JP6717883B2 - 鉄心支持構造を備えた電磁機器 - Google Patents

鉄心支持構造を備えた電磁機器 Download PDF

Info

Publication number
JP6717883B2
JP6717883B2 JP2018117302A JP2018117302A JP6717883B2 JP 6717883 B2 JP6717883 B2 JP 6717883B2 JP 2018117302 A JP2018117302 A JP 2018117302A JP 2018117302 A JP2018117302 A JP 2018117302A JP 6717883 B2 JP6717883 B2 JP 6717883B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leg
outer peripheral
core
pedestal
electromagnetic device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018117302A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019220591A (ja
Inventor
尚平 小林
尚平 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FANUC Corp
Original Assignee
FANUC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FANUC Corp filed Critical FANUC Corp
Priority to JP2018117302A priority Critical patent/JP6717883B2/ja
Priority to CN201920634197.2U priority patent/CN209912687U/zh
Priority to CN201910371241.XA priority patent/CN110619993A/zh
Priority to US16/436,050 priority patent/US20190392979A1/en
Priority to DE102019004230.1A priority patent/DE102019004230A1/de
Publication of JP2019220591A publication Critical patent/JP2019220591A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6717883B2 publication Critical patent/JP6717883B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F3/00Cores, Yokes, or armatures
    • H01F3/10Composite arrangements of magnetic circuits
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/24Magnetic cores
    • H01F27/26Fastening parts of the core together; Fastening or mounting the core on casing or support
    • H01F27/263Fastening parts of the core together
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/06Mounting, supporting or suspending transformers, reactors or choke coils not being of the signal type
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/24Magnetic cores
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/24Magnetic cores
    • H01F27/26Fastening parts of the core together; Fastening or mounting the core on casing or support
    • H01F27/266Fastening or mounting the core on casing or support
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F30/00Fixed transformers not covered by group H01F19/00
    • H01F30/06Fixed transformers not covered by group H01F19/00 characterised by the structure
    • H01F30/12Two-phase, three-phase or polyphase transformers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Composite Materials (AREA)
  • Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Description

