JP6505508B2 - 鉛含有耐放射線ガラス及びその製造 - Google Patents

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Description

本発明は、宇宙での使用に適した鉛含有耐放射線ガラス(以下、耐放射線ガラスと称する)に関する。そのような耐放射線ガラスの製造のための方法が更に示される。これら光学ガラスは、耐放射線性であり、300乃至800nmの範囲内で高い透過率を有する。これら耐放射線ガラスは、高UV透過率と、少なくとも5乃至10年に亘る高い放射線耐性、特に、UV及びVIS放射ばかりではなく、1000Gyの総ドーズを持つX線、電子及び陽子放射に関して高い放射線耐性とを持つ高屈折ガラスである。
この発明は、特に宇宙における様々な飛行物体で使用するのに適した、様々なガラスタイプのレンズを有する小型且つ軽量イメージング光学素子の設計のために特別に開発された、nd=1.52乃至1.65の高められた屈折率を有する光学耐放射線ガラスに関する。光学素子の小さな総重量は決定的に重要であり、これは、ミラー光学素子よりもレンズ光学素子を用いた場合に、より容易に実現できる。ミラー光学素子は、透過率の理由で、この光学素子の350nmを下回るUV領域でのイメージング特性が意図される場合に用いられる。各種飛行物体上の金属ハウジングにおいてこれら光学素子を使用した場合、それらは軌道及び時間並びにフライトミッションのタイムポイントに依存して宇宙放射にさらされ、それ故、それらは、透過率に加え、更なる要求を満たさなければならない。特に、それらは、300乃至800nmの範囲内での可能な限り高いUV透過率と、可能な限り高い透過率経年安定性とを有し、コンパクション、ヘイズ又は膜形成により光学素子の応用分野を制限する、材料のエージングの前兆がほぼゼロでなければならない。
これら類のガラスが満足するべき特別な要求がある。地球の周りの500乃至1000kmの低い軌道範囲内での宇宙放射は、電子及び陽子と、それらの物質への衝突によって生じるガンマ放射とから一般になる。宇宙を監視するための光学システムや、地球の表面を監視し且つ測定するための光学システムが、この放射領域に数年に亘ってさらされると、特に、光学素子の金属ハウジングへの衝突による粒子放射の二次放射としての数1000rd(1Gy=100rd)の放射線量を持つガンマ放射もまたガラスシステムと相互作用する。
航空技術に用いられる材料は、この宇宙環境での要求を満たさなければならない。地球周りの宇宙における軌道では、材料は、無重力、極度な温度、温度変動、真空、微細隕石、超高層大気からの粒子放射及び電磁高エネルギー放射にさらされる。
惑星間物質中の最も重要なガスは、惑星系の内部領域からの陽子としてのイオンを部分的に生じる中性水素である。また、地球−太陽間距離(1.5×1011m)には、約5cm−3の周波数を持つ自由電子が存在する。地球の放射線環境は、これら荷電粒子及び重い高エネルギー粒子と、全電磁スペクトルのフォトンとを含んでいる。
光学素子を宇宙船の外側で用いると、前述した全ての種類の放射線の全てが、光学システムに負の結果を伴う影響を直接及ぼすかもしれない。この一次放射線が例えば光学カメラのハウジングに影響すると、ガンマ放射が高い動作範囲で光学材料中に生じ、既知の色中心が形成され、透過率損失が増加する。
ドライ推力は、スペースミッションにおける飛行物体の出発段階で、光学素子に害を及ぼすので、光学素子の1つのレンズの幾何は約150mmの径及び約50mmの最大厚さに制限される。
宇宙用の光学素子の設計については、非常に多様な光学ポジション(屈折率/分散)を有している光学ガラスと、選択が極めて制限されたセリウム安定化放射線保護ガラスとの、基本的には2つの材料クラスが入手可能である。Cer安定化放射線保護ガラスにおいて、ガラスに組み入れられるイオンCe3+/Ce4+は、放射線暴露による退色を妨げる。なぜならば、それは、電子スカベンジャ(Ce4+)及び電子ドナー(Ce3+)の双方として作用することができるからである。セリウム安定化放射線保護ガラスは、それらの好ましくない透過率特性のせいで光学ガラスとして使用できない。
