリーナ保持ブラケットとにより構成されており
    前記グリースガン保持ブラケットは、前記エアクリーナ保持ブラケットの後側に位置して前記連結梁に取付けられており
    前記エアクリーナ取付ブラケットには、前記グリースガン保持ブラケットに前記グリースガンを保持したときに前記グリースガンのハンドルを固定するハンドル固定部設けられる構成としてなる請求項1または2に記載の建設機械。
  4. 前記グリースガン保持ブラケットに保持された前記グリースガンのノズル先端の位置よりも下側の位置には、前記ノズル先端から垂れ落ちるグリースを受入れるグリース受け設けられる構成としてなる請求項1,2または3に記載の建設機械。
  5. 前記建屋の前記側面カバーは、上部位置が湾曲した曲面に形成され、
    前記グリースガンは、前記熱交換装置上流室内で前記側面カバーの前記曲面と対向する位置配置される構成としてなる請求項1,2,3または4に記載の建設機械。
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