本発明は、電磁機器に関し、特に、支持構造を備えた電磁機器に関する。
これまでに、コア及びコイルを有するリアクトルが取付台部に取り付けられたリアクトル装置が報告されている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載のリアクトルは、ケースの支持台部に取り付けられる。コアが、空気層からなるギャップを挟んで対向配置される対のコア分割体からなり、支持台部に各コア分割体をそれぞれ位置決め設置するための位置決め凹溝部が設けられている。
特開2006−351675号公報
従来のリアクトルにおいて、コア分割体の重量が大きい場合、コア分割体が取付台部に向かって落ち込む恐れがある。この場合、対のコア分割体のギャップの大きさが変化し、鉄損の大きさが変動するという問題があった。
本開示の一実施例に係る電磁機器は、外周部鉄心と、外周部鉄心の内面側において周方向に間隔をおいて配列された少なくとも3つの脚部鉄心と、少なくとも3つの脚部鉄心のそれぞれに巻回されたコイルと、を具備し、少なくとも3つの脚部鉄心のそれぞれは、コイルの巻軸線の方向における一方の端部が外周部鉄心に片持ちで支持され、かつ、磁気的に結合されると共に、巻軸線の方向における他方の端部が、少なくとも3つの脚部鉄心のうちの他の脚部鉄心における他方の端部に磁気的に結合するように配置され、コイルの一部を収容するための開口部を備え、設置面から所定の高さの位置で外周部鉄心を保持する台座と、少なくとも3つの脚部鉄心の他方の端部に接して配置され、少なくとも3つの脚部鉄心を設置面から所定の高さで支持する支持構造と、を備える。
本開示の一実施例に係る電磁機器によれば、コア中央部の落ち込みを防止し、コア接合面に隙間が形成されないため、鉄損を抑制することができる。
実施例1に係る電磁機器の斜視図である。 実施例1に係る電磁機器の組み立て工程を説明するための斜視図である。 実施例1に係る電磁機器の外周部鉄心及び脚部鉄心の平面図である。 実施例1に係る電磁機器の側面図である。 実施例1に係る電磁機器の平面図である。 実施例1の他の例に係る電磁機器の平面図である。 実施例1の変形例に係る電磁機器の斜視図である。 実施例1の変形例に係る電磁機器の組み立て工程を説明するための斜視図である。 実施例1の変形例に係る電磁機器の側面図である。 実施例2に係る電磁機器の斜視図である。 実施例2に係る電磁機器の平面図である。 実施例2に係る電磁機器の側面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る電磁機器について説明する。ただし、本発明の技術的範囲はそれらの実施の形態には限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶ点に留意されたい。以下の図面において同様の部材には同様の参照符号が付けられている。理解を容易にするために、これら図面の縮尺を適宜変更している。
まず、実施例1に係る電磁機器について説明する。以下の説明において、電磁機器として三相変圧器等の変圧器を例にとって説明する。図1に実施例1に係る電磁機器の斜視図を示す。図2に実施例1に係る電磁機器の組み立て工程を説明するための斜視図を示す。図3に実施例1に係る電磁機器の外周部鉄心及び脚部鉄心の平面図を示す。図4に実施例1に係る電磁機器の側面図を示す。
三相変圧器101は、外周部鉄心1と、少なくとも3つの脚部鉄心(21、22、23)と、コイル(31、32、33)と、台座4と、支持構造5と、を有する。
外周部鉄心1は、複数の外周部鉄心部分(11、12、13)から構成されていてもよい。図1〜3に示すように、外周部鉄心1は、3つの外周部鉄心部分(11、12、13)から構成されていてもよい。図1及び図2には、外周部鉄心1の外形の形状を6角形とした例を示したが、円形等、他の形状であってもよい。
少なくとも3つの脚部鉄心(21、22、23)は、外周部鉄心1の内面側において周方向に間隔をおいて配列されている。外周部鉄心1及び脚部鉄心(21、22、23)は、複数の鉄板、炭素鋼板、または電磁鋼板を積層して構成するようにしてもよく、フェライトまたは圧粉鉄心などの磁性材料から形成されていてもよい。
コイル(31、32、33)は、少なくとも3つの脚部鉄心(21、22、23)のそれぞれに巻回されている。コイル(31、32、33)は、1次コイル及び2次コイルの少なくとも一方を含むようにしてもよい。コイルには、銅、アルミニウム、マグネシウム等を含む導電性材料から形成された平角線や丸線等の導体を用いることができる。
少なくとも3つの脚部鉄心(21、22、23)のそれぞれは、コイル(31、32、33)の巻軸線(L1、L2、L3)の方向における一方の端部(21a、22a、23a)が外周部鉄心1に片持ちで支持され、かつ、磁気的に結合される。ここで、巻軸線とはコイルを巻回するときの中心軸である。本実施例では、脚部鉄心(21、22、23)の周りにコイル(31、32、33)が巻回されるため、コイル(31、32、33)の巻軸線(L1、L2、L3)は脚部鉄心(21、22、23)の中心軸と一致する。図3に示した例では、3つの脚部鉄心(21、22、23)のそれぞれが、外周部鉄心1を構成する3つの外周部鉄心部分(11、12、13)と一体化されている例を示している。3つの外周部鉄心部分(11、12、13)のそれぞれを3つの脚部鉄心(21、22、23)と一体化することにより三相変圧器101の組立工程を簡略化することができる。ただし、このような例には限られず、脚部鉄心(21、22、23)と外周部鉄心部分(11、12、13)を別個に形成してもよい。
外周部鉄心1には、外周部鉄心1を台座4に固定するボルト等を通すための貫通孔(81、82、83)が設けられている。例えば、図3に示すように、外周部鉄心1を構成する外周部鉄心部分11と12との間に貫通孔81を形成し、外周部鉄心部分12と13との間に貫通孔82を形成し、外周部鉄心部分13と11との間に貫通孔83を形成するようにしてもよい。
