JP6342934B2 - ヒンジキャップ - Google Patents
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Description
下蓋は、容器本体に取り付ける筒状の下周壁と、下周壁の上端を塞ぐ下天板と、下天板から上方に突出する下連結壁とを備える。下天板は、下周壁からその口径方向の内側へ向かって張り出す環状の下天板本体部と、下天板本体部からその口径方向の内側へ向かって張り出す環状の薄肉部と、薄肉部の内側を塞ぐ未開封の引き千切り部とを備える。下連結壁は、引き千切り部の外周部からその周方向に沿って延長すると共に上方に突出する撓み片部であって未開封の閉鎖状態となる前の下蓋単独の状態ではその下部を支点として口径方向の内側に向かって倒れるように弾性変形可能な撓み片部と、撓み片部に対して引き千切り部の周方向の隣りに配置されると共に撓み片部の弾性変形を可能にする変形空間部とを備え、全ての撓み片部と全ての変形空間部によって筒状の軌跡を形成するものである。
上蓋は、筒状の上周壁と、上周壁の上端を塞ぐ上天板と、上天板から下方に突出する上連結壁とを備える。上連結壁は、筒状の軌跡に対してその口径方向の外側を包囲する包囲枠部と、上天板から下方に突出すると共に包囲枠部を支持する支持部と、支持部および包囲枠部の少なくとも一方から口径方向の内側に突出すると共に変形空間部に挿入する挿入片部とを備える。
上連結壁と下連結壁は、口径方向に嵌り合う嵌合凸部と嵌合凹部のうち一方を撓み片部に、他方を支持部に備えるものとする。撓み片部は、口径方向外側への変形を包囲枠部によって規制され、口径方向内側への変形を挿入片部によって規制される。
すなわち本発明のうち第二の手段では、下連結壁は、複数枚の撓み片部と、隣り合う撓み片部の間に配置される複数の変形空間部と、嵌合凸部と嵌合凹部のうち一方とを備えるものとし、上連結壁は、包囲枠部と、支持部と、嵌合凸部と嵌合凹部のうち他方と、少なくとも一つの変形空間部に挿入する挿入片部とを備えるものとすることである。
すなわち本発明のうち第三の手段では、下連結壁は、全ての内角が180度未満の四角形状であって、対角位置にある1組の2つの角部が口径方向の中央部に対してヒンジとは反対側と、ヒンジ側とに位置する四角形状の各辺に沿って延長する4枚の撓み片部と、隣り合う撓み片部の間であって四角形の各角部に配置される4つの変形空間部と、少なくとも一つの撓み片部の上部には嵌合凸部と嵌合凹部のうち一方を備えるものとする。いっぽう上連結壁は、包囲枠部と、支持部と、嵌合凸部と嵌合凹部のうち他方と、全ての変形空間部に挿入する4枚の挿入片部とを備えるものとする。
すなわち本発明のうち第四の手段は、対角位置にある1組の2枚の挿入片部であってヒンジとは反対側と、ヒンジ側の挿入片部の下端は、残りの2枚の挿入片部の下端よりも高い位置に存在することである。
すなわち本発明のうち第五の手段では、支持部は、環状の周方向に間隔をあけて配置された複数の柱を備えると共に、口径方向に嵌り合う嵌合凸部と嵌合凹部のうち他方を、嵌合凹部とし、嵌合凹部は、隣り合う柱の間において口径方向に貫通する貫通穴とするものである。
なお係止壁25と下連結壁27は、次に述べる上蓋4の説明の中で合わせて説明する。
密閉壁44は、円筒状で、その下端が注出壁26の内周面に接することにより、閉鎖状態において注出壁26の内周側を密閉する。
長い対角線L1上(ヒンジ6とは反対側およびヒンジ6側)に位置する接合片部30の上端は、残りの2つの接合片部30、つまり短い対角線L2の延長線上に位置する接合片部30の上端よりも、高く形成されている。したがって長い対角線L1上に位置する2つの変形空間部29,29の深さは、短い対角線L2上に位置する2つの変形空間部29,29の深さよりも浅く形成されている。また4つの変形空間部29は、引き千切り部24aの中心に対して直交する直線状に配置されている。また短い対角線L2上に位置する2つの変形空間部29,29は、その入口側(上端側)を奥側(下部側)よりも幅広に形成してあり、しかも図4(ロ)に示すように、入口部側であって且つヒンジ側を、入口に向かうにつれて徐々にヒンジ側に向かうように幅広に形成してある。言い換えれば、ヒンジ6側の2つの撓み片部28,28は、その周方向の両端面のうちヒンジ6とは反対側の一端面について、その上部を下方に向かうにつれて徐々にヒンジ6から離れるように傾斜させてある。
