JP7034022B2 - 静止誘導機器 - Google Patents

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Description

本発明は、静止誘導機器に関する。
静止誘導機器の構成を開示した先行文献として、国際公開第2016/092612号(特許文献1)がある。特許文献1に記載された静止誘導機器は、巻線と、鉄心とを備えている。鉄心は、一方向に積層された複数の第1電磁鋼板を含み、複数の第1電磁鋼板の積層方向の両端に位置する主表面を有する軸部が形成されている。巻線は、軸部に巻き回されている。軸部の幅は、第1電磁鋼板の積層方向において巻線に近づくにしたがって段階的に狭くなっている。
国際公開第2016/092612号
環境負荷を低減するため、静止誘導機器のさらなる軽量化および低損失化が望まれている。静止誘導機器においては、たとえば、巻線の周長を短くすることで軽量化および低損失化が図られる。巻線の周長を短くする方法の一つとして、巻線が有する湾曲部の曲率半径を大きくすることが挙げられる。
従来の静止誘導機器において、鉄心は、巻線の内周側において鉄心の下方に位置する支持部材によって支持されている。巻線の下部における湾曲部の曲率半径を大きくする場合、巻線の軸心方向から見て、上記支持部材の幅が狭くなり、鉄心を支持できなくなる。このように、従来の静止誘導機器においては、鉄心を支持するスペースを確保しつつ、巻線の周長を短くすることによって静止誘導機器のさらなる軽量化および低損失化を両立できなかった。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであって、鉄心を支持するスペースを確保しつつ、巻線の周長を短くすることによって軽量化および低損失化が図られた静止誘導機器を提供することを目的とする。
本発明に基づく静止誘導機器は、主鉄心と、副鉄心と、巻線と、支持部材とを備えている。主鉄心は、矩形環状であり、上下方向に沿う軸心を有している。副鉄心は、矩形環状であり、主鉄心の下方に位置している。巻線は、主鉄心および副鉄心の両方に、鎖交するように巻き回されている。支持部材は、支持板部と、収容部とを含んでいる。支持板部は、巻線の内周側において主鉄心と副鉄心との間に位置し、主鉄心を支持している。収容部は、巻線の内周側において副鉄心の下方に位置し、支持板部との間に副鉄心を収容している。巻線の軸心方向から見て、収容部の幅は、支持板部の幅より狭い。巻線の軸心方向における、収容部の長さは、支持板部の長さより短い。
本発明によれば、巻線の軸心方向から見て、収容部の幅が、支持板部の幅より狭くなっているため、鉄心を支持するスペースを確保しつつ、巻線の下部に位置する下部湾曲部の曲率半径を大きくして巻線の周長を短くすることにより、静止誘導機器の軽量化および低損失化を図ることができる。
本発明の実施の形態1に係る静止誘導機器の構成を示す斜視図である。 図1の静止誘導機器をII-II線矢印方向から見た断面図である。 図2の静止誘導機器をIII-III線矢印方向から見た断面図である。 本発明の実施の形態1に係る静止誘導機器が備える支持部材の外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1の変形例に係る静止誘導機器の構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係る静止誘導機器の構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態3に係る静止誘導機器の構成を示す断面図である。 図7の静止誘導機器のVIII-VIII線矢印方向から見た断面図である。 本発明の実施の形態3の変形例に係る静止誘導機器の構成を示した断面図である。 本発明の実施の形態4に係る静止誘導機器の構成を示す断面図である。 図10の静止誘導機器をXI-XI線矢印方向から見た断面図である。 本発明の実施の形態5に係る静止誘導機器の構成を示す断面図である。
