JP7000179B2 - 混合キャップ - Google Patents

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Description

本発明は、主剤が充填された容器の口部に装着され、副剤を容器内へ混合可能な混合キャップに関する。
従来、主剤が充填された容器の口部に装着され、ポーションカップ内に充填された副剤を任意のタイミングで取り出し容器内の主剤と混合可能な混合キャップとして、容器の口部に装着可能な内蓋と、副剤を充填したポーションカップとで構成された混合キャップが特許文献1で公知である。
この特許文献1で公知の混合キャップは、円筒状に形成されたキャップ本体(第二の部材4)の半径方向中心から放射状に延びる開封用カッター(切断片42)を有し、内蓋(第二の部材4)の上部には開封面(閉塞片8)を下に向けたポーションカップ(第一の部材2)が係合しており、ポーションカップ(第一の部材2)を押し込むことで、開封用カッター(切断片42)によって開封面(閉塞片8)を切り裂き、ポーションカップ(第一の部材2)内に充填されている副剤を容器内へ落下させて主剤と混合するものである。
特許第5893851号公報
ところが、上記特許文献で公知の混合キャップは、未だ改善の余地があった。
すなわち、ポーションカップ(第一の部材2)内の副剤を主剤と混合し終えた後、容器から内容物を取り出すには、内蓋(第二の部材4)を容器口部から外す必要があり、例えば、シャンプーや調味料等の、片手で使用する頻度が高く、容器内に水や異物が入りやすい使用環境では、迅速な容器の開閉を行えない虞があった。
また、容器内の内容物が高粘度原液の場合、内蓋(第二の部材4)を容器口部から外して内容物を取り出す際、容器口部の外周面に内容物が付着することで、内蓋(第二の部材4)を容器口部に装着しにくくなる虞があった。
また、ポーションカップ(第一の部材2)が十分に降下する前にポーションカップ(第一の部材2)の開封面(閉塞片8)が開封され始めるため、ポーションカップ(第一の部材2)と内蓋(第二の部材4)との隙間から、開封したポーションカップ(第一の部材2)内の副剤が容器外へ漏出するおそれがあった。
また、開封前のポーションカップ(第一の部材2)の降下を制限する制限片がポーションカップ(第一の部材2)に設けられているが、制限片は円筒状の内蓋(第二の部材4)よりも半径方向外方へ突出しているため、搬送時における混合キャップの周方向の向きに注意する必要があるとともに、突出した制限片に不意に触れてしまい、開封時以外で制限片を破断してしまうおそれがあった。
本発明は、これらの問題点を解決するものであり、簡単な構成で、ポーションカップの開封面を十分に開封できるとともに、混合キャップ及び混合キャップを装着した容器の外部との密閉性を保ち、開封されたポーションカップから取り出した副剤を迅速に容器内の主剤側へ落下し混合させることができ、混合キャップを容器の口部から取り外すことなく混合後の内容物を注出可能な混合キャップを提供することを目的とするものである。
本発明の混合キャップは、主剤が充填された容器の口部に装着され、副剤を容器内へ混合可能な混合キャップであって、該混合キャップは、外蓋と、開封用カッターを有する内蓋と、充填された副剤を保持したまま密封可能な開封面を有するポーションカップを保持可能な保持空間とを有し、前記外蓋は、前記内蓋と係合可能且つ相対的に回転可能に構成され、外蓋天面と、前記外蓋天面から下方に延びる筒状壁と、前記外蓋天面から下方に延びる、前記筒状壁より外方に形成された外蓋壁部と、前記外蓋天面から下方に延びる、前記筒状壁と前記外蓋壁部との間に形成された中間壁部とを有し、前記外蓋天面には、前記筒状壁より周方向外方に位置し外蓋天面を貫通した注出孔と、前記注出孔を開閉可能な密閉カバーが設けられ、前記保持空間は、前記筒状壁の内周側に前記ポーションカップを収容可能に構成され、前記中間壁部には、前記中間壁部の下端から下方に延びる垂下片が設けられ、前記内蓋は、前記容器口部と係合可能に構成され、