JPS5838578Y2 - 変圧器 - Google Patents

変圧器

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Publication number
JPS5838578Y2
JPS5838578Y2 JP10440178U JP10440178U JPS5838578Y2 JP S5838578 Y2 JPS5838578 Y2 JP S5838578Y2 JP 10440178 U JP10440178 U JP 10440178U JP 10440178 U JP10440178 U JP 10440178U JP S5838578 Y2 JPS5838578 Y2 JP S5838578Y2
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JP
Japan
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horizontal plate
winding
transformer
thickness
center
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Expired
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JP10440178U
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English (en)
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JPS5522135U (ja
Inventor
伸義 関
克二 祖開
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は変圧器のタンク内に収納゛される巻線および
この巻線を囲む鉄心を・支持するタンク支えの形状が改
良された外鉄形変圧器に関する。
従来、この種の変圧器は第1図および第2図に示すよう
に構成されている。
図にあ・いて、1は巻線、2はこの巻線1を囲むように
配設される鉄心、3は逆T字状を有し巻線トおよび鉄心
2の重量を支持するタンク支え、4はこのタング支え3
の下向に配設される磁気シールド、5,6は上部容器お
よび下部容器で内部に巻線1、鉄心2、タング支え3お
よび磁気シールド4等を収納して変圧器タンク10を構
成している。
上記のように構成された従来の変圧器において、巻線1
および鉄心2はタング支え3で支持され、タング支え3
は鉄心2の長手方向に両端を下部容器6のフランジ而に
載置され下部容器6の側板で支持されている。
タンク支え3の断面形状は逆子字形で均一な厚さの鉄心
下面を受は止める水平板を有している。
また、上記水平板の巻線に対向する面には巻線に負荷電
流を流すことにより生じる漏洩磁束が水平板に侵入して
水平板に過大な渦電流損失を生じ、水平板が過熱するの
を防止する為に磁気シールド4が増付けられている。
今、このタング支え3および磁気シールド4の断面形状
に着目し、斗ずタング支え3にかXる荷重分布について
考えれば、釦よそ第3図に示すような等分布荷重とみる
ことができ、この場合の水平板にか\る曲げモーメント
は、周知の如く第4図に示すように中央部で大きく端部
で小さくなる。
この為、強度的には第4図から明らかな通り、水平板は
巾方向に中心から端部にいくに従い厚さを薄くすること
ができる。
一方、磁気シールド4の断面形状について考えれば、第
5図に示すように漏洩磁束φは巻線に直交する方向に生
ずるので、磁気シールド4の周外側端部には巻線の各1
/4円弧の曲がり部の漏洩磁束が集中する為、この部分
の磁気シールド4の厚さを厚くし内側部を薄くするのが
、漏洩磁束の分布に対応した望オしい形状といえる。
この考案は上記のような実情に鑑みてなされたものでタ
ンク支えの水平板の端部の厚さを中央部の厚さより薄く
することにより安価な変圧器を提供することを目的とし
たものである。
以下、この考案の実施例を第6図に基づいて説明する。
図に釦いて、13はタング支えで逆T字形状を有し、水
平板13aは中央部から両端部へ漸次薄く形成され、図
示しないが従来装置同様水平板13aで巻線1トよび鉄
心2の重量を支持している。
上記のように構成されたタンク支え13を第5図におけ
る従来のタンク支え3と比較すると、水平板と磁気シー
ルド4の合計厚さは、仮に両者の磁気シールド4の断面
積を同一としても水平板中央部の厚さは両者同じでよい
から、水平板13aが薄くなった分に相応して平均すれ
ば薄くなる。
従って上記合計厚さの薄くなった分だけ巻線1の長手方
向を短くできるので、巻線1巻回当りその2倍の長さ縮
少できる。
又、タンク支え13の材質について検討を加えると、普
通鋼を使用した場合、水平板端部の厚さが厚くなると第
5図に釦いてA部に示す水平板端部面に入る漏洩磁束に
よって水平板に生じる渦電流損失が大きくなって過熱が
問題になるので、高価な非磁性鋼板を使用せねばならな
くなるが、端部の板厚が薄く形成されているので、過熱
することもなく普通鋼の使用が可能となる。
なか、水平板13aは第7図に示せように中央部から両
端部へ階段状に薄く形成されていても第6図に釦けると
同様の効果を奏する。
以上説明したようにこの考案は巻線ち−よび鉄心の重量
を支持するタンク支えの水平板の両端部の厚みを薄くし
たことにより、水平板と磁気シールドの合計厚さが薄く
なり、その2倍分巻線の長さを縮少できると共に、水平
板端部面に入る漏洩磁束により発生する渦電流損失によ
る過熱が防止され普通鋼の使用を可能にしたことで巻線
およびタンク支えの原価低減ができ安価な変圧器が提供
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の外鉄漸変圧器の概略構成な示す正面図、
第2図は第1図における外鉄漸変圧器の側面図、第3図
および第4図は第1図における外鉄漸変圧器の主要部を
構成するタング支えの水平板に作用する荷重分布および
曲げモーメントをそれぞれ示す図、第5図は第1図にお
ける外鉄漸変圧器のタンク支えの水平板に付設される磁
気シールド近傍の漏洩磁束の分布を示す図、第6図およ
び第1図はこの考案の一実施例および他の実施例KL−
けるタング支えの形状をそれぞれ示す断面図である。 図において、13はタング支え、13aは水平板である
。 尚、各図中同一符号はそれぞれ同−又は相当部分を示す

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)水平板とこの水平板のほぼ中央部から上方に突出
    する垂直板とを備え、上記水平板の上面で巻線およびこ
    の巻線を囲む鉄心の重量を支持するタングを支えにおい
    て、上記水平板の両端部の厚みを上記中央部の厚みより
    薄くしたことを特徴とする変圧器。
  2. (2)水平板は中央部から両端部へ漸次薄く形成されて
    いることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の変圧器。
  3. (3)水平板は中央部から両端部へ階段状に薄く形成さ
    れていることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の変圧器。
JP10440178U 1978-07-28 1978-07-28 変圧器 Expired JPS5838578Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10440178U JPS5838578Y2 (ja) 1978-07-28 1978-07-28 変圧器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10440178U JPS5838578Y2 (ja) 1978-07-28 1978-07-28 変圧器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5522135U JPS5522135U (ja) 1980-02-13
JPS5838578Y2 true JPS5838578Y2 (ja) 1983-09-01

Family

ID=29045758

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10440178U Expired JPS5838578Y2 (ja) 1978-07-28 1978-07-28 変圧器

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JP (1) JPS5838578Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0512995Y2 (ja) * 1985-10-17 1993-04-06
JP7034022B2 (ja) * 2018-07-11 2022-03-11 三菱電機株式会社 静止誘導機器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5522135U (ja) 1980-02-13

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