JP6508774B2 - スパッタリングターゲット組立体 - Google Patents
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Description
このターゲットの材質としては、通常、AlまたはAl合金、高融点金属及び合金(W、Mo、Ti、Ta、Zr、Nb等及びその合金)、高融点シリサイド(MoSiX 、WSix 等)、白金族等が用いられている。
このバッキングプレート11の材質は、通常、OFC(無酸素銅)、Cu合金、Al合金、SUS(ステンレス鋼)もしくはTi乃至Ti合金等の金属及び合金が用いられている。
前記したバッキングプレート11は、スパッタリング動作中にターゲット10に発生する熱を奪い取り、冷却するため、前記バッキングプレート11の裏面が冷却板(図示せず)に接するように配置される。
一方、前記バッキングプレート11は、ターゲット10が接合している面とは反対側から冷却され、ターゲット10自体の温度上昇を抑制している。
即ち、バッキングプレート11はスパッタリング動作時にターゲット10を冷却するものであるが、ターゲット10とバッキングプレート11との間に大きな熱膨張率の差がある場合には、スパッタリング動作時に過大な熱応力あるいは反りが生じる。その結果、ターゲット10に亀裂が発生し、あるいはターゲット10とバッキングプレート11との間のロウ接合部12に破損をきたし、バッキングプレート11がターゲット10から剥離することがあった。
例えば、特許文献1では、低線膨張率の金属又は合金で形成されたターゲット用のバッキングプレートとしてMoとCuとの複合材、すなわちMo焼結体にCuを含浸したものやCu板とMo板とのバイメタルが提唱されている。
また、バッキングプレートとして、MoとCuとの複合材、すなわちMo焼結体にCuを含浸したものやCu板とMo板とのバイメタルが用いられているが、このMo焼結体にCuを含浸した複合材を製造するのは手数が嵩むという課題があった。
更に、Cu板とMo板とのバイメタルは、その作製時やターゲットへのロウ接合作業時やスパッタリング動作時にそりが生じやすいという課題があった。
その結果、スパッタリング動作中に、ターゲット及びバッキングプレートが温度上昇しても、従来の課題である、スパッタリングターゲットのバッキングプレートから剥離を防止することができる。
また、本発明にかかるスパッタリングターゲット組立体は、前記スパッタリングターゲットよりも大きい熱膨張係数を有すると共に、前記スパッタリングターゲットが嵌合する貫通穴を有するバッキングプレートを備えているため、温度上昇とともにバッキングプレートによってスパッタリングターゲットに応力が生じ、反り、破損が発生するのを抑制できる。
加えて、本発明にかかるスパッタリングターゲット組立体は、前記バッキングプレートを、冷却板又は冷却シートに接触するように取り付ける押え部材を備えているため、バッキングプレートの温度上昇が抑制され、更にスパッタリングターゲットの温度上昇が抑制される。
特に、本発明にかかるスパッタリングターゲット組立体にあっては、ターゲットの下面が貫通穴の内部に移動した場合には、バッキングプレートの貫通穴が想定外の温度で熱膨張によって拡大したことを示しているため、スパッタリング動作中に所定の温度以上の温度上昇があったことを確認することができる。
このように、スパッタリングターゲットの第2の面が、冷却板又は冷却シートの上に載置されることにより、スパッタリングターゲットの温度上昇をより抑制することができる。
図1、図2において、符号1はスパッタリングターゲット(以下、ターゲットという)であって、平面視上円形に形成されている。また、このターゲット1の上面(第1の面)1aから下面(第2の面)1bに向けて徐々に半径が拡がるように、周側面が傾斜面1cとして形成されている。
この貫通穴2aは、前記ターゲット1が嵌合する寸法に形成される。即ち、ターゲット1をバッキングプレート2の貫通穴2aに嵌合させることにより、バッキングプレート2がターゲット1の側面を保持、固定できる寸法に形成される。
このように、ターゲット1の下面1bが、バッキングプレート2の下面2cと同一面上に位置するように保持された場合には、バッキングプレート2の下面2c及びターゲット1の下面1bを、冷却板4上に載置することができる。
尚、バッキングプレート2は押え部材3により冷却板4に取り付けられるため、常に冷却板4に接触した状態になすことができる。
また、バッキングプレート11としては、通常用いられている、OFC(無酸素銅)、Cu、Cu合金、Al、Al合金、SUS(ステンレス鋼)もしくはTi乃至Ti合金等の金属及び合金のいずれかの材質を選択することができる。
尚、このターゲット1およびバッキングプレート11に用いることができる材質は、上記材質に限定されるものではなく、他の材質であっても良いが、材質の選定に当たっては、以下に述べるように、両者の熱膨張係数を考慮する必要がある。
前記バッキングプレート2が、前記ターゲット1よりも小さい熱膨張係数を有する場合には、温度上昇とともに、バッキングプレート2によってターゲット1に応力が生じ、反り、破損が発生するためである。
前記バッキングプレート2の熱膨張係数が、前記ターゲット1の熱膨張係数よりも大きいものとして、例えば、ターゲットがITOターゲットの場合には、熱膨張率がITOよりも大きい材料としてTiまたはTi合金を選択することができる。
尚、前記バッキングプレート2の貫通穴2aの内周側面の傾斜角度、及びターゲット1の周側面の傾斜角度は、ターゲット1とバッキングプレート2の熱膨張率の差などを考慮して定められる。
即ち、前記同一平面が崩れていた場合(ターゲット1の下面1bが貫通穴2aの内部に移動した場合)には、バッキングプレート2の貫通穴2aが想定外の温度で熱膨張によって拡大したことを示しているため、スパッタリング動作中に所定の温度以上の温度上昇があったことを確認することができる。
即ち、バッキングプレート2の下面2c及びターゲット1の下面1bを、冷却板4に接触した状態を維持することができる。
1a 上面(第1の面)
1b 下面(第2の面)
1c 傾斜面
2 バッキングプレート
2a 貫通穴
2b 上面
2c 下面
3 押え部材
4 冷却板
Claims (2)
- スパッタリングターゲットとバッキングプレートとを、ロウ材を用いることなく、一体化したスパッタリングターゲット組立体において、
平面視上円形又は矩形に形成され、かつ、第1の面から第2の面に向けて拡がる傾斜面からなる側面を有するスパッタリングターゲットと、
前記スパッタリングターゲットよりも大きい熱膨張係数を有すると共に、前記スパッタリングターゲットが嵌合する貫通穴を有するバッキングプレートと、
前記バッキングプレートを、冷却板又は冷却シートに接触するように取り付ける押え部材と、
を備え、
前記スパッタリングターゲットをバッキングプレートの貫通穴に嵌合させることにより、前記バッキングプレートがスパッタリングターゲットの側面を保持すると共に、
前記押え部材によって、前記バッキングプレートは冷却板又は冷却シートに接触するように取り付けられることを特徴とするスパッタリングターゲット組立体。 - 前記スパッタリングターゲットの第1の面が、スパッタリングターゲットの露出面であるスパッタリング面であり、
前記スパッタリングターゲットの第2の面が、冷却板又は冷却シートの上に載置される
冷却面であることを特徴とする請求項1記載のスパッタリングターゲット組立体。
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