頂板部と、前記頂板部から上方に延び前記外蓋壁部の内側に係合可能な筒状突起とを有し、前記頂板部には、前記頂板部の上下を貫通し、前記容器口部と連通可能な貫通孔が設けられ、前記筒状突起の内周面には、半径方向内方に膨出形成された回転防止部と、前記回転防止部よりも上端面が低く形成された落下規制部とが設けられ、前記回転防止部の一方と前記落下規制部の一方とは互いに隣接し、前記回転防止部の他方と前記落下規制部の他方との間には、落下誘導部が形成されており、前記回転防止部と、前記落下規制部と、前記落下誘導部とは、外蓋と内蓋とが係合した際、前記垂下片の下端と同一円周上に位置するように構成され、前記垂下片は、前記蓋を開栓する際に、前記落下誘導部と周方向に合致する位置まで回転した後、前記内蓋と相対的に上下移動可能に構成され、前記開封用カッターは、前記頂板部の、前記ポーションカップの前記開封面と対向する位置に設けられていることにより、前記課題を解決するものである。
請求項1に係る発明の混合キャップによれば、該混合キャップの外蓋天面は、外蓋天面を貫通した注出孔と、注出孔を開閉可能な密閉カバーが設けられているため、混合キャップ内の副剤を主剤と混合させた後、密閉カバーを開けることで、混合キャップを容器口部から外すことなく、注出孔から容器内の内容物を取り出すことができる。
また、保持空間は、筒状壁の内周側にポーションカップを収容可能に構成されているため、複数の種類の副剤を使用して生産する場合でも、ポーションカップの形状が統一されていれば、生産ラインの型替えの必要なく混合キャップの生産が可能である。
さらに、既に副剤が充填されているポーションカップを保持空間内に配置するため、混合キャップの組立て作業時に副剤が他の部品に付着して汚染してしまうことを抑制できる。
また、副剤は、容器口部と連通可能な貫通孔を通るため、確実に容器内へ落下できる。
さらに、外蓋の中間壁部には、中間壁部の下端から下方に延びる垂下片が設けられ、内蓋の筒状突起の内周面には、回転防止部と、落下規制部と、落下誘導部が形成されているため、垂下片が落下規制部に当接した際、外蓋は落下規制部と垂下片が当接している限り内蓋側へ落下することがないため、使用時以外にポーションカップの開封面と開封用カッターとが接触することを防ぐことができる。
また、落下規制部に隣接した回転防止部側には、垂下片が干渉することで外蓋の回転を防止できるとともに、外蓋を回転して落下規制部から落下誘導部側へ垂下片を移動し、落下誘導部へ落下させることで、外蓋全体が内蓋側へ落下でき、ポーションカップの開封面を、頂板部に形成された開封用カッターによって開封することができる。
請求項2に記載の構成によれば、筒状壁の外周面の一部は、上下方向に亘って縮径部を有した非円形形状であるため、容器口部から注出孔へ向かう内容物が流れやすく短い流路を形成でき、容器内の内容物をより一層効率よく取り出すことができる。
請求項3に記載の構成によれば、ポーションカップの開封面の周囲に設けられたフランジの外周縁は、筒状壁と相似の関係にある非円形形状であるため、開封面の開栓後、筒状壁の下端でフランジを全体的に押さえ込んで安定して固定できる。
請求項4に記載の構成によれば、垂下片の下部には、垂下片の下部から半径方向内方に膨出形成された保持リブが設けられているため、保持リブの上にポーションカップの下端縁を載せることで、ポーションを安定した姿勢で保持することができる。
また、保持リブの上下方向の厚み分、頂板部とポーションカップとの間に空間を形成でき、容器内の内容物を取り出す際、注出孔に向かう流路をポーションカップで塞ぐことなく十分に広く確保できる。
請求項5に記載の構成によれば、ポーションカップは、開封面の周囲にフランジを有し、フランジの外周縁は、筒状壁と相似の関係にある非円形形状であり、保持リブは、フランジを保持可能に形成されているため、開封前のポーションカップのフランジを、保持リブに載せることで、使用時以外に開封用カッターが開封面に触れて開封することを防止できるとともに、筒状壁の下端と保持リブとでフランジを全体的に挟み込んで安定して固定でき、使用時に確実に開封用カッターで開封面を開封することができる。
