JP6508952B2 - ヒンジキャップ - Google Patents

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Description

本発明は、ヒンジキャップに関し、より詳細には、少なくとも2つの部材を嵌合することによりなるヒンジキャップに関する。
従来、注出筒を備えるキャップ本体と、上蓋がヒンジ部によって回動可能に連結された蓋部とを別体として成形し、各々を嵌合によって結合することによって形成されるヒンジキャップがある(例えば、特許文献1を参照)。この様なヒンジキャップは、一般的に、求められる機能を実現するために、金型による一体成型が不向きとなる場合に選択される。
特許第4721219号公報
一方、ヒンジキャップは、容器本体の口部に嵌着されることで使用されるものである。この際、キャップ本体は、該口部との嵌着溝の内壁を形成する内筒が内方に向かって変形することで、頂壁が断面視略ハ字状に変形する。従来のヒンジキャップにおいては、特に、頂壁に設けられた注出筒の根元部分は大きく変形するため、当該根元部分の頂壁が蓋部の底壁を押し上げ、蓋部が変形してしまい、上蓋の開閉性が損なう可能性があるという問題があった。
そこで、本発明は、容器口部に嵌着された際にキャップ本体が蓋部を押し上げてしまい蓋部が変形することを防止することができるヒンジキャップを提供することを目的とする。
本発明は、キャップ本体と、該キャップ本体に嵌合によって取付けられた蓋部とを備え、該キャップ本体は、内筒が形成された頂壁と、該頂壁に設けられた注出筒と、嵌合溝とを有し、該嵌合溝は、該内筒を内壁とすると共に容器口部が嵌合可能に形成されており、該蓋部は、上蓋と、該上蓋がヒンジ部を介して連結された底壁部とを有し、該底壁部は、該注出筒が挿通可能に形成された開口部が形成されている底壁とを有しているヒンジキャップであって、少なくとも該底壁と該内筒よりも内方の該頂壁との間には、間隙が形成され、該キャップ本体は、嵌合筒と、該嵌合溝の外壁を構成する外筒とを有し、該蓋部は、その底壁部に該嵌合筒と嵌合可能に形成された第1の嵌合部と、該外壁と嵌合可能に形成された第2の嵌合部とを有しており、該第2の嵌合部及び該外筒は、該嵌合溝と該容器口部とが嵌合した際に嵌合するものであることを特徴とするヒンジキャップである。
本発明は、前記キャップ本体を、前記内筒よりも外方の前記頂壁に台部が設けられているものとすることができる。
本発明は、特に、蓋部の底壁とキャップ本体の内筒よりも内方の頂壁との間には、間隙が形成されていることによって、該間隙が、嵌合溝と容器口部とが嵌合した際、遊びとして働き、キャップ本体が蓋部を押し上げ、蓋部が変形してしまうことを防止することが可能である。
本発明の実施形態を示す平面図である。 図1のII−II断面図である。 図2の要部拡大図である。 図3に相当するCT画像であり、(A)が打栓前の、(B)が打栓後の様子を示す画像である。
本発明の実施形態を図1乃至図4に基づいて説明する。先ず、本実施形態の構成について説明する。ヒンジキャップ1は、キャップ本体2と、蓋部3とを備えており、それらが、嵌合により結合されることで形成される。
キャップ本体2は、注出筒4と、頂壁5と、外筒6とを有している。注出筒4は、頂壁5の略中央部に立設されており、容器(図示せず)の内外とを連通するための開口7を有しており、本実施形態において、注出筒4は、略ラッパ形状に形成されている。又、開口7は、本実施形態の様に初めから開口として形成してものでも良いが、最初は、スコア等の弱化部で区画された開口予定部(図示せず)として形成し、プルリング等を用いて弱化部を破断させ、事後的に開口7を形成する様にしても良い。
頂壁5は、注出筒4の根元に相当する部分に嵌合筒8が立設されると共にその底面より内筒9が垂設されている。内筒9は、外筒6と共に嵌合溝10を形成しており、嵌合溝10の内壁を構成している。又、内筒9よりも外方に位置する頂壁5には、台部11が設けられており、内筒9よりも内方に位置する頂壁5は、内筒9よりも外方に位置する頂壁5よりも一段低くなっている。つまり、内筒9よりも内方に位置する頂壁5と蓋部3の底壁25との間には間隙12が形成されることとなる。尚、間隙12は、少なくとも内筒9よりも内方に位置する頂壁5と蓋部3の底壁25との間に設けられていればよく、全部であるか一部であるかは問わない。
外筒6は、頂壁5の外周縁と連続しており、嵌合溝10の外壁を構成すると共にその外周面に嵌合突起13が形成されている。又、外筒6の内周面には、嵌合突条15が形成されており、嵌合突条15は、容器口部Mと嵌合可能に形成されている。本実施形態において、外筒6は、上端側(頂壁5側)が切り欠かれており、この切り欠かれた部分に嵌合突起13が形成されている。
蓋部3は、1又は複数の嵌合部が設けられた底壁部15と、ヒンジ部16を介して底壁部15に連結された上蓋17とを有している。上蓋17は、天壁18と、天壁18の周縁より垂下するスカート壁19と、同じく天壁18の周縁と連続して設けられる略U字状の引掛部20とを有している。引掛部20は、ヒンジ部16とは反対側に設けられ、後述の底壁15に設けられた孔部29に引掛け可能に形成されており、閉蓋状態(上蓋17が閉じられた状態)を維持するために設けられている。