さらに、少なくとも3つの脚部鉄心(21、22、23)のそれぞれは、コイルの巻軸線(例えば、L1)の方向における他方の端部(例えば、21b)が、少なくとも3つの脚部鉄心(21、22、23)のうちの他の脚部鉄心(22、23)における他方の端部(22b、23b)に磁気的に結合するように配置されている。
3つの脚部鉄心(21、22、23)は、同一のサイズ及び形状を有し、外周部鉄心1の内側において、外周部鉄心1の中心Pの周りの周方向において等間隔に配置されている。この場合、3つのコイル(31、32、33)の巻軸線(L1、L2、L3)は、隣接する2つの巻軸線(L1とL2、L2とL3、L3とL1)が120°の角度をなすように中心Pで交わる。また、巻軸線(L1、L2、L3)に沿って伸びる3つの脚部鉄心(21、22、23)のそれぞれの中心P側の先端部は、中心Pに向かって収斂する形状となっており、先端部は約120°の角度を形成している。
台座4は、コイル(31、32、33)の一部を収容するための開口部44を備えている。さらに、台座4は、設置面9から所定の高さd1の位置で外周部鉄心1を保持する。台座4が外周部鉄心1を保持した状態でコイル(31、32、33)が設置面9に接触しないようにすることが好ましい。
台座4は、外周部鉄心1とは別体の箱状の部材である。台座4は設置面9に締結具(図示せず)により固定することができる。
図5に実施例1に係る電磁機器の平面図を示す。台座4には互いに対向する位置に配置された2つの辺45及び46の近傍に、締結具の軸を通すための複数の切り欠き部が設けられている。辺45の近傍には、切り欠き部(41a、41b、42a、42b)が設けられている。切り欠き部41a及び41bは、切り欠かれた部分が辺45と並行となる方向に延伸している。一方、切り欠き部42a及び42bは、切り欠かれた部分が辺45と直行する方向に延伸している。同様に、辺46の近傍には、切り欠き部(41c、41d、42c、42d)が設けられている。切り欠き部41c及び41dは、切り欠かれた部分が辺46と並行となる方向に延伸している。一方、切り欠き部42c及び42dは、切り欠かれた部分が辺46と直行する方向に延伸している。
切り欠き部(41a〜41d、42a〜42d)は、台座4を設置面9に仮留めする際に用いることもできる。例えば、鉛直方向に立てた設置面9に電磁機器である三相変圧器101を設置する場合について説明する。設置面9に締結具を予め設けておき、台座4の辺45を下にした状態で切り欠き部(42a、42b)に締結具を通して台座4を設置面9に仮留めすることができる。また、例えば、設置面9に締結具を予め設けておき、台座4の辺45と直行する辺を下にした状態で切り欠き部(41b、41c)に締結具を通して台座4を設置面9に仮留めすることができる。このように、台座4の向きによらずに鉛直方向に立てた設置面9への仮留めができるため、台座の取り付け工数を削減することができる。
支持構造5は、3つの脚部鉄心(21、22、23)の他方の端部(21b、22b、23b)に接して配置され、少なくとも3つの脚部鉄心(21、22、23)を設置面9から所定の高さの位置d2で支持する。台座4が外周部鉄心1を保持する設置面9からの所定の高さと、支持構造5が少なくとも3つの脚部鉄心(21、22、23)を支持する設置面9からの所定の高さは等しいことが好ましい。即ち、台座4が外周部鉄心1を設置面9から所定の高さd1で支持しており、所定の高さd2を所定の高さd1と同一とする(d2=d1)ことが好ましい。このとき、コイル(31、32、33)の巻軸線(L1、L2、L3)が設置面9と水平となっていることが好ましい。これにより、複数の外周部鉄心部分(11、12、13)の中心軸を設置面9と水平とすることができ、コア中央部に相当する3つの脚部鉄心(21、22、23)の落ち込みを防止し、外周部鉄心部分(11、12、13)同士の接合面に隙間が形成されないため、鉄損を抑制することができる。
台座4及び支持構造5は、ステンレス、アルミニウム、真鍮等の非磁性材料やカーボン材料を用いて形成することができる。
図2に示すように、外周部鉄心1を台座4に載置し、外周部鉄心1にカバー6を配置して、これらをボルト(71、72、73)で締結することにより外周部鉄心1を台座4に固定することができる。カバー6には開口部61が設けられており、コイル(31、32、33)とカバー6との接触を避けることができる。
台座4及びカバー6には、外周部鉄心部分(11、12、13)に設けられた貫通孔(81、82、83)に対応する位置に孔が設けられており、ボルト(71、72、73)を貫通させることができる。
図6に実施例1の他の例に係る電磁機器である三相変圧器101aの平面図を示す。支持構造51は、3つの脚部鉄心(21、22、23)の他方の端部(21b、22b、23b)近傍と設置面9との間に配置され、少なくとも3つの脚部鉄心(21、22、23)の一部を設置面9から所定の高さの位置d2で支持する。上述のように、台座4が外周部鉄心1を設置面9から所定の高さd1で支持しており、所定の高さd2を所定の高さd1と同一とする(d2=d1)。このとき、コイル(31、32、33)の巻軸線(図示せず)が設置面9と水平となっていることが好ましい。これにより、複数の外周部鉄心部分の中心軸を設置面9と水平とすることができ、コア中央部に相当する3つの脚部鉄心の落ち込みを防止し、外周部鉄心部分(11、12、13)同士の接合面に隙間が形成されないため、鉄損を抑制することができる。図6においては、支持構造51が三角柱状である例を示している。ただし、このような例には限られず、四角柱状等の多角柱状であってもよい。
次に、実施例1の変形例に係る電磁機器について説明する。図7に実施例1の変形例に係る電磁機器の斜視図を示す。図8に実施例1の変形例に係る電磁機器の組み立て工程を説明するための斜視図を示す。図9に図7の矢印の方向から見た実施例1の変形例に係る電磁機器の側面図を示す。