請求項6に記載の構成によれば、混合キャップは、開封時に保持リブの下端と頂板部とが当接した際に、ポーションカップと頂板部との間に第1流路を形成するため、混合した内容物を取り出す際、ポーションカップによって内容物の流路がふさがれることなく、容器口部から注出孔までの経路を短く構成でき、迅速に内容物を取り出すことができる。
請求項7に記載の構成によれば、筒状壁の一部は、上下方向に亘って縮径部を有した非円形形状であり、外蓋の注出孔は、縮径部の外方に形成され、縮径部の外方と筒状突起の内面に第2流路が形成され、注出孔と第2流路が連通しているため、容器口部から第2流路へ流入した内容物を注出孔へ短い流路で流入でき、内容物をさらに一層効率よく取り出すことができる。
請求項8に記載の構成によれば、落下規制部の少なくとも1つの上面は、筒状突起の内周面から、筒状突起の中心軸側にむかって徐々に上方に向かい、垂下片の下端を筒状突起の外周面に当接可能な傾斜部を有しているため、落下規制部に垂下片が当接した際、垂下片が落下規制部よりも半径方向内方へ移動して外蓋全体がさらに落下してしまうことを確実に防ぐことができる。
請求項9に記載の構成によれば、開封用カッターは、貫通孔の外周縁に沿って弧状に延在しているため、ポーションカップの開封面の縁に沿って大きく開口できるとともに、副剤を迅速に貫通孔へ流入できる。
また、開封面のめくり上げ方向に向かって徐々に下方に傾斜しているため、開封用カッターは開封面のめくり上げ方向と反対側の位置から開封面に接触し、開封する力を一転に集中させ、めくり上げ方向に向かって徐々に開封することができ、より確実に開封面を開封することができる。
請求項10に記載の構成によれば、頂板部には、上方に延びる押上げリブを有しているため、ポーションカップの開封面を押し上げることで、開封面の撓みを解消し、開封用カッターを開封面に食い込みやすくできるとともに、開封用カッターが食い込んだ開封面の開口面積を確実に広げることができる。
さらに、押上げリブは開封面のめくり上げ方向に向かって徐々に下方に傾斜しているため、開封面のうち、開封用カッターが最初に接触する位置の撓みをより確実に解消できるとともに、開封用カッターが開封面に食い込む前に、開封面の他の位置に押上げリブが当接することを防ぐことで、開封用カッターを開封面により食い込みやすくできる。
本発明の一実施形態に係る混合キャップ100の斜視図。 本発明の一実施形態に係る混合キャップ100の断面図。 本発明の一実施形態に係る外蓋110の断面図。 本発明の一実施形態に係る外蓋110の下面図。 本発明の一実施形態に係る内蓋130の斜視図。 本発明の一実施形態に係る内蓋130の断面図。 本発明の一実施形態に係るポーションカップPの断面図および下面図。 本発明の一実施形態に係る混合キャップ100の上面図および副剤Sの混合手順1を示すA-A’断面図。 本発明の一実施形態に係る混合キャップ100の、副剤Sの混合手順1を示すB-B’断面図。 本発明の一実施形態に係る混合キャップ100の、副剤Sの混合手順1における固定リブ119の位置を示す断面斜視図。 本発明の一実施形態に係る混合キャップ100の、副剤Sの混合手順2を示すA-A’断面図。 本発明の一実施形態に係る混合キャップ100の、副剤Sの混合手順2における固定リブ119の位置を示す断面斜視図。 本発明の一実施形態に係る混合キャップ100の、副剤Sの混合手順3を示すA-A’断面図。 本発明の一実施形態に係る混合キャップ100の、副剤Sの混合手順3における固定リブ119の位置を示す断面斜視図。 本発明の一実施形態に係る混合キャップ100から、内容物Mを取り出す手順を示すA-A’断面図。
以下に、本発明の一実施形態に係る混合キャップ100について、図面に基づいて説明する。なお、混合キャップ100に嵌合する容器は、容器口部Bのみを図示する。
