JP6506354B2 - 固定用の切欠きが複数設けられている台座を備えたリアクトル - Google Patents

固定用の切欠きが複数設けられている台座を備えたリアクトル Download PDF

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Description

本発明はリアクトルに関する。
リアクトルは、複数の鉄心コイルを含んでおり、各鉄心コイルは鉄心と該鉄心に巻回されたコイルとを含んでいる。そして、複数の鉄心の間には所定のギャップが形成されている。例えば特許文献1および特許文献2を参照されたい。
従来のリアクトルにおいては、台座に固定用の切欠きがケーブルの引き出し方向と同じ方向に取り付けられていることが多い。
従来のリアクトルをパネルマウント(壁取り付け)する場合は、重力方向に向かって下側の固定用の切欠きとネジでリアクトルを仮留めし、その後、上側の固定用切欠きをネジで留めて固定する方法が一般的である。
特開2000−77242号公報 特開2008−210998号公報
しかしながら、ケーブル配線の都合などで、従来のリアクトルを固定用の切欠きの向きが重力方向と垂直になる方向にパネルマウントする場合は、リアクトルを仮留めすることができず、リアクトルを支えた状態でネジ締めしなければならない為、固定する手間がかかるという問題がある。また、リアクトルのサイズや重さが増加すれば、その手間は、より一層大きくなるという問題がある。
本開示の実施例に係るリアクトルによれば、コア及び該コアに装着されたコイルを備えたリアクトル本体と、リアクトル本体の外側に延出した多角形状を有し、リアクトル本体を支持する台座と、を備え、台座の複数の辺のうちの互いに対向しない少なくとも2つの辺には、複数の辺のそれぞれから内側に向かって形成され、台座を被設置対象物に仮留めするための締結具の軸を通すための複数の切欠き部が形成されるリアクトルが提供される。
本開示の実施例に係るリアクトルによれば、パネルマウントの際にリアクトルの向きによらずにリアクトルの仮留めができる為、リアクトル取り付け工数を削減することができる。
第一の実施形態に係るリアクトルであって、ケーブルの引き出し方向と重力方向が平行な方向に台座を被設置対象物に仮留めする際のリアクトルの平面図である。 第一の実施形態に係るリアクトルであって、ケーブルの引き出し方向と重力方向が直交する方向に台座を被設置対象物に仮留めする際のリアクトルの平面図である。 第一の実施形態に係るリアクトルであって、台座の下側に設けた切欠き部を被設置対象物に設けたネジに位置合わせした際のリアクトルの平面図である。 第一の実施形態に係るリアクトルであって、台座の下側に設けた切欠き部を被設置対象物に設けたネジに仮留めした際のリアクトルの平面図である。 第一の実施形態に係るリアクトルであって、台座の上側に設けた切欠き部にネジを通してリアクトルを被設置対象物に固定した際のリアクトルの平面図である。 第一の実施形態に係るリアクトルであって、台座の下側に設けた切欠き部を被設置対象物に設けたネジに位置合わせした際のリアクトルの側面図である。 第一の実施形態に係るリアクトルであって、台座の下側に設けた切欠き部を被設置対象物に設けたネジに仮留めした際のリアクトルの側面図である。 第一の実施形態に係るリアクトルであって、台座の上側に設けた切欠き部にネジを通してリアクトルを被設置対象物に固定した際のリアクトルの平面図である。 第一の実施形態の第一の変形例に係るリアクトルの斜視図である。 第一の実施形態の第一の変形例に係るリアクトルの平面図である。 第一の実施形態の第二の変形例に係るリアクトルの平面図である。 第二の実施形態に係るリアクトルの斜視図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の図面において同様の部材には同様の参照符号が付けられている。理解を容易にするために、これら図面は縮尺を適宜変更している。
以下の記載では、三相リアクトルを例として主に説明するが、本開示の適用は、三相リアクトルに限定されず、各相で一定のインダクタンスが求められる多相リアクトルに対して幅広く適用可能である。また、本開示に係るリアクトルは、産業用ロボットや工作機械におけるインバータの一次側および二次側に設けるものに限定されず、様々な機器に対して適用することができる。
まず、第一の実施形態に係るリアクトルについて説明する。図1に、第一の実施形態に係るリアクトル101の平面図を示す。図1では、ケーブル(101a〜101c、102a〜102c)の引き出し方向と重力方向が平行な方向に台座2を被設置対象物100に仮留めする際のリアクトルの平面図を示している。第一の実施形態に係るリアクトル101は、リアクトル本体1と、台座2と、を備えている。