以下、本発明の各実施の形態に係る静止誘導機器について図面を参照して説明する。以下の実施の形態の説明においては、図中の同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。また、以下の実施の形態においては、静止誘導機器として変圧器について説明するが、静止誘導機器は、変圧器に限られず、リアクトルなどでもよい。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る静止誘導機器の構成を示す斜視図である。図2は、図1の静止誘導機器をII-II線矢印方向から見た断面図である。図3は、図2の静止誘導機器をIII-III線矢印方向から見た断面図である。図4は、本発明の実施の形態1に係る静止誘導機器が備える支持部材の外観を示す斜視図である。
図1~図3に示すように、本発明の実施の形態1に係る静止誘導機器100は、外鉄形の変圧器である。静止誘導機器100は、主鉄心110と、副鉄心120と、巻線130と、支持部材140とを備えている。
本実施の形態に係る静止誘導機器100は、2つの主鉄心110を備えている。2つの主鉄心110の各々は、矩形環状であり、上下方向に沿う軸心を有している。図2に示すように、巻線130の軸心方向から見て、2つの主鉄心110の各々は、上下方向に延びる仮想対称軸に関して線対称となるように互いに離間して配置されている。巻線130は、2つの主鉄心110の各々に鎖交するように巻き回されている。巻線130は、2つの主鉄心110の各々の矩形環状の開口内を挿通している。
主鉄心110は、本体部111と、本体部111の上面に配置される上端部112とを含んでいる。図2に示すように、巻線130の軸心方向から見て、巻線130の内周側および外周側の各々において、上端部112は本体部111と比較して幅が狭くなっている。具体的には、巻線130の軸心方向から見て、後述する巻線130の湾曲部の内周側に位置する上端部112が、巻線130の湾曲部の内幅に対応して、本体部111より幅が狭くなっており、この上端部112に対応する巻線130の外周側に位置する上端部112も同様に、本体部111より幅が狭くなっている。
また、図3に示すように、巻線130の軸心方向における、上端部112の長さは、本体部111の長さより短い。このように、巻線130の軸心方向における主鉄心110の長さは、巻線130の湾曲部の内周側に位置する上端部112にて本体部111より短くなっている。
図2に示すように、巻線130の内周側において、主鉄心110の上端部112の上面には、上側磁気シールド160が設けられている。巻線130の軸心方向から見て、上側磁気シールド160の幅は、巻線130の内周側における主鉄心110の上面の幅より狭くなっている。
図3に示すように、上側磁気シールド160は、巻線130の内周側において、巻線130の軸心方向に延在している。巻線130の軸心方向において、上側磁気シールド160の長さは、主鉄心110の上面の長さより短い。
本実施の形態に係る静止誘導機器100は、2つの副鉄心120を備えている。2つの副鉄心120の各々は、矩形環状であり、主鉄心110の下方に位置している。図2に示すように、巻線130の軸心方向から見て、2つの副鉄心120の各々は、上下方向に延びる仮想対称軸に関して線対称となるように互いに離間して配置されている。巻線130は、2つの副鉄心120の各々に鎖交するように巻き回されている。巻線130は、2つの副鉄心120の各々の矩形環状の開口内を挿通している。
巻線130は、略矩形状断面を有する円盤状巻線が、巻線130の軸心方向に積層されることにより構成されている。円盤状巻線は、平角電線を巻き回すことによって構成されている。平角電線は、横断面が略矩形状の電線部および電線部を被覆する電線絶縁被膜を有している。
巻線130は、主鉄心110および副鉄心120の両方に、鎖交するように巻き回されている。上述したように、本実施の形態においては、図2に示すように、2つの主鉄心110および2つの副鉄心120の各々と鎖交するように巻き回されている。
巻線130は、上部に位置する上部湾曲部131、および、下部に位置する下部湾曲部132を含んでいる。本実施の形態においては、巻線130は2つの上部湾曲部131および2つの下部湾曲部132を含んでいる。
2つの上部湾曲部131の各々は、巻線130の軸心方向から見て、巻線130の上部にて、幅方向に互いに離間して位置している。巻線130の上部にて、2つの上部湾曲部131同士の間は、平坦部で構成されている。