実施例1の変形例に係る電磁機器である三相変圧器101bにおいては、台座40には底面部43が設けられており、支持構造52は底面部43上に設けられている。支持構造52は、少なくとも3つの脚部鉄心の一部を設置面9から所定の高さの位置d2で支持する。台座40は外周部鉄心1を設置面9から所定の高さd1で支持しており、所定の高さd2を所定の高さd1と同一とする(d2=d1)。このとき、コイル(31、32、33)の巻軸線(図示せず)が設置面9と水平となっていることが好ましい。これにより、複数の外周部鉄心部分の中心軸を設置面9と水平とすることができ、コア中央部に相当する3つの脚部鉄心の落ち込みを防止し、外周部鉄心部分(11、12、13)同士の接合面に隙間が形成されないため、鉄損を抑制することができる。図8においては、支持構造52が円柱状である例を示している。ただし、このような例には限られず、三角柱状や四角柱状等の多角柱状であってもよい。支持構造52は台座40と一体形成されていてもよい。このような構成とすることにより、支持構造と脚部鉄心の位置合わせを容易に行ことができる。
次に実施例2に係る電磁機器について説明する。図10に実施例2に係る電磁機器の斜視図を示す。図11に実施例2に係る電磁機器の平面図を示す。図12に図10の矢印の方向から見た実施例2に係る電磁機器の側面図を示す。実施例2に係る電磁機器である単相変圧器102が実施例1に係る電磁機器である三相変圧器101と異なっている点は、少なくとも3つの脚部鉄心(201、202、203、204)の数は4以上の偶数である点である。実施例2に係る電磁機器のその他の構成は、実施例1に係る電磁機器における構成と同様であるので詳細な説明は省略する。
図10〜12に示した例では、外周部鉄心部分、脚部鉄心、コイルの数がそれぞれ4つの場合を示しているがこのような例には限られない。外周部鉄心10は4つの外周部鉄心部分(111(図示せず)、112、113、114)から構成されている。
4つの脚部鉄心(201、202、203、204)は、外周部鉄心10の内面側において周方向に間隔をおいて配列されている。
コイル(301、302、303、304)は、4つの脚部鉄心(201、202、203、204)のそれぞれに巻回されている。
4つの脚部鉄心(201、202、203、204)のそれぞれは、コイル(301、302、303、304)の巻軸線(L11、L12、L13、L14)の方向における一方の端部が複数の外周部鉄心部分(111、112、113、114)に磁気的に結合されている。
さらに、巻軸線(L11、L12、L13、L14)の方向における4つの脚部鉄心(201、202、203、204)の他方の端部(201b、202b、203b、204b)が、4つの脚部鉄心(201、202、203、204)のうちの他の脚部鉄心における他方の端部に磁気的に結合するように配置されている。
4つの脚部鉄心(201、202、203、204)は、同一のサイズ及び形状を有し、外周部鉄心10の内側において、外周部鉄心10の中心Qの周りの周方向において等間隔に配置されている。この場合、4つのコイル(301、302、303、304)の巻軸線(L11、L12、L13、L14)は、隣接する2つの巻軸線(L11とL12、L12とL13、L13とL14、L14とL11)が90°の角度をなすように中心Qで交わる。また、巻軸線(L11、L12、L13、L14)に沿って伸びる4つの脚部鉄心(201、202、203、204)のそれぞれの中心Q側の先端部は、中心Qに向かって収斂する形状となっており、先端部は約90°の角度を形成している。
台座400は、コイル(301、302、303、304)の一部を収容するための開口部(図示せず)を備えている。台座400は、設置面9から所定の高さd1の位置で外周部鉄心1を保持する。台座400が外周部鉄心1を保持した状態でコイル(301、302、303、304)が設置面9に接触しないようにすることが好ましい。
図10に示すように、外周部鉄心10を台座400に載置し、外周部鉄心10にカバー60を配置して、これらをボルト(701、702、703、704)で締結することにより外周部鉄心10を台座400に固定することができる。カバー60には開口部が設けられており、コイル(301、302、303、304)とカバー60との接触を避けることができる。
支持構造53は、他方の端部(201b、202b、203b、204b)近傍と設置面9との間に配置され、4つの脚部鉄心(201、202、203、204)の一部を設置面9から所定の高さの位置d2で支持する。
図11及び図12に示した例では、支持構造53の例として四角柱形状の支持構造を示した、しかしながら、このような例には限られず、円柱、三角柱、あるいは四角柱以外の多角柱形状であってもよい。
支持構造53が4つの脚部鉄心(201、202、203、204)を設置面9から所定の高さd2で支持し、台座400が4つの外周部鉄心部分(111、112、113、114)を設置面9から所定の高さd1で支持し、所定の高さd2を所定の高さd1と同一とする(d2=d1)。このとき、コイル(301、302、303、304)の巻軸線(L11、L12、L13、L14)が設置面9と水平となっていることが好ましい。これにより、4つの外周部鉄心部分(111、112、113、114)の中心軸を設置面9と水平とすることができ、コア中央部に相当する4つの脚部鉄心(201、202、203、204)の落ち込みを防止し、外周部鉄心部分(111、112、113、114)同士の接合面に隙間が形成されないため、鉄損を抑制することができる。
以上の説明において、電磁機器として変圧器を用いた例について説明したが、リアクトルにも適用可能である。
1 外周部鉄心
21、22、23 脚部鉄心
31、32、33 コイル
4 台座
5 支持構造