リアクトル本体1は、コア及び該コアに装着されたコイルを備えている。リアクトル本体1は、略直方体であり、リアクトル本体1の上面部には入力用端子111a〜111c及び出力用端子112a〜112cが設けられている。入力用端子111a〜111cはネジ等により入力用ケーブル101a〜101cに接続され、出力用端子112a〜112cはネジ等により出力用ケーブル102a〜102cに接続される。
台座2は、リアクトル本体1の外側に延出した多角形状を有し、リアクトル本体1を支持する。図1に示した例では、台座2は長方形状を有しているが、このような例には限られない。例えば、六角形状や八角形状等の多角形状を有していてもよい。台座2は、リアクトル本体1とは別体の平板状の部材である。台座2はリアクトル本体1にネジ等により固定することができる。
台座2の複数の辺のうちの互いに対向しない少なくとも2つの辺(例えば、第一辺3、第二辺4)には、複数の辺のそれぞれから内側に向かって形成され、台座2を被設置対象物100に仮留めするための締結具(201、202)の軸を通すための複数の切欠き部(31、32、41、42)が形成されている。
台座2の第一辺3〜第四辺6のうち、複数の切欠き部を有する複数の辺には、互いに対向しない複数の辺(例えば、第一辺3及び第二辺4)が含まれることが好ましい。図1に示した例では、台座2は長方形状を有し、4つの辺(第一辺3〜第四辺6)を備えている。この4つの辺のうち、互いに対向しない辺(例えば、第一辺3、第二辺4)に複数の切欠き部(31、32、41、42)が設けられている。ただし、これらに加えて、互いに対向する辺のそれぞれに複数の切欠き部を設けるようにしてもよい。即ち、互いに対向しない辺(例えば、第一辺3、第二辺4)に複数の切欠き部(31、32、41、42)が設けられ、さらに、第一辺3と対向する第三辺5に複数の切欠き部(51、52)が設けられていてもよい。あるいは、互いに対向しない辺(例えば、第一辺3、第二辺4)に複数の切欠き部(31、32、41、42)が設けられ、さらに、第二辺4と対向する第四辺6に複数の切欠き部(61、62)が設けられていてもよい。
切欠き部(31、32)は、台座2の第一辺3から内側に向かって形成されている。壁等の被設置対象物100には、台座2が入り込む程度の間隙を設けてネジ等の締結具(201、202)が仮留めされている。締結具(201、202)は、切欠き部(31、32)の位置と対応するようにして配置されている。図1に示した矢印A1及びA2は重力の方向と一致している。台座2を矢印A1及びA2の方向に下げることにより、締結具201及び202の軸が、それぞれ切欠き部31及び32に入り込む。その後、締結具201及び202を締め付けることにより、台座2が被設置対象物100に仮留めされる。リアクトル101の被設置対象物100への固定方法については後述する。
図2に第一の実施形態に係るリアクトルであって、ケーブルの引き出し方向と重力方向が直交する方向に台座を被設置対象物に仮留めする際のリアクトルの平面図を示す。切欠き部(41、42)は、台座2の第二辺4から内側に向かって形成されている。壁等の被設置対象物100には、台座2が入り込む程度の間隙を設けてネジ等の締結具(203、204)が仮留めされている。締結具(203、204)は、切欠き部(41、42)の位置と対応するようにして配置されている。図2に示した矢印A3及びA4は重力の方向と一致している。台座2を矢印A3及びA4の方向に下げることにより、締結具203及び204の軸が、それぞれ切欠き部41及び42に入り込む。その後、締結具203及び204を締め付けることにより、台座2が被設置対象物100に仮留めされる。
このように、互いに対向しない辺(例えば、第一辺3、第二辺4)に複数の切欠き部(31、32、41、42)が設けられた構成とすることにより、リアクトルを被設置対象物に固定する際のリアクトルの向きの自由度を向上させることができる。即ち、図1に示した例では第一辺3を下にしてリアクトル101を被設置対象物100に固定しているが、第二辺4にも切欠き部を設けることにより、第二辺4を下にしてリアクトル101を被設置対象物100に固定することができる。
図1及び図2から明らかなように、第一辺3を下にしてリアクトル101を被設置対象物100に仮留めした場合には、ケーブル(101a〜101c、102a〜102c)を上下方向に引き出すことができるのに対して、第二辺4を下にしてリアクトル101を被設置対象物100に仮留めした場合には、ケーブル(101a〜101c、102a〜102c)を左右方向に引き出すことができる。このように、互いに対向しない辺(例えば、第一辺3、第二辺4)に複数の切欠き部(31、32、41、42)が設けられた構成とすることにより、リアクトルに接続したケーブルの引き出し方向に対する自由度を向上させることができる。