2 下蓋
21 化粧壁
22 下周壁
22a 取付部
23 案内壁
24 下天板
24a 下天板本体部
24a1 下天板本体部の内周面
24b 薄肉部
24c 引き千切り部
24m 注出口
L1 長い対角線
L2 短い対角線
25 係止壁
25a 凸部
26 注出壁
27 下連結壁
4 上蓋
41 上周壁
41a 凹部
42 鍔
43 上天板
44 密閉壁
45 上連結壁
46 包囲枠部
47 支持部
47a 柱
48 挿入片部
6 ヒンジ
Claims (5)
- 下蓋と、上蓋と、下蓋および上蓋を開閉可能に連結するヒンジを備える未開封の閉鎖状態のヒンジキャップであって、
下蓋は、容器本体に取り付ける筒状の下周壁と、下周壁の上端を塞ぐ下天板と、下天板から上方に突出する下連結壁を備え、
下天板は、下周壁からその口径方向の内側へ向かって張り出す環状の下天板本体部と、下天板本体部からその口径方向の内側へ向かって張り出す環状の薄肉部と、薄肉部の内側を塞ぐ未開封の引き千切り部とを備え、
下連結壁は、引き千切り部の外周部からその周方向に沿って延長すると共に上方に突出する撓み片部であって未開封の閉鎖状態となる前の下蓋単独の状態ではその下部を支点として口径方向の内側に向かって倒れるように弾性変形可能な撓み片部と、撓み片部に対して引き千切り部の周方向の隣りに配置されると共に撓み片部の弾性変形を可能にする変形空間部とを備え、全ての撓み片部と全ての変形空間部によって筒状の軌跡を形成するもので、
上蓋は、筒状の上周壁と、上周壁の上端を塞ぐ上天板と、上天板から下方に突出する上連結壁とを備え、
上連結壁は、筒状の軌跡に対してその口径方向の外側を包囲する包囲枠部と、上天板から下方に突出すると共に包囲枠部を支持する支持部と、支持部および包囲枠部の少なくとも一方から口径方向の内側に突出すると共に変形空間部に挿入する挿入片部とを備え、
上連結壁と下連結壁は、口径方向に嵌り合う嵌合凸部と嵌合凹部のうち一方を撓み片部に、他方を支持部に備えるものとし、
撓み片部は、口径方向外側への変形を包囲枠部によって規制され、口径方向内側への変形を挿入片部によって規制されることを特徴とするヒンジキャップ。 - 下連結壁は、複数枚の撓み片部と、隣り合う撓み片部の間に配置される複数の変形空間部と、嵌合凸部と嵌合凹部のうち一方とを備え、
上連結壁は、包囲枠部と、支持部と、嵌合凸部と嵌合凹部のうち他方と、少なくとも一つの変形空間部に挿入する挿入片部とを備えることを特徴とする請求項1記載のヒンジキャップ。 - 下連結壁は、全ての内角が180度未満の四角形状であって、対角位置にある1組の2つの角部が口径方向の中央部に対してヒンジとは反対側と、ヒンジ側とに位置する四角形状の各辺に沿って延長する4枚の撓み片部と、隣り合う撓み片部の間であって四角形の各角部に配置される4つの変形空間部と、少なくとも一つの撓み片部の上部には嵌合凸部と嵌合凹部のうち一方を備え、
上連結壁は、包囲枠部と、支持部と、嵌合凸部と嵌合凹部のうち他方と、全ての変形空間部に挿入する4枚の挿入片部とを備えることを特徴とする請求項2記載のヒンジキャップ。 - 対角位置にある1組の2枚の挿入片部であってヒンジとは反対側と、ヒンジ側の挿入片部の下端は、残りの2枚の挿入片部の下端よりも高い位置に存在することを特徴とする請求項3記載のヒンジキャップ。
- 支持部は、環状の周方向に間隔をあけて配置された複数の柱を備えると共に、口径方向に嵌り合う嵌合凸部と嵌合凹部のうち他方を、嵌合凹部とし、嵌合凹部は、隣り合う柱の間において口径方向に貫通する貫通穴であることを特徴とする請求項1、2又は3記載のヒンジキャップ。
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