天壁18には、その内面に注出筒4をシール可能に形成された二重のインナーリング21,22及び中足23が垂設されている。中足23は、ヒンジ部16とは反対側が平板状に形成されており、嵌合筒10と係合可能に形成されたリブ24が形成されている。
底壁部15は、底壁25と、底壁25の外周縁より垂下する嵌合壁26を有する。底壁25には、その略中央部に開口部27が形成されていると共にヒンジ部16側に凸壁28が、その反対側に孔部29が設けられている。開口部27は、キャップ本体2の注出筒4が挿通可能に形成されると共にその縁部が嵌合筒10と嵌合可能に形成されている。即ち、本実施形態において、開口部27は、第1の嵌合部を形成している。
凸壁28には、ヒンジ部16を介して上蓋17が連結されている。つまり、本実施形態において、ヒンジ部16はその位置が底壁25よりも高い位置となる様に設けられている。尚、上蓋17を、ヒンジ部16を介して底壁25に連結することも可能である。
嵌合壁26は、その内周面に、外筒6の嵌合突起13と嵌合可能に形成された嵌合突起30が形成されている。即ち、嵌合壁26は、外筒6と嵌合可能に設けられており、本実施形態において、第2の嵌合部を形成している。又、外筒6の嵌合突起13と嵌合壁26の嵌合突起30とは、嵌合溝10と容器口部Mとが嵌合し、容器口部Mによって外筒6が外方に向かって変形することにより、嵌合する様に形成されている。
つまり、嵌合壁26と外筒6は、嵌合溝10と容器口部Mとが嵌合する前(即ち、ヒンジキャップ1を容器口部Mに打栓する前)には非嵌合又は遊嵌合した状態にあり、嵌合溝10と容器口部Mとが嵌合する後(即ち、ヒンジキャップ1を容器口部Mに打栓した後)に嵌合する様になっている。
この様にすることで、本実施形態においては、ヒンジキャップ1を容器口部Mに取付ける(打栓する)際の力を増やすことなく、より確実にキャップ本体2と蓋部3との嵌合状態を維持することが可能となり、外力が加わった際の変形や脱落をより防止できる様になっている。
次に、ヒンジキャップ1の容器口部Mへの取り付け時の様子について説明する。ヒンジキャップ1は、打栓等の既存方法によって容器口部Mに取付けられるが、その際、容器口部Mとキャップ本体2の嵌合溝10とが嵌合される。容器口部Mは、必要な嵌合力を確保のため、嵌合溝10よりも一回り大きく形成されているため、容器口部Mによって、嵌合溝10の外壁たる外筒6は外方に向かって、嵌合溝10の内壁たる内筒9は内方に向かって各々変形する。
内筒9の変形に伴い、頂壁5も断面視略ハ字状に変形する。しかしながら、内筒9よりも内方に位置する頂壁5と蓋部3の底壁25との間に間隙12が形成されていることで、この間隙12が遊びとして働き、頂壁5、特に注出筒4の根元部分、が、蓋部3の底壁25を押し上げることが防止される。その結果、蓋部3が、変形することも防止され、上蓋17の開閉に支障が生じることも防止される。
本発明を、上記実施形態に基づき説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で変更可能である。例えば、上記実施形態においては、蓋部3に2箇所の嵌着部を設けているが、少なくとも1箇所設けられていればよく、又、3箇所以上設けることも可能である。又、間隙12は、少なくとも内筒9よりも内方の頂壁5と底壁25との間に設けられていれば足りるが、更に、内筒9よりも外方の頂壁5と底壁25との間に掛っていてもよい。
1 ヒンジキャップ 2 キャップ本体 3 蓋部
4 注出筒 5 頂壁 6 外筒
7 開口 8 嵌合筒 9 内筒
10 嵌合溝 11 台部 12 間隙
13 嵌合突起 14 嵌合突条 15 底壁部
16 ヒンジ部 17 上蓋 18 天壁
19 スカート壁 20 引掛部 21 インナーリング
22 インナーリング 23 中足 24 リブ
25 底壁 26 嵌合壁 27 開口部
28 凸壁 29 孔部 30 嵌合突起
M 容器口部

Claims (2)

  1. キャップ本体と、該キャップ本体に嵌合によって取付けられた蓋部とを備え、
    該キャップ本体は、内筒が形成された頂壁と、該頂壁に設けられた注出筒と、嵌合溝とを有し、該嵌合溝は、該内筒を内壁とすると共に容器口部が嵌合可能に形成されており、
    該蓋部は、上蓋と、該上蓋がヒンジ部を介して連結された底壁部とを有し、該底壁部は、該注出筒が挿通可能に形成された開口部が形成されている底壁とを有しているヒンジキャップであって、
    少なくとも該底壁と該内筒よりも内方の該頂壁との間には、間隙が形成され
    該キャップ本体は、嵌合筒と、該嵌合溝の外壁を構成する外筒とを有し、
    該蓋部は、その底壁部に該嵌合筒と嵌合可能に形成された第1の嵌合部と、該外壁と嵌合可能に形成された第2の嵌合部とを有しており、
    該第2の嵌合部及び該外筒は、該嵌合溝と該容器口部とが嵌合した際に嵌合するものであることを特徴とするヒンジキャップ。
  2. 前記キャップ本体は、前記内筒よりも外方の前記頂壁に台部が設けられていることを特徴とする請求項に記載のヒンジキャップ。
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