光学ガラス及びセリウム安定化放射線保護ガラスの双方のガラス種とも、スペースミッション用のUV透過率を持つ安定光学素子には適切ではない。なぜならば、特に、本質的に耐放射線ではない光学ガラスは、宇宙の放射領域における300乃至800nmのUV−VIS範囲内でエージング特性を示し、光学素子のイメージング特性は着々と増加する退色を通じてミッションの時間に亘って負に変化し、従って、ミッションの目標が危うくなるかもしれない。
第2群の材料は耐放射線であるが、その透過率は、安定化剤CeOの強い自己吸収によって既に制限されている。これは、1質量%の低ドーピングレートで、直ちに極性を与えるカチオンを有するガラスに当てはまる。
使用のためにはUV及び可視波長での高透過率が必要であるため、本質的には耐放射線ではない材料のみが成分として用いることができる。この場合、光学素子は、対象とするシールディングによって、放射から構造的に保護されねばならず、これは、宇宙船における追加の容積と、ミッションのための追加の質量とを意味する。
それ故、本発明の目的は、耐放射線であり、300乃至800nmの範囲内で高透過率を有する光学ガラスを提供することにある。
本発明の目的は、特には、高UV透過率と、少なくとも5乃至10年に亘る高い放射線耐性、特に、UV及び可視放射ばかりではなく、1000Gyの総ドーズを持つX線、電子及び陽子からなる宇宙の典型的放射線領域に対して高い放射線耐性とを持つ高屈折耐放射線ガラスの提供である。
10mmの厚さを持つレンズ材料の光学特性の低下は、この場合、400乃至450nmの近UVスペクトル範囲内で10%の最大透過率損失を超えるべきではない。この目的は特許クレームの主題によって解決される。
この目的は、特には、質量パーセントで表される次の成分を含む耐放射線ガラスによって特に解決される。
SiO 5−65
0−40
Al 0−12
PbO 25−50
Na 0− 8
0−20
本発明に従って放射線耐性を確実にするために、CeO,MoO,Bi,WO,AgO,SnO,Sb及びAsからなる群より選ばれる少なくとも3つのドーピング剤が含まれる。これらのドーピング剤の合計は、ガラスの少なくとも0.1質量パーセントである。様々な可能な組合せでの前述のドーピング剤の組み入れは、望ましい効果をもたらすことを示した。この含有量が0.1質量パーセントより低いとき、この効果は観測できない。
ここにおける記述で“%”又は“パーセント”が言及されるとき、分からない場合には、“質量%”を意味している。
耐放射線ガラスは、好ましくは500ppmより高い含有量でTiOを含む。その1つの理由は、チタン酸化物は、耐放射線ガラスのUV耐性を実質的に改良するからである。他の好ましい態様において、その含有量は1000ppmより高いか又は等しい。しかし、TiOは、吸収により、特にUV端で光学ガラスの透過率特性を劣化させるかもしれないことを考慮すべきである。それ故、耐放射線ガラスのTiO含有量は、好ましくは、多くても1質量パーセントである。
製造方法において、ガラス溶融物は、好ましくは、清澄剤が耐放射線ガラス組成に合わせて選択される清澄プロセスに供される。清澄剤は、好ましくは、Sb,As,CeO,SnO,F,Cl及び硫黄から選択され、これらは好ましくは1パーセントまでの質量割合で用いられる。耐放射線ガラスがCeOを含まない場合、清澄剤は、好ましくは、Sb,As,F,Cl及び硫黄から選択され、これらは好ましくは0.5%までの質量割合で用いられる。耐放射線ガラスがCeOを含む場合、清澄剤は、好ましくは、CeO,SnO,F,Cl及び硫黄から選ばれ、これらは好ましくは1%までの質量割合で用いられる。清澄プロセスは、好ましくは、0.01質量パーセント未満の割合での少量のSb及び/又はAsの添加によって支援してもよい。清澄プロセスの前述した好ましい供給が満たされると、高品質耐放射線ガラスの製造が促進される。耐放射線ガラスの好ましい態様において、硝酸塩化合物が追加の清澄剤として用いられる。それらは、従来の清澄剤が少量でのみ使用できるときのみに、清澄プロセスを特に促進する。有利には、それらは耐放射線ガラスの透過率特性を損なわない。