さらに、第一辺3と対向する第三辺5にも切欠き部(51、52)を設けることにより、第三辺5を下にした状態でリアクトル101を被設置対象物100に仮留めすることができる。同様に、第二辺4と対向する第四辺6にも切欠き部(61、62)を設けることにより、第四辺6を下にした状態でリアクトル101を被設置対象物100に仮留めすることができる。このようにして、対向する辺に切欠き部を設けることにより、被設置対象物100に仮留めする際のリアクトル101の上下方向を反転させることができるという副次的な効果も得られる。さらに、第一辺3の切欠き部31及び32の間の間隔と第三辺5の切欠き部51及び52の間の間隔と一致させることにより、被設置対象物100に設けた締結具201及び202の位置を変えずに、リアクトル101の上下方向を反転させることができる。このことは、第二辺4の切欠き部(41、42)と第四辺6の切欠き部(61、62)についてもあてはまる。
次に、リアクトルを被設置対象物に固定する手順について図3A〜図3C及び図4A〜図4Cを用いて説明する。図3A及び図4Aに第一の実施形態に係るリアクトルであって、台座の下側に設けた切欠き部を被設置対象物に設けたネジに位置合わせした際のリアクトルの平面図及び側面図を示す。図3A〜図3Cにおいては、被設置対象物100及びケーブルを省略している。図3A及び図4Aに示すように、壁等の被設置対象物100には、台座2が入り込む程度の間隙を設けてネジ等の締結具(201、202)が仮留めされている。締結具(201、202)は、切欠き部(31、32)の位置と対応するようにして配置されている。
図3B及び図4Bに、第一の実施形態に係るリアクトルであって、台座の下側に設けた切欠き部を被設置対象物に設けたネジに仮留めした際のリアクトルの平面図及び側面図を示す。台座2を下方向に下げることにより、締結具201及び202の軸が、それぞれ切欠き部31及び32に入り込む。その後、締結具201及び202を締め付けることにより、台座2が被設置対象物100に仮留めされる。
図3C及び図4Cに第一の実施形態に係るリアクトルであって、台座の上側に設けた切欠き部にネジを通してリアクトルを被設置対象物に固定した際のリアクトルの平面図及び側面図を示す。第三辺5の切欠き部51及び52にネジ等の上部締結部211及び212を締結することにより、リアクトル101が被設置対象物100に固定される。
以上のようにして、第一辺3を下にした状態でリアクトル101を被設置対象物100に固定することができる。同様に、第二辺4〜第四辺6を下にした状態でリアクトル101を被設置対象物100に固定することができる。
以上の説明において、複数の辺(第一辺3〜第四辺6)のそれぞれに形成された複数の切欠き部(例えば、31、32)は互いに平行に延伸するように形成されていることが好ましい。各辺に設けられた複数の切欠き部を互いに平行に延伸するようにすることで、切欠き部に締結部の軸を通す際に掛かるストレスを軽減することができる。
さらに、複数の辺のそれぞれに形成された複数の切欠き部(31、32)は、複数の辺のそれぞれ(例えば、第一辺3)と直交する方向に形成されていることが好ましい。切欠き部を各辺と直交する方向に形成することにより、各辺を水平に保ったままリアクトルを被設置対象物に仮留めすることができるため、作業効率を向上させることができる。
複数の辺のそれぞれに形成された複数の切欠き部(31、32)には、複数の辺のそれぞれ(例えば、第一辺3)の両端近傍に形成された切欠き部が含まれることが好ましい。上記の説明において、切欠き部を各辺に2つずつ設けた例を示したが、各辺に3つ以上の切欠き部を設けるようにしてもよい。ただし、そのような場合であっても、切欠き部を各辺の両端部近傍に設けた構成とすることにより、リアクトルを被設置対象物に仮留めする際の安定性を向上させることができる。
以上の説明においては、リアクトルの形状を直方体として台座の形状を長方形とした例を示したが、このような例には限られず、リアクトル及び台座の形状を他の形状としてもよい。図5及び図6に第一の実施形態の第一の変形例に係るリアクトル1011の斜視図及び平面図をそれぞれ示す。図5及び図6に示すように、リアクトル本体10の形状を六角柱状とし、台座2の形状を長方形としてもよい。さらに、コイル12a〜12cを覆うようにして外周部鉄心9の上に端子台ユニット80を設けるようにしてもよい。端子台ユニット80の上には端子台70が設けられ、端子台70には入力側端子21a〜21c及び出力側端子22a〜22cを設けるようにしてもよい。第一辺3または第三辺5を下にした状態でリアクトル1011を被設置対象物に固定する場合は、入力側端子21a〜21c及び出力側端子22a〜22cに接続されたケーブルを上下方向から取り出すことができる。一方、第二辺4または第四辺6を下にした状態でリアクトル1011を被設置対象物に固定する場合は、入力側端子21a〜21c及び出力側端子22a〜22cに接続されたケーブルを左右方向から取り出すことができる。