2つの下部湾曲部132の各々は、巻線130の軸心方向から見て、巻線130の下部にて、幅方向に互いに離間して位置している。巻線130の下部にて、2つの下部湾曲部132同士の間は、平坦部で構成されている。
本実施の形態において、2つの上部湾曲部131の各々の曲率半径は、2つの下部湾曲部132の各々の曲率半径と略同一であるが、異なっていてもよい。上部湾曲部131の曲率半径と、下部湾曲部132の曲率半径とが互いに異なっている、変形例に係る静止誘導機器については、後述する。
図3に示すように、巻線130は、高圧コイル130Aと、低圧コイル130Bとを含んでいる。高圧コイル130Aおよび低圧コイル130Bの各々は、主鉄心110および副鉄心120の各々を中心軸として、同軸上に巻き回されている。高圧コイル130Aは、巻線130の軸心方向において、2つの低圧コイル130Bの間に挟まれるように配置されている。なお、図2に示されている巻線130の断面は、高圧コイル130Aの断面である。
図2~図4に示すように、支持部材140は、支持板部141と、収容部142とを含んでいる。本実施の形態において、支持板部141と収容部142とは、溶接または接着剤などによって互いに接続されて一体化されている。
図2に示すように、支持板部141は、巻線130の内周側において主鉄心110と副鉄心120との間に位置している。本実施の形態においては、巻線130の軸心方向から見て、巻線130の内周側における主鉄心110の下面全体において、支持板部141と主鉄心110とが接している。
本実施の形態において、支持板部141は、巻線130の軸心方向から見て、巻線130の内周側における副鉄心120の上面全体において、支持板部141と副鉄心120とが接している。なお、支持板部141と副鉄心120とは、互いに離間していてもよい。
本実施の形態において、支持板部141は、収容部142の上方に位置する部分の厚さが、収容部142の上方に位置する部分以外の部分の厚さより厚くなっている。なお、支持板部141の厚さは、均一であってもよい。
図3に示すように、支持板部141は、巻線130の内周側において、巻線130の軸心方向に延在している。具体的には、支持板部141は、高圧コイル130Aおよび低圧コイル130Bの各々の内周側において、巻線130の軸心方向に延在している。
巻線130の軸心方向における、支持板部141の長さは、主鉄心110および副鉄心120の各々の長さより長い。また、巻線130の軸心方向における、支持板部141の両端の各々は、主鉄心110および副鉄心120の各々の両端より外側に位置している。
図2に示すように、収容部142は、巻線130の内周側において副鉄心120の下方に位置している。巻線130の軸心方向から見て、収容部142の幅は、支持板部141の幅より狭くなっている。
図3および図4に示すように、収容部142は巻線130の軸心方向に延在している。本実施の形態において、収容部142は、同一の断面形状を有しつつ、巻線130の軸心方向に延在している。
具体的には、支持板部141は、高圧コイル130Aおよび低圧コイル130Bの各々の内周側において、巻線130の軸心方向に延在している。巻線130の軸心方向における、収容部142の長さは、支持板部141の長さより短い。また、巻線130の軸心方向における、収容部142の長さは、副鉄心120の長さより短い。
本実施の形態においては、収容部142は、底部143と、第1接続部144と、第2接続部145とを含んでいる。図2に示すように、底部143は、主鉄心110の軸心方向において支持板部141に間隔をあけて位置している。具体的には、底部143は、副鉄心120より下側に位置している。
図3および図4に示すように、底部143は平板状の形状を有しており、底部143の上面は副鉄心120側に向いている。底部143の厚さは、支持板部141の厚さと同一であってもよいし、異なっていてもよい。
収容部142の下面、すなわち、底部143の下面には、下側磁気シールド170が設けられている。図2に示すように、巻線130の内周側において、2つの下側磁気シールド170の各々が、1対1で対応するように、副鉄心120の各々の下方に位置している。図3に示すように、下側磁気シールド170は、巻線130の内周側において、巻線130の軸心方向に延在している。下側磁気シールド170は、溶接または接着剤などによって、収容部142の下面に接合されている。