混合キャップ100は、主剤が充填された容器の口部Bに装着され、副剤Sを取り出し容器内へ混合可能なものであり、図1および図2に示すように、外蓋110と、開封用カッター143を有する内蓋130と、充填された副剤Sを保持したまま密封可能な開封面Psを有するポーションカップPを保持可能な保持空間120とが設けられている。
外蓋110は内蓋130と係合可能且つ相対的に回転可能に構成され、図3および図4に示すように、外蓋天面111と、外蓋天面111から下方に延びる筒状壁116と、外蓋天面111から下方に延びる、筒状壁116より外方に形成された外蓋壁部112と、外蓋天面111から下方に延びる、筒状壁116と外蓋壁部112との間に形成された中間壁部117とを有している。
外蓋天面111には、筒状壁116より周方向外方に位置し外蓋天面111を貫通した注出孔121と、注出孔121を開閉可能な密閉カバー122が設けられている。
保持空間120は、筒状壁116の内周側にポーションカップPを収容可能に構成されている。
中間壁部117には、中間壁部117の下端から下方に延びる複数の垂下片118(本実施形態では4個)が設けられており、垂下片118の側端の一方は、筒状壁116と連絡片123によって接続されている。
垂下片118の下端には、半径方向内方に膨出形成された保持リブ119が設けられている。
筒状壁116の外周面のうち、外蓋110の中心軸からみて注出孔121側に位置する箇所には、上下方向に亘って平面に形成された縮径部124が設けられている。
外蓋壁部112の内周面には、第1仮止めリブ113と、第1仮止めリブ113よりも上方に設けられた第2仮止めリブ114と、第2仮止めリブ114よりも上方に設けられた抜け止めリブ115とが、それぞれ半径方向内方に膨出形成されている。
内蓋130は、容器口部Bと係合可能に構成され、図5および図6に示すように、頂板部131と、頂板部131から上方に延び外蓋壁部112の内側に係合可能な筒状突起134と、頂板部131から下方に延び容器口部Bのとネジ係合可能なスカート壁133とを有している。
頂板部131には、頂板部131の上下を貫通し、容器口部Bと連通可能な貫通孔132、頂板部131から上方に延び、貫通孔132の外周縁に沿って弧状に延在している開封用カッター143と、開封用カッター143に囲繞される内部領域には、頂板部131から上方に延び、頂板部131の中心から3方向に放射状に形成された押上げリブ142が設けられている。
押上げリブ142と開封用カッター143は、開封用カッター143が形成する弧の開放側に向かって徐々に下方に傾斜するように形成されている。
筒状突起134の内周面には、半径方向内方に膨出形成された回転防止部135と、回転防止部135よりも上端面が低く形成された落下規制部136とが互いの一方の側面が隣接するように設けられ、回転防止部135の側面の他方と落下規制部136の側面の他方との間には、落下誘導部139が形成されている。
回転防止部135と、落下規制部136と、落下誘導部139とは、外蓋110と内蓋130とが係合した際、垂下片118の下端と同一円周上に位置するように構成されている。
落下規制部136の上面の少なくとも1つの上面は、筒状突起134の内周面から、筒状突起134の中心軸にむかって徐々に上方に向かう傾斜部137を有している。
また、落下規制部136の上面の少なくとも1つの上面の落下誘導部139側には、上方に延びる逆転防止部138が形成されている。
筒状突起134の内周面の上部には、半径方向内方に膨出形成された密着リング140が設けられ、筒状突起134の外周面には、半径方向外方に膨出形成された係止リブ141が設けられている。
ポーションカップPは、図7に示すように、下面に設けられた開封面Psが、フランジPfに接続され、ポーションカップP内を密閉している。
また、ポーションカップPの下面の概形は、円弧の両端を直線で結んだD型の形状を有している。
次に、混合キャップ100の組み立てについて、図8乃至図10に基づいて説明する。
まず、ポーションカップPを外蓋110の保持空間120内にセットする。