耐放射線ガラスは、好ましくは、少なくとも40質量%のSiOを含む。SiOは、良好な安定性が重要な基準である場合に、優れたガラス形成剤である。それ故、好ましい態様は、少なくとも45質量%のSiOを更に含む。しかし、SiOの含有量はあまりにも高く選ぶべきではない。なぜならば、そうでなければ、光学用途にとって適切な屈折率が得られなくなるからである。それ故、耐放射線ガラスは、好ましくは、SiOを多くても62質量%の量で含むべきである。
耐放射線ガラスは、好ましくは、多くても4質量%のBを含む。この成分は、耐放射線ガラス中で融剤及び網目形成剤として用いられる。SiOとは対照的に、それは低量でのみ含まれる。なぜならば、それは、高耐性と共に所望の光学特性を調節するのに適していないからである。それ故、好ましい態様はBフリーである。
同じことがアルミニウム酸化物にも当てはまり、それは、好ましくは、Alを多くても2質量%の量で含む。好ましい態様はAlフリーである。
耐放射線ガラスは、好ましくは、多くても5質量%のZrOを含む。あまりにも多いZrO含有量は耐放射線ガラスの粘度を増大させ、従って、その加工性を損なうであろう。それ故、好ましい態様はZrOフリーである。同じことはZnO及びCaOにも当てはまり、それらは、好ましくは、多くても5質量%の量で耐放射線ガラスに含まれる。好ましい態様はZnO及び/又はCaOフリーである。
耐放射線ガラスは、好ましくは、多くても45質量%のPbOを含む。この成分は、耐放射線ガラスの必須成分であり、要求される屈折率及び分散を達成することを可能とする。それ故、耐放射線ガラスの高比率はPbOで構成されるが、この比率はあまりにも高くなるべきではない。なぜならば、そうでなければ、耐放射線ガラスの安定性は負の影響を受けるであろう。好ましい態様において、本発明に係る耐放射線ガラスは多くても35質量%のPbOを含む。PbO及びSiOは、耐放射線ガラスの一般的な特性、即ち光学ポジション及び耐性に対して責任を負っており、これらの成分の合計は好ましくは75乃至95質量%の範囲内である。さもなければ、この場合、他の成分に依存するが、好ましい特性は達成できないかもしれない。好ましくは、この合計は、多くても85及び95質量%のSiO及びPbOである。
耐放射線ガラスの正確な組成の調節は、0.9乃至2.5のPbOに対するSiOの比率の質量比が実現される場合、好ましい態様では、非常に容易に行うことができる。更に好ましくは、PbOに対するSiOの比率のこの質量比は、>1から2.5までであるべきである。この質量比があまりにも高いと、所望の屈折率をしばしば達成できず、一方、低すぎる比は、しばしば、耐放射線ガラスを適切な安定性で製造することを可能としない。
耐放射線ガラスは、合計で0乃至28質量%のアルカリ金属酸化物を含む。更に好ましい態様において、この合計は7乃至28質量%である。アルカリ金属酸化物は、ガラスの溶融温度を下げ、それ故、それらは好ましくは耐放射線ガラス中に含まれる。しかしながら、この含有量があまりにも高く選ばれるならば、安定性及び粘度が低いガラスが得られる。好ましくは、本発明に係る耐放射線ガラスは、NaO及びKOの双方を含む。それによって、次の値が好ましくは考慮されるべきである。
耐放射線ガラスは、多くても6.5質量%のNaO、更に好ましくは多くても5質量%のNaOを含むべきである。
耐放射線ガラスは、多くても10質量%のKO、更に好ましくは多くても8.5量%のKOを含むべきである。
耐放射線ガラスは、好ましくは、合計で多くても0乃至5質量%のアルカリ土類金属酸化物を含む。これらは、ガラスの粘度−温度プロファイルの調節のために使用される。しかし、それらがあまりも高い比率で用いられる場合、耐放射線ガラスの粘度があまりにも低くなり、それ故好ましい態様は、多くても0乃至1質量%のアルカリ土類金属酸化物のみを含む。特に好ましい態様は、アルカリ土類金属酸化物フリーである。