図2に示すように、第1接続部144は、副鉄心120の内周側において支持板部141と底部143とを互いに接続している。本実施の形態においては、2つの副鉄心120の各々の内周側において、第1接続部144が、支持板部141の下面と、底部143の幅方向における端部とを接続している。巻線130の軸心方向から見たときの第1接続部144の厚さは、収容部142の上方に位置する部分以外の支持板部141の厚さと同一であってもよいし、異なっていてもよい。
図2に示すように、第2接続部145は、副鉄心120の外周側において支持板部141と底部143とを互いに接続している。本実施の形態においては、第2接続部145は、2つの副鉄心120の各々の間に配置されており、2つの副鉄心120の間の仮想対称軸上に位置している。
巻線130の軸心方向から見たときの第2接続部145の厚さは、収容部142の上方に位置する部分以外の支持板部141の厚さと同一であってもよいし、異なっていてもよい。
本実施の形態において、支持部材140は、支持板部141の上面から突出した立設部146をさらに有している。図2および図3に示すように、立設部146は、2つの主鉄心110の各々の間に位置している。立設部146は、2つの主鉄心110の間の仮想対称軸上に位置している。
巻線130の軸心方向から見たときの立設部146の厚さは、収容部142の上方に位置する部分以外の支持板部141、底部143、第1接続部144および第2接続部145の各々の厚さと同一であってもよいし、異なっていてもよい。
支持部材140の材料は特に限定されない。支持部材140は、鉄などの金属で構成されていてもよく、プレスボードまたは強化木などの絶縁材料で構成されていてもよい。
本実施の形態に係る静止誘導機器100は、タンク150をさらに備えている。図1から図3に示すように、主鉄心110、副鉄心120、巻線130および支持部材140の各々は、タンク150の内部に収容されている。
タンク150の内部には、絶縁体および冷却媒体として、絶縁油または絶縁ガスが充填されている。絶縁油は、たとえば鉱油、エステル油、または、シリコン油であり、絶縁ガスは、たとえばSF6ガスまたはドライエアである。タンク150の内部の形状については後述する。
本実施の形態に係る静止誘導機器100は、高さ調整部材180をさらに備えている。図2に示すように、高さ調整部材180は、平板部181と、垂下部182とを含んでいる。高さ調整部材180は、たとえば、プレスボードまたは強化木によって構成されている。
平板部181は、巻線130の外周側において、主鉄心110と副鉄心120とに挟まれている。平板部181の厚さは、支持板部141のうち収容部142の上方に位置する部分の厚さと、略同一となるように調整されている。これにより、巻線130の内周側の主鉄心110、および、巻線130の外周側の主鉄心110の各々について、主鉄心110の軸心方向における位置を互いに略同一とすることができる。また、巻線130の内周側の副鉄心120、および、巻線130の外周側の副鉄心120の各々について、副鉄心120の軸心方向における位置を互いに略同一とすることができる。
垂下部182は、巻線130の軸心方向から見て、副鉄心120の外周側に位置する平板部181の端部から下方に延在して副鉄心120の外周側の側面を覆っている。副鉄心120の軸心方向における、垂下部182の長さは、副鉄心120の長さと略同一となるように調整されている。
本実施の形態に係る静止誘導機器100は、補助部材190をさらに備えている。図3に示すように、補助部材190は、巻線130の軸心方向における収容部142の両側において、支持板部141と副鉄心120との間に配置されている。補助部材190は、たとえば、プレスボードまたは強化木によって構成されている。
ここで、支持部材140によって、鉄心を支持するスペースが確保されることについて詳細に説明する。
図2および図3に示すように、本実施の形態において、タンク150は、下部タンクと、下部タンク上に配置された上部タンクとで構成されている。下部タンクは、フランジ部を有しており、フランジ部上に上部タンクが載置されている。下部タンクと上部タンクとは、溶接されて一体に形成されている。
図3に示すように、巻線130の軸心方向における支持板部141の両端は、タンク150のフランジ部の上方に位置しており、収容部142は、タンク150のフランジ部の内周側に位置している。