このとき、ポーションカップPのフランジPfを、筒状壁116の下端と保持リブ119との間に挟み込むような位置に固定することで、ポーションカップPが保持空間120内から落下することなく確実に保持することができる。
次に、ポーションカップPを挿入した外蓋110を、内蓋130に被せる。
このとき、外蓋壁部112と中間壁部117との間に筒状突起134を挿入するように外蓋110を内蓋130に被せると、筒状突起134の内周面の密着リング140は、中間壁部117の外周面に周方向均一に接触する。
また、筒状突起134の外周面の係止リブ141は、外蓋壁部112の内周面の第1仮止めリブ113と第2仮止めリブ114の間に挟まるように係合し、垂下片118の下端は、落下規制部136の上端に接触する。
第1仮止めリブ113と第2仮止めリブ114との間に係止リブ141を係合させることで、混合キャップ100の搬送時にかかる程度の衝撃や振動では、外蓋110と内蓋130との上下方向の相対的な位置関係が変わることがなく、開封面Psに開封用カッター143が触れることがない。
また、垂下片118が落下規制部136から脱落することがないよう、本実施形態では傾斜部137が設けられており、落下規制部136に垂下片118が当接した際、垂下片118は傾斜部137によって、垂下片118の下端を筒状突起134の内周面に沿って移動する。
さらに、逆転防止部138が設けられた落下規制部136に垂下片118が当接していると、混合キャップ100の搬送時等にかかる程度の衝撃や振動によって、外蓋110と内蓋130との周方向の相対的な位置関係がずれるような力が発生した場合でも、垂下片118は落下規制部136に隣接する回転防止部135と、逆転防止部138とによって移動が規制されているため、落下誘導部139へ垂下片118が不意に落下してしまうことを防ぐことができる。
次に、混合キャップ100による、ポーションカップPの副剤Sと、容器内の主剤との混合手順および注出手順について、図11乃至図15に基づいて説明する。
なお、説明のため、図の容器の向きはすべて正立状態のものを使用する。
まず、図11および図12に示すように、容器口部Bに混合キャップ100を装着し、外蓋110を時計回りに回転させる。
外蓋110は内蓋130に対して相対的に回転するため、外蓋110を回転させると、垂下片118は、落下規制部136に隣接する落下誘導部139側へ徐々に移動する。
このとき、逆転防止部138の落下規制部136側の側面が、時計回り方向に進むにつれて筒状突起134の内周面から半径方向内方側へ向かう傾斜面で形成されているため、外蓋110を回転させる力によって、垂下片118は逆転防止部138を避けるように半径方向内方へ変形しながら、落下誘導部139側へ移動する。
また、逆転防止部138の落下誘導部139側の側面は、筒状突起134の内周面から半径方向内方へ向かう平面で形成されているため、垂下片118が逆転防止部138を乗越えた後、外蓋110を反時計回りに回転させようとしても、垂下片118が逆転防止部138を乗り越えることができず、外蓋110と内蓋130との周方向の相対的な位置関係を変更することはできない。
垂下片118を落下誘導部139上に移動させた後、外蓋110を押し込むと、図13および図14に示すように、垂下片118は落下誘導部139の最下端まで移動するため、外蓋110全体が内蓋130側移動し、開封面Psに開封用カッター143が食い込んで複数の破線状の亀裂を形成し、亀裂から副剤Sが少しずつ流出し、貫通孔132を通って容器内へ入り始める。
後述するが、ここで外蓋110を押し込んだ際、保持リブ119の高さの分だけ頂板部131とフランジPfには高さ方向に空間が形成され、内容物M取り出し時の第1流路L1となる。
また、縮径部124の外方と筒状突起134の内面に、注出孔121と連通する第2流路L2が形成される。
このとき、係止リブ141は第2仮止めリブ114と抜け止めリブ115を乗り越えて、抜け止めリブ115よりも上方まで移動する。これによって、外蓋110の、内蓋130から離脱する方向への移動を防ぐことができる。