Claims (6)

  1. 外周部鉄心と、
    前記外周部鉄心の内面側において周方向に間隔をおいて配列された少なくとも3つの脚部鉄心と、
    前記少なくとも3つの脚部鉄心のそれぞれに巻回されたコイルと、を具備し、
    前記少なくとも3つの脚部鉄心のそれぞれは、前記コイルの巻軸線の方向における一方の端部が前記外周部鉄心に片持ちで支持され、かつ、磁気的に結合されると共に、前記巻軸線の方向における他方の端部が、前記少なくとも3つの脚部鉄心のうちの他の脚部鉄心における前記他方の端部に磁気的に結合するように配置され、
    前記コイルの一部を収容するための開口部を備え、設置面から所定の高さの位置で前記外周部鉄心を保持する台座と、
    前記少なくとも3つの脚部鉄心の前記他方の端部に接して配置され、前記少なくとも3つの脚部鉄心を設置面から所定の高さで支持する支持構造と、を備え、
    前記台座は箱状の部材であり、前記コイルの一部を収容するための開口部が形成された上面部と該上面部に対して垂直に延びる二つの側面部とを含んでおり、
    さらに、前記台座の前記上面に対向して設けられた底面部が設けられており、
    前記支持構造は前記底面部に設けられている、電磁機器。
  2. 前記台座が前記外周部鉄心を保持する設置面からの所定の高さと、前記支持構造が前記少なくとも3つの脚部鉄心を支持する設置面からの所定の高さは等しい、請求項1に記載の電磁機器。
  3. 前記支持構造は前記台座と一体に形成されている、請求項1または2に記載の電磁機器。
  4. 前記少なくとも3つの脚部鉄心の数は3の倍数である、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電磁機器。
  5. 前記少なくとも3つの脚部鉄心の数は4以上の偶数である、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電磁機器。
  6. 前記コイルは、1次コイル及び2次コイルの少なくとも一方を含む、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の電磁機器。
JP2018117302A 2018-06-20 2018-06-20 鉄心支持構造を備えた電磁機器 Active JP6717883B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018117302A JP6717883B2 (ja) 2018-06-20 2018-06-20 鉄心支持構造を備えた電磁機器
CN201920634197.2U CN209912687U (zh) 2018-06-20 2019-05-06 电磁设备
CN201910371241.XA CN110619993A (zh) 2018-06-20 2019-05-06 电磁设备
US16/436,050 US20190392979A1 (en) 2018-06-20 2019-06-10 Electromagnetic device including iron core supporting structure
DE102019004230.1A DE102019004230A1 (de) 2018-06-20 2019-06-13 Elektromagnetische Vorrichtung, die eine Lagerstruktur für einen Eisenkern umfasst