本実施の形態においては、巻線130の軸心方向における、収容部142の長さが、副鉄心120の長さより短いため、副鉄心120は、巻線130の軸心方向の両端において、タンク150のフランジ部に載置されている。主鉄心110は、巻線130の軸心方向の両端において、副鉄心120、補助部材190および支持部材140を介してタンク150のフランジ部に載置されている。
このようにして、支持板部141は、主鉄心110を支持している。また、支持板部141は、主鉄心110を介して、上側磁気シールド160も支持している。そして、図2に示すように、巻線130の軸心方向から見て、収容部142は、支持板部141との間に副鉄心120を収容している。
収容部142の幅が支持板部141の幅より狭くなっていることによって、巻線130の下部に位置する下部湾曲部132の曲率半径の拡大による下部湾曲部132の内周側のスペースの縮小に対応して、副鉄心120を収容部142内で支持することができる。このように、支持部材140によって、巻線130の内周側の中央部にて主鉄心110を支持するとともに、巻線130の内周側の下部にて副鉄心120を支持することができる。すなわち、支持部材140によって、鉄心を支持するスペースを確保することができる。
図2に示すように、本実施の形態においては、巻線130の外周側において、副鉄心120は、タンク150のフランジ部に載置されている。また、巻線130の外周側において、主鉄心110は、副鉄心120および高さ調整部材180を介してタンク150のフランジ部に載置されている。
本発明の実施の形態1に係る静止誘導機器100においては、巻線130の軸心方向から見て、収容部142の幅が、支持板部141の幅より狭くなっている。これにより、主鉄心110および副鉄心120の各々を支持するスペースを確保しつつ、巻線130の下部に位置する下部湾曲部132の曲率半径を大きくして巻線130の周長を短くすることにより、静止誘導機器100の軽量化および低損失化を図ることができる。
さらに、収容部142は、主鉄心110の軸心方向において支持板部141に間隔をあけて位置する底部143を含んでいる。これにより、副鉄心120を安定的に支持することができる。
また、収容部142は、副鉄心120の内周側において支持板部141と底部143とを互いに接続する第1接続部144をさらに含んでいる。これにより、副鉄心120が、収容部142から脱落することを防止できる。
さらに、収容部142は、副鉄心120の外周側において支持板部141と底部143とを互いに接続する第2接続部145をさらに含んでいる。これにより、支持部材140の剛性を増して、鉄心を安定して支持することができる。
また、本実施の形態に係る静止誘導機器100は、巻線130の外周側において、主鉄心110と副鉄心120とに挟まれている平板部181を含む高さ調整部材180をさらに備えている。これにより、巻線130の内周側および外周側の両方において、鉄心を安定して支持することができる。
さらに、高さ調整部材180は、巻線130の軸心方向から見て、副鉄心120の外周側に位置する平板部181の端部から下方に延在して副鉄心120の外周側の側面を覆う垂下部182をさらに含んでいる。これにより、副鉄心120の軽量化および低損失化を図ることができる。
また、主鉄心110の上面に上側磁気シールド160が設けられていることにより、巻線130の上部から発生する漏洩磁束を遮蔽して、静止誘導機器100の効率を向上できる。
また、主鉄心110の上面に下側磁気シールド170が設けられていることにより、巻線130の下部から発生する漏洩磁束を遮蔽して、静止誘導機器100の効率を向上できる。
なお、主鉄心110の上部および巻線130の各々は、上記の構成と異なる構成を有していてもよい。ここで、本発明の実施の形態1の変形例に係る静止誘導機器について説明する。
図5は、本発明の実施の形態1の変形例に係る静止誘導機器の構成を示す断面図である。図5においては、図2と同一の断面視にて図示している。本変形例に係る静止誘導機器においては、図5に示すように、巻線130mの軸心方向から見て、上端部112mは、上面側に行くにしたがって段階的に幅が狭くなっている。また、巻線130mの軸心方向から見て、巻線130mの内周側における上側磁気シールド160mの幅は、上端部112mの上面の幅より狭くなっている。