また、押上げリブ142と開封用カッター143は、開封用カッター143が形成する弧の開放側に向かって徐々に下方に傾斜するように形成されているため、開封面Psのうち、開封用カッター143が最初に接触する位置の撓みをより確実に解消でき、開封用カッター143を開封面Psに食い込みやすくできるとともに、開封用カッター143による開封面Psを開封する力を一点に集中させることができ、より確実に開封面Psを開封することができる。
外蓋110を内蓋130側に押込みきる間に、開封用カッター143によって開封面Psは完全に開封され、副剤Sはすべて容器へ流入する。
このとき、密着リング140は、中間壁部117の外周面と周方向均一に密着しているため、副剤Sと主剤とを混合する際に容器を振っても、外蓋110と内蓋130との間から副剤Sや主剤が容器外へ漏れ出ることはない。
次に、副剤Sを容器内の主剤と混合した内容物Mを取り出す。
図15に示すように、外蓋110の密閉カバー122を展開することで、外蓋天面111の注出孔121が開く。
容器を注出孔121側に傾けると、内容物Mは容器口部Bから貫通孔132を通り、頂板部131とフランジPfとの間に形成された第1流路L1を経由し、筒状壁116の外側の第2流路L2を通って注出孔121へ向かう。
このとき、ポーションカップPは、フランジPfを筒状壁116の下端と保持リブ119とで位置固定されているため、保持リブ119の高さ分だけ頂板部131から離れた位置で保持し、第1流路L1が形成され、落下誘導部139の下端が頂板部131から底上げされている場合、頂板部131からさらに離れた位置で保持されている。
さらに、筒状壁116の外周面のうち、外蓋110の中心軸からみて注出孔121側に位置する箇所には、上下方向に亘って平面に形成された縮径部124が設けられているため、内容物Mが貫通孔132から注出孔121まで向かう流路を十分広く確保できる。
これによって、容器口部Bから混合キャップ100を外すことなく、内容物Mを取り出すことが可能となり、内容物Mの取り出し操作が片手で簡単に操作できるとともに、内容物Mの取り出し操作中における容器内への異物の混入を抑制できる。
また、内蓋130の密着リング140が中間壁部117の内周面に密着しているため、筒状突起134と中間壁部117の間から内容物Mが漏れ出ることはない。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
なお、上述した実施形態では、外蓋天面に注出孔が設けられているものとして説明したが、注出孔の形成位置はこれに限定されず、例えば、外蓋壁部に設けられていてもよい。
また、上述した実施形態では、ポーションカップは、フランジを、筒状壁の下端と保持リブとの間に挟み込むような位置に固定して保持されるものとして説明したが、ポーションカップの保持方法はこれに限定されず、例えば、開封用カッターに直接ポーションカップを支持させてもよい。
また、上述した実施形態では、垂下片の側端の一方は、筒状壁と連絡片によって接続されているものとして説明したが、垂下片の構成はこれに限定されず、例えば、連絡片がなくてもよく、連絡片を複数設けてもよい。
また、上述した実施形態では、筒状突起の内周面には、半径方向内方に膨出形成された回転防止部と、落下規制部とが形成され、回転防止部と落下規制部との間には落下誘導部が形成されているものとして説明したが、筒状突起の内周面の構成はこれに限定されず、例えば、回転防止部を形成せずに、時計回りでも反時計回りでも落下規制部から落下誘導部へ垂下片を移動させることができるようにしてもよく、落下誘導部を設けずに、垂下片が下方へ移動可能な空間を筒状突起の内周面側に確保していてもよい。
また、上述した実施形態では、落下規制部の上面の少なくとも1つの上面は、筒状突起の内周面から、筒状突起の中心軸にむかって徐々に上方に向かう傾斜部を有しているものとして説明したが、落下規制部の構成はこれに限定されず、例えば、傾斜部を設けなくてもよく、縦溝状に形成してもよい。