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018117302A JP6717883B2 (ja) 2018-06-20 2018-06-20 鉄心支持構造を備えた電磁機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019220591A JP2019220591A (ja) 2019-12-26
JP6717883B2 true JP6717883B2 (ja) 2020-07-08

Family

ID=68805949

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018117302A Active JP6717883B2 (ja) 2018-06-20 2018-06-20 鉄心支持構造を備えた電磁機器

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20190392979A1 (ja)
JP (1) JP6717883B2 (ja)
CN (2) CN110619993A (ja)
DE (1) DE102019004230A1 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5144284B2 (ja) * 2008-01-16 2013-02-13 本田技研工業株式会社 電力変換回路
US10748703B2 (en) * 2016-01-28 2020-08-18 Fanuc Corporation Three-phase reactor comprising iron-core units and coils
JP6450717B2 (ja) * 2016-01-28 2019-01-09 ファナック株式会社 鉄心部およびコイルを備えた三相リアクトル
JP6416827B2 (ja) * 2016-06-23 2018-10-31 ファナック株式会社 筒状のコアを備えるリアクトル、モータ駆動装置、およびアンプ装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN209912687U (zh) 2020-01-07
US20190392979A1 (en) 2019-12-26
CN110619993A (zh) 2019-12-27
JP2019220591A (ja) 2019-12-26
DE102019004230A1 (de) 2019-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5711327B2 (ja) 変圧器
JP6383034B1 (ja) リアクトル
JP6474466B2 (ja) 端子台ユニットに取り付けられた温度センサを有するリアクトル
JP6506354B2 (ja) 固定用の切欠きが複数設けられている台座を備えたリアクトル
US9230729B2 (en) Transformer, amorphous transformer and method of manufacturing the transformer
JP2019029449A (ja) 端板および台座に挟まれたコア本体を有するリアクトル
CN107808732B (zh) 电抗器
JP6717883B2 (ja) 鉄心支持構造を備えた電磁機器
JP6490147B2 (ja) 端子部および台座を備えたリアクトル
JP6499731B2 (ja) 鉄心およびコイルを備えたリアクトル
JP6490129B2 (ja) 第一鉄心ブロックおよび第二鉄心ブロックからなる鉄心
JP7311363B2 (ja) 静止誘導機器
JP6460168B1 (ja) コイル装置
JP5216490B2 (ja) 外鉄形アモルファス変圧器
JP5177231B2 (ja) アーク溶接機に用いる変圧器およびアーク溶接機に用いる変圧器の組み立て方法
CN211788440U (zh) 电抗器
JP7280129B2 (ja) コア本体、リアクトルおよびリアクトルの製造方法
JP7214660B2 (ja) 絶縁変圧器
CN212724956U (zh) 芯主体和电抗器
JP7211195B2 (ja) 変圧器
JP6820893B2 (ja) コイル部品
JP7034022B2 (ja) 静止誘導機器
JP2021052211A (ja) コイル部品
JP2770556B2 (ja) 静止器巻線
CN111834085A (zh) 电抗器及其制造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191112

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20200218

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20200304

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200310

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200408

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200512

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200611

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6717883

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150