本変形例においては、上端部112mおよび上側磁気シールド160mの各々が上記のように構成されているため、上部湾曲部131mの曲率半径を、下部湾曲部132の曲率半径より大きくすることができる。
よって、本発明の実施の形態1の変形例に係る静止誘導機器においては、上部湾曲部131mの曲率半径と、下部湾曲部132の曲率半径とが、互いに異なっている。これにより、上部湾曲部131mおよび下部湾曲部132の各々が、それぞれに有し得る最も大きい曲率半径を有することができる。ひいては、巻線130mの周長をさらに短くすることで、静止誘導機器のさらなる軽量化および低損失化を図ることができる。
また、本変形例においては、巻線130mの上部が1つの上部湾曲部131mのみで構成されている。このように、本発明の実施の形態1の変形例に係る静止誘導機器においては、巻線130mの上部および下部の少なくとも一方が、湾曲部のみで構成されている。これにより、巻線130mの周長をさらに短くすることができ、ひいては、静止誘導機器のさらなる軽量化および低損失化を図ることができる。
実施の形態2.
以下、本発明の実施の形態2に係る静止誘導機器について説明する。本発明の実施の形態2に係る静止誘導機器においては、収容部の構成が、実施の形態1に係る静止誘導機器100と異なる。このため、本発明の実施の形態1に係る静止誘導機器100と同様である構成については説明を繰り返さない。
図6は、本発明の実施の形態2に係る静止誘導機器の構成を示す断面図である。図6においては、図2と同一の断面視にて図示している。本実施の形態において、収容部242は、底部243および第1接続部244のみを含んでいる。すなわち、収容部242は、第2接続部を含んでいない。これにより、本実施の形態に係る静止誘導機器は、さらに軽量化を図ることができる。
実施の形態3.
以下、本発明の実施の形態3に係る静止誘導機器について説明する。本発明の実施の形態3に係る静止誘導機器においては、収容部の底部の形状が主に、本発明の実施の形態1の変形例に係る静止誘導機器と異なる。このため、本発明の実施の形態1の変形例に係る静止誘導機器と同様である構成については説明を繰り返さない。
図7は、本発明の実施の形態3に係る静止誘導機器の構成を示す断面図である。図8は、図7の静止誘導機器のVIII-VIII線矢印方向から見た断面図である。図7においては、図5と同一の断面視にて図示している。
本実施の形態においては、図7に示すように、巻線130mの軸心方向から見て、巻線130mの内周側および巻線130mの外周側の各々において、副鉄心320が、下面側に行くにしたがって段階的に幅が狭くなっている。
巻線130mの軸心方向から見て、底部343は、副鉄心320の幅に対応して、階段状に設けられている。本実施の形態においては、副鉄心320の外周側の下方に位置する部分より、副鉄心320の内周側の下方に位置する部分が、一段階上方に位置している。
なお、底部343は、副鉄心320の外周側から副鉄心320の内周側へ行くにしたがって、複数段階上方に位置するように構成されていてもよい。底部343が複数段階位置するように構成される場合、各段階の間隔は等しくてもよいし、異なっていてもよい。各段階の間隔が等しい場合には、収容部342を容易に製造できる。また、上記の各段階の間隔は、収容部342に副鉄心320を効率よく収容するために、副鉄心320の形状にあわせて設定されることが好ましい。
図8に示すように、副鉄心320の巻線130mの軸心方向における長さは、副鉄心320の下面側に行くにしたがって段階的に短くなっている。巻線130mの軸心方向における副鉄心320の下面の長さは、タンク150のフランジ部同士の間の間隔より長い。
下側磁気シールド370は、底部343の複数段の各々の下面に設けられている。このため、巻線130mの軸心方向から見て、下側磁気シールド370は、副鉄心320の外周側から副鉄心320の内周側へ行くにしたがって段階的に上方に位置するように配置されている。