また、上述した実施形態では、落下規制部の上面の落下誘導部側には、上方に延びる逆転防止部が形成されているものとして説明したが、落下規制部の構成はこれに限定されず、例えば、逆転防止部がなくてもよく、筒状突起の内周面の、落下誘導部側に半径方向内方へ膨出形成してもよい。
また、上述した実施形態では、開封用カッターは、貫通孔の外周縁に沿って弧状に延在しているものとして説明したが、開封用カッターの構成はこれに限定されず、例えば、貫通孔の外周縁に沿って、多角形状に延在していてもよく、一定の間隔で点在していてもよい。
また、上述した実施形態では、押上げリブは、頂板部の中心から3方向に放射状に形成されているものとして説明したが、押上げリブの構成はこれに限定されず、例えば、頂板部の中心から上方に延びる棒状に形成されていてもよい。
また、上述した実施形態では、押上げリブと開封用カッターは、開封用カッターが形成する弧の開放側にむかって徐々に下方に傾斜するように形成されているものとして説明したが、押上げリブと開封用カッターの構成はこれに限定されず、例えば、押上げリブと開封用カッターは傾斜していなくてもよく、波状に上下していてもよい。
また、上述した実施形態では、筒状壁の外周面のうち、外蓋の中心軸からみて注出孔側に位置する箇所には、上下方向に亘って平面に形成された縮径部が設けられているものとして説明したが、縮径部の構成はこれに限定されず、例えば、縮径部を筒状壁の外周面の上下方向に亘って溝状に形成してもよく、縮径部を設けずに、筒状壁を、注出孔から遠ざかる方向へ外蓋の中心からオフセットするように設けてもよい。
また、上述した実施形態では、内容物を注出する際に容器を傾けるものとして説明したが、内容物の注出方法はこれに限定されず、例えば、スクイズボトルを容器として、容器を押して変形させることで内容物を注出孔から注出してもよい。
また、上述した実施形態では、下面の概形がD型形状のポーションカップを使用するものとして説明したが、使用するポーションカップの形状はこれに限定されず、例えば、下面の概形がO型形状や、多角形形状のポーションカップを使用し、ポーションカップを中心からオフセットして保持するようにしてもよい。
100 ・・・ 混合キャップ
110 ・・・ 外蓋
111 ・・・ 外蓋天面
112 ・・・ 外蓋壁部
113 ・・・ 第1仮止めリブ
114 ・・・ 第2仮止めリブ
115 ・・・ 抜け止めリブ
116 ・・・ 筒状壁
117 ・・・ 中間壁部
118 ・・・ 垂下片
119 ・・・ 保持リブ
120 ・・・ 保持空間
121 ・・・ 注出孔
122 ・・・ 密閉カバー
123 ・・・ 連絡片
124 ・・・ 縮径部
130 ・・・ 内蓋
131 ・・・ 頂板部
132 ・・・ 貫通孔
133 ・・・ スカート壁
134 ・・・ 筒状突起
135 ・・・ 回転防止部
136 ・・・ 落下規制部
137 ・・・ 傾斜部
138 ・・・ 逆転防止部
139 ・・・ 落下誘導部
140 ・・・ 密着リング
141 ・・・ 係止リブ
142 ・・・ 押上げリブ
143 ・・・ 開封用カッター
P ・・・ ポーションカップ
Pf ・・・ フランジ
Ps ・・・ 開封面
B ・・・ 容器口部
S ・・・ 副剤
M ・・・ 内容物
L1 ・・・ 第1流路
L2 ・・・ 第2流路

Claims (10)

  1. 主剤が充填された容器の口部に装着され、副剤を容器内へ混合可能な混合キャップであって、
    該混合キャップは、外蓋と、開封用カッターを有する内蓋と、充填された副剤を保持したまま密封可能な開封面を有するポーションカップを保持可能な保持空間とを有し、
    前記外蓋は、前記内蓋と係合可能且つ相対的に回転可能に構成され、外蓋天面と、前記外蓋天面から下方に延びる筒状壁と、前記外蓋天面から下方に延びる、前記筒状壁より外方に形成された外蓋壁部と、前記外蓋天面から下方に延びる、前記筒状壁と前記外蓋壁部との間に形成された中間壁部とを有し、
    前記外蓋天面には、前記筒状壁より周方向外方に位置し前記外蓋天面を貫通した注出孔と、前記注出孔を開閉可能な密閉カバーが設けられ、