以上の説明においては台座の形状を長方形とした例を示したが、台座の形状は長方形以外の多角形でもよい。例えば、台座の形状を六角形としてもよい。図7に第一の実施形態の第二の変形例に係るリアクトル1012の平面図を示す。図7に示すように、第二の変形例に係るリアクトル1012の台座20は六角形状を有しており、各辺(11〜16)には複数の切欠き部(111及び112、121及び122、131及び132、141及び142、151及び152、161及び162)が設けられている。
台座20を正六角形とした場合、辺11を下にしてリアクトル1012を被設置対象物に固定した場合に比べて、辺(12〜16)を下にした場合には、リアクトル1012の位置を60度ずつ回転させることができる。即ち、台座の形状を正n角形とすることにより、リアクトルを被設置対象物に固定する際の辺の位置を変更することにより、リアクトルを(360/n)度ずつ回転させることができる。さらに、各辺に設けた2つの切欠き部の間の間隔を統一することにより、被設置対象物に固定した締結部の位置を変えずにリアクトルの角度を変えることができる。
このように、リアクトルの角度を細かく調整可能とすることにより、リアクトルから引き出されたケーブルが接続される外部機器の位置に合わせて、ケーブルにストレスが掛からないリアクトルの所望の角度を選択することができる。その結果、ケーブルに係るストレスに起因した断線や短絡等による故障の発生を抑制することができる。
また、図7に示した例では、台座20の全ての辺11〜16に切欠き部を2つずつ設ける例を示したが、このような例には限られない。即ち、リアクトルを所望の角度に回転させるために必要な箇所に切欠き部を設ければ十分である。例えば、辺11を下にしてリアクトル1012を被設置対象物に固定する場合のリアクトル本体1の位置に対して、リアクトル本体1を時計周りに60度回転させたい場合は辺12に切欠き部121及び122を設ければ十分である。ただし、上述したように、複数の辺に切欠き部を設けることにより、設定可能なリアクトルの角度のバリエーションを広げることが可能となる。
また、上記の実施形態の説明においては、各辺に切欠き部を2つずつ設ける例を示したが、3つ以上としてもよい。例えば、リアクトルの重量が大きく、締結部に大きな負荷が掛かる場合には、締結部の数を増やして、その締結部の数に応じて切欠き部の数を設定することができる。
次に、第二の実施形態に係るリアクトルについて説明する。図8に第二の実施形態に係るリアクトルの斜視図を示す。第二の実施形態に係るリアクトル102は、リアクトル本体10と、端子台70と、取付フランジ300と、を備えている。
リアクトル本体10は、コア及び該コアに装着されたコイルを備えている。複数の外周部鉄心部分から構成された外周部鉄心9と、複数の外周部鉄心部分に結合された少なくとも三つの鉄心と、少なくとも三つの鉄心に巻回されたコイル(12a、12b、12c)と、を含んでいる。外周部鉄心9及び外周部鉄心部分は、複数の鉄板、炭素鋼板、電磁鋼板を積層するか、またはフェライト、アモルファス、圧粉鉄心から形成される。
少なくとも三つの鉄心のうちの一つの鉄心と該一つの鉄心に隣接する他の鉄心との間には磁気的に連結可能なギャップ(図示せず)が形成されている。少なくとも三つの鉄心の数は3の倍数であることが好ましい。
端子台70は、リアクトル本体10の軸方向の第1端部に設けられ、端子台70には、コイルが接続される。端子台70は、コイルの入力側端子(図示せず)と接続される第1接続部(21a,21b,21c)と、コイルの出力側端子(図示せず)と接続される第2接続部(22a,22b,22c)を有する。ここで、例えば、コイル12a,12b,12cをそれぞれR相、S相、T相コイルとすることができる。ただし、このような例には限られない。
第1接続部(21a,21b,21c)には孔が設けられており、これらの孔は入力側端子(図示せず)に設けられた孔と位置合わせが行われた後、ネジ等で固定される。同様に、第2接続部(22a,22b,22c)には孔が設けられており、これらの孔は出力側端子(図示せず)に設けられた孔と位置合わせが行われた後、ネジ等で固定される。
端子台70は、リアクトル本体10の内部に配置されたコイルを覆う端子台ユニット80と一体形成されていることが好ましい。端子台ユニット80は、固定用締結部(81、82)によって、リアクトル本体10に固定されている。