本発明に係る耐放射線ガラスの望ましい長期放射安定性は、適切なドーピング剤が添加される場合にのみ達成できる。好ましい態様は、群CeO,As,Sb及びSnOの1つ以上のドーピング剤を含む。好ましくは、耐放射線ガラス中でのそれらの総量は、少なくとも0.15質量%である。前述のドーピング剤の質量%での個々の含有量の好ましい上限は以下の通りである。
CeO
As 0.02
Sb 0.3
SnO 0.5
更に好ましい上限は、
CeO 0.5
As
Sb 0.25
SnO 0.3である。
最も好ましい上限は、
CeO 0.35
As
Sb 0.2
SnO 0.2である。
発明者らは、これらのドーピング剤は、耐放射線ガラス中での放射線誘起レドックスプロセスを低減し、従って、例えば宇宙の攻撃的な環境中での長期安定性を改善すると仮定している。しかし、あまりにも高い比率は、耐放射線ガラスの透過率特性に対して負に影響を及ぼすであろう。
好ましい耐放射線ガラスは、少なくとも0.001質量%の総量で群CuO及びAgOの1つ以上のドーピング剤を更に含む。前述のドーピング材の質量%での含有量の個々の好ましい上限は、以下の通りである。
CuO 0.002
Ag 0.2
更に好ましい上限は、
CuO 0.0015
Ag 0.15である。
最も好ましい上限は、
CuO 0
Ag 0.1である。
これらのドーピング剤の比率は、あまりにも高くすべきではない。なぜならば、そうでなければ、それらは透過率に対して負に影響を及ぼすからである。これらドーピング剤の利点は、それらが一方では光を吸収し、他方では生じた欠陥中心を自発的に修復し、透過率に対する消極的な影響はもはや見ることができないことである。
好ましい耐放射線ガラスは、少なくとも0.1質量%の総量で群MoO,Bi及びWOの1つ以上のドーピング剤を更に含む。
前述のドーピング剤の質量%での個々の好ましい上限の含有量は、以下の通りである。
MoO 0.5
Bi 0.5
WO
更に好ましい上限は、
MoO 0.3
Bi 0.3
WO 0.5である。
最も好ましい上限は、
MoO 0.2
Bi 0.2
WO 0.3である。
これら3つのドーピング剤は、良好な分極率を有している。発明者らは、この性質は、入射放射線がこれらの酸化物によって捕獲され、ガラス中に欠陥を生じさせることなしに、振動として格子に伝えられる(放射せずに緩和)という効果をもたらすと仮定している。あまりにも高いこれらの成分量は、透過率の損失をもたらす。
本発明に係る耐放射線ガラスは、好ましくは着色性イオンフリーである。なぜならば、これらイオンは透過率を損なうからである。これは、特に、鉄、ニッケル及びコバルト化合物に当てはまる。
本発明に係る耐放射線ガラスは、宇宙での使用に適している。有利には、それらはレンズ光学素子に用いることができる。
本発明に係る好ましい態様は質量%で次の成分を含む耐放射線ガラスに関する。
SiO 40−65
0− 4
Al 0− 2
PbO 25−50
Na 0− 8
0−20
CeO 0− 1
Sb 0− 1
ここで、成分Sb,As,CuO,AgO,Bi,WO及びSnOの比率の合計は0.1乃至2質量%であり、成分CeO,MoO,Bi,WO,AgO,SnO,Sb及びAsの比率の合計は0.1乃至2質量%であり、Bi,WO及びMoOの含有量は合計で1000ppmより高い。
ここで述べられる耐放射線ガラスは、宇宙での使用のための光学システムの構築に対して非常に適している。従って、本発明は、宇宙での光学システムの成分として前述の耐放射線ガラスの使用である。
本発明によれば、耐放射線ガラスは、65.2質量%の程度までは、成分SiO,B,Al,PbO,NaO,KO,CeO,Sb,As,CuO,AgO,Bi,WO,SnO,MoO及びTiOからなることが好ましい。好ましくは、耐放射線ガラスは、少なくとも75%、より好ましくは少なくとも85%、より好ましくは少なくとも95%、最も好ましくは少なくとも99%の程度までは前述の成分からなる。それによって、本発明に係る耐放射線ガラスが要求される特性を有することが保証される。