    前記保持空間は、前記筒状壁の内周側に前記ポーションカップを収容可能に構成され、
    前記中間壁部には、前記中間壁部の下端から下方に延びる垂下片が設けられ、
    前記内蓋は、前記容器口部と係合可能に構成され、頂板部と、前記頂板部から上方に延び前記外蓋壁部の内側に係合可能な筒状突起とを有し、
    前記頂板部には、前記頂板部の上下を貫通し、前記容器口部と連通可能な貫通孔が設けられ、
    前記筒状突起の内周面には、半径方向内方に膨出形成された回転防止部と、前記回転防止部よりも上端面が低く形成された落下規制部とが設けられ、前記回転防止部の一方と前記落下規制部の一方とは互いに隣接し、前記回転防止部の他方と前記落下規制部の他方との間には、落下誘導部が形成されており、
    前記回転防止部と、前記落下規制部と、前記落下誘導部とは、外蓋と内蓋とが係合した際、前記垂下片の下端と同一円周上に位置するように構成され、
    前記垂下片は、前記蓋を開栓する際に前記落下誘導部と周方向に合致する位置まで回転した後、前記内蓋と相対的に上下移動可能に構成され、
    前記開封用カッターは、前記頂板部の、前記ポーションカップの前記開封面と対向する位置に設けられていることを特徴とする混合キャップ。
  2. 前記筒状壁の一部は、上下方向に亘って縮径部を有した非円形形状であることを特徴とする請求項1に記載の混合キャップ。
  3. 前記ポーションカップは、前記開封面の周囲にフランジを有し、前記フランジの外周縁は、前記筒状壁と相似の関係にある非円形形状であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の混合キャップ。
  4. 前記垂下片の下部には、前記垂下片の下部から半径方向内方に膨出形成された保持リブが設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の混合キャップ。
  5. 前記ポーションカップは、前記開封面の周囲にフランジを有し、前記フランジの外周縁は、前記筒状壁と相似の関係にある非円形形状であり、
    前記保持リブは、前記フランジを保持可能に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の混合キャップ。
  6. 該混合キャップは、開封時に前記保持リブの下端と頂板部とが当接した際に、前記ポーションカップと前記頂板部との間に第1流路を形成することを特徴とする請求項4または請求項5に記載の混合キャップ。
  7. 前記筒状壁の一部は、上下方向に亘って縮径部を有した非円形形状であり、
    前記外蓋の注出孔は、前記縮径部の外方に形成され、前記縮径部の外方と前記筒状突起の内面に第2流路が形成され、前記注出孔と前記第2流路が連通していることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の混合キャップ。
  8. 前記落下規制部の少なくとも1つの上面は、前記筒状突起の内周面から、前記筒状突起の中心軸側にむかって徐々に上方に向かい、前記垂下片の下端を前記筒状突起の外周面に当接可能な傾斜部を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の混合キャップ。
  9. 前記開封用カッターは、前記貫通孔の外周縁に沿って弧状に延在し、前記開封面のめくり上げ方向に向かって徐々に下方に傾斜していることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の混合キャップ。
  10. 前記頂板部の上面には、前記頂板部から上方に延びる押上げリブが設けられ、前記開封面のめくり上げ方向に向かって徐々に下方に傾斜していることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の混合キャップ。
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