取付フランジ300は、リアクトル本体10の外側に延出した多角形状を有し、端子台70と第1端部との間に設けられる。
取付フランジ300の複数の辺のうちの互いに対向しない少なくとも2つの辺(例えば、30、40)には、複数の辺のそれぞれから内側に向かって形成され、取付フランジ300を被設置対象物に仮留めするための締結具を通すための複数の切欠き部(301、302、401、402)が形成されている。ここで、複数の辺(30〜60)には、互いに対向しない複数の辺(例えば、30及び40)を含むことが好ましい。
図8に示した例では、取付フランジ300は長方形状を備えている。また、取付フランジ300の各第一辺30〜第四辺60に、切欠き部(301及び302、401及び402、501及び502、601及び602)が設けられている。
図8に示した例では、取付フランジ300の形状を長方形としたが、このような例には限られず、六角形や八角形等の多角形としてもよい。
複数の辺(30及び40)のそれぞれに形成された複数の切欠き部(301、302、401、402)は互いに平行に延伸するように形成されていることが好ましい。各辺に設けられた複数の切欠き部を互いに平行に延伸するようにすることで、切欠き部に締結部の軸を通す際に掛かるストレスを軽減することができる。
複数の辺(30及び40)のそれぞれに形成された複数の切欠き部(301、302、401、402)は、複数の辺(30及び40)のそれぞれと直交する方向に形成されていることが好ましい。切欠き部を各辺と直交する方向に形成することにより、各辺を水平に保ったままリアクトルを被設置対象物に仮留めすることができるため、作業効率を向上させることができる。
複数の辺(30及び40)のそれぞれに形成された複数の切欠き部(301、302、401、402)には、複数の辺(30及び40)のそれぞれの両端近傍に形成された切欠き部(301、302、401、402)が含まれることが好ましい。上記の説明において、切欠き部を各辺に2つずつ設けた例を示したが、各辺に3つ以上の切欠き部を設けるようにしてもよい。ただし、そのような場合であっても、切欠き部を各辺の両端部近傍に設けた構成とすることにより、リアクトルを被設置対象物に固定する際の安定性を向上させることができる。
1 リアクトル本体
2 台座
3 第一辺
4 第二辺
5 第三辺
6 第四辺
31、32、41、42、51、52、61、62 切欠き部

Claims (8)

  1. コア及び該コアに装着されたコイルを備えたリアクトル本体と、
    前記リアクトル本体の外側に延出した多角形状を有し、前記リアクトル本体を支持する台座と、を備え、
    前記台座の複数の辺のうちの互いに対向しない少なくとも2つの辺には、前記複数の辺のそれぞれから内側に向かって形成され、前記台座を被設置対象物に仮留めするための締結具の軸を通すための複数の切欠き部が形成されているリアクトル。
  2. 前記複数の辺のそれぞれに形成された前記複数の切欠き部は互いに平行に延伸するように形成されている、請求項1に記載のリアクトル。
  3. 前記複数の辺のそれぞれに形成された前記複数の切欠き部は、前記複数の辺のそれぞれと直交する方向に形成されている、請求項1または2に記載のリアクトル。
  4. 前記複数の辺のそれぞれに形成された前記複数の切欠き部には、前記複数の辺のそれぞれの両端近傍に形成された切欠き部が含まれる、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のリアクトル。
  5. コア及び該コアに装着されたコイルを備えたリアクトル本体と、
    前記リアクトル本体の軸方向の第1端部に設けられ、前記コイルが接続される端子台と、
    前記リアクトル本体の外側に延出した多角形状を有し、端子部と前記第1端部との間に設けられる取付フランジと、を備え、
    前記取付フランジの複数の辺のうちの互いに対向しない少なくとも2つの辺には、前記複数の辺のそれぞれから内側に向かって形成され、前記取付フランジを被設置対象物に仮留めするための締結具を通すための複数の切欠き部が形成されているリアクトル。
  6. 前記複数の辺のそれぞれに形成された前記複数の切欠き部は互いに平行に延伸するように形成されている、請求項5に記載のリアクトル。
  7. 前記複数の辺のそれぞれに形成された前記複数の切欠き部は、前記複数の辺のそれぞれと直交する方向に形成されている、請求項5または6に記載のリアクトル。
  8. 前記複数の辺のそれぞれに形成された前記複数の切欠き部には、前記複数の辺のそれぞれの両端近傍に形成された切欠き部が含まれる、請求項5乃至7のいずれか一項に記載のリアクトル。
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