本発明に係る好ましい態様の耐放射線ガラスは、ここで述べていない成分を一般には含んでいない。“一般には含んでいない”は、この場合、耐放射線ガラスが一般には含んでいない成分は、耐放射線ガラス中に、意図的な及び/又は目的がはっきりとした添加成分としてではなく、不純物としてのみ存在していることを意味する。
この発明は、前述の耐放射線ガラスの製造方法に更に関する。この方法は、次の工程:
・ガラス成分を混合すること、
・混合物を1050乃至1200℃の温度で溶融させること、及び
・溶融物を1230乃至1350℃の温度で清澄すること
を含む。
耐放射線ガラスの製造は、好ましくは、石英るつぼにおいて行われる。なぜならば、他のるつぼは耐放射線ガラスに不純物を導くからである。

Figure 0006505508
*10mm厚のサンプルに対する透過率;指数v:放射前;指数n;放射後
比較のために多数の実験が行われた。1.5krdのドーズ(10時間に亘るX線放射40kV)での放射後に、透過率は約10%のオーダーで低下し、一方、ドーピング剤なしのガラスの場合、透過率低下は約25%であったことを確認した。
以下に、当初の特許請求の範囲に記載していた発明を付記する。
[1]
質量%で次の成分:
SiO 5−65
0−40
Al 0−12
PbO 25−50
Na 0− 8
0−20
を含む宇宙用ガラスであって、
前記ガラスはCeO,MoO,Bi,WO,AgO,SnO,Sb及びAsからなる群より選ばれる少なくとも3つのドーピング剤を含み、これらのドーピング剤は合計で前記宇宙用ガラスの少なくとも0.1質量%である宇宙用ガラス。
[2]
前記宇宙用ガラスは500ppmより高いTiO含有量を更に有する項1に記載の宇宙用ガラス。
[3]
TiO含有量は1質量%を超えない先行する項の1以上に記載の宇宙用ガラス。
[4]
前記ガラスは少なくとも40質量%のSiOを含む先行する項の1以上に記載の宇宙用ガラス。
[5]
前記ガラスは多くても62質量%のSiOを含む先行する項の1以上に記載の宇宙用ガラス。
[6]
前記ガラスは多くても4質量%のBを含む先行する項の1以上に記載の宇宙用ガラス。
[7]
前記ガラスは多くても2質量%のAlを含む先行する項の1以上に記載の宇宙用ガラス。
[8]
前記ガラスは多くても5質量%のZrOを含む先行する項の1以上に記載の宇宙用ガラス。
[9]
前記ガラスは多くても5質量%のZnOを含む先行する項の1以上に記載の宇宙用ガラス。
[10]
前記ガラスは多くても5質量%のCaOを含む先行する項の1以上に記載の宇宙用ガラス。
[11]
前記ガラスは多くても45質量%のPbOを含む先行する項の1以上に記載の宇宙用ガラス。
[12]
前記ガラスは多くても6.5質量%のNaOを含む先行する項の1以上に記載の宇宙用ガラス。
[13]
前記ガラスは多くても10質量%のKOを含む先行する項の1以上に記載の宇宙用ガラス。
[14]
前記ガラスは合計で多くても75乃至95質量%のSiO及びPbOを含む先行する項の1以上に記載の宇宙用ガラス。
[15]
前記ガラスは0乃至2.5のPbOに対するSiOの比率の質量比を有する先行する項の1以上に記載の宇宙用ガラス。
[16]
前記ガラスは合計で多くても0乃至28質量%のアルカリ金属酸化物を含む先行する項の1以上に記載の宇宙用ガラス。
[17]
前記ガラスは合計で多くても0乃至5質量%のアルカリ土類金属酸化物を含む先行する項の1以上に記載の宇宙用ガラス。
[18]
前記ガラスは少なくとも0.15質量%の総量で群CeO,As,Sb及びSnOの1つ以上のドーピング剤を含む先行する項の1以上に記載の宇宙用ガラス。
[19]
次のドーピング剤は以下に与えられる値以下である質量%の割合で添加されている先行する項の1以上に記載の宇宙用ガラス。
CeO
As 0.02
Sb 0.3
SnO 0.5
[20]
前記ガラスは少なくとも0.001質量%の総量で群CuO及びAgOの1つ以上のドーピング剤を含む先行する項の1以上に記載の宇宙用ガラス。