上記のように、本発明の実施の形態3に係る静止誘導機器においては、巻線130mの軸心方向から見て、底部343は、副鉄心320の外周側から副鉄心320の内周側へ行くにしたがって段階的に上方に位置している。これにより、巻線130mの内周側の下部の内幅が狭い部分にも収容部342を配置することができる。その結果、支持部材140によって、鉄心を支持するスペースを効率的に確保することができる。ひいては、巻線130mの周長をさらに短くして、静止誘導機器の軽量化および低損失化を図ることができる。
なお、高さ調整部材の形状は、上記の形状と異なる形状を有していてもよい。ここで、本発明の実施の形態3の変形例に係る静止誘導機器について説明する。
図9は、本発明の実施の形態3の変形例に係る静止誘導機器の構成を示した断面図である。図9においては、図7と同一の断面視にて図示している。
本発明の実施の形態3の変形例においては、高さ調整部材380mが、突出部383mをさらに含んでいる。突出部383mは、垂下部382mの下端部から副鉄心320の内周側に向かって突出している。これにより、巻線130mの軸心方向から見て、下方に向かうにしたがって幅が段階的に狭くなっている副鉄心320を、安定して支持することができる。
実施の形態4.
以下、本発明の実施の形態4に係る静止誘導機器について説明する。本発明の実施の形態4に係る静止誘導機器においては、収容部の構成が、実施の形態1に係る静止誘導機器と異なる。このため、本発明の実施の形態1に係る静止誘導機器と同様である構成については説明を繰り返さない。
図10は、本発明の実施の形態4に係る静止誘導機器の構成を示す断面図である。図11は、図10の静止誘導機器をXI-XI線矢印方向から見た断面図である。図10においては、図2と同一の断面視にて図示している。本実施の形態において、収容部442は、底部443および第2接続部445のみ含んでいる。すなわち、収容部442は、第1接続部を含んでいない。これにより、本実施の形態に係る静止誘導機器は、さらに軽量化を図ることができる。
実施の形態5.
以下、本発明の実施の形態5に係る静止誘導機器について説明する。本発明の実施の形態5に係る静止誘導機器においては、収容部の底部の形状が主に、本発明の実施の形態4に係る静止誘導機器に係る静止誘導機器と異なる。このため、本発明の実施の形態4に係る静止誘導機器と同様である構成については説明を繰り返さない。
図12は、本発明の実施の形態5に係る静止誘導機器の構成を示す断面図である。図12においては、図10と同一の断面視にて図示している。
本実施の形態においては、図12に示すように、巻線130の軸心方向から見て、巻線130の内周側および巻線130の外周側の各々において、副鉄心520が、下面側に行くにしたがって段階的に幅が狭くなっている。
巻線130の軸心方向から見て、底部543は、副鉄心520の幅に対応して、階段状に設けられている。本実施の形態においては、副鉄心520の外周側の下方に位置する部分より、副鉄心520の内周側の下方に位置する部分が、一段階上方に位置している。
なお、底部543は、副鉄心520の外周側から副鉄心520の内周側へ行くにしたがって、複数段階上方に位置するように構成されていてもよい。底部543が複数段階上方に位置するように構成される場合、各段階の間隔は等しくてもよいし、異なっていてもよい。各段階の間隔が等しい場合には、収容部542を容易に製造できる。また、上記の各段階の間隔は、収容部542に副鉄心520を効率よく収容するために、副鉄心520の形状にあわせて設定されることが好ましい。
下側磁気シールド570は、底部543の複数段の各々の下面に設けられている。このため、巻線130の軸心方向から見て、下側磁気シールド570は、副鉄心520の外周側から副鉄心520の内周側へ行くにしたがって段階的に上方に位置するように配置されている。
上記のように、本発明の実施の形態5に係る静止誘導機器においては、巻線130の軸心方向から見て、底部543は、副鉄心520の外周側から副鉄心520の内周側へ行くにしたがって段階的に上方に位置している。これにより、巻線130の内周側の下部の内幅が狭い部分にも収容部542を配置することができる。その結果、支持部材140によって、鉄心を支持するスペースを効率的に確保することができる。ひいては、巻線130の周長をさらに短くして、静止誘導機器の軽量化および低損失化を図ることができる。