[21]
次のドーピング剤は以下に与えられる値以下である質量%の割合で添加されている先行する項の1以上に記載の宇宙用ガラス。
CuO 0.002
Ag 0.2
[22]
前記ガラスは少なくとも0.1質量%の総量で群MoO,Bi及びWOの1つ以上のドーピング剤を含む先行する項の1以上に記載の宇宙用ガラス。
[23]
次のドーピング剤は以下に与えられる値以下である質量%の割合で添加されている先行する項の1以上に記載の宇宙用ガラス。
MoO 0.5
Bi 0.5
WO
[24]
前記ガラスは硝酸塩化合物を追加の清澄剤として含む先行する項の1以上に記載の宇宙用ガラス。
[25]
前記ガラスは鉄、ニッケル及びコバルト化合物フリーである先行する項の1以上に記載の宇宙用ガラス。
[26]
宇宙での光学システムの成分としての項1乃至24の何れか1項に記載の宇宙用ガラスの使用。
[27]
a.前述の成分を混合する工程と、
b.それによって得られた混合物を溶融させる工程と
を含む項1乃至24の何れか1項に記載のガラスの製造方法。

Claims (15)

  1. 質量%で次の成分:
    SiO 5−65
    0−40
    Al 0−12
    PbO 25−50
    Na 0− 8
    0−20
    を含む300乃至800nmの範囲内で高透過率を有する耐放射線ガラスであって、
    前記ガラスはCeO,MoO,Bi,WO,AgO,SnO,Sb及びAsからなる群より選ばれる少なくとも3つのドーピング剤を含み、これらのドーピング剤は合計で前記ガラスの少なくとも0.1質量%であり、
    MoO,Bi及びWOの質量%での量の上限は、
    MoO 0.3
    Bi 0.3
    WO 0.5
    であり、
    TiOの量は多くても1質量%であり、CeO の最大量は1質量%であり、Asの最大量は0.02質量%であり、ガラスは、少なくとも65.2重量%が、成分SiO ,B ,Al ,PbO,Na O,K O,CeO ,Sb ,As ,CuO,Ag O,Bi ,WO ,SnO ,MoO 及びTiO からなる耐放射線ガラス。
  2. 着色性イオンフリーである請求項1に記載のガラス。
  3. 鉄、ニッケル及びコバルトフリーである請求項1に記載のガラス。
  4. アルカリ土類金属酸化物の量は0乃至5質量%である請求項1乃至3の何れか1項に記載のガラス。
  5. アルカリ土類金属酸化物の量は0乃至1質量%である請求項1乃至3の何れか1項に記載のガラス。
  6. アルカリ金属酸化物の量は0質量%超28質量%以下である請求項1乃至5の何れか1項に記載のガラス。
  7. 前記ガラスは多くても4質量%のBを含む請求項1乃至6の何れか1項に記載のガラス。
  8. 前記ガラスは多くても2質量%のAlを含む請求項1乃至7の何れか1項に記載のガラス。
  9. 前記ガラスは多くても5質量%のZnOを含む請求項1乃至8の何れか1項に記載のガラス。
  10. 前記ガラスは多くても5質量%のCaOを含む請求項1乃至9の何れか1項に記載のガラス。
  11. 前記ガラスは合計で75乃至95質量%のSiO及びPbOを含む請求項1乃至10の何れか1項に記載のガラス。
  12. 前記ガラスは0.9乃至2.5のPbOに対するSiOの比率の質量比を有する請求項1乃至11の何れか1項に記載のガラス。
  13. 前記ガラスは少なくとも0.15質量%の総量で群CeO,As,Sb及びSnOの1つ以上のドーピング剤を含む請求項1乃至12の何れか1項に記載のガラス。
  14. 前記ガラスは硝酸塩化合物を追加の清澄剤として含む請求項1乃至13の何れか1項に記載のガラス。
  15. a.前述の成分を混合する工程と、
    b.それによって得られた混合物を溶融させる工程と
    を含む請求項1乃至14の何れか1項に記載の耐放射線ガラスの製造方法。
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