上述した実施の形態の説明において、組み合わせ可能な構成を相互に組み合わせてもよい。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施の形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
100 静止誘導機器、110 主鉄心、111 本体部、112,112m 上端部、120,320,520 副鉄心、130,130m 巻線、130A 高圧コイル、130B 低圧コイル、131,131m 上部湾曲部、132 下部湾曲部、140 支持部材、141 支持板部、142,242,342,442,542 収容部、143,243,343,443,543 底部、144,244 第1接続部、145,445 第2接続部、146 立設部、150 タンク、160,160m 上側磁気シールド、170,370,570 下側磁気シールド、180,380m 高さ調整部材、181 平板部、182,382m 垂下部、383m 突出部、190 補助部材。

Claims (12)

  1. 上下方向に沿う軸心を有する矩形環状の主鉄心と、
    前記主鉄心の下方に位置する矩形環状の副鉄心と、
    前記主鉄心および前記副鉄心の両方に、鎖交するように巻き回された巻線と、
    前記巻線の内周側において前記主鉄心と前記副鉄心との間に位置し、前記主鉄心を支持する支持板部、および、前記巻線の前記内周側において前記副鉄心の下方に位置し、前記支持板部との間に前記副鉄心を収容する収容部を含む、支持部材とを備え、
    前記巻線の軸心方向から見て、前記収容部の、前記上下方向に直交する方向に沿った幅は、前記支持板部の、前記上下方向に直交する方向に沿った幅より狭く、
    前記巻線の前記軸心方向における、前記収容部の長さは、前記支持板部の長さより短い、静止誘導機器。
  2. 前記収容部は、前記主鉄心の軸心方向において前記支持板部に間隔をあけて位置する底部を含む、請求項1に記載の静止誘導機器。
  3. 前記収容部は、前記副鉄心の内周側において前記支持板部と前記底部とを互いに接続する第1接続部をさらに含む、請求項2に記載の静止誘導機器。
  4. 前記収容部は、前記副鉄心の外周側において前記支持板部と前記底部とを互いに接続する第2接続部をさらに含む、請求項2または請求項3に記載の静止誘導機器。
  5. 前記巻線の前記軸心方向から見て、前記底部は、前記副鉄心の外周側から前記副鉄心の内周側へ行くにしたがって段階的に上方に位置している、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の静止誘導機器。
  6. 前記巻線の外周側において、前記主鉄心と前記副鉄心とに挟まれている平板部を含む高さ調整部材をさらに備える、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の静止誘導機器。
  7. 前記高さ調整部材は、前記巻線の前記軸心方向から見て、前記副鉄心の外周側に位置する前記平板部の端部から下方に延在して前記副鉄心の前記外周側の側面を覆う垂下部をさらに含む、請求項6に記載の静止誘導機器。
  8. 前記高さ調整部材は、前記垂下部の下端部から前記副鉄心の内周側に向かって突出した突出部をさらに含む、請求項7に記載の静止誘導機器。
  9. 前記巻線は、上部に位置する上部湾曲部、および、下部に位置する下部湾曲部を含み、
    前記上部湾曲部の曲率半径と、前記下部湾曲部の曲率半径とは、互いに異なる、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の静止誘導機器。
  10. 前記巻線の上部および下部の少なくとも一方は、湾曲部のみで構成されている、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の静止誘導機器。
  11. 前記主鉄心の上面に上側磁気シールドが設けられている、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の静止誘導機器。
  12. 前記収容部の下面に下側磁気シールドが設けられている、請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の静止